JPH0633593B2 - ウエブの辺縁部をドライヤーフェルトと一致させた状態に保持する装置 - Google Patents

ウエブの辺縁部をドライヤーフェルトと一致させた状態に保持する装置

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JPH0633593B2
JPH0633593B2 JP63507162A JP50716288A JPH0633593B2 JP H0633593 B2 JPH0633593 B2 JP H0633593B2 JP 63507162 A JP63507162 A JP 63507162A JP 50716288 A JP50716288 A JP 50716288A JP H0633593 B2 JPH0633593 B2 JP H0633593B2
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ウェデル、グレゴリー・エル
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ベロイト・コーポレイション
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21FPAPER-MAKING MACHINES; METHODS OF PRODUCING PAPER THEREON
    • D21F5/00Dryer section of machines for making continuous webs of paper
    • D21F5/02Drying on cylinders
    • D21F5/04Drying on cylinders on two or more drying cylinders
    • D21F5/042Drying on cylinders on two or more drying cylinders in combination with suction or blowing devices
    • DTEXTILES; PAPER
    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21GCALENDERS; ACCESSORIES FOR PAPER-MAKING MACHINES
    • D21G9/00Other accessories for paper-making machines
    • D21G9/0063Devices for threading a web tail through a paper-making machine

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  • Paper (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Polarising Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 発明の分野 本発明はウエブの第1及び第2横辺縁部を製紙機械のド
ライヤーフェルトにぴったりと一致させた状態に保持す
る装置に関する。特に、本発明は製紙機械のベルラン
(BEL RUN)型ドライヤー部分に使用する装置に関す
る。
情報開示の記述 製紙技術において、典型的なものでは、重量比で水を少
くとも95%含む紙ストックがヘッドボックスから移動排
水スクリーン又はワイヤ上に放出される。そのスクリー
ン上に湿った紙マットが形成されるように、ストックか
ら脱水が行われる。この紙マットは形成されたウエブ中
にまだ残留する実質的な量の水を除去するために、スク
リーンから移送されて一連のプレス操作を通る。プレス
されたウエブはそれから、製紙機械の乾燥部分を通って
案内されるようになっており、その場合、ウエブは複数
の加熱ドライヤー、即ちドラムをまわって案内され、所
望の湿気含有量を有するウエブにする。
近年、生産速度が上昇したことにより、連続するドラム
間を移動するとき、紙ウエブがばたつく傾向(フラッタ
ーする傾向)があった。乾燥部分を低速度で作動させる
場合、紙ウエブが次の下流のドラムへ送られるとき、ド
ライヤーフエルトにより支持されないで移動しても殆ん
ど問題は生じない。しかしながら、前述のように高速で
作動する場合、ドライヤー間でそのようなオープンドロ
ーが生じると、シートのばたつきを生じ、最悪の場合に
は、シートが破断してしまうこともある。
従来、シートのばたつき問題を克服するために、頂部と
底部のドライヤードラム、又はシリンダー間で、ウエブ
とフェルトが一緒に走行するいわゆる“シングルフェル
ト”形態が提案されてきた。しかしながら、シングルフ
ェルト形態でも、いくつかの欠点を有していた。第1
に、ドライヤードラムの加熱外面とウエブが直接接触し
ないので、底部シリンダー又はドラムからの熱移動が実
質的に低下した。第2に、ウエブはそれが底部シリンダ
ー又はドラムへ向って接近し、そこをまわって離反移動
する間、フェルトから分離する傾向があった。第3に、
隣接するドライヤードラム間にオープンドローがないこ
とにより、ウエブを最初に紙通しすることがより困難と
なった。
これらの前述の諸問題は、いわゆるベルラン(BEL RU
N)ドライヤー部分を導入することにより大部分が解決
できた。ベルラン(BEL RUN)はベロイト、コーポレー
ションの登録商標である。このベルランドライヤー形態
では、底部の有効でないドライヤーを、ウエブを1つの
シリンダーから次のシリンダーへ確実に選ぶ真空ロール
に置きかえる。ベルランドライヤー部分の最近の設備
は、ウエブの走行性に悪影響を与えることなく、この概
念を拡大して多数のドライヤーを使用することができる
ことを示している。真空ロールがフェルトで支持される
距離に沿ってウエブを運ぶことができ、しかもシートの
引っぱりや部分ドロー点を必要としないので、そのよう
な走行性を達成することができる。
しかしながら、ベルラン(BEL RUN)形態においては、
依然としてドライヤーと中間真空移送ロールの有効真空
ゾーンとの間に短かいドロー長さが存在する。ウエブは
一般に、短いドローを通って運ばれ、フェルトからの分
離は殆んどないか全くないけれども、機械が不調の間に
は、ウエブの辺縁部はフェルトから最高1インチだけ分
離することがわかった。そのような機械の不調は、通
常、ウエブの基礎重量(グラム)とウエブの湿気含有量
が不均一である短い期間に発生する。これらの期間に、
ドライヤー表面からウエブの辺縁が外れると、そのウエ
ブはフェルトと密着から引き離されることが時々発生す
る。これらの状況のもとで、ウエブは局部的気流や遠心
力の騒乱影響を受ける。その結果、シートの辺縁部に好
ましくないしわができたり、極端な場合は、ウエブが破
断することもある。
前述の問題は紙ウエブの幅全体にわたってクロスマシン
方向へ伸長するブローボックスを備えることにより最小
限におさえることはできるけれども、そのような幅全体
にわたる長いブローボックスを備えることは、全く実際
的でない。幅全体にわたる長さのブローボックスを使用
する場合、次のような欠点がある。
1.大気圧以外の圧力を生じさせてシートのばたつきを
最小限にするために使用される空気は、必要な真空を生
じさせるのに十分な圧力で十分な空気を供給するため
に、大型のファンとモータを必要とする。
2.前記ファンを駆動するために必要なエネルギー量
は、幅広型製紙機械において、幅全体にわたる長いボッ
クスを多数必要とする場合には、特に著しくなる。
3.そのような幅全体にわたる長さのボックスにより送
られる空気は、湿気の多い空気がたまるフェルトループ
の外部ではなくて、フェルトループ内のドライヤーヘッ
ドへノズルにより分配される。
4.これらのボックスには、紙の細片である紙ごみ、損
紙及び紙くずがたまり易い。そのような破片は、ノズル
に詰まり、それらのノズルを使用できないようにし、ま
たかたまりをつくり、フェルトを傷つける。そのような
破片がたまると、ドライヤー部分からこれを除去しよう
とする人にとって安全性がおびやかされる。
5.前述のベルラン形態においては、ドライヤーと中間
ロールとの間のスペースは比較的小さくて、熱による歪
みや機械的歪みを防ぐために十分な強度をもった全幅に
わたる小さいボックスを構成することは難しい。従っ
て、そのような幅全体にわたる長さのボックスが時々、
フェルトやロールに接触し、それに損傷を与える。
前述の問題は、シートのばたつきの大部分を生じさせる
それぞれの横辺縁部に隣接して比較的小さなボックスを
備えることにより本発明によって解決される。そのよう
なボックスは、ウエブの横辺縁部をフェルトとぴったり
一致するように引きつけるようにするので、乾燥ウエブ
のしわができないようにする。
従って、本発明の目的は、従来の提案の中の前述の不都
合な点を克服し、製紙技術に対して重要でしかも自明で
ない貢献をする装置を提供することである。
本発明のもうひとつの目的は、辺縁部がフェルトとぴっ
たり一致するように引きつけられ、それによってフェル
トから辺縁部が離脱するのを防ぐように、ウエブの第1
及び第2の横辺縁部の近くでポケット内の部分真空を保
持するため、ベルラン型ドライヤー部分のポケット内に
配置された第1及び第2ボックスを有する装置を提供す
ることである。
本発明のもうひとつの目的は、各ボックスが移動するフ
ェルトと拡開壁との間に部分真空を発生させるため移動
するドライヤーフェルトに対して拡開する少くとも1個
の拡開壁を有する装置を提供することであり、前記部分
真空はウエブの隣接する横辺縁部をフェルトとぴったり
に一致すように引きつける。
本発明のもうひとつの目的は、各ボックスが拡開壁の1
つから伸長し、フェルトがドライヤードラムから分離す
るところで移動フェルトにシール接触するようにしたシ
ールを有し、前記のシールは同伴された境界空気をウエ
ブのそれぞれの横辺縁部に隣接しこところで転向させポ
ケットに流入しないようにした装置を提供することであ
る。
本発明のもうひとつの目的は、各それぞれのボックスを
通って気流がポケットから、又はそのポケット内へ横方
向へ流れるのを防止するシール手段を有する装置を提供
することである。
本発明のもうひとつの目的は、横方向の気流を防ぐ前記
シール手段が各ボックスにより形成される縦オリフィス
を有し、それによって、それぞれのボックスから流出す
るようにエアカーテンを導き、コアンダ原理により部分
真空を生じさせるようにし、前記エアカーテンは、ウエ
ブの辺縁部をフェルトへ向って引きつけるために所望の
部分真空を生じさせるばかりでなく、気流が横方向へ流
れないようにボックスを有効にシールするようにした装
置を提供することにある。
本発明のもうひとつの目的は、ウエブのそれぞれ辺縁部
に接近して配置されたボックスを有し、前記ボックスは
ドライヤー部分のフレームに取付られる装置を提供する
ことである。
本発明の他の目的及び効果は、添付図面に関連して後述
する詳細な説明と請求の範囲とを考案することによりこ
の技術に熟達した人々にとって明らかとなるであろう。
発明の要約 本発明は、ウエブの第1及び第2の横辺縁部を製紙機械
のドライヤーフェルトにぴったりと一致した状態に保持
する装置に関する。
この装置は製紙機械の第1ドライヤードラムを有する。
第1ドラムはウエブのクロスマシン方向に平行な軸のま
わりに回転可能である。第2ドライヤードラムは、第1
ドライヤードラムの軸に対して間隔をおいて、しかもそ
の軸に平行をなす軸のまわりを回転可能である。中間移
送ロールの回転軸は第1及び第2ドラムの軸に平行な面
内で、かつ、それらの軸間に配置されるので、ウエブと
フェルトは、第1ドライヤードラムのまわりに隣接して
伸長し、それから移送ロールをまわり、さらに第2ドラ
ムをまわって蛇行状に伸長し、それによって、移送ロー
ルとフェルトは、それらの間にポケットを形成する。第
1ボックスは、ポケット内でウエブの第1横辺縁部に接
近して配置され、それは第1横辺縁部に接近してポケッ
ト内に部分真空を保持するので、第1横辺縁部はウエブ
と第1ボックスとの間に配置されたフェルトにぴったり
と一致するように引きつけられ、それによって、フェル
トから第1横辺縁部が離脱し乾燥ウエブにしわが発生す
ることを防止する。
第2ボックスは、ポケット内でウエブの第2横辺縁部に
接近して配置され、それは第2横辺縁部に接近してポケ
ット内に部分真空を保持するので、第2横辺縁部はウエ
ブと第2ボックスとの間に配置されたフェルトにぴった
りと一致するように引きつけられ、それによって、フェ
ルトから第2横辺縁部が離脱し乾燥ウエブにしわが発生
することを防止する。
また、本発明による装置は、第1ボックスは第1ドラム
と移送ロールとの間を伸長する第1拡開壁を有し、この
装置の使用時、第1拡開壁に対するウエブとその隣接フ
ェルトとの動きにより、第1拡開壁と第1ドラムから移
送ロールへ伸長するフェルトとの間に部分真空を生じさ
せ、その結果、ウエブの第1横辺縁部はフェルトとぴっ
たり一致するように引きつけられる。
第1ボックスは、また、移送ロールと第2ドラムとの間
を伸長する第2拡開壁を有し、フェルトが移送ロールか
ら第2ドラムまで移送する間、移送ロールと第2ドラム
との間で、第2拡開壁とフェルトとの間に部分真空が生
じ、それによってウエブの第1横辺縁部をフェルトとぴ
ったり一致するように引きつける。
本発明の1つの実施例において、第1ボックスはまた、
第1拡開壁からフェルトまで伸長するシールを有し、そ
のシールはフェルトが第1ドラムに対して拡開する時、
フェルトに摺動接触し、その結果、第1ドラムをまわっ
て伸長するフェルトに同伴される境界空気がウエブの第
1横辺縁部に隣接したところでポケット内に流入しない
ように転向される。
さらに、第1ボックスは、また、気流がポケット内で第
1ボックスを通って横へ流れないように第1ボックスを
ボケット内にシールするために、第1及び第2の横シー
ル手段を有する。
本発明の第1実施例においては、第1横シール手段は、
第1及び第2拡開壁によりそれぞれ形成される第1及び
第2縦オリフィスを有し、第1ボックスが加圧空気源に
接続されるとき、第1及び第2エアカーテンがそれぞ
れ、第1及び第2オリフィスを通ってポケットから横へ
流れ、フェルトに対して第1及び第2拡開壁をそれぞれ
シールする。第2横シール手段は第1及び第2拡開壁に
より形成される第3及び第4縦オリフィスを有し、第1
ボックスが前述の加圧空気源に接続される時、第3及び
第4のエアカーテンがそれぞれ、第3及び第4オリフィ
スを通って、第1及び第2エアカーテンの流動方向とは
反対方向へ流れ、そのために、第1及び第2拡開壁がフ
ェルトに対してシールされる。
本発明の第2実施例においては、第1ボックスはまた、
第1拡開壁から第2拡開壁へ向って伸長する第1側壁を
有する。第2側壁は第1側壁から間隔をおいて位置し、
第1拡開壁から第2拡開壁まで伸長する。第1横シール
手段はまた、第1側壁からフェルトまで伸長する第1シ
ールを有し、これは第1ドラムと移送ロールとの間を移
動するフェルトにシール接触する。第2シールは第1側
壁からフェルトまで伸長し、移送ロールから第2ドライ
ヤーまで移動するフェルトにシール接触する。第2シー
ル手段は、第2側壁からフェルトまで伸長する第3シー
ルを有し、それは、第1ドラムから移送ロールまで移動
するフェルトにシール接触し、第4シールは第2側壁か
らフェルトまで伸長し、移送ロールから第2ドラムまで
移動するフェルトにシール接触する。これらの第1、第
2、第3及び第4シールは、気流が第1ボックスを通っ
てポケットへ流入したり、そこから、流出したりする具
合に横方向へ流れることを防止する。
本発明の第2実施例においては、ボックスは加圧空気源
又は真空源に接続されず、横辺縁部をフェルトへ向って
引きつけるために使用される部分真空は、第1に、それ
ぞれの拡開壁により、第2に、移送壁内に存在する部分
真空によって発生し、その部分真空はそれぞれのボック
スに隣接するボケット部分へ伸長する。
本発明の第1実施例において、ボックスは独立した加圧
空気源に接続し、この加圧空気源は移送ロール内の部分
真空源とは別個に制御される。
前述の両実施例において、第1及び第2のドライヤード
ラム及び移送ロールはフレームに回転自在に取付られ、
それぞれのボックスもまた、フレームに取付けられるの
で、ボックスの機械的歪みや熱による歪みが最小限にお
さえられる。
本発明は特に、次の詳細な説明において詳細に説明され
るが、本発明は実施例に制限されるものではないこと
は、この技術に精通した人々にとって明らかである。本
発明は請求の範囲により限定されるものであり、本発明
の種々の変形は、前述の請求の範囲により限定される本
発明の本旨と範囲から離れることなしにこの技術に熟達
した人々にとって容易になしうる。例えば、本発明は、
いわゆるベルランドライヤーシステムに適用できるが、
本発明の原理は、その他のの多くのドライヤー部分の形
態にも適用することができる。また、第1実施例におい
ては、ボックスへ加圧空気を供給することによりそれぞ
れのボックスとそれに隣接するフェルトとの間に、大気
圧以下の圧力が生じるが、そのような大気圧以下の圧力
はボックスを部分真空源に接続することによって得るこ
ともでき、その結果、ボックスとそれに隣接するフェル
トとの間で、空気はボックスの孔を通って流れ、それに
よって辺縁部がフェルトに一致するように引きつけられ
る。
図面の簡単な説明 第1図は典型的な従来の二重フェルト式ドライヤー部分
の側面図であって、連続する上部ドライヤードラムと下
部ドライヤードラムとの間をオープンドローで伸長する
ウエブを示す。
第2図はウエブがフェルトと共に、隣接する上部乾燥シ
リンダーと下部乾燥シリンダーとの間を順次移動する
“シングルフェルト”式ドライヤー部分の側面図であ
る。
第3図は本発明の第1実施例に従った装置の斜視図であ
って、ウエブの横の辺縁部に隣接して配置されたボック
スを有するベルランドライヤー形態を示す。
第4図は第3図の4−4線に沿ってとった拡大横断面図
であり、 第5図は第3図に示す装置の平面図であり、 第6図は第3図に示す装置の拡大部分側面図であり、 第7図は第3図に示す第1ボックスの斜視図であり、 第8図は第7図の8−8線に沿ってとった断面図であっ
て、コアンダ原理により部分真空を形成するため、第1
ボックス内の加圧空気が縦オリフィスを通ってどのよう
に流れるかを示す。
第9図はボックスの近くにアンダープレッシャを生じさ
せるために、移送ロール内の真空が使用される本発明の
第2実施例の側面図である。
第10図は第9図に示す実施例の平面図であり、 第11図は第4図の装置の類似図であるが、ウエブの尾部
を紙通し易くした装置を示す。
本発明の種々の実施例において、同一符号は同一部品を
示す。
図面の詳細な説明 第1図は符号10で示す典型的な二重フェルト式ドライヤ
ー部分の側面図である。このドライヤー部分10は複数の
上部ドライヤードラム11,12,13と、複数の下部ドライヤ
ードラム14,15とを有する。頂部フェルト16は、移送ロ
ール18をまわり、ドラム11をまわり、それから第2移送
ロール20をまわり、ドラム12をまわって伸長する。その
後、頂部フェルト16は第3移送ロール22及びドラム13を
まわって伸長する。下部移送ロール24,25,26は下部ドラ
ム14,15に隣接して配置され、下部ドライヤーフェルト2
8は蛇行状に、ロール24、ドラム14、ロール25、ドラム1
5、最後に移送ロール26をまわって伸長する。乾燥が行
われるウエブWは、順次ドラム11,14,12,15,13をまわっ
て蛇行状に伸長する。この形態では、ウエブの乾燥はそ
の両側から交互に行なわれ、ドライヤードラム11〜13,1
4,15の全てがウエブの乾燥のために使用されるけれど
も、上部ドライヤードラムと下部ドライヤードラムとの
間で、ウエブはオープンドローDとならざるを得ない。
そのような形態は生産速度を比較的低下させて運転する
ときには、殆んど問題は生じないが、上部ドライヤーと
下部ドライヤーとの間では、ウエブは上部フェルトによ
っても下部フェルトによっても支持されないので、それ
らの間のシートがばたつく傾向(フラッターを起す傾
向)があるために、高速度で作動するとき、ウエブが破
断するといった重大な問題が生じる。
第2図は、上部ドライヤードラム11A,12A,13Aと下部ド
ライヤードラム14A,15Aとを有する典型的な一枚フェル
ト式ドライヤー部分10Aを示す。一枚のフェルト16Aは、
順次ドラム11A,14A,12A,15A,13Aをまわって伸長し、ウ
エブWAは、フェルト16Aと共に走行する時、フェルト1
6Aとドラム11A,12A,13Aとの間にはさみこまれる。しか
しながら、ウエブWAは下部ドラム14A,15Aのまわりを
伸長するとき、フェルト16Aの外面に配置されるので、
遠心力により下部ドラム14A,15Aから離脱する傾向があ
る。さらに、高速になると、流入ニップ34,36の所にあ
るポケット30,32内で気圧が上昇する傾向があり、これ
は第2図に示すように支持フェルトからウエブを吹きと
ばす傾向がある。
さらに、第2図に示すように、フェルト16AはウエブW
Aとドラム14Aと15Aとの間にはさまれ、それによってド
ラム14Aと15Aの乾燥効果が低下する。
第3図は、全体を符号10Bで示す本発明に従ったいわゆ
るベルラン(BELRUN)ドライヤー形態の斜視図であっ
て、それはウエブWBのそれぞれの第1及び第2の辺縁
部38,40を製紙機械のドライヤーフェルト16Bと一致した
状態に保持する。
装置10Bは製紙機械の第1ドライヤードラム11Bを有し、
その第1ドラム11Bは、ウエブWBのクロスマシン方向
CMに平行な軸42のまわりで回転自在である。第2ドラ
イヤードラム12Bは、第1ドライヤードラム11Bの軸42に
平行でそこから離れて位置する軸44のまわりで回転自在
である。中間移送ロール46の回転軸48は、第1及び第2
ドラム11B,12Bの軸42,44との間で、それに平行な面P内
に配置されるので、ウエブWBとフェルト16Bは第1ド
ライヤードラム11Bのまわりに隣接して伸長し、移送ロ
ール46のまわりをまわり、それから第2ドラム12Bのま
わりを蛇行状に伸長するので、移送ロール46とフェルト
16Bとの間には、ポケット30Bが形成される。第1横辺縁
部38の近くで、ポケット30B内に部分真空を保持するた
めに、ポケット30B内で、ウエブWBの第1横辺縁部38
に接近したところに、第1ボックス50が配置される。第
1横辺縁部38がフェルト16Bにぴったり一致するように
引きつけられるように構成されており、フェルト16Bは
ウエブWBと第1ボックス50との間に配置されるので、
第1横辺縁部38がフェルト16Bから離脱することがな
く、かくして乾燥ウエフWBのしわも生じない。
第4図は第3図4−4線に沿ってとった断面図であり、
第2横辺縁部40の近くでポケット30B内に部分真空を保
持するためにウエブWBの第2横辺縁部40の近くでポケ
ット30内に配置される第2ボックス52を示す。第2横辺
縁部40はフェルト16Bとぴったり一致するように引きつ
けられるように構成されており、フェルト16Bはウエブ
WBと第2ボックス52との間に配置されるので、第2横
辺縁部40がフェルト16Bから離脱することがなく従って
乾燥ウエブWBがしわになることもない。
第5図は第3図及び第4図に示す装置の第1実施例の平
面図であって、第1及び第2ボックス50,52の配置をそ
れぞれ示す。第5図は、また、第1ボックス50をポケッ
ト30B内にシールするための第1及び第2の横方向のシ
ール手段53,54を示し、その結果、ポケット内から第1
ボックス50を通って気流が横方向へ流れるのを防ぐ。
第6図は第1ボックス50の拡大部分図であって、その第
1拡開壁54は、第1ドラム11Bと移送ロールとの間を伸
長しており、この装置の使用時、第1拡開壁54に対する
ウエブWBとその隣接フェルト16Bの動きにより、第1
拡開壁54と第1ドラム11Bから移送ロール46まで伸長す
るフェルト16Bとの間に部分真空が生じ、その結果、ウ
エブWBの第1横辺縁部38がフェルト16Bにぴったり一
致するように引きつけられる。
第6図に示すように、第1ボックス50はさらに、第2拡
開壁56を有し、この第2拡開壁56は、移送ロール46と第
2ドラム12Bとの間を伸長とており、フェルト16Bが移送
ロール46から第2ドラム12Bまで移動する間、移送ロー
ル46と第2ドラム12Bとの間で第2拡開壁56とフェルト1
6Bとの間に部分真空を発生させウエブWBの第1横辺縁
部38がフェルト16Bとぴったり一致するように引きつけ
られる。
第6図に示すように、第1ボックス50は、また、第1拡
開壁54からフェルト16Bまで伸長する横行シール58を有
し、フェルト16Bが第1ドラム11Bに対して拡開する時、
横行シール58がフェルト16Bに摺動接触し、そのため
に、矢印BAで示すように、第1ドライヤードラム11B
のまわりを伸長するフェルト16Bによって同伴される境
界空気は、ウエブWBの第1横辺縁部38の近くでポケッ
ト30B内へ流入することがないように転向される。
第7図は本発明の第1実施例の一部切除した斜視図であ
り、第1横行シール手段53は第1及び第2拡開壁54,56
によりそれぞれ形成される第1及び第2の縦オリフィス
60,62を有するので、第1ボックス50が矢印Aで示すよ
うに、加圧空気源に接続されるとき、第1及び第2のエ
アカーテン64,66がそれぞれ、第1及び第2オリフィス6
0,62を通ってポケット30Bから横方向へ流れ、第1及び
第2拡開壁54,56をフェルト16Bに対してシールする。第
2横シール手段55は、壁54,56によりそれぞれ形成され
る第3及び第4縦オリフィス68,70を有するので、第1
ボックス50が加圧空気源Aに接続されるとき、第3及び
第4エアカーテン72,74がそれぞれ、第3、第4オリフ
ィス68,70を通って第1及び第2エーカーテン64,66の流
動方向は反対方向へ流れるので、第1及び第2拡開壁5
4,56はフェルト16Bに対してシールされる。
第9図は本発明の第2実施例を示し、第1ボックス50C
は、また、第1拡開壁54Cから第2拡開壁56Cへ向って伸
長する第1側壁76を有する。
第10図は第9図の第2実施例の平面図である。第10図は
第1側壁76に対して離れて位置する第2側壁78を示し、
その第2側壁78は第1拡開壁54Cから第2拡開壁56Cまで
伸長する。第1横シール手段ル53Cは、また、第1側壁7
6からフェルト16Cまで伸長する第1シール80を有し、こ
れは第1ドラム11Cと移送ロール46Cとの間を移動するフ
ェルト16cとシール接触する。第2シール82は第1側壁7
6からフェルト16Cまで伸長し、移送ロール46Cから第2
ドライヤー12Cまで移動するフェルト16Cとシール接触す
る。第3シール84は第2側壁78からフェルト16Cまで伸
長し、第1ドラム11Cから移送ロール46Cまで移動するフ
ェルト16Cとシール接触する。第4シール86は、第2側
壁78からフェルト16Cまで伸長し、移送ロール46Cから第
2ドラム12Cへ移動するフェルト16Cとシール接触する。
第1、第2、第3、第4のシール80,82,84,86はそれぞ
れ、空気が第1ボックス50Cを通ってポケット30cへ流入
したり、そこから流出したりするような横方向への流れ
を防止する。
前述の各実施例において、中間移送ロールは部分真空源
に接続されているので、移送ロールのまわりをウエブを
通過する間、そのウエブは、ウエブと移送ロールとの間
に配置されるフェルトとぴったり一致するように引きつ
けられる。しかしながら、本発明の第2実施例において
移送ロール内と部分真空は第9図及び第10図に示すよう
に、ポケット30Cと流体連絡しているので、拡開壁によ
り生じる部分真空は、移送ロールからの真空により増強
される。
前述の各実施例において、ドライヤードラムと移送ロー
ルは、第4図及び第5図に示すように、フレーム88によ
り、また第10図に示すようにフレーム88Cにより回転自
在に支持される。ボックスはそのようなフレームに取付
られるので、それによって、フェルトの幅全体を横切っ
て伸長する従来のブローボックスの場合に生じる熱及び
機械的歪みを防止することができる。
第11図に示すように、ボックス50Dはウエブの尾部Tが
ドライヤー部分を通って紙通しされ易くする。なぜな
ら、吸引移送ロール46Dによりその幅全体を横切ってフ
ェルト16Dにかかる吸引力が本発明のボックス50Dにより
強化されるからである。ボックス50Dの近くでの吸引力
のそのような強化は、尾部Tをウエブとぴったり一致す
るよう積極的に引きつけることを助け、それによって紙
通し操作が簡単となる。
本発明に従ったドライヤー部分の操作において、第3図
ないし第8図に示される本発明の第1実施例では、装置
の使用中、フェルト16Bが拡開壁を通って移動すること
により、拡開壁54,56とフェルト16Bとの間に部分真空が
生じる。そのような部分真空によりウエブWBの横辺縁
38,40は支持フェルト16Bとぴったり一致するように引き
つけられる。
さらに、本発明の第1実施例によれば、ボックス50,52
は加圧空気源に接続されるので、空気がボックス50,52
から流れ、コアンダ原理により、エアカーテン64,66,7
2,74は気流がボックスを通ってポケット30Bへ流入した
り、そこから流出したりするように横へ流れないように
ボックス50をシールするばかりでなく、それぞれのボッ
クスとそれに接近して移動するフェルトとの間に部分真
空を発生させ、それによって、ウエブWBの横辺縁38,4
0がフェニル16Bと一致するように引きつけられる。
第9図及び第10図に示すように、本発明の第2実施例の
操作において、ボックス50C,52Cは移送ロール46Cに極く
接近して配置されるので、移送ロール46C内に発生した
部分真空は、それぞれのボックスの近くでポケット30C
と流体連絡し、そのために、拡開壁54C,56Cにより生じ
る部分真空は移送ロール46C内に存在する部分真空によ
り補充され、増強される。
第11図に示す装置の操作において、尾部Tは移送ロール
46Dのまわりに紙通しされ、ボックス50Dにより生じた真
空により、フェルトとぴったり一致した状態に保持され
る。
本発明は、紙ウエブの乾燥中辺縁がしわになる問題点を
克服する簡単かつ安価な手段を提供する。さらに、本発
明は、フェルトの幅全体を横切って伸長する高価なブロ
ーボックスを備えなくてすむばかりでなく、そのような
ボックスに伴って生じる熱や機械的歪みの問題を解決す
る。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウェブ(WB)のクロスマシン方向(CM)に平行
    な軸(42)のまわりに回転自在な製紙機械の第1ドライヤ
    ードラム(11B;11C); 前記第1ドライヤードラム(11B;11C)の前記軸(42)から
    間隔をおいて位置し、それに平行をなす軸(44)のまわり
    に回転自在な第2ドライヤードラム(12B;12C); その回転軸(48)が前記第1および第2ドラム(11B,12B;
    11C,12C)の両軸(42,44)に平行な面(P)内で、かつそれら
    の間に配置された中間移送ロール(46;46C;46D)であっ
    て、ウェブ(WB)とフェルト(16B;16C;16D)は前記第1
    ドライヤードラム(11B;11C)のまわりを隣接して伸長
    し、それから前記中間移送ロール(46;46C;46D)のまわ
    りをまわり、前記第2ドラム(12B;12C)をまわって蛇行
    状の形で伸長し、前記移送ロール(46;46C;46D)及び前
    記ウェブ(WB)と同移送ロール(46;46C;46D)の間に配設
    されたフェルト(16B;16C;16D)の間にポケット(30B;3
    0C)を形成する中間移送ロール(46;46C;46D); 前記ポケット(30B;30C)内で、前記ウェブ(WB)の第1横
    辺縁部(38)に接近して配置された第1ボックス(50;50
    C;50D); 及び前記ポケット(30B;30C)内でウェブ(WB)の第2横辺
    縁部(40)に接近して配置された第2ボックス(52;52
    C); を有し、 前記各ボックス(50;50C;50D;52,52C)は、前記第1ド
    ラム(11B;11C)と前記移送ロール(46;46C;46D)との間
    を伸長する第1拡開壁(54;54C)を有し、前記第1拡開
    壁(54,54C)に対するウェブ(WB)と隣接フエルト(16B;16
    C;16D)との動きによって、前記第1拡開壁(54;54C)と
    前記第1ドラム(11B;11C)から前記移送ロール(46;46
    C;46D)へと伸長するフェルト(16B;16C;16D)との間に
    部分真空を発生させて、ウェブ(WB)の各横辺縁部(38;4
    0)をフェルト(16B;16C;16D)に引きつけてフェルト(16
    B;16C;16D)から前記各横辺縁部(38;40)が分離するの
    を防ぐものにおいて、 前記移送ロール(46;46C;46D)は部分真空源に接続され
    ていて同移送ロール(46;46C;46D)のまわりをウェブ(W
    B)が通過する間、フェルト(16B;16C;16D)にウェブ(W
    B)を引きつけるサクションロールであり、 前記各ボックス(50;50C;50D;52;52C)は前記移送ロ
    ール(46;46C;46D)と前記第2ドラム(12B;12C)の間に
    伸長する第2拡開壁(56;56C)を有し、前記移送ロール
    (46;46C;46D)から前記第2ドラム(12B;12C)へフェル
    ト(16B;16C;16D)が移動する間、同移送ロール(46;46
    C;46D)と前記第2ドラム(12B;12C)の間で前記第2拡
    開壁(56;56C)と前記フェルト(16B;16C;16D)の間に部
    分真空を発生させてウェブ(WB)の各横辺縁部(38;40)を
    フェルト(16B;16C;16D)に引きつけることを特徴とす
    るウェブ(WB)の第1及び第2横辺縁部(38,40)を製紙機
    械のドライヤフェルト(16B;16C;16D)にぴったり一致
    させた状態に保持する装置(10B)。
  2. 【請求項2】前記第1ボッスク(50)は、さらに、前記ポ
    ケット(30B)内の気流が前記第1ボックス(50)を越えて
    横へ流れるのを防止する、前記ポケット(30B)で前記第
    1ボックス(50)をシールする第1及び第2横シール手段
    (53,55)を有し 同第1横シール手段(53)は、前記第1及び第2拡開壁(5
    4,56)によりそれぞれ形成される第1及び第2縦オリフ
    ィス(60,62)を有し、前記第1ボックス(50)は加圧空気
    源(A)に接続され、第1及び第2エアカーテン(64,66)
    が、それぞれ、その第1及び第2オリフィス(60,62)を
    通って前記ポケット(30B)から横へ流れ、フェルト(16B)
    に対してそれぞれ、前記第1及び第2拡開壁(54,56)を
    シールし; 前記第2横シール手段(55)は、前記第1及び第2拡開壁
    (54,56)によりそれぞれ形成される第3及び第4縦オリ
    フィス(68,70)を有し、前記第1ボックス(50)は前記加
    圧空気源(A)に接続され、第3及び第4エアカーテン(7
    2,74)が前記第3及び第4オリフィス(68,70)を通って、
    前記第1及び第2エアカーテン(64,66)の流動方向とは
    反対方向へそれぞれ流れ、前記フェルト(16B)に対して
    前記第1及び第2拡開壁(54,56)をシールする請求の範
    囲第1項記載の装置。
  3. 【請求項3】前記第1ボックス(50C)は、さらに、前記
    第1拡開壁(54C)から前記第2拡開壁(56C)へ向って伸長
    する第1側壁(76); 前記第1側壁(76)に対して間隔をおいて位置し、前記第
    1拡開壁(54C)から前記第2拡開壁(56C)まで伸長する第
    2側壁(78); 前記ポケット(30C)内と前記第1ボックス(50C)を通る空
    気の横方向流れを防ぐように前記ポケット(30C)内で前
    記第1ボックス(50C)をシールする第1及び第2の横シ
    ール手段(53C,55C); を備え; 前記第1横シール手段(53C)は、 前記第1ドラム(11C)と前記移送ロール(46C)との間を移
    動するフェルト(16C)にシール接触するための前記第1
    側壁(76)からフェルト(16C)まで伸長する第1シール(8
    0); 前記移送ロール(46C)から前記第2ドライヤー(12C)まで
    伸長するフェルト(16C)とシール接触するための前記第
    1側壁(76)からフェルト(16C)まで伸長する第2シール
    (82); を備え; 前記第2横シール手段(55C)は、 前記第1ドラム(11C)から移送ロール(46C)まで移動する
    フェルト(16C)にシール接触するための前記第2側壁(7
    8)からフェルト(16C)まで伸長する第3シール(84); 及び前記移送ロール(46C)から前記第2ドラム(12C)まで
    移動するフェルト(16C)とシール接触するための前記第
    2側壁(78)からフェルト(16C)まで伸長する第4シール
    (86); を備えた請求の範囲第1項に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記移送ロール(46)内の前記部分真空は、
    前記ポケット(30C)と流体連絡されていて、前記第1ボ
    ックス(50C)に接近した前記ポケット(30C)内に、部分真
    空が保持される請求の範囲第3項に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2ドラム(11B,12B,11C,12
    C)と前記移送ロール(46,46C)とを回転自在に支持するフ
    レーム(88;88C)をさらに有し、前記第1及び第2ボッ
    クス(50,52;50C,52C;50D)は同フレーム(88,88C)に取
    り付けられている請求の範囲1〜4項のいづれかに記載
    の装置。
  6. 【請求項6】前記エアカーテン(64,66)は前記第1ボッ
    クス(50)から流れ、前記第1横辺縁部(38)の近くに部分
    真空を発生させる請求の範囲2項に記載の装置。
  7. 【請求項7】前記ボックス(50,52;50C,52C;50D)の少
    くとも1つ(50D)は、それぞれのボックス(50D)の近くで
    前記部分真空を上昇させる請求の範囲第1〜6項のいづ
    れかに記載の装置。
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