JPH06335051A - セルラシステム移動体通信ハンドオフ方法および装置 - Google Patents

セルラシステム移動体通信ハンドオフ方法および装置

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JPH06335051A
JPH06335051A JP6114177A JP11417794A JPH06335051A JP H06335051 A JPH06335051 A JP H06335051A JP 6114177 A JP6114177 A JP 6114177A JP 11417794 A JP11417794 A JP 11417794A JP H06335051 A JPH06335051 A JP H06335051A
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handoff
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cellular system
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JP6114177A
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English (en)
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Steven J Willhoff
スティーブン・ジェイ・ウィルホフ
Paul S Meche
ポール・エス・メーシェ
John S Mayes
ジョン・エス・メイズ
Lance M Labauve
ランス・ミギュエル・ラボーブ
Mark B Pyle
マーク・ブルース・パイル
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Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/309Measuring or estimating channel quality parameters
    • H04B17/318Received signal strength
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B17/00Monitoring; Testing
    • H04B17/30Monitoring; Testing of propagation channels
    • H04B17/382Monitoring; Testing of propagation channels for resource allocation, admission control or handover
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • H04W36/30Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data
    • H04W36/302Reselection being triggered by specific parameters by measured or perceived connection quality data due to low signal strength

Abstract

(57)【要約】 【目的】 信号レベルの長期間および短期間の測定値に
基づいて正しいハンドオフ時間を決定することを含むセ
ルラシステム移動体通信ハンドオフ方法および装置を提
供する。 【構成】 セルラシステム中で、移動局から受信された
信号の長期間平均信号強度を示す第1の信号値を所定の
閾値と比較し、その第1の信号値が前記閾値よりも小さ
い場合は、受信信号強度の短期間値を示す第2の信号値
を閾値と比較し、第1および第2の値のいずれもが閾値
より小さい場合はハンドオフ条件が存在すると決定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、セルラシステ
ム中でハンドオフ決定を正しく行う方法および装置に関
する。特に、本発明は、信号レベルの長期間および短期
間の測定値に基づいてハンドオフ(切り替え)時間を正
しく決定するセルラシステム移動体通信ハンドオフ方法
および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハンドオフを正しく決定することは、セ
ルラシステムを成功させるための主な要求事項である。
一つの基地局から他の適当な範囲点までセルラ呼をハン
ドオフする必要性を検出する能力は、セルラ・オペレー
タによって形成された周波数計画および移動局加入者の
呼品質の両方の一貫性を維持するために重要である。
【0003】移動局の受信信号強度を正しく測定する基
地局(陸上局とも呼ばれる)の能力は、システム要求の
中心となるものである。この陸上局は、移動局の信号強
度を明確におよび一貫して測定しなければならない。こ
の陸上局は、フェージング状態による無線信号中の信号
変動に過度に応答することなく、しかし、信号の変化に
は適切に応答しなければならない。変動信号に過度に応
答すると、真のハンドオフ状態に十分に応答できないの
で、適切な周波数容量に有害な影響を与える。
