JPH06329582A - 4−フルオロビフェニル誘導体 - Google Patents
4−フルオロビフェニル誘導体Info
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- JPH06329582A JPH06329582A JP7935094A JP7935094A JPH06329582A JP H06329582 A JPH06329582 A JP H06329582A JP 7935094 A JP7935094 A JP 7935094A JP 7935094 A JP7935094 A JP 7935094A JP H06329582 A JPH06329582 A JP H06329582A
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- JP
- Japan
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- substituted
- lower alkyl
- alkyl group
- propan
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 一般式I
(Aはω−オキシカルボニルジヒドロキシブチル基、テ
トラヒドロピラニル基、ω−オキシカルボニル−3−オ
キソブチル基、ホルミル基又はシアノ基、R1 はハロゲ
ン原子、置換若しくは無置換のC1〜6の低級アルキル
基又はR5 O−(R5 は水素原子又は置換若しくは無置
換のC1〜6の低級アルキル基である。)、R2 は水素
原子又は置換若しくは無置換のC1〜6の低級アルキル
基、R3 は水素原子又は置換若しくは無置換のC1〜6
の低級アルキル基であり、さらにR5 とR2 はそれぞれ
の結合酸素原子とともに5又は6員環を形成してもよ
く、またR5 とR3 はR5 の結合酸素原子とともに5又
は6員環を形成してもよい。)の4−フルオロビフェニ
ル誘導体。またそれを含有するコレステロール低下剤又
は脂質低下剤。 【効果】 本4−フルオロビフェニル誘導体は高いHM
G−CoAリダクターゼ阻害作用を有する。
トラヒドロピラニル基、ω−オキシカルボニル−3−オ
キソブチル基、ホルミル基又はシアノ基、R1 はハロゲ
ン原子、置換若しくは無置換のC1〜6の低級アルキル
基又はR5 O−(R5 は水素原子又は置換若しくは無置
換のC1〜6の低級アルキル基である。)、R2 は水素
原子又は置換若しくは無置換のC1〜6の低級アルキル
基、R3 は水素原子又は置換若しくは無置換のC1〜6
の低級アルキル基であり、さらにR5 とR2 はそれぞれ
の結合酸素原子とともに5又は6員環を形成してもよ
く、またR5 とR3 はR5 の結合酸素原子とともに5又
は6員環を形成してもよい。)の4−フルオロビフェニ
ル誘導体。またそれを含有するコレステロール低下剤又
は脂質低下剤。 【効果】 本4−フルオロビフェニル誘導体は高いHM
G−CoAリダクターゼ阻害作用を有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般式
【化13】
【0002】(式中、Aは
【化14】 で表わされるω−オキシカルボニルジヒドロキシブチル
基(式中R4 は水素原子、置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属原子又はアルカ
リ土類金属原子である。)、
基(式中R4 は水素原子、置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属原子又はアルカ
リ土類金属原子である。)、
【化15】 で表わされるテトラヒドロピラニル基、
【化16】 で表わされるω−オキシカルボニル−3−オキソブチル
基(式中R6 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低
級アルキル基である。)、ホルミル基又はシアノ基、R
1 はハロゲン原子、低級アルキル基又はR5 O−で表わ
される基(R5 は、水素原子又は置換若しくは無置換の
炭素数1〜6の低級アルキル基である。)であり、R2
は、水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の
低級アルキル基、R3 は、水素原子又は置換若しくは無
置換の炭素数1〜6の低級アルキル基であり、さらにR
5 とR2 は、それぞれ結合している酸素原子と一体とな
り5員環又は6員環を形成してもよく、またさらにR5
とR3 は、R5 と結合している酸素原子と一体となり5
員環又は6員環を形成することができる。)で表わされ
る4−フルオロビフェニル誘導体及びそれを合成するた
めの中間体に関する。
基(式中R6 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低
級アルキル基である。)、ホルミル基又はシアノ基、R
1 はハロゲン原子、低級アルキル基又はR5 O−で表わ
される基(R5 は、水素原子又は置換若しくは無置換の
炭素数1〜6の低級アルキル基である。)であり、R2
は、水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の
