JPH0633303U - 医療用照明灯 - Google Patents

医療用照明灯

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JPH0633303U
JPH0633303U JP7446392U JP7446392U JPH0633303U JP H0633303 U JPH0633303 U JP H0633303U JP 7446392 U JP7446392 U JP 7446392U JP 7446392 U JP7446392 U JP 7446392U JP H0633303 U JPH0633303 U JP H0633303U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 医療用照明灯の回転放物面鏡を取り付けるた
めの反射鏡取付枠を排除して照明灯装置の全体構造を簡
略化及び軽量化を図る。 【構成】 回転放物面鏡1の左右側端部にそれぞれ支持
台4,4を固着する。この支持台4には把手7を一体又
は着脱自在に構成すると共に、回転放物面鏡1の後端に
は焦点調節機構13を直接的に固定構成し、該焦点調節
機構13の先端に回転放物面鏡1内に位置する光源を担
持したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、歯科領域、その他の領域の医療現場における診療時に使用される照 明灯に係り、特に該照明灯を構成する回転放物面鏡の支持構造の簡略化に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の歯科医療用の照明灯として使用する無影灯等の医療用照明灯は 、図7に示すように、回転放物面鏡50の左右両側部に医師などがこの回転放物 面鏡50を適宜操作するための把手51,51を形設すると共に、該回転放物面 鏡50を支持アーム52の先端に回動自在に取り付け、適宜回転放物面鏡50内 に担持し、保護カバー53で覆った光源54を点灯させて患者の患部等の特定の 身体部分に対して照明を行うように構成されており、医師などの術者は、この医 療用照明灯の使用に際して、上記回転放物面鏡50の左右両端部に装着した把手 51,51を把持して光源54からの照射光を患部に対して最良の照明効果が得 られるような位置に移動操作している。
【0003】 また、近年後天性免疫不全症候群等の特殊な病原菌によって伝染罹患し、治癒 の可能性が極めて低い伝染病が多発し、これが治療に当たる医師や医療機器を仲 立ちとして患者から患者へと伝染する感染経路が指摘されており、病原菌を保有 する患者の血液等によって汚染されやすい医療用照明灯についても、このような 病原菌によって汚染されないような構造の提案が望まれている。医療用照明灯に 関するこのような問題を解消するための方法として、本願考案者によって、図8 に示すような上記把手51,51を着脱自在に構成し、使用に際して消毒剤の把 手と交換できるように構成した医療用照明灯が提案されている。
【0004】 即ち同図において、回転放物面鏡50はその後部左右方向に延出形成した反射 鏡取付枠55を介して上記支持アーム52の先端に構成したフォーク状のアーム 56に取り付けられ、上下方向へ回動自在になるように構成されている。この回 転放物面鏡50の左右方向へ突出する把手51,51は、上記反射鏡取付枠55 の側部に構成した支持台57に対して着脱自在に装着する構造になっており、医 師等の術者は上記構成になる医療用照明灯の使用に際して、直接接触して操作す る上記把手51,51を消毒済のものと交換し、病原菌の感染を防止するように している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の各医療用照明灯は、光源の照射光を患者患部に集光照射 するための回転放物面鏡を支持アームに取り付けるために、上記の如く該回転放 物面鏡の後部に反射鏡取付枠を設ける構造になっており、医療用照明灯の装置構 造がその分だけ大きくなるばかりでなく、支持アームの先端部にかかる装置全体 の重量が増加し、加えてコスト高になる等の問題が有するものであった。