【0004】ハンドオフ状態を決定する従来の単一のス
テージ方法は、短期間の排他的な測定によるアプローチ
および所定の測定間隔で長期間信号を排他的に平均化す
るアプローチを含む。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ハンド
オフ検出目的のために移動局の信号強度を測定するため
のそのような単一ステージ方法は、種々の欠点がある。
排他的な短期間の測定による方法は、信号が非常に変動
している場合はエラーを生じる。これらの方法は、数秒
以上の間隔で信号を周期的にサンプリングする。この方
法は、測定間の時間が長いためにハンドオフ検出が悪
い。実際には、この方法は、信号の短い減衰効果のため
に早すぎる決定が行われる。さらに、この方法は、測定
間の時間が大きいために真のハンドオフ状態に十分に応
答できない。
【0006】長期間平均をとる方法は、比較的に頻繁な
間隔で測定を継続的に行い、次に、それらをある時間に
わたって平均化し、より一様な移動局信号を供給する。
長い間の平均化は、短期間の信号の落ち込みをスムージ
ングする。長期間平均化は、変動信号に過度に応答する
ことなく、比較的に頻繁な測定および信号平均アップデ
ート間隔によって適時にハンドオフ決定を行う。しかし
ながら、長期間平均化方法は、比較的に以前の信号によ
る信号強度によって経時的バイアスが生じるという点で
欠点がある。
【0007】長期間平均化アプローチの欠点は、平均さ
れた受信信号強度インジケータ(RSSI)に生じる経
時的バイアスに影響されることである。すなわち、強い
信号中で起こる深い落ち込みに基づいて早すぎるハンド
オフ決定が行われる。そのような状態は、しばしば、都
市環境のビルのシャドウ効果の結果として生じる。
【0008】長期間平均化アプローチ中の経時的バイア
スのために、以前の大きい信号強度測定値は、現在の低
い信号強度測定値の影響を柔らげる傾向がある。より古
い、大きい強度測定値は、より現在の低い強度測定値に
おいて置き換えられるので、平均信号強度は減少し始め
る。その後、もし、この移動局が移動し、このシャドウ
効果から抜け出せば、実際の現在の信号強度は、遅いレ
ートで上昇し始める。しかしながら、現在の真の信号強
度が上昇しているにもかかわらず、平均の受信信号強度
インジケータ(RSSI)はまだ減少しつつある。この
ことは、より以前の大きい測定値が、平均値から除去さ
れると、それらは、強度が上昇しつつある新たな信号に
よって置き換えられる、しかし、それらは平均値中で置
き換えられる信号より小さい値であるという事実から生
じる。このために、誤ったハンドオフ状態検出が生じ
る。
【0009】長期間間隔の他の平均化方法の欠点は、ハ
ンドオフトリガ時に報告された受信信号強度インジケー
タ(RSSI)が比較的に長期間にわたる信号の中スム
ーズな平均を含むということである。実際の落ち込み信
号においては、この長期間信号表示は、典型的には、実
際の信号より大きいものである。これは、ハンドオフプ
ロセスの効果に影響を与える。これは、ターゲットセル
選択は、どの隣接セルがソース・セル(通常ソース測定
値に加えたヒステリシス値を使用する)値より強い信号
を測定するかによるからである。隣接セルは、このヒス
テリシスによってソース信号の現在の信号強度値を越え
ることができるけれども、このプロセス上の長期間信号
表示の効果によって、隣接セルの信号強度は、しばし
ば、ソース信号の長期間表示を越えない。その結果、ハ
ンドオフ動作は遅れ、信号が劣化し続ける場合は、それ
によって、移動局加入者に対して周波数計画違反および
音声品質の低下を引き起こすことになる。
【0010】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明の一
つの目的は、従来の単一ステージ中で発見される短所を
克服し、ハンドオフ決定を正しく行う方法および装置を
提供するものである。したがって、本発明の目的は、信
号の大きな変動によってエラーが生じる短期間測定のみ
による方法の場合に起こる不十分なハンドオフ決定を避
けることである。さらに、本発明の目的は、信号の短い
落ち込みによって生じる不十分なハンドオフを避けるこ
とである。さらに、本発明の目的は、短期間測定間に存
在する比較的に大きい待ち時間のために真のハンドオフ
条件に十分に応答しないハンドオフ決定を避けることで
ある。
【0011】さらに、本発明の他の目的は、長期間平均
化プロセスによって存在する経時的バイアスによって示
される偽りのハンドオフ・トリガの発生を排除すること
である。さらに、本発明の目的は、純粋の平均化・シス
テム中で発見される経時的にバイアスされた長期間平均
信号強度を越えることができない隣接セル測定によるハ
ンドオフ遅延の問題を解決することである。
【0012】本発明のまた他の目的は、信号の長期間表
示および現在の信号レベルの短期間表示の両方を維持す
ることによって達成される。長期間表示は、ハンドオフ
条件に対する初期トリガとして使用される。平均化プロ
セスは、短期間の信号変動(落ち込み)による不十分な
ハンドオフ決定を補償する。この初期トリガは、信号の
短期間の現在値を調べることによって制限される。実際
のハンドオフ・トリガは、両方の値がハンドオフ閾値を
越えたことを指示するときにのみ得られる。このアプロ
ーチは、平均化プロセスによって生じる経時的バイアス
によって示される偽りのハンドオフ・トリガの発生を排
