JP2000217830A - 医療用接着剤の塗布器 - Google Patents

医療用接着剤の塗布器

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JP2000217830A
JP2000217830A JP11023146A JP2314699A JP2000217830A JP 2000217830 A JP2000217830 A JP 2000217830A JP 11023146 A JP11023146 A JP 11023146A JP 2314699 A JP2314699 A JP 2314699A JP 2000217830 A JP2000217830 A JP 2000217830A
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tube
filling
hot water
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Makoto Gomibuchi
誠 五味渕
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 深くて狭い被接着部への医療用接着剤の塗布
作業を時間的な余裕をもって容易かつ正確に行える医療
用接着剤の塗布器の提供を課題とする。 【解決手段】 医療用接着剤1を充填する塗布管2と、
該塗布管2内に充填された医療用接着剤1を所定温度に
保温する保温器と、保温された医療用接着剤1を被接着
部に射出する押し出し棒とを備えてなり、塗布管2は、
その先端6a側及び後端6b側が閉口して外筒内空間6
cを形成する長尺円筒形状の外筒6と、外筒内空間6c
内に固定されてその一端7a及び他端7bが先端6a側
及び後端6b側から外部に向けて開口し、医療用接着剤
1が充填される充填管内空間7cが形成された充填管7
とを有し、押し出し棒は、充填管7の他端7b側から一
端7a側に向けて充填管内空間7cに挿入される構成を
採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、医療用接着剤を被
接着部に塗布するための、医療用接着剤の塗布器に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】外科手術での臓器の接合には、医療用接
着剤が広く利用されている。医療用接着剤は、外科的修
復が迅速で、修復部を完全に塞ぐことができ、そして極
度に損傷あるいは弱体化した組織を強化して補強するこ
とが可能であるといった利点を有している。このような
医療用接着剤の中でも、複数の接着剤を混合させて硬化
させるタイプのものがある。例えば、泉工医科工業株式
会社によって製品化されている組織止血用接着剤(GR
Fグルー「泉工医科工業株式会社登録商標」)がそのひ
とつであり、これは、ゼラチンおよびレゾルシンからな
るGR混合剤に、ホルマリンからなる添加液を滴下する
ことで接着硬化を得るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この組織止血用接着剤
は、肺手術における手術創からの空気漏れなどを防ぐこ
とができ、重度の合併症を減少させるのに有効なもので
あるが、硬化が進む前に手早く塗布する必要がある。し
たがい、作業に時間的な余裕がないので、極めて深く狭
い部分での手術操作を要する胸腔鏡施術などでは、塗布
が困難となって使用できない場合があった。また、GR
混合剤は、加温された状態で良好な液状となるものなの
で、冷めてしまうと粘性が高くなって添加液とよく混ざ
らなくなり、これも作業時間に余裕を持てない原因のひ
とつとなっている。
【0004】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であって、医療用接着剤の塗布にあたり、下記をその目
的としている。すなわち、深くて狭い部分への医療用接
着剤の塗布作業を時間的な余裕をもって容易かつ正確に
行える医療用接着剤の塗布器を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の医療用接着剤の
塗布器は、上記課題を解決するために以下の手段を採用
した。すなわち、請求項1記載の医療用接着剤の塗布器
は、医療用接着剤を被接着部に塗布する医療用接着剤の
塗布器であって、前記医療用接着剤を充填する塗布管
と、該塗布管内に充填された前記医療用接着剤を所定温
度に保温する保温器と、保温された前記医療用接着剤を
前記被接着部に射出する押し出し棒とを備えてなり、前
記塗布管が、その先端側及び後端側が閉口して外筒内空
間を形成する長尺円筒形状の外筒と、前記外筒内空間内
に固定されてその一端及び他端が前記先端側及び前記後
端側から外部に向けて開口し、前記医療用接着剤が充填
される充填管内空間が形成された充填管とを有し、前記
