JPH06333635A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

Info

Publication number
JPH06333635A
JPH06333635A JP14298893A JP14298893A JPH06333635A JP H06333635 A JPH06333635 A JP H06333635A JP 14298893 A JP14298893 A JP 14298893A JP 14298893 A JP14298893 A JP 14298893A JP H06333635 A JPH06333635 A JP H06333635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
male
female
male terminal
connector housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14298893A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Atsumi
恵悟 渥美
Eiji Saijo
英二 西條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP14298893A priority Critical patent/JPH06333635A/ja
Priority to DE69416035T priority patent/DE69416035T2/de
Priority to EP94303571A priority patent/EP0625810B1/en
Publication of JPH06333635A publication Critical patent/JPH06333635A/ja
Priority to US08/426,141 priority patent/US5482470A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 両端子4,5の接触部が振動により摩耗した
り削れたりすることのないようにする。 【構成】 雄端子5は一端を端子遊挿孔16の底部とな
る後部壁12に固定され、他端を雌端子4内に接触支持
された状態にあり、この間は端子遊挿孔16内で遊挿状
態にある。この嵌合状態において、雌端子4が振動によ
り変位しても、雄端子5は端子遊挿孔16の長さだけ遊
挿されて撓むことができるので、雌端子4の変位した量
だけ容易に弾性変位して撓み、雄端子5と雌端子4との
接触部位に加わる振動による異常な接触圧力が緩和され
る。これにより、雄端子の摩耗や削れが軽減される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気コネクタ、特に雄
端子を雄側のコネクタハウジングに一体的に固定する電
気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、雄側のコネクタのハウジング
1に雄端子5がインサート成形や圧入により固着されて
いる電気コネクタが機器直結型やプリント基板用などと
して知られている。この従来の雄側のコネクタハウジン
グ1は、図9に示すように雄端子5の後端はプリント基
板B等に直接取付けられ、雄側のコネクタハウジング1
の後部壁12に挿通固定されて、前端が嵌合孔14内に
突出して設けられている。そして、雌側のコネクタハウ
ジング2に取付けられた雌端子4と接続されるようにさ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このタイプの
電気コネクタが車両内の配線に使用されるなど、図9に
誇張して示すように、車両の振動が電線Wから雌端子4
に直接伝わって振動する。これにより雄端子5と雌端子
5との接触部にそれぞれの接触する軸線の不一致による
摩擦を生じ、接触部が摩耗したり削れを生じている。こ
のため、長期に使用されている間に、両端子4,5の接
触状態が不良となるおそれがあった。この発明では、上
述した課題を解決して、両端子4,5の接触部が振動に
より摩耗したり削れたりすることのなく長期に安定して
接触状態を良好に保つことのできる長期信頼性に優れた
電気コネクタとすることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明では、後部壁の
内面側には雄端子を遊嵌する端子遊挿孔が穿設され、そ
して、この端子遊挿孔の底部となる後部壁に雄端子を挿
通固定している。
【0005】
【作用】このように構成されたこの発明では、雄側のコ
ネクタハウジング内に、雌側のコネクタハウジングが嵌
合されると、雄端子は雌端子と接続される。この際、雄
端子は一端を端子遊挿孔の底部となる後部壁に固定さ
れ、他端を雌端子内に接触支持された状態にあり、この
間は端子遊挿孔内で遊挿状態にある。この嵌合状態にお
いて、雌端子が振動により変位しても、雄端子は端子遊
挿孔の長さだけ遊挿されて撓むことができるので、雌端
子の変位した量だけ容易に弾性変位して撓み、雄端子と
雌端子との接触部位に加わる振動による異常な接触圧力
が緩和される。これにより、雄端子の摩耗や削れが軽減
される。
【0006】
【発明の効果】この発明では、後部壁の内面側には端子
遊挿孔が穿設され、そして、この端子遊挿孔の底部とな
る後部壁に雄端子を挿通固定していることにより、長期
に安定して接触状態を良好に保つことのできる電気コネ
クタとすることができる。
【0007】
【実施例】
〈実施例1〉以下、この発明の実施例1をプリント基板
Bに取付けられる電気コネクタの例について図1から図
3に基づいて説明する。図1に示すように、この電気コ
ネクタは雄側のコネクタハウジング1に雌側のコネクタ
ハウジング2が嵌合可能にとされ、雌側のコネクタハウ
ジング2に形成された複数の端子収容孔3にそれぞれ電
線Wの先端に取付けられた雌端子4が差し込まれて係合
固定されている。なお、雌端子4は周知のように、板材
を折曲げ形成して筒状に形成されて、この筒内に板状の
雄端子5を挿入して接続するようにされている。
【0008】この雄側のコネクタハウジング1は、図2
に示すように、雌側のコネクタハウジング2を嵌合する
略矩形に開口するフード部11と、その奥部の後部壁1
2とにより大略有底筒状に形成され、後部壁12により
