JPH06333651A - スタッド取付け構造 - Google Patents

スタッド取付け構造

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JPH06333651A
JPH06333651A JP12243593A JP12243593A JPH06333651A JP H06333651 A JPH06333651 A JP H06333651A JP 12243593 A JP12243593 A JP 12243593A JP 12243593 A JP12243593 A JP 12243593A JP H06333651 A JPH06333651 A JP H06333651A
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JP
Japan
Prior art keywords
stud
power supply
flange
bus
power
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12243593A
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English (en)
Inventor
Akira Shiba
章 柴
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スタッド取付け構造に係り、特に電源ケーブル
で電源を供給する時の圧着端子で装置内の電源バスに接
続する場所において、電源バスと圧着端子を取り付ける
ためのスタッドの取付け構造に関し、スタッドの製造性
の向上および実装スペースの縮小化を実現することを目
的とする。 【構成】貫通穴1bを有する電源バス1と、電源ケーブ
ルと接続されるボルト4と、該電源バス1に接触する回
り止め防止用の切欠き2bのみを有するフランジ2dと
からなり、該貫通穴1bに挿入されるスタッド2と、該
電源バス1にネジ5により締結され、該切欠き2bを保
持する金具3とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スタッド取付け構造に
係り、特に電源ケーブルで電源を供給する時の圧着端子
で装置内の電源バスに接続する場所において、電源バス
と圧着端子を取り付けるためのスタッドの取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】装置内に電源を供給する際、分電盤より
電源ケーブルを介して装置内に供給される。
【0003】この場合、図4(a)に示すように、装置
の電源バス40と電源ケーブル44を接続する場合は、
電源ケーブル44側に圧着端子45を取付け、電源バス
40側に取り付けられているスタッド41に電源ケーブ
ル44の圧着端子45をナット47,座金46を介して
ボルト43と締結する。
【0004】その電源バス40にスタッド41を取り付
ける構造としては、従来では図4(a),図4(b)に
示すようなものがある。図4(a)においては、スタッ
ド41を電源バス40にロー付け42により固定して取
り付けるものである。
【0005】また、図4(b)においては、スタッド4
8のフランジに電源バス40にネジ49により締結する
ためのネジ穴を例えば十文字となるよう4つ設け、それ
をネジ49により締結していた。
【0006】
【発明が解決するしようとする課題】しかしながら、図
4(a)に示す従来例では、ロー付けで固定後、通常電
源バスの表面に腐食防止のニッケルメッキを施す為に、
スタッドの接合部を酸により洗浄する工程が必要とな
る。
【0007】また図4(b)に示す従来例では、ネジ固
定箇所を確保するためにスタッドに必要以上のフランジ
を設ける必要があり、さらにネジ穴を切る必要があり、
スタッド自体の加工工数や実装スペースに無駄が生ず
る。
【0008】尚、図4(a)と図4(b)における各実
装スペースの関係は、L>lである。従って、本発明で
は本来のスタッド取付け工数にその他の付属する工数の
多いロー付けによるスタッドの取付けは採用せず、ネジ
によるスタッドの取付けを採用する、またはそれに準ず
るスタッドの取付けを採用するものとし、且つその際の
スタッドの製造性の向上および実装スペースの縮小化を
実現することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、貫通穴1b
を有する電源バス1と、電源ケーブルと接続されるボル
ト4と、該電源バス1に接触する回り止め防止用の切欠
き2bのみを有するフランジ2dとからなり、該貫通穴
1bに挿入されるスタッド2と、該電源バス1にネジ5
により締結され、該切欠き2bを保持する金具3と、を
具備することを特徴とするスタッド取付け構造により、
更には、貫通穴1bを有する電源バス1と、電源ケーブ
