JPH06334725A - 検索機能付き自動ダイヤル電話機 - Google Patents

検索機能付き自動ダイヤル電話機

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Publication number
JPH06334725A
JPH06334725A JP5144389A JP14438993A JPH06334725A JP H06334725 A JPH06334725 A JP H06334725A JP 5144389 A JP5144389 A JP 5144389A JP 14438993 A JP14438993 A JP 14438993A JP H06334725 A JPH06334725 A JP H06334725A
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JP
Japan
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card
telephone
search
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key
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JP5144389A
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English (en)
Inventor
Masaru Horishi
賢 堀士
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相手方の名前や電話番号等の情報を蓄積した
ICカードを使用することによって、操作ミスやダイヤ
リング等の手間を不要にして通話時の操作性を向上させ
る。 【構成】 通話時に、検索ダイヤルモードが設定され、
かつ接続手段にICカードが装着されたときは、該IC
カードに登録された情報を検索して指示することによっ
て、検索されたIDデータに対応する電話番号への回線
接続を行う。 【効果】 ICカードが通話に必要なIDデータと電話
番号等の情報を持っているので、このカードの情報によ
って通話を行う機能を有する電話機にカードを挿入する
だけで、所望の相手方を呼び出すことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、通常の加入者電話機
等を使用する場合に、直接相手方の電話番号をダイヤル
する必要なしに、相手方が呼び出せるようにした自動ダ
イヤル電話機に係り、特に、相手方の名前や電話番号等
の情報を蓄積したICカードを使用することによって、
操作ミスやダイヤリング等の手間を不要にして通話時の
操作性を向上させた検索機能付き自動ダイヤル電話機に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電話機を使用して通話する場合
には、相手方の電話番号をダイヤル操作する必要があ
る。また、プッシュホンやコードレス電話機(移動式電
話機)のように、テンキーを使用して入力する方式の機
種も知られているが、この場合にも、相手方の電話番号
をキー入力する必要がある。
【0003】このように、通常の電話機で通話する場合
には、相手方の電話番号を直接ダイヤルしたり、あるい
はキー入力する操作が要求される。ところが、人間が記
憶できる番号の数(数字の量)には限度があり、結果的
には電話帳や電子手帳等を調べた上でダイヤル操作等を
行うケースが多いので、非常に煩わしい上、夜間などに
公衆電話を使用する場合のように、周囲が暗いときには
ミス操作が生じ易い、等の問題がある。
【0004】このようなミス操作を防止する方法とし
て、従来から、メモリ機能(短縮機能)やリダイヤル機
能を用いて、電話番号を短縮する装置も用いられてい
る。しかし、メモリ機能の場合には、相手方の人名等と
メモリ番号とがマッチングしていなければ、ミス操作が
生じる恐れがある上に、登録できる数は、本体部側のメ
モリ容量に左右されてしまうことになる。
【0005】また、リダイヤル機能は、直前に通話した
番号を記憶しているだけで、その他の電話番号へかけた
いときには、使用することができない。さらに、従来の
別の方法として、オートダイアラーが知られている。と
ころが、このオートダイアラーでは、通常のダイヤル操
作によって電話をした場合には、その番号をオートダイ
アラーに登録することはできない。
【0006】すなわち、予め所定の操作によって相手先
の電話番号等の情報を登録しておく必要があり、通常の
ダイヤリングによって通話した相手方の電話番号を、後
日の通話に備えて登録しておきたい、という日常頻繁に
生じるケースに即座に対応することはできない、という
不都合がある。以上に詳細に説明したように、従来の電
話機には、メモリ機能やリダイヤル機能が付加されてお
り、これらの機能を用いれば、ダイヤル番号を短縮する
ことは可能であるが、メモリ機能の場合には、人名とメ
モリ番号のマッチングをとらなければならない、という
問題があり、また、リダイヤル機能は、直前に用いた番
号を再度のダイヤル時に使用できるのみである。さら
に、オートダイアラーは、予め登録しておく必要がある
ので、ダイヤル直後に即座に使用することができない、
等の多くの不都合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この発明では、従来の
