JP2011525410A - 硬化性材料の反応時間を最適化するための装置および方法 - Google Patents

硬化性材料の反応時間を最適化するための装置および方法 Download PDF

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Abstract

硬化性材料に関する反応を最適化するための装置と方法が開示されている。比較的低温の手術室では、硬化性材料を加熱することによって反応時間を減少させることができる。ヒータは硬化性材料を加熱するために、硬化性材料と熱的接触の状態に配置することができる。

Description

本発明は、骨格構造を安定化させる際に使用するための硬化性材料を送り込むための装置及び方法に関する。更に特定すると、本発明は、硬化性材料を送り込むための器具、装置及び方法に関する。
(優先権主張)
本願は、2008年6月24日に米国特許庁に出願された“硬化性材料の移送及び供給器具(CURABLE MATERIAL TRANSFER AND DELIVERY DEVICE)”という名称の米国仮特許出願第61/075,204号の優先日に基づく優先権を主張しており、該出願の内容は、これに言及することにより本明細書に参考として組み入れられている。
損傷した又は欠陥が生じた骨格部位の外科的治療は、患者例えば脊椎損傷に伴う背痛を持つ患者にとって極めて有益であることがわかっている。人間の骨格系は、一般的に“皮質”骨と“海綿質”骨との2つの組織形態群に分類することができる無機化した組織を含んでいる。全ての骨の外壁は、皮質骨によって構成されており且つ微視的多孔性を特徴とする緻密で密集した骨構造を有している。海綿質骨すなわち“骨梁”は骨の内部構造を形成している。海綿質骨は、“骨梁”という用語によって知られている互いに連結された細長いロッド及び面からなる格子によって構成されている。
ある種の骨の治療の際に、海綿質骨に、骨梁を安定させるために使用される緩和材料(又は治療材料)が注入によって補充される。例えば、脊椎内の上部椎骨及び下部椎骨は、適切な硬化性材料(例えば、ポリメチルメタクリレート(PMMA)又はその他の硬化性材料)を注入することによって有益に安定化させることができる。他の処置においては、コンピュータ化断層撮影法(CT)及び/又はX線透視誘導を使用して例えばトランスペディキュラ法又はパラペディキュラ法によって安定化材料を脊椎圧迫骨折内へ経皮的に注入する方法は、痛みを軽減し且つ損傷した骨格部位を安定化させる際に有益であることがわかっている。他の骨格(例えば、大腿骨)も同様のやり方で治療することができる。いずれにしても、一般的な骨、特に海綿骨は、骨に対して適合性のある硬化性材料の一時的な緩和注入によって強化し且つ安定させることができる。
上記の処置において使用される硬化性材料は、典型的には、液体成分と粉末成分とを注射器内に装填する直前に手術室内で混合することによって作られ、次いで、該硬化性材料は注射器を使用して患者の体内へ導入される。硬化性材料は、極めて細かいセメント粉末典型的にはPMMAを、液体モノマー典型的にはメチルメタクリレートと混ぜ合わせることによって調製される。
PMMAなどの硬化性材料を調製する段階において、該硬化性材料の性質は、一般に2つのフェーズ、即ち、1)注入前段階、及び、2)作業時間に分けられる。注入前段階では、材料が注入のための適切な性質を得るまで、硬化性材料の構成材を混合し、硬化可能にされる。作業時間中に、硬化性材料は骨の供給部位に注入される。これらのフェーズでは、該硬化性材料はその反応に基づく異なった材料特性を有している。臨床医は、作業時間において注入を始める前に、硬化性材料が適切に反応するまで待たなければならない。
幾つかの要素が硬化性材料の反応時間に影響する。硬化性材料の配合組成は各フェーズの時間の長さ並びに全体の時間に影響を及ぼす1つの変数である。異なった配合組成で、硬化時間は長くも短くもなる。さらに、手術室の周囲温度は、各フェーズの時間の長さ並びに全体の時間に影響を及ぼす別の変数である。手術室の温度がより暖かければ、硬化性材料はより早く硬化する傾向にあり、結果として混合及び作業時間がより短くなる。逆に、手術室の温度がより低ければ、硬化時間は遅くなる傾向にあり、結果としてより長い混合及び作業時間により多くの時間を要する。しかしながら、手術室の温度は、手術室の地理的位置、臨床医の意向、細菌増殖を最小化するという要求、設備により発せられる熱などの要因によって、大きく異なる。典型的な手術室温度は、15.6°C(60°F)と26.7°C(80°F)を超える間で変化することがある。