【0006】 本考案は、上記問題に鑑みて創案されたものであり、従来の医療用照明灯にお いて構成していた回転放物面鏡を取り付けるための反射鏡取付枠を排除して医療 用照明灯の装置重量を軽減すると共に、構造や取り扱いが簡単で、且つ安価な医 療用照明灯を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案に係る医療用照明灯は、フォーク状のアー ムの先端に回転放物面鏡を回動自在に支持すると共に、該回転放物面鏡内に担持 した光源を点灯させて所望の照射光を得るように構成した医療用照明灯において 、上記回転放物面鏡の左右側端部にそれぞれ該回転放物面鏡の支持台を固着し、 該支持台の側部に把手を着脱自在に装着すると共に,該支持台の後部を上記アー ムの先端に対して上下方向へ回動自在に連結し、且つ上記回転放物面鏡の後端に 焦点調節機構を装着すると共に、該焦点調節機構の前端には光源用のランプを装 着したことを要旨とするものである。 また、上記把手部分を支持台から分離取り外しができるように構成することも 可能である。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、回転放物面鏡を支持アームの先端に構成したフォーク状ア ームに直接取り付けると共に、焦点調節機構をこの回転放物面鏡の後面に取り付 けて光源の焦点調節を行うようにしたので、装置全体の構成スペースを大幅に低 減することができると共に、焦点調節操作が簡単且つ確実となり、更に従来の医 療用照明灯に構成していた反射鏡取付枠を排除することにより医療用照明灯のコ ストダウンが可能になる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係る医療用照明灯に関する好適な実施例を図面に従って説明す る。
【0010】 図1及び図2は、本考案に係る医療用照明灯の構造を示すものであり、1は耐 熱ガラス等によって形成した回転放物面鏡である。この回転放物面鏡1の前面に は、線状ハロゲンランプ等の光源2を配置し、更にその前面に保護カバー3を被 せた構造になっている。
【0011】 上記構成の回転放物面鏡1は、その左右両端側に支持台4,4を固着構成し、 該支持台4,4を介して図示しない支持アームの先端に構成したフォーク状のア ーム5によって軸着挟持し、該アーム5間において支持台4,4を介して回転放 物面鏡1を固定するピン軸6,6回りに自在に回動するように支持する構造にな っている。即ち、上記支持台4は、左右側方へ突出する把手7,7を具備してな り、その後側には回転放物面鏡1の後方へ突出する軸受部4a,4aを、また前 側には回転放物面鏡1の左右両側縁部をそれぞれ嵌合させる段部4b,4bを形 成してある。
【0012】 一方保護カバー3は、その左右側端部を固定台8,8の前面に立設した固定縁 8a,8aに対して螺子9,9によって固定する構造になっている。各固定台8 には、その後面に回転放物面鏡1の左右の縁部表面にそれぞれ穿設した溝1aに 嵌合する凸部8bが形設してあり、回転放物面鏡1の左右縁部を支持台4側の段 部4bに嵌合し、その前側から保護カバー3を支持した固定台8を当接して支持 台4と固定台8間に回転放物面鏡1の縁部を挟持固定した状態で固定台8に形設 した上記凸部8bが回転放物面鏡1の縁部に穿設した上記溝1a内に嵌合して一 体化し、該支持台4と固定台8との間に挟着した回転放物面鏡1の縁部から脱落 しない構造になっている。10は、支持台4上に固定台8を固定するための螺子 である。
【0013】 また、支持台4の軸受部4aには上記アーム5の先端部に形成した凹陥部5a 側から挿通した上記ピン軸6の突出端部を螺子11によって固定し、アーム5の 上記凹陥部5a内に保持されたピン軸6の頭部6aを該凹陥部5a内に抜け止め 係止することにより回転放物面鏡1をアーム5の先端部においてピン軸6の軸回 りに回動自在に挟持する構造になっている。このピン軸6の一方にはその軸心部 を貫通する貫通孔6bが穿設してあり、該貫通孔6b内にアーム5側から配線し た電源コード12を挿通し、後述する焦点調節機構13側へ引き回して上記光源 2に接続するように構成してある。14は、ピン軸6の装着部を被蓋する化粧カ バーである。
【0014】 尚、上記図示しない支持アームは、従来の医療用照明灯と同様に複数本のアー ム片を相互に適度の摩擦力をもって回動自在になるように連結したものである。 そして、この支持アームによって上記回転放物面鏡1の荷重を所定の部位で支持 する構造になるものであり、適宜回転放物面鏡1を所望の位置に移動し、その位 置に係止して照明光を得るように構成してある。