電話機において生じるこれらの不都合を解決し、相手方
の名前等のIDデータと、その電話番号などの情報蓄積
にICカードを用いて、予め登録された情報から希望の
電話番号を検索することにより、その都度、電話番号を
入力しなくてもダイヤルできるようにすると共に、予め
登録されていない番号にダイヤル操作等でかけた場合で
も、直前に終了した通話の電話番号等の情報が簡単に登
録できるようにして、通話の操作性を向上させた検索機
能付き自動ダイヤル電話機を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明では、第1に、
送受話部と操作部とを具備し、通信機能を有する電話機
において、ICカードの情報を検索・登録する検索・登
録手段と、ICカードの情報を検索する検索ダイヤルモ
ードと、ICカードに情報を書き込む登録モードとを設
定するモード設定手段と、IDデータと電話番号との情
報の記憶が可能なICカードを着脱する接続手段とを備
え、通話時に、検索ダイヤルモードが設定され、かつ前
記接続手段にICカードが装着されたときは、該ICカ
ードに登録された情報を検索して指示することによっ
て、検索されたIDデータに対応する電話番号への回線
接続を行うように構成している。
【0009】第2に、上記第1の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機において、ダイヤル等の呼び出し操作による
電話番号への通話が終了した後、該電話番号がICカー
ドに登録されているかどうか検索し、登録されていない
ときは、登録モードを設定することによって、IDデー
タと共に該電話番号の登録を可能にした構成である。
【0010】第3に、上記第1の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機において、上記自動ダイヤル電話機は、親子
電話機であり、子機側にICカードの接続手段を備え、
子機側において、前記ICカードの着脱を可能にした構
成である。
【0011】第4に、上記第1の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機において、ICカードは、カード自体が登録
・検索機能を備えている構成である。
【0012】
【作用】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機で
は、ICカードを使用して、通話に必要な各種の情報、
すなわち、相手方の名前等のIDデータと、その電話番
号のように、通話に必要な情報を記憶させておき、通話
時には、ICカードを検索することによって、正確かつ
容易に、所望の相手方と交信することができるようにし
ている(請求項1の発明)。また、通話終了時に、直前
に通話が終了した相手方の名前等のIDデータや電話番
号が登録されていないときには、その情報が登録できる
ようにして、その後の通話が容易に行えるようにしてい
る(請求項2の発明)。
【0013】さらに、このようなICカードを、親子電
話に適用することにより、親機から離れた位置で使用す
る子機でも、有効に利用できるようにしている(請求項
3の発明)。最後に、ICカード自体に、表示部や登録
・検索機能を付加することにより、電話機側には、単に
ICカードの挿入部を設けるだけで、各種の自動電話機
に適用可能にして、通話時の操作性を向上させている
(請求項4の発明)。
【0014】
【実施例1】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話
機について、図面を参照しながら、その実施例を詳細に
説明する。この実施例は、主として、請求項1から請求
項3の発明に対応しているが、表示機能やIDデータや
電話番号等の情報の登録・検索機能などの基本構成と動
作原理は、請求項4の発明にも関連している。
【0015】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話
機では、ICカードを使用して、相手方の名前(個人名
や企業名等)などのIDデータと、このIDデータに対
応する電話番号、さらに必要な付随情報を蓄積してお
き、通話時に、このICカードを電話機へ装着すると共
に、検索ダイヤルモードを設定することによって、検索
された電話番号の自動呼び出しが行えるようにしている
(請求項1から請求項4の発明)。また、未登録の電話
番号を呼び出して交信したときは、通話終了後に、その
番号へIDデータを付加することができるようにして、
正確かつ迅速な登録を可能にし(請求項2の発明)、特
に、このようなICカードの装着と、情報の検索・登録
機能を、親子電話の子機側へ付加することにより、IC
カードの情報の有効な利用を実現している(請求項3の
発明)。
【0016】図1は、この発明の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機について、その要部構成の一実施例を示す外
観図で、(1) は親機の斜視図、(2) は子機の側面図であ
る。図において、1は親機本体部で、1aはその表示
部、1bは操作ボタン、1cはアンテナ、1dは送受話
機、2は子機で、2aはそのICカード挿入口、2bは
操作ボタン、3はICカードを示す。
【0017】この図1では、コードレス方式の親子電話
機の場合について示している。まず、親機側、すなわ
ち、図1(1) に示す親機本体部1は、基本的に、従来の
親機と同様の構成である。
