JPH06335489A - 超音波治療装置 - Google Patents
超音波治療装置Info
- Publication number
- JPH06335489A JPH06335489A JP12904793A JP12904793A JPH06335489A JP H06335489 A JPH06335489 A JP H06335489A JP 12904793 A JP12904793 A JP 12904793A JP 12904793 A JP12904793 A JP 12904793A JP H06335489 A JPH06335489 A JP H06335489A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プロ−ブを挿入することによる痛みを低減さ
せ、しかも加温治療の対象となる患部に応じて超音波の
強さを適確に制御すること。 【構成】 患部を温熱治療する可撓性プロ−ブ1と、こ
の可撓性プロ−ブ内の先端部にプロ−ブの軸方向に複数
に分割して配置された超音波振動子3と、エコ−採取用
パルス信号を発生するパルス信号発生部31と、超音波
振動子に供給する高周波信号を出力する高周波発振器3
4と、パルス信号発生部から出力するエコ−採取用パル
ス信号と高周波発振器から出力される高周波信号を切換
えて上記超音波振動子に出力するセレクタ32と、セレ
クタ32からエコ−採取用パルス信号が出力された際の
エコ−信号を解析し、その解析結果に応じて上記高周波
発振器から出力される高周波信号の出力を制御するエコ
−解析部33とから構成される。
せ、しかも加温治療の対象となる患部に応じて超音波の
強さを適確に制御すること。 【構成】 患部を温熱治療する可撓性プロ−ブ1と、こ
の可撓性プロ−ブ内の先端部にプロ−ブの軸方向に複数
に分割して配置された超音波振動子3と、エコ−採取用
パルス信号を発生するパルス信号発生部31と、超音波
振動子に供給する高周波信号を出力する高周波発振器3
4と、パルス信号発生部から出力するエコ−採取用パル
ス信号と高周波発振器から出力される高周波信号を切換
えて上記超音波振動子に出力するセレクタ32と、セレ
クタ32からエコ−採取用パルス信号が出力された際の
エコ−信号を解析し、その解析結果に応じて上記高周波
発振器から出力される高周波信号の出力を制御するエコ
−解析部33とから構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば経尿道的に挿入
され前立腺等の患部を温熱治療する超音波治療装置に関
する。
され前立腺等の患部を温熱治療する超音波治療装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】最近、泌尿器科の分野においては、年齢
50歳以上の男性の重要な疾患として前立腺肥大症がク
ロ−ズアップされてきている。この前立腺肥大症の治療
手段として前立腺を43℃以上に加温する温熱治療法が
知られている。
50歳以上の男性の重要な疾患として前立腺肥大症がク
ロ−ズアップされてきている。この前立腺肥大症の治療
手段として前立腺を43℃以上に加温する温熱治療法が
知られている。
【0003】この治療法は、例えば、米国特許第466
2383号明細書、同第4967765号明細書等で知
られているように、経尿道的または経直腸的にプロ−ブ
を挿入し、前立腺を加温するようにしている。
2383号明細書、同第4967765号明細書等で知
られているように、経尿道的または経直腸的にプロ−ブ
を挿入し、前立腺を加温するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した治療
法は、電磁波を用いるため、患部にエネルギ−を集中さ
せることは容易ではない。また、プロ−ブと患部とのイ
ンピ−ダンスマッチングをうまく整合しない場合には、
患部を安定して加温することは難しかった。
法は、電磁波を用いるため、患部にエネルギ−を集中さ
せることは容易ではない。また、プロ−ブと患部とのイ
ンピ−ダンスマッチングをうまく整合しない場合には、
患部を安定して加温することは難しかった。
【0005】また、最近超音波を用いて加温治療する超
音波治療装置が開発されてきている。このような装置に
おいて、プロ−ブが硬質であると、経尿道的にプロ−ブ
を挿入すると、患者が痛みを感じるという問題があっ
た。
音波治療装置が開発されてきている。このような装置に
おいて、プロ−ブが硬質であると、経尿道的にプロ−ブ
を挿入すると、患者が痛みを感じるという問題があっ
た。
【0006】さらに、加温治療の対象例えば前立腺の大
きさに応じて超音波の強さを適確に設定する必要があっ
た。本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目
