JPH06336067A - 熱転写式記録装置 - Google Patents

熱転写式記録装置

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JPH06336067A
JPH06336067A JP14869093A JP14869093A JPH06336067A JP H06336067 A JPH06336067 A JP H06336067A JP 14869093 A JP14869093 A JP 14869093A JP 14869093 A JP14869093 A JP 14869093A JP H06336067 A JPH06336067 A JP H06336067A
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JP
Japan
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ink sheet
cassette
spool
time
thermal transfer
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JP14869093A
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English (en)
Inventor
Akihiko Iida
明彦 飯田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワンタイムインクシート又はマルチタイムイ
ンクシートのどちらのタイプにも対応して画像記録が可
能な熱転写式記録装置を提供する。 【構成】 インクシート巻取ロール7を駆動する巻取ロ
ール駆動手段8と、インクシート供給ロールに制動力を
付与する制動手段105と、インクシート供給ロールに
回転駆動力を付与するインクシート供給ロール駆動手段
103と、巻取ロール駆動手段に連結された巻取軸10
6aと、該該制動手段に連結された制動軸106cと、
該供給ロール駆動手段に連結された駆動軸106bと、
インクシート巻取ロール1を備え、該巻取軸に対する制
動軸と駆動軸の各距離が異なっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写式記録装置に関
し、特に1回のみ使用可能なインクシートと多数回使用
可能なインクシートの両者を使用することができる熱転
写式記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱転写式記録装置は、サーマルヘッドや
通電記録ヘッドなどの記録ヘッドによって、インクシー
ト上の染料又はインクを選択的に昇華又は溶融させてこ
れを受像シート上に転写することにより、受像シート上
に記録画像を形成するものである。図7は従来のワンタ
イムインクシート専用の熱転写式記録装置の概略構成を
示すブロック図であり、インクシート供給ロール201
から繰り出された1回のみ使用可能なインクシート(以
下「ワンタイムインクシート」と言う)205bと受像
シート206を、記録ヘッド212とプラテン213と
の間に挟んで搬送しながら、記録ヘッド212により画
像情報に応じた熱パターンを発生させることにより、上
記ワンタイムインクシート205bの染料を受像シート
206に転写して画像記録を行うものである。他方、上
記1回のみ使用可能なワンタイムインクシート205b
に対し、多数回使用可能なインクシート(以下「マルチ
インクシート」と言う)の搬送速度を受像シートの搬送
速度より遅い速度で搬送して画像記録を行なうことによ
り、マルチインクシートの使用密度を高め、ランニング
コストの低下を図った熱転写式記録装置が提案されてい
る(特開昭62−58917号公報を参照)。
【0003】ワンタイムインクシート205bは、記録
ヘッド212からの熱により受像シート206に融着し
た状態で、記録ヘッド212とプラテン213との間を
通過する。インクシート巻取ロール214は、モータ、
減速機構等から成る巻取ロール駆動手段215により、
トルクリミッタ等の張力付与手段216を介して回転駆
動され、記録ヘッド212とプラテン213との間を通
過したワンタイムインクシート205bに張力を付し、
受像シート206から剥離させて、これを巻き取る。イ
ンクシート供給ロール201は、制動手段202により
制動を受け、ワンタイムインクシート205bに対して
張力を付与する。然し、上記のような熱転写式記録装置
では、ワンタイムインクシート205bしか使用でき
ず、マルチインクシートをワンタイムインクシート20
5bに置き換えた場合には、インクシートと受像シート
とは等速で搬送されてしまう。従って、マルチインクシ
ートの搬送速度を受像シートの搬送速度より遅い速度で
