JPH06336258A - 多用途留め輪 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 弾性及び密着性があって当りも柔らかく、ワ
ンタッチ操作でコード類を束ね、穴明きカードや用紙を
綴じ、小物類の吊るし、髪を束ね、野菜や草花の茎など
を添え木に止めるなどの多用途に使用でき多用途留め輪
を提供する。 【構成】 一端部のガイド突起１ｂを他端部のストッパ
部１ｄの挿通孔１ｃに挿通してこれを引張ることで、ガ
イド突起１ｂに連続する弾性リング部１ｅが弾性変形し
つつ挿通孔１ｃに嵌合し、あるいは挿通孔１ｃを通過
し、弾性リング部１ｅが弾性復元力によりストッパ部１
ｄに抜止めされることで、ループ状に保持される軟質弾
性素材の多用途止め輪。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、ワンタッチ操作でルー
プ状に保持されることで、結束具や綴じ具、吊り具とし
て機能し、しかも対象物を傷付けることのないソフトな
多用途留め輪に関する。

【０００２】

【従来の技術】一般に、ものを縛ったり束ねたり吊した
りするには、各種のひも類が使用される。このようなひ
も類は、紙片を綴じることもできて多用途ではあるが、
使用に際しては結ぶ作業が伴い、ワンタッチで間単に使
用することができない。

【０００３】そこで、ひも類に代わってワンタッチ操作
で簡単にものを縛ったり束ねたり綴じたりすることがで
きる各種の用具が従来から使用されている。例えば、音
響機器や家電製品などのコード類を邪魔にならないよう
に束ねるコードバンド（図１０参照）や、穴明きカード
を綴じるカードリング（図１１参照）などが、従来一般
に使用されている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】ところで、前記コード
バンドは、所定幅の帯状であって穴明きカードや穴明き
用紙を綴じるには無理がある。また材質的に弾性が乏し
く当りが硬いので、野菜や草花の茎などを添え木に止め
たりする用途には不向きである。しかも密着性がないこ
とから、髪を束ねることはできない。一方、カードリン
グは、小物類を吊す機能はあっても、ものを束ねる機能
が全くないので、その他の用途に兼用することは不可能
である。このように、従来一般に知られているコードバ
ンドやカードリングなどの用具は、ワンタッチ操作でき
るにしても、対象物と共に用途が限定された専用のもの
であって、髪を束ねたり、野菜や草花の茎などを添え木
に止めたりするなどの用途に兼用することができないも
のであった。

【０００５】そこで本発明は、弾性及び密着性があって
当りも柔らかく、ワンタッチ操作でコード類を束ね、穴
明きカードや用紙を綴じ、小物類を吊るし、髪を束ね、
野菜や草花の茎などを添え木に止めるなどの多用途に使
用でき多用途留め輪を提供することを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明による多用途留め輪は、一端部のガイド突起と、
挿通孔を有する他端部のストッパ部と、上記ガイド突起
に連続する弾性リング部と、この弾性リング部と上記ス
トッパ部とを接続する線状部とが軟質弾性素材により一
体形成され、上記弾性リング部がガイド突起と共に上記
ストッパ部の挿通孔に挿通されて弾性復元力により抜止
めされることでループ状に保持されるよう構成したこと
を特徴とする。

【０００７】また、本発明による多用途留め輪は、一端
部のガイド突起と、挿通孔を有する他端部のストッパ部
と、両者を接続する中間の弾性リング部とが軟質弾性素
材により一体形成され、上記弾性リング部がガイド突起
と共に上記ストッパ部の挿通孔に挿通されて弾性復元力
により抜止めされることでループ状に保持されるよう構
成したことも特徴としている。

【０００８】さらに、上記弾性リング部またはストッパ
部の挿通孔が、長手方向に沿って複数個形成されてなる
ことをも手段とし、加えて、本発明は、上記弾性リング
が加捩されてなることをも特徴とする。

