JPH06331282A - 直流アーク炉溶解装置 - Google Patents
直流アーク炉溶解装置Info
- Publication number
- JPH06331282A JPH06331282A JP5155989A JP15598993A JPH06331282A JP H06331282 A JPH06331282 A JP H06331282A JP 5155989 A JP5155989 A JP 5155989A JP 15598993 A JP15598993 A JP 15598993A JP H06331282 A JPH06331282 A JP H06331282A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- arc
- arc furnace
- power
- cables
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Discharge Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は従来の５０％電源ツインタイプの直流
アーク電源を１炉にまたは２炉に同時送電可能な直流ア
ーク溶解装置を提供するものである。 【構成】本発明は、２体の直流アーク炉が１組として設
置されており、２体の直流アーク炉のそれぞれのアーク
炉の１本の陰極用ケーブルと１本の陽極用ケーブルとを
介して、該２体の直流アーク炉へと切替え可能に接続さ
れた共用の電源設備が配置されて成ることを特徴として
いる。
アーク電源を１炉にまたは２炉に同時送電可能な直流ア
ーク溶解装置を提供するものである。 【構成】本発明は、２体の直流アーク炉が１組として設
置されており、２体の直流アーク炉のそれぞれのアーク
炉の１本の陰極用ケーブルと１本の陽極用ケーブルとを
介して、該２体の直流アーク炉へと切替え可能に接続さ
れた共用の電源設備が配置されて成ることを特徴として
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は直流アーク炉溶解装置、
特に２体の直流アーク炉が１組として設置されたツイン
タイプの直流アーク炉溶解装置に関する。
特に２体の直流アーク炉が１組として設置されたツイン
タイプの直流アーク炉溶解装置に関する。
【０００２】
【従来技術】従来、ツインタイプの直流アーク炉溶解装
置として、１組として設置した２体の直流アーク炉に１
基分の電源設備を５０％容量に分割し切替え装置を介し
て、それぞれのアーク炉に１基分の電力を使用している
ことが特開平４−２７８１７７に開示されている。従来
のツインタイプの直流アーク炉溶解装置は、いずれか一
方の直流アーク炉の炉頂陰極と炉頂陽極へと切替え可能
に接続されて、２体の一方のみの直流アーク炉へと接続
するようになっている。
置として、１組として設置した２体の直流アーク炉に１
基分の電源設備を５０％容量に分割し切替え装置を介し
て、それぞれのアーク炉に１基分の電力を使用している
ことが特開平４−２７８１７７に開示されている。従来
のツインタイプの直流アーク炉溶解装置は、いずれか一
方の直流アーク炉の炉頂陰極と炉頂陽極へと切替え可能
に接続されて、２体の一方のみの直流アーク炉へと接続
するようになっている。
【０００３】ところで、上記のようなツインタイプの直
流アーク炉溶解装置における電源設備は、それぞれの直
流アーク炉に隣接して通常２台配設されており、これら
が２体の直流アーク炉のうちいずれかの直流アーク炉の
みにしか電力を供給できないのである。
流アーク炉溶解装置における電源設備は、それぞれの直
流アーク炉に隣接して通常２台配設されており、これら
が２体の直流アーク炉のうちいずれかの直流アーク炉の
みにしか電力を供給できないのである。
【０００４】ところが、１炉が溶解期が終わり酸化期ま
たは還元期にはいると電力使用量が僅かですむという時
期があっても切替え手段が一方のアーク炉にのみ接続さ
せるようになっているために、もう一方のアーク炉を休
止させておかねばならなかった。
たは還元期にはいると電力使用量が僅かですむという時
期があっても切替え手段が一方のアーク炉にのみ接続さ
せるようになっているために、もう一方のアーク炉を休