低級アルキル基、R3 は、水素原子又は置換若しくは無
置換の炭素数1〜6の低級アルキル基であり、さらにR
5 とR2 は、それぞれ結合している酸素原子と一体とな
り5員環又は6員環を形成してもよく、またさらにR5
とR3 は、R5 と結合している酸素原子と一体となり5
員環又は6員環を形成することができる。)で表わされ
る4−フルオロビフェニル誘導体及びそれを合成するた
めの中間体に関する。
【0003】更に本発明は、前記一般式(I)で表わさ
れる4−フルオロビフェニル誘導体のもつ3−ヒドロキ
シ−3−メチルグルタリル−補酵素Aリダクターゼ(以
下HMG−CoAリダクターゼという)阻害作用を利用
したコレステロール低下剤、脂質低下剤に関する。
れる4−フルオロビフェニル誘導体のもつ3−ヒドロキ
シ−3−メチルグルタリル−補酵素Aリダクターゼ(以
下HMG−CoAリダクターゼという)阻害作用を利用
したコレステロール低下剤、脂質低下剤に関する。
【0004】
【従来の技術】動脈硬化の発生の大きな因子となる血液
中のコレステロール濃度を低下させる化合物として、M
L−236B(メバスタチン)が見い出された(特開昭
50−155690号参照)。ML−236Bの作用は
コレステロールの生合成律速酵素のHMG−CoAリダ
クターゼを競合阻害することにより発現される。さら
に、血液コレステロール濃度の低下作用を示す化合物が
研究されて、天然物質もしくはその誘導体であるプラバ
スタチン(特開昭57−2240号参照)、シンバスタ
チン(米国特許第4231938号参照)、ロバスタチ
ン(米国特許第4444784号参照)等が見い出され
臨床的に使用されている。
中のコレステロール濃度を低下させる化合物として、M
L−236B(メバスタチン)が見い出された(特開昭
50−155690号参照)。ML−236Bの作用は
コレステロールの生合成律速酵素のHMG−CoAリダ
クターゼを競合阻害することにより発現される。さら
に、血液コレステロール濃度の低下作用を示す化合物が
研究されて、天然物質もしくはその誘導体であるプラバ
スタチン(特開昭57−2240号参照)、シンバスタ
チン(米国特許第4231938号参照)、ロバスタチ
ン(米国特許第4444784号参照)等が見い出され
臨床的に使用されている。
【0005】またさらにプラバスタチン、シンバスタチ
ン及びロバスタチン等の薬剤よりも高いHMG−CoA
リダクターゼ阻害作用をもつ化合物を見い出すべく各種
化合物が合成されている(特開昭56−45470号、
米国特許第4375475号、特開昭58−8076
号、米国特許第4459422号、同4710513
号、同4567289号、同4812583号、ドイツ
公開特許3909378号等参照)。
ン及びロバスタチン等の薬剤よりも高いHMG−CoA
リダクターゼ阻害作用をもつ化合物を見い出すべく各種
化合物が合成されている(特開昭56−45470号、
米国特許第4375475号、特開昭58−8076
号、米国特許第4459422号、同4710513
号、同4567289号、同4812583号、ドイツ
公開特許3909378号等参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記したプラバスタチ
ン、シンバスタチン、ロバスタチンの他前記化合物は、
HMG−CoAリダクターゼ阻害作用を持ち血液コレス
テロール濃度の低下作用を示すが、コレステロール低下
剤及び脂質低下剤として用いるには満足することのでき
るものではなく、さらに作用の強い薬剤の開発が望まれ
ていた。
ン、シンバスタチン、ロバスタチンの他前記化合物は、
HMG−CoAリダクターゼ阻害作用を持ち血液コレス
テロール濃度の低下作用を示すが、コレステロール低下
剤及び脂質低下剤として用いるには満足することのでき
るものではなく、さらに作用の強い薬剤の開発が望まれ
ていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、従来の問
題点を解決するため新たな化合物を見い出すべく鋭意研
究した結果、前記一般式(I)で表わされる4−フルオ
ロビフェニル誘導体を見い出し本発明を完成した。
題点を解決するため新たな化合物を見い出すべく鋭意研
究した結果、前記一般式(I)で表わされる4−フルオ
ロビフェニル誘導体を見い出し本発明を完成した。
【0008】本発明の前記一般式(I)で表わされる4
−フルオロビフェニル誘導体において、Aは前記一般式
(II)で表わされるω−オキシカルボニルジヒドロキシ
ブチル基であり、ここでR4 は水素原子、置換若しくは
無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属
原子又はアルカリ土類金属原子である。
−フルオロビフェニル誘導体において、Aは前記一般式
(II)で表わされるω−オキシカルボニルジヒドロキシ
ブチル基であり、ここでR4 は水素原子、置換若しくは
無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属
原子又はアルカリ土類金属原子である。
【0009】この低級アルキル基としては、炭素数1〜