【0015】 また、上記支持台4に形成する把手7は、該支持台4と別体に構成し、所望に より脱着可能に構成することができ、適宜消毒交換して病原菌による感染経路を 遮断し、病原菌汚染の拡大を防止するように構成することができる。
【0016】 本考案に係る焦点調節機構13は、回転放物面鏡1の後部に直接装着する構造 になっている。即ち、回転放物面鏡1の後部に開口した取付孔15に該回転放物 面鏡1の内側から案内軸16を挿通してフランジ部16aを回転放物面鏡1の内 側に係止すると共に、該回転放物面鏡1の後方へ突出した螺子部16bに固定螺 子17を外装螺着して案内軸16を回転放物面鏡1の取付孔15部に緊締固定す る。またこの案内軸16の筒内には、回転放物面鏡1の内側方向から調整筒18 を軸方向へ摺動自在に挿着し、その後端に螺刻した螺子孔18aに案内軸16の 後端側から挿通した調整螺子19を螺入し、該調整螺子19を旋回調整すること により調整筒18を前後移動させ、該調整筒18の前端に構成したソケット20 に装着した光源2の焦点調節をすることができるように構成してある。21は、 回転放物面鏡1の取付孔15内周と上記案内軸16の外周との間に介装したパッ キンである。アーム5側から配線し、上記ピン軸6の軸心部に穿設した貫通孔6 a内を経由して配線した電源コード12は、案内軸16と調整筒18の側面に重 合開設した挿通孔16c,18bを介して調整筒18内に引き込むことができる ようになっている。22は、光源2の直射光の出射を規制する遮光筒、23,2 3は回転放物面鏡1の取付孔15周辺部外面に突設した回り止め用の突起であり 、該突起23,23を適宜焦点調節機構13側に係合させて該焦点調節機構13 の周方向への回動を阻止規制する構造になっている。
【0017】 上記のように構成した医療用照明灯は、歯科医等の術者が把手7,7を把持操 作し、また焦点調節機構13の調整螺子19を旋回調整して回転放物面鏡1から の照明光を患者患部に適切に照明して診療に供することができる。
【0018】
【考案の効果】
本考案に係る医療用照明灯は、以上のように構成したから、従来のような回転 放物面鏡を支持する反射鏡取付枠を設けることなしに支持アームに装着すること ができ、医療用照明灯の装置全体のコンパクト化及び軽量化を実現するばかりで なく、製造コストを低減させることができる等、本考案の実施により得られる効 果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る医療用照明灯の構造を示す側断面
図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】同じく回転放物面鏡の平面図である。
【図4】同じく図3におけるA−A線拡大断面図であ
る。
【図5】同じく図3におけるB−B線拡大断面図であ
る。
【図6】同じく図3におけるC−C線断面図である。
【図7】従来の医療用照明灯の構造を示す斜視図であ
る。
【図8】同じく従来の医療用照明灯の構造を示す側断面
図である。
【符号の説明】
1 回転放物面鏡 2 光源 3 保護カバー 4 支持台 5 アーム 6 ピン軸 7 把手 8 固定台 13 焦点調節機構 20 ソケット

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーク状のアームの先端に回転放物面
    鏡を回動自在に支持すると共に、該回転放物面鏡内に担
    持した光源を点灯させて所望の照射光を得るように構成
    した医療用照明灯において、 前記回転放物面鏡の左右側端部にそれぞれ該回転放物面
    鏡の支持台を固着し、該支持台の側部に把手を形成する
    と共に,該支持台の後部を前記アームの先端に対して上
    下方向へ回動自在に連結し、且つ前記回転放物面鏡の後
    端に焦点調節機構を装着すると共に、該焦点調節機構の
    前端には光源用のランプを装着したことを特徴とする医
    療用照明灯。
  2. 【請求項2】 前記支持台に対し、把手を着脱自在に固
    定装着することができるように構成したことを特徴とす
    る請求項1の医療用照明灯。
JP7446392U 1992-10-02 1992-10-02 医療用照明灯 Expired - Lifetime JP2551499Y2 (ja)

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