JPH06331029A - 組合せピストンリング - Google Patents

組合せピストンリング

Info

Publication number
JPH06331029A
JPH06331029A JP5118028A JP11802893A JPH06331029A JP H06331029 A JPH06331029 A JP H06331029A JP 5118028 A JP5118028 A JP 5118028A JP 11802893 A JP11802893 A JP 11802893A JP H06331029 A JPH06331029 A JP H06331029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ring
convex portion
piston ring
backup
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5118028A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2924559B2 (ja
Inventor
Takao Suzuki
孝男 鈴木
Asami Tsuchiya
亜砂美 土屋
Yasue Mano
保江 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP11802893A priority Critical patent/JP2924559B2/ja
Publication of JPH06331029A publication Critical patent/JPH06331029A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2924559B2 publication Critical patent/JP2924559B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コンプレッションリングの合い口とバックア
ップリングの合い口が揃っても、ブローバイガスおよび
オイルの通り抜けを低減できる組合せピストンリングを
提供すること。 【構成】 コンプレッションリング10の背面にバック
アップリング20を配し、それぞれの合い口を三角形断
面の凸部15、25と、それを受け入れる凹部16、2
6とで形成し、それぞれの合わせ面を逆傾斜にした組合
せピストンリング。コンプレッションリング10とバッ
クアップリング20の一方でブローバイガスの通り抜け
を防止し、他方でオイルの通り抜けを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンプレッションリン
グとその背面に配されるバックアップリングとからなる
組合せピストンリングに成る。
【0002】
【従来の技術】従来の組合せピストンリングは、たとえ
ば実開昭62−87149号公報に開示されており、図
23に示すように、合い口が段付き状のコンプレッショ
ンリング1の背面に、合い口が直線状のバックアップリ
ング2を配した構造をとっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の組合せ
ピストンリングでは、コンプレッションリングとバック
アップリングが相対回転して、図24に示すように、コ
ンプレッションリング1の合い口の下部とバックアップ
リング2の合い口が揃ってしまうと、バックアップリン
グ背面からまわり込んだブローバイガス、およびオイル
が合い口を通り抜けてしまうという問題がある。この場
合、一度合い口が一致してしまうと、リング同志が相対
回転しにくくなり、長時間一致し、特に、ピストンリン
グとオイルリングの2本リングの場合はオイル消費が最
悪になる。
【0004】本発明の目的は、たとえコンプレッション
リングの合い口とバックアップリングの合い口が揃って
も、ブローバイガスおよびオイルの通り抜けを低減でき
る組合せピストンリングを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る組合せピストンリングは次の組合せピス
トンリングから成る。すなわち、コンプレッションリン
グと該コンプレッションリングの背面に配されたバック
アップリングとを備えた組合せピストンリングにおい
て、前記コンプレッションリングの合い口が周方向に突
出する断面が三角形の第1の凸部と該第1の凸部を受け
入れる第1の凹部とで形成されており、前記バックアッ
プリングの合い口が周方向に突出する断面が三角形の第
2の凸部と該第2の凸部を受け入れる第2の凹部とで形
成されており、前記コンプレッションリングの第1の凸
部と第1の凹部の合わせ面と、前記バックアップリング
の第2の凸部と第2の凹部の合わせ面とは、ピストンリ
ング軸方向に関して互いに逆傾斜とされている組合せピ
ストンリング。
【0006】
【作用】上記本発明の組合せピストンリングでは、高負
荷時に組合せピストンリングがピストンリング溝下面に
押しつけられると、コンプレッションリングの第1の凸
部の下面とピストンリング溝下面との密着によってブロ
ーバイガスの通り抜けが抑制され、減速時に組合せピス
トンリングがピストンリング溝上面に押しつけられる
と、バックアップリングの第2の凸部の上面とピストン
リング溝上面との密着によってオイルの通り抜けが抑制
される。これによってブローバイガスもオイルも通り抜