6の直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基であり、例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル
基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、
n−ペンチル基、n−ヘキシル基等を挙げることができ
る。
6の直鎖状又は分枝鎖状のアルキル基であり、例えばメ
チル基、エチル基、n−プロピル基、iso−プロピル
基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、
n−ペンチル基、n−ヘキシル基等を挙げることができ
る。
【0010】低級アルキル基への置換基としては、例え
ばヒドロキシル基、置換若しくは無置換の炭素数1〜6
の低級アルコキシル基、アリール基、複素環基等を挙げ
ることができる。ヒドロキシル基で置換された炭素数1
〜6の低級アルキル基としては、例えばヒドロキシエチ
ル基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチ
ル基、5−ヒドロキシペンチル基、6−ヒドロキシヘキ
シル基等を挙げることができる。
ばヒドロキシル基、置換若しくは無置換の炭素数1〜6
の低級アルコキシル基、アリール基、複素環基等を挙げ
ることができる。ヒドロキシル基で置換された炭素数1
〜6の低級アルキル基としては、例えばヒドロキシエチ
ル基、3−ヒドロキシプロピル基、4−ヒドロキシブチ
ル基、5−ヒドロキシペンチル基、6−ヒドロキシヘキ
シル基等を挙げることができる。
【0011】置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級
アルコキシル基としては例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘ
キシルオキシ基、メトキシメトキシ基、メトキシエトキ
シ基、メトキシプロポキシ基、エトキシエトキシ基、エ
トキシプロポキシ基等を挙げることができる。置換若し
くは無置換の炭素数1〜6の低級アルコキシル基で置換
された炭素数1〜6の低級アルキル基としては、例えば
メトキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシプロピ
ル基、エトキシエチル基、エトキシプロピル基、メトキ
シメトキシエチル基、メトキシエトキシエチル基、エト
キシエトキシメチル基、メトキシメトキシプロピル基、
メトキシエトキシプロピル基等を挙げることができる。
アルコキシル基としては例えばメトキシ基、エトキシ
基、プロポキシ基、ブトキシ基、ペンチルオキシ基、ヘ
キシルオキシ基、メトキシメトキシ基、メトキシエトキ
シ基、メトキシプロポキシ基、エトキシエトキシ基、エ
トキシプロポキシ基等を挙げることができる。置換若し
くは無置換の炭素数1〜6の低級アルコキシル基で置換
された炭素数1〜6の低級アルキル基としては、例えば
メトキシメチル基、メトキシエチル基、メトキシプロピ
ル基、エトキシエチル基、エトキシプロピル基、メトキ
シメトキシエチル基、メトキシエトキシエチル基、エト
キシエトキシメチル基、メトキシメトキシプロピル基、
メトキシエトキシプロピル基等を挙げることができる。
【0012】アリール基としては、例えばフェニル基、
ナフチル基等を挙げることができる。アリール基で置換
された炭素数1〜6の低級アルキル基としては、例えば
ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、
4−フェニルブチル基、5−フェニルブチル基、6−フ
ェニルヘキシル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチ
ルメチル基、1−ナフチルエチル基、2−ナフチルエチ
ル基等を挙げることができる。
ナフチル基等を挙げることができる。アリール基で置換
された炭素数1〜6の低級アルキル基としては、例えば
ベンジル基、フェネチル基、3−フェニルプロピル基、
4−フェニルブチル基、5−フェニルブチル基、6−フ
ェニルヘキシル基、1−ナフチルメチル基、2−ナフチ
ルメチル基、1−ナフチルエチル基、2−ナフチルエチ
ル基等を挙げることができる。
【0013】複素環基としては、例えばフリル基、チエ
ニル基、ピリジル基等を挙げることができる。複素環基
で置換された炭素数1〜6の低級アルキル基としては例
えば2−ピリジルメチル基、3−ピリジルメチル基、4
−ピリジルメチル基、2−ピリジルエチル基、3−ピリ
ジルエチル基、4−ピリジルエチル基、2−ピリジルプ
ロピル基、2−ピリジルブチル基、フルフリル基、3−
フリルメチル基、2−テニル基、3−チエニルメチル
基、2−チエニルエチル基、2−チエニルプロピル基等
を挙げることができる。
ニル基、ピリジル基等を挙げることができる。複素環基
で置換された炭素数1〜6の低級アルキル基としては例
えば2−ピリジルメチル基、3−ピリジルメチル基、4
−ピリジルメチル基、2−ピリジルエチル基、3−ピリ
ジルエチル基、4−ピリジルエチル基、2−ピリジルプ
ロピル基、2−ピリジルブチル基、フルフリル基、3−
フリルメチル基、2−テニル基、3−チエニルメチル
基、2−チエニルエチル基、2−チエニルプロピル基等
を挙げることができる。