形成される底面13により略直方形の嵌合孔14が形成
されている。後部壁12の後部に後方に膨出された膨出
部15が形成されている。この膨出部15の内面側には
底面13に深さ(長さ)Lの円筒状の端子遊挿孔16が
穿設されている。この端子遊挿孔16の底部となる膨出
部15には雄端子5がインサート成形により一体的に挿
通固着され固定部17とされており、雄端子5が嵌合孔
14内の嵌合方向に真直ぐに突出されて、その先端を雌
端子5に嵌合接触する長さ突出して配置されている。す
なわち、雄端子5は膨出部15の板厚により形成される
固定部17により固定され、端子遊挿孔16の長さLを
隔てて嵌合孔14内に突出して配置される。なお、フー
ド部11の下面には、プリント基板B上にコネクタハウ
ジング1を平行に載置する支持台部19が一体形成され
ている。また、雄端子5は導電性の薄板金属板からな
り、膨出部15から後方で90゜下方に折曲げられてお
り、その後端が図2二点鎖線で示すプリント基板Bに挿
入固定されている。
【0009】このように構成された実施例1の雄側のコ
ネクタハウジング1の嵌合孔14内に、図3に示すよう
に、雌側のコネクタハウジング2が嵌合されると、雄端
子5が雌端子4に嵌合されて接続される。この際、雄端
子5は一端を固定部17により固定され、長さLだけ隔
てて、他端が雌端子4内に嵌合して接触支持された状態
にある。この嵌合状態において、振動により雌側のコネ
クタハウジング2が嵌合孔14内で上方に変位して傾い
た状態になると、図3に誇張して示すように、雄端子5
は長さLの部分により、雌端子4の変位した量だけ弾性
変位して撓み、雄端子5と雌端子4との接触部位に加わ
る振動による異常な接触圧力が緩和される。これによ
り、雄端子5や雌端子4の摩耗や削れが緩和される。ま
た、図示しないが、雌側のコネクタハウジング2内で雌
端子4が上下に変位した場合にも同様に、雌端子4の下
動に倣って雄端子5は撓んで振動による異常な接触圧力
が軽減される。
【0010】〈実施例2〉実施例2は実施例1とほぼ同
じ構成とされているが、その相違は図4に示すように、
端子遊挿孔16内に弾性ゴムからなる弾性材20aが嵌
め合まれていることである。このため、実施例2によれ
ば、雌側のコネクタハウジング2が嵌合される前に、何
らかの外力が雄端子5の先端に作用しても弾性材20a
により弾力支持されているので、雄端子5が折れ曲がっ
て永久変形を生じない作用を有する。また、雄端子5を
端子遊挿孔16内で弾性支持しているので、膨出部15
の板厚により形成される固定部17を肉厚とすること無
く複数の各雄端子5をそれぞれ雌側コネクタハウジング
2が挿入される方向に真直ぐに保持する作用を奏して、
雄側のコネクタハウジングを大形化すること無く、雌側
のコネクタハウジング2の挿入作業をより円滑なものと
することができる。
【0011】〈実施例3〉実施例3は実施例1とほぼ同
じ構成とされているが、その相違は、図5に示すよう
に、雄端子5にはバネ20bが装着されており、端子遊
挿孔16内で雄端子5をバネで支持している。このた
め、実施例3によれば、実施例2と同様に、雄端子5の
折れ曲がる永久変形を防止したり、雄端子5を真直ぐに
保持する作用を奏して、雌側のコネクタハウジングの挿
入作業をより円滑なものとすることができる。
【0012】〈実施例4〉実施例4はほぼ同じ構成とさ
れているが、実施例1と相違する部位は、図6に示すよ
うに端子遊挿孔16内に弾性片20cが中心軸に向けて
突出形成され、端子遊挿孔16内で雄端子5を弾性支持
している。このため、実施例4によれば、実施例2と同
様に、雄端子5の折れ曲がる永久変形を防止したり、雄
端子5を真直ぐに保持する作用を奏して、雌側のコネク
タハウジング2の挿入作業をより円滑なものとすること
ができる。
【0013】〈実施例5〉実施例5は図7に示すよう
に、端子遊挿孔16内に雄端子5を固定する第二固定部
21を設けている。このため、固定部17と第二固定部
21の二箇所により雄端子5を固定するので、実施例2
と同様に、雄端子5の先端をそれぞれ雌側コネクタハウ
ジング2が挿入される方向に真直ぐに保持する作用を奏
することができる。
【0014】〈実施例6〉実施例6は図8に示すよう
に、プリント基板Bに対して垂直に取付ける垂直タイプ
の電気コネクタの例であって、後部壁12aの左右から
支持台部19aが突出して一体形成されて、プリント基
板B上にコネクタハウジング1aを垂直に載置可能とさ
れている。また、薄板金属板からなる雄端子5aは膨出
部15aから真直ぐに下方に突出され、この下端がプリ
ント基板Bの取付孔に挿入してはんだ付けにより固定さ
れて、コネクタハウジング1aをプリント基板Bに対し
て垂直に固定されている。そして、実施例1と同様に、
膨出部15aの内面側には底面13aに深さLの円筒状
の端子遊挿孔16aが穿設され、この端子遊挿孔16a
の底部の固定部17aにインサート成形により雄端子5
aが一体的に挿通固着されている。
【0015】この実施例6では、実施例1と同様に、雄
端子5aが雌端子に接続されると、雄端子5aは一端を
固定部17aにより固定され、長さLだけ隔てて、他端
が雌端子4内に嵌合して接触支持された状態になり、図
8に誇張して示すように、雄端子5は長さLの部分によ
り、弾性変位して撓み、雄端子5aの振動による異常な
接触圧力が緩和される。なお、この実施例6では、実施
例1と同様に固定部を17aを固定した例を示している
が、実施例2〜実施例5に示すように端子遊挿孔16a
内に弾性体をはめ込んでも実施できる。
【0016】なお、この実施例1〜6では、雄端子6を
インサート成形した例について説明したが、雄端子5を
インサート成形する必要は必ずしも必要はなく、端子遊
挿孔16に連続して後部壁12に小孔を形成しておき、
その後にこの小孔に雄端子5を圧入するなど雄端子5を
固定する手段は任意に採用することができる。雄端子5
を圧入する場合には、雄端子5の先端を雌側コネクタハ
ウジング2を挿入する方向に真直ぐに保持するために
は、特に実施例2〜5を採用することが望ましい。ま
た、この実施例1〜6では、後部壁12から膨出部15
を後方に突出形成し、この膨出部15に固定部17を設
けた例を説明したが、後部壁12の全体を肉厚に形成し
て、端子遊挿孔16を設ける構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】分離斜視図である。