搬送して画像記録を行ない、ランニングコストの低下を
図ることは不可能であった。
【0004】図8は従来のマルチインクシート専用の熱
転写記録装置の構成説明図であり、上記インクシート供
給ロール201から繰り出された多数回使用可能なマル
チインクシート205aと受像シート206を、記録ヘ
ッド212とプラテン213との間に挟んで搬送しなが
ら、記録ヘッド212により画像情報に応じた熱パター
ンを発生させ、マルチインクシート205aの染料を受
像シート206に転写して画像記録を行う熱転写式記録
装置である。モータ、減速機構等から成るインクシート
供給ロール駆動手段203により、インクシート供給ロ
ール201を回転駆動し、マルチインクシート205a
をインクシート供給ロール201の周速で送り出すよう
になっている。この速度は受像シート206の搬送速度
より遅くなっている。マルチインクシート205aは受
像シート206との間に作用する摩擦力によって記録ヘ
ッド212と受像シート206との間を通過する。イン
クシート巻取ロール214は、モータ、減速機構等から
成る巻取ロール駆動手段215により、トルクリミッタ
等の張力付与手段216を介して回転駆動され、記録ヘ
ッド212とプラテン213との間を通過したマルチイ
ンクシート205aに張力を付与しながら、これを巻き
取る。ここで、マルチインクシート205aはn回(n
>1)使用可能な性能を有するものであり、マルチイン
クシート205aと受像シート206の搬送速度比は概
ね1:nである。
【0005】然し、上記のような熱転写式記録装置で
は、多数回使用可能なインクシートのマルチインクシー
ト205aしか使用できない。このような熱転写式記録
装置は上記の熱転写式記録装置とは逆に、マルチインク
シート205aの搬送速度が受像シート206の1/n
に規制されるため、ワンタイムインクシート205bの
使用ができない不具合があった。ワンタイムインクシー
ト205bはマルチインクシート205aに比べ、コス
トの面で大きく劣るが、画像品質、消費電力など有利な
面もあり、それぞれの用途目的に応じて、マルチインク
シート205a又はワンタイムインクシート205bの
どちらのタイプを使用するか自由に選択できることが望
ましい。然し、従来の熱転写式記録装置は、マルチイン
クシート205a又はワンタイムインクシート205b
のどちらかのタイプの一方しか使用できないという不具
合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱転写式記録装
置は、ワンタイムインクシート又はマルチインクシート
のどちらかのタイプの一方しか使用できないという不具
合があった。
【0007】
【発明の目的】そこで本発明は、このような不具合を解
決するものである。即ち、ワンタイムインクシート又は
マルチインクシートのどちらのタイプにも対応して画像
記録が可能な熱転写式記録装置を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インクシート供給ロールから繰り出され
インクシート巻取ロールに巻き取られるインクシート
と、受像シートとを、記録ヘッドとプラテンとの間に挟
んで搬送しつつ、該記録ヘッドにより画像情報に応じた
熱パターンを発生させ、インクシートの染料又はインク
を受像シートに転写して画像記録を行なう熱転写式記録
装置において、上記熱転写式記録装置は、ワンタイムイ
ンクシートとマルチインクシートの両方を使用した記録
が可能であり、ワンタイムインクシートを使用する場合
にはインクシート供給ロールに制動力を付与してインク
シートと受像シートとを等速搬送し、マルチインクシー
トを使用する場合にはインクシート供給ロール回転駆動
力を付与して該ロールの周速を受像シートの搬送速度よ
りも小さくし、上記インクシート巻取ロールを駆動する
巻取ロール駆動手段と、上記インクシート供給ロールに
制動力を付与する制動手段と、上記インクシート供給ロ
ールに回転駆動力を付与するインクシート供給ロール駆
動手段と、巻取ロール駆動手段に連結された巻取軸と、
該制動手段に連結された制動軸と、該供給ロール駆動手
段に連結された駆動軸と、上記インクシート巻取ロール
を備え、該巻取軸に対する制動軸と駆動軸の各距離は異
なっていること、上記巻取軸はワンタイムインクシート
を収納したワンタイムカセット及び上記マルチインクシ
ートを収納したマルチカセットの巻取スプールに共に係
合可能であり、上記制動軸は上記ワンタイムカセットの
巻取スプールのみに係合可能であり、上記駆動軸は上記
マルチカセットの巻取スプールのみに係合可能であるこ
と、上記マルチカセットの巻取スプールと供給スプール
との間の距離が、上記ワンタイムカセットの巻取スプー
ルと供給スプールとの間の距離よりも短いこと、更には
