JPH06336005A - スクリーン印刷システムと該システムを用いた印刷方式ならびに該システムで用いるスクリーン版 - Google Patents

スクリーン印刷システムと該システムを用いた印刷方式ならびに該システムで用いるスクリーン版

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JPH06336005A
JPH06336005A JP16374893A JP16374893A JPH06336005A JP H06336005 A JPH06336005 A JP H06336005A JP 16374893 A JP16374893 A JP 16374893A JP 16374893 A JP16374893 A JP 16374893A JP H06336005 A JPH06336005 A JP H06336005A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のスクリーン印刷システムが有していた問
題点、即ち、微細な印圧の調整ができないこと、版離れ
速度が印刷箇所によって異なるため印刷結果が不安定で
あること、またそれらが原因で印刷できるパターンの大
きさに限界が生じていたことに鑑み、上記版離れ速度に
関する問題点を解消することによって、印刷精度の向上
と印刷パターンの高密度化及び極小化への対応とを実現
できるとともに、版離れ速度を含む印刷に係わる動作条
件を容易かつ好適に設定及び記録することができ、さら
に印刷結果自動検査装置と連係することによってより精
緻な上記動作条件の設定を行うことができるスクリーン
印刷システムと、該システムを使用することによって実
現する新しい印刷方式を提供することをその主たる目的
とする。 【構成】スキージ装置をその一構成部分とする印刷装置
と、該印刷装置の動作を制御するための動作条件制御装
置とを備え、それらに印刷結果自動検査装置を連係させ
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被印刷物に対し所定の
プリントパターンを有する複数個の孔(以下パターン)
を備えたスクリーン版を介して粘性印刷材料を印刷する
スクリーン印刷において使用する、スクリーン印刷シス
テムと該システムを用いた印刷方式ならびに該システム
で用いるスクリーン版に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スクリーン印刷作業において使用
される印刷システムに関しては、図40、41ないし4
2に示す、一ないし複数のスキージをその先端がスクリ
ーン版の上面に接触した状態で往復ないし一方向に移動
させることにより、スクリーン版15上に盛られた印刷
材料を所定のパターンからスクリーン版の下面に接面す
る被印刷物上に印刷する機能を有するものがある。ま
た、図43、44ないし45に示す、その底部に一対の
ブレード28、29を備え、該ブレード間に開閉可能の
供給口を備えるとともに、該供給口を非印刷時には閉鎖
しておき、毎回の印刷時にのみ開放し、かつその開口状
態を維持するように動作する供給口開閉機構を備えたハ
ウジングを、該供給口が開くとともに該ブレードの先端
がスクリーン版上面に接触した状態で移動させ、該ブレ
ードのうち後方のブレードをスキージとして機能させる
ように構成されたスキージ装置を備えた印刷システムも
既に知られている。例えば、本発明と同一の出願人が出
願している、特願平2−419135、実願平3−77
831、特願平3−360409、特願平4−1788
02、特願平4−191275、特願平5−3922
2、平成5年5月19日出願の特許(整理番号H5−1
−4)、平成5年5月26日出願の特許(整理番号05
05262)などがある。これらの印刷システムにおい
ては、スクリーン版上に印刷材料を供給する方式は各々
異なってはいるが、印刷システムが任意の印刷条件でそ
れに備わった駆動機構を動作させるための条件(以下動
作条件)の項目及びその設定方式に関しては、いずれの
装置もほぼ同じである。例えば、スキージ装置の移動速
度、スクリーン版に対するスキージの圧力(印圧)、ス
クリーン版下面と被印刷物上面との間に任意の距離を設
けた状態で印刷を行う方式(以下ギャップ印刷)での該
距離(以下ギャップ)、ギャップを設けずに印刷を行う
方式(以下コンタクト印刷)での強制版離れ速度等が上
記動作条件として使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
印刷システムにおいては、常に良好な印刷結果を得るた
めに、上述の如き複数の動作条件を設定ないし変更する
機能を備えているが、特にギャップ印刷を行う場合の印
圧及びスキージの移動速度の設定方法において、以下の
如き問題点を有している。ギャップ印刷を行う場合、ス
キージが通過している地点では、スクリーン版下面と被
印刷物上面とが部分的かつ一時的に接面し、その後該地
点からスキージが遠ざかるにつれて、スクリーン版の戻
り張力によりスクリーン版下面が被印刷物上面から徐々
に離れるという版離れ方式を採っている。このため、印
圧によってスクリーン版下面と被印刷物上面との間に形
成される上記接面部分の最後部を頂点として、スクリー
ン版と被印刷物との間に形成される角の角度は、スキー
ジの進行に伴い次第に小さくなっていく。このような版
離れ方式下において、従来の印刷システムでは、スキー
ジの移動速度をひとつの値でしか設定することができな
いことから、上記角度の最大地点における版離れ速度
と、最小地点における版離れ速度との差異は、相当な大
きさとなり、結果として印刷むらを発生させたり、印刷
可能なパターンの大きさ及びパターン密度を制限する原
因となっていた。また、上記の如き問題を有する印刷シ
ステムにおいては、連続する印刷作業を開始する際に必
要となる最適な動作条件の値を知り得るためには、熟練
者でも相当の時間を要するのが実情であった。また、印
刷する印刷材料の粘度等の条件に関しても、不良が発生
してはじめて酸化や固化を知るというのが実情であっ
た。本発明は、上述の如き印刷システムの有する問題点
に鑑みてなされたものであり、特に版離れ速度を0.1
秒あたり数ミクロンから100ミクロンの範囲で任意に
変化させることができる機能を有することによって、上
記版離れ速度に関する問題点を解消し、印刷精度の向上
と印刷パターンの高密度化及び極小化への対応とを実現
できるとともに、版離れ速度を含む印刷に係わる動作条
件を、容易かつ好適に設定及び記録することができ、さ
らに印刷結果自動検査装置と連係することによってより
精緻な上記動作条件の設定を行うことができるスクリー
ン印刷システムと、該システムを使用することによって
実現する新しい印刷方式を提供することとをその主たる
目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係わるスクリーン印刷システムは、後述す
る動作条件制御装置により指示される、押圧、版離れ速
度、印刷材料の粘土及び供給量などの値に対し、該当す
る駆動部を精緻に駆動させることができる駆動機構を有
するとともに、動作条件制御装置は、少なくとも、表示
装置と入力装置と中央処理装置と記録装置とから構成さ
れ、スクリーン版上のどの地点においても版離れ速度を
一定に保持すべく上記各駆動機構を動作させるためのデ
ータを計算ないし作成する手段を有している。
【0005】
【作用及び実施例】以下、本発明につき、実施例を示し
た添付図面を参照して詳述する。 (第一の実施例)第一の実施例においては、従来の技術
で述べたハウジング方式のスキージ装置を基本として構
成されたスキージ装置を備えた印刷装置を使用して、ク
リーム半田をプリント基板上に印刷する例につき説明す
るが、スキージ装置ないし印刷装置は特に以下の如き駆
動機構を有している。スキージ装置の水平方向の動作は
第一のモーター115を含む第一の駆動機構により制御
され、図3ないし図7において、スキージ装置8内のク
リーム半田を混練するとともに供給口から該クリーム半
田をスクリーン版15上に供給するための第一のローラ
ー17の回転は第二のモーター116及び粘度センサー
を含む第二の駆動機構により制御される構成である。第
二の駆動機構は、粘度センサーによる比較濃度計の機能
を有し、該機能によって印刷材料の粘度ないし濃度を逐
一計測することが可能であり、スキージ装置8内の印刷
材料の粘度を後述する動作条件の一項目として把握及び
制御することができる構成である。また、スキージ装置
8をスクリーン版15の方向に移動する動作は、その端
部がスキージ装置8上部の中心部に連結してなるエアシ
リンダー14を含む第三の駆動機構により制御され、図
7ないし図14において、スキージ装置8内に窒素ガス
を注入する動作は第三のモーター81及び第十のモータ
ー112を含む第四の駆動機構により制御され、図3、
18ないし図52において、印刷時にプリント基板12
を所定の位置で固定する基台16は第十一のモーター1
13及び第十二のモーター114を含む第十三の駆動機
構と第五の駆動機構(図示していない)とにより制御さ
れ、図7において、スキージ装置8の供給口の開閉は第
六の駆動機構(図示していない)により制御され、図3
ないし図7において、スキージ装置8の温度調整は温度
調整機構137により制御され、図7、12ないし図1
3において、スキージ装置8内にクリーム半田を補給す
る動作は第四のモーター83を含む第七の駆動機構によ
り制御され、図7ないし図9において、板バネ58の弾
力は第五のモーター79を含む第八の駆動機構により制
御され、支持ブロック32の位置は第六のモーター80
を含む第九の駆動機構により制御され、補助側壁の下面
線から下方に出るブレード28、29の先端部の長さは
第十五の駆動機構(図示していない)により制御され、
該先端部のスクリーン版上面に対する圧力(以下印圧)
は第十六の駆動機構(図示していない)により制御され
る構成である。上記構成のスキージ装置ないし印刷装置
はさらに、図3、4ないし図7において、スキージ装置
8を構成する一対の側壁26、27の下部に、ブレード
28、29の側面下部からクリーム半田がリークするこ
とを防止するとともに、スクリーン版15を介して基台
16上面に位置する駆動側辺132、133を押圧する
ための補助側壁24、25を各々備えている。図3、1
8ないし図52において、基台16は、その上面中央部
にその幅が印刷対象のプリント基板12の一方向の幅と
ほぼ同じで、しかも、その深さが該プリント基板の厚さ
と同じである溝を有し、該溝の平坦な底面上にプリント
基板12を載嵌することができ、しかも上記溝を構成す
る駆動側辺132、133は、第十一のモーター113
及び第十二のモーター114を含む第十三の駆動機構に
よって該溝の幅を任意に調整すべく各々動作する機能を
有し、さらに、上記第五の駆動機構によって、プリント
基板とスクリーン版との位置合せを行う機能を含め、任
意の位置に移動ないし固定される構成である。尚、上記
基台16に替え、図19において、第十三の駆動機構を
含む上記基台16と同じ構成である保持台68と、該保
持台68の側辺外側に各々位置しその上面位置を上記保
持台68上に載置されたプリント基板12の上面と同一
平面上を含む位置に任意に移動ないし固定することがで
きる機能を有する一組の平準基台69とを備えた構成と
しても良い。また、該構成においては、駆動側辺のない
態様の保持台でも良い。いずれの場合も、補助側壁2
4、25は、スクリーン版15を介して一組の平準基台
69上面に押圧される。上記の如き補助側壁24、25
及び基台16の構成から、図3において、上記第三の駆
動機構を動作することによってスキージ装置8をスクリ
ーン版15方向に移動し、補助側壁24、25をスクリ
ーン版15を介して駆動側辺132、133上面に対し
て押圧することができ、また該押圧を任意に調整するこ
とが可能である。また、スキージ装置8が摺動中は、補
助側壁24、25の側長を一組の対向辺とするスクリー
ン版上の長方形の領域において、スクリーン版15下面
とプリント基板12上面とを常に均一の力で圧接した状
態とすることが可能となり、全てのパターンに対してク
リーム半田を安定的に送入することができる。図7ない
し図9において、移動ブロック30は、その一組の側面
下部に第二のローラー18を回動自在に軸支し、その側
面上部は支持ブロック32内に嵌入している。また、移
動ブロック30は、支持ブロック32の一組の側面に設
けられた透孔に螺挿する一組のネジ59の端部が移動ブ
ロック30の上記一組の側面に設けられた直線状の溝内
に達する態様で支持される構成である。一方、支持ブロ
ック32の上面と移動ブロック30の上面との間には板
バネ58が備わり、該バネは、第五のモーター79を含
む第八の駆動機構の駆動部及びツマミ57に連結し、該
駆動部及び該ツマミの両方でその弾力が任意に調整され
る構成である。また、図3ないし図7において、支持ブ
ロック32は、スキージ装置8の前方面に固着する一組
のガイドレール33、34上を上下に移動できる態様で
あり、該動作は、第九の駆動機構の構成部分である一組
の連結駆動板70、71が第六のモーター80の動作に
よって駆動することにより制御される。また第六のモー
ター80の動作は、回転軸86によりもう一組の連結駆
動板70A、71Aにも伝達される構成である。尚、本
実施例を含む全ての実施例において、第二のローラー1
8に替えて、図8ないし図10に示す如き、タイミング
ベルト用ローラー20、21、22とタイミングベルト
23を用いた構成としても良い。上記構成より、図3な
いし図9において、第二のローラー18は、補助側壁2
4、25を駆動側辺132、133上面に対して押圧す
べくスキージ装置8がスクリーン版15方向に下降する
と、その周面下部を補助側壁24、25に先行してスク
リーン版15上面に接面する。さらに、所定の押圧に達
するまで補助側壁24、25がスクリーン版15を介し
て駆動側辺132、133上面に対して押圧されると、
移動ブロック30は支持ブロック32内部で上方に移動
するとともにその上面で板バネ58を押圧し、該押圧に
よって生じる該バネの弾力は、第二のローラー18の周
面下部をスクリーン版15に対して押圧すべく作用す
る。該動作により第二のローラー18は、ブレード2
8、29及び補助側壁24、25の通過に先行して、ス