止させておかねばならなかった。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来のツインタイプの直流アーク炉溶解装
置では、１炉溶解しておればどんなに電力容量が余って
いている条件下でも１炉しか稼働できないので、稼働率
が下がり生産性が上がらないという大きな課題があっ
た。
する課題は、従来のツインタイプの直流アーク炉溶解装
置では、１炉溶解しておればどんなに電力容量が余って
いている条件下でも１炉しか稼働できないので、稼働率
が下がり生産性が上がらないという大きな課題があっ
た。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、２体の直流ア
ーク炉に５０％容量の電源２基をそれぞれに設け、２体
の直流アーク炉の陰極用ケーブルと陽極用ケーブルに切
替え可能に接続された共用の電源設備を、１炉のみにま
たは２炉に同時に電力供給が可能になるように、接続ケ
ーブルの中間に切替え手段を設け、どちらの直流アーク
炉にも電力供給ができるところにある。
ーク炉に５０％容量の電源２基をそれぞれに設け、２体
の直流アーク炉の陰極用ケーブルと陽極用ケーブルに切
替え可能に接続された共用の電源設備を、１炉のみにま
たは２炉に同時に電力供給が可能になるように、接続ケ
ーブルの中間に切替え手段を設け、どちらの直流アーク
炉にも電力供給ができるところにある。
【０００７】
【作用】一方の直流アーク炉で金属材料を溶解する際に
は、２台の電源設備を２本の導体用ケーブルを介して、
該一方の直流アーク炉の炉頂陰極と炉低陽極とへ接続し
て共用する。また、溶解期後の酸化期および還元期の供
給電力量が僅かの場合いに、２炉共に切替手段を用いて
他の２本の導体用ケーブルをも介して電源接続しもう一
方の直流アーク炉の金属材料を溶解することが可能であ
る。
は、２台の電源設備を２本の導体用ケーブルを介して、
該一方の直流アーク炉の炉頂陰極と炉低陽極とへ接続し
て共用する。また、溶解期後の酸化期および還元期の供
給電力量が僅かの場合いに、２炉共に切替手段を用いて
他の２本の導体用ケーブルをも介して電源接続しもう一
方の直流アーク炉の金属材料を溶解することが可能であ
る。
【０００８】したがって、本発明によると、５０％容量
の合計２台の電源設備を用いて、これらを１本の陰極用
ケーブルと１本の陽極用ケーブル、すなわち、合計２本
の導体用ケーブルで接続し、該陰極用ケーブルを１体の
直流アーク炉の炉頂陰極へ切替可能に接続すると共に、
該陽極ケーブルを該１体のの直流アーク炉の炉低陽極へ
切替可能に接続するか、あるいは２炉同時送電の場合は
２台の電源設備を用いてこれらを２本の陰極用ケーブル
と２本の陽極ケーブル、すなわち４本の導体ケーブルで
接続し、各陰極用ケーブルと２体の直流アーク炉の炉頂
陰極へ同時に接続すると共に、各陽極用ケーブルを２体
の直流アーク炉の炉低陽極へ同時に接続すればよく、前
途したような溶解期後の酸化期または還元期のように電
力容量に余力がある場合においては、もう一方のアーク
炉への送電ができて２炉同時稼働が可能である。
の合計２台の電源設備を用いて、これらを１本の陰極用
ケーブルと１本の陽極用ケーブル、すなわち、合計２本
の導体用ケーブルで接続し、該陰極用ケーブルを１体の
直流アーク炉の炉頂陰極へ切替可能に接続すると共に、
該陽極ケーブルを該１体のの直流アーク炉の炉低陽極へ
切替可能に接続するか、あるいは２炉同時送電の場合は
２台の電源設備を用いてこれらを２本の陰極用ケーブル
と２本の陽極ケーブル、すなわち４本の導体ケーブルで
接続し、各陰極用ケーブルと２体の直流アーク炉の炉頂
陰極へ同時に接続すると共に、各陽極用ケーブルを２体
の直流アーク炉の炉低陽極へ同時に接続すればよく、前
途したような溶解期後の酸化期または還元期のように電
力容量に余力がある場合においては、もう一方のアーク
炉への送電ができて２炉同時稼働が可能である。
【０００９】
【実施例】図１〜２は本発明の実施例を略示する回路図
である。
である。
【００１０】図１〜２にしたがって本発明の構成を説明
すると、２体の直流アーク炉１１、１２が１組として設
置されている、直流アーク炉１１、１２には合計２台の
変圧器２１、２２と直流整流用のサイリスタ３１、３２
がケーブル５１、５２にて接続されている、前記サイリ
スタ３１、３２からは陰極用ケーブル５３、５５と陽極
用ケーブル５４、５６が切替えスイッチ４１、４２、４