【図2】実施例1の雄側のコネクタハウジングの断面図
である。
【図3】嵌合状態を誇張して示す断面図である。
【図4】実施例2の雄側のコネクタハウジングの断面図
である。
【図5】実施例3の雄側のコネクタハウジングの断面図
である。
【図6】実施例4の雄側のコネクタハウジングの断面図
である。
【図7】実施例5の雄側のコネクタハウジングの断面図
である。
【図8】実施例5の雄側のコネクタハウジングの断面図
である。
【図9】従来例の課題を誇張して示す断面図である。
【符号の説明】
1…雄側のコネクタハウジング 2…雌側のコネクタハウジング 4…雌端子 5…雄端子 11…フード部 12…後部壁 16…端子遊挿孔 20a〜c…弾性材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌端子を収納固定している雌側のコネク
    タハウジングを嵌合可能に大略有底筒状に形成され、底
    となる後部壁の内外を雄端子が挿通固定されてその先端
    をフード部内に突出された雄側のコネクタハウジングか
    らなる電気コネクタにおいて、 前記後部壁の内面側には雄端子を遊挿する端子遊挿孔が
    穿設され、そして、この端子遊挿孔の底部となる後部壁
    に雄端子を挿通固定したことを特徴とする電気コネク
    タ。
  2. 【請求項2】 雄端子を弾性支持する弾性材を端子遊挿
    孔内に配設したことを特徴とする請求項1記載の電気コ
    ネクタ。
JP14298893A 1993-05-20 1993-05-20 電気コネクタ Pending JPH06333635A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14298893A JPH06333635A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 電気コネクタ
DE69416035T DE69416035T2 (de) 1993-05-20 1994-05-19 Elektrischer Steckverbinder
EP94303571A EP0625810B1 (en) 1993-05-20 1994-05-19 Electrical connector
US08/426,141 US5482470A (en) 1993-05-20 1995-04-19 Electrical connector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14298893A JPH06333635A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 電気コネクタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06333635A true JPH06333635A (ja) 1994-12-02

Family

ID=15328329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14298893A Pending JPH06333635A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 電気コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06333635A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014049328A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Yazaki Corp コネクタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014049328A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Yazaki Corp コネクタ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4633048A (en) Jack with a switch
US7566224B2 (en) Electrical connector assembly with magnetic retention device
KR20020031034A (ko) 배터리 커넥터
JP3287514B2 (ja) コネクタ
JP3428756B2 (ja) 雌型電気端子
JP2939867B2 (ja) 金属製外壁構造をもつ電気コネクタ
JPS648432B2 (ja)
US6244909B1 (en) Metal terminal and board-mounted-type connector
EP1686663A1 (en) Electric connector having a receiving portion for receiving plying force when the connector is coupled to a mating connector
JP2582876Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH06333635A (ja) 電気コネクタ
JP2016189274A (ja) コネクタ及び電気的接続装置
JP3682824B2 (ja) コネクタ
JPH0487172A (ja) 電気コネクタ
JP2002367696A (ja) カードエッジコネクタ
US20080124949A1 (en) Contact terminal for electrical connector
EP1548886A1 (en) Connector
US6454617B1 (en) Electrical connector with improved terminals
JPH06333636A (ja) 電気コネクタ
JP3258745B2 (ja) コネクタ及びコネクタ取付具
JPS6331347Y2 (ja)
JPS5935967Y2 (ja) 器具用プラグ
JP2746983B2 (ja) 電気接続用コネクタ
JP3104139U (ja) ボタン型バッテリーのホルダ
JP2842814B2 (ja) 電気コネクタ