クリーン版15上の任意の領域における、反りやねじれ
を矯正すべく機能を果たす。尚、上記第六のモーター8
0、第二のローラー18、タイミングベルト用ローラー
20、21、22、タイミングベルト23、移動ブロッ
ク30、支持ブロック32、板バネ58を、スキージ装
置8と分離した位置に備え、第一の駆動機構によってス
キージ装置8と連動させる構成として上記機能を得るこ
とも可能である。図7ないし図14において、スキージ
装置8の後方面には第四の駆動機構の駆動部であるバル
ブ74が固着し、該バルブの通気孔の一端はパイプ76
及びバルブ75を介して窒素ガスボンベ78に連結し、
同じく他端はスキージ装置8の後方面からスキージ装置
8内部に達する穿孔に連絡している。これにより、第三
のモーター81及び第十のモーター112の動作によっ
て、スキージ装置8内に供給する窒素ガスの供給間隔及
び供給量を任意に制御することが可能となる。図12な
いし図13に示す、クリーム半田のスキージ装置8内へ
の補給を制御する、第四のモーター83を含む第七の駆
動機構については、特願平4−191275における内
容と同じであるので、説明は省略する。上述した駆動機
構及び調整機構ならびに後述する全ての駆動機構及び調
整機構は、後述する動作条件制御装置で設定ないし指示
される動作条件に対し、各々に関係する制御項目に対し
て与えられたデータに基づき、必要に応じてそれが有す
る駆動部を印刷毎に自動で動作させることができる構成
である。また、本実施例を含む全ての実施例において、
上記駆動機構及び調整機構に加え、プリント基板を印刷
装置に搬入するための駆動機構、搬入されたプリント基
板とスクリーン版との位置を合わせるための駆動機構、
印刷後のプリント基板を搬出するための駆動機構、後述
する印刷結果自動検査装置の検査結果に基づきプリント
基板を選別するための駆動機構、スクリーン版の上下両
面をクリーニングするための駆動機構、該クリーニング
のための溶剤塗布機構を備えるとともに、後述する動作
条件制御装置によってそれらの動作を任意に制御するこ
とができる構成としても良い。次に、上記各駆動機構及
び調整機構を動作させるためのデータを設定する動作条
件制御装置につき説明する。動作条件制御装置は、図1
において、中央処理装置1(以下CPU)を備え、CP
U1は、後述する各種入力フォーマットに対して必要な
データないし情報を入力するためのキーボード7、入力
ないし処理されたデータないし情報をファイル形式で記
録しておくためのハードディスク3、各種入力フォーマ
ット及び入力ないし処理されたデータないし情報を表示
するディスプレイ5、後述するスケール及びデータない
し情報を印刷出力するためのプリンタ6と、各々連結す
る構成である。また、CPU1は、スキージ装置ないし
印刷装置が有する各駆動機構及び調整機構と電気的に連
絡している。上記CPU1、キーボード7、ハードディ
スク3、ディスプレイ5、プリンタ6は、それらが一体
的に構成される様態のものでも良いし、また、記録装置
として、ハードディスク3に替えてフロッピーデイスク
等の着脱可能な方式の記録媒体を使用する構成としても
良い。
【0006】次に、上述の如く構成されたスキージ装置
ないし印刷装置の各構成部ないし駆動機構について、そ
の動作及び機能をスクリーン印刷の実施過程を示して説
明する。印刷作業が開始されると、図3ないし図18に
おいて、プリント基板12は基台16に設けられた溝内
に運ばれて固定され、引続き第五の駆動機構の動作によ
って、基台16は、所与のギャップ値を得られる位置に
まで移動して固定される。この後、第三の駆動機構は所
与の押圧値が得られるまで、スキージ装置を図4に示す
初期位置から図5に示す摺動開始地点まで移動する。該
移動により、第二のローラー18の周面下部と補助側壁
24、25の下面は、スクリーン版15を介して駆動側
辺132、133上面に対し押圧された状態となる。該
押圧によって、ブレード28、29の先端部がスクリー
ン版15上面に接面して印圧を負荷することができるこ
とから、非常に小さな印圧を得るための調整を容易に行
うことが可能となる。また、上記状態においては、少な
くとも、補助側壁24、25の側長を一組の対向辺とす
るスクリーン版15上の長方形の領域において、スクリ
ーン版15下面とプリント基板12上面とは安定的に接
面している。これにより、スキージ装置8の摺動中にお
いて、該領域ではギャップを持たせないで行うスクリー
ン印刷の方式、所謂コンタクト印刷と同様の状態でしか
も非常に小さな印圧で、クリーム半田をパターン内に送
入することが可能となる。上記手段で押圧及び印圧が加
えられると、第六の駆動機構の動作によってブレード2
8、29間の供給口が開き、同時に、図3ないし図7に
おいて、第二の駆動機構の第二のモーター116が所与
の速度で動作を開始するのに伴い、第一のローラー17
が回転を開始する。該動作により、スキージ装置8内の
クリーム半田は該供給口からスクリーン版15上に供給
され始める。また、同時に第一の駆動機構によって第一
のモーター115が所与の速度で動作を開始し、スキー
ジ装置8は図5に示す位置から図6に示す位置の方向に
摺動を開始する。スキージ装置8が所与の地点まで摺動
すると、第二の駆動機構は第二のモーター116の動作
を停止することによって第一のローラー17の回転を停
止し、同じく第六の駆動機構の動作により供給口が閉じ
られる。その後、スキージ装置8が所与の摺動停止位置
に達すると、第一の駆動機構は第一のモーター115の
動作を停止することによってスキージ装置8の摺動を停
止する。引続き、スキージ装置8は第三の駆動機構と第
一の駆動機構との動作によって、図4に示す初期位置ま
で移動させられて次の印刷を開始する。
【0007】次に、本発明における動作条件制御装置を
用いて、上記の如く構成されたスキージ装置ないし印刷
装置の動作条件を好適に設定する手段につき、該設定ま
での手順例を示して説明する。上記設定までの手順例
(以下手順例)として、実印刷で使用するスクリーン版
(以下実スクリーン版)とそれに該当するプリント基板
(以下実基板)とを用い、ブレードと平行する帯状の任
意のエリアを該スクリーン版上で定めておき、テスト印
刷によって得られた該エリアの印刷結果を好適にするデ
ータに基づき、その他の箇所の印刷結果を好適にするた
めのデータを求める第一の手順例と、一定条件により配
設されたパターンを有するテストスクリーン版とそれに
該当するプリント基板(以下テスト基板)とを用いたテ
スト印刷を実施して、その印刷結果を好適にするデータ
を求め、さらに、該データに基づき実スクリーン版と実
基板とを用いたテスト印刷を行うことによって、実印刷
のための好適なデータを求める第二の手順例につき説明
する。第一の手順例においては、まず、CPU1に格納
されたプログラムを起動し、ディスプレイ5に、図32
に示す条件入力フォーマット89を表示させる。該フォ
ーマットからは、該当するスキージ装置ないし印刷装置
の動作に関し、動作条件制御装置が直接制御する条件
(以下動作条件)と、印刷するクリーム半田の仕様等に
関する情報(以下半田情報)と、スクリーン版及びプリ
ント基板の仕様等に関する情報(以下版情報)と、スキ
ージ装置ないし印刷装置が行う印刷作業の作業実績に関
する情報(以下作業情報)の一部とを、キーボードを用
いて各々入力ないし修正することができる。本実施例で
は、上記動作条件として、図32において、スキージ装
置がスクリーン版上で摺動を開始する時の移動速度(以
下初速)、スキージ装置内部の第一のローラーが回転を
開始する時の回転速度(以下回転初速)、補助側壁がス
クリーン版を介して基台上面ないし駆動側辺を押圧する
圧力(以下押圧)、非印刷時におけるギャップ、スキー
ジ装置がスクリーン版上を摺動する距離(以下摺動距
離)、該摺動距離を任意の数の区間に分割するための分
割グリッド数(以下グリッド数)、スキージ装置内にク
リーム半田を補給する間隔及びその補給量(以下半田補
給間隔及び半田補給量)、スキージ装置内に窒素ガスを
供給する間隔及びその供給量(以下窒素供給間隔及び窒
素供給量)、支持ブロック内の板バネの弾力の大きさ
(以下板バネレベル)、ガイドレール上での支持ブロッ
クの位置(以下第二ローラー位置)、スキージ装置の温
度(以下ハウジング温度)、スキージ装置内のクリーム
半田の粘度(以下半田粘度)、基台の溝の幅(以下溝
幅)、駆動側辺のプリント基板に対する挟圧(以下挟
圧)、補助側壁の下面線より下方に出るブレード先端部
のスクリーン版上面に対する圧力(以下印圧)、該先端
部の長さ(以下ブレード先端長)があり、半田情報とし
て、製造メーカー名、型番、粒子の大きさ、粒子の形
状、フラックスの含有量、仕様粘度があり、版情報とし
て、プリント基板名、基板番号、基板材質、基板層数、
基板長、基板幅、基板厚、基板メーカー、基台番号、版
番号、版の材質、版の厚さ、最小パターン幅、最小パタ
ーン長、最小ピンピッチがあり、作業情報として、作業
番号、作業予定数、累計作業数、当日作業数、時間当り
作業数がある。このうち、累計作業数、当日作業数、時
間当り作業数は、自動ないし指示によりCPU1が計算
ないし処理した数値が表示され、上記項目以外に、各種
統計及び検索結果を逐一表示させる構成とすることも可
能である。また、上記以外の動作条件として、印刷中の
スキージ装置の移動速度及び第一のローラーの回転速度
を制御する方式(以下移動速度変化及び回転速度変化)
と、一回の連続する印刷作業において印刷するプリント
基板の枚数(以下印刷枚数)を入力ないし修正すること
ができる構成である。条件入力フォーマット89を表示
して、作業情報、半田情報、版情報、動作条件に関する
各項目の所定の入力位置に、文字ないし数値情報を順次
入力後、条件入力フォーマット89に入力した情報に該
当する、クリーム半田、基台、実スクリーン版を各々所
定の箇所に投入ないし設置するとともに、同じく該当す
る実基板を所定の位置に投入する。次に、上記設定を初
期値として行う第一のテスト印刷につき説明する。第一
のテスト印刷を実施する際には、スクリーン版上のパタ
ーンのうち、特にその印刷結果に注意を払わなければな
らないパターンを含む、図15に示す如き、ブレードと
平行な帯状の特定のエリア104をあらかじめ定めてお
く。そして、初速、押圧、ギャップ、回転初速、ハウジ
ング温度、板バネレベル、第二ローラー位置、半田粘
度、印圧、ブレード先端長、挟圧の項目値を任意の組合
わせで印刷毎に変化させ、該エリア内のパターンの印刷
結果が好適となるまで印刷を繰り返す。該テストの間
は、移動速度変化及び回転速度変化の設定を常時、変化
させない指示を示すコード番号に設定しておくことによ
って、スキージ装置の摺動速度を印刷の最初から最後ま
で一定に、即ち、スクリーン版の版離れ速度を意図的に
不均一にしておくとともに、スクリーン版上に供給され
るクリーム半田の単位時間あたりの供給量を同じく一定
にしておく。本実施例においてCPU1は、スキージ装
置ないし印刷装置が印刷を実施する毎に、その時点で条
件入力フォーマット89上に入力されている動作条件
と、所与の論理式とを用い、同じく条件入力フォーマッ
ト89上に入力されているグリッド数に基づくグリッド
毎に、スキージ装置の摺動速度と、版離れ速度と、第一
のローラーの回転速度とを各々計算及び保持する機能を
有していることから、上記第一のテスト印刷を行うこと
により、エリア104内にあるパターンの印刷結果が好
適となった時点で、少なくとも、該エリアの印刷結果を
好適にする版離れ速度及び第一のローラーの回転速度を
含む動作条件を、数値として知り得ることが可能とな
る。また、該計算結果は、図33に示す修正入力フォー
マット93上に表示させることが可能であり、該フォー
マットを用いて数値を任意且つ強制的に修正することも
可能である。また、本実施例においてCPU1は、後述
するスケールを任意に実物大でプリンタに出力する機能
を有しており、上記エリア104に対する印刷結果を確
認する作業を含め、本実施例に限らず、後述の実施例を
含めた各テスト印刷後の印刷結果及びグリッド番号の確
認作業において、スケールを出力して使用することによ
り、該作業を容易に実施することができる。特にグリッ
ド数が多い場合には有効である。次に、上記第一のテス
ト印刷後に、引続き実施する第二のテスト印刷につき説
明する。第二のテスト印刷は、図33に示す修正入力フ
ォーマット93を用いて、第一のテスト印刷で得られた
上記特定のエリア104における好適なデータに基づ
き、該エリア以外の箇所において好適な、スクリーン版
の版離れ速度及び第一のローラーの回転速度の理論値を
求めるために実施する。図25は、一回の印刷におい
て、スキージ装置8が摺動する任意の二地点におけるス
クリーン版15とプリント基板12との関係を簡略化し
て示した図である。図25において、スキージ装置8の
摺動速度が一定である場合、補助側壁24の最後部を頂
点として、スクリーン版15とプリント基板12とによ
り形成される角の角度は、補助側壁24が角105を形
成する地点から角106を形成する地点への移動に伴
い、次第に小さくなっていくことを知り得る。よって、
スキージ装置8が摺動中における版離れ速度は、スキー
ジ装置8の位置によって異なることは明白である。図3
3において、スケール61は、摺動距離及びグリッド数
を用いて任意に作成されるグラフィック表示であり、グ
リッド番号表示行97Aは、グリッド数に基づきグリッ
ド毎に付与された、各グリッドを識別するための重複し
ない番号を表示する行であり、スキージ速度表示行98
Aは、CPU1が計算したグリッド毎のスキージ装置の
摺動速度を表示する行であり、版離れ速度表示行99A
は、同じく版離れ速度を表示する行であり、基準グリッ
ド指定行100Aは、後述する基準グリッドを指定する
ための行であり、版離れ速度修正行101Aは、版離れ
速度を強制的に修正するための行であり、回転速度表示
行102Aは、スキージ装置内に備った第一のローラー
のグリッド毎の回転速度を表示する行であり、回転速度
修正行103Aは、該回転速度を強制的に修正するため
の行である。まず、修正入力フォーマット93を表示さ
せ、図16ないし17に示す如く、第一のテスト印刷に
おける上記特定のエリアがどのグリッドに該当している
かを、印刷出力したスケール60をプリント基板12に
貼付することによって確認し、該グリッドを基準グリッ