５、４６と４３、４４、４７、４８に接続されており、
前記切替えスイッチは４１、４２、４５、４６は直流ア
ーク炉１１、１２の炉頂陰極８１、８２にケーブル６
１、６３によって接続されている。一方前記切替えスイ
ッチ４３、４４、４７、４８はアーク炉１１、１２の炉
低陽極９１、９２にケーブル６２、６４によって接続さ
れている。
すると、２体の直流アーク炉１１、１２が１組として設
置されている、直流アーク炉１１、１２には合計２台の
変圧器２１、２２と直流整流用のサイリスタ３１、３２
がケーブル５１、５２にて接続されている、前記サイリ
スタ３１、３２からは陰極用ケーブル５３、５５と陽極
用ケーブル５４、５６が切替えスイッチ４１、４２、４
５、４６と４３、４４、４７、４８に接続されており、
前記切替えスイッチは４１、４２、４５、４６は直流ア
ーク炉１１、１２の炉頂陰極８１、８２にケーブル６
１、６３によって接続されている。一方前記切替えスイ
ッチ４３、４４、４７、４８はアーク炉１１、１２の炉
低陽極９１、９２にケーブル６２、６４によって接続さ
れている。
【００１１】以下に２通りの使用方法を示すと、まず図
１ではアーク炉１１で図示していないスクラップ等の金
属材料を溶解しておりアーク炉１２は休止している状態
をしめした回路図である。ここでは、５０％電源の変圧
器２１、２２からケーブル５１、５２を通して、サイリ
スタ３１、３２に送電された交流電源はサイリスタ３
１、３２内で直流に変換され、直流変換された直流電流
は陰極ケーブル５３、５５を経由して切替スイッチ閉の
４２、４３、４５、４７にそれぞれ接続される、この場
合切替スイッチ４１、４４、４６、４８は開の状態にあ
る。前記切替スイッチ４２、４５からの直流電流はケー
ブル６１を経由して炉頂の陰極電極８１に送電される。
一方では炉低陽極からケーブル６２を経由して切替スイ
ッチ４３、４７に直流電流を戻すことによって、１００
％電源として送電することができる。また、切替スイッ
チにより切替ることによりアーク炉１２の一方を稼働す
ることもできる。
１ではアーク炉１１で図示していないスクラップ等の金
属材料を溶解しておりアーク炉１２は休止している状態
をしめした回路図である。ここでは、５０％電源の変圧
器２１、２２からケーブル５１、５２を通して、サイリ
スタ３１、３２に送電された交流電源はサイリスタ３
１、３２内で直流に変換され、直流変換された直流電流
は陰極ケーブル５３、５５を経由して切替スイッチ閉の
４２、４３、４５、４７にそれぞれ接続される、この場
合切替スイッチ４１、４４、４６、４８は開の状態にあ
る。前記切替スイッチ４２、４５からの直流電流はケー
ブル６１を経由して炉頂の陰極電極８１に送電される。
一方では炉低陽極からケーブル６２を経由して切替スイ
ッチ４３、４７に直流電流を戻すことによって、１００
％電源として送電することができる。また、切替スイッ
チにより切替ることによりアーク炉１２の一方を稼働す
ることもできる。
【００１２】図２では、他の使用例でアーク炉１１が溶
解期を終了し酸化期または還元期に入り熱保持程度の送
電の状態に入った時、切替スイッチ４２、４３を閉と
し、この場合切替スイッチ４１、４４は開とし、変圧器
２１の電源のみでアーク炉１１を熱保持し、一方の切替
スイッチ４５、４７を閉として、この場合切替スイッチ
４６、４８は開とし、変圧器２２の電源のみでアーク炉
１２のスクラップ等の金属材料を予熱および溶解するこ
とができる。勿論、直流アーク炉１２の出鋼後はただち
に直流アーク炉１２に切替スイッチにより切替て１００
％電源で送電し溶解を行い、溶解期終了後の酸化期また
は還元期には５０％電源に切替て、残りの５０電源をア
ーク炉１１に送電しアーク炉１１のスクラップ等の金属
村料を予熱および溶解することができる。
解期を終了し酸化期または還元期に入り熱保持程度の送
電の状態に入った時、切替スイッチ４２、４３を閉と
し、この場合切替スイッチ４１、４４は開とし、変圧器
２１の電源のみでアーク炉１１を熱保持し、一方の切替
スイッチ４５、４７を閉として、この場合切替スイッチ
４６、４８は開とし、変圧器２２の電源のみでアーク炉
１２のスクラップ等の金属材料を予熱および溶解するこ
とができる。勿論、直流アーク炉１２の出鋼後はただち
に直流アーク炉１２に切替スイッチにより切替て１００
％電源で送電し溶解を行い、溶解期終了後の酸化期また