的はプロ−ブを挿入することによる痛みを低減させ、し
かも加温治療の対象となる患部に応じて超音波の強さを
適確に制御することができる超音波治療装置を提供する
ことにある。
きさに応じて超音波の強さを適確に設定する必要があっ
た。本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目
的はプロ−ブを挿入することによる痛みを低減させ、し
かも加温治療の対象となる患部に応じて超音波の強さを
適確に制御することができる超音波治療装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる超音波治
療装置は、患部を温熱治療する可撓性プロ−ブと、この
可撓性プロ−ブ内の先端部にプロ−ブの軸方向に複数に
分割して配置された超音波振動子と、エコ−採取用パル
ス信号を発生するパルス信号発生部と、高周波信号を出
力する高周波発振器と、上記パルス信号発生部から出力
するエコ−採取用パルス信号と上記高周波発振器から出
力される高周波信号を切換えて上記超音波振動子に出力
する切換え手段と、上記切換え手段から上記エコ−採取
用パルス信号が出力された際のエコ−信号を解析するエ
コ−解析部と、このエコ−解析部の解析結果に応じて上
記高周波発振器から出力される高周波信号の出力を制御
する手段とから構成される。
療装置は、患部を温熱治療する可撓性プロ−ブと、この
可撓性プロ−ブ内の先端部にプロ−ブの軸方向に複数に
分割して配置された超音波振動子と、エコ−採取用パル
ス信号を発生するパルス信号発生部と、高周波信号を出
力する高周波発振器と、上記パルス信号発生部から出力
するエコ−採取用パルス信号と上記高周波発振器から出
力される高周波信号を切換えて上記超音波振動子に出力
する切換え手段と、上記切換え手段から上記エコ−採取
用パルス信号が出力された際のエコ−信号を解析するエ
コ−解析部と、このエコ−解析部の解析結果に応じて上
記高周波発振器から出力される高周波信号の出力を制御
する手段とから構成される。
【0008】
【作用】プロ−ブを尿道に挿入する際に、プロ−ブは可
撓性で構成されているため、尿道の形状に従って湾曲す
る。そして、患部に対しプロ−ブの位置を定めた後、高
周波発振器から出力される高周波信号が超音波振動子に
送られ、超音波が患部に照射されて患部が温熱治療され
る。
撓性で構成されているため、尿道の形状に従って湾曲す
る。そして、患部に対しプロ−ブの位置を定めた後、高
周波発振器から出力される高周波信号が超音波振動子に
送られ、超音波が患部に照射されて患部が温熱治療され
る。
【0009】ここで、セレクタは適当な時期に切換えら
れて、パルス発生器から出力されるエコ−採取用パルス
信号は超音波振動子に送られ、超音波振動子から患部に
放射された超音波のエコ−信号をエコ−解析部で解析し
て患部の厚みを計測し、この厚みに応じて高周波発振器
から出力される高周波信号の出力を制御するようにして
いる。このため、患部の厚さに応じて超音波の強さを適
確に制御することができる。
れて、パルス発生器から出力されるエコ−採取用パルス
信号は超音波振動子に送られ、超音波振動子から患部に
放射された超音波のエコ−信号をエコ−解析部で解析し
て患部の厚みを計測し、この厚みに応じて高周波発振器
から出力される高周波信号の出力を制御するようにして
いる。このため、患部の厚さに応じて超音波の強さを適
確に制御することができる。
【0010】
【実施例】以下図面を参照して本発明の第1実施例に係
わる超音波治療装置について説明する。図1は超音波治
療装置の全体構成図、図2は超音波治療装置の要部を示
す図である。
わる超音波治療装置について説明する。図1は超音波治
療装置の全体構成図、図2は超音波治療装置の要部を示
す図である。
【0011】図1において、1は例えばテフロンあるい
はシリコンより構成される可撓性を有する筒状のプロ−
ブである。このプロ−ブ1の先端部にはバル−ン2が取
り付けられている。
はシリコンより構成される可撓性を有する筒状のプロ−
ブである。このプロ−ブ1の先端部にはバル−ン2が取
り付けられている。
【0012】プロ−ブ1内において、バル−ン2より手
前に複数の超音波振動子3がプロ−ブ1の軸方向に一列
に配列されている。また、4は本超音波治療装置を統括
的に制御する超音波治療装置本体である。この装置本体
4は前述した超音波振動子3に数MHzの高周波信号を出
力するための超音波発振部5、熱電対(図示しない)で
検出された患部の温度を目標温度となるように制御する
制御部6、プロ−ブ1内を循環する冷却水を供給する冷
却水供給源7を有する。
前に複数の超音波振動子3がプロ−ブ1の軸方向に一列
に配列されている。また、4は本超音波治療装置を統括
的に制御する超音波治療装置本体である。この装置本体
4は前述した超音波振動子3に数MHzの高周波信号を出
力するための超音波発振部5、熱電対(図示しない)で