上記熱転写式記録装置は上記各カセットを着脱するため
の挿入口を有し、該挿入口にはワンタイムカセット装着
用のガイドと、マルチカセット装着用のガイドを夫々配
置したことを特徴としている。
【0009】
【作用】上記のように構成された熱転写式記録装置は、
カセットを装着するだけで、カセット内のインクシート
の種類によって、制動力又は回転駆動力のいずれかを自
動的に選択して、インクシート供給ロールに付与するよ
うにして、ワンタイムインクシート又はマルチインクシ
ートのどちらのタイプにも対応して画像記録が可能な熱
転写式記録装置を提供することができるようにする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例の熱転写式記録装
置の原理を示すブロック図であり、インクシート供給ロ
ール1から繰り出されたインクシート2(多数回の使用
可能なマルチインクシート2a又は1回のみ使用可能な
ワンタイムインクシート2b)と受像シート3とを、記
録ヘッド4とプラテン5との間に挟んで搬送しながら、
記録ヘッド4により画像情報に応じた熱パターンを発生
させ、インクシート2(マルチインクシート2a又はワ
ンタイムインクシート2b)の染料を受像シート3に転
写して画像記録を行う熱転写式記録装置である。モー
タ、減速機構等からなる巻取ロール駆動手段8により、
トルクリミッタ等の張力付与手段9を介してインクシー
ト巻取ロール7を回転駆動し、受像シート3との間に作
用する摩擦力によって記録ヘッド4と受像シート3の間
を通過したインクシート2に張力を付与しながら、これ
を巻き取るようになっている。以上の構成においては上
記従来例と同様である。本発明は、インクシート供給ロ
ール1には、ステッピングモータ、減速手段等から構成
されるインクシート供給ロール駆動手段103が発生す
る回転駆動力、あるいは、トルクリミッタ、ブレーキ等
の制動手段105が発生する制動力のいずれかが、選択
的に伝達手段102,104を介して夫々付与されるよ
うになっている構成が特徴的である。
【0011】なお、ワンタイムインクシートは、受像シ
ート3に連られて等速で送られるので、供給ロール1に
対してはインクシートに張力を付与する為の制動力を付
与する必要がある。またマルチインクシートは、受像シ
ートの1/nの速度で搬送する必要がある為、供給ロー
ル1を当該遅い速度で駆動する為に回転駆動力を付与す
ることになる。以下において、制動力、回転駆動力とは
この意味である。なお、何れのインクシートを用いる場
合においても巻取ロール7側は、印字部を通過したイン
クシートを巻取るのに必要十分な速度で駆動される。
【0012】図2(a) 及び(b) は本発明の一実施例の要
部の具体的な構成を示す平面図及びX−X断面図であ
り、インクシート2が収納されるカセット109(マル
チインクシートカセット109a又はワンタイムインク
シートカセット109b)は、カセット筐体109c中
にインクシート2(マルチインクシート2a又はワンタ
イムインクシート2b)を巻き回して成るインクシート
供給ロールのスプール108(マルチスプール108a
又はワンタイムスプール108b)を収納して構成され
ている。上記スプール108(マルチスプール108a
又はワンタイムスプール108b)は、圧縮バネ110
a,110bにより図示矢印A方向に押し上げられ、各
スプール108a,108bの端部のスプール端部は、
記録装置側のホルダ107a,107bと係合して支持
されるようになっている。各スプール端部には例えば凹
所を形成し、この凹所を各ホルダ側の突部と係合せしめ
る。各ホルダ107a,107bは、軸106a,10
6bにより軸心を固定的に支持されて駆動力の伝達を受
ける。なお、図2のカセットはマルチインクシートカセ
ットである。
【0013】次に、図3(a) 及び(b) はワンタイムカセ
ット及びマルチカセットにおけるインクシートの巻き回
し状態を示す略図であり、両カセットはインクシート巻
取ロール7を構成する巻取スプール108aとインクシ
ート供給ロール1を構成するスプール108bの軸間距
離が異なっている。即ち、ワンタイムカセット109b
のスプール間距離(スプール108aと108bとの間
の距離)をL1 、マルチカセット109aのスプール間
距離をLM とした場合に、L1 >LM となるように設定
する。
【0014】図4は各ホルダに対する駆動手段等の接続
状態を示す概略図であり、カセット側のインクシート巻
取りスプール108aと係合してこれを保持するホルダ
107aと、マルチカセットのインクシート供給スプー
ル108bと係合してこれを保持するホルダ107b
と、ワンタイムカセットのインクシート供給スプール1
08bと係合してこれを保持するホルダ107cが、夫
々軸106a,106b,106cに固定されており、
それらの中心軸は同一の直線l上に位置している。ま