結果として、事前注入時間と作業時間も、硬化性材料の所定の配合組成に対して手術室の周囲温度に応じて変化することになる。極めて低温の手術室では、事前注入の間、硬化性材料がゆっくりと反応し、そのため事前注入時間中に過度の遅れが生じる。また、硫酸バリウムなどの添加剤の一貫した供給は、硬化性材料がそれらをけん濁するのに必要な粘性を有するまで十分に反応していない場合には苦労する可能性もある。逆に、極めて暖かい手術室では、硬化性材料は混合した後に急速に反応するため、結果として、事前注入時間は改善されるが、作業時間は極めて短くなる。
この問題に対応して、低温の手術室もしくは高温の手術室で使用するために配合された個別の硬化性材料が開発されてきた。しかしながら、このアプローチは可能な配合と、増加する注文と、在庫要求との間で、臨床医を混乱させるさらなる問題を生じる。従って、医療機器分野で、装置と方法を改善して、硬化性材料に関する調製と作業時間とを最適化する必要性がある。
一実施形態では、骨部位へ供給する硬化性材料を調製する装置が提供される。該装置は、硬化性材料を保持するために使用できるチャンバーを有するチャンバーハウジングを備えている。また、該装置は、チャンバーハウジングに隣接し、チャンバー内の硬化性材料と熱連通しているヒータを備えている。
別の実施形態では、骨部位へ供給する硬化性材料を調製する方法を提供している。1つのステップでは、硬化性材料を形成するためにチャンバー内で硬化性材料の第1の成分と第2の成分を混合する。別のステップでは、チャンバーに隣接してチャンバーと熱連通しているヒータで硬化性材料を加熱する。
さらに別の実施形態では、混合エレメントを有する混合チャンバーで、第1の成分と第2の成分を混合する方法を提供している。1つのステップでは、第1の端部と第2の端部を有する混合チャンバーに、粉末成分を供給する。別のステップでは、混合チャンバーに液体成分を供給する。さらに別のステップでは、駆動シャフトを混合チャンバーの第1の端部に挿入する。別のステップでは、駆動シャフトを回転することによって混合エレメントを回転させ、第1の成分と第2の成分を混ぜて、混合物を形成する。別のステップでは、第1の成分と第2の成分が混合されているときに、チャンバーに隣接するヒータでチャンバーを加熱する。
本発明の利点は、例示として示され説明されている本発明の好ましい実施例の以下の記述から、当業者に、更に明らかになるであろう。理解されるように、本発明は他の、そして、異なった実施形態ができ、その詳細は様々な観点で変更ができる。従って、図面と説明は、事実上例示的なものとして見なされるべきであり、限定的なものとして見なされるべきでない。
本発明の好ましい実施形態に従って組み立てられた硬化性材料混合装置の側面図である。 本発明の好ましい実施形態に従った混合部分の分解組立図である。 本発明の好ましい実施形態に従って組み立てられた硬化性材料混合装置の部分的な断面図である。 本発明の好ましい実施形態に従って組み立てられた硬化性材料混合装置の側面図である。 本発明の好ましい実施形態に従って組み立てられた硬化性材料混合装置の部分断面図である。 本発明の好ましい実施形態に従って組み立てられた硬化性材料混合装置の部分断面図である。 本発明の好ましい実施形態に従った混合部分の斜視図である。 本発明の好ましい実施形態に従ったヒータの斜視図である。 本発明の好ましい実施形態に従って組み立てられた硬化性材料混合装置とヒータの側面図である。
図1は、本発明の一実施形態の原理による硬化性材料混合システム5の構成要素を示している。本発明の好ましい実施形態による硬化性材料混合システム5は、硬化性材料の成分を混合するための混合部分100と混合部分100内で硬化性材料の成分を混合するための駆動部300とを有する。様々な成分に関する詳細を以下に示す。しかしながら、概略を言えば、2つの別々の成分、望ましくは液体成分および粉末成分を、患者体内の注入部位へ供給する硬化性材料を形成するために、混合することが必要である。図1に関して、混合部分100は、第1の成分、望ましくは粉末成分が供給される。第2の成分、通常は液体成分が混合部分100への導入ポート140を通して混合部分100に供給される。次に、混合部分100内で駆動部300が圧縮可能な混合部材160を回転させるように動かされて、該第1と第2の成分を硬化性材料に混合する。