は還元期には５０％電源に切替て、残りの５０電源をア
ーク炉１１に送電しアーク炉１１のスクラップ等の金属
村料を予熱および溶解することができる。
【００１３】
【効果】既に明らかなように、以上に説明した本発明に
は、従来の５０％容量電源２基で２炉同時送電可能の切
替手段を設けたので、一方のアーク炉が酸化期または還
元期に達した時、他の一方のアーク炉の金属材料の予熱
または溶解が同時におこなえるので、従来のように１炉
を休止するということが無くなり、稼働率があがり生産
性を向上させることができるという効果がある。
は、従来の５０％容量電源２基で２炉同時送電可能の切
替手段を設けたので、一方のアーク炉が酸化期または還
元期に達した時、他の一方のアーク炉の金属材料の予熱
または溶解が同時におこなえるので、従来のように１炉
を休止するということが無くなり、稼働率があがり生産
性を向上させることができるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例の回路図
【図２】本発明の一実施例の他の回路図
１１、１２・・・直流アーク炉、２１、２２・・・変圧
器、５１、５２・・・ケーブル、３１、３２・・・サイ
リスタ、５３、５４、５５、５６、・・・ケーブル、４
１、４２、４３、４４、４５、４６、４７、４８・・・
切替スイッチ、６１、６２、６３、６４・・・ケーブ
ル、８１、８２・・・陰極電極、９１、９２・・・陽極
電極、
器、５１、５２・・・ケーブル、３１、３２・・・サイ
リスタ、５３、５４、５５、５６、・・・ケーブル、４
１、４２、４３、４４、４５、４６、４７、４８・・・
切替スイッチ、６１、６２、６３、６４・・・ケーブ
ル、８１、８２・・・陰極電極、９１、９２・・・陽極
電極、
Claims (1)
- 【請求項１】 ２体の直流アーク炉が１組として設置さ
れており、該２体の直流アーク炉に２本の陰極用ケーブ
ルと２本の陽極用ケーブルとを介してそれぞれが、該２
体の直流アーク炉へと切替可能に接続された共用の電源
設備が配設されて成る溶解装置において、１炉のみにま
たは２炉に同時に電力供給が可能な切替え手段を設けた
ことを特徴とする直流アーク炉溶解装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155989A JPH06331282A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 直流アーク炉溶解装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5155989A JPH06331282A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 直流アーク炉溶解装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06331282A true JPH06331282A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15617922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5155989A Pending JPH06331282A (ja) | 1993-05-24 | 1993-05-24 | 直流アーク炉溶解装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06331282A (ja) |
-
1993
- 1993-05-24 JP JP5155989A patent/JPH06331282A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070825 Year of fee payment: 7 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825 |
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|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
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