ドとして設定するために、図33における、基準グリッ
ド指定行100A上の該当する位置に所定のマークを入
力する。上記エリアの印刷結果の確認作業及び後述する
印刷結果の確認作業全てにおいて、ディスプレイに印刷
後のプリント基板の映像と該映像に対応するスケールの
グラフィックとを同時に表示し、ディスプレイを通して
確認作業を行うことができる構成としても良い。また、
該確認作業ないしそれに続く基準グリッドの設定は、後
述する印刷結果自動検査装置の検査結果データを用い
て、自動で確認ないし設定できる構成としても良い。図
32において、第二のテスト印刷に備え、条件入力フォ
ーマット89上の移動速度変化の設定を、CPU1が所
与の論理式を用いて、上記基準グリッド以外のグリッド
における版離れ速度を基準グリッドにおけるそれと同じ
値にするような、グリッド毎のスキージ装置の摺動速度
を計算するためのコード番号に設定する。また、回転速
度変化の設定を、CPU1が、上記基準グリッド以外の
グリッドにおけるクリーム半田の供給量を基準グリッド
におけるそれと同じ値にするような、グリッド毎の第一
のローラーの回転速度を計算するためのコード番号に設
定する。本実施例においては、該回転速度の変化比率
は、上記摺動速度の変化比率と同一としている。第二の
テスト印刷を開始すると、CPU1は上記方式で必要な
データを算出し、該データに基づく電気的信号を、逐一
上記第一の駆動機構及び第二の駆動機構に対して発す
る。該信号を受けた上記各駆動機構は、該信号に基づき
逐一、第一のモーター及び第二のモーターの動作を変化
させ、スキージ装置の摺動速度及び第一のローラーの回
転速度を制御する。上記第二のテスト印刷後は、図33
に示す修正入力フォーマット93において、グリッド毎
のスキージ速度表示行98A、版離れ速度表示行99
A、回転速度表示行102A上のデータは、上記基準グ
リッドを除き、各々上記計算後の値に変更されて表示さ
れる。また、図32において、初速及び回転初速のデー
タも計算後の値に変更されて表示される。上述の第一、
第二のテスト印刷を行うことにより、半田情報及び版情
報に入力されたクリーム半田及び実スクリーン版を使用
して該当する実基板に対して印刷を行う際に、全グリッ
ドでの版離れ速度を均一にするとともに、グリッド毎に
好適な量のクリーム半田をスクリーン版上に供給量する
ための理論上のデータを得ることができる。次に、上記
第二のテスト印刷を実施後、上記理論上のデータを任意
且つ強制的に修正して行う、第三のテスト印刷につき説
明する。第一、第二のテスト印刷によって、どのグリッ
ドにおいても好適な印刷結果を得るための理論上のデー
タを求めることはできるが、該データを用いて実際に印
刷を行った結果が必ずしも好適であるとは限らない。例
えば、スクリーン版の疲労や、反り、湾曲、ねじれ等が
原因で、グリッドによっては不具合が生じることもあ
る。この様な状況に対応するため、本制御装置は、以下
の如き機能を備えている。上記第二のテスト印刷を連続
して何度か行うと、通常、プリント基板のどのあたりに
どのような不具合が発生するのか、その傾向を知り得
る。該傾向を確認後、まず、修正入力フォーマット93
を表示させ、現在のグリッド毎のデータを表示させる。
そして、該傾向が確認された箇所が属するグリッドに関
し、修正が必要なデータをキーボードを用いて修正す
る。例えば、あるグリッド番号に属するパターンにおい
て、クリーム半田の抜けが悪い傾向を確認した場合、一
例として、図33において、版離れ速度表示行99Aに
表示されている数値よりも大きい数値を、上記グリッド
番号上の版離れ速度修正行101Aに入力することがで
きる。また、クリーム半田の供給量が少ないと思われる
場合には、回転速度表示行102Aに表示されている数
値よりも大きい数値を、同じく回転速度修正行103A
に入力することができる。その後、上記修正があったグ
リッドでは修正値を、また、修正のなかったグリッドで
は第二のテスト印刷で得られたデータの値を使用するこ
とによって、各グリッドに対応するスキージ装置の各摺
動区間における動作を制御して、第三のテスト印刷を行
う。上記データの修正と第三のテスト印刷を繰り返すこ
とによって、全てのグリッドにおいて好適な印刷結果を
得るための動作条件を、数値として得ることが可能とな
る。次に、上記第一、第二、第三のテスト印刷によって
得られた、動作条件に関するデータ、半田情報、版情報
を、ファイル形式で記録する手段と、記録したファイル
を読み込む手段とにつき説明する。CPU1はデータを
保存する指示を受けると、その時点で条件入力フォーマ
ット89及び修正入力フォーマット93上に入力されて
いる情報及び数値を、指示されたひとつのファイル名
で、図49に示す形式の管理データファイル107とし
てハードディスク3上に書込む処理を行う。一方、上記
処理によってハードディスク3上に保存された管理デー
タファイルを読み込ませる際には、CPU1に対して管
理データファイルの読み込みを指示し、読み込ませるフ
ァイル名を入力すればよい。読み込まれた情報及び数値
は、CPU1の所定の領域に格納され、逐一、条件入力
フォーマット89ないし修正入力フォーマット93上の
所定の位置に表示させることができる。また、読み込ん
だデータを用いてスクリーン印刷を実施する際には、ま
ず、条件入力フォーマット89に入力された基板番号、
型番、基台番号、版番号に各々該当するプリント基板、
クリーム半田、基台、スクリーン版を各々所定の箇所に
投入ないし設置する。その後、条件入力フォーマット8
9上で印刷枚数を入力して印刷を開始させると、CPU
1は、押圧、ギャップ、摺動距離、ハウジング温度、半
田補給間隔、半田補給量、窒素供給間隔、窒素供給量、
板バネレベル、第二ローラー位置、初速、溝幅、半田粘
度、印圧、ブレード先端長、挟圧、移動速度変化、回転
初速、回転速度変化に対して与えられた数値ないし指示
情報に基づき、該当する各駆動機構を自動で動作させる
とともに、修正入力フォーマット93に入力されたデー
タに基づき、グリッド毎にスキージ装置の摺動速度と第
一のローラーの回転速度を各々制御する信号を、第一及
び第二の駆動機構に対して各々発し、スキージ装置ない
し印刷装置に印刷を行わせる。該印刷において、印刷結
果が芳しくないと判断された場合には、必要に応じ、上
述のテスト印刷を連続ないし単独で行うことが望まし
い。以上が第一の手順例である。
【0008】次に、第二の手順例につき説明する。第二
の手順例においては、条件入力フォーマット89を用い
て動作条件、半田情報、版情報、作業情報に関する項目
を入力ないし修正する手順については、上述の第一の手
順例と同じであるので、説明は省略する。本手順例にお
いては、一例として、テスト印刷後に実印刷で使用する
実スクリーン版が有するパターンを含むその特徴に応じ
て、以下の如き三種類のテストスクリーン版と、該スク
リーン版に各々該当するテスト基板とを使用して、テス
ト印刷を行うことを特徴としている。図21において、
第一のテストスクリーン版66は、その幅が段階的に異
なる任意の種類のパターンを、その種類毎にブレードと
平行な一直線上に一定間隔で配している。図20におい
て、第二のテストスクリーン版65は、その幅が段階的
に異なる任意の種類のパターンを、その種類毎にブレー
ドと直角な一直線上に一定間隔で配している。図22に
おいて、第三のテストスクリーン版67は、ブレードと
直角な一直線でスクリーン版をふたつの領域に分け、ひ
とつの領域内に上記第一のテストスクリーン版66と同
様のパターンを配し、他の領域内に上記第二のテストス
クリーン版65と同様のパターンを配している。上記三
種類のテストスクリーン版全てを、後述のテストスクリ
ーン版を用いて行う各テスト印刷時に使用することが可
能であるが、本手順例においては、第一のテストスクリ
ーン版66のみを使用する場合につき説明する。また、
テストスクリーン版は、上記三種類に限定されるもので
はなく、例えば図53に示す如き、任意の種類の幅を有
するパターンを、一定の角度で傾斜させて、それらをブ
レードと直角な一直線を中心として対象形となる態様で
配設したものでも良い。尚、本手順例で使用する各テス
ト基板の大きさ及び厚さと、各テストスクリーン版の材
質及び厚さは、テスト印刷に続く実印刷で使用するプリ
ント基板(以下実基板)及びスクリーン版(以下実スク
リーン版)と同じ大きさ、材質及び厚さを有するものを
使用することが望ましい。第一のテスト印刷は、図32
に示す、条件入力フォーマット89を用いて入力され
た、第一のテストスクリーン版66及びそれに該当する
テスト基板に関するデータを初期値として開始され、任
意のグリッドにおける印刷結果が好適となるまで印刷を
繰り返す。この間、初速、押圧、ギャップ、回転初速、
ハウジング温度、板バネレベル、第二ローラー位置、半
田粘度、印圧、ブレード先端長、挟圧の項目値を任意の
組合わせで印刷毎に変化させる。また、移動速度変化及
び回転速度変化の設定は常時、変化させない指示を示す
コード番号に設定しておくことによって、スキージ装置
の摺動速度を印刷の最初から最後まで一定に、即ち、ス
クリーン版の版離れ速度を意図的に不均一にしておくと
ともに、スクリーン版上に供給されるクリーム半田の単
位時間あたりの供給量を同じく一定にしておく。上記第
一のテスト印刷によって、上述の第一の手順例と同様に
CPU1は所与の論理式を用いて計算を行い、少なくと
も、任意のグリッド内にあるパターンの印刷結果が好適
となる、スクリーン版の版離れ速度と、第一のローラー
の回転速度とを含む動作条件を数値として知り得ること
ができる。次に、上記第一のテスト印刷に続き、第一の
テストスクリーン版66を使用して第二のテスト印刷を
実施する。第二のテスト印刷は、上記その印刷結果が好
適である任意のグリッドを基準グリッドに指定して実施
するが、その手順は、上述の第一の手順例における第二
のテスト印刷における手順と同じであるので説明は省略
する。上記第二のテスト印刷後は、図33に示す修正入
力フォーマット93において、グリッド毎のスキージ速
度表示行98A、版離れ速度表示行99A、回転速度表
示行102A上のデータは、上記基準グリッドを除き、
各々計算後の値に変更されて表示される。また、図32
において、初速及び回転初速のデータも各々計算後の値
に変更されて表示される。上述の第一、第二のテスト印
刷を行うことにより、少なくとも、半田情報及び版情報
に入力されたクリーム半田及び第一のテストスクリーン
版66を使用して該当するテスト基板に対してスクリー
ン印刷を行う際に、全グリッドでの版離れ速度を均一に
するとともに、グリッド毎に好適な量のクリーム半田を
スクリーン版上に供給量するための理論上のデータを、
数値として知り得ることができる。第二のテスト印刷に
おいて、その印刷結果がどのグリッドにおいても好適で
あれば、引続き、後述する第五のテスト印刷を行うが、
好適ではなかった場合には、以下の如き第三のテスト印
刷を行う。また、第五のテスト印刷に先立ち、第二のテ
スト印刷が終了した時点での動作条件に関するデータ、
半田情報、版情報は、上述の第一の手順例で説明した方
法で、管理データファイルとして記録しておくことが望
ましい。本実施例においては、上述の移動速度変化及び
回転速度変化の設定に関し、前述の、基準グリッドの版
離れ速度及びクリーム半田の供給量を他のグリッドにお
いても得られるべく処理を行う第一の手段以外に、以下
の如き手段を設定することができ、第三のテスト印刷
は、それらの手段と第一のテストスクリーン版66を用
いて行われる。上記第一の手段以外の手段として、以下
の如き手段を備えている。第二の手段は、入力されてい
るグリッド数を用い、スキージ装置の移動速度及び第一
のローラーの回転速度を任意の一定比率で変化させる区
間(以下速度変化区間)と定速で移動及び回転させる区
間(以下定速区間)とを、グリッド単位に任意の間隔で
交互に設定するとともに、基準グリッドどして指定した
グリッドにおける上記移動速度及び回転速度のデータを
初速及び回転初速として使用し、それ以降の各グリッド
における移動速度及び回転速度を逓減させる方法であ
る。定速区間における移動速度及び回転速度は、その直
前の速度変化区間における変化後の速度が各々使用され
る。第三の手段は、上記第二の手段と同様の方式で速度
変化区間及び定速区間を設定し、基準グリッドとして指
定したグリッドにおける上記移動速度及び回転速度のデ
ータが、移動を停止する直前の数値となるように、各グ
リッドにおけるデータを算出する方法である。したがっ
て、移動速度及び回転速度は逓増する。第四の手段は、
上記第二、第三の手段と同様の方式で速度変化区間及び
定速区間を設定し、基準グリッドとして指定したグリッ
ドにおける移動速度及び回転速度のデータを摺動距離の
中間点を含むグリッドのデータとし、該グリッドより前
の区間においては、該グリッドでのデータが上記基準グ
リッドに指定されたグリッドの値となるように上記区間
指定に基づき移動速度及び回転速度を逓増させ、一方、
該グリッドより後の区間においては、該グリッドのデー
タを初速及び回転初速として上記区間指定に基づき逓減
させる方法である。上記第二のテスト印刷において、そ
の印刷結果が全体としては好適ではない場合でも、少な
くとも、第一のテスト印刷で得られた任意のグリッドに
おいては好適な印刷結果を得ることができるが、第三の
テスト印刷は、第二のテスト印刷で好適な印刷結果が得
られた任意のグリッドを上記第二、第三、第四の手段に
おける基準グリッドとして指定し、該手段を任意に組合
わせて行う。上記方式で行う第三のテスト印刷において
は、少なくとも、その印刷結果が好適な定速区間に属す
る任意のグリッドを知ることができるが、第三のテスト
印刷後には、引続き、以下の如き第四のテスト印刷を行
う。第四のテスト印刷は、上述の移動速度変化及び回転
速度変化の設定に関する第一の手段を用い、該手段にお
いて、第三のテスト印刷で得られた印刷結果が好適な任
意のグリッドを基準グリッドに指定して行われる。上記
第四のテスト印刷において、全てのグリッドでの印刷結
果が好適であれば、後述の第五のテスト印刷を行うこと
となるが、そうでない場合には、再度、第三のテスト印
刷と、第四のテスト印刷を繰り返し行う。また、第五の
テスト印刷に先立ち、第四のテスト印刷が終了した時点
での動作条件に関するデータ、半田情報、版情報は、上
述の第一の手順例で説明した方法で、管理データファイ