一実施形態では、該システムは、混合部分100内で硬化性材料を加熱する加熱部材を有する(さらに詳細に以下で説明される)ヒータを組み込んでいる。混合した後に、駆動部300は外され、混合部分100から患者体内の供給部位の中に硬化性材料を投与するのに注入器が使用される。混合部分から硬化性材料を投与するための注入器の一実施形態の詳細が、2007年8月3日出願の米国特許出願第11/890269号に開示されており、その内容を参照により本明細書に援用している。システム5は、例えば、椎体形成術及び硬化性材料が骨内の部位に供給される他の骨の増強処置などの、多くの異なった処置に使用できる。
システム5及び特に混合部分100は硬化性材料を混合するのに極めて役に立つ。本明細書に説明された本発明のシステム/装置で供給され得る物質に関連する語句「硬化性材料」は、流体又は流動可能な状態若しくは相と、硬化された固体又は硬化された状態若しくは相とを有している材料(例えば、合成物、重合体など)を指すことを意図している。硬化性材料は、流動可能な状態を有する(PMMAなどの)注入可能骨セメントを含むがこれらには限定されず、該セメントはカニューレによってある部位に供給(例えば、注入)され、続いて硬化した硬化性材料へと硬化することができる。リン酸カルシウム、骨内部成長材料、抗生物質、タンパク質などの他の材料を、硬化性材料を補強するのに使用することもできる。(しかし、流動可能な状態及び凝固した、固体の、又は硬化した状態を有している得られた製剤の主要な特性に影響を与えるべきでない。)
図1−2に関して、一実施形態に従った混合部分100が開示されている。混合部分100は混合チャンバー115を画定するハウジング110を備えている。ハウジング110はさらに、混合チャンバー115への開口部125を有する第1の端部120と、混合チャンバーへの第2の開口部135を有する第2の端部130とを備えている。また、ハウジングは混合チャンバー115への通路を画定するポート140を備えている。
図2に描かれた好ましい実施形態によると、ハウジング110は、概ね筒状であり、長手方向軸線を画定している。第1の端部120と第2の端部130は、長手方向軸線に対してハウジングの反対端にある。第1の端部120はさらに混合チャンバー115の径に関して端部の肩126と筒状の小径円筒部分127を画定している。また、好ましい実施形態によると、小径円筒部分127はキャップ119かカニューレコネクタ(図示せず)のねじ部と嵌合するねじ部128を備えている。望ましくは、第2の端部130は、内側の合わせ面137を有する実質的に円錐部分136を画定している。第2の端部はさらに円錐部分136から軸線方向に延在する筒状のリング138を画定している。望ましくは、筒状のリング138はカラー170内の1つ以上の開口部171に対応する1つ以上の注入器係止構造139を有し、それにより、カラー170を着脱自在にハウジング110と連結できるようにしている。この実施形態では、カラー170を筒状のリング138に外挿した後、わずかに回転させてハウジング110に着脱自在に係止する。この実施形態は、ハウジング110をカラー170と連結するために注入器係止構造139を使用しているが、当業者には、ネジ連結や圧入連結などの他の取り付け手段も使用できることが分かるであろう。
ポート140がハウジング110の半径方向外面に位置している。ポート140は、望ましくは、筒状の突出部142を含んでいて、混合チャンバー115への通路145を画定している。また、ポートは、キャップ144又は対応するねじ部を有している他の装置に連結できるようにねじ部143を有してもよい。ポート140はハウジング110の第2の端部130より近位に位置するのが望ましい。
図2に関して、1つの好ましい実施形態によると、ハウジング110を駆動部300と着脱自在に連結するのを支援するように、ハウジング110はまた、1つ以上の駆動部係止構造190を含んでいる。駆動部係止構造190はハウジング110の半径方向外面に位置していることが望ましい。この実施形態では、駆動部係止構造190は、ハウジングから半径方向に突出して、混合チャンバーの長手方向軸線に垂直な1つ以上の面192を画定している。さらに以下で詳細に説明し、図3に示すように、突出部190は、駆動部の駆動部コネクタ350の穴360に対応している。この実施形態は、ハウジングを駆動部300と連結するために係止突出部190を使用しているが、当業者には、ネジ連結や圧入連結などの他の取り付け手段も使用できることが分かるであろう。