【0018】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話
機は、図1(2) に示す子機2に特徴を有している。この
図1(2) では、子機2にICカード挿入口2aが設けら
れており、このICカード挿入口2aに、ICカード3
を差し込む場合を示している。
【0019】このように、コードレス方式の親子電話機
で、特に、子機2側に、相手先の名前等のIDデータと
電話番号などの情報が蓄積されたICカード3を使用す
ることによって、いわゆるパームトップで、利便性が一
層向上された電話機が得られる。一般に、親機本体部1
には、メモリ機能を備えた機種が知られているが、図1
(2) に示したような子機2は、通常、送受話機能と、操
作ボタン等が設けられているだけで、いわゆるメモリ機
能は備えていない。
【0020】したがって、このような子機2に、相手先
の名前(IDデータ)や電話番号等の情報が蓄積された
ICカード3を使用することが、操作性を向上させる上
で最も大きな効果が得られる(請求項3の発明)。な
お、親機本体部1にICカード3を差し込むことも可能
であり、コードレス電話方式でない場合、子機2にIC
カード3を差し込むことも可能であるが、いずれの場合
にも、親機本体部1のメモリ機能を使用すれば、同様の
効果が得られるので、図1のようなコードレス方式の親
子電話機で、子機2側にICカード挿入口2aを設け
て、ICカード3の使用を可能にするのが、最良であ
る。
【0021】図2は、図1に示した子機について、その
一実施例を示す正面図である。図において、2と3は図
1と同様であり、Aは子機2の受話部、Bは表示部、C
は通話オンスイッチ、D1〜D3はモード切換えスイッ
チ、E1〜E5はファンクションキー、F1〜F4はカ
ーソルキー、G1〜G4は操作ボタン、Hは送話部、○
印のボタンはテンキーを示す。
【0022】先の図1で説明したように、子機2にはI
Cカード3が差し込めるようになっており、電話機(子
機2)がICカード3と情報交換を行う構成である。そ
のために、子機2(電話機)には、従来の電話機能とし
ての受話部A,送話部H,通話オンスイッチC,テンキ
ー(○印)のほかに、情報を表示するための表示部B
や、検索・登録に必要な各種キーとして、モード切換え
スイッチD1〜D3、ファンクションキーE1〜E5、
カーソルキーF1〜F4、操作ボタンG1〜G4等が付
加されている。
【0023】各種の操作キー(操作用スイッチ)の機能
は、基本的には、メモリ機能付き電話機と同様であり、
「通話」キー(モード切換えスイッチD1)は、通常の
モード時に使用する。検索ダイヤルモードと登録モード
を設定するために、「検索」キー(モード切換えスイッ
チD2)と、「登録」キー(モード切換えスイッチD
3)とを使用する。
【0024】また、画面スクロール時には、ファンクシ
ョンキーE1,E2を使用し、文字等の修正,挿入,削
除時には、「シフト」キー(ファンクションキーE3)
と、カーソルキーF1〜F3の対応するキーとを同時に
押すことによって、修正,挿入,削除モードが設定され
る。操作ボタンG1〜G4は、「リダイヤル」、「ポー
ズ」、「メモリ」と、「−/小」である。この内、「−
/小」キー(操作ボタンG4)は、「−」(ハイフン)
と「小文字」の入力に使用される。
【0025】この図2に示したように、例えばコードレ
ス電話機の子機2に、各種の操作用ボタンと、ICカー
ド3の装着とを可能にして、上述したような検索・登録
機能を持たせることにより、手のひら上で情報を検索
し、即ダイヤルすることができるので、通話時のダイヤ
ル操作の使い勝手が向上される。これらの機能は、次の
図3のブロック図によって実現される。
【0026】図3は、この発明の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機について、その要部構成の一実施例を示す機
能ブロック図である。図において、11は入力端子、1
2はコントロール部、13は通話処理部、14は登録処
理部、15は検索処理部、16はメモリI/O部、17
は表示部、18はICカードを示す。
【0027】すでに図1と図2に関連して述べたよう
に、この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機では、
例えば親子電話の子機のように、メモリ手段を有してい
ない電話機の操作性を向上させることを目的としてお
り、IDデータや電話番号等の情報を蓄積するICカー
ド18を使用し、検索ダイヤルモードによって所望の相
手方を検索し、その番号を自動的に呼び出すことができ
るようにしている。そのために、従来と同様の通話処理
部13のほかに、検索処理部15が付加され、また、必
要な情報が入力できるように、登録処理部14が付加さ
れる。
【0028】さらに、メモリI/O部16と表示部17
とが設けられている。入力端子11は、子機2に設けら
れた操作ボタン2b(図2)からの信号が入力される端
子である。コントロール部12は、CPUやROM(プ
ログラム格納メモリ)、RAM等からなり、図3のシス
テム全体の制御を司る。
【0029】登録処理部14は、ICカード18に必要
な情報、例えば、相手方の名前や電話番号等の情報を登
録する機能を有している。検索処理部15は、ICカー
ド18に登録された相手方の名前や電話番号等の情報を
検索する機能を有している。
【0030】メモリI/O部16は、ICカード18と
インタフェースをとるためのI/O処理部である。表示
部17は、例えば、LCD等から構成され、ICカード
18に格納された情報を可視パターンで表示する表示手
段である。
【0031】この実施例では、この発明の電話機が、2
種類のモードを持っている場合であり、従来と同様に電
話をかける場合(通常モード)と、希望の電話番号を検
索した後で電話をかける場合(検索ダイヤルモード)、
との2種類の操作が可能である(請求項1の発明)。こ
の通常モードの場合、通話の終了後に、その電話番号が
登録できる点と、検索ダイヤルモードを可能にした点に
特徴を有している(請求項2の発明)。
【0032】まず、通常モードの場合、すなわち、相手
方の電話番号を直接ダイヤル入力したり、リダイヤル機
能等を用いて通話する場合の操作は、従来の電話機と同
様であり、「通話キー」(図2に示したモード切換えス
イッチD1)を押して通常モードにし、相手方を呼び出
し回線が接続された後に必要な交信を行う。すでに述べ
たように、この発明の電話機では、この通常モードの場
合に、その通話が終了したとき、その電話番号の登録が
可能である。
【0033】そのために、通話が終了すると、今かけた
電話番号が登録されているかどうか検索し、登録されて
いなければ、登録するかどうかユーザに入力を求める。
この操作時に、「登録」キー(図2のモード切換えスイ
ッチD3)を押すと、図2の表示部Bの画面上に、すで
に登録されている電話番号と、その相手方の名前等の情
報が表示される。
【0034】この表示部Bの画面から、その番号がすで
に登録されていることを確認したときは、そのまま
「切」キー(図2の通話オンスイッチC)を押して、終
了すればよいし、その番号が未登録で、今後の通話に備
えて登録しておきたいときは、その番号に名前等の情報
を付加して登録した後に、通話操作を終了する。次に、
登録時の操作について説明する。
【0035】〔1〕登録の操作 〔1−1〕カナ文字の入力 名前等のカナ文字を入力する場合には、テンキー(図2
の○印のキーで、内部の数字に対応するキー)を用いて
入力する。このテンキーは、カナを入力するには、「数
/カナ」キー(図2のファンクションキーE4)を押し
て、カナ入力モードを設定する(入力モードは、1回の
押下毎に交互に切換えられる)。
【0036】例えば、ア行の文字を入力する場合、テン
キーの「1」のキーを押す度に、ア→イ→ウ→エ→オ→
ア……の順に切り替わる。次に、別のテンキー(数字キ
ー)を押すことによって、その文字を確定することがで
きる。
【0037】また、引き続き同じ行の文字を入力すると
きは、例えば、カーソル「→」キー(図2のカーソルキ
ーF1)を押すことで、文字が確定される。全ての文字
の入力が終了したら、最後に「登録」キーを押す。
【0038】以上の操作によって、直前に通話が終了し
た相手方の電話番号と、それに対応する名前等(IDデ
ータ)のカナ入力が完了し、ICカード3に登録され
る。この登録操作では、相手方の名前だけでなく、その
他必要な付随情報を入力することもできる。
【0039】〔1−2〕付随情報の入力 例えば、相手方の名前と共に、その企業名や所属、誕生
日等の情報を入力することも可能である。このような付
随情報を入力するときは、IDデータの入力に続く全て
の情報の入力が終ったとき、最後に「登録」キーを押せ
ばよい。この「登録」キーの操作によって、入力情報
が、例えば、相手方の名前の五十音順に、ICカード
(メモリ)3に登録される。
【0040】〔1−3〕データ修正の操作 先に述べた方法で一旦入力された文字や数字のデータを
修正する場合には、次のような操作を行う。このデータ
の修正は、カナ文字の入力時(登録時)、および後で説
明する検索表示状態で、実行することができる。
【0041】まず、「シフト」キー(図2のファンクシ
ョンキーE3)と、カーソル「→/修」キー(図2のカ
ーソルキーF1)とを同時に押すことによって、修正モ
ードが設定される。次に、カーソルキー(図2のカーソ
ルキーF1〜F4)を用いて、修正対象の文字を指定す
る。
【0042】その後に、所望のカナ文字や数字を入力す
れば、元の文字や数字が、新たに入力された文字や数字
に修正される。また、文字や数字を挿入したり、削除す
るときも同様で、「シフト」キー(図2のファンクショ
ンキーE3)と、カーソル「←/挿」キー(図2のカー
ソルキーF2)、あるいはカーソル「↑/削」キー(図
2のカーソルキーF3)を押すと、挿入モード、あるい
は削除モードが設定される。
【0043】挿入モード、あるいは削除モードの場合に
も、カーソルキー(図2のカーソルキーF1〜F4)を
用いて、挿入対象の位置(文字間)を指定し、あるいは
削除対象の文字を指定する。その後、指定した位置に挿
入したい文字や数字を入力したり、削除対象の文字を指
定した状態で、カーソル「↑/削」キー(図2のカーソ
ルキーF3)を再度押して、その文字を削除する。
【0044】次に、検索ダイヤルモードについて、説明
する。 〔2〕検索時の操作 〔2−1〕検索ダイヤルモード 検索ダイヤルモードの操作では、まず、「検索」キー
(図2のモード切換えスイッチD3)を押すことによっ
て、検索ダイヤルモードを設定する。検索操作は、公知
であり、名前等をキーワードにして検索すると、表示部
Bの画面上に、登録済みの電話番号やその名前等が表示
される。
【0045】表示部Bの表示容量は、数行程度であり、
登録済みの電話番号やその名前等の情報が多いときは、
スクロールキー(図2のファンクションキーE1,E
2)を押下して、表示情報を選択する。そして、希望の
電話番号があれば、ダイヤルキー(図2のテンキー
「#」が、検索ダイヤルモードではダイヤルキーに割当
てられている)を押せば、その電話番号をダイヤルする
ことができる。
【0046】相手方との回線が接続された後は、通常の
場合と同様に通話(交信)し、通話が終了すると、検索
ダイヤルモードも終了する。この検索ダイヤルモードや
登録モードで、電話番号を入力する場合には、「数/カ
ナ」キー(図2のファンクションキーE4)を押して、
数字入力モードを設定する。
【0047】数字の入力は、通常のダイヤル操作と同様
で、テンキー(数字キー)を順次選択して、押下すれば
よい。また、必要に応じて、「−(ハイフン)/小文
字」キー(図2の操作ボタンG4)を用いる。この点
も、基本的に従来と同様である。
【0048】〔1−3〕データ修正の操作 先に述べた方法で一旦入力された文字や数字のデータを
修正する場合には、次のような操作を行う。このデータ
の修正は、カナ文字の入力時(登録時)、および後で説
明する検索表示状態で、実行することができる。
【0049】まず、「シフト」キー(図2のファンクシ
ョンキーE3)と、カーソル「→/修」キー(図2のカ
ーソルキーF1)とを同時に押すことによって、修正モ
ードが設定される。次に、カーソルキー(図2のカーソ
ルキーF1〜F4)を用いて、修正対象の文字を指定す
る。
【0050】その後に、所望のカナ文字や数字を入力す
れば、元の文字や数字が、新たに入力された文字や数字
に修正される。また、文字や数字を挿入したり、削除す
るときも同様で、「シフト」キー(図2のファンクショ
ンキーE3)と、カーソル「←/挿」キー(図2のカー
ソルキーF2)、あるいはカーソル「↑/削」キー(図
2のカーソルキーF3)を押すと、挿入モード、あるい
は削除モードが設定される。
【0051】挿入モード、あるいは削除モードの場合に
も、カーソルキー(図2のカーソルキーF1〜F4)を
用いて、挿入対象の位置(文字間)を指定し、あるいは
削除対象の文字を指定する。その後、指定した位置に挿
入したい文字や数字を入力したり、削除対象の文字を指
定した状態で、カーソル「↑/削」キー(図2のカーソ
ルキーF3)を再度押して、その文字を削除する。
【0052】次に、検索ダイヤルモードについて、説明
する。 〔2〕検索時の操作 〔2−1〕検索ダイヤルモード 検索ダイヤルモードの操作では、まず、「検索」キー
(図2のモード切換えスイッチD3)を押すことによっ
て、検索ダイヤルモードを設定する。検索操作は、公知
であり、名前等をキーワードにして検索すると、表示部
Bの画面上に、登録済みの電話番号やその名前等が表示
される。
【0053】表示部Bの表示容量は、数行程度であり、
登録済みの電話番号やその名前等の情報が多いときは、
スクロールキー(図2のファンクションキーE1,E
2)を押下して、表示情報を選択する。そして、希望の
電話番号があれば、ダイヤルキー(図2のテンキー
「#」が、検索ダイヤルモードではダイヤルキーに割当
てられている)を押せば、その電話番号をダイヤルする
ことができる。
【0054】相手方との回線が接続された後は、通常の
場合と同様に通話(交信)し、通話が終了すると、検索
ダイヤルモードも終了する。この検索ダイヤルモードや
登録モードで、電話番号を入力する場合には、「数/カ
ナ」キー(図2のファンクションキーE4)を押して、
数字入力モードを設定する。
【0055】数字の入力は、通常のダイヤル操作と同様
で、テンキー(数字キー)を順次選択して、押下すれば
よい。また、必要に応じて、「−(ハイフン)/小文
字」キー(図2の操作ボタンG4)を用いる。この点
も、基本的に従来と同様である。
【0056】さらに、1つの相手方の名前等に対して、
複数の電話番号を登録することも可能である。次に、図
1から図3に示したこの発明の検索機能付き自動ダイヤ
ル電話機について、その動作をフローで説明する。
【0057】図4は、この発明の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機について、通常の通話時における主要な処理
の流れを示すフローチャートである。図において、S1
〜S5はステップを示す。
【0058】通常モード、すなわち、通常の通話時に
は、この図4のフローがスタートし、ユーザは、直接ダ
イヤルする(ステップS1)ことによって、通話するこ
とができる(ステップS2)。図3のブロックでは、ユ
ーザがダイヤルを入力すると、コントロール部12が通
話処理部13に対して、通話機能の動作開始を指示す
る。
【0059】通話が終了すると、図2の表示部B(図3
の表示部17)の画面上に、直前に通話が終了した相手
方の電話番号の検索結果が表示される(ステップS
3)。この場合には、図3の検索処理部15が、メモリ
I/O部16を通して、セットされたICカード18を
検索し、すでにその番号が登録されていれば、その旨を
図2の表示部Bの画面上に表示して、この図4のフロー
を終了する。
【0060】もし、その電話番号が登録されていなけれ
ば、ユーザに対して、その番号を登録するか否かを問う
メニュー画面を表示する(ステップS4)。この表示状
態で、ユーザが登録を選択すると、コントロール部12
は、登録処理部14に対して登録を指示し、登録の処理
が完了すると(ステップS5)、この図4のフローを終
了する。
【0061】以上の動作によって、通常モード(通話モ
ード)時における交信後のIDデータの検索処理と登録
処理とが実行される。また、検索ダイヤルモード時のフ
ローは、次のとおりである。
【0062】図5は、この発明の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機について、検索ダイヤルモード時における主
要な処理の流れを示すフローチャートである。図におい
て、S11〜S13はステップを示す。
【0063】検索ダイヤルモードは、ICカード3に登
録されているIDデータを検索し、その電話番号を自動
的に呼び出すモードであり、図2の「検索」キー(モー
ド切換えスイッチD2)を押すと、このモードが設定さ
れる。そして、図3の検索処理部15が検索を行い、そ
の検索結果が、表示部17の画面上に順次表示される
(ステップS11)。
【0064】希望する電話番号が表示された時点(表示
状態)で、「ダイヤル」ボタン(テンキーの「#」)を
押すと、コントロール部12が、オートダイヤルでその
電話番号を発生する(ステップS12)。回線が接続さ
れると、通話を行い(ステップS13)、通話が終了す
ると、この図5のフローが終了する。
【0065】
【実施例2】次に、第2の実施例を説明する。この実施
例は、主として、請求項4の発明に対応しているが、表
示機能やIDデータや電話番号等の情報の登録・検索機
能などの基本構成と動作原理は、先に述べた請求項1か
ら請求項3の発明とも関連している。
【0066】この第2の実施例では、ICカード自体
に、液晶等の表示部と、先の実施例の図2のような情報
の登録・検索機能を設けた点に特徴を有している。した
がって、先の実施例で説明した機能を有する電話機に使
用すれば、ICカードに蓄積された情報を利用して、検
索ダイヤルモードや登録モードによる操作が可能である
上、ICカードは、それ自体で、独立して情報の登録・
検索を行うことができる。
【0067】図6は、この発明の検索機能付き自動ダイ
ヤル電話機で使用するICカードについて、その一実施
例を示す正面図である。図において、4は表示部付きC
PU内蔵のICカードで、Jは表示部、K1とK2はス
クロールキー、L1〜L12はテンキー、M1〜M4は
カーソルキー、N1〜N4はファンクションキーを示
す。
【0068】この図6に示すICカード4は、先の実施
例で述べた機能、すなわち、表示機能の一部として表示
部Jと、IDデータや電話番号等の情報の登録・検索機
能として必要な各種の操作ボタンとを備え、また、情報
を蓄積するためのメモリや、システム全体の制御を司る
CPU、プログラムを格納するためのROM等が内蔵さ
れている。この図6に示した表示部付きCPU内蔵のI
Cカード4は、ICカードそれ自体が、液晶等の表示部
Jと、IDデータや相手先の名前等の情報を入力した
り、検索・登録するための各種操作ボタン(スクロール
キーK1,K2、テンキーL1〜L12、カーソルキー
M1〜M4、ファンクションキーN1〜N4)を備えて
いる。また、ICカードの本来の機能として、情報を蓄
積するためのメモリも有している。
【0069】このICカード4は、通話に必要な情報の
入力と、検索・登録が可能であり、先の第1の実施例
で、図2の子機の操作ボタンや、図3のブロック図に関
連して述べたのと同様の操作によって、カナ文字や電話
番号等の情報の入力・検索・登録を行う。基本的な動作
は、同様であるから、ここでは、その概要を述べる。
【0070】スイッチ(図6のテンキーL10)をオン
にすると、検索モードまたは入力モードが設定される。
例えば、初期状態では、検索モードが設定され、「登
録」キーを押すと、入力モードになる。
【0071】〔3〕入力モード時 「数/カナ」キー(図6のファンクションキーN2)を
押して数/カナモードを選択し、カナ文字と数字からな
るIDデータ、電話番号、付随情報等を入力する。最後
に、再び「登録」キーを押すと、入力された情報が、表
示部付きCPU内蔵のICカード4のメモリに機憶され
る。
【0072】〔4〕検索モード時 〔4−1〕全データ表示 スイッチ(図6のテンキーL10)をオンにした状態
(初期状態)で、検索モードが設定される。この状態
で、「呼出」キー(図6のスクロールキーK1,K2の
一方)と「シフト」キー(図6のファンクションキーN
1)とを同時に押すと、すでに登録済みの情報、すなわ
ち、IDデータと電話番号とが、五十音順に表示され
る。
【0073】また、付随情報を見たいときは、「切換」
キー(図6のファンクションキーN3)を押す。 〔4−2〕IDデータ検索 カナ文字入力モードにして、名前等の文字を入力し、
「呼出」キー(図6のスクロールキーK1,K2の一
方)を押すと、入力された文字をキーワードとした検索
が実行され、該当するIDデータとその電話番号が表示
される。
【0074】この場合のキーワードの入力は、必ずし
も、全ての文字列の入力や、語の先頭から入力する必要
はなく、その一部が一致していれば(入力文字列がフル
ネームでなくても)、該当する全てのIDデータとその
電話番号が表示される。表示画面の切換えは、「呼出」
キー(図6のスクロールキーK1,K2の一方)を押す
ことによって行い、登録済みのIDデータとその電話番
号が、順次表示される。
【0075】〔4−3〕付随情報検索 「切換」キーを押して、付随情報を入力することによ
り、IDデータと別の情報でも検索できる。
【0076】〔5〕修正操作 入力モード、あるいは検索表示状態で、IDデータ、電
話番号、付随情報等のデータを修正することができる。
この場合には、「カーソル」キー(図6のM1〜M4)
で位置を指示し、その後、「カーソル」キーと「シフ
ト」キー(図6のファンクションキーN1)とを同時に
押す。
【0077】以上のように、この第2の実施例で説明し
た表示部付きCPU内蔵のICカード4は、ICカード
それ自体で、名前等のIDデータや、その電話番号、付
随情報等を入力することができ、また、検索・登録も可
能である。このように、ICカード自体で、情報の入力
・検索・登録が行えるので、このICカード単体を携帯
すれば、電話機以外で情報を引き出すことも可能とな
り、同時に、電話機なしで情報の入力等を行うことがで
きる。
【0078】その上、通話時には、先の実施例のICカ
ードと同様の使用、すなわち、名前等のIDデータや付
随情報による検索を行い、電話番号が表示された時点で
「ダイヤル」(図2のテンキーの「#」)を押せば、オ
ートダイヤルができる。次に、図6に示した表示部付き
CPU内蔵のICカード4について、その構成を説明す
る。
【0079】図7は、図6に示した表示部付きCPU内
蔵のICカード4について、その要部構成の一実施例を
示す機能ブロック図である。図において、21は操作
部、22はコントロール部、23は登録処理部、24は
検索処理部、25は表示部、26はメモリを示す。
【0080】この図7の各部の機能と動作は、先の図2
と基本的に同様であるから、詳細な説明は省略するが、
このような構成によって、IDデータや電話番号、付随
情報等の入力・検索・登録が可能になる。操作部21
は、図6に示したような各種操作ボタンから構成されて
いる。
【0081】コントロール部22は、CPUや、プログ
ラムを格納するROM、入力データ等を一時的に格納す
るRAMなどで構成されている。登録処理部23と、検
索処理部24は、ICカード4に情報を登録したり、登
録された情報を検索する機能を有している。
【0082】表示部25は、図6に示した液晶表示器等
からなる表示部Jであり、メモリ26は、従来のICカ
ード(図1や図2のICカード3)と同様のメモリで、
IDデータや電話番号、付随情報等が格納される。次
に、図6に示した表示部付きCPU内蔵のICカード4
による動作をフローで示す。
【0083】図8は、図6に示した表示部付きCPU内
蔵のICカード4について、その主要な処理の流れを示
すフローチャートである。図において、S21〜S32
はステップを示す。
【0084】ステップS21で、スイッチがオンになっ
たかどうか監視し、オンになったことを検知すると、ス
テップS22へ進み、検索モードを設定する。ステップ
S23で、キー入力の有無を監視し、キー入力があった
ときは、ステップS24で、「呼出」キーであるかどう
か判断する。
【0085】「呼出」キーの入力であれば、ステップS
25へ進み、登録済みのIDデータと電話番号を、表示
画面上に五十音順に表示して、再びステップS23へ戻
り、同様の処理を繰り返えす。ステップS24で判断し
た結果、「呼出」キーでないときは、ステップS26へ
進み、スクロールキーであるかどうか判断する。
【0086】ステップS26で、スクロールキーである
ことを検知すると、ステップS27へ進み、指示された
方向へスクロールして、IDデータと電話番号を、表示
画面上に表示し、再びステップS23へ戻る。ステップ
S24で判断した結果、「呼出」キーでなく、ステップ
S26で判断した結果、スクロールキーでないときは、
ステップS28へ進み、「登録」キーであるかどうか判
断する。
【0087】ステップS26で判断した結果、「登録」
キーの入力であれば、ステップS29へ進み、入力モー
ドを設定する。
【0088】次のステップS30で、操作ボタンから入
力されたカナ文字、数字、付随情報等を処理する。ステ
ップS31で、「登録」キーの入力の有無を監視し、キ
ー入力があったときは、ステップS32で、入力された
情報を、メモリに登録する。
【0089】以上のステップS21〜S32によって、
表示部付きCPU内蔵のICカード4による検索と登録
の処理が実行される。このような処理自体は、基本的
に、ワードプロセッサや電子手帳等と同様であり、この
実施例では、電話機と離れた場所で、ICカード4自体
の操作により、情報の検索・登録を可能にして情報の利
用を可能にした点、およびICカード4のメモリに格納
されたIDデータや電話番号等の情報を、先の第1の実
施例で説明した子機のICカード挿入口へ装着すること
によって、選択した相手方の呼び出しに利用する点に特
徴を有している。
【0090】要約していえば、この第2の実施例では、
ICカード自体に電子手帳的な機能を持たせることによ
り、通話に使用する電話機と独立に、IDデータや電話
番号等の情報の管理が可能となり、また、通話に際して
は、このICカード4を、電話機に付加されたICカー
ドの挿入部へ装着することによって、先の実施例の場合
と同様に、所望の相手先を呼び出すことができる。
【0091】
【発明の効果】請求項1から請求項3の発明では、IC
カードが通話に必要なIDデータと電話番号等の情報を
持っているので、このカードの情報によって通話を行う
機能を有する電話機に、カードを挿入するだけで、所望
の相手方を呼び出すことが可能になる。したがって、ダ
イヤルを入力する煩わしさがなくなり、電話機の使い勝
手が向上する。
【0092】すなわち、ICカードに蓄積された情報を
検索してダイヤルする場合、キー入力ミスによる間違い
電話がなくなる。また、蓄積したい情報が多くなって
も、複数のカードを使用すれば、ICカードを差し換え
るだけで対応することができる。
【0093】さらに、情報蓄積専用のICメモリカード
に対応するように構成すれば、記憶情報量を多くするこ
とができる。この場合には、ICカード単体でのデータ
操作はできなくなるが、CPU内蔵のICカードを複数
持つとコストがかかってしまうが、情報蓄積専用のIC
メモリカードとすることで、ICカードのコストを抑え
ることができる。
【0094】請求項4の発明では、ICカードの表面に
液晶等の表示部や、操作ボタンを有し、内部には、情報
を蓄積するメモリ、処理を行うCPU、プログラムを記
憶させるROM等で構成している。このような構成のI
Cカードは、ICカード単体を携帯すれば、電話機から
離れた場所での使用が可能であり、情報の入力も行うこ
とができる。
【0095】請求項1から請求項4の発明に共通して、
ICカード毎に、蓄積する情報の関連分野を分ければ、
管理がし易くなる。また、蓄積専用ICメモリカードを
用いれば、ICカードのコストを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機に
ついて、その要部構成の一実施例を示す外観図である。
【図2】図1に示した子機について、その一実施例を示
す正面図である。
【図3】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機に
ついて、その要部構成の一実施例を示す機能ブロック図
である。
【図4】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機に
ついて、通常の通話時における主要な処理の流れを示す
フローチャートである。
【図5】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機に
ついて、検索ダイヤルモード時における主要な処理の流
れを示すフローチャートである。
【図6】この発明の検索機能付き自動ダイヤル電話機で
使用するICカードについて、その一実施例を示す正面
図である。
【図7】図6に示した表示部付きCPU内蔵のICカー
ド4について、その要部構成の一実施例を示す機能ブロ
ック図である。
【図8】図6に示した表示部付きCPU内蔵のICカー
ド4について、その主要な処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 親機本体部 1a 表示部 1b 操作ボタン 1c アンテナ 1d 送受話機 2 子機 2a ICカード挿入口 2b 操作ボタン 3 ICカード 4 表示部付きCPU内蔵のICカード 11 入力端子 12 コントロール部 13 通話処理部 14 登録処理部 15 検索処理部 16 メモリI/O部 17 表示部 18 ICカード 21 操作部 22 コントロール部 23 登録処理部 24 検索処理部 25 表示部 26 メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送受話部と操作部とを具備し、通信機能
    を有する電話機において、 ICカードの情報を検索・登録する検索・登録手段と、 ICカードの情報を検索する検索ダイヤルモードと、I
    Cカードに情報を書き込む登録モードとを設定するモー
    ド設定手段と、 IDデータと電話番号との情報の記憶が可能なICカー
    ドを着脱する接続手段とを備え、 通話時に、検索ダイヤルモードが設定され、かつ前記接
    続手段にICカードが装着されたときは、該ICカード
    に登録された情報を検索して指示することによって、検
    索されたIDデータに対応する電話番号への回線接続を
    行うことを特徴とする検索機能付き自動ダイヤル電話
    機。
  2. 【請求項2】 請求項1の検索機能付き自動ダイヤル電
    話機において、 ダイヤル等の呼び出し操作による電話番号への通話が終
    了した後、該電話番号がICカードに登録されているか
    どうか検索し、登録されていないときは、登録モードを
    設定することによって、IDデータと共に該電話番号の
    登録を可能にしたことを特徴とする検索機能付き自動ダ
    イヤル電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1の検索機能付き自動ダイヤル電
    話機において、 上記自動ダイヤル電話機は、親子電話機であり、子機側
    にICカードの接続手段を備え、 子機側において、前記ICカードの着脱を可能にしたこ
    とを特徴とする検索機能付き自動ダイヤル電話機。
  4. 【請求項4】 請求項1の検索機能付き自動ダイヤル電
    話機において、 ICカードは、カード自体が登録・検索機能を備えてい
    ることを特徴とする検索機能付き自動ダイヤル電話機。
JP5144389A 1993-05-25 1993-05-25 検索機能付き自動ダイヤル電話機 Pending JPH06334725A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142201A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Nec Infrontia Corp テレビ電話システム
JP2008234599A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Oki Electric Ind Co Ltd データエントリ処理システム

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Effective date: 20020305