除する。さらに、本発明によれば、短期間信号強度値を
移動局の信号強度として報告し、隣接セルで測定された
信号と比較する。この短期間値は、長期間平均ではな
く、より密接に信号の現在の測定値を表わすので、隣接
セル上の現在の測定値とのよりよい比較が行われる。
【0013】本発明によれば、セルラシステム中で、一
つのセルサイト中の特定の音声チャネル上の移動局上の
電話呼がいつ他のセルサイト中の音声チャネルにハンド
オフされるべきであるかを正しく決定する方法が提供さ
れる。移動局から受信された信号の長期間平均信号強度
を示す第1の信号値が所定の閾値と比較される。第1の
信号値が所定の閾値よりも小さい場合は、受信信号強度
の短期間値を示す第2の信号値がその閾値と比較され
る。前記第1および第2の値が閾値よりも小さい場合は
ハンドオフ条件が存在する。
【0014】本発明のデュアルステージRSSIハンド
オフ・トリガアプローチは、長期間信号特性と現在の短
期間信号評価の効果をバランスさせ、これにより、従来
の単一ステージ方法によるハンドオフ・トリガ検出より
もすぐれた方法を提供する。
【0015】本発明のデュアルステージRSSIハンド
オフ・トリガ法により供給されるハハンドオフ条件検出
に関するセルラシステムの動作が従来の単一ハンドオフ
検出法より優れた点は3つある。第1に、信号強度測定
が、変動信号に過度に応答しない点である。第2に、信
号強度測定は、平均化時に生成される経時的バイアスに
よって悪い影響を受けないことである。第3に、隣接セ
ル信号強度測定との比較は、平均化によって生成される
経時的バイアスによって完全になる。本発明は、これら
の3つの要因によって、進んだまたは遅延したハンドオ
フ条件トリガを防止する確実なかつ安定したハンドオフ
検出方法を提供する。これは、積極的に移動局加入者の
呼品質に影響し、セルラ・オペレータ周波数計画内でチ
ャネル到達範囲を維持する。
【0016】
【作用】受信信号強度の長期間表示および現在の信号強
度の短期間測定値を維持することによって、セルラシス
テムにおいて適当なハンドオフ・トリガが決定される。
長期間表示は、ハンドオフ条件の初期トリガとして使用
される。平均化プロセスによって、信号の変動のために
早すぎるハンドオフ決定を行う短時間落ち込みを除去す
る。この初期トリガは、短期間の現在の信号値を調べる
ことによって修正される。実際のハンドオフ・トリガ
は、両方の値がハンドオフ閾値を越えたことを示すとき
だけ行われる。このアプローチは、長期間平均化プロセ
スによって発生する経時的バイアスによって生じる偽り
のハンドオフ・トリガの発生を排除する。短期間信号強
度値は、隣接のセル上で測定された信号強度を比較する
ために移動局信号として報告される。この値は信号の現
在の測定値を表わすので、隣接セル上の現在の測定値と
のよりよい比較が行われる。長期間平均の経時的バイア
スによって、遅延ハンドオフを実質的に除去する。
【0017】
【実施例】図1は、本発明のハンドオフ・トリガの全体
的システムを示す。セルサイト12、14および16に
おける音声チャネル(VCH)10は、デジタル多重ス
イッチ−移動電話交換機(DMS−MTX)18(自動
車電話交換局(MTSO)とも呼ばれる)に接続され
る。DMS−MTXは、多くのセルに対してセルコント
ローラとしての役目をする(したがって、DMS−MT
Xは、セルコントローラとも呼ばれる)。音声チャネル
(VCH)10は、基地局中に含まれる。ハンドオフ・
トリガは、一つのセルサイト中の特定の音声チャネルの
移動電話がいつ、他のセルサイト中の音声チャネルにハ
ンドオフされるべきであるかを決定する。基地局は、同
じく位置決め受信器(LCR)として配置され、ハンド
オフ準備コマンドによって隣接セル中で測定された信号
強度値をセルコントローラ18に供給する。
【0018】図2は、本発明の一実施例の簡単な全体的
な動作フローチャートを示す図である。基地局中に音声
チャネル(VCH)は、長期間受信信号強度インジケー
タ(RSSI)平均を使用してハンドオフ状態をいつチ
ェックするかを決定する。長期間RSSI平均は、たと
えば、数秒間のウィンドウに含まれる受信信号の強度を
表わす平均化サンプルによって計算される。この短期間
平均は、典型的には、数百ミリ秒の非常に小さいウィン
ドウ上の平均である。長期間および短期間平均は、ステ
ップ150において計算される。もし、ステップ160
において、全サンプルレート・ウィンドウ平均(すなわ
ち、長期間サンプルレート(LTSR)平均として知ら
れている長期間平均)がハンドオフ閾値(HOTL)よ
り小さいと決定されると、その後、ステップ170にお
いて、短期間平均(同じく、第2段階のサンプルレート
(SSSR)平均として知られている)がチェックされ
る。もし短期間平均が、同様に、HOTLより小さい場
合は、ステップ180において、ハンドオフ要求が報告
される。
【0019】ステップ170において、短期間平均がH
OTLより小さくなく、ステップ192において呼が開
放されない場合は、新たなサンプルが受信され(ステッ
プ190)、新たな平均が計算され(ステップ15
0)、再びHOTLと比較される(ステップ160、ス
テップ170)。このステップは、長期間平均および短
期間平均の双方がHOTLより小さくなるか、呼が開放
されるまで続けられる。このステップは、以下のように
簡単な命令形式で記述される。