けが抑制され、ブローバイガス量、およびオイル消費が
低減される。
【0007】
【実施例】図1−図7は本発明の第1実施例の組合せピ
ストンリングを、図8−図14は本発明の第2実施例の
組合せピストンリングを、図15−図17は本発明の第
3実施例の組合せピストンリングを、それぞれ示してい
る。全実施例にわたって共通構成には同一符号を付して
ある。まず、すべての実施例に共通な構成を、たとえば
図1−図7を参照して説明する。組合せピストンリング
は、コンプレッションリング10とバックアップリング
20との組合せから成る。コンプレッションリング10
もバックアップリング20も、周方向に1ヶ所切れ目を
有する。図4、図5はコンプレッションリング10の合
い口を示し、図6、図7はバックアップリング20の合
い口を示しており、図1は両リング10、20の合い口
が重なった場合の合い口の断面を示している。
【0008】図1に示すように、コンプレッションリン
グ10は、上面11、下面12、外側面(外周面)1
3、内側面(内周面)14を有する。外側面13はボア
壁面40に摺接し、上面11はピストンのトップリング
溝30の溝上面31に対向し、下面12は溝下面32に
対向し、内側面14はバックアップリング20に接す
る。また、図1に示すように、バックアップリング20
は、上面21、下面22、外側面(外周面)23、内側
面(内周面)24を有する。外側面23はコンプレッシ
ョンリング10に接触し、上面21はトップリング溝の
溝上面31に対向し、下面22は溝下面32に対向し、
内側面24は溝底面33に対向する。
【0009】コンプレッションリング10の合い口は、
図4、図5に示すように、周方向に突出する、断面が三
角形の第1の凸部15と、該第1の凸部15を受け入れ
る第1の凹部16とで形成されている。第1の凸部15
の断面の三角形は直角三角形であり、この直角三角形の
斜辺を構成する斜面17は、コンプレッションリング1
0の上、下面の何れか一方(図4、図5では下面12)
から外側面13まで延びている。同様に、第1の凹部1
6を郭定する面のうち第1の凸部15の斜面17と接触
する面18もコンプレッションリング10の上、下面の
何れか一方(図4、図5では下面12)から外側面13
まで延びている。
【0010】コンプレッションリング10が張力をかけ
られてトップリング溝30に挿入されたとき、第1の凸
部15の先端面19とその対向面との間、および第1の
凹部16の周方向先端面とその対向面との間にはそれぞ
れギャップが存在するが、両ギャップは斜面17と合わ
せ面18との密着によって互いにシールされる。そし
て、この状態で上、下面の前記一方の面(図2では下面
12)が対向する溝面(図2では溝下面32)に密着す
ると、この密着面がシール面となって、完全シールが達
成される。
【0011】バックアップリング20の合い口は、図
6、図7に示すように、周方向に突出する、断面が三角
形の第2の凸部25と、該第2の凸部25を受け入れる
第2の凹部26とで形成されている。第2の凸部25の
断面の三角形は直角三角形であり、この直角三角形の斜
辺を構成する斜面27は、バックアップリング20の
上、下面の何れか一方(図6、図7では上面21)から
外側面23まで延びている。同様に、第2の凹部26を
郭定する面のうち第2の凸部25の斜面27と接触する
面28もバックアップリング20の上、下面の何れか一
方(図6、図7では上面21)から外側面23まで延び
ている。ただし、コンプレッションリング10の第1の
凸部15と第1の凹部16の合わせ面17、18と、バ
ックアップリング20の第2の凸部25と第2の凹部2
6の合わせ面27、28とは、ピストンリング軸方向に
関して互いに逆傾斜とされている。
【0012】バックアップリング20が張力をかけられ
てトップリング溝30に挿入されたとき、第2の凸部2
5の先端面29とその対向面との間、および第2の凹部
26の周方向先端面とその対向面との間にはそれぞれギ
ャップが存在するが、両ギャップは斜面27と合わせ面
28との密着によって互いにシールされる。そしてこの
状態で上、下面の前記一方の面(図3では上面21)が
対向する溝面(図では溝上面31)に密着すると、この
密着面がシール面となって、完全シールが達成される。
【0013】図21に示すように、コンプレッションリ
ング10の張力はバックアップリング20の張力より大
で、両リング10、20の張力を合算したときに、コン
プレッションリング外周面とシリンダボア壁面との間の
ガスシール性が成立する張力が得られるようになってい
る。したがって、組合せピストンリングの張力は、従来
のトップリング1本分の張力にほぼ等しく、トップリン
グとセカンドリングの組合せよりも摺動摩擦抵抗を小
(ほぼ1/2)にできる。しかも、本発明のコンプレッ
ションリングのブローバイガス、オイルの通り抜け阻止
力は極めて大で、トップリング溝に本発明の組合せピス
トンリングを装着するだけで、従来のセカンドリングを
廃止でき、本発明の組合せピストンリングとオイルリン
グの2本リング構造を採用することにより、従来の3本
リング構造に比べて摺動摩擦抵抗を低減できる。また、
2本リング構造の採用により、ピストン高さを縮少で
き、それだけエンジン高さも縮少でき、軽量化に寄与す
る。また、バックアップリング20は張力が小でよいの
で、しかも、バックアップリング部位の温度は約200
℃程度なので、樹脂等から形成してもよく、それによっ
て更なる軽量化をはかれる。