ルとして記録しておくことが望ましい。次に、上記第二
ないし第四のテスト印刷において、第一のテストスクリ
ーン版に対する全グリッドの印刷結果が好適であること
を確認した後に行う、第五のテスト印刷につき説明す
る。第五のテスト印刷は、実印刷において使用する実ス
クリーン版と実基板を用いて行う。図32に示す条件入
力フォーマット89を表示させ、版番号、基板番号等、
上記第二ないし第四のテスト印刷終了時点でCPU1が
有しているデータのうち、その内容を変更しなければな
らない項目に対して修正を行う。また、第五のテスト印
刷は、上記移動速度変化及び回転速度変化の設定を第一
の手段に指定して行うため、該設定及び修正入力フォー
マット93に表示されるデータに関しては、修正を行う
必要はない。上記修正後、実スクリーン版及び実基板用
の基台を所定の位置に設置し、実基板を所定の位置に投
入して第五のテスト印刷を行う。上記第五のテスト印刷
において、全てのグリッドの印刷結果が好適であること
が確認できれば、引続き、連続する実印刷を開始するこ
ととなる。また、該時点においてCPU1が有してい
る、動作条件に関するデータや各種情報を管理データフ
ァイルとして、新たに記録しても良い。一方、第五のテ
スト印刷の印刷結果が好適ではなかった場合、第六のテ
スト印刷を行う。第六のテスト印刷は、第五のテスト印
刷において印刷結果が好適であった任意のグリッドを、
移動速度変化及び回転速度変化の設定における第二、第
三、第四の手段での基準グリッドとして指定し、その印
刷結果が好適となる、定速区間に属する任意のグリッド
を確認できるまで該手段を任意に組合わせて実施する。
第七のテスト印刷は、第六のテスト印刷において求めら
れた任意のグリッドを基準グリッドとし、移動速度変化
及び回転速度変化の設定における第一の手段により行わ
れる。第七のテスト印刷において、全グリッドの印刷結
果が好適であれば、引続き連続する実印刷を開始するこ
ととなる。また、該時点においてCPU1が有してい
る、動作条件に関するデータや各種情報を管理データフ
ァイルとして、新たに記録しても良い。一方、その結果
が好適ではなかった場合には、好適な結果が得られるま
で、上記第五のテスト印刷以降のテスト印刷を繰り返し
実施する。以上、本実施例における第二の手順例につき
説明したが、CPU1が任意のテスト印刷の時点で有す
る動作条件に関するデータ、半田情報、版情報をファイ
ル形式で記録する手段と記録された管理データファイル
をCPU1に読み込ませる手段、読み込んだ管理データ
ファイルによって実印刷を開始するための手段に関して
は、第一の手順例と各々同じであり、説明は省略する。
【0009】次に、本実施例における動作条件制御装置
が有する、データベース機能につき説明する。上述の如
き手順ないし方式によって管理データファイルがある程
度の数まで蓄積されると、新規のプリント基板用に新た
に管理データファイルを作成する際には、既に作成され
ている管理データファイルのうち、類似のものを参照な
いし利用することができる。本装置のCPU1は、図に
は示していないが、管理データファイル内の各種データ
及び情報をキーとして、該キーに該当する管理データフ
ァイルを検索する機能を有している。例えば、使用する
スクリーン版の厚さ及び最小ピンピッチ、クリーム半田
の粒子の大きさをキーとして、既に作成されている管理
データファイルのなかから、該数値と合致する数値を有
する管理データファイルを検索してディスプレイ5にフ
ァイル名のリストを表示することができる。該リストの
中から任意のファイルを指定して読み込ませ、該ファイ
ルが有するデータ及び情報を最大限に利用してテスト印
刷を行うことにより、連続する実印刷を開始するまでの
時間を大幅に短縮することが可能となる。
【0010】次に、スクリーン印刷における印刷結果を
自動で検査するために使用される、印刷結果自動検査装
置(以下検査装置)から電気的信号を取り込み、連続す
る実印刷中に、必要に応じて任意のデータを逐一変更す
る手段につき説明する。図2において、検査装置10
は、スキージ装置8をその一部として構成される印刷装
置9と搬送コンベア11で連結されるとともに、印刷装
置9及びCPU1と電気的に連絡している。印刷装置9
により印刷されたプリント基板12は、搬送コンベア1
1を経て検査装置10内の所定の位置まで運ばれる。検
査装置10は、その内部に備った画像認識素子13でプ
リント基板12の所定の箇所を順次映写し、その映像に
対して画像処理を行なう。また、該処理による検査の結
果は、CPU2ないしハードディスク4が有するCAD
データ等を参照して作成した検査データとして、逐一C
PU2ないしハードディスク4に記録される。上記画像
処理による検査は、上記映像を数値化して行われ、その
数値を、不良項目毎に設定された所定の基準値と比較し
て良否の判定を行う方式を採っている。また、上記動作
及び機能は、検査装置10に備ったCPU2に格納され
たプログラムが制御している。CPU2はまた、記録さ
れた検査データを逐一集計する機能と、該集計の結果を
電気的な信号として印刷装置9側のCPU1に対して逐
一発信する機能とを有している。上記の如く構成された
検査装置10は、上記検査データの集計及び該集計の結
果に基づく電気的な信号を発する手段の一例として、以
下の如き方式を採っている。例えば、任意の期間におい
て、半田過多に関する不良が特定の箇所に集中して発生
したという結果を得ると、CPU2は、印刷装置9側の
CPU1に対し、該箇所を示す座標データと、不良項目
を示すコードと、該不良と判定する根拠となった数値
と、上記所定の基準値とを含む電気的な信号を発信す
る。該信号を受信した印刷装置9側のCPU1は、受信
した座標データに関係するグリッドを特定するととも
に、該不良に関係する動作条件を変更すべく必要な駆動
機構を制御する。例えば、上記不良において、該当する
グリッドにおけるスキージ装置の移動速度に原因がある
と判断すると、CPU1は直ちに、該グリッドにおける
第一の駆動機構の動作に関するデータを変更する。CP
U1は、変更後の印刷において不良が解消されたことを
確認するまで、不良項目及び不良の度合いに応じて、変
更されるデータ項目の優先順位やその組合わせ及び変更
幅等を含む、あらかじめ設定された判断基準により上記
動作を繰り返す。上記判断基準は、ハードディスク3な
いしCPU1に記録されているデータベースファイル中
の、過去において行ったデータ変更に対する不良の解消
実績を集計した実績データを逐一参照することによって
ファジー理論を展開し、任意に設定することができる構
成としても良い。一方、上記の如き判断基準に基づき必
要なデータを逐一変更する手段は、上述の第一、第二の
手順例における各テスト印刷を補助する目的で、例えば
以下の如き方式で使用することができる。図50ないし
図51に示す、上述の第一、第二の手順例のフローチャ
ートに基づくアルゴリズムを、各々CPU1内のプログ
ラムに設定しておき、任意の手順例を選択して実行する
ことが可能である。第一の手順例を選択した場合におい
て、CPU1は、動作条件及び特定のエリアに関し、所
定の初期値を用いて第一のテスト印刷を開始する。該印
刷の結果に関するデータは、逐一検査装置10側のCP
U2から印刷装置9側のCPU1にフィードバックさ
れ、CPU1は、該検査データを分析するとともに上述
の判断基準に基づき、上記特定のエリアにおいて好適な
印刷結果が得られるまで、必要なデータを変更して印刷
を繰り返す。この場合、特定のエリアは任意のグリッド
としても良い。第二のテスト印刷は、所与の論理式を用
いて、第一のテスト印刷において得られたグリッドを基
準グリッドとして行われる。第三のテスト印刷は、第二
のテスト印刷に対する検査装置10からの検査データを
グリッド毎に分析し、必要なデータを逐一変更し、全グ
リッドにおいてその検査データが好適となるまで印刷を
繰り返す。この場合にも、上述のデータベースファイル
ないし所定の基準を参照する。また、第二の手順例にお
いて、スクリーン版及びプリント基板の交換が必要なテ
スト印刷に際しては、ディスプレイ5にメッセージを表
示することによって、作業者に対してスクリーン版、プ
リント基板、基台の交換や選択を求める構成とすること
ができる。また、特に第一の手順例においては、上述の
管理データファイルに関するデータベース機能を本方式
においても使用できる構成とし、条件入力フォーマット
89により入力された版情報、半田情報に関する任意の
入力値に基づき、自動で類似の管理データファイルを検
索し、該当するファイルが有する動作条件に関するデー
タを第一のテスト印刷の初期値として自動で上記の如き
テスト印刷を開始する構成としても良いし、連続する実
印刷を開始する前に、読み込んだ管理データファイルが
有するデータに基づき自動でテスト印刷を行い、必要で
あればデータを任意に変更する構成としても良い。以上
が第一の実施例に関する説明である。
【0011】(第二の実施例)次に、第二の実施例につ
き説明する。本実施例において使用するスキージ装置な
いし印刷装置は、上述の第一の実施例における構成に、
以下の如き特徴を加えた構成としている。図11ないし
図23において、スキージ装置8の後方面下部にはその
中間部の径が両端部の径より小さい形状の第三のローラ
ー19が備わり、該ローラーは、第二のローラー18と
同様の方法で移動ブロック31に軸支されている。該移
動ブロック31は、一組のガイドレール35、36上で
移動及び固定することができ、その動作は、第七のモー
ター82、連結駆動板70B、71B、70C、71C
及び回転軸87を含む第十の駆動機構によって、支持ブ
ロック32と同様の方法で制御される構成である。上記
の如く構成されたスキージ装置ないし印刷装置を使用し
てスクリーン印刷を行う際に、上記第三のローラー19
は、以下の如き作用をする。図26において、仮に、第
三のローラー19の周面下部が三角形108の高さと等
しい高さになるような位置に移動ブロック31が固定さ
れていたとすると、スキージ装置8が摺動を開始して補
助側壁24が三角形108を形成する地点に達するまで
の全ての地点においては、常に、第三のローラー19の
周面下部はスクリーン版15と接面部分を有し、該部分
でスクリーン版15を押圧する。この間、スクリーン版
15は該接面部分を屈点ないし屈面として強制的に屈曲
させられた状態となっているが、該状態において形成さ
れる三角形109の高さは、三角形108の高さに等し
い。従って、スキージ装置8が摺動を開始して補助側壁
24が三角形108を形成する地点に達するまでの全て
の地点において、版離れ速度は一定である。尚、上記第
十の駆動機構に替えて、スキージ装置8と分離した態様
で第三のローラー19ないし移動ブロック31を動作さ
せて、上記の作用を得られることができる構成の駆動機
構を設けても良い。また、図23ないし図24におい
て、第二のローラー18に替えて、前述同様、タイミン
グベルト23を用いる構成としても良い。
【0012】次に、動作条件制御装置を用いて、上記の
如き構成のスキージ装置ないし印刷装置の動作条件を好
適に設定する手段につき、該設定までの手順例を示して
説明する。上記設定手順例(以下手順例)として、実印
刷で使用するスクリーン版(以下実スクリーン版)とそ
れに該当するプリント基板(以下実基板)とを用い、テ
スト印刷によって得られた任意のグリッドにおける印刷
結果を好適にするデータに基づき、その他のグリッドで
の印刷結果を好適にするためのデータを求める手順例に
つき説明する。まず最初に、CPU1に格納されたプロ
グラムを起動し、ディスプレイ5に、図34に示す条件
入力フォーマット90を表示させる。該フォーマットか
らは、該当するスキージ装置ないし印刷装置の動作に関
し、動作条件制御装置が直接制御する条件(以下動作条
件)と、印刷するクリーム半田の仕様等に関する情報
(以下半田情報)と、使用するスクリーン版の仕様等に
関する情報(以下版情報)と、スキージ装置ないし印刷
装置が行う印刷作業の作業実績に関する情報(以下作業
情報)の一部とを、キーボードを用いて各々入力ないし
修正することができる。本実施例では、上記動作条件と
して、図34において、スキージ装置がスクリーン版上
で摺動を開始する時の移動速度(以下初速)、スキージ
装置内部の第一のローラーが回転を開始する時の回転速
度(以下回転初速)、補助側壁がスクリーン版を介して
基台上面ないし駆動側辺を押圧する圧力(以下押圧)、
非印刷時におけるギャップ、スキージ装置がスクリーン
版上を摺動する距離(以下摺動距離)、該摺動距離を任
意の数の区間に分割するための分割グリッド数(以下グ
リッド数)、スキージ装置内にクリーム半田を補給する
間隔及びその補給量(以下半田補給間隔及び半田補給
量)、スキージ装置内に窒素ガスを供給する間隔及びそ
の供給量(以下窒素供給間隔及び窒素供給量)、支持ブ
ロック内の板バネの弾力の大きさ(以下板バネレベ
ル)、ガイドレール上での支持ブロックの位置(以下第
二ローラー位置)、スキージ装置の温度(以下ハウジン
グ温度)、スキージ装置内のクリーム半田の粘度(以下
半田粘度)、基台の溝の幅(以下溝幅)、駆動側辺のプ
リント基板に対する挟圧(以下挟圧)、補助側壁の下面
線より下方に出るブレード先端部のスクリーン版上面に
対する圧力(以下印圧)、該先端部の長さ(以下ブレー
ド先端長)、ガイドレール上での移動ブロックの位置
(以下第三ローラー位置)があり、半田情報として、製
造メーカー名、型番、粒子の大きさ、粒子の形状、フラ
ックスの含有量、仕様粘度があり、版情報として、プリ
ント基板名、基板番号、基板材質、基板層数、基板長、
基板幅、基板厚、基板メーカー、基台番号、版番号、版
の材質、版の厚さ、最小パターン幅、最小パターン長、
最小ピンピッチがあり、作業情報として、作業番号、作
業予定数、累計作業数、当日作業数、時間当り作業数が
ある。このうち、累計作業数、当日作業数、時間当り作
業数は、自動ないし指示によりCPU1が計算ないし処
理した数値が表示され、上記項目以外に、各種統計及び
検索結果を逐一表示させる構成とすることも可能であ
る。また、上記以外の動作条件として、印刷中のスキー
ジ装置の移動速度、同じく第一のローラーの回転速度、
同じく第三のローラーの位置を制御する方式(以下移動
速度変化、回転速度変化、ローラー位置変化)と、一回
の連続する印刷作業において印刷するプリント基板の枚