【0020】もし、LTSRバッファが満杯であれば、
あらゆるサンプルに対して、LTSRおよびSSSR平
均を再計算し、もし、LTSR<HOTLおよびSSS
R<HOTLであれば、ハンドオフ要求を送る。もしそ
うでなければ、何もしない。終了。
【0021】図3は、基地局における音声チャネルのブ
ロック図を示す図である。図3において、音声チャネル
(VCH)10は、受信アンテナ132および送信アン
テナ134、D/Aコンバータおよび変調器を含む音声
処理送信機136、A/Dコンバータおよび復調器を含
む音声処理受信器138を含む。TX同期ブロック15
2およびRX同期ブロック154は、送信および受信信
号を変復調するための適当な周波数を供給する。ブロッ
ク144は、動作・管理・メンテナンス(OA&M)機
能を供給する。ブロック146は、セルサイトに電力を
供給する電源装置(PSU)である。
【0022】コントローラブロック142は、たとえ
ば、長期間および短期間平均を決定するためにマイクロ
プロセッサのような必要な処理回路を含んだ制御機能、
並びに長期間および短期間バッファを維持するために十
分なメモリ(例えば、RAM)を音声チャネルに供給す
る。もちろん、他の音声チャネル制御機能も、この処理
装置によって実行される。コントローラブロック142
は、受信チャネルを介して受信信号強度インジケータ
(RSSI)サンプルを受信し、プロセス・サンプルを
ストアし処理する。最後に、コントローラブロック14
2は、セルコントローラ・インターフェース148を介
してセルコントローラと通信し、ハンドオフ要求を送
り、音声チャネルパラメータおよびコマンドを受信す
る。
【0023】図4は基地局のデュアル・ステージのRS
SIハンドオフ・アプローチを示す図である。図4のス
テップ202において、図1に示すDMS−MTXコン
トローラは、長期間サンプルレートとして知られている
RSSIサンプルレート、短期間サンプルレートとして
知られている第2ステージサンプルレート(SSSR)
およびハンドオフ閾値を含む音声チャネルパラメータを
基地局へ送信する。
【0024】音声チャネルパラメータは、システム中で
およびセル間で変化できる。受信信号強度インジケータ
(RSSI)サンプルレートは、長期間平均化時間、す
なわち、ウィンドウの幅を与える。このウィンドウの典
型的な値は、2.5〜3.5秒の範囲にある。より広い
長期間平均のウィンドウ範囲とすることも可能である。
たとえば、特別の構成において、この範囲は、0.32
秒から5.12秒まで変化できる。最適の範囲は、その
システム(すなわち、特定のハードウェアおよびソフト
ウェア)によって変化し、そのシステム中の環境が用い
られる。
【0025】短期間サンプルレート、すなわち、SSS
Rまたは短期間平均時間は、隣接セル中の位置決め受信
機(LCR)のサンプルレート(すなわち、平均化時
間)にできるだけ近くなるように相関が取られる。LC
Rサンプルレートとの相関をとることによって、ハンド
オフ時に、隣接セル上で測定された信号強度と比較する
ために供給された移動局の信号強度は隣接セル上の測定
値と最も良く比較される。したがって、第2ステージの
サンプルレートの最適な性能は、LCRサンプルレート
の関数となる。短期間サンプルレート(SSSR)は、
最適には、LCRに対して100ミリ秒以内の平均化時
間であるべきである。たとえば、特別の実施例において
は、短期間サンプルレート(SSSR)は、20ー30
0msの範囲であり、このシステムと環境においては1
20msが好ましい。
【0026】ハンドオフ閾値は、典型的には、−75d
Bmと−90dBm内の範囲を有する。他の音声チャネ
ルパラメータ値は、もちろん、システムの動作設計にお
ける特別の環境に設定することも可能である。しかしな
がら、短期間サンプルレート(SSSR)は、常に長期
間サンプルレート(LTSR)より短くあるべきであ
る。
【0027】音声またはアクチブ音声コマンド中のサン
プルレート・フィールドは、長期間サンプルレート(L
TSR)を制御する。短期間サンプルレート(SSS
R)フィールドは、第2ステージまたは短期間サンプル
レートを制御する。たとえば、音声およびアクチブ音声
コマンドは、4つのビットフィールドで構成されるの短
期間サンプルレート(SSSR)で定義される。また、
このSSSRサンプルレートの値は典型的には20ミリ
秒であるが、第2ステージの平均化の範囲は、これらの
4ビットを用いて20から300ミリ秒まで指定でき
る。4ビット値が0のとき、ディスエイブルを意味す
る。システム要求によっては、他の値のサンプルレート
を使用できる。
【0028】4ビットは、長期間サンプルレート(LT
SR)を定義するために使用される。もし、長期間サン
プルレート(LTSR)の値が、20ミリ秒で16のサ
ンプルブロックがあるときは、その後、5秒以上が、4
ビットフィールドを使用したウィンドウ長さとして指定
される。
【0029】基地局は、ステップ204において、既知
の範囲に一致させるためおよびこのパラメータを完成さ
せるために、各フィールドを選別し、受信されたパラメ
ータが正しいかをチェックする。もし音声チャネルがパ
ラメータに関する障害を検出した場合は、適当なエラー
コードがコントローラに返される。ステップ206にお
いて、受信コマンドが、アクチブ音声コマンドであるか
否かがチェックされる。
【0030】図5は、非アクチブ音声コマンドに対する