【０００９】ここで、弾性リング部の形状は、ストッパ
部の挿通孔に挿通され得るものであれば如何なる形状で
もよく、円形、楕円形、長円形、三角形の他、例えば魚
や人形などの輪郭を形どったものでもよい。また、弾性
リング部の抜止め機能を増大するように、弾性リング部
を鋸歯状の輪郭に形成したり、あるいは弾性リング部の
外周面に凹凸を設けてもよい。

【００１０】さらに、ストッパ部の挿通孔に挿通された
ガイド突起を引っ張り易くして弾性リング部が容易に挿
通孔を通過できるようにするため、ガイド突起の先端に
は球形などの適宜の形状の摘みを設けるのが好ましい。

【００１１】本発明の多用途留め輪は、軟質弾性素材に
よるものであるが、具体的には、天然ゴムや各種の合成
ゴムの他、各種の軟質合成樹脂を素材とすることができ
る。

【００１２】また、本発明の多用途留め輪は、顔料等の
混入により適宜自由に着色、色分けすることができ、ニ
ーズの多様化に対応することができる。

【００１３】

【作用】このような手段を採用した本発明の多用途留め
輪は、一端部のガイド突起を他端部のストッパ部の挿通
孔に挿通してこれを引張ることで、弾性リング部が弾性
変形しつつ挿通孔に嵌合し、あるいは挿通孔を通過して
その弾性復元力によりストッパ部に係合して抜止めされ
るのであり、こうしてワンタッチ操作で線状部または弾
性リング部がループ状に保持される。

【００１４】また、弾性リング部または挿通孔を長手方
向に沿って複数個形成した本発明の多用途止め輪では、
ストッパ部に抜止めされる弾性リング部を複数個のうち
から適宜選択することで、ループの大きさが多段階に調
整され、また弾性リング部を挿通する挿通孔を複数個の
うちから適宜選択することで、ループの最小の大きさも
多段階に調整される。

【００１５】ここで、本発明の多用途留め輪は、素材を
軟質弾性素材としたことから、当りが柔らかく対象物を
傷付けることがないばかりか、対象物に対する密着性も
よい。

【００１６】なお、弾性リングを加捩することで、取り
扱いを容易にすることができるとともに、デザインの豊
富化を図ることができる。

【００１７】

【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図面に基づい
て具体的に説明する。図１は本発明の第１実施例による
多用途留め輪１を示している。この多用途留め輪１は、
軟質弾性素材としての合成ゴムにより一体成形された断
面直径２ｍｍ、全長９０ｍｍ程度の線状を基本形態とす
るもので、その一端部には直径３ｍｍ程度の球形の摘み
１ａを先端に有するガイド突起１ｂが略１５ｍｍの長さ
で形成されている。また、この多用途留め輪１の他端部
には、直径５ｍｍ程度の挿通孔１ｃを有する厚さ２ｍ
ｍ、外形１３ｍｍ程度の扁平リング状のストッパ部１ｄ
が形成されている。

【００１８】ここで前記多用途留め輪１の中間部には、
ガイド突起１ｂに連続する楕円形の弾性リング部１ｅ
と、この弾性リング部１ｅと他端部のストッパ部１ｄと
を接続する線状部１ｆとが形成されている。上記弾性リ
ング部１ｅは多用途留め輪１の長手方向に長径となり、
幅方向に短径となるもので、長径外周１７ｍｍ，短径外
周１０ｍｍ程度であって、断面直径は他の部分と同様に
２ｍｍ程度となっている。また、上記線状部１ｆは断面
直径２ｍｍで長さは概略４５ｍｍである。

【００１９】このように構成された第１実施例の多用途
留め輪１は、一端部のガイド突起１ｂを他端部のストッ
パ部１ｄの挿通孔１ｃに挿通してこれを引張るというワ
ンタッチ操作で、楕円形の弾性リング部１ｅが幅方向に
弾性変形しつつストッパ部１ｄの挿通孔１ｃに嵌合す
る。その際、ガイド突起１ｂの先端には摘み１ａがある
ので、ガイド突起１ｂを引張る操作は極めて容易であ
る。