ルと接続されるボルト4と、該ボルト4の径と略同径で
あり該電源バス1に接触する回り止め防止用の溝7aの
みを有するフランジ7bとからなり、該貫通穴1bに挿
入されるスタッド7と、該電源バス1にネジ8により締
結され、その先端6bが該溝7aに挿入される金具6
と、を具備することを特徴とするスタッド取付け構造に
より、更には、貫通穴1cを有し、その背面1dに回転
防止用の溝1aを有する電源バス1と、電源ケーブルと
接続されるボルト4と、その先端10aが該溝1aと係
合するスタッド10と、該スタッド10の該先端10a
を該電源バス1の該背面1d方向に押しつけるよう付勢
するバネ9と、を具備することを特徴とするスタッド取
付け構造、により達成することができる。
【0010】
【作用】即ち、本発明によれば、スタッドのフランジに
電源バスとの締結用のネジ穴を設けず、金具で電源バス
とスタッドの締結を行い、且つその金具との間でスタッ
ド取付け時の回り止め防止を行っているため、実装スペ
ースを縮小することができる。
【0011】更に、スタッドの加工においても、単に回
り込み防止用の切欠きや溝だけを加工するだけで済み、
このスタッド自体にネジ穴等を複数設ける必要もなく、
スタッドの加工も簡単である。
【0012】このネジによるスタッドの取付けに準ずる
取付け構造として、スタッドと電源バスとの間にバネの
付勢力によりスタッドと電源バスとを接触するように
し、且つスタッドと電源バスとの間でロック機構を設け
たため、実装スペースの縮小を図ることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の望ましい実施例を図面を用い
て詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施例であ
る。
【0014】図2は本発明の第2の実施例である。図3
は本発明の第3の実施例である。尚、図1乃至図3にお
いて、同一符号を付したものは、同一対象物をそれぞれ
示すものである。
【0015】まず、本発明の第1の実施例について図1
(a),図1(b)を参照に説明する。銅材により構成
された電源バス1には所定径の貫通穴1bが形成されて
おり、その貫通穴1bにスタッド2が挿入される。
【0016】このスタッド2は、図示しない電源ケーブ
ルと接続されるボルト4と、電源バス1と裏面2cで接
触するフラットな面であるフランジ2dから構成されて
いる。
【0017】スタッド2のフランジ2dには、スタッド
2のボルト4に電源ケーブルを取り付ける際の回り込み
防止用の切込み2bが形成されている。スタッド2を電
源バス1に取り付けるための部品が金具3であり、その
金具3は断面視階段状であり、一方の面3bにネジ5に
よって締結されるためのネジ穴を有し、他方の面3aで
スタッドのフラットな面2aを保持するものである。
【0018】このように構成することで、スタッド2の
回り込みが防止される。スタッド2自身を電源バス1に
ネジにより締結するのではなく、金具3により締結する
ので、スタッド2のフランジ2dは少なくとも電源バス
1に接する分の最小面積さえあれば、電源バス1との電
気的な接触が得られるので、スタッド2の実装スペース
が縮小される。
【0019】また、電源バス1に設けられた貫通穴1b
の径とボルト4の径とは、金具3により接触が得られる
ため、厳密なる製造精度を得ることも必要ではない。次
に、本発明の第2の実施例について図2(a),図2
(b)を参照に説明する。
【0020】図2に示すように、銅材により構成された
電源バス1には所定径の貫通穴1bが形成されており、
その貫通穴1bにスタッド7が挿入される。このスタッ
ド7は、図示しない電源ケーブルと接続されるボルト4
と、電源バス1の背面側に突出するフランジ7bが形成
されている。
【0021】このフランジ7bには、スタッド7のボル
ト4に電源ケーブルを取り付ける際の回り込みを防止す
るための溝7aが形成されている。この溝7aはフラン
ジ7bの中心までは達しない程度の深さを有しており、
この溝7aに対して、一枚板からなり一方の先端6aに
ネジ穴を有する金具6を他方の先端6bを挿入して係合
させることで、スタッド7の回り込みが防止される。
【0022】本第2の実施例においても上記第1の実施
例と同様に、スタッド7自身を電源バス1にネジにより
締結するのではなく、金具6により締結し、且つフラン
ジ7bが電源バス1の背面より横方向に広がっていない
ので、第1の実施例よりも更にその実装スペースを縮小
することができる。
【0023】電源バス1に設けられた貫通穴1bの径と
ボルト4の径とは、金具3によりスタッド7と電源バス
1との接触が得られるため、厳密なる製造精度を得るこ
とも必要ではない。
【0024】次に、本発明の第3の実施例について図3
(a),図3(b)を参照に説明する。本実施例のスタ
ッド10は、電源ケーブルと接続されるボルト4と、電