数(以下印刷枚数)を入力ないし修正することができる
構成である。条件入力フォーマット90を表示して、作
業情報、半田情報、版情報、動作条件に関する各項目の
所定の入力位置に、文字ないし数値情報を順次入力後、
条件入力フォーマットに入力した情報に該当する、クリ
ーム半田、基台、実スクリーン版を各々所定の箇所に投
入ないし設置するとともに、同じく該当する実基板を所
定の位置に投入する。次に、上記設定を初期値として行
う第一のテスト印刷につき説明する。第一のテスト印刷
は、初速、押圧、ギャップ、回転初速、ハウジング温
度、板バネレベル、第二ローラー位置、半田粘度、印
圧、ブレード先端長、挟圧の項目値を任意の組合わせで
印刷毎に変化させ、任意のグリッド以降の全グリッドに
おける印刷結果が好適となるまで印刷を繰り返す。該テ
ストの間は、図34に示す条件入力フォーマット90上
の第三ローラー位置の値は、ギャップのデータよりも大
きな値としておくとともに、ローラー位置変化の設定を
常時、変化させないコード番号に設定しておき、印刷中
に第三のローラーの周面がスクリーン版に接しない状態
としておく。また、同じく、移動速度変化及び回転速度
変化の設定を常時、変化させないコード番号に設定して
おくことによって、スキージ装置の摺動速度を印刷の最
初から最後まで一定に、即ち、スクリーン版の版離れ速
度を意図的に不均一にしておくとともに、スクリーン版
上に供給されるクリーム半田の単位時間あたりの供給量
を同じく一定にしておく。本実施例においてCPU1
は、スキージ装置ないし印刷装置が印刷を実施する毎
に、その時点で条件入力フォーマット90上に入力され
ている動作条件と、所与の論理式とを用い、同じく条件
入力フォーマット90上に入力されているグリッド数に
基づくグリッド毎に、スキージ装置の摺動速度と、版離
れ速度と、第一のローラーの回転速度とを各々計算及び
保持する機能を有していることから、上記第一のテスト
印刷を繰り返すことにより、任意のグリッドを先頭とす
るそれ以降の全グリッドで構成される領域において好適
な印刷結果を得た時点では、少なくとも、該領域内の各
グリッドに対する印刷において、好適なスキージ装置の
摺動速度ないしスクリーン版の版離れ速度と、好適な第
一のローラーの回転速度とを数値として知り得ることが
できる。また、該計算結果は、図35に示す修正入力フ
ォーマット94上に表示させることが可能であり、該フ
ォーマットを用いて数値を任意且つ強制的に修正するこ
とも可能である。次に、上記第一のテスト印刷後に、引
続き実施する第二のテスト印刷につき説明する。第二の
テスト印刷は、図35に示す修正入力フォーマット94
を用いて、第一のテスト印刷で好適な印刷結果が得られ
た領域の先頭のグリッドにおける版離れ速度に関するデ
ータに基づき、該グリッドより前の各グリッドにおいて
好適な版離れ速度を得られるような、第三のローラーの
位置に関する理論上のデータを得るために実施される。
本実施例においては、所与の論理式によって算出され
た、上記先頭のグリッドを補助側壁24の最後部が移動
する間にスクリーン版15とプリント基板12とで形成
される図26に示す三角形108の高さに関するデータ
を用いる。図35において、スケール62は、摺動距離
及びグリッド数を用いて任意に作成されるグラフィック
表示であり、グリッド番号表示行97Bは、グリッド数
に基づき付与された、各グリッドを識別するための番号
を表示する行であり、スキージ速度表示行98Bは、指
示された方法でCPU1が計算したグリッド毎のスキー
ジ装置の摺動速度を表示する行であり、版離れ速度表示
行99Bは、同じく版離れ速度を、グリッド内を補助側
壁の最後部が通過する間に版離れする垂直方向の距離と
して表示する行であり、基準グリッド指定行100B
は、後述する基準グリッドを指定するための行であり、
版離れ速度修正行101Bは、版離れ速度を強制的に修
正するための行であり、回転速度表示行102Bは、ス
キージ装置内に備った第一のローラーのグリッド毎の回
転速度を表示する行であり、回転速度修正行103B
は、該回転速度を強制的に修正するための行である。ま
ず、図35に示す修正入力フォーマット94を表示さ
せ、第一のテスト印刷において知り得た領域の先頭のグ
リッドの番号を、図16ないし17に示す印刷出力した
スケール60を用いて確認し、該グリッドを基準グリッ
ドとして設定するために、基準グリッド指定行100B
上の該当する位置に所定のマークを入力する。次に、図
34に示す条件入力フォーマット90上のローラー位置
変化の設定を、変化させる指示のコード番号に設定す
る。該設定とすることにより、第二のテスト印刷におい
て、CPU1は、上記基準グリッドにおける版離れ速度
表示行の値を、該グリッドよりも前の各グリッドにも適
用すべく、該当するグリッドのデータを変更する。第二
のテスト印刷を開始すると、CPU1は、上記変更後の
データに基づく電気的信号を第十の駆動機構に対して発
する。該信号によって第七のモーターとそれに連動する
移動ブロックが動作し、第三のローラーの位置は第一の
テスト印刷時における位置から下降して固定される。上
記手段により、スキージ装置が摺動中において、該装置
が上記基準グリッドより前のスクリーン版上のどの地点
にあっても、スクリーン版の上面と第三のローラーの周
面下部とは常にプリント基板の表面から一定の高さで接
面部分を有することができ、その間の任意の地点におい
てその直前の単位時間内に版離れした距離、即ち版離れ
速度を、理論上、上記基準グリッドのそれと同じ値にす
ることが可能となる。上記第二のテスト印刷後、図35
に示す修正入力フォーマット94上の、グリッド毎の版
離れ速度表示行のデータは、最初のグリッドから上記基
準グリッドまでは全て上記変更後の同一の値として表示
され、また、図34に示す条件入力フォーマット90上
の第三ローラー位置のデータも上記変更後の値が表示さ
れる。上述の第一、第二のテスト印刷を行うことによ
り、少なくとも、半田情報及び版情報に入力されたクリ
ーム半田及び実スクリーン版を使用して実基板に対して
スクリーン印刷を行う際に、版離れ速度及びクリーム半
田の単位時間あたりの供給量を、全てのグリッドで好適
にするために必要な理論上のデータを数値として得るこ
とができる。尚、本実施例においては、スキージ装置の
摺動速度及び第一のローラーの回転速度は、常に一定と
している。上記第二のテスト印刷後に、上記理論上のデ
ータを任意に且つ強制的に修正して行う第三のテスト印
刷に関しては、上述の第一の実施例における第一の手順
例の第三のテスト印刷と同様の手段であるので、説明は
省略する。また、本実施例における管理データファイル
の作成、記録、読み込みと、データベース機能と、検査
装置からの電気的信号を取り込み、連続する実印刷中に
必要に応じて任意のデータを逐一変更する手段と、該手
段をテスト印刷を補助する目的で使用する手段とは、第
一の実施例におけるそれらと同様であるので、説明は省
略する。尚、上述の第三のローラーを含む第十の駆動機
構に替えて、図46、47、48ないし図54に示す如
く、第十三のモーター117及び駆動板110を含む第
十四の駆動機構(図示していない)を設け、駆動板11
0の傾斜角を制御することによって、駆動板110の端
部がスクリーン版15と接する位置を任意に変化させる
構成としても良い。また、図55、56ないし図57に
示す如く、その底面が補助側壁24、25の下面線に対
し所定の角度だけ傾斜した態様で、補助側壁24、25
に任意に着脱可能である駆動板111を備えるととも
に、駆動板111を固定するための機構を設けることに
よって、同様の機能を得られる構成としても良い。
【0013】(第三の実施例)次に、第三の実施例につ
き説明する。本実施例において使用するスキージ装置な
いし印刷装置は、第一の実施例における構成に以下の如
き特徴を加えた構成としている。本実施例において使用
するスキージ装置ないし印刷装置は、第八のモーターを
含む第十一の駆動機構を備え、該駆動機構を制御するこ
とによって、図3において、使用するスクリーン版15
が固着する摺動開始地点側のフレーム47の垂直方向の
位置を変化ないし固定することができる構成である。図
29ないし図30において、フレーム49の両側面には
突起が成型され、該突起は支持板53、54が有する透
孔に各々嵌入し、スクリーン版15はフレーム49を介
して該突起を支点に回動自在に軸支されている。また、
フレーム47の下面は、その片端部が支持板54の有す
る透孔に嵌入し、他の端部が支持板53の有する透孔に
嵌挿して該端部にギヤ43が固着してなるカム51の周
面と接面している。さらにギヤ43は、第八のモーター
84の駆動部に固着してなるギヤ44と螺合しているこ
とから、図29に示す如く、該モーターの駆動によるカ
ム51の回転がフレーム47の位置を変化させ、その結
果スクリーン版15に傾斜を持たせることが可能であ
る。上記の如く構成されたスキージ装置ないし印刷装置
を使用してスクリーン印刷を行う際に、上記第十一の駆
動機構は以下の如く動作する。該駆動機構は、図27に
示す如く、補助側壁24の最後部がスクリーン版15上
のどの地点にあっても、該部を頂点としてスクリーン版
15とプリント基板12との間に形成される角105
A、106Aの角度を同じ大きさに保持するために、ス
キージ装置8が摺動を開始する地点側のフレーム47の
位置を逐一変化ないし固定すべく動作する。これによ
り、補助側壁24の最後部が任意の地点に達した時の、
該地点に達する直前の任意の単位時間における版離れ速
度を一定にすることが可能となる。次に、本発明におけ
る動作条件制御装置を用いて、上記の如き構成のスキー
ジ装置ないし印刷装置の動作条件を好適に設定する手段
につき、該設定までの手順例を示して説明する。上記設
定手順例(以下手順例)として、実印刷で使用するスク
リーン版(以下実スクリーン版)とそれに該当するプリ
ント基板(以下実基板)とを用い、テスト印刷によって
得られた任意のグリッドの印刷結果を好適にするデータ
に基づき、その他のグリッドでの印刷結果を好適にする
ためのデータを求める手順例につき説明する。まず最初
に、CPU1に格納されたプログラムを起動し、ディス
プレイ5に、図36に示す条件入力フォーマット91を
表示させる。該フォーマットからは、該当するスキージ
装置ないし印刷装置の動作に関し、動作条件制御装置が
直接制御する条件(以下動作条件)と、印刷するクリー
ム半田の仕様等に関する情報(以下半田情報)と、使用
するスクリーン版の仕様等に関する情報(以下版情報)
と、スキージ装置ないし印刷装置が行う印刷作業の作業
実績に関する情報(以下作業情報)の一部とを、キーボ
ードを用いて各々入力ないし修正することができる。キ
ーボードを用いて各々入力ないし修正することができ
る。本実施例では、上記動作条件として、図36におい
て、スキージ装置がスクリーン版上で摺動を開始する時
の移動速度(以下初速)、スキージ装置内部の第一のロ
ーラーが回転を開始する時の回転速度(以下回転初
速)、補助側壁がスクリーン版を介して基台上面ないし
駆動側辺を押圧する圧力(以下押圧)、非印刷時におけ
るギャップ、スキージ装置がスクリーン版上を摺動する
距離(以下摺動距離)、該摺動距離を任意の数の区間に
分割するための分割グリッド数(以下グリッド数)、ス
キージ装置内にクリーム半田を補給する間隔及びその補
給量(以下半田補給間隔及び半田補給量)、スキージ装
置内に窒素ガスを供給する間隔及びその供給量(以下窒
素供給間隔及び窒素供給量)、支持ブロック内の板バネ
の弾力の大きさ(以下板バネレベル)、ガイドレール上
での支持ブロックの位置(以下第二ローラー位置)、ス
キージ装置の温度(以下ハウジング温度)、スキージ装
置内のクリーム半田の粘度(以下半田粘度)、基台の溝
の幅(以下溝幅)、駆動側辺のプリント基板に対する挟
圧(以下挟圧)、補助側壁の下面線より下方に出るブレ
ード先端部のスクリーン版上面に対する圧力(以下印
圧)、該先端部の長さ(以下ブレード先端長)、フレー
ムの位置(以下フレーム位置)があり、半田情報とし
て、製造メーカー名、型番、粒子の大きさ、粒子の形
状、フラックスの含有量、仕様粘度があり、版情報とし
て、プリント基板名、基板番号、基板材質、基板層数、
基板長、基板幅、基板厚、基板メーカー、基台番号、版
番号、版の材質、版の厚さ、最小パターン幅、最小パタ
ーン長、最小ピンピッチがあり、作業情報として、作業
番号、作業予定数、累計作業数、当日作業数、時間当り
作業数がある。このうち、累計作業数、当日作業数、時
間当り作業数は、自動ないし指示によりCPU1が計算
ないし処理した数値が表示され、上記項目以外に、各種
統計及び検索結果を逐一表示させる構成とすることも可
能である。また、上記以外の動作条件として、印刷中の
スキージ装置の移動速度、同じく第一のローラーの回転
速度、同じくフレームの位置を制御する方式(以下移動
速度変化、回転速度変化、フレーム位置変化)と、一回
の連続する印刷作業において印刷するプリント基板の枚
数(以下印刷枚数)を入力ないし修正することができる
構成である。条件入力フォーマット91を表示して、作
業情報、半田情報、版情報、動作条件に関する各項目の
所定の入力位置に、文字ないし数値情報を順次入力後、
条件入力フォーマット91に入力した情報に該当する、
クリーム半田、基台、実スクリーン版を各々所定の箇所
に投入ないし設置するとともに、同じく該当する実基板
を所定の位置に投入する。次に、上記設定を初期値とし
て行う第一のテスト印刷につき説明する。第一のテスト
印刷は、初速、押圧、ギャップ、回転初速、ハウジング
温度、板バネレベル、第二ローラー位置、半田粘度、印
圧、ブレード先端長、挟圧の項目値を任意の組合わせで
印刷毎に変化させ、任意のグリッドにおける印刷結果が
好適となるまで印刷を繰り返す。該テストの間は、図3
6に示すフレーム位置の初期値は基準値であるゼロ、即
ち非印刷時のスクリーン版下面とプリント基板上面とが
平行且つその間隔がギャップと等くなる値としておくと
ともに、フレーム位置変化の設定を常時、変化させない
コード番号に設定しておき、印刷中のフレームの位置が
常に一定である状態としておく。また、同じく、移動速
度変化及び回転速度変化の設定を常時、変化させないコ
ード番号に設定しておくことによって、スキージ装置の
摺動速度を印刷の最初から最後まで一定に、即ち、スク
