JP6669301B1 - 融解装置、融解方法、二重管 - Google Patents
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Abstract
Description
、物質Mと温水Pとの熱交換を行うために、吐出口205の形成された第二管203の内部に、第三管206及び第四管20を配置する必要がある。したがって所望量の融解液を第二管203の内部に流して吐出口205から吐出させるために、第二管203の径を大きくする必要がある。その結果、フレキシブルタンクTに取り付けられているバルブの孔に、熱交換器200を挿入できない事態が生じ得る。この場合には、熱交換器200をタンクTに取り付けるために、例えば、既設のバルブをタンクTから取り外し、その代わりに、孔の大きな特注のバルブをタンクTに取り付けて、このバルブの孔に熱交換器200を挿入するような作業が必要とされ、この作業のために多大な手間とコストを要する虞がある。
前記タンクの壁に取り付けられる吸引管と、
前記タンクの壁に取り付けられる吐出管と、
前記タンクの外側に配置される循環流路とを備え、
前記吸引管の内部を介して、前記タンクの内部と前記循環流路の一端の内部とが連通し、前記吐出管の内部を介して、前記タンクの内部と前記循環流路の他端の内部とが連通し、
前記循環流路の途中位置にはポンプが設けられており、当該ポンプを駆動させることで、前記タンクの内部に存在する前記物質の融解液を、前記吸引管の内部に吸引して、前記循環流路で循環させて前記吐出管の内部から前記タンクの内部に吐出することが可能であり、前記吐出管の内部の全体が、前記融解液の流路として使用される融解装置。
前記吸引管の内部における前記吐出管の外側の空間を介して、前記タンクの内部と循環流路の一端の内部とが連通する項1に記載の融解装置。
前記ホッパーは、開閉弁を介して前記循環流路に接続される、項1又は2に記載の融解装置。
前記ホッパー内に前記物質が投入された状態で、前記金属管の内部に蒸気或いは温水を流すことで、前記ホッパー内に投入された前記物質を融解させて、前記融解液が前記ホッパー内に貯留された状態にすることが可能である、項3に記載の融解装置。
前記一次側ホッパーは、一次側開閉弁を介して前記循環流路におけるポンプの一次側に
接続され、
前記二次側ホッパーは、二次側開閉弁を介して前記循環流路におけるポンプの二次側に接続され、
前記ポンプとして、流体の圧送方向を逆にすることの可能なポンプが設けられている、項3又は4に記載の融解装置。
前記ノズル部は、前記循環流路を介して送られる前記融解液を前記ディフューザー部の内部に噴射し、
前記ディフューザー部は、前記ノズル部から前記融解液が噴射されることで生じる圧力減少によって、前記タンク内に存在する前記融解液を吸引して、当該吸引した前記融解液を、前記ノズル部から噴射された前記融解液と共に、前記タンクの内部に噴射する項1乃至12のいずれかに記載の融解装置。
前記タンク内で凝固した物質の一部を取り出す工程と、
前記タンク内から取り出した物質を融解することで得られる融解液を、前記ホッパー内に貯留させる工程と、
前記開閉弁を開にした状態で、前記ポンプを駆動させることで、前記ホッパーに貯留させた前記融解液を、前記循環流路を介して前記吐出管の内部に供給し、前記吐出管の先端
の開口から前記タンクの内部へ吐出させることで、前記タンクの内部に存在する前記物質のうち、前記吐出管の近傍に存在する前記物質を融解させて、前記融解液にする工程と、
前記開閉弁を閉にした状態で、前記ポンプを駆動させることで、前記タンクの内部に存在する前記融解液を、前記吸引管の内部に吸引し、前記循環流路を介して前記吐出管の内部に供給し、前記吐出管の先端の開口から前記タンクの内部へ吐出させることで、前記タンクの内部に未融解の状態で存在する前記物質を融解させる工程とを有する融解方法。
外管と、
前記外管の内部を通過する内管とを備え、
前記外管の内部における前記内管の外側の空間を介して、前記タンクの内部と循環流路の一端の内部とが連通し、前記内管の内部を介して、前記タンクの内部と前記循環流路の他端の内部とが連通し、
前記循環流路の途中位置に設けられたポンプを駆動させることで、前記タンクの内部に存在する前記物質の融解液を、前記外管の内部における前記内管の外側の空間に吸引して、前記循環流路で循環させて前記内管の内部から前記タンクの内部に吐出することが可能であり、前記内管の内部の全体が前記融解液の流路として使用される二重管。