ハウジング110は、医師が混合チャンバー115の内容物を見ることができるように透明であることが望ましい。これにより、医師は、成分の混合ステップの進行状況を見て、硬化性材料の粘度を目視により点検することができるようになる。ハウジング110は、ナイロンで作られるのが望ましいが、硬化性材料と共に使用するのに適し、大きな圧力のもとで使用するのに適し、消毒に耐えるのに適し、また強度が低下することなくガンマ放射線に耐えるのに適した環状オレフィン共重合体(COC)、ポリカーボネート、レキサン(Lexan)(登録商標)及び任意の他の透明な材料で、作製することもできる。図2に関して、ハウジング110は、また、硬化性材料の量を示すために混合チャンバー115内に視覚的表示199を備えることが望ましい。視覚的表示199は、ハウジング110に成形するか、またはハウジング110に塗装する、若しくは別の方法で印刷することができる。
一実施形態では、混合部分100はまた、硬化性材料の成分を混合するための混合部材ホルダー150と圧縮可能な混合部材160を有している。混合部材ホルダー150は圧縮可能な混合部材160と連結しており、双方が混合チャンバー115内に少なくとも部分的に位置している。混合部材ホルダー150は、硬化性材料を混合チャンバー115内から混合チャンバー115の外側に流せるように機能する通路157を画定している。混合部材ホルダー150の溝を有する突出部152は、ハウジング110の第1の端部120の小径円筒部分127内に延在するのが望ましい。溝を有する突出部152と通路157は、駆動部300の駆動シャフト340に着脱自在に噛み合うように作用する。図3に関して、駆動シャフト340と混合部材ホルダー150が相互作用するので、駆動シャフト340の回転は混合部材ホルダー150を回転させ、その結果、圧縮可能な混合部材160を回転させる。
図3に関して、1つの好ましい実施形態によると、圧縮可能な混合部材160は実質的に混合チャンバー115の全長に延在している。さらに以下で詳細に説明されるように、圧縮可能な混合部材160が混合チャンバー115の長手方向軸線の周りで回転するとき、圧縮可能な混合部材160は硬化性材料の成分を混合する。図2−3の好ましい実施形態によると、圧縮可能な混合部材160は、約0.254ミリメートル(約0.010インチ)から約1.27ミリメートル(約0.050インチ)、より望ましくは約0.61ミリメートル(約0.024インチ)のワイヤ直径を有するスプリング状部材である。また、圧縮可能な混合部材160はステンレス鋼製であるのが望ましい。また、非スプリング状の圧縮可能な混合部材を使用してもよい。
また、非圧縮性の混合部材も、チャンバー内で硬化性材料の成分を混合するのに使用できる。また、チャンバー内で硬化性材料を混合するのに適した櫂状の棒、らせん状の刃先または他の構造を使用することができる。
図2に描かれた好ましい実施形態によると、混合部分100はまた、ハウジング110に連結された着脱可能なカラー170を備える。この実施形態では、カラー170は、着脱自在にハウジング110の第2の端部に連結されて、輸送、格納、及び/又は混合のためにハウジング110のキャップとして機能する。カラー170はハウジング110の第2の端部130を封止するように機能する栓172を含んでいる。栓172は、望ましくは混合チャンバーと実質的に同じ直径であり、成分の材料が栓172の周囲に漏れないようにシールを形成している。
図3に関して、硬化性材料混合及び供給システム5はまた、着脱可能な駆動部300を備える。駆動部300は、硬化性材料の成分を混ぜるために、圧縮可能な混合部材160を回転させる力を発生する。図3に従った好ましい実施形態では、駆動部300は駆動部300を便利に操作するための外殻310を備えている。駆動部300は外殻310内にさらに電池320、モータ330及び駆動シャフト340を含んでいる。また、図3の実施形態では、駆動部300は混合装置100を駆動部300と連結するための駆動部コネクタ350を含んでいる。駆動部コネクタ350は、外殻310の開口部に位置していて、混合部分100の端部を収容するように機能することが望ましい。