検出された患部の温度を目標温度となるように制御する
制御部6、プロ−ブ1内を循環する冷却水を供給する冷
却水供給源7を有する。
【0013】そして、超音波発振部5から出力される高
周波信号は給電線8を介して各超音波振動子3に接続さ
れる。制御部6は患部の温度を検出する熱電対(図示し
ない)とリ−ド線9を介して接続されており、熱電対
(図示しない)で検出された患部の温度を目標温度とな
るように超音波発振部5の出力を制御する。
周波信号は給電線8を介して各超音波振動子3に接続さ
れる。制御部6は患部の温度を検出する熱電対(図示し
ない)とリ−ド線9を介して接続されており、熱電対
(図示しない)で検出された患部の温度を目標温度とな
るように超音波発振部5の出力を制御する。
【0014】冷却水供給源7には冷却水を供給する給水
口OUT 及び戻り口INを備え、給水口OUT 及び戻り口INは
それぞれ冷却水チュ−ブ11,12を介してプロ−ブ1
内に導入されている。
口OUT 及び戻り口INを備え、給水口OUT 及び戻り口INは
それぞれ冷却水チュ−ブ11,12を介してプロ−ブ1
内に導入されている。
【0015】また、13はバル−ン2を膨脹させるため
の空気を送るためのシリンジである。このシリンジ13
は弁14、バル−ン用チュ−ブ15を介してバル−ン2
に接続されている。
の空気を送るためのシリンジである。このシリンジ13
は弁14、バル−ン用チュ−ブ15を介してバル−ン2
に接続されている。
【0016】ところで、超音波発振部5は上記超音波振
動子3にエコ−採取用パルス信号を出力するパルス発生
器31と、上記超音波振動子3に高周波信号を出力する
発振器34を備え、これらパルス信号あるいは高周波信
号はセレクタ32で適宜切換えられて超音波振動子3に
出力される。
動子3にエコ−採取用パルス信号を出力するパルス発生
器31と、上記超音波振動子3に高周波信号を出力する
発振器34を備え、これらパルス信号あるいは高周波信
号はセレクタ32で適宜切換えられて超音波振動子3に
出力される。
【0017】セレクタ32を介してパルス信号が出力さ
れた場合には、そのパルス信号により超音波振動子3が
駆動されて超音波を発生され、患部で反射されたエコ−
信号はセレクタ32を介してエコ−解析部33に出力さ
れる。このエコ−解析部33はエコ−信号を解析して患
部の厚みを計測し、患部の厚みに応じて高周波発振器3
4から出力される高周波信号の出力を制御する。
れた場合には、そのパルス信号により超音波振動子3が
駆動されて超音波を発生され、患部で反射されたエコ−
信号はセレクタ32を介してエコ−解析部33に出力さ
れる。このエコ−解析部33はエコ−信号を解析して患
部の厚みを計測し、患部の厚みに応じて高周波発振器3
4から出力される高周波信号の出力を制御する。
【0018】次ぎに、上記のように構成された本発明の
第1実施例の動作について説明する。まず、図2に示す
ように、プロ−ブ1を先端より尿道21に徐々に挿入す
る。プロ−ブ1は可撓性を有し、プロ−ブ1内に設けら
れた複数の超音波振動子3も1列に配列されているため
るため、尿道21が曲線状であっても尿道粘膜を痛める
ことなく、プロ−ブ1の先端を膀胱22まで導くことが
できる。
第1実施例の動作について説明する。まず、図2に示す
ように、プロ−ブ1を先端より尿道21に徐々に挿入す
る。プロ−ブ1は可撓性を有し、プロ−ブ1内に設けら
れた複数の超音波振動子3も1列に配列されているため
るため、尿道21が曲線状であっても尿道粘膜を痛める
ことなく、プロ−ブ1の先端を膀胱22まで導くことが
できる。
【0019】そして、プロ−ブ1の先端が膀胱22に到
達するとシリンジ14を操作してチュ−ブ15を介して
バル−ン2に送気する。これにより、バル−ン2は図1
に示すように膨脹し、プロ−ブ1は尿道21に固定され
る。
達するとシリンジ14を操作してチュ−ブ15を介して
バル−ン2に送気する。これにより、バル−ン2は図1
に示すように膨脹し、プロ−ブ1は尿道21に固定され
る。
【0020】次に、冷却水供給源7の給水口OUT から冷
却水チュ−ブ11を介してプロ−ブ1内に冷却水を供給
し、冷却水をプロ−ブ1内で循環させた後に、冷却水チ
ュ−ブ12を介して戻り口INに戻すようにして、冷却水
をプロ−ブ1内で循環させ、これによりプロ−ブ1の外
周が接する尿道21の粘膜の加温を和らげている。
却水チュ−ブ11を介してプロ−ブ1内に冷却水を供給
し、冷却水をプロ−ブ1内で循環させた後に、冷却水チ
ュ−ブ12を介して戻り口INに戻すようにして、冷却水
をプロ−ブ1内で循環させ、これによりプロ−ブ1の外
周が接する尿道21の粘膜の加温を和らげている。
【0021】このような状態において、超音波発振部5
を起動し、数MHzの高周波信号を給電線8を介して超音
波振動子3に出力する。この結果、超音波振動子3から