基地局の応答フローチャートを示す図である。図4にお
いて、もし受信コマンドがアクチブ音声コマンドでない
場合は、このコマンドは、図5のステップ302におい
て、受信コマンドが音声であるか否かがチェックされ
る。もし、音声でない場合は、ステップ304におい
て、このコマンドの有効性が決定される。その後、ステ
ップ306において、要求されたアクションが実行さ
れ、基地局は、スタートに戻る。受信コマンドが音声で
ある場合は、ステップ308において、アイドル音声タ
スクが実行され、音声チャネルコマンドがステップ31
0で受信される。ステップ312において、いずれかの
アクチブ音声(または捕獲コマンド)コマンドが受信さ
れると、アクチブ音声タスクは、ステップ314におい
て実行される。 そうでない場合は、基地局は、ステッ
プ316において、要求されたアクションを実行する。
【0031】捕獲コマンドは、音声チャネルをアイドル
状態からアクチブ状態に遷移させるために用いられる基
本的なコマンドである。この音声チャネルは、音声コマ
ンド中に形成される動作パラメータを使用する。捕獲コ
マンドは、音声チャネル上に設定されるべき呼に関する
初期情報を含む。アクチブ音声コマンドは、本質的に
は、音声コマンドと捕獲コマンドとを組み合わせたコマ
ンドである。音声チャネルはアイドルタスクからアクチ
ブタスクへ遷移するが、アクチブ音声コマンドからの動
作パラメータを使用する。これは、また、設定されるべ
き呼に関する初期情報を含む。アクチブ音声コマンド
は、一般には使用されないが、特定の場合に使用され
る。
【0032】図6は、アクチブ音声コマンドに対する基
地局の応答フローチャートを示す図である。図6のアク
チブ音声タスクにおいて、移動カラーコードが検査され
る。移動カラーコード(アナログ呼における監視聴覚ト
ーン(SAT)、あるいはデジタル呼におけるデジタル
音声カラーコード(DVCC))は、正しい移動局が正
しい音声チャネル上にあることを識別するために使用さ
れることは公知の技術である。これらは、セルラーシス
テム中の音声チャネル間で、同じ無線周波数が再利用さ
れることを区別するために使われる。
【0033】さらに、アクチブ音声タスク中で、受信信
号強度インジケータ(RSSI)サンプルは、典型的に
は、数十ミリセ秒の間隔で蓄積される。受信信号強度イ
ンジケータ(RSSI)レベルは、好ましい実施例にお
いては、8ビット(0から255まで)で表わされ、そ
れは−130dBmから−30dBmの信号強度レベル
に対応する。受信信号強度インジケータ(RSSI)サ
ンプルバッファはRSSIサンプル値をストアする。受
信信号強度インジケータ(RSSI)サンプルバッファ
の長さは、サンプルレートおよびサンプル間隔、すなわ
ち、ウィンドウ毎のウィンドウ長さおよびサンプル数に
よって決定される。このように、たとえば、3.2秒の
受信信号強度インジケータ(RSSI)サンプルレート
(長期間サンプルレート(LTSR)と呼ばれる)は、
20ミリ秒間隔の8ビットサンプルのRSSIバッファ
が160個連なる。たとえば、20ミリ秒間隔のサンプ
ルサイズの短期間サンプルレート(SSSR)が5個で
100msの短期間サンプルレート(SSSR)ウィン
ドウ長さになる。他のバッファサイズ長は、本発明の範
囲内で適当に選択できる。
【0034】ステップ404において決定されるよう
に、受信信号強度インジケータ(RSSI)バッファが
満杯でない場合は、基地局は、ステップ402で示すよ
うにさらにRSSIサンプルを蓄積する。このバッファ
が満杯になると、新たな平均が各受信サンプルに対して
計算される。受信信号強度インジケータ(RSSI)サ
ンプル・バッファが満杯の場合は、ステップ406にお
いて、RSSIサンプルバッファ平均がハンドオフ閾値
と比較される。もし、長期間平均化値(RSSIサンプ
ル・バッファ平均)がハンドオフ閾値より大きい場合
は、基地局は、ステップ410において、呼が解放され
たか否かを決定する。もし、呼が解放された場合は、基
地局は、アイドル音声タスクへ戻る。本発明のシステム
のフローチャート中では、多くの異なる場所で呼の解放
が行われる。もし、この呼が解放されない場合は、基地
局は、新たな受信信号強度インジケータ(RSSI)サ
ンプルを蓄積し、最も古いサンプルを受信信号強度イン
ジケータ(RSSI)サンプル・バッファから除去す
る。その後、基地局は、ステップ412において、短期
間サンプルレート(SSSR)バッファ平均と受信信号
強度インジケータ(RSSI)バッファ平均の両方に対
して新たな平均を計算する。
【0035】図7は、アクチブ音声タスクに対する他の
基地局の応答フローチャートを示す図である。図4のス
テップ408において、もし受信信号強度インジケータ
(RSSI)サンプル・バッファ平均が、ハンドオフ閾
値より小さい場合は、図7のステップ502において、
短期間サンプルレート(SSSR) RSSIバッファ
平均はハンドオフ閾値と比較される。もし、SSSR
RSSIバッファ平均がハンドオフ閾値より大きい場合
は、ハンドオフ・トリガに対する第2の条件の満足しな
かったことになり、ステップ412において、新たな受
信信号強度インジケータ(RSSI)サンプルが蓄積さ
れる。
【0036】ステップ504において、もし、SSSR
RSSIバッファ平均が、ハンドオフ閾値より小さい
場合は、ハンドオフ・トリガに対する条件を満足し、す