【００２０】ここで、弾性リング部１ｅがストッパ部１
ｄの挿通孔１ｃに嵌合した状態では、弾性リング部１ｅ
は８字状に弾性復帰し、ストッパ部１ｄに摩擦係合して
抜止めされるのであり、こうして図２（ａ）に示すよう
にワンタッチ操作で線状部１ｆがループ状に保持され
る。また、この状態からさらにガイド突起１ｂを引張れ
ば、弾性リング部１ｅは小ストッパ部１ｄの挿通孔１ｃ
を完全に通過し、その弾性で楕円形に復元してストッパ
部１ｄに抜止めされるのであり、この場合も図２（ｂ）
に示すようにワンタッチ操作で線状部１ｆがループ状に
保持され、その保持状態はより確実なものとなる。

【００２１】そこで、第１実施例の多用途留め輪１は、
図３の（ａ）のように髪を束ねたり、（ｂ）のように野
菜や草花の茎などを添え木に止めたり、（ｃ）のように
コードバンドの代わりにコード類を束ねたり、（ｄ）の
ようにカードリングの代わりに穴明きカードを綴じた
り、（ｅ）のように小物を吊したり、（ｆ）のようにペ
ーパファスナの代わりに穴明きノート類を綴じるなどの
多用途に使用することができる。

【００２２】ここで、前記多用途留め輪１は、軟質弾性
素材としての合成ゴムにより一体成形されていて、適度
の弾性と密着性があり、当りが柔らかく対象物を傷つけ
ることがない。加えて長手方向には素材の弾性により伸
縮できるので、前述のように髪を束ねたり、野菜や草花
の茎などを添え木に止めたり、コード類を束ねたりとい
う用途には好適である。

【００２３】図４は本発明の第２実施例による多用途留
め輪２を示している。この多用途留め輪２は、前記第１
実施例の多用途留め輪１をベースとし、その弾性リング
部１ｅ及びストッパ部１ｄを長手方向に沿ってそれぞれ
例えば３個連続させたもので、全長は若干長くなってい
る。そして摘み２ａ、ガイド突起２ｂ、３個の挿通孔２
ｃ，２ｄ，２ｅ、３個のストッパ部２ｆ，２ｇ，２ｈ、
３個の弾性リング部２ｉ，２ｊ，２ｋの寸法は、それぞ
れ前記多用途留め輪１のものと同一であるが、線状部２
ｌは極めて短いものとなっている。

【００２４】このように構成された第２実施例の多用途
留め輪２は、一端部のガイド突起２ｂを他端部のストッ
パ部２ｆ，２ｇ，２ｈのうちの例えばストッパ部２ｆの
挿通孔２ｃに挿通して摘み２ａによりこれを引張るとい
うワンタッチ操作で、楕円形の各弾性リング部２ｉ，２
ｊ，２ｋが幅方向に弾性変形しつつ挿通孔２ｃを通過し
てストッパ部２ｆに抜止めされる。

【００２５】ここで多用途留め輪２のループの大きさ
は、弾性リング部２ｉが挿通孔２ｃを通過してストッパ
部２ｆに抜止めされた状態では図５（ａ）のように最も
大きく、弾性リング部２ｊが挿通孔２ｃを通過してスト
ッパ部２ｆに抜止めされた状態では図５（ｂ）のように
中間の大きさとなり、弾性リング部２ｋが挿通孔２ｃを
通過してストッパ部２ｆに抜止めされた状態では図５
（ｃ）のように最も小さくなり、こうしてループの大き
さは３段階に調整される。

【００２６】また、一端部のガイド突起２ｂを他端部の
ストッパ部のうち最も内側のストッパ部２ｈの挿通孔２
ｅに挿通するようにすれば、各弾性リング部２ｉ，２
ｊ，２ｋが挿通孔２ｅを通過してストッパ部２ｆに抜止
めされることで得られる３段階のループの大きさは、図
５（ｄ），（ｅ）（ｆ）に示すようにそれぞれ最も小さ
いものに微調整されるのであり、こうしてガイド突起２
ｂを挿通する挿通孔２ｃ，２ｄ，２ｅを有するストッパ
部２ｆ，２ｇ，２ｈを適宜選択することで、ループの大
きさが３段階に微調整される。従って、第２実施例の多
用途留め輪２は、コード類や髪を緩みなく束ねるのによ
り適している。