図3に関して、駆動シャフト340は、混合部分100の混合部材ホルダー150を回転させるように機能する。好ましい実施形態では、駆動シャフト340は六角形であり、溝を有する突出部152と混合部材ホルダー150の通路157は対応する雌型六角形の面を形成している。別の実施形態では、駆動シャフトはマイナスドライバーと同様の形であってもよく、また混合部材ホルダーは対応する溝を画定している。駆動シャフトが混合部材ホルダーを回転して駆動させる他の適した構成を当業者は理解するであろう。
駆動モータ330はさまざまな方法で作動させることができる。1つの好ましい実施形態によると、図1に描かれた「混合」ボタン399は、押すとモータ330を作動させるように外殻310の穴に位置している。
また、一実施形態では、混合及び供給システムは、混合中又は混合後に硬化性材料を加熱するヒータ800を含んでいる。ヒータ800の一実施形態では、ヒータ800は、硬化性材料と熱接触している加熱エレメント810と、加熱エレメント810を調節するためのコントローラ820と、加熱エレメント810に電力を供給するための電源830とを有している。図3に示す一実施形態に関して、加熱エレメント810は、混合部分100の第1の端部120に近接した混合部分100の一部分を少なくとも部分的に囲んでいる。このようにして、加熱エレメント810により発生する熱は混合チャンバー115内の硬化性材料に伝達できる。図3の加熱エレメント810は混合部分100の一部分だけを囲むように示されているが、加熱エレメント810は混合部分100のより多くの部分に沿って延在してもよい。
図3の加熱エレメント810は、望ましくは2.54センチメートル(1インチ)×7.62センチメートル(3インチ)のサイズ、19.2Ω、12V、2.5W/cmである、柔軟なポリイミド(カプトン(登録商標))ホイル抵抗ヒータであることが望ましい。しかしながら、また、他の適した構成が使用されてもよい。アルミニウム又は銅箔或いはワイヤなどの他の抵抗加熱エレメントが使用できることも、当業者はまた理解するであろう。
図3に関して、駆動部300の外殻310は、少なくとも混合部分100の一部分を囲むシース312を画定することもできる。シース312は、加熱エレメント810を保護して臨床医を加熱エレメント810から隔離するように加熱エレメント810を囲んでいる。
また、ヒータ800は、ヒータ800の動作を調整するためのコントローラ820を有している。コントローラ820は加熱エレメント810の作動時間及び/又は強さを調整することができる。図3の実施形態では、臨床医が図1に示された「加熱」ボタン398を押したとき、コントローラが加熱開始の信号を受け取る。一実施形態では、臨床医が「加熱」ボタン398を放すまで、加熱が継続する。別の実施形態では、コントローラ820は加熱する時間を制御するためのタイマーを備えている。1つの好ましい実施形態では、最大約3分、より望ましくは約2分45秒間加熱する。図3の実施形態では、「加熱」ボタン398を複数回押すことによりヒータの強さを制御できる。この実施形態では、続いて「加熱」ボタン398を押すことにより加熱強度が増すことになる。対応する表示ライト397は加熱強度のレベルを示すために、「加熱」ボタン398を押す度に「点灯」することになる。
別の実施形態では、コントローラ820は熱電対(図示せず)を備えている。この実施形態では、コントローラ820は、手術室の周囲温度を検知し、特定の周囲温度に対応する所定の好ましい加熱時間及び/又は強度の参照テーブルに基づいて加熱時間及び/又は強度を調節する。別の実施形態では、熱電対は硬化性材料の温度を検知するために硬化性材料と熱連通している。この実施形態では、硬化性材料は所望の温度に達するまで加熱される。
別の実施形態では、コントローラ820は、駆動モータ330のトルク出力に対応する駆動モータ330の電流出力を検知する電流センサ(図示せず)を備えている。粘性が増加するに従って、トルク出力およびモータ電流が増加する。この実施形態では、硬化性材料は所望の粘性に対応する所定の電流になるまで加熱される。
別の実施形態では、「混合」ボタン399と「加熱」ボタン398を単一の作動ボタンに置き換えることができる。この実施形態では、加熱と混合は同時に開始することができる。混合と加熱のための別々の表示ライトを、混合及び/又は加熱が起こっているかどうかを目視によりユーザーに示すために設けることができる。
