JPH0633491Y2 - 遮光排紙ローラ - Google Patents

遮光排紙ローラ

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Publication number
JPH0633491Y2
JPH0633491Y2 JP4574188U JP4574188U JPH0633491Y2 JP H0633491 Y2 JPH0633491 Y2 JP H0633491Y2 JP 4574188 U JP4574188 U JP 4574188U JP 4574188 U JP4574188 U JP 4574188U JP H0633491 Y2 JPH0633491 Y2 JP H0633491Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
belt
conveyor
light
sponge
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4574188U
Other languages
English (en)
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JPH01149670U (ja
Inventor
英典 深江
Original Assignee
リコー特機株式会社
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Filing date
Publication date
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Priority to JP4574188U priority Critical patent/JPH0633491Y2/ja
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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフラッシュ定着装置等におけるベルト搬送排紙
ローラに関するものである。
〔従来の技術〕
フラッシュ定着装置におけるベルト搬送排紙ローラ付近
においては、フラッシュ定着が行なわれる際に発せられ
る光が外部に洩れないよう配慮する必要があるが、遮光
を行なう方法として、ベルト搬送ローラの外側に別の遮
光が可能なローラを設ける、又は、ベルトが対峙する部
分をスポンジ等の弾性体で遮光する方法がある。
しかし、前者の場合、例えば第2図(a)(b)に示す
ように、フラッシュランプ1によりフラッシュ定着され
た転写紙2が搬送ベルト3により搬送されて駆動搬送ロ
ーラ4より排出ローラ対5を介して排出されるようにな
っており、フラッシュランプ1よりの光は排出ローラ対
5により遮光されるが、この構成では排出ローラ対5と
云う余分のローラを設ける必要があるためコストに問題
が有る。また、後者の場合、例えば第3図(a)(b)
に示すように、ベルト溝4aを設けた搬送ローラ4上にス
ポンジ等の弾性体ローラ6を圧接させて、搬送ローラ4
と弾性体ローラ6とにより遮光するようにした場合、搬
送ベルト3と弾性体ローラ6との間に隙間が生じないよ
う接触させるのであるが、ベルトの巻付状態、ベルト外
径の差異によりベルト間の周速にバラツキが生じ、この
ため、転写紙搬送に際し、周速差によりこれに接触して
いる転写紙2にシワ発生等の問題が出てくる。これを回
避するためにローラの搬送力を弱くする方法があるが、
排紙ローラとして使用するときには搬送力の弱さのため
に極めて不安定な排紙ローラとなってしまうことにな
る。なお、図中符号6aはスポンジローラ部分、6bは剛性
ローラ部分で、剛性ローラ部分6bが搬送ローラ4と接触
して両ローラが安定状態で圧接するようになっている。
〔考案が解決しようとする課題〕
本考案は、転写紙2にシワ発生等の問題を起こすこと無
く、しかも搬送ローラとこれに圧接する従動ローラとに
より、フラッシュランプよりの光を遮光できるようにし
ようとするものであ。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記課題を解決するために、溝付ベルト搬送ロ
ーラとこれに圧接する従動ローラとにより転写紙を搬送
するとともにフラッシュランプの光を遮蔽するよう構成
してなる転写紙排出機構において、溝付ベルト搬送ロー
ラの搬送ベルト溝の深さを搬送ベルト外面が該溝付ベル
ト搬送ローラ表面よりも低くなるよう形成するととも
に、従動ローラの該溝付ベルト搬送ローラの搬送ベルト
溝に対面する位置に、外径が従動ローラより少し大きく
且つ巾が搬送ベルト溝巾より少し広い自由回転可能とさ
れたスポンジコロを設けるようにしたものである。
〔作用〕
本考案においては、溝付ベルト搬送ローラの搬送ベルト
溝の深さを搬送ベルト外面が該溝付搬送ローラ表面より
も低くなるよう形成するとともに、従動ローラの該溝付
ベルト搬送ローラの搬送ベルト溝に対面する位置に、外
径が従動ローラより少し大きく且つ巾が搬送ベルト溝巾
より少し広い自由回転可能とされたスポンジコロを設け
たので、転写紙はベルト外周に周速差があっても、搬送
力の小さいスポンジコロが自由回転できる状態で転写紙
に接触してその搬送に殆ど影響を及ぼすことなく遮光作
用をするので、転写紙にシワがよったり、搬送力が弱く
なったりする恐れが無い。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示すもので、(a)は正面