【００２７】図６（ａ）ないし（ｅ）は、摘み３ａを有
するガイド突起３ｂに連続するのは１個の弾性リング部
３ｃであるが、この弾性リング部３ｃにそれぞれ挿通孔
３ｄ，３ｅ，３ｆを有する３個のストッパ部３ｇ，３
ｈ，３ｉを線状部３ｊを介して接続した本発明の第３実
施例による多用途留め輪３を示している。ここで、各多
用途留め輪３の弾性リング部３ｃは、図６の（ａ）のよ
うな長円形の輪郭、（ｂ）のような三角形の連続した輪
郭、（ｃ）のような円形の連続した輪郭、（ｄ）のよう
な魚の輪郭、（ｅ）のような人体の輪郭など、適宜の輪
郭を選択することができる。

【００２８】図７（ａ）は、摘み４ａを有するガイド突
起４ｂと挿通孔４ｃを有するストッパ部４ｄとを長円形
の輪郭を有する弾性リング部４ｅで直接接続した形状の
本発明の第４実施例による多用途留め輪４を示してい
る。この多用途留め輪４は、幅方向に弾性変形して挿通
孔４ｃに挿通された弾性リング部４ｅがその弾性復元力
により挿通孔４ｃに摩擦係合することで図７（ｂ）のよ
うにループ状に保持される。この場合、弾性リング部４
ｅは挿通孔４ｃを連続的に通過するので、ループの大き
さは連続的に無段階に変化する。従って、この多用途留
め輪４は、コード類や髪を緩みなく束ねるのには前記多
用途留め輪２より更に適している。

【００２９】図８（ａ）は、摘み５ａを有するガイド突
起５ｂと３個の挿通孔５ｃ，５ｄ，５ｅを有するストッ
パ部５ｆとを、長円形の輪郭を有しかつ鋸歯状の突起５
ｇを外周に有する弾性リング部５ｈで直接接続した形状
の本発明の第５実施例による多用途留め輪５を示してい
る。この多用途留め輪５は、幅方向に弾性変形して挿通
孔５ｃに挿通された弾性リング部５ｈがその弾性復元力
により挿通孔５ｃに圧接し、鋸歯状の突起５ｇがストッ
パ部５ｆに係合することで図８の（ｂ）のようにループ
状に保持される。この場合、弾性リング部５ｈは多数の
鋸歯状の突起５ｇが選択的にストッパ部５ｆに係合する
ので、ループの大きさはきめ細かく多段階に変化し、し
かもループ状態はより確実に保持される。

【００３０】図９の（ａ）は、摘み６ａを有するガイド
突起６ｂと３個の挿通孔６ｃ，６ｄ，６ｅを有するスト
ッパ部６ｆとを、波形の輪郭を有する細長い弾性リング
部６ｇで直接接続した形状の本発明の第６実施例による
多用途留め輪６を示している。この多用途留め輪６は、
幅方向に弾性変形して挿通孔６ｃに挿通された弾性リン
グ部６ｇがその弾性復元力により挿通孔６ｃに圧接し、
波形の外周がストッパ部６ｆに係合することで図９の
（ｂ）のようにループ状に保持される。この場合も、弾
性リング部６ｇは多数の波形が選択的にストッパ部６ｆ
に係合するので、ループの大きさはきめ細かく多段階に
変化し、ループ状態も確実に保持される。

【００３１】なお、以上詳述した実施例において、弾性
リングに捩じりを加えることもできる。こうすること
で、弾性リングの全体形状を細身にすることができ、取
り扱いが容易となる一方、多用途留め輪のデザインの豊
富化を図ることができる。

【００３２】

【発明の効果】以上説明したとおり本発明の多用途留め
輪は、一端部のガイド突起を他端部のストッパ部の挿通
孔に挿通してこれを引張ることで、弾性リング部が弾性
変形しつつ挿通孔に嵌合し、あるいは挿通孔を通過して
その弾性復元力によりストッパ部に係合して抜止めされ
るのであり、こうしてワンタッチ操作で線状部または弾
性リング部がループ状に保持される。