前記カップリングは、筒状のカップリング本体と、当該カップリング本体に傾動自在に取り付けられるレバーとを備え、
前記カップリング本体の基端側は、前記外管の先端側に被装され、
前記レバーを傾動させることで、前記カップリング本体の内部に突出する前記レバーの範囲を小さくすることができ、前記レバーを逆方向に傾動させることで、前記カップリング本体の内部に突出する前記レバーの範囲を大きくすることができ、
前記内管は、前記外管の内部及び前記カップリング本体の内部を通過するものであり、前記基端管の内部は、前記外管の内部における前記内管の外側の空間に連通し、
前記内管の基端側は、前記外管の基端側の位置から延び出ており、前記外管の基端側の位置では、前記外管と前記内管との間の間隙が、環状部材によって塞がれ、
前記内管の先端側は、前記カップリング本体の先端から延び出ている、項17に記載の二重管。
前記第一部材は、前記外管の基端側と、前記環状部材と、前記内管とを備え、
前記第二部材は、前記外管の先端側と、前記カップリングとを備え、
前記外管の基端側には第一フランジが設けられ、前記外管の先端側には第二フランジが設けられており、
前記第一フランジ及び前記第二フランジは、それぞれ前記外管の径外側に突出するものであって、前記外管の周方向に延びており、
前記第一フランジと前記第二フランジとを突き合わせてボルトで締結することで、前記第一部材と前記第二部材とが組み合わされて前記二重管が形成され、前記ボルトの締結を解除することで、前記二重管を前記第一部材と前記第二部材とに分解可能とされる項18に記載の二重管。
外管2及び内管3は、ステンレス等の金属、或いは樹脂から形成される(図示例では、外管2及び内管3は、ステンレス(SUS304 JIS5K)から形成されている)。
体10の内部に突出する範囲を大きくすることができる。
1を省略して、内管3の基端を、第二開閉弁31が設けられる直管4b-2に、螺子等で
接続してもよい。
り、筒体52の周方向に延びる。
側ホッパー43Aに投入された物質Mが融解して、ホッパー43A内に融解液Maが貯留した状態となる。
態で、ポンプ5を正転駆動させることで、タンクTの内部に存在する融解液Maを、吸引管2の内部に吸引して、循環流路4を循環させて吐出管3の内部に供給し、吐出管3の開口3sからタンクTの内部へ吐出させることが行われる(ステップS104)。このステップS104が実施される間では、タンクT内に吐出された融解液Maの熱によって、タンクT内に未融解の状態で存在する物質Mが融解する。より詳細にはステップS104では、先に吐出管3から吐出された融解液Maと、その融解液Maの熱によって融解した融解液Maとが、吸引管2に吸引されて吐出管3から吐出されることが繰り返される。これにより、吐出管3から吐出される融解液Maの量(つまり吸引管2から吸引される融解液Maの量)が時間経過に伴い増加して、タンクT内で物質Mが融解される範囲が吐出管3の近傍から徐々に拡大していく(図2)。
る。或いは、加熱手段70は、電気抵抗で発熱する導体が設けられたヒーターパッドとされる。上記の加熱手段70(管体或いはヒーターパッド)を設ければ、加熱手段70が発する熱によって、タンクT内の物質Mが加熱されて物質Mが融解することに加えて、その融解した高温の液が吸引管2から吸引されて吐出管3からタンクT内に吐き出されることで、タンクT内で凝固した物質Mを早期に融解させることができる。
荏原製作所製のLDP型ラインポンプ(50LPD62.2A)を使用できる。
キシブルタンクTが使用される場合には、フレキシブルタンクTに設けられる安全弁から、タンクT内に吐出された気体を排出できる。
する実験を行った。以下、本実験について説明する。
、タンクTを20℃の室内に3日間放置して、タンクT内の油を凝固させた。そして、タンクTの孔からハンドドリルをタンクT内に挿入して、ハンドドリルの回転で凝固した油の一部を削り取り、油に孔を空けた。ついで、その孔に吐出管3の先端部が入るように二重管6をタンクTに取り付けるとともに、二重管6に循環流路4を接続した。ついで、削り取った油を一次側ホッパー43Aに投入して融解させた。この後、70℃〜80℃の温水を0.7m3/hの流量でベンリー管(加熱手段70)の内部に通水することを開始するとともに、第一開閉弁30を閉、第二開閉弁31及び第三開閉弁44Aを開とした状態で、ポンプ5を駆動させて、ホッパー43A内の融解液MaをタンクT内に吐出させた。この後、タンクT内に存在する融解液Maを吸引してタンクT内に吐出するために、第一開閉弁30を開にした。そして、ベンリー管に通水することを開始した時刻(以下、通水開始時刻)から4時間経過後及び5時間経過後における融解液Maの温度やタンクT内の状態を確認した。