なわち、長期間平均および短期間信号の強度値が閾値よ
り小さいことになる。ハンドオフ要求は、DMS−MT
Xコントローラに送られ、ステップ506において、短
期間および長期間RSSI平均を報告し、ステップ50
8において、ハンドオフ・ガードタイマがセットされ
る。タイマ値は、特別のシステムにおいては、典型的に
は、10秒から15秒の範囲で変化するが、もちろん他
の値を使用することもできる。
【0037】図8は、ハンドオフ継続時の基地局の応答
フローチャートを示す図である。図8のステップ602
において、基地局は、DMS−MTXコントローラから
のハンドオフ・コマンドを待機するハンドオフ継続状態
に移行する。もし、そのようなコマンドが受信された場
合は、基地局は、ステップ604において、送信ハンド
オフ命令を移動局に送り、図5のアイドル音声タスクへ
戻る。もし、ステップ606において、ハンドオフ・ガ
ードタイマが時間切れになると、基地局は、図6のステ
ップ412に戻り、新たな受信信号強度インジケータ
(RSSI)サンプルを蓄積し、この平均をアップデー
トする。もし、ハンドオフ・ガードタイマが時間切れで
ない場合は、基地局は、ステップ608において、呼が
解放されたか否かをチェックする。もし、呼が解放され
ていない(ハンドオフ・ガードタイマが時間切れになっ
ていない)場合は、ステップ610において、新たな受
信信号強度インジケータ(RSSI)サンプルが累積さ
れ、新たな平均が計算され、基地局のコントローラはス
テップ602へ戻る。一方、呼が解放される場合は、基
地局は図5のアイドル音声タスクへ戻る。
【0038】図9は、受信信号強度インジケータ(RS
SI)サンプルレート・バッファ(長期間バッファ)7
02およびSSSR RSSIサンプル・バッファ(短
期間バッファ)704を示す。図10は、短期間RSS
Iサンプルが2つのバッファに入力される様子を示す図
である。図10において、新たな受信信号強度インジケ
ータ(RSSI)サンプル706が測定されると、RS
SIサンプル・バッファ702およびSSSRサンプル
・バッファ704に入力される。バッファが満杯の場合
は、最も古いRSSIサンプル708および710がそ
れぞれ各バッファ702および704から除去され、新
たな平均が各バッファに対して計算される。SSSR
RSSIサンプル・バッファは、RSSIサンプルレー
ト・バッファの最も最近のサンプルを含む。RSSIサ
ンプルレート・バッファおよびSSSR RSSIサン
プル・バッファは、従来のRAM中で実行できる。
【0039】ハンドオフ要求メッセージは、短期間サン
プルレートSSSR平均および長期間RSSI平均の両
方を含む。受信信号強度インジケータ(RSSI)レベ
ル・メッセージは、DMS−MTXコントローラが音声
チャネルから要求できるメッセージである。そこでは、
基地局は現在の受信信号強度インジケータ(RSSI)
平均を報告する。受信信号強度インジケータ(RSS
I)レベル・メッセージは、また、短期間サンプルレー
トSSSR平均および長期間RSSI平均の両方を含
む。
【0040】図11は、基地局のハンドオフ・シーケン
スを制御するDMS−MTXセルコントローラの全体の
動作フローチャートを示す図である。DMS−MTXコ
ントローラは、各々が複数の基地局を有する複数のセル
を制御できる。DMS−MTXコントローラは、ステッ
プ802において、音声コマンドまたはアクチブ音声コ
マンドを介して、サンプルレート(すなわち、長期間サ
ンプルレート(LTSR))、第2のステージ・サンプ
ルレート、ハンドオフ閾値をダウンロードする。ステッ
プ804において、音声チャネル(VCH)は呼に割り
当てられ、VCHは、アクチブ音声コマンド(または捕
獲コマンド)を介してアクチブ音声タスクに遷移され
る。ステップ806において、ハンドオフ要求は、SS
SR RSSIバッファ平均およびサンプルレートRS
SIバッファ平均の両方を含む基地局のVCHから受信
される。
【0041】図12は、基地局のハンドオフ・シーケン
スを制御するDMS−MTXセルコントローラの部分動
作フローチャートを示す図である。図12のステップ9
02に示すように、DMS−MTXセルコントローラ
は、隣接セル中に呼の受信を要求する受信信号強度イン
ジケータ(RSSI)を示す位置決め受信機(LCR)
に受信信号強度インジケータ(RSSI)測定要求を配
分する。要求される受信信号強度インジケータ(RSS
I)は、SSSR RSSIバッファ平均にヒステリシ
スを加味したものである。ステップ904において、受
信信号強度インジケータ(RSSI)測定報告は、隣接
セルのLCRから受信される。ステップ906におい
て、もし可変ターゲットセルが識別されない場合は、D
MS−MTXセルコントローラは、ハンドオフ要求を待
つステップ806(図11)へ戻る。
【0042】図13は、基地局のハンドオフ・シーケン
スを制御するDMS−MTXセルコントローラの部分動
作フローチャートを示す図である。図13において、も
し、可変ターゲットセルが識別された場合は、VCHは
ハンドオフに割り当てられ、新たなVCHはステップ1
002における捕獲またはアクチブ音声コマンドのいず
れかを介して、アクチブ音声タスクに遷移される。ハン
ドオフ・コマンドは、ステップ1004中で隣接のセル
上のハンドオフターゲットVCHを指示しているサービ
ス中のVCH(現在、ハンドオフ要求を発生した呼を扱