リーン版の版離れ速度を意図的に不均一にしておくとと
もに、スクリーン版上に供給されるクリーム半田の単位
時間あたりの供給量を同じく一定にしておく。本実施例
においてCPU1は、スキージ装置ないし印刷装置が印
刷を実施する毎に、その時点で条件入力フォーマット9
1上に入力されている動作条件と、所与の論理式とを用
い、同じく条件入力フォーマット91上に入力されてい
るグリッド数に基づくグリッド毎に、スキージ装置の摺
動速度と、版離れ速度と、第一のローラーの回転速度と
を各々計算及び保持する機能を有していることから、上
記第一のテスト印刷を行うことにより、上記任意のグリ
ッドにおける印刷結果が好適となった時点で、少なくと
も、該グリッドの印刷結果を好適にする版離れ速度及び
第一のローラーの回転速度動を含む動作条件を、数値と
して知り得る。また、該計算結果は、図37に示す修正
入力フォーマット95上に表示させることが可能であ
り、該フォーマットを用いて数値を任意且つ強制的に修
正することも可能である。次に、上記第一のテスト印刷
後に、引続き実施する第二のテスト印刷につき説明す
る。第二のテスト印刷は、図37に示す修正入力フォー
マット95を用いて、第一のテスト印刷で好適な印刷結
果が得られた任意のグリッドにおける版離れ速度に関す
るデータに基づき、該グリッド以外のグリッドにおいて
好適な版離れ速度を得るための、フレーム位置に関する
理論上のデータを得るために実施される。該データを得
るために、本実施例においては、スキージ装置の位置変
化と、該スキージ装置の任意の地点での摺動速度と、該
地点において補助側壁最後部を頂点としてスクリーン版
とプリント基板とで形成される角の角度とを関連づけた
論理式を指定して用いる。図37において、スケール6
3は、摺動距離及びグリッド数を用いて任意に作成され
るグラフィック表示であり、グリッド番号表示行97C
は、グリッド数を用いて付与される、各グリッドを識別
するための番号を表示する行であり、スキージ速度表示
行98Cは、CPU1が計算したグリッド毎のスキージ
装置の摺動速度を表示する行であり、版離れ速度表示行
99Cは、同じく版離れ速度を、フレーム位置の基準値
に対する正ないし負の調整値として表示する行であり、
基準グリッド指定行100Cは、後述する基準グリッド
を指定するための行であり、版離れ速度修正行101C
は、版離れ速度を強制的に修正するための行であり、回
転速度表示行102Cは、スキージ装置内に備った第一
のローラーのグリッド毎の回転速度を表示する行であ
り、回転速度修正行103Cは、該回転速度を強制的に
修正するための行である。まず、図37に示す修正入力
フォーマット95を表示させ、第一のテスト印刷におい
て知り得た任意のグリッドの番号を、図16ないし17
に示す、印刷出力したスケール60を用いて確認し、該
グリッドを基準グリッドとして設定するために、基準グ
リッド指定行100C上の該当する位置に所定のマーク
を入力する。次に、図36に示す条件入力フォーマット
91上のフレーム位置変化の設定を、変化させる指定の
コード番号に設定する。該設定とすることにより、第二
のテスト印刷において、CPU1は、上記スキージ装置
の位置変化と、該スキージ装置の任意の地点での摺動速
度と、該地点において補助側壁最後部を頂点としてスク
リーン版とプリント基板とで形成される角の角度とを関
連づけた論理式を用いて、上記基準グリッドにおける版
離れ速度を、該グリッド以外の全グリッドにおいても得
られるようなフレーム位置の基準値に対する調整値をグ
リッド毎に計算して変更する。第二のテスト印刷を開始
すると、CPU1は、上記計算後のデータに基づく電気
的信号を第十一の駆動機構に対して発する。図29ない
し図30において、該信号を受けた該駆動機構は、印刷
中において、該信号に従って逐一カム51を回転させる
ことによってフレーム47の位置を変化させ、スクリー
ン版15に傾斜を持たせるべく動作する。上記手段によ
り、スキージ装置が摺動中において、該装置がスクリー
ン版上のどの地点にあっても、その直前の任意の単位時
間に版離れした距離、即ち版離れ速度を、理論上、上記
基準グリッドのそれと同じ値にすることが可能となる。
上記第二のテスト印刷後、図37に示す修正入力フォー
マット95上の、グリッド毎の版離れ速度表示行99C
のデータは、上記基準グリッドを除き、上記CPU1の
計算に基づく計算後のフレーム位置の調整値が表示さ
れ、また、図36に示す条件入力フォーマット91上の
フレーム位置のデータも上記計算後の調整値が表示され
る。上述の第一、第二のテスト印刷を行うことにより、
少なくとも、半田情報及び版情報に入力されたクリーム
半田及び実スクリーン版を使用して実基板に対してスク
リーン印刷を行う際に、版離れ速度を全てのグリッドで
均一にするために必要な理論上のデータを数値として得
ることができる。尚、本実施例においては、スキージ装
置の摺動速度及び第一のローラーの回転速度は、常に一
定としている。上記第二のテスト印刷後に、上記理論上
のデータを任意且つ強制的に修正して行う第三のテスト
印刷に関しては、上述の第一の実施例における手順例1
の第三のテスト印刷と同様の手段であるので、説明は省
略する。また、本実施例における管理データファイルの
作成、記録、読み込みと、データベース機能と、検査装
置からの電気的信号を取り込み、連続する実印刷中に必
要に応じて任意のデータを逐一変更する手段と、該手段
をテスト印刷を補助する目的で使用する手段とは、第一
の実施例におけるそれらと同様の手段であるので、説明
は省略する。
【0014】(第四の実施例)次に、第四の実施例につ
き説明する。本実施例において使用するスキージ装置な
いし印刷装置は、第一の実施例における構成に以下の如
き特徴を加えた構成としている。本実施例において使用
するスキージ装置ないし印刷装置は、第九のモーターを
含む第十二の駆動機構を備え、該駆動機構を制御するこ
とによって、使用する基台の、スキージ装置が摺動を開
始する地点側の側辺部の垂直方向の位置を変化ないし固
定することができる構成である。本方式は、特に、シー
ト状のフレームレススクリーン版を用いて印刷を行う場
合に好適である。図31において、基台16の両側面に
は突起が成型され、該突起は支持板55、56が有する
透孔に各々嵌入し、基台16は該突起を支点に回動自在
に軸支されている。また、基台16のスキージ装置が摺
動を開始する地点側の下面は、その片端部が支持板56
の有する透孔に嵌入し、他の端部が支持板55の有する
透孔に嵌挿して該端部にギヤ45が固着してなるカム5
2の周面と接面している。さらにギヤ45は、第九のモ
ーター85の駆動部に固着してなるギヤ46と螺合して
いることから、該モーターの駆動によるカム52の回転
は、上記接面部の位置を変化させ、その結果、基台16
に傾斜を持たせることが可能である。また、スキージ装
置8は、基台16が傾斜した状態においても、補助側壁
24、25を駆動側辺132、133上面に対して各々
押圧させた状態に保持できる構成である。上記の如く構
成されたスキージ装置ないし印刷装置を使用してスクリ
ーン印刷を行う際に、上記第十二の駆動機構は以下の如
く動作する。該駆動機構は、図28に示す如く、補助側
壁24の最後部がスクリーン版15上のどの地点にあっ
ても、該部を頂点としてスクリーン版15とプリント基
板12との間に形成される角105B、106Bの角度
を同じ大きさにするために、基台16の、スキージ装置
8が摺動を開始する地点側の側辺部の位置を逐一変化な
いし固定すべく動作する。これにより、補助側壁24の
最後部が任意の地点に達した時の、該地点に達する直前
の任意の単位時間における版離れ速度を一定にすること
が可能となる。また、本実施例においては、上記基台1
6の傾斜に伴うスキージ装置8の傾斜を実現するため
に、エアシリンダー14の駆動部とスキージ装置8との
連結部分には追従機構が設けられている。次に、本発明
における動作条件制御装置を用いて、上記の如き構成の
スキージ装置ないし印刷装置の動作条件を好適に設定す
る手段につき、該設定までの手順例を示して説明する。
上記設定手順例(以下手順例)として、実印刷で使用す
るスクリーン版(以下実スクリーン版)とそれに該当す
るプリント基板(以下実基板)とを用い、テスト印刷に
よって得られた任意のグリッドの印刷結果を好適にする
データに基づき、その他のグリッドでの印刷結果を好適
にするためのデータを求める手順例につき説明する。ま
ず最初に、CPU1に格納されたプログラムを起動し、
ディスプレイ5に、図38に示す条件入力フォーマット
92を表示させる。該フォーマットからは、該当するス
キージ装置ないし印刷装置の動作に関し、動作条件制御
装置が直接制御する条件(以下動作条件)と、印刷する
クリーム半田の仕様等に関する情報(以下半田情報)
と、使用するスクリーン版の仕様等に関する情報(以下
版情報)と、スキージ装置ないし印刷装置が行う印刷作
業の作業実績に関する情報(以下作業情報)の一部と
を、キーボードを用いて各々入力ないし修正することが
できる。キーボードを用いて各々入力ないし修正するこ
とができる。本実施例では、上記動作条件として、図3
8において、スキージ装置がスクリーン版上で摺動を開
始する時の移動速度(以下初速)、スキージ装置内部の
第一のローラーが回転を開始する時の回転速度(以下回
転初速)、補助側壁がスクリーン版を介して基台上面な
いし駆動側辺を押圧する圧力(以下押圧)、非印刷時に
おけるギャップ、スキージ装置がスクリーン版上を摺動
する距離(以下摺動距離)、該摺動距離を任意の数の区
間に分割するための分割グリッド数(以下グリッド
数)、スキージ装置内にクリーム半田を補給する間隔及
びその補給量(以下半田補給間隔及び半田補給量)、ス
キージ装置内に窒素ガスを供給する間隔及びその供給量
(以下窒素供給間隔及び窒素供給量)、支持ブロック内
の板バネの弾力の大きさ(以下板バネレベル)、ガイド
レール上での支持ブロックの位置(以下第二ローラー位
置)、スキージ装置の温度(以下ハウジング温度)、ス
キージ装置内のクリーム半田の粘度(以下半田粘度)、
基台の溝の幅(以下溝幅)、駆動側辺のプリント基板に
対する挟圧(以下挟圧)、補助側壁の下面線より下方に
出るブレード先端部のスクリーン版上面に対する圧力
(以下印圧)、該先端部の長さ(以下ブレード先端
長)、基台の側辺部の位置(以下基台位置)があり、半
田情報として、製造メーカー名、型番、粒子の大きさ、
粒子の形状、フラックスの含有量、仕様粘度があり、版
情報として、プリント基板名、基板番号、基板材質、基
板層数、基板長、基板幅、基板厚、基板メーカー、基台
番号、版番号、版の材質、版の厚さ、最小パターン幅、
最小パターン長、最小ピンピッチがあり、作業情報とし
て、作業番号、作業予定数、累計作業数、当日作業数、
時間当り作業数がある。このうち、累計作業数、当日作
業数、時間当り作業数は、自動ないし指示によりCPU
1が計算ないし処理した数値が表示され、上記項目以外
に、各種統計及び検索結果を逐一表示させる構成とする
ことも可能である。また、上記以外の動作条件として、
印刷中のスキージ装置の移動速度、同じく第一のローラ
ーの回転速度、同じく基台の側辺部の位置を制御する方
式(以下移動速度変化、回転速度変化、基台位置変化)
と、一回の連続する印刷作業において印刷するプリント
基板の枚数(以下印刷枚数)を入力ないし修正すること
ができる構成である。条件入力フォーマット92を表示
して、作業情報、半田情報、版情報、動作条件に関する
各項目の所定の入力位置に、文字ないし数値情報を順次
入力後、条件入力フォーマット92に入力した情報に該
当する、クリーム半田、基台、実スクリーン版を各々所
定の箇所に投入ないし設置するとともに、同じく該当す
る実基板を所定の位置に投入する。次に、上記設定を初
期値として行う第一のテスト印刷につき説明する。第一
のテスト印刷は、初速、押圧、ギャップ、回転初速、ハ
ウジング温度、板バネレベル、第二ローラー位置、半田
粘度、印圧、ブレード先端長、挟圧の項目値を任意の組
合わせで印刷毎に変化させ、任意のグリッドにおける印
刷結果が好適となるまで印刷を繰り返す。該テストの間
は、図38に示す基台位置の初期値は基準値であるゼ
ロ、即ち非印刷時のスクリーン版下面とプリント基板な
いし基台上面とが平行且つその間隔がギャップと等くな
る値としておくとともに、基台位置変化の設定を常時、
変化させないコード番号に設定しておき、印刷中の基台
の位置が常に一定である状態としておく。また、同じ
く、移動速度変化及び回転速度変化の設定を常時、変化
させないコード番号に設定しておくことによって、スキ
ージ装置の摺動速度を印刷の最初から最後まで一定に、
即ち、スクリーン版の版離れ速度を意図的に不均一にし
ておくとともに、スクリーン版上に供給されるクリーム
半田の単位時間あたりの供給量を同じく一定にしてお
く。本実施例においてCPU1は、スキージ装置ないし
印刷装置が印刷を実施する毎に、その時点で条件入力フ
ォーマット92上に入力されている動作条件と、所与の
論理式とを用い、同じく条件入力フォーマット92上に
入力されているグリッド数に基づくグリッド毎に、スキ
ージ装置の摺動速度と、版離れ速度と、第一のローラー
の回転速度とを各々計算及び保持する機能を有している
ことから、上記第一のテスト印刷を行うことにより、上
記任意のグリッドにおける印刷結果が好適となった時点
で、少なくとも、該グリッドの印刷結果を好適にする版
離れ速度及び第一のローラーの回転速度を含む動作条件
を、数値として知り得る。また、該計算結果は、図39
に示す修正入力フォーマット96上に表示させることが
可能であり、該フォーマットを用いて数値を任意且つ強
制的に修正することも可能である。次に、上記第一のテ
スト印刷後に、引続き実施する第二のテスト印刷につき
説明する。第二のテスト印刷は、図39に示す修正入力
フォーマット96を用いて、第一のテスト印刷で好適な
印刷結果が得られた任意のグリッドにおける版離れ速度
に関するデータに基づき、該グリッド以外のグリッドに
おいて好適な版離れ速度を得るための、基台位置に関す
る理論上のデータを得るために実施される。該データを
得るために、本実施例においては、スキージ装置の位置
変化と、該スキージ装置の任意の地点での摺動速度と、
該地点において補助側壁最後部を頂点としてスクリーン
版とプリント基板とで形成される角の角度とを関連づけ