℃の室内に3日間放置して、タンクT内の油を凝固させた。そして、70℃〜80℃の温水を0.7m3/hの流量でベンリー管の内部に通水することを開始した。そして、ベンリー管に通水することを開始した時刻(以下、通水開始時刻)から4時間経過後及び5時間経過後における融解液Maの温度やタンクT内の状態を確認した。
)。
2 吸引管(外管)
3 吐出管(内管)
3a 内管の基端側
4 循環流路
4a 循環流路の一端
4b 循環流路の他端
5 ポンプ
6 二重管
7 カップリング
8c 外管本体の先端側(外管の先端側)
10 カップリング本体
10a カップリング本体の先端側
11A,11B レバー
22 第一フランジ
23 第二フランジ
43 ホッパー
43A 一次側ホッパー
43B 二次側ホッパー
44 第三開閉弁(開閉弁)
44A 一次側第三開閉弁(一次側開閉弁)
44B 二次側第三開閉弁(二次側開閉弁)
70 加熱手段
M 物質
Ma 物質の融解液、
T タンク
Claims (19)
- タンクの内部に貯蔵される物質を融解させるために、物質の融解液を前記タンクの内部に吐出する融解装置であって、
前記タンクの壁に取り付けられる吸引管と、
前記タンクの壁に取り付けられる吐出管と、
前記タンクの外側に配置される循環流路とを備え、
前記吸引管の内部を介して、前記タンクの内部と前記循環流路の一端の内部とが連通し、前記吐出管の内部を介して、前記タンクの内部と前記循環流路の他端の内部とが連通し、
前記循環流路の途中位置にはポンプが設けられており、当該ポンプを駆動させることで、前記タンクの内部に存在する前記物質の融解液を、前記吸引管の内部に吸引して、前記循環流路で循環させて前記吐出管の内部から前記タンクの内部に吐出することが可能であり、前記吐出管の内部の全体が、前記融解液の流路として使用され、
前記物質は、ワックス或いは油脂であり、
前記タンクは、ビニール製或いは金属製であり、内部に貯蔵された物質を冷却するための冷却手段を有していない融解装置。 - 大径の前記吸引管の内部に、小径の前記吐出管が配置されており、
前記吸引管の内部における前記吐出管の外側の空間を介して、前記タンクの内部と循環流路の一端の内部とが連通する請求項1に記載の融解装置。 - 物質の融解液を貯留可能なホッパーをさらに備え、
前記ホッパーは、開閉弁を介して前記循環流路に接続される、請求項1又は2に記載の融解装置。 - 前記ホッパーの外周面には金属管が巻き付けられており、
前記ホッパー内に前記物質が投入された状態で、前記金属管の内部に蒸気或いは温水を流すことで、前記ホッパー内に投入された前記物質を融解させて、前記融解液が前記ホッパー内に貯留された状態にすることが可能である、請求項3に記載の融解装置。 - 前記ホッパーとして、一次側ホッパーと、二次側ホッパーとが設けられ、
前記一次側ホッパーは、一次側開閉弁を介して前記循環流路におけるポンプの一次側に接続され、
前記二次側ホッパーは、二次側開閉弁を介して前記循環流路におけるポンプの二次側に接続され、
前記ポンプとして、流体の圧送方向を逆にすることの可能なポンプが設けられている、請求項3又は4に記載の融解装置。 - 前記タンクの壁に埋設される加熱手段を備える請求項1乃至5のいずれかに記載の融解装置。
- 前記タンクの外側に配置されて、前記タンクの壁に当接する加熱手段を備える請求項1乃至5のいずれかに記載の融解装置。
- 前記タンクの内部に配置される加熱手段を備える請求項1乃至5のいずれかに記載の融解装置。
- 前記加熱手段は、温水或いは蒸気が内部に流される管体である請求項6乃至8のいずれかに記載の融解装置。
- 前記加熱手段は、電気抵抗で発熱する導体が設けられたパッドである請求項6乃至9のいずれかに記載の融解装置。
- 前記吐出管の内部から前記タンクの内部に吐出された前記融解液が、前記加熱手段の位置に向かうように、前記吐出管の向きが調整されている、請求項6乃至10のいずれかに記載の融解装置。
- 前記循環流路の途中位置に設けられて、前記循環流路を流れる融解液を加熱する融解液加熱手段を備える請求項1乃至11のいずれかに記載の融解装置。
- 前記吐出管は、ノズル部及びディフューザー部を備えるミキシングエジェクターから構成されており、