【００３３】また、弾性リング部やストッパ部の挿通孔
を長手方向に沿って複数個形成した本発明の多用途止め
輪では、ストッパ部に抜止めされる弾性リング部を複数
個のうちから適宜選択することで、ループの大きさが多
段階に調整され、また弾性リング部を挿通する挿通孔を
複数個のうちから適宜選択することで、ループの最小の
大きさも多段階に調整される。

【００３４】従って、本発明の多用途留め輪は、コード
類を結束し、穴明きカードや用紙類を綴じ、小物類を吊
るし、髪を束ね、野菜や草花の茎などを添え木に止める
などの多用途に使用できる。ここで、本発明の多用途留
め輪は、素材を軟質弾性素材としたことから、当りが柔
らかく対象物を傷付けることがないばかりか、対象物に
対する密着性もよい。従って、髪を束ねたり、野菜や草
花の茎などを添え木に止めるなどの用途には好適であ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による多用途留め輪の第１実施例の自由
状態を示す平面図である。

【図２】（ａ）及び（ｂ）は、それぞれ第１実施例のル
ープ状態を示す斜視図である。

【図３】（ａ）〜（ｆ）は、それぞれ第１実施例の用途
を示す斜視図である。

【図４】本発明の第２実施例の自由状態を示す平面図で
ある。

【図５】（ａ）〜（ｆ）は、それぞれ第２実施例のルー
プ状態を示す斜視図である。

【図６】（ａ）〜（ｅ）は、本発明の第３実施例の自由
状態を示す平面図である。

【図７】（ａ）は本発明の第４実施例の自由状態を示す
平面図であり、（ｂ）は第４実施例のループ状態を示す
斜視図である。

【図８】（ａ）は本発明の第５実施例の自由状態を示す
平面図であり、（ｂ）は第５実施例のループ状態を示す
斜視図である。

【図９】（ａ）は本発明の第６実施例の自由状態を示す
平面図であり、（ｂ）は第６実施例のループ状態を示す
斜視図である。

【図１０】従来例としてのコードバンドを示す平面図で
ある。

【図１１】従来例としてのカードリングを示す平面図で
ある。

【符号の説明】

１〜６ 多用途留め輪 １ａ〜６ａ 摘み １ｂ〜６ｂ ガイド突起 １ｃ，２ｃ，２ｄ，２ｅ，３ｄ〜３ｆ，４ｃ，５ｃ〜５
ｅ，６ｃ〜６ｅ 挿通孔 １ｄ，２ｆ〜２ｈ，３ｇ〜３ｉ，４ｄ，５ｆ，６ｆ ス
トッパ部 １ｅ，２ｉ〜２ｋ，３ｃ，４ｅ，５ｈ ６ｇ 弾性リン
グ部 ５ｇ 突起

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 一端部のガイド突起と、挿通孔を有する
   他端部のストッパ部と、上記ガイド突起に連続する弾性
   リング部と、この弾性リング部と上記ストッパ部とを接
   続する線状部とが軟質弾性素材により一体形成され、上
   記弾性リング部がガイド突起と共に上記ストッパ部の挿
   通孔に挿通されて弾性復元力により抜止めされることで
   ループ状に保持されるよう構成したことを特徴とする多
   用途留め輪。
2. 【請求項２】 一端部のガイド突起と、挿通孔を有する
   他端部のストッパ部と、両者を接続する中間の弾性リン
   グ部とが軟質弾性素材により一体形成され、上記弾性リ
   ング部がガイド突起と共に上記ストッパ部の挿通孔に挿
   通されて弾性復元力により抜止めされることでループ状
   に保持されるよう構成したことを特徴とする多用途留め
   輪。
3. 【請求項３】 上記弾性リング部またはストッパ部の挿
   通孔を、長手方向に沿って複数個形成したことを特徴と
   する請求項１または２記載の多用途留め輪。
4. 【請求項４】 上記弾性リングが加捩されてなることを
   特徴とする請求項１〜３に記載の多用途留め輪。