た、同図に示すようにインクシート巻取軸106aは、
巻取ロール駆動手段8により張力付与手段9を介して回
転駆動され、マルチシート供給軸106bは駆動手段1
03により回転駆動力(受像シートの搬送速度の1/n
の搬送速度を出力する為の駆動力)を付与され、ワンタ
イムシート供給軸106cは制動手段105により制動
力(インクシートに張力を付与するための制動力)を付
与される。なお、軸106bは駆動軸、106cは制動
軸である。
【0015】次に、図5(a) 及び(b) はワンタイムカセ
ット及びマルチカセットを記録装置に装着した場合の各
スプールと各ホルダとの接続状態を示す概略図であり、
(a)に示すようにワンタイムカセット109bが装着さ
れた場合、インクシート供給スプール108bはワンタ
イムスプールホルダ107cと係合し、(b) に示すよう
にマルチカセット109aが装着された場合にはインク
シート供給スプール108bはマルチスプールホルダ1
07bに係合する。いずれの場合も巻取りスプール10
8aは巻取りスプールホルダ107aに係合する。
【0016】図6(a) (b) 及び(c) はインクシートカセ
ットを挿入する挿入口の正面図、ワンタイムカセットを
該挿入口に装着した状態を示す正面図及びマルチカセッ
トを該挿入口に装着した状態を示す正面図である。図6
(a) に示すように挿入口111aの内部にはホルダ10
7a,107b,107cと、プラテンローラ5が配置
されている。挿入口111aの最大幅はワンタイムカセ
ットの外形と整合する寸法となっており、その底辺の左
右両端部にはワンタイムカセットの着脱を円滑にする為
のガイド112a,112cが形成されている。また挿
入口111aの底辺の適所にはマルチカセットの挿入を
ガイドするためのガイド112bが形成されている。各
ガイド112a,112b,112cは、夫々紙面と直
交する方向に延在する部材であり、各カセットの筐体を
着脱する際のガイドとなる。図6(b) に示すようにワン
タイムカセット109bを挿入口111aに装着した場
合にはカセット筐体109cはガイド112a,112
cによって外面をガイドされて装着される。(b) に示す
ようにマルチカセット109aが装着される場合には、
カセットはガイド112a、112bによってガイドさ
れて挿入される。なお、ワンタイムカセットには切欠き
115が設けてあるので、ガイド112bが当該カセッ
トの着脱を妨げることはない。
【0017】上記の構成によれば、ワンタイムカセット
とマルチカセットの供給スプール108bの位置を異な
らせたため、ワンタイムカセットを装着した場合にはそ
の供給スプール108bに駆動手段103が接続され、
マルチカセットを装着した場合には供給スプール108
bに制動手段が接続されることとなり、各インクシート
の種類に応じた適切な速度での搬送を実現することがで
きる。従って、同一の記録装置に対してワンタイムカセ
ットとマルチカセットを選択的に装着することにより、
特別な操作を要することなく、制動力又は回転駆動力を
各カセット内のスプールに伝えることができる。なお、
上記実施例ではワンタイムカセットのスプール間距離を
マルチカセットよりも大きく構成したが、これは逆であ
ってもよい。つまり、マルチカセットのスプール間距離
をワンタイムカセットよりも大きくしてもよい。また、
ワンタイムカセットとマルチカセットの何れかが装着さ
れたかを検知する方法としては種々考えられるが、例え
ば各カセットを装着する毎にカセットに設けた突起等に
より夫々異なったリミットスイッチをONするようにす
れば、識別が容易となる。また、フォトセンサによりカ
セットに設けた識別用のマーカを読み取るようにしても
よい。また、装置に設けたスイッチ操作によってオペレ
ータがいずれのカセットを装着したか入力するようにし
てもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、インクシートの種類によって、制動力又は
回転駆動力のいずれかを自動的に選択して、インクシー
ト供給ロールに付与されるようにしたので、ワンタイム
インクシート又はマルチインクシートのどちらのタイプ
にも対応して画像記録が可能な熱転写式記録装置を提供
することができる。即ち、本発明の熱転写式記録装置
は、インクシート供給ロールに付与する制動力を発生す
る制動手段と、インクシート供給ロールに付与する回転
駆動力を発生する駆動手段と、インクシート供給ロール
に制動力或は回転駆動力のいずれかを伝達する伝達手段
とを備え、マルチカセットと、ワンタイムカセットにお
いて、インクシート巻取ロールを構成するスプールとイ
ンクシート供給ロールを構成するスプールの軸間距離を
異なるものとし、更にマルチカセットのスプール端部と
係合する位置にホルダ、回転駆動力伝達手段、及び駆動