前記ノズル部は、前記循環流路を介して送られる前記融解液を前記ディフューザー部の内部に噴射し、
前記ディフューザー部は、前記ノズル部から前記融解液が噴射されることで生じる圧力減少によって、前記タンク内に存在する前記融解液を吸引して、当該吸引した前記融解液を、前記ノズル部から噴射された前記融解液と共に、前記タンクの内部に噴射する請求項1乃至12のいずれかに記載の融解装置。 - 前記吐出管の先端には、前記融解液をスプレー状に噴射するスプレーノズルが取り付けられる請求項1乃至12のいずれかに記載の融解装置。
- 加熱された気体を前記循環流路に供給可能な気体供給手段をさらに備える請求項1乃至14のいずれかに記載の融解装置。
- 請求項3に記載の融解装置を用いて、タンクの内部に貯蔵される物質を融解する方法であって、
前記タンク内で凝固した物質の一部を取り出す工程と、
前記タンク内から取り出した物質を融解することで得られる融解液を、前記ホッパー内に貯留させる工程と、
前記開閉弁を開にした状態で、前記ポンプを駆動させることで、前記ホッパーに貯留させた前記融解液を、前記循環流路を介して前記吐出管の内部に供給し、前記吐出管の先端の開口から前記タンクの内部へ吐出させることで、前記タンクの内部に存在する前記物質のうち、前記吐出管の近傍に存在する前記物質を融解させて、前記融解液にする工程と、
前記開閉弁を閉にした状態で、前記ポンプを駆動させることで、前記タンクの内部に存在する前記融解液を、前記吸引管の内部に吸引し、前記循環流路を介して前記吐出管の内部に供給し、前記吐出管の先端の開口から前記タンクの内部へ吐出させることで、前記タンクの内部に未融解の状態で存在する前記物質を融解させる工程とを有し、
前記物質は、ワックス或いは油脂であり、
前記タンクは、ビニール製或いは金属製である融解方法。 - タンクの内部に貯蔵される物質を融解させるために、物質の融解液を前記タンクの内部に吐出する二重管であって、
外管と、
前記外管の内部を通過する内管とを備え、
前記外管の内部における前記内管の外側の空間を介して、前記タンクの内部と循環流路の一端の内部とが連通し、前記内管の内部を介して、前記タンクの内部と前記循環流路の他端の内部とが連通し、
前記循環流路の途中位置に設けられたポンプを駆動させることで、前記タンクの内部に存在する前記物質の融解液を、前記外管の内部における前記内管の外側の空間に吸引して、前記循環流路で循環させて前記内管の内部から前記タンクの内部に吐出することが可能であり、前記内管の内部の全体が前記融解液の流路として使用され、
前記物質は、ワックス或いは油脂であり、
前記タンクは、ビニール製或いは金属製であり、内部に貯蔵された物質を冷却するための冷却手段を有していない二重管。 - 前記二重管は、カップリングをさらに備え、
前記カップリングは、筒状のカップリング本体と、当該カップリング本体に傾動自在に取り付けられるレバーとを備え、
前記カップリング本体の基端側は、前記外管の先端側に被装され、
前記レバーを傾動させることで、前記カップリング本体の内部に突出する前記レバーの範囲を小さくすることができ、前記レバーを逆方向に傾動させることで、前記カップリング本体の内部に突出する前記レバーの範囲を大きくすることができ、
前記内管は、前記外管の内部及び前記カップリング本体の内部を通過するものであり、前記内管の基端側は、前記外管の基端側の位置から延び出ており、前記外管の基端側の位置では、前記外管と前記内管との間の間隙が、環状部材によって塞がれ、
前記内管の先端側は、前記カップリング本体の先端から延び出ている、請求項17に記載の二重管。 - 前記二重管は、第一部材と第二部材とを組み合わせたものであり、
前記第一部材は、前記外管の基端側と、前記環状部材と、前記内管とを備え、
前記第二部材は、前記外管の先端側と、前記カップリングとを備え、
前記外管の基端側には第一フランジが設けられ、前記外管の先端側には第二フランジが設けられており、
前記第一フランジ及び前記第二フランジは、それぞれ前記外管の径外側に突出するものであって、前記外管の周方向に延びており、
前記第一フランジと前記第二フランジとを突き合わせてボルトで締結することで、前記第一部材と前記第二部材とが組み合わされて前記二重管が形成され、前記ボルトの締結を解除することで、前記二重管を前記第一部材と前記第二部材とに分解可能とされる請求項18に記載の二重管。
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