径方向に超音波が放射され、周囲に位置する前立腺23
を加温治療することができる。
を起動し、数MHzの高周波信号を給電線8を介して超音
波振動子3に出力する。この結果、超音波振動子3から
径方向に超音波が放射され、周囲に位置する前立腺23
を加温治療することができる。
【0022】この際、パルス発生器31から出力される
パルス信号はセレクタ32を介して超音波振動子3に印
加される。このため、超音波振動子3から前立腺23に
超音波が放射され、前立腺23で反射されたエコ−信号
はセレクタ32を介してエコ−解析部23に入力され
る。このエコ−解析部23において、前立腺23の厚み
が計測され、その厚みに応じて発振器34から出力され
る高周波信号の出力が制御される。つまり、超音波の強
さが前立腺23の厚さに応じて適確に制御される。具体
的には、前立腺23の厚さが厚い場合には、超音波は強
くされる。
パルス信号はセレクタ32を介して超音波振動子3に印
加される。このため、超音波振動子3から前立腺23に
超音波が放射され、前立腺23で反射されたエコ−信号
はセレクタ32を介してエコ−解析部23に入力され
る。このエコ−解析部23において、前立腺23の厚み
が計測され、その厚みに応じて発振器34から出力され
る高周波信号の出力が制御される。つまり、超音波の強
さが前立腺23の厚さに応じて適確に制御される。具体
的には、前立腺23の厚さが厚い場合には、超音波は強
くされる。
【0023】また、加温治療中に前立腺23の温度は熱
電対(図示しない)によって計測されており、熱電対で
測定された前立腺23の温度は制御部6に送られ、目標
温度(例えば、43℃)と比較され、制御部6は前立腺
23の温度が目標温度になるように超音波発振部5から
出力される高周波信号の出力を制御している。
電対(図示しない)によって計測されており、熱電対で
測定された前立腺23の温度は制御部6に送られ、目標
温度(例えば、43℃)と比較され、制御部6は前立腺
23の温度が目標温度になるように超音波発振部5から
出力される高周波信号の出力を制御している。
【0024】このように、この第1実施例によれば、プ
ロ−ブ1は可撓性を有し、プロ−ブ1内に設けられた複
数の超音波振動子3も1列に配列されているため、プロ
−ブ1を尿道に挿入する際に尿道に沿ってプロ−ブを変
形させることができるので、尿道の粘膜を痛めることを
防止し、温熱治療中及び温熱治療後の痛みを軽減させる
ことができる。さらに、患部の厚みを計測し、その厚み
に応じて高周波信号の出力を制御するようにしたので、
適確な強さを持つ超音波を患部に放射することができ
る。
ロ−ブ1は可撓性を有し、プロ−ブ1内に設けられた複
数の超音波振動子3も1列に配列されているため、プロ
−ブ1を尿道に挿入する際に尿道に沿ってプロ−ブを変
形させることができるので、尿道の粘膜を痛めることを
防止し、温熱治療中及び温熱治療後の痛みを軽減させる
ことができる。さらに、患部の厚みを計測し、その厚み
に応じて高周波信号の出力を制御するようにしたので、
適確な強さを持つ超音波を患部に放射することができ
る。
【0025】次に、本発明の第2実施例について図3及
び図4を参照して説明する。図3は超音波治療装置の要
部を示す図、図3はペルチェ素子の機能を説明するため
の図である。
び図4を参照して説明する。図3は超音波治療装置の要
部を示す図、図3はペルチェ素子の機能を説明するため
の図である。
【0026】図3において、図1と同一部分には同一番
号を付し、その詳細な説明については省略する。この第
2実施例は、前述した第1実施例のプロ−ブ1内におい
て、一列に配列された超音波振動子3の軸方向の範囲を
覆うように筒状のペルチエ素子41で覆うような構成を
追加している。そして、このペルチェ素子41の両端に
直流電圧42を印加するようにしている。
号を付し、その詳細な説明については省略する。この第
2実施例は、前述した第1実施例のプロ−ブ1内におい
て、一列に配列された超音波振動子3の軸方向の範囲を
覆うように筒状のペルチエ素子41で覆うような構成を
追加している。そして、このペルチェ素子41の両端に
直流電圧42を印加するようにしている。
【0027】次に、本発明の第2実施例の動作について
説明する。この第2実施例の動作は第1実施例の動作に
加えて、ペルチェ素子41に直流電圧42を印加するこ
とにより、図4に示すように、ペルチェ素子41の超音
波素子3側は高温とし、ペルチェ素子41のプロ−ブ1
側は低温とすることができるので、ペルチェ素子41の
超音波素子3側に冷却水を流すことにより、プロ−ブ1
を冷却水の温度因りさらに冷やすことができる。
説明する。この第2実施例の動作は第1実施例の動作に
加えて、ペルチェ素子41に直流電圧42を印加するこ
とにより、図4に示すように、ペルチェ素子41の超音
波素子3側は高温とし、ペルチェ素子41のプロ−ブ1