押し出し棒が、前記充填管の前記他端側から前記一端側
に向けて前記充填管内空間に挿入されることを特徴とす
る。
【0006】上記請求項1記載の医療用接着剤の塗布器
によれば、保温器を動作させると共に充填管の他端側か
ら医療用接着剤を充填管内空間に充填することで、医療
用接着剤は、常時射出可能な状態に維持される。この
後、押し出し棒を充填管の他端側から一端側に向けて挿
入し、充填管の一端、すなわち塗布管の先端を被接着部
に近付けて押し出し棒を更に押圧することで、充填管の
一端側の開口部分より医療用接着剤が被接着部に塗布さ
れる。
【0007】請求項2記載の医療用接着剤の塗布器は、
請求項1記載の医療用接着剤の塗布器において、前記保
温器が、温水を循環供給する温水供給槽と、前記温水を
前記充填管周りに供給する温水供給管とを有することを
特徴とする。
【0008】上記請求項2記載の医療用接着剤の塗布器
によれば、充填管の長手方向全てに行き渡るように外筒
内空間に温水を循環させることで、充填管の壁部は、そ
の長手方向において均一な温度に加温される。これによ
り、充填された医療用接着剤は、充填管の壁部を介して
加温され、充填管の長手方向において均一な温度となる
ように保温される。
【0009】請求項3記載の医療用接着剤の塗布器は、
請求項1または2記載の医療用接着剤の塗布器におい
て、前記外筒及び前記充填管が、共に透明材質からなる
ことを特徴とする。
【0010】上記請求項3記載の医療用接着剤の塗布器
によれば、塗布器内の医療用接着剤の残量及び状態は、
外筒及び充填管の透明な壁部を通して外部より目視で確
認される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら以下に説明を行う。なお、本実施
形態では、医療用接着剤として、従来の技術で述べたG
RFグルーを、図示されない被接着部に塗布する場合を
例に説明を行うものとする。図1に示すように、本塗布
器は、医療用接着剤1(GR混合剤)が充填される塗布
管2と、該塗布管2に医療用接着剤1を注入する注入器
3と、塗布管2内に充填された医療用接着剤1を所定温
度に保温する保温器4と、保温された医療用接着剤1を
前記被接着部に射出する押し出し棒5とを備えている。
【0012】図2に示すように、塗布管2は、その先端
6a側及び後端6b側が閉口して外筒内空間6cを形成
する長尺円筒形状の外筒6と、外筒内空間内6cに固定
されてその一端7a及び他端7bが先端6a側及び後端
6b側から外部に向けて開口し、医療用接着剤1が充填
される充填管内空間7cが形成された充填管7とを備え
ている。なお、これら外筒6及び充填管7は、共に透明
材質からなる樹脂成形品であり、充填管7の内径D3は
例えば約3mmφとされている。
【0013】さらに詳しく説明すると、外筒6の先端6
a側及び後端6b側には、これらの開口を閉じるように
樹脂成形品の前キャップ8及び後キャップ9がそれぞれ
填め込まれた状態で固定されている。これら前キャップ
8及び後キャップ9には、充填管固定孔8a及び9a
が、外筒内空間6cから外筒6の外部に向かって開口す
るように形成されている。そして、この充填管固定孔8
aには、充填管7の一端7aが挿入固定され、充填管固
定孔9aには、他端7bが挿入固定されている。
【0014】前キャップ8は、塗布管2を図示されない
切開部から体内に挿入する際に引っかかることなくスム
ーズに挿入できるよう、先端側に向かって先細りとなる
外形を有している。後キャップ9には、充填管固定孔9
aに並んで、図2の視線において逆T字形状の孔9bが
形成され、その一方は、後述される温水供給管10が固
定され、他方は、塗布管2の長手方向に直角かつ塗布管
2の外壁に開口するように形成されている。充填管固定
孔9aの後端側には、注入器3や押し出し棒5が挿入し
やすいように後端側に向かって開拡した形状の充填口9
cが形成されている。
【0015】また、後キャップ9の側壁には、温水供給
管10へ供給する温水の取り入れ口となる供給側継手1
1が前記長手方向に直角に固定され、外筒2の側壁に
は、医療用接着剤1を加温した後の温水が排出される排
出側継手12が前記長手方向に直角に固定されている。
温水供給管10の、後キャップ9に固定された側と反対
側の端部は、外筒内空間6cに向かって開口した状態と
なっている
【0016】以上に説明した塗布管2は、奥深い狭い箇
所に届くように例えば約379mmの全長L1と約15
mmφの外径D1とを有する細長い形状を有している。
なお、温水を循環させた際に、これが塗布管2から漏れ
たりしないように、外筒6と前キャップ8及び後キャッ
プ9とは、水密に固定されている。同様に、温水が充填
管7内の医療用接着剤1に混入したり、もしくは医療用
接着剤1が充填管7から漏れて外筒内空間6cの温水に
混入したりしないように、充填管7と前キャップ8及び
後キャップ9とは、それぞれ水密に固定されている。
【0017】押し出し棒5は、充填管7の他端側7bか