た論理式を指定して用いる。図39において、スケール
64は、摺動距離及びグリッド数を用いて任意に作成さ
れるグラフィック表示であり、グリッド番号表示行97
Dは、グリッド数を用いて付与された、各グリッドを識
別するための番号を表示する行であり、スキージ速度表
示行98Dは、CPU1が計算したグリッド毎のスキー
ジ装置の摺動速度を表示する行であり、版離れ速度表示
行99Dは、同じく版離れ速度を、基台位置の基準値に
対する正ないし負の調整値として表示する行であり、基
準グリッド指定行100Dは、後述する基準グリッドを
指定するための行であり、版離れ速度修正行101D
は、版離れ速度を強制的に修正するための行であり、回
転速度表示行102Dは、スキージ装置内に備った第一
のローラーのグリッド毎の回転速度を表示する行であ
り、回転速度修正行103Dは、該回転速度を強制的に
修正するための行である。まず、図39に示す修正入力
フォーマット96を表示させ、第一のテスト印刷におい
て知り得た任意のグリッドの番号を、図16ないし17
に示す、印刷出力したスケール60を用いて確認し、該
グリッドを基準グリッドとして設定するために、基準グ
リッド指定行100D上の該当する位置に所定のマーク
を入力する。次に、図38に示す条件入力フォーマット
92上の基台位置変化の設定を、変化させる指定のコー
ド番号に設定する。該設定とすることにより、第二のテ
スト印刷において、CPU1は、上記スキージ装置の位
置変化と、該スキージ装置の任意の地点での摺動速度
と、該地点において補助側壁最後部を頂点としてスクリ
ーン版とプリント基板とで形成される角の角度とを関連
づけた論理式を用いて、上記基準グリッドにおける版離
れ速度を、該グリッド以外の全グリッドにおいても得ら
れるような、基台位置の基準値に対する調整値をグリッ
ド毎に計算して変更する。第二のテスト印刷を開始する
と、CPU1は、上記計算後のデータに基づく電気的信
号を第十二の駆動機構に対して発する。図31におい
て、該信号を受けた該駆動機構は、印刷中において、該
信号に従って逐一カム52を回転させることによって基
台16の側辺部の位置を変化させ、基台16に傾斜を持
たせるべく動作する。上記手段により、スキージ装置が
摺動中において、該装置がスクリーン版上のどの地点に
あっても、その直前の任意の単位時間に版離れした距
離、即ち版離れ速度を、理論上、上記基準グリッドのそ
れと同じ値にすることが可能となる。上記第二のテスト
印刷後、図39に示す修正入力フォーマット96上の、
グリッド毎の版離れ速度表示行99Dのデータは、上記
基準グリッドを除き、上記CPU1の計算に基づく計算
後の基台位置の調整値が表示され、また、図38に示す
条件入力フォーマット92上の基台位置のデータも上記
計算後の調整値が表示される。上述の第一、第二のテス
ト印刷を行うことにより、少なくとも、半田情報及び版
情報に入力されたクリーム半田及び実スクリーン版を使
用して実基板に対してスクリーン印刷を行う際に、版離
れ速度を全てのグリッドで均一にするために必要な理論
上のデータを数値として得ることができる。尚、本実施
例においては、スキージ装置の摺動速度及び第一のロー
ラーの回転速度は、常に一定としている。上記第二のテ
スト印刷後に、上記理論上のデータを任意且つ強制的に
修正して行う第三のテスト印刷に関しては、上述の第一
の実施例における手順例1の第三のテスト印刷と同様の
手段であるので、説明は省略する。また、本実施例にお
ける管理データファイルの作成、記録、読み込みと、デ
ータベース機能と、検査装置からの電気的信号を取り込
み、連続する実印刷中に必要に応じて任意のデータを逐
一変更する手段と、該手段をテスト印刷を補助する目的
で使用する手段とは、第一の実施例におけるそれらと同
様の手段であるので、説明は省略する。以上、本発明に
つき第一、二、三、四の実施例を図面を参照して説明し
たが、本発明は該実施例に限定されるものではなく、こ
れに各種の改変を施して実施することができるものであ
る。例えば、上述の第一から第四の実施例においては、
従来の技術で述べたハウジング方式のスキージ装置を基
本として構成される新規のスキージ装置につき説明した
が、図40、41ないし42に示す方式のスキージ装
置、あるいは図43、44ないし45に示す上記ハウジ
ング方式のスキージ装置を、本発明におけるシステムで
使用することが可能である。
【00015】
【発明の効果】本発明は、上述のとおり構成されている
ので以下に記載されるような効果を奏する。第一に、ス
キージ装置がスクリーン版上を摺動する間、補助側壁の
側長を対向辺とするスクリーン版の領域では、常にスク
リーン版下面と被印刷物上面とを接面させ、しかもスク
リーン版の張り状態を一定に保持できることから、常に
均一な状態でパターン内に印刷材料を送入することがで
きるというコンタクト印刷が有する長所を、ギャップ印
刷でありながらにして実現できる。第二に、スキージ部
分のスクリーン版に対する印圧を、補助側壁の基台に対
する押力の二次的な圧力として調整することが可能なた
め、印圧を非常に微細に調整することができる。第三
に、補助側壁の圧力を基台に対して負荷できることか
ら、スクリーン版に対して過剰な圧力が負荷されること
を排することができ、スクリーン版の長期使用と、印刷
条件の微細な調整が可能となる。第四に、スクリーン版
上の任意の位置での版離れ速度を、任意の速度にしかも
数値を用いて設定して印刷ができるため、従来の方式に
比し精度の高い印刷結果を得ることができるとともに、
これまではスクリーン印刷を行うことができなかった微
小な印刷が求められる分野においてスクリーン印刷の実
施が実現できる。第五に、上記設定を行う際に、スクリ
ーン版上の任意の位置での版離れ速度を、逐一、数値に
よって管理することができるため、作業者は該数値の変
化に伴う印刷結果の変化を容易に知ることができる。第
六に、従来の印刷方式に比し、より小さなパターンを有
するスクリーン版や、よりパターン密度の高いスクリー
ン版を使った印刷に対応することができる。第七に、新
規の管理データファイルの作成時には、その時点ですで
に作成されている管理データファイルを利用することが
できるため、作業時間を大幅に短縮することが可能であ
る。第八に、検査装置と連係させることによって、スキ
ージ装置ないし印刷装置の動作条件を検査結果を反映し
て自動で設定ないし調整することが可能となり、印刷結
果の向上、均一化ならびに印刷作業の合理化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】印刷装置と動作条件制御装置の構成例を示す図
【図2】印刷装置と動作条件制御装置の構成例を示す図
【図3】システム主要部の概略を示す図
【図4】スクリーン印刷の実施例を示す概略図
【図5】スクリーン印刷の実施例を示す概略図
【図6】スクリーン印刷の実施例を示す概略図
【図7】スキージ装置の斜視図
【図8】スキージ装置の斜視図
【図9】駆動機構の一部を示す図
【図10】駆動機構の一部を示す図
【図11】駆動機構の一部を示す図
【図12】駆動機構の一部を示す図
【図13】駆動機構の一部を示す図
【図14】駆動機構の一部を示す図
【図15】スクリーン版の平面図
【図16】プリント基板及びスケールを示す図
【図17】スケールを示す図
【図18】駆動機構の一部を示す図
【図19】駆動機構の一部を示す図
【図20】テストスクリーン版を示す図
【図21】テストスクリーン版を示す図
【図22】テストスクリーン版を示す図
【図23】スキージ装置の斜視図
【図24】スキージ装置の斜視図
【図25】版離れ速度を制御する方式の概念を示す図
【図26】版離れ速度を制御する方式の概念を示す図
【図27】版離れ速度を制御する方式の概念を示す図
【図28】版離れ速度を制御する方式の概念を示す図
【図29】駆動機構の一部を示す図
【図30】駆動機構の一部を示す図
【図31】駆動機構の一部を示す図
【図32】条件入力フォーマットを示す図
【図33】修正入力フォーマットを示す図
【図34】条件入力フォーマットを示す図
【図35】修正入力フォーマットを示す図
【図36】条件入力フオーマットを示す図
【図37】修正入力フォーマットを示す図
【図38】条件入力フォーマットを示す図
【図39】修正入力フォーマットを示す図
【図40】従来のスクリーン印刷の概略を示す図
【図41】従来のスクリーン印刷の概略を示す図
【図42】従来のスクリーン印刷の概略を示す図
【図43】従来のスクリーン印刷の概略を示す図
【図44】従来のスクリーン印刷の概略を示す図
【図45】従来のスクリーン印刷の概略を示す図
【図46】駆動板を用いた印刷例を示す図
【図47】駆動板を用いた印刷例を示す図
【図48】駆動板を用いた印刷例を示す図
【図49】管理データファイルを示す図
【図50】第一の手順例のフローチャート
【図51】第二の手順例のフローチャート
【図52】駆動機構の一部を示す図
【図53】テストスクリーン版を示す図
【図54】駆動機構の一部を示す図
【図55】駆動板を用いた印刷例を示す図
【図56】駆動板を用いた印刷例を示す図
【図57】駆動板を用いた印刷例を示す図
【符号の説明】 1、2 CPU 3、4 ハードディスク 5 ディスプレイ 6 プリンタ 7 キーボード 8 スキージ装置 9 印刷装置 10 検査装置 11 搬送コンベア 12 プリント基板 13 画像認識素子 14 エアシリンダー 15 スクリーン版 16 基台 17、18、19 ローラー 20、21、22 タイミングベルト用ローラー 23 タイミングベルト 24、25 補助側壁 26、27 側壁 28、29 ブレード 30、31 移動ブロック 32 支持ブロック 33、34、35、36 ガイドレール 37、38、39、40、41 ギヤ 42、43、44、45、46 ギヤ 47、48、49、50 フレーム 51、52 カム 53、54、55、56 支持板 57 ツマミ 58 板バネ 59 ネジ 60、61、62、63、64 スケール 65、66、67、67A テストスクリーン版 68 保持台 69 平準基台 70、70A、70B、70C 連結駆動板 71、71A、71B、71C 連結駆動板 72、73 ベルト 74、75 バルブ 76、77 パイプ 78 窒素ガスボンベ 79、80、81、82、83、84、85 モーター 86、87 回転軸 88 スキージ 89、90、91、92 条件入力フォーマット 93、94、95、96 修正入力フォーマット 97A、97B、97C、97D グリッド番号表示行 98A、98B、98C、98D スキージ速度表示行 99A、99B、99C、99D 版離れ速度表示行 100A、100B、100C、100D 基準グリッ
ド指定行 101A、101B、101C、101D 版離れ速度
修正行 102A、102B、102C、102D 回転速度表
示行 103A、103B、103C、103D 回転速度修
正行 104 エリア 105、105A、105B、106、106A、10
6B 角 107 管理データファイル 108、109 三角形 110、111 駆動板 112、113、114、115、116、117 モ
ーター 118 ガイド 119 ベルト 120、121、122、123、124、125 ギ
ヤ 126、127 ラックギヤ 128、129、130、131 リミットスイッチ 132、133 駆動側辺 134、135、136 ギヤ 137 温度調整機構

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スキージを備えたスキージ装置をその一構
    成部分とするスクリーン印刷装置を含み、印刷中のスク
    リーン版の版離れ速度を、スキージ装置がスキージを介
    してスクリーン版上を摺動する任意の地点において任意
    に変化させることができる機能を有することを特徴とす
    るスクリーン印刷システム。
  2. 【請求項2】スキージ装置が中空で停止中ないしスクリ
    ーン版上を摺動中において、スキージ装置の一構成部分
    である一組の補助側壁の下面線より下方に出るスキージ
    の先端部分の長さを任意に調整することにより、スキー
    ジの被印刷物に対する印圧を任意に調整することができ
    る機能を有することを特徴とするスクリーン印刷システ
    ムまたは、請求項1に記載のスクリーン印刷システム。
  3. 【請求項3】スキージ装置が摺動中は、スキージ装置の
    一構成部分である一組の補助側壁の任意の側長を一組の
    対向辺とするスクリーン版の長方形の領域において、ス
    クリーン版下面と被印刷物上面とをスキージを介して圧
    接した状態に保持することができる機能を有することを
    特徴とする請求項1ないし2に記載のスクリーン印刷シ
    ステム。
  4. 【請求項4】その厚さが0.01ミリから0.20ミリ
    である上記スキージの先端部分の長さを、印刷パターン
    の広狭及び大小に応じて、数ミクロンから40ミクロン
    の範囲で任意に調整することができることを特徴とする
    請求項1から3までのいずれか1項に記載のスクリーン
    印刷システム。
  5. 【請求項5】印刷パターンの広狭及び大小に応じて、版
    離れ速度を、0.1秒あたり数ミクロンから100ミク
    ロンの範囲で任意に指定した速度で制御できることを特
    徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の
    スクリーン印刷システム。
  6. 【請求項6】スクリーン版と被印刷物との間に任意のギ
    ャップを設けて行うギャップ印刷でありながら、スキー
    ジ装置の移動に伴いギャップとスクリーン版の張力とに
    よって生じる版離れ方式と、スクリーン版下面と被印刷
    物上面とを圧接した状態で印刷材料をパターン内に送入
    する方式とを併せて実現することができることを特徴と
    する請求項1から5までのいずれか1項に記載のスクリ
    ーン印刷システム。
  7. 【請求項7】版離れ速度を任意に制御するために、その
    幅がそこに嵌載される被印刷物の一方向の幅とほぼ同じ
    で、その深さが被印刷物の厚みと同じである溝をその中
    央部に有し、またその位置を任意に変化ないし固定する
    ことができるとともに上記溝の幅を任意に調整すること