側は低温とすることができるので、ペルチェ素子41の
超音波素子3側に冷却水を流すことにより、プロ−ブ1
を冷却水の温度因りさらに冷やすことができる。
【0028】このため、プロ−ブ1が接する尿道21の
不所望な加温を一層抑制することができる。また、上記
したいずれの実施例では経尿道的にプロ−ブを挿入する
場合を例に挙げたが、他の体腔に挿入して患部を温熱治
療する場合にも適用することができる。
不所望な加温を一層抑制することができる。また、上記
したいずれの実施例では経尿道的にプロ−ブを挿入する
場合を例に挙げたが、他の体腔に挿入して患部を温熱治
療する場合にも適用することができる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、プ
ロ−ブを可撓性としてそのプロ−ブ内に収納される超音
波振動子を分割して配列し、しかも患部の厚さに応じて
超音波の強さを制御するようにしたので、プロ−ブを挿
入することによる痛みを低減させ、超音波の強さを患部
の厚さに応じて適確に制御することができる超音波治療
装置を提供することができる。
ロ−ブを可撓性としてそのプロ−ブ内に収納される超音
波振動子を分割して配列し、しかも患部の厚さに応じて
超音波の強さを制御するようにしたので、プロ−ブを挿
入することによる痛みを低減させ、超音波の強さを患部
の厚さに応じて適確に制御することができる超音波治療
装置を提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例の超音波治療装置の全体構
成図。
成図。
【図2】第1実施例の超音波治療装置の要部を示す図。
【図3】本発明の第2実施例の超音波治療装置の要部を
示す図。
示す図。
【図4】第2実施例に係わるペルチェ素子を示す図。
1…プロ−ブ、2…バル−ン、3…超音波振動子、4…
装置本体、5…超音波発振部、6…制御部、7…冷却水
供給源、8…給電線、9…リ−ド線、11,12…冷却
水チュ−ブ、13…シリンジ、14…弁、15…バル−
ン用チュ−ブ、21…尿道、22…膀胱、31…パルス
発生器、32…セレクタ、33…エコ−解析部、34…
高周波発振器。
装置本体、5…超音波発振部、6…制御部、7…冷却水
供給源、8…給電線、9…リ−ド線、11,12…冷却
水チュ−ブ、13…シリンジ、14…弁、15…バル−
ン用チュ−ブ、21…尿道、22…膀胱、31…パルス
発生器、32…セレクタ、33…エコ−解析部、34…
高周波発振器。
Claims (1)
- 【請求項1】 患部を温熱治療する可撓性プロ−ブと、 この可撓性プロ−ブ内の先端部にプロ−ブの軸方向に複
数に分割して配置された超音波振動子と、 エコ−採取用パルス信号を発生するパルス信号発生部
と、 高周波信号を出力する高周波発振器と、 上記パルス信号発生部から出力するエコ−採取用パルス
信号と上記高周波発振器から出力される高周波信号を切
換えて上記超音波振動子に出力する切換え手段と、 上記切換え手段から上記エコ−採取用パルス信号が出力
された際のエコ−信号を解析し、その解析結果に応じて
上記高周波発振器から出力される高周波信号の出力を制
御するエコ−解析部とを具備したことを特徴とする超音
波治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12904793A JPH06335489A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 超音波治療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12904793A JPH06335489A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 超音波治療装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06335489A true JPH06335489A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14999776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12904793A Withdrawn JPH06335489A (ja) | 1993-05-31 | 1993-05-31 | 超音波治療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06335489A (ja) |
-
1993
- 1993-05-31 JP JP12904793A patent/JPH06335489A/ja not_active Withdrawn
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