図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は同C−C
断面図、(d)は(C)のD−D断面図、である。
第1図において、従来例の場合と同様にフラッシュ定着
されて搬送ベルト3上を搬送されてくる転写紙は、溝付
ベルト搬送ローラ7と従動ローラ8とにより搬送排出さ
れるよう構成されている。
ところで、搬送ローラ7のベルト溝7aは、搬送ベルト3
がベルト溝7に巻付いた状態では(c)図、(d)図に
示すように、ベルト外面が搬送ローラ7表面よりもeだ
け低くなるよう設けられており、また、このベルト溝7a
に対面する従動ローラ8の位置に、外径が従動ローラ8
より少し大きく且つ巾Wが搬送ベルト溝巾ωより少し広
いスポンジコロ9を従動ローラ8に自由回転可能に設け
てある。なお、このスポンジコロ9は軸受9aを中心に備
え、また、両側面にはテフロン材等で作られたスラスト
ワッシャ9bが取付けられていて、スポンジコロ9が低摩
擦で自由回転できるようにされてある。
それゆえ、搬送ローラ7と従動ローラ8とは剛性部分で
圧接して転写紙を搬送するよう作用し、搬送ベルト3が
嵌ったベルト溝7a部分では、スポンジコロ9が(a)
図、(d)図に示すように幾分変形して隙間無く接触す
ることになるが、スポンジの圧接力は小さく、また、従
動ローラ8に対して回動自在とされてあるので、この部
分では転写紙の移送に影響を及ぼさない程度の搬送力し
か持たないことになる。しかし、転写紙に対して搬送ベ
ルトが凹んでる分進行方向に筋が付けられることにはな
る。
〔考案の効果〕
上記したように、本考案によれば、搬送ローラ7と従動
ローラ8とは剛性部分で圧接して転写紙を搬送するよう
作用し、搬送ベルト3が嵌ったベルト溝7a部分では、ス
ポンジコロ9が(a)図、(d)図に示すように幾分変
形して隙間無く接触することになるが、スポンジの圧接
力は小さく、また、従動ローラ8に対して回動自在とさ
れてあるので、この部分では転写紙の移送に影響を及ぼ
さない程度の搬送力しか持たないことになるので、フラ
ッシュランプよりの光を遮光することが出来るととも
に、転写紙にシワ発生の恐れもなく搬送力も大きくで
き、しかも余分のローラを必要としないので、装置をコ
ンパクトで安価に製作できることになる。また、スポン
ジコロにより転写紙進行方向に少し筋が付けられること
になるので、紙の腰が強くなり、後処理における紙の取
扱に有利となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すもので、(a)は正面
図、(b)は(a)のB−B断面図、(c)は同C−C
断面図、(D)は(C)のD−D断面図、第2図は従来
例を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図、側
面図、第3図も同じく従来例を示すもので、(a)は正
面図、(b)は側面図、である。 3…搬送ベルト、7…搬送ローラ、 7a…ベルト溝、8…従動ローラ、 9…スポンジコロ、9a…軸受、 9b…スラストワッシャ、 e…ベルト外面と搬送ローラ表面との差、 W…スポンジコロ巾、 ω…ベルト溝巾。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】溝付ベルト搬送ローラとこれに圧接する従
    動ローラとにより転写紙を搬送するとともに遮光するよ
    う構成してなる転写紙排出機構において、溝付ベルト搬
    送ローラの搬送ベルト溝の深さを搬送ベルト外面が該溝
    付ベルト搬送ローラ表面よりも低くなるよう形成すると
    ともに、従動ローラの該溝付ベルト搬送ローラの搬送ベ
    ルト溝に対面する位置に、外径が従動ローラより少し大
    きく且つ巾が搬送ベルト溝巾より少し広い自由回転可能
    とされたスポンジコロを設けたことを特徴とする遮光排
    紙ローラ。
JP4574188U 1988-04-06 1988-04-06 遮光排紙ローラ Expired - Lifetime JPH0633491Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4574188U JPH0633491Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 遮光排紙ローラ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4574188U JPH0633491Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 遮光排紙ローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01149670U JPH01149670U (ja) 1989-10-17
JPH0633491Y2 true JPH0633491Y2 (ja) 1994-08-31

Family

ID=31272040

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4574188U Expired - Lifetime JPH0633491Y2 (ja) 1988-04-06 1988-04-06 遮光排紙ローラ

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JPH01149670U (ja) 1989-10-17

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