っている音声チャネル)に送られる。もしこのハンドオ
フがステップ1006で成功したと決定された場合は、
ステップ1008中で元のVCHはアイドル音声タスク
へ遷移し、DMS−MTXセルコントローラは図11中
のステップ804へ戻る。
【0043】上に本発明の好ましい実施例が記述された
が、たとえば、短期間平均を最初にチェックする等の他
の変形実施例は容易に理解され、この出願は、本発明の
いかなる変形、使用、適応をもカバーしている。本発明
は、本発明の原理に基づき、またこの明細書の開示から
発展し、本発明に関連する技術における知識および慣習
内で得られる変形をも含む。本発明は、さらに、上述の
説明における基本的な特徴に適用され、本発明の一見地
または追加される特許請求の範囲の制限内で適用され
る。
【0044】
【発明の効果】本発明は、信号レベルの長期間および短
期間の測定を行うことによって、従来の信号の大きな変
動によってエラーを生じていた短期間測定のみの方法の
場合に起こる不十分なハンドオフ決定を避けることがで
きる。また、本発明は、長期間平均化プロセスによって
生じる経時的バイアスによって示される偽りのハンドオ
フ・トリガの発生を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】セルコントローラおよび多くのセルサイトを有
するセルラシステムの概要を示す図である。
【図2】本発明の一実施例のフローチャートを示す図で
ある。
【図3】基地局における音声チャネルのブロック図を示
す図である。
【図4】基地局がコマンドを受信したときの初期ステッ
プのフローチャートを示す図である。
【図5】非アクチブ音声コマンドに対する基地局の応答
フローチャートを示す図である。
【図6】アクチブ音声コマンドに対する基地局の応答フ
ローチャートを示す図である。
【図7】アクチブ音声タスクに対する付加の基地局の応
答フローチャートを示す図である。
【図8】ハンドオフ継続時の基地局の応答フローチャー
トを示す図である。
【図9】RSSIサンプルレート・バッファ(長期間バ
ッファ)およびSSSR RSSIサンプル・バッファ
(短期間バッファ)を示す図である。
【図10】短期間RSSIサンプルが2つのバッファに
入力される様子を示す図である。
【図11】基地局のハンドオフ・シーケンスを制御する
DMS−MTXセルコントローラの全体の動作フローチ
ャートを示す図である。
【図12】基地局のハンドオフ・シーケンスを制御する
DMS−MTXセルコントローラの部分動作フローチャ
ートを示す図である。
【図13】基地局のハンドオフ・シーケンスを制御する
DMS−MTXセルコントローラの部分動作フローチャ
ートを示す図である。
【符号の説明】
12、14、16 セルサイト 10 音声チャネル(VCH) 18 移動電話交換局(DMS−MTX)(セルコン
トローラ) 132 受信アンテナ 134 送信アンテナ 136 音声処理送信機 138 音声処理受信器 142 コントローラ 144 OA&M 146 PSU 148 セルコントローラ・インタフェース 152 TX同期 154 RX同期 702 RSSIサンプル・バッファ(長期間バッフ
ァ) 704 SSSR RSSIサンプル・バッファ(短期
間バッファ) 706 新たなRSSIサンプル 708、710 最も古いRSSIサンプル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ポール・エス・メーシェ アメリカ合衆国,テキサス州 75082,リ チャードソン,スプリング レイク ドラ イブ 2618 (72)発明者 ジョン・エス・メイズ アメリカ合衆国,テキサス州 75230,ダ ラス,モンテゴ プラザ 12577 (72)発明者 ランス・ミギュエル・ラボーブ アメリカ合衆国,テキサス州 75075,プ ラノ,ロビン ロード 3200 (72)発明者 マーク・ブルース・パイル アメリカ合衆国,テキサス州 75082,リ チャードソン,ペブル ビーチ 2006

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラシステム中で、一つのセルサイト
    中の移動局の特定の音声チャネル上の電話呼が他のセル
    サイト中の音声チャネルにいつハンドオフされるべきで
    あるかを正しく決定するセルラシステム移動体通信ハン
    ドオフ方法において:前記移動局から受信された信号の
    長期間平均信号強度を示す第1の信号値と所定の閾値と
    を比較し、 前記第1の信号値が前記閾値よりも小さい場合は、前記
    受信信号強度の短期間値を示す第2の信号値と前記閾値
    とを比較し、 前記第1および第2の値が前記閾値よりも小さい場合
    は、ハンドオフ条件が存在すると決定することを特徴と
    するセルラシステム移動体通信ハンドオフ方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のセルラシステム移動体通
    信ハンドオフ方法において:さらに、 ハンドオフ条件が存在すると決定した後に、隣接のセル
    サイト信号強度レベルと比較するための前記第2の信号
    値を含むハンドオフ要求をコントローラへ送ることを特
    徴とするセルラシステム移動体通信ハンドオフ方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のセルラシステム移動体通