【0014】つぎに、本発明の全ての実施例に共通な作
用を、たとえば、図2、図3を参照して説明する。エン
ジンの高負荷運転時のように、燃焼室のガス圧が高圧に
なるときには、組合せピストンリングは、図2に示すよ
うに、ピストンリング溝下面32にガス圧で押しつけら
れる。このとき、ブローバイガスは、コンプレッション
リング10およびバックアップリング20の背面にまわ
り込む。しかし、コンプレッションリング10の下面1
2が、合い口の第1の凸部15の下面も含み、トップリ
ング溝下面32に密着しているので、完全にガスシール
されており、ブローバイガスの通り抜けは防止される。
【0015】減速時のように、燃焼室のガス圧が負圧に
なるときは、組合せピストンリングは、図3に示すよう
に、ピストンリング溝上面31に負圧で吸われて押しつ
けられる。このとき、ボア付着潤滑油は、負圧で吸われ
てコンプレッションリング10およびバックアップリン
グ20の背面にまわり込む。しかし、バックアップリン
グ20の上面21が、合い口の第2の凸部25の上面も
含み、トップリング溝上面31に密着しているので、液
密シールとなり、オイルの通り抜けは防止される。
【0016】したがって、本発明では、一本の組合せピ
ストンリングだけで、ブローバイガス、オイルの通り抜
けが防止され、オイル消費、HCエミッションが低減さ
れる。また、従来のように、トップリング、セカンドリ
ング、オイルリングの3本リング構造に代えて、本発明
の組合せピストンリングとオイルリングの2本リング構
造にできるので、ピストン全高を縮少でき、重量軽減が
はかれ、それだけ振動、騒音も減少する。また、従来の
トップリング、セカンドリングの2本リングによるボア
壁面摩耗が、1本リングによる摩耗となるので、摩耗も
減少する。これらを、まとめたものが図22である。
【0017】つぎに、各実施例に特有の構成、作用を説
明する。第1実施例では、図1−図7に示すように、コ
ンプレッションリング10もバックアップリング20
も、合い口以外の部分で、四角形断面を有する。コンプ
レッションリング10の合い口部の第1の凸部15と第
1の凹部16の合わせ面17、18は、コンプレッショ
ンリング10の下面12の内周端近傍から外側面13の
上端近傍にわたって延びている。この構造によってブロ
ーバイガスの通り抜けはほぼ完全に止まる。また、バッ
クアップリング20の合い口部の第2の凸部25と第2
の凹部26の合わせ面27、28は、バックアップリン
グ20の上面21の内周端近傍から外側面23の下端近
傍にわたって延びている。合わせ面27、28が外側面
23の下端近傍まで延びているので、オイル通り抜け防
止性能が極めて良好となる。
【0018】第2実施例では、図8−図14に示すよう
に、コンプレッションリング10は、合い口部以外の部
分で、矩形の内周下端を面取り(面9)した五角形断面
を有し、バックアップリング20は、合い口部以外の部
分で、矩形の外周下端に三角形状の突部(突部の面8)
をつけ加えた異形五角形断面を有している。面8、9は
互いに接触する。コンプレッションリング10の合い口
の第1の凸部15と第1の凹部16の合わせ面17、1
8は、コンプレッションリング10の下面12の内周端
近傍(面取り面9の下端近傍)から外側面13の上端近
傍にわたって延びている。下面12と溝下面32の密着
によって、図9に示すようにブローバイガスの通り抜け
は、ほぼ完全に止まる。また、バックアップリング20
の合い口の第2の凸部25と第2の凹部26の合わせ面
27、28は、バックアップリング20の上面21の内
周端近傍から外側面23の、傾斜合せ面8の上端近傍部
分にわたって延びている。合い口において、オイルの通
り抜けは、図10に示すように、第2の凸部25によっ
て防止されるが、第2実施例では第2の凸部25が外側
面23の一部分にしか延びていないので、面取り8、9
の部分ではオイルは通り抜けしてしまい、第1実施例に
比べて、オイル通り抜け防止性能が劣る。したがって、
エミッションが第1実施例に比べて劣る。また、面取り
8、9を設けるので、製造コストがそれだけ高くなる。
これらを、図22にまとめて示してある。
【0019】第3実施例では、図15−図17に示すよ
うに、コンプレッションリング10は第1実施例と同じ
構造であるが、バックアップリング20は合い口の第2
の凸部25は第1実施例と同じ構造としそれ以外の部分
は肉を削って軽量化したものである。作用は第1実施例
に準じる。
【0020】第4実施例では、図18−図20に示すよ
うに、コンプレッションリング10の合い口の第1の凸
部15と第1の凹部16の合わせ面17、18は、コン
プレッションリング10の上面11の内周端近傍から外
側面13の下端近傍にわたって延びている。この構造に
よってオイルの通り抜けがほぼ完全に止まる。また、バ
ックアップリング20の合い口の第2の凸部25と第2
の凹部26の合わせ面27、28は、バックアップリン
グ20の下面22の内周端近傍から外側面23の上端近
傍にわたって延びている。合わせ面27、28が外側面
23の上端近傍まで延びているので、ブローバイガスの
通り抜け防止性能が良好になる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、コンプレッションリン
グの背面にバックアップリングを配し、それぞれの合い
口を三角形断面凸部とそれを受け入れる凹部とで形成
し、それぞれの合わせ面を逆傾斜としたので、一方のリ
ングでブローバイガスを遮断するとともに他方のリング