手段を配置し、且つワンタイムカセットのスプール端部
と係合する位置にホルダ、制動力を伝達付与する伝達手
段及び制動手段とを配置したので、それぞれスプールに
対応してインクシート供給ロールに制動力、或は回転駆
動力のいずれかのみを、インクシートの種類に応じて自
動的に付与することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す熱転写式記録装置の概
略説明のブロック図。
【図2】(a) 及び(b) は本発明の具体的実施例を示す熱
転写式記録装置の要部の断面図及び図2(a) のX−X線
の断面図。
【図3】(a) 及び(b) はワンタイムカセットとマルチカ
セットにおけるスプール間距離の違いを示す図。
【図4】各軸と駆動手段等との連結状態を示す模式図。
【図5】(a) 及び(b) はワンタイムカセットとマルチカ
セットの各概略構成説明図。
【図6】(a) (b) 及び(c) はカセット挿入口の正面図、
ワンタイムカセットを装着した状態の正面図及びマルチ
カセットを装着した状態の正面図。
【図7】従来の熱転写式記録装置の概略説明のブロック
図。
【図8】他の従来技術を示す熱転写式記録装置の概略説
明のブロック図。
【符号の説明】
1 インクシート供給ロール、2 インクシート、2a
マルチインクシート,2b ワンタイムインクシー
ト,3 受像シート,4 記録ヘッド,5 プラテン,
7 インクシート巻取ロール,8 巻取ロール駆動手
段,102,104伝達手段、103 インクシート供
給ロール駆動手段、105 制動手段、106a,10
6b,106c 軸、107a,,107b,107c
ホルダ,108 スプール、108a スプール,1
08b スプール,109 カセット、109a マル
チインクシートカセット,109b ワンタイムインク
シートカセット,109c カセット筐体,

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクシート供給ロールから繰り出され
    インクシート巻取ロールに巻き取られるインクシート
    と、受像シートとを、記録ヘッドとプラテンとの間に挟
    んで搬送しつつ、該記録ヘッドにより画像情報に応じた
    熱パターンを発生させることによりインクシートの染料
    又はインクを受像シートに転写して画像記録を行なう熱
    転写式記録装置において、 上記熱転写式記録装置は、ワンタイムインクシートとマ
    ルチインクシートの両方を使用した記録が可能であり、
    ワンタイムインクシートを使用する場合にはインクシー
    ト供給ロールに制動力を付与してインクシートと受像シ
    ートとを等速搬送し、マルチインクシートを使用する場
    合にはインクシート供給ロール回転駆動力を付与して該
    供給ロールの周速を受像シートの搬送速度よりも小さく
    し、 上記インクシート巻取ロールを駆動する巻取ロール駆動
    手段と、上記インクシート供給ロールに制動力を付与す
    る制動手段と、上記インクシート供給ロールに回転駆動
    力を付与するインクシート供給ロール駆動手段と、巻取
    ロール駆動手段に連結された巻取軸と、該制動手段に連
    結された制動軸と、該供給ロール駆動手段に連結された
    駆動軸と、上記インクシート巻取ロールを備え、該巻取
    軸に対する制動軸と駆動軸の各距離が異なっていること
    を特徴とする熱転写式記録装置。
  2. 【請求項2】 上記巻取軸はワンタイムインクシートを
    収納したワンタイムカセット及び上記マルチインクシー
    トを収納したマルチカセットの巻取スプールに共に係合
    可能であり、上記制動軸は上記ワンタイムカセットの巻
    取スプールのみに係合可能であり、上記駆動軸は上記マ
    ルチカセットの巻取スプールのみに係合可能であること
    を特徴とする請求項1記載の熱転写式記録装置。
  3. 【請求項3】 上記マルチカセットの巻取スプールと供
    給スプールとの間の距離が、上記ワンタイムカセットの
    巻取スプールと供給スプールとの間の距離よりも短いこ
    とを特徴とする請求項1、又は2記載の熱転写式記録装
    置。
  4. 【請求項4】 上記熱転写式記録装置は上記各カセット
    を着脱するための挿入口を有し、該挿入口にはワンタイ
    ムカセット装着用のガイドと、マルチカセット装着用の
    ガイドを夫々配置したことを特徴とする請求項1、2、
    又は3記載の熱転写式記録装置。
JP14869093A 1993-05-27 1993-05-27 熱転写式記録装置 Pending JPH06336067A (ja)

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