ら一端側7aに向けて充填管内空間7cに挿入されるも
のであり、図3に示すように、利用者が手で把持するグ
リップ13と、該グリップ13の先端側に同軸に固定さ
れたシャフト14と、該シャフト14の先端に同軸に固
定されたピストン15とから構成されている。グリップ
13は、滑り止め13aが複数形成された樹脂成形品で
ある。シャフト14は、充填管7と略同一の全長と、充
填管7内に挿入可能な外径とを有するステンレス製の棒
材である。ピストン15は、水密を保つべく、充填管7
の内径よりも若干太い、例えば約3.19mmφの外径
D2と、例えば約10mmの全長L2とを有する樹脂成
形品の棒材である。シャフト14にピストン15を加え
た長さL3は、充填管7内の奥深くまで十分に挿入出来
るように、例えば約402mmとされている。
【0018】再び図1及び図2に示すように、保温器4
は、温水を循環供給する温水供給槽16と、温水を充填
管7周りに供給する前記温水供給管10と、塗布管2か
ら排出された温水を一時的に蓄えるタンク17と、温水
を循環させる循環ポンプ18と、これらを連結する配管
19とを備えている。温水供給槽16は、タンク17か
らの水を、例えば46℃〜47℃の温水(医療用接着剤
1であるGR混合剤を塗布に適した粘度に保つのに好ま
しい温度である)に加温する加熱器である。また、図1
に示した注入器3は、医療用接着剤1を蓄えて充填管7
内に充填するための注射器である。
【0019】上記の構成からなる塗布器の使用方法につ
いて以下に説明する。まず、温水供給槽16と循環ポン
プ18とを起動して、温水を循環させる。すなわち、タ
ンク17からの水を循環ポンプ18により温水供給槽1
6に供給し、ここで例えば46℃〜47℃の温水に加温
してから、この温水を配管19を介して供給側継手11
に供給する。この供給側継手11に入ってきた温水は、
温水供給配管10を通って外筒内空間6cに出た後、充
填管7の一端側7aから他端側7bに向かって流れて外
筒内空間6cを満たす。
【0020】この外筒内空間6cを満たした温水は、周
囲から充填管7を包んでこれを加温する。加温後の温水
は冷えて水となり、排出側継手12、さらに配管19を
通ってタンク17へと戻される。このタンク17に戻さ
れた水は、再び循環ポンプ18により温水供給槽16に
供給されて循環を続ける。以上により、所定温度の温水
が塗布管2に循環供給され、充填管7は一定温度に保温
される。
【0021】次に、医療用接着剤1を充填した注入器3
を、塗布管2の後端側、すなわち、充填口9cに差し込
んでここより医療用接着剤1を充填管内空間7cに充填
する。このときの充填量は、透明な外筒6及び充填管7
を通して外部から目視で確認する。必要量の医療用接着
剤1の充填を確認した後、注入器3を充填口9cから取
り除き、代わりに押し出し棒5を充填口9cに差し込
む。押し出し棒5を先端側に向かって少しづつ押圧し、
充填管7の一端側7aから医療用接着剤1が出始めた時
点で押圧を止める。以上の準備作業により、医療用接着
剤1は、常時射出可能な状態に維持される。
【0022】塗布管2を手で保持し、図示されない被接
着部に塗布管2の先端を近接させ、押し出し棒5を充填
管7の他端側7bから一端側7aに向けて押圧すること
で、充填管7の一端側7aの開口部分より医療用接着剤
1が射出されて前記被接着部に塗布される。この時の塗
布量は、前記被接着部を直接見て確認するか、もしくは
透明な外筒6及び充填管7を通して外部から目視で確認
する。塗布後は、前記被接着部から塗布管2を取り除
き、ここに塗布された医療用接着剤1に前記添加液(図
示せず)を滴下する。この状態でしばらく放置すること
で、医療用接着剤1は硬化し、接着作業が完了する。
【0023】上記構成の医療用接着剤の塗布器によれ
ば、長尺の塗布管2を用いることで、深くて狭い被接着
部にも到達でき、また、充填された医療用接着剤1を保
温器4で保温することで、保温を要する医療用接着剤1
を適度な粘度に保って塗布可能状態に維持することがで
きるので、深くて狭い部分への医療用接着剤の塗布作業
を時間的な余裕をもって容易かつ正確に行える医療用接
着剤の塗布器を提供することが可能となる。
【0024】また、充填管7の長手方向全てに行き渡る
ように外筒内空間6cに温水を循環させることで、前記
長手方向において均一な温度に保温されるので、充填管
内空間7cの医療用接着剤1を、前記長手方向全てにお
いて塗布に適した均一な粘度に維持することができる医
療用接着剤の塗布器とすることも可能となる。
【0025】また、外筒6及び充填管7の材質として透
明材質を採用することで、医療用接着剤1の残量及び状
態は、外筒6及び充填管7の透明な壁部を通して外部よ
り目視で確認できるので、塗布実施中に塗布作業を中断
することなく医療用接着剤1の残量及び状態を確認でき
る医療用接着剤の塗布器とすることも可能となる。
【0026】なお、上記実施形態において、医療用接着
剤1はGRFグルーのGR混合剤としたが、これに限ら
ず、その他の種類の接着剤の塗布に適用しても良い。ま
た、上記実施形態において、保温器4は、医療用接着剤
1であるGR混合剤を、塗布に適した粘度に保つのに好
ましい温度として、例えば46℃〜47℃に加温するも
のとしたが、保温温度はこれに限定されるものではな
く、使用する医療用接着剤1の種類に合わせて、射出に
最適な粘性が得られる温度となるように適宜調整しても
良い。
【0027】また、上記実施形態において、塗布管2
は、例えば約379mmの全長L1と約15mmφの外
径D1とを有するものとしたが、これらに限らず、塗布
箇所に合わせて、取り扱い性等を考慮しながら最適な寸
法となるようにそれぞれ設計変更しても良い。また、充
填管7の内径D3は例えば約3mmφとしたが、これに
限らず、塗布管2全体の形状に合わせて適宜設計変更し
ても良い。同様に、押し出し棒5は、シャフト14にピ
ストン15を加えた長さL3を例えば約402mm、ピ
ストンの外径D2を例えば約3.19mmφかつ全長L
2を約10mmとしてが、これに限らず、塗布管2の設
計寸法に合わせて適宜設計変更しても良い。
【0028】また、上記実施形態において、外筒6及び
充填管7は、共に透明材質からなる樹脂成形品とした
が、これに限らず、ガラスなどの透明材質を用いても良
い。また、上記実施形態において、シャフト14は、ス
テンレス製としたが、これに限らず、樹脂成形品などそ
の他の材質を採用しても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明の医療用接着剤の塗布器によれ
ば、長尺の塗布管を用いることで、深くて狭い被接着部
にも到達でき、また、充填された医療用接着剤を保温器
で保温することで、保温を要する医療用接着剤を適度な
粘度に保って塗布可能状態に維持することができるの
で、深くて狭い部分への医療用接着剤の塗布作業を時間
的な余裕をもって容易かつ正確に行える医療用接着剤の
塗布器を提供することが可能となる。
【0030】また、充填管の長手方向全てに行き渡るよ
うに外筒内空間に温水を循環させることで、前記長手方
向において均一な温度に保温されるので、充填管内の医
療用接着剤を、前記長手方向全てにおいて塗布に適した
均一な粘度に維持できる医療用接着剤の塗布器とするこ
とも可能となる。
【0031】また、外筒及び充填管の材質として透明材
質を採用することで、医療用接着剤の残量及び状態は、
外筒及び充填管の透明な壁部を通して外部より目視で確
認できるので、塗布実施中に塗布作業を中断することな
く医療用接着剤の残量及び状態を確認できる医療用接着
剤の塗布器とすることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す図であって、医療
用接着剤の塗布器の概略構成図である。
【図2】 同塗布器の要部の断面図である。
【図3】 同塗布器の要部の正面図である。
【符号の説明】
1・・・医療用接着剤 2・・・塗布管 4・・・保温器 5・・・押し出し棒 6・・・外筒 6a・・・先端 6b・・・後端 6c・・・外筒内空間 7・・・充填管 7a・・・一端 7b・・・他端 7c・・・充填管内空間 10・・・温水供給管 16・・・温水供給槽

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 医療用接着剤を被接着部に塗布する医療
    用接着剤の塗布器であって、 前記医療用接着剤を充填する塗布管と、該塗布管内に充
    填された前記医療用接着剤を所定温度に保温する保温器
    と、保温された前記医療用接着剤を前記被接着部に射出
    する押し出し棒とを備えてなり、 前記塗布管は、その先端側及び後端側が閉口して外筒内
    空間を形成する長尺円筒形状の外筒と、前記外筒内空間
    内に固定されてその一端及び他端が前記先端側及び前記
    後端側から外部に向けて開口し、前記医療用接着剤が充
    填される充填管内空間が形成された充填管とを有し、 前記押し出し棒は、前記充填管の前記他端側から前記一
    端側に向けて前記充填管内空間に挿入されることを特徴
    とする医療用接着剤の塗布器。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の医療用接着剤の塗布器に
    おいて、 前記保温器は、温水を循環供給する温水供給槽と、前記
    温水を前記充填管周りに供給する温水供給管とを有する
    ことを特徴とする医療用接着剤の塗布器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の医療用接着剤の
    塗布器において、 前記外筒及び前記充填管は、共に透明材質からなること
    を特徴とする医療用接着剤の塗布器。
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