でオイルを遮断でき、1本の組合せピストンリングで、
ブローバイガスもオイルも、通り抜け防止をはかること
ができ、オイル消費を低減できる。しかも、従来のよう
にトップリング、セカンドリング、オイルリングの3本
リング構造とする必要がないので、ピストン全高を縮少
できる。また、バックアップリングをコンプレッション
リングの背面に配し、張力小とすることにより、摺動抵
抗低減をはかることができ、この摺動抵抗低減にオイル
消費の増大を伴わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の組合せピストンリング
の、ピストントップリング溝への装着状態の断面図であ
る。
【図2】図1の組合せピストンリングの、高負荷時にお
けるブローバイガス遮断状態を示す断面図である。
【図3】図1の組合せピストンリングの、減速時におけ
るオイル遮断状態を示す断面図である。
【図4】図1の組合せピストンリングのコンプレッショ
ンリングの合い口の端面図である。
【図5】図1の組合せピストンリングのコンプレッショ
ンリングの合い口の斜視図である。
【図6】図1の組合せピストンリングのバックアップリ
ングの合い口の端面図である。
【図7】図1の組合せピストンリングのバックアップリ
ングの合い口の斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例の組合せピストンリング
の、ピストントップリング溝への装着状態の断面図であ
る。
【図9】図8の組合せピストンリングの、高負荷時にお
けるブローバイガス遮断状態を示す断面図である。
【図10】図8の組合せピストンリングの、減速時にお
けるオイル遮断状態を示す断面図である。
【図11】図8の組合せピストンリングのコンプレッシ
ョンリングの合い口の端面図である。
【図12】図8の組合せピストンリングのコンプレッシ
ョンリングの合い口の斜視図である。
【図13】図8の組合せピストンリングのバックアップ
リングの合い口の端面図である。
【図14】図8の組合せピストンリングのバックアップ
リングの合い口の斜視図である。
【図15】本発明の第3実施例の組合せピストンリング
の、ピストンリング溝への装着状態の断面図である。
【図16】図15の組合せピストンリングの、高負荷時
におけるブローバイガス遮断状態を示す断面図である。
【図17】図15の組合せピストンリングの、減速時に
おけるオイル遮断状態を示す断面図である。
【図18】本発明の第4実施例の組合せピストンリング
の、ピストンリング溝への装着状態の断面図である。
【図19】図18の組合せピストンリングの、高負荷時
におけるブローバイガス遮断状態を示す断面図である。
【図20】図18の組合せピストンリングの、減速時に
おけるオイル遮断状態を示す断面図である。
【図21】本発明のリング張力特性図である。
【図22】本発明の各実施例の得失図である。
【図23】従来(実開昭60−108748号公報)の
組合せピストンリングの斜視図である。
【図24】図23の組合せピストンリングで合い口が揃
ったときのブローバイガス吹き抜け図である。
【符号の説明】 10 コンプレッションリング 11 上面 12 下面 13 外側面 14 内側面 15 第1の凸部 16 第1の凹部 17 斜面 20 バックアップリング 21 上面 22 下面 23 外側面 24 内側面 25 第2の凸部 26 第2の凹部 27 斜面 30 ピストンリング溝 40 ボア壁面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンプレッションリングと該コンプレッ
    ションリングの背面に配されたバックアップリングとを
    備えた組合せピストンリングにおいて、前記コンプレッ
    ションリングの合い口が周方向に突出する断面が三角形
    の第1の凸部と該第1の凸部を受け入れる第1の凹部と
    で形成されており、前記バックアップリングの合い口が
    周方向に突出する断面が三角形の第2の凸部と該第2の
    凸部を受け入れる第2の凹部とで形成されており、前記
    コンプレッションリングの第1の凸部と第1の凹部の合
    わせ面と、前記バックアップリングの第2の凸部と第2
    の凹部の合わせ面とは、ピストンリング軸方向に関して
    互いに逆傾斜とされていることを特徴とする組合せピス
    トンリング。
JP11802893A 1993-05-20 1993-05-20 組合せピストンリング Expired - Fee Related JP2924559B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11802893A JP2924559B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 組合せピストンリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11802893A JP2924559B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 組合せピストンリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06331029A true JPH06331029A (ja) 1994-11-29
JP2924559B2 JP2924559B2 (ja) 1999-07-26