別の実施形態では、コントローラ820はディスプレイに情報を出力する。図1の実施形態では、ディスプレイ316は外殻310の開口部に位置している。ディスプレイ316は、周囲温度、硬化性材料温度、残りの加熱時間、及び/又は残りの混合時間などの情報を提供できる。コントローラ820は、作業持続時間が算出されている硬化性材料で、推定の残り作業時間をカウントダウンすることもできる。
また、ヒータ800は、熱を発生させるために加熱エレメント810に電力を供給する電源830を有する。電源830は単3電池などの従来の電池で可能であるが、当業者には、他の電源が使用できることが理解されるであろう。図3の実施形態では、電源830は、駆動部300にも電力を供給する電池320である。
本発明による装置の操作においては、混合部分100と駆動部300が組み立てられる。1つの好ましい実施形態によると、混合部分100には所定量の粉末成分が事前充填されている。別の実施形態では、着脱可能なカラー170は、粉末成分を混合チャンバー115に導入できるように、ハウジング110から取り外すことができる。粉末成分が、粉末重合体に添加する添加物から構成されることが、当業者により理解される。添加物にはリン酸カルシウム、骨内部成長材料、抗生物質、及びタンパク質などの他の材料が挙げられる。
粉末成分が混合チャンバー115にあらかじめ充填されている好ましい実施形態では、着脱可能なキャップ119が取り外されて、駆動部300がハウジング110の第1の端部120に連結される。駆動部300をハウジングに連結するときは、駆動シャフト340が混合部材ホルダー150と噛み合って駆動シャフト340が回転すると該混合部材ホルダーが回転するように、混合部材ホルダー150の通路157にハウジングの駆動シャフト340を挿入しなければならない。
駆動部300と注射器200がハウジング110に連結された後に、ポートキャップ144がポート140から取り外されて、液体成分が混合チャンバー115に導入される。液体成分を導入した後に、硬化性材料成分を混合できる状態となる。望ましくは、医師は駆動部300のモータ330を作動させ、駆動シャフト340を急速に回転させる。駆動シャフト340の回転で、混合部材ホルダー150と圧縮可能な混合部材160もまた急速に回転する。混合物が所望の用途のための最適な特性を有するまで、成分が混合される。硫酸バリウムを詰めたPMMAを使用する実施形態では、成分は、望ましくは約30秒から約150秒で混合され、より望まくは約90秒間混合される。1つの好ましい実施形態によると、駆動部300には、所定の混合手順で一巡するように事前にプログラムが組み込まれている。この実施形態では、医師は混合ボタン399を押すだけでよく、駆動部300は所定の時間と速度と回転方向に従って自動的に材料を混合して、硬化性材料の最適な特性を得る。1つの好ましい実施形態では、駆動部300は混合部材160を第1の方向に所定時間だけ回転させ、次に、逆方向に所定時間だけ回転させる。別の好ましい実施形態では、回転の方向は混合サイクルの間、交互に入れ替わる。
手術室の周囲温度が比較的暖かい場合、硬化性材料の加熱は行われる必要がない。しかしながら、手術室の周囲温度が比較的低温の場合、同じ硬化性材料が使用できるが、事前の注入時間を低減させるために事前の注入ステップの間加熱することもできる。この実施形態では、臨床医はシステム5のヒータ800を作動させる。一実施形態では、臨床医は、本明細書に記述された混合サイクルの始めに加熱ボタン398を押す。その結果、ヒータ800は硬化性材料をより急速に反応させるために、混合する間、硬化性材料を加熱する。硬化性材料の加熱は、少なくとも部分的には硬化性材料の混合と同時に行うのが望ましいが、該加熱は混合する時間より長く又は短くなることもあり、或いは混合した後に加熱することもある。図3に示されているような一実施形態では、駆動部300の混合サイクルで混合中、混合部材160を逆転させることができるので、加熱エレメント810は混合部分100の一部を加熱するだけでよい。このように、硬化性材料はチャンバー115内で循環して、該時間の少なくとも一部分の間、チャンバー115の第1の端部120で加熱エレメント810によって加熱される。
成分が混合されたあと、駆動部300がハウジング110の第1の端部120から外される。次に、図3に示した1つの好ましい実施形態によると、患者体内の供給部位へ硬化性材料を供給するために、ハウジング110の第1の端部120をカニューレに連結することができる。
また、ヒータは他の構成を取ることもできる。一実施形態では、チャンバー115の内部の圧縮可能な混合部材160は、それ自体を加熱エレメント810として作動させることができる。電源830は、熱を発生させる電力を供給するために圧縮可能な混合部材160と接続されることになる。別の実施形態では、加熱フィラメントを、硬化性材料を加熱するためにチャンバー115内の圧縮可能な混合部材160に取り付けることができる。
図4に描かれた別の実施形態では、混合部分100を囲む代わりに、加熱エレメント850(破線で示す)を細長い半円筒状の形状とし、混合部分100の一部と熱的に接触した状態にしてもよい。図4では、細長いシース370は、加熱エレメント850を支持するように収容し、加熱エレメント850から臨床医を防護している。
また、図5に描かれた別の実施形態では、駆動部300の駆動シャフト340は加熱エレメント860として作動することもできる。加熱エレメント860は、混合チャンバー115の内部に延在して、硬化性材料と熱連通している。一実施形態では、駆動シャフト340は、硬化性材料の加熱と混合を同時にすることができる。加熱エレメント860は、(図5に示されているように)加熱エレメント810と併用して使用されるか、または加熱エレメント810の代わりに使用することができる。
図6に示した別の実施形態では、カラー170は混合部分100の第2の端部130に挿通された細長い加熱エレメント870を備える。加熱エレメント870は、混合チャンバー115の内部に延在して、硬化性材料と熱連通している。また、一実施形態では、電源872はカラー170内に備えられている。加熱エレメント870は、(図6に示すように、)加熱エレメント810と併用して、又は加熱エレメント810の代わりに使用することができる。
また、図7に示した別の実施形態では、加熱エレメント880は混合部分100のハウジング110に内蔵することができる。一実施形態では、抵抗フィラメントがハウジング110内に埋め込まれて、該ハウジング内で硬化性材料の少なくとも一部と熱連通するようにすることができる。フィラメントと電源を接続する接点を、駆動部係止構造190で行ってもよく、または別の同様な方法で提供することができる。
図8に示した別の実施形態では、加熱エレメント890は、混合ハウジング110に巻き付けることができる柔軟性のある被覆物892内に埋め込まれている。この実施形態では、柔軟性のある被覆物892は、硬化性材料には熱を伝達し、臨床医には伝達されるのを阻止するように、片側を熱絶縁することができる。柔軟性のある被覆物892は、システムの他の部品内に組み込まれてもよく、又はシステムの他の部品から分離されてもよい。また、電源894は加熱エレメント890に接続される。図8の実施形態の操作においては、臨床医は、反応時間を増やすために混合中及び/又は混合後に、混合ハウジング110に柔軟性のある被覆物892を巻きつけるだけでよい。柔軟性のある被覆物892は他の手術で再使用可能である。
図9に示した別の実施形態では、ヒータ900は、駆動部300かカラー170から分離されている内臓ユニットであってもよい。図9の実施形態では、ヒータ900は、混合ハウジング110を収容する穴を有する剛体でリング状のハウジングから成る。ヒータ900内の加熱エレメント(図示せず)は、混合ハウジング110内の硬化性材料を加熱するために、混合ハウジング110と熱連通している。また、ヒータ900は、電源部分920内にある内部電源を有することもできる。ヒータ900は、ヒータ900上の「加熱」ボタン950を押すことによって、作動できる。操作時、臨床医は、駆動部300に混合ハウジング110を連結する前に、混合ハウジング110に被せてヒータ900を配置することができる。そして、ヒータ900は混合中及び/又は混合後に作動してもよい。一実施形態では、ヒータ900は再使用可能であり、従って殺菌することができ、また電源は再充電することができる。この実施形態では、電源部分920は、電池などの電源を取り外して交換できるようにするドアを有することができる。
以上の記載は限定的ではなくむしろ例示的なものとして見なされることを意図しており、この発明の趣旨と範囲を画定することを意図しているのは、すべての同等物を含む特許請求の範囲であることが理解されるものとする。
100 混合装置、混合部分
110 ハウジング
115 混合チャンバー
119、144 キャップ
120 第1の端部
125、171 開口部
126 端部の肩
127 筒状の小径円筒部分
128、143 ねじ部
