JPH063357Y2 - 焼結機の原料装入装置 - Google Patents

焼結機の原料装入装置

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JPH063357Y2
JPH063357Y2 JP12008388U JP12008388U JPH063357Y2 JP H063357 Y2 JPH063357 Y2 JP H063357Y2 JP 12008388 U JP12008388 U JP 12008388U JP 12008388 U JP12008388 U JP 12008388U JP H063357 Y2 JPH063357 Y2 JP H063357Y2
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JP
Japan
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raw material
chute
layer thickness
charging device
layer
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JP12008388U
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JPH0241097U (ja
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一彦 天川
末治 大山
慎二 小島
孝允 永見
清一 工藤
晃 原田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は焼結機の原料装入装置に関するものである。
(従来の技術) 焼結機の原料装入装置として、ドラムフィーダーから切
出された原料を上下2段のシュートを介してパレットへ
装入する技術としては、特公昭59-30776号公報に開示さ
れている。この技術は第4図に示すように、ドラムフィ
ーダー1から切出された原料は上部シュート2A及び下
部シュート2Bからなる2枚のシュート2を介してパレ
ット3内へ装入される。上部シュート2Aはその中央部
附近に開口4を有し、この開口4には上部シュート2A
の幅方向に平行な複数本のスリットバー5を設けてい
る。
このようなシュート2を介して原料を装入すると、ドラ
ムフィーダー1から上部シュート2Aへ落下した原料
は、該上部シュート2A上を滑走してパレット上で下層
原料6Bを形成し、滑走中に開口4から落下した原料
は、下部シュート2B上を滑走して上層原料6Aを形成
する。
この場合、下層原料6Bは、粗粒でかつ上部シュート2
Aによる分級作用を受けて、下方ほど粒径が大で上方は
粒径が小となってパレット3内に充填される。一方上層
原料6Aは、開口4のスリットバー5の間から落下した
細粒原料であり、下層原料6Bの上に充填され、下部シ
ュート2Bによる分級作用を受けて下方は比較的粗粒と
なり、上方は細粒となる。図中7は層厚計で、例えば超
音波を利用してパレット3上の原料の層厚を計測するも
のであり、通常パレット3の幅方向に複数個設けられて
いる。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来技術によれば、原料を下層原料6Bと上層原料
6Aとに分離して装入することができるので、シュート
2が1枚の装置による装入に比較して装入制御が容易と
なり、層厚方向の原料の粒度分布が望ましいものとな
る。
しかしながら焼結操業において、下層原料6Bの層厚B
と、上層原料6Aの層厚Cの値及びその割合をどのよう
に設定するかということは重要であって、これらの値が
焼結操業条件によってそれぞれ最適となるようにシュー
ト2の傾斜角を調整しなければならないが、下層原料6
Bの層厚及び上層原料6Aの層厚とを容易にかつ正確に
測定することは困難であった。
本考案は上記問題点を解消し、下層原料の層厚及び上層
原料の層厚を容易にかつ正確に測定し、装入原料の層厚
を適正に保つことができる原料装入装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案は、原料装入シュートの中央部にスリット状開口
を有する上部シュートと開口を有しない下部シュートと
を間隙をおいて上下に対面させてドラムフィーダーの下
方に設置すると共に、シュート下流のパレット上に原料
の層厚計を設けた焼結機の原料装入装置において、該下
部シュートの裏面下部に下部シュートと上部シュートと
の間隙を遮る遮蔽板を開閉自在に設置したことを特徴と
する焼結機の原料装入装置である。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案を説明する。
第1図は本考案の実施例を示す一部断面とした側面図、
第2図及び第3図は本考案によるパレット上の原料層厚
の測定方法を例示する側面図および正面図である。
原料装入装置は原料装入シュート2の中央部にスリット
状開口4を有する上部シュート2Aと開口を有しない下
部シュート2Bとを間隙をおいて上下に対面させてドラ
ムフィーダー1の下方に設置すると共に、シュート2の
下流側のパレット3上に原料の層厚を測定する層厚計7
を設けた焼結機の原料装入装置において、下部シュート
2Bの裏面下部に、下部シュート2Bと上部シュート2
Aとの間隙を遮る遮蔽板8を水平方向に開閉自在に設置
した構成となっている。
遮蔽板8は、下部シュート2Bの裏面下部に固設された
ケーシング9内のローラー10上を、水平方向に前後進
するように設けられており、その上面にはラック11が
設けられ、該ラック11と噛合うピニオン12を回転さ
せることにより、前後に摺動させて上部シュート2Aと
下部シュート2Bとの間隙をそれぞれのシュート下端面
において遮蔽できるようになっている。ピニオン12の
回転は、人力でハンドルを回転させることにより行って
もよいし、モーター等により自動的に行うようにしても
よい。なお図中13は補強用に設けたブラケットであ