Family

ID=14726275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11802893A Expired - Fee Related JP2924559B2 (ja) 1993-05-20 1993-05-20 組合せピストンリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2924559B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267495A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Toyota Motor Corp シール装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008267495A (ja) * 2007-04-20 2008-11-06 Toyota Motor Corp シール装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2924559B2 (ja) 1999-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5551705A (en) Double beaded spaghetti seal with stiffness increasing deformation behavior
CN1025878C (zh) 斯特林发动机的活塞环组件
US5133563A (en) Two ring piston with lower tapered L-shaped ring
EP0118772B1 (en) Piston for reciprocating internal combustion engine
KR100283434B1 (ko) 헤드 개스킷
US5564699A (en) Side and gap sealed oil ring
CA1093111A (en) Low friction balanced piston ring
US4548416A (en) Oil-ring including two rail rings and an expander-spacer ring which bites into the rail ring
US5603512A (en) Side and gap sealed oil ring
US6588763B1 (en) Seal arrangement providing a seal between a bore and a rod moveable in the bore
JP5108669B2 (ja) ピストンリング
US3909015A (en) Ring seal assembly for a rotary piston internal combustion engine
JPH06331029A (ja) 組合せピストンリング
US5035210A (en) Piston assembly of internal combustion engine
KR0182814B1 (ko) 내연기관용 압축링
JPH09257130A (ja) 内燃機関のピストンリング
JP7494806B2 (ja) ピストンリング
JPH05272641A (ja) 組合せオイルリングのサイドレール
JP3035499B2 (ja) ダストシール
JP3250201B2 (ja) 2サイクルエンジン用ピストンリング
JPH04370474A (ja) ピストンリング
JPH0143488Y2 (ja)
JP2737107B2 (ja) 内燃機関用圧縮リング
JPH06281007A (ja) 圧力リング
EP0713989A1 (en) Metal laminate type cylinder head gasket with heat preventing portion

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080507

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090507

Year of fee payment: 10

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees