JPH063338Y2 - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents

冷蔵庫の制御装置

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JPH063338Y2
JPH063338Y2 JP19813586U JP19813586U JPH063338Y2 JP H063338 Y2 JPH063338 Y2 JP H063338Y2 JP 19813586 U JP19813586 U JP 19813586U JP 19813586 U JP19813586 U JP 19813586U JP H063338 Y2 JPH063338 Y2 JP H063338Y2
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JP
Japan
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refrigerator
storage battery
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control device
compressor
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JP19813586U
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JPS63101770U (ja
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真治 福羽
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Kyocera Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、太陽電池を電源とした冷蔵庫の制御装置に関
するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来の太陽電池を電源とした冷蔵庫システムの概要は、
第2図に示すように、太陽電池21が蓄電池22の充電状態
の監視を行う充電監視盤23を介して冷蔵庫24及び蓄電池
22と電力線で結ばれ冷蔵庫24内に設けたサーモスタット
25によってシステムの運転、停止を制御するように構成
されている。
しかしながら、上記構成の冷蔵庫システムにおいては、
蓄電池22が満充電状態になると、太陽電池21で発電され
る余剰電力を遮断し過充電を防止するためにスイッチ26
を設けているので、日射が強い場合、太陽電池21が発電
する電力をみすみす放棄せざるを得ないという欠点があ
った。
このため商用電源を不要とし、遠隔地への保冷物質の輸
送や保管等に威力を発揮する太陽電池を電源とした冷蔵
庫の能力を十分に生かしきれていなかった。すなわち、
蓄電池の満充電状態の場合に、天候が変化するなどして
その後の日射が充分得られない場合に、冷蔵庫内の保冷
が不十分であったり、肉や魚介類等のなまものなどの長
距離輸送が困難であった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたものであり、特に蓄
電池が満充電又は過充電状態にある場合に、太陽電池の
起電力を無駄にすることなく、電力の有効利用を図った
冷蔵庫の制御装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案は太陽電池を電源と
し蓄電池を介してコンプレッサを運転する冷蔵庫の制御
装置において、前記蓄電池とコンプレッサ用モータ間に
冷蔵庫庫内に設けた温度センサーによって開閉する第1
の接点を設けると共に、該第1の接点と並列に蓄電池充
電状態により開閉する第2の接点を設けた。
〔作用〕
上記のように構成することにより、蓄電池が満充電ある
いは過充電状態になると第2の接点が閉じ第1の接点の
開閉に関係なく、コンプレッサ用モータに電力が供給さ
れるので冷蔵庫の運転が行われ、太陽電池のエネルギー
をフルに有効利用できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の実施例を示す冷蔵庫の制御装置の構成
を示すブロック図である。同図において、太陽電池1で
発電された電力は蓄電池2に充電され、該蓄電池2に充
電された電力により冷蔵庫3のコンプレッサ4を運転す
るコンプレッサ用モーター5を駆動する。6は過充電防
止スイッチであり、7は逆流防止ダイオード、8は蓄電
池2の充電状態を検出する電圧センサー、9は冷蔵庫3
内に取付けられた温度センサー、10は温度センサー9の
検出温度によって開閉する接点であり、設定温度以上で
閉、設定温度以下で開となる。11は電圧センサー8によ
って開閉する接点である。過充電防止スイッチ6は電圧
センサー8が蓄電池2の過充電状態を検出すると開放さ
れ過充電リセットレベルであることを検出すると短絡さ
れる。
本考案は上記のように構成されるので、蓄電池2が過充
電レベルに至っていないときは過充電防止スイッチ6は
ON接点11は開となっており、温度センサー9の検出温度
によって接点10が開閉し、コンプレッサ用モータ5の運
転を制御する。
蓄電池2が過充電レベルに至ったことを電圧センサー8
が検出すると、過充電防止スイッチ6はOFFとなり、接
点11は閉となる。このとき接点11は接点10と並列に接続
されているので、温度センサー9の検出温度に拘らずコ
ンプレッサ用モーター5への通電が行われので、冷蔵庫
は過冷される。
蓄電池2の電圧が過充電リセットレベルにまで下がると
過充電防止スイッチ6はONとなり、接点11は開となる。
以上のように本考案は蓄電池2が過充電状態のときは冷
蔵庫3庫内温度に関係なくコンプレッサ4を運転し過冷
するので蓄電池2が過充電状態になってもその電力を有
効に利用することができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案は、庫内温度に応じてコン
プレッサーモーターへの通電を制御する第1の接点と並
列に蓄電池が満充電または過充電状態のときに閉成する
第2の接点とを接続したの冷蔵庫の制御装置である。
本考案によれば、蓄電池が過充電状態にないときは、温
度センサーによってコンプレッサーの運転を制御し、余
剰電力を蓄電池に供給することができ、蓄電池が満充電
または過充電状態のときには、日射による太陽電池の起
電力を放棄せずに、コンプレッサーの運転を行って冷蔵
庫内を過冷にするとともに、蓄電池の充電状態を維持す
ることができる。
したがって、蓄電池が満充電または過充電状態のとき
に、天候状態が変化するなどしてその後の日射が充分得
られない場合にも、冷蔵庫内の保冷を十分に保つことが
でき、肉や魚介類等のなまものなどの長距離輸送を容易
に行うことのできる、太陽電池の起電力を有効に活用し
た優れた冷蔵庫の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である冷蔵庫の制御装置の構成
を示すブロック図である。第2図は、従来の冷蔵庫シス
テムの概要を示す回路図である。 1…太陽電池、6…過充電防止スイッチ、10,11…接点

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池を電源とし蓄電池を介してコンプ
    レッサを運転する冷蔵庫の制御装置において、前記蓄電
    池とコンプレッサ用モータ間に冷蔵庫庫内に設けた温度
    センサーによって開閉する第1の接点を設けると共に、
    該第1の接点と並列に蓄電池充電状態により開閉する第
    2の接点を設けたことを特徴とする冷蔵庫の制御装置。
JP19813586U 1986-12-22 1986-12-22 冷蔵庫の制御装置 Expired - Lifetime JPH063338Y2 (ja)

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JP19813586U JPH063338Y2 (ja) 1986-12-22 1986-12-22 冷蔵庫の制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS63101770U JPS63101770U (ja) 1988-07-02
JPH063338Y2 true JPH063338Y2 (ja) 1994-01-26

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