130 第2の端部
135 第2の開口部
136 円錐の部分
137 内側の合わせ面
138 筒状のリング
139 注入器係止構造
140 導入ポート
142 筒状の突出部
145、157 通路
150 混合部材ホルダー
152 溝を有する突出部
160 圧縮可能な混合部材
170 カラー
172 栓
190 駆動部係止構造、係止突出部
190 突出部
192 面
199 視覚的表示
200 注入器
300 駆動部
310 外殻
312 シース
316 ディスプレイ
320 電池
330 駆動モータ
340 駆動シャフト
350 駆動部コネクタ
360 穴
370 細長いシース
397 表示ライト
398、950 「加熱」ボタン
399 「混合」ボタン
5 硬化性材料混合システム
800、900 ヒータ
810、850、860、870、890 加熱エレメント
820 コントローラ
830、872、894 電源
892 柔軟性のある被覆物
920 電源部分

Claims (17)

  1. 硬化性材料を保持するために使用できるチャンバーを有するチャンバーハウジングと、
    前記チャンバーハウジングに隣接し、前記チャンバー内の硬化性材料と熱連通しているヒータと、
    を備える、骨部位へ供給するための硬化性材料を調製する装置。
  2. 前記ヒータが加熱エレメントを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記加熱エレメントが前記チャンバーハウジングの外側にある、請求項2に記載の装置。
  4. 前記ヒータが、前記硬化性材料を前記骨部位へ供給する前に、前記硬化性材料を加熱することができる、請求項1に記載の装置。
  5. 電力を前記ヒータへ供給するための電池をさらに備える、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ヒータが、前記ヒータの動作を制御するためのヒータコントローラを備える、請求項1に記載の装置。
  7. 硬化性材料を形成するためにチャンバー内で硬化性材料の第1の成分と第2の成分を混合するステップと、
    前記チャンバーに隣接し前記チャンバーと熱連通しているヒータで、前記硬化性材料を加熱するステップと、
    を含む、骨部位へ供給するための硬化性材料を調製する方法。
  8. 前記混合するステップと前記加熱するステップの少なくとも一部が同時に実行される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記硬化性材料を骨部位へ供給するステップをさらに含み、前記硬化性材料を前記骨部位へ供給する前に加熱が実行される、請求項7に記載の方法。
  10. 前記硬化性材料が最大3分間まで加熱される、請求項7に記載の方法。
  11. 前記ヒータが加熱エレメントを備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記ヒータへ電池により電力を供給する、請求項7に記載の方法。
  13. 前記ヒータが、前記ヒータの動作を制御するためのヒータコントローラを備える、請求項7に記載の装置。
  14. 混合部材を有する混合チャンバーで、第1の成分と第2の成分を混合する方法であって、
    第1の端部と第2の端部を有する前記混合チャンバーに、前記第1の成分を供給するステップと、
    前記混合チャンバーに前記第2の成分を供給するステップと、
    駆動シャフトを前記混合チャンバーの前記第1の端部に挿入するステップと、
    前記駆動シャフトを回転することによって前記混合部材を回転させ、前記第1の成分と前記第2の成分を混ぜて、混合物を形成するステップと、
    前記第1の成分と前記第2の成分が混合されているときに、前記チャンバーに隣接するヒータで前記チャンバーを加熱するステップと、を含む方法。
  15. 前記ヒータが、前記チャンバーの外側にある柔軟性のある加熱エレメントを備える、請求項14に記載の方法。
  16. 前記混合部材が前記チャンバーを加熱するための加熱エレメントを備える、請求項14に記載の方法。
  17. 前記駆動シャフトに連結されて同じ電源によって動かされるモータと前記ヒータとを備えている駆動部を準備するステップをさらに備える、請求項14に記載の方法。
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