源バス1に挿入される横方向に広がった先端10aを有
している。
【0025】電源バス1には図3(b)に示すように、
スタッド10の先端10aが挿入される程度の大きさを
有する貫通穴1cが形成される(本実施例では上下方
向)と共に、電源バス1の背面1dには、先の貫通穴1
cの形成方向を90°回転させる方向に(本実施例では
左右方向)、少なくとも先端10aの断面方向の厚みよ
りも若干小さい深さを有する溝1aが形成される。
【0026】ボルト4の電源バス1側端部と電源バス1
のボルト側面1eとの間には、常時先端10aを電源バ
ス1の背面1d側に付勢してなるバネ9が設けられてお
り、先の先端10aと溝1aとの係合との連携によっ
て、スタッド10を電源バス1に電気的に接続すること
が可能となる。
【0027】第3の実施例においては、特に金具を必要
としないため、先の第1の実施例,第2の実施例よりも
更なる実装スペースの縮小を図ることができる。更に、
第3の実施例においては、スタッドのオプション化が可
能となり電源ケーブル取付け作業性が向上するという効
果も有する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によって、金
具やバネ等の部品は増えるがロー付けや必要の面積のフ
ランジを設けたスタッド加工が不要となり、スタッドの
製造性が向上すると共に、実装スペースの縮小を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であり、同図(a)はそ
の側面図であり、同図(b)はその正面図である。
【図2】本発明の第2の実施例であり、同図(a)はそ
の側面図であり、同図(b)はその正面図である。
【図3】本発明の第3の実施例であり、同図(a)はそ
の側面図であり、同図(b)はその正面図である。
【図4】従来例を示す図であり、同図(a)は第1の従
来例を示す図であり、同図(b)は第2の従来例を示す
図である。
【符号の説明】
1 電源バス, 1a 溝, 1b 貫通穴, 1c 貫通穴, 1b 背面, 2,7,10 スタッド, 2b 切欠き, 2d,7b フランジ, 3,6 金具, 4 ボルト, 5,8 ネジ, 7a 溝, 9 バネ, 10a 先端,

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通穴(1b)を有する電源バス(1)
    と、 電源ケーブルと接続されるボルト(4)と、該電源バス
    (1)に接触する回り止め防止用の切欠き(2b)のみ
    を有するフランジ(2d)とからなり、該貫通穴(1
    b)に挿入されるスタッド(2)と、 該電源バス(1)にネジ(5)により締結され、該切欠
    き(2b)を保持する金具(3)と、 を具備することを特徴とするスタッド取付け構造。
  2. 【請求項2】 貫通穴(1b)を有する電源バス(1)
    と、 電源ケーブルと接続されるボルト(4)と、該ボルト
    (4)の径と略同径であり該電源バス(1)に接触する
    回り止め防止用の溝(7a)のみを有するフランジ(7
    b)とからなり、該貫通穴(1b)に挿入されるスタッ
    ド(7)と、 該電源バス(1)にネジ(8)により締結され、その先
    端(6b)が該溝(7a)に挿入される金具(6)と、 を具備することを特徴とするスタッド取付け構造。
  3. 【請求項3】 貫通穴(1c)を有し、その背面(1
    d)に回転防止用の溝(1a)を有する電源バス(1)
    と、 電源ケーブルと接続されるボルト(4)と、その先端
    (10a)が該溝(1a)と係合するスタッド(10)
    と、 該スタッド(10)の該先端(10a)を該電源バス
    (1)の該背面(1d)方向に押しつけるよう付勢する
    バネ(9)と、 を具備することを特徴とするスタッド取付け構造。
JP12243593A 1993-05-25 1993-05-25 スタッド取付け構造 Withdrawn JPH06333651A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009005512A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Hitachi Ltd 電力変換装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009005512A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Hitachi Ltd 電力変換装置
JP4567029B2 (ja) * 2007-06-22 2010-10-20 日立オートモティブシステムズ株式会社 電力変換装置

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