る。
(作用) 本考案により原料層厚の測定を行う方法を説明する。
図に示す遮蔽板8を開いた状態では、第4図に示す従来
の装置と同様に、下層原料6Bの層厚Bと上層原料6A
の層厚Cとの和、即ち全層厚Aを層厚計7により測定す
ることができる。
次に、遮蔽板8を前進させて第1図のように上部シュー
ト2Aと下部シュート2Bとの間隙を遮蔽すると、開口
4から落下した細粒原料16は下層原料6Bの上に落下
せずにシュート2および遮蔽板8の上部に形成された空
間に滞留する。そしてその間にパレット3は矢印14の
方向に一定速度で移動するので、下層原料6Bの上に上
層原料6Aが充填されないまま移動する。従って第2図
及び第3図に示すように、下層原料6Bだけが充填され
た位置で原料の層厚を測定すると、下層原料の層厚Bが
正確に測定できる。
このとき第3図に示すように、層厚計7が分割ゲート1
5A〜15Gに対応させて7A〜7Jの如く複数個設け
られている場合には、遮蔽板8を分割ゲート15Eに対
応させた位置に設置して、層厚計7Hにより下層原料の
層厚Bを測定する。このとき隣接して設けられた層厚計
7Gでの測定は行わない。このようにして下層原料の層
厚の測定を行った後は、遮蔽板8を開いて元の状態に戻
す。
遮蔽板8はパレット3幅方向全幅にわたって設けてもよ
いが、第3図に示すように部分的に設けるだけで十分で
ある。遮蔽板8をパレット幅方向に複数個に分割して設
けて、その都度必要とする遮蔽板8を選択して使用する
ようにすることも有効である。
本考案の装置を使用することによって、パレット上の原
料の全層厚A及び下層原料の層厚Bが測定できるので、
層厚AとBの差から上層原料の層厚Cが求まり、AとB
との比やBとCとの比も容易に求めることができる。
(考案の効果) 以上述べたように本考案によれば、中央部にスリット状
開口を有する上部シュートと開口を有しない下部シュー
トとからなる2枚のシュートを有する装入装置により、
原料をパレットへ装入する際パレット上の下層原料及び
上層原料のそれぞれの層厚を容易にかつ正確に測定する
ことができるので、焼結操業条件によって下層原料と上
層原料のそれぞれの層厚を最適になるようにシュートの
傾斜角を調整することが可能となり、常に装入原料の層
厚を適正に保つことにより、効率のよい焼結操業をおこ
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部断面とした側面図、
第2図及び第3図は本考案の装置によるパレット上の原
料層厚の測定方法を例示する側面図および正面図、第4
図は従来の原料装入装置を示す略側面図である。 1:ドラムフィーダー、2:シュート、2A:上部シュ
ート、2B:下部シュート、3:パレット、4:開口、
5:スリットバー、6A:上層原料、6B:下層原料、
7(7A〜7I):層厚計、8:遮蔽板、15A〜15
G:分割ゲート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 永見 孝允 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内 (72)考案者 工藤 清一 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内 (72)考案者 原田 晃 千葉県君津市君津1 新日本製鐵株式会社 君津製鐵所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原料装入シュートの中央部にスリット状開
    口を有する上部シュートと開口を有しない下部シュート
    とを間隙をおいて上下に対面させてドラムフィーダーの
    下方に設置すると共に、シュート下流のパレット上に原
    料の層厚計を設けた焼結機の原料装入装置において、下
    部シュートの裏面下部に下部シュートと上部シュートと
    の間隙を遮る遮蔽板を開閉自在に設置したことを特徴と
    する焼結機の原料装入装置。
JP12008388U 1988-09-13 1988-09-13 焼結機の原料装入装置 Expired - Lifetime JPH063357Y2 (ja)

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JP12008388U JPH063357Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 焼結機の原料装入装置

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JP12008388U JPH063357Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 焼結機の原料装入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0241097U JPH0241097U (ja) 1990-03-20
JPH063357Y2 true JPH063357Y2 (ja) 1994-01-26

Family

ID=31365875

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12008388U Expired - Lifetime JPH063357Y2 (ja) 1988-09-13 1988-09-13 焼結機の原料装入装置

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JP4598882B2 (ja) * 2008-12-24 2010-12-15 新日本製鐵株式会社 焼結機の原料装入方法及び装置

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JPH0241097U (ja) 1990-03-20

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