    ができる機能を有する基台を備え、スキージ装置の一構
    成部分である一組の補助側壁がスクリーン版を介して該
    基台の縁辺部分に対して付加する圧力(以下押圧)を任
    意に調整することができることを特徴とする請求項1か
    ら6までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷システ
    ム。
  8. 【請求項8】版離れ速度を任意に制御するために、その
    幅がその上面に載置される被印刷物の一方向の幅とほぼ
    同じで、またその位置を任意に変化ないし固定すること
    ができる構成の保持台と、該保持台の側辺外側に各々位
    置しその上面位置を上記保持台上面に載置された被印刷
    物上面と同一平面上を含む位置に任意に移動ないし固定
    することができる構成の一組の平準基台とを備え、上記
    押圧を任意に調整することができることを特徴とする請
    求項1から7までのいずれか1項に記載のスクリーン印
    刷システム。
  9. 【請求項9】スキージよりも前方に位置し、上記押圧が
    加えられた時点でその周面の一部がスクリーン版と圧接
    するように構成された回動自在のローラーと、該圧接部
    分の圧力を任意に調整するための駆動機構とを有するこ
    とを特徴とする請求項1から8までのいずれか1項に記
    載のスクリーン印刷システム。
  10. 【請求項10】版離れ速度を任意に変化させるために、
    スキージよりも後方に位置し、上記押圧が加えられた時
    点でその周面の一部がスクリーン版と圧接するように構
    成された回動自在のローラーと、該圧接部分の垂直方向
    の位置を任意に調整するための駆動機構とを有すること
    を特徴とする請求項1から9までのいずれか1項に記載
    のスクリーン印刷システム。
  11. 【請求項11】版離れ速度を任意に変化させるために、
    スキージ装置が摺動を開始する地点側に位置する、スク
    リーン版の側辺部分の垂直方向の位置を任意に変化させ
    ることによって、スクリーン版を任意の角度に傾斜させ
    ることができる駆動機構を有することを特徴とする請求
    項1から10までのいずれか1項に記載のスクリーン印
    刷システム。
  12. 【請求項12】版離れ速度を任意に変化させるために、
    上記一組の補助側壁の摺動開始地点方向の側面から任意
    の長さだけ突出する駆動板を備えるとともに、該駆動板
    の端部の位置を任意に調整するための駆動機構を有する
    ことを特徴とする、請求項1から11までのいずれか1
    項に記載のスクリーン印刷システム。
  13. 【請求項13】版離れ速度を任意に変化させるために、
    上記一組の補助側壁の摺動開始地点方向の側面から任意
    の長さだけ突出し、該突出部分下面が上記補助側壁の下
    面線に対し所定の角度だけ傾斜した態様で、上記補助側
    壁に任意に着脱可能である駆動板を備えるとともに、該
    駆動板を固定するための駆動機構を有することを特徴と
    する、請求項1から12までのいずれか1項に記載のス
    クリーン印刷システム。
  14. 【請求項14】版離れ速度を任意に変化させるために、
    上記基台ないし保持台のスキージ装置の摺動開始地点側
    の側辺部の垂直方向の位置を任意に変化させることによ
    って該基台ないし保持台を任意の角度に傾斜させること
    ができる駆動機構を有することを特徴とする請求項1か
    ら13までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷シス
    テム。
  15. 【請求項15】ハウジング方式のスキージ装置を備えた
    印刷装置において、スクリーン版上に供給する印刷材料
    の単位時間あたりの量を、印刷中にスキージ装置が移動
    する任意の位置で任意に制御するための駆動機構と、ス
    キージ装置内に補給する印刷材料の補給間隔及び補給量
    を任意に制御するための駆動機構と、スキージ装置内に
    供給する不活性ガスの供給間隔及び供給量を任意に制御
    するための駆動機構と、スキージ装置の温度を任意に制
    御するための温度調整機構と、スキージ装置内の印刷材
    料の粘度を任意に調整するための粘度調整機構と、スク
    リーン版と被印刷物との位置合せをするための位置調整
    機構と、被印刷物の搬入及び搬出を制御するための駆動
    機構とを有することを特徴とする請求項1から14まで
    のいずれか1項に記載のスクリーン印刷システム。
  16. 【請求項16】ハウジング方式のスキージ装置を備えた
    印刷装置において、スクリーン版上に供給する印刷材料
    の単位時間あたりの量を、印刷中にスキージ装置が移動
    する任意の位置で任意に制御するための駆動機構と、ス
    キージ装置内に補給する印刷材料の補給間隔及び補給量
    を任意に制御するための駆動機構と、スキージ装置内に
    供給する不活性ガスの供給間隔及び供給量を任意に制御
    するための駆動機構と、スキージ装置の温度を任意に制
    御するための温度調整機構と、スキージ装置内の印刷材
    料の粘度を任意に調整するための粘度調整機構と、スク
    リーン版と被印刷物との位置合せをするための位置調整
    機構と、被印刷物の搬入及び搬出を制御するための駆動
    機構と、検査後の被印刷物をその検査結果により選別す
    るための駆動機構とを有することを特徴とする請求項1
    から15までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷シ
    ステム。
  17. 【請求項17】少なくとも、表示装置と入力装置と中央
    処理装置と記録装置とから構成され、 表示装置は、少なくとも、印刷装置の動作に関する条件
    と、印刷材料に関する情報と、スクリーン版に関する情
    報とを入力ないし修正させるための条件入力フォーマッ
    トを表示する第一の手段と、中央処理装置が行った処理
    結果を表示するとともに該結果に対する修正内容を入力
    させるための修正入力フォーマットを表示する第二の手
    段とを含み、 入力装置は、少なくとも、上記条件入力フォーマットを
    用いて印刷装置の動作に関する条件と、印刷材料に関す
    る情報と、スクリーン版に関する情報とを入力ないし修
    正させる第一の手段と、上記修正入力フォーマットを用
    いて修正内容を入力させる第二の手段とを含み、 中央処理装置は、少なくとも、与えられた任意の条件に
    おいて、スクリーン版の版離れ速度に関するデータを論
    理式を用いて算出する第一の手段と、上記条件入力フォ
    ーマット、修正入力フォーマット、論理式を用いて入力
    ないし算出されたデータを修正する第二の手段と、上記
    印刷装置の動作に関する条件と、印刷材料に関する情報
    と、スクリーン版に関する情報として入力ないし算出さ
    れたデータを併合して管理データファイルを作成する第
    三の手段と、管理データファイルを記録装置に記録させ
    る第四の手段と、記録した管理データファイルを記録装
    置から読み込む第五の手段と、上記印刷装置の動作に関
    する条件に関し、上記条件入力フォーマット、修正入力
    フォーマット、論理式を用いて入力ないし算出されたデ
    ータに基づく電気的信号を、該当する印刷装置に備わっ
    た駆動機構に対して発信してその動作を制御する第六の
    手段とを含む、動作条件制御装置を備えたことを特徴と
    する請求項1から16までのいずれか1項に記載のスク
    リーン印刷システム。
  18. 【請求項18】スキージ装置の任意の摺動開始地点から
    任意の摺動停止地点までの移動距離に基づきスケールを
    作成し、該スケールを任意の数の区間に分割するととも
    に各区間に対して重複しない番号ないし符号を付与する
    機能と、各種処理データ、処理命令ないし動作命令を任
    意の番号ないし符号に対して付与ないし指示することに
    よって、各番号ないし符号に対応する上記スキージ装置
    の移動区間での版離れ速度を番号ないし符号単位で任意
    に制御することができる機能と、上記スケールを実寸大
    で印刷出力することができるとともに上記番号ないし符
    号毎に付与ないし指示されたデータないし命令を、逐一
    表示ないし印刷出力することができる機能とを有するこ
    とを特徴とする請求項1から17までのいずれか1項に
    記載のスクリーン印刷システム。
  19. 【請求項19】印刷装置の動作に関する条件を好適に設
    定するための手段として、実基板のみを使用して実施す
    るテスト印刷の手順と、テスト基板と実基板の両方を任
    意に使用して実施するテスト印刷の手順とを任意に採用
    することができる機能を有することを特徴とする請求項
    1から18までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷
    システム。
  20. 【請求項20】印刷結果自動検査装置が行った検査の結
    果に関する電気的信号を任意に取り込み、該信号と、あ
    らかじめ設定された制御項目の優先順位、制御項目の組
    合わせ、各制御項目の制御幅を含む判断基準とを参照す
    ることによって、該当する印刷装置の版離れ速度を制御
    することができる機能を有することを特徴とする請求項
    1から19までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷
    システム。
  21. 【請求項21】印刷結果自動検査装置が行った検査の結
    果に関する電気的信号を任意に取り込み、該信号と、あ
    らかじめ設定された制御項目の優先順位、制御項目の組
    合わせ、各制御項目の制御幅を含む判断基準とを参照す
    ることによって、該当する印刷装置の動作に関する条件
    を制御することができる機能を有することを特徴とする
    請求項1から20までのいずれか1項に記載のスクリー
    ン印刷システム。
  22. 【請求項22】印刷結果自動検査装置が行った検査の結
    果に関する電気的信号を任意に取り込み、該信号とそれ
    までに蓄積されている制御結果に関するデータベースと
    を参照してあいまい理論(ファジー理論)を展開するこ
    とによって任意に判断基準を設定し、該判断基準に基づ
    き該当する印刷装置の版離れ速度を制御することができ
    る機能を有することを特徴とする請求項1から21まで
    のいずれか1項に記載のスクリーン印刷システム。
  23. 【請求項23】印刷結果自動検査装置が行った検査の結
    果に関する電気的信号を任意に取り込み、該信号とそれ
    までに蓄積されている制御結果に関するデータベースと
    を参照してあいまい理論(ファジー理論)を展開するこ
    とによって任意に判断基準を設定し、該判断基準に基づ
    き該当する印刷装置の動作に関する条件を制御すること
    ができる機能を有することを特徴とする請求項1から2
    2までのいずれか1項に記載のスクリーン印刷システ
    ム。
  24. 【請求項24】スクリーン版の版離れ速度を含むスキー
    ジ装置ないし印刷装置の動作に関し、数値化したデータ
    を用いて該当する駆動機構、調整機構ないし制御装置を
    制御できるとともに、制御範囲を細分化するために付与
    した番号ないし符号単位で、しかも目視ないし自動認識
    を含む手段によって、上記データを管理することができ
    る機能を有することを特徴とする請求項1から23まで
    のいずれか1項に記載のスクリーン印刷システム。
  25. 【請求項25】その幅が0.01ミリから0.5ミリで
    その長さが任意である複数個の孔を有し、しかもその厚
    さが0.01ミリから0.20ミリであるスクリーン版
    及び、該スクリーン版を使用することによって、上記区
    間単位で版離れ速度を検知することができる機能を有す
    ることを特徴とする請求項1から24のいずれか1項に
    記載のスクリーン印刷システム。
  26. 【請求項26】スキージの長さを任意に調整することに
    よって印刷時にスキージが湾曲する度合いを任意に調整
    し、それにより、印圧を任意に調整することができる機
    能を有することを特徴とする、請求項1から25のいず
    れか1項に記載のスクリーン印刷システム。
  27. 【請求項27】上記請求項1から26までのいずれか1
    項に記載のスクリーン印刷システムないしスクリーン版
    を使用することをその手段とする印刷方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11500970A (ja) * 1995-02-27 1999-01-26 オハイオ エレクトロニック イングレイバーズ インク 彫刻信号を発生させるための方法及び装置
JP2001315298A (ja) * 2000-05-09 2001-11-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
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JP2005203423A (ja) * 2004-01-13 2005-07-28 Yamaha Motor Co Ltd データ作成方法、データ作成装置、スクリーン印刷検査方法、スクリーン印刷検査装置およびスクリーン印刷機
JP2008173839A (ja) * 2007-01-18 2008-07-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd スクリーン印刷装置

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