    信ハンドオフ方法において:前記第1の信号値が平均化
    される期間は、前記第2の信号が平均化される期間より
    長いことを特徴とするセルラシステム移動体通信ハンド
    オフ方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のセルラシステム移動体通
    信ハンドオフ方法において:前記第2の信号値が平均化
    される期間は、信号強度値が隣接セルの位置決め/受信
    装置によって測定される期間と相関があることを特徴と
    するセルラシステム移動体通信ハンドオフ方法。
  5. 【請求項5】 セルラシステム中で、一つのセルサイト
    中の移動局の特定の音声チャネル上の電話呼が他のセル
    サイト中の音声チャネルにいつハンドオフされるべきで
    あるかを正しく決定するセルラシステム移動体通信ハン
    ドオフ方法において: (a)受信信号強度インジケータ(RSSI)の長期間
    サンプルレート・ウィンドウ平均がハンドオフ閾値より
    小さいか否かを決定し、 (b)もし前記長期間サンプルレート・ウィンドウ平均
    が、前記ハンドオフ閾値より小さい場合は、前記RSS
    Iの短期間平均が前記ハンドオフ閾値より小さいか否か
    を決定し、 (c)もし、前記長期間サンプルレート・ウィンドウ平
    均および前記短期間平均の両者が前記ハンドオフ閾値よ
    り小さい場合は、ハンドオフ要求をコントローラへ送
    り、 (d)もし、前記短期間平均が、前記ハンドオフ閾値よ
    り小さくない場合は、前記短期間および長期間平均のい
    ずれか一つが前記ハンドオフ閾値より小さくなるまで各
    サンプルをチェックし続けることを特徴とするセルラシ
    ステム移動体通信ハンドオフ方法。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のセルラシステム移動体通
    信ハンドオフ方法において:さらに、 前記ハンドオフ要求を送った後にハンドオフ・ガードタ
    イマを設定し、 もし、ハンドオフコマンドがコントローラから受信され
    る前に、前記ハンドオフ・ガードタイマが時間切れにな
    る場合は、ステップ(a)に戻ることを特徴とするセル
    ラシステム移動体通信ハンドオフ方法。
  7. 【請求項7】 セルラシステム中で、一つのセルサイト
    中の移動局の特定の音声チャネル上の電話呼が他のセル
    サイト中の音声チャネルにいつハンドオフされるべきで
    あるかを正しく決定するセルラシステム移動体通信ハン
    ドオフ方法において:前記移動局から受信された信号の
    長期間平均信号強度を示す第1の信号値を所定の閾値と
    比較し、 前記受信信号強度の短期間値を示す第2の信号値を前記
    閾値と比較し、 前記第1および第2の値が前記閾値よりも小さい場合は
    ハンドオフ条件が存在すると決定することを特徴とする
    セルラシステム移動体通信ハンドオフ方法。
  8. 【請求項8】 セルラシステム中で、一つのセルサイト
    中の移動局の特定の音声チャネル上の電話呼が他のセル
    サイト中の音声チャネルにいつハンドオフされるべきで
    あるかを正しく決定するセルラシステム移動体通信ハン
    ドオフ方法において:所定の間隔で受信された信号強度
    を決定するために移動局から受信された信号をサンプリ
    ングし、前記所定の間隔で受信された受信信号強度イン
    ジケータ(RSSI)サンプルを出力し、 前記サンプルの所定数が受信されると、前記所定の間隔
    で前記サンプルの長期間平均を計算し、 前記サンプルの短期間平均を計算し、 前記長期間平均を所定の閾値と比較し、 前記長期間平均が前記閾値より小さい場合は、前記短期
    間平均を前記閾値と比較し、 前記長期間および短期間平均が共に前記閾値より小さい
    場合は、前記ハンドオフ条件が存在すると決定すること
    を特徴とするセルラシステム移動体通信ハンドオフ方
    法。
  9. 【請求項9】 セルラシステム中で、一つのセルサイト
    中の移動局の特定の音声チャネル上の電話呼が他のセル
    サイト中の音声チャネルにいつハンドオフされるべきで
    あるかを正しく決定するセルラシステム移動体通信ハン
    ドオフ装置において:前記移動局からの信号を受信する
    ための受信チャネルと、 前記セルコントローラからの閾値を受信するためのセル
    コントローラインターフェースと、 前記受信チャネルから前記受信信号の信号強度を表わす
    サンプルを受信し、長期間バッファ・短期間バッファお
    よび前記短期間バッファの短期間平均、前記長期間バッ
    ファの長期間平均をストアする位置を制御するコントロ
    ーラとを備え、 さらに、前記コントローラは、前記長期間平均および前
    記短期間平均が前記閾値よりも小さい場合は、ハンドオ
    フ条件であると決定し、その後、前記短期間平均を含む
    ハンドオフ要求を前記セルコントローラインターフェー
    スを介して前記セルコントローラに送ることを特徴とす
    るセルラシステム移動体通信ハンドオフ装置。
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