【0014】アルカリ金属原子としては、例えばカリウ
ム、ナトリウム等、アルカリ土類金属原子としては、例
えばカルシウム、バリウム等を挙げることができる。
ム、ナトリウム等、アルカリ土類金属原子としては、例
えばカルシウム、バリウム等を挙げることができる。
【0015】また前記(IV)で表わされるω−オキシカ
ルボニル−3−オキソブチル基において、R6 としては
置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基であ
り、この低級アルキル基としては前記R4 と同じ低級ア
ルキル基である。
ルボニル−3−オキソブチル基において、R6 としては
置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基であ
り、この低級アルキル基としては前記R4 と同じ低級ア
ルキル基である。
【0016】R1 はハロゲン原子、置換又は無置換の炭
素数1〜6の低級アルキル基又はR5 O−で表わされる
基(R5 は水素原子、又は置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基である。)である。R1 におい
てハロゲン原子としては例えばフッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素等を挙げることができる。R1 及びR5 で表される
置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基として
は、前記R4 と同じ低級アルキル基である。
素数1〜6の低級アルキル基又はR5 O−で表わされる
基(R5 は水素原子、又は置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基である。)である。R1 におい
てハロゲン原子としては例えばフッ素、塩素、臭素、ヨ
ウ素等を挙げることができる。R1 及びR5 で表される
置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基として
は、前記R4 と同じ低級アルキル基である。
【0017】R2 としては、水素原子又は置換若しくは
無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基である。この置
換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基は、前記
R4と同じ低級アルキル基である。またR3 は、水素原
子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキ
ル基である。この置換又は無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基としては前記R4 と同じ低級アルキル基であ
る。さらにR5 とR2は、それぞれ結合している酸素原
子と一体となり5員環あるいは6員環を形成することが
でき、例えばジオキソラン環又はメチル基若しくはエチ
ル基で置換されたジオキソラン環、ジオキサン環又はメ
チル基若しくはエチル基で置換されたジオキサン環を挙
げることができる。
無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基である。この置
換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基は、前記
R4と同じ低級アルキル基である。またR3 は、水素原
子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキ
ル基である。この置換又は無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基としては前記R4 と同じ低級アルキル基であ
る。さらにR5 とR2は、それぞれ結合している酸素原
子と一体となり5員環あるいは6員環を形成することが
でき、例えばジオキソラン環又はメチル基若しくはエチ
ル基で置換されたジオキソラン環、ジオキサン環又はメ
チル基若しくはエチル基で置換されたジオキサン環を挙
げることができる。
【0018】またさらにR5 とR3 は、R5 と結合して
いる酸素原子と一体となり5員環あるいは6員環を形成
することができ、例えばジヒドロフラン環、ジヒドロピ
ラン環、メチルジヒドロフラン環、ジメチルジヒドロフ
ラン環、メチルジヒドロピラン環、ジメチルジヒドロピ
ラン環等を挙げることができる。
いる酸素原子と一体となり5員環あるいは6員環を形成
することができ、例えばジヒドロフラン環、ジヒドロピ
ラン環、メチルジヒドロフラン環、ジメチルジヒドロフ
ラン環、メチルジヒドロピラン環、ジメチルジヒドロピ
ラン環等を挙げることができる。
【0019】前記一般式(I)で表わされる4−フルオ
ロビフェニル誘導体としては、例えば(E)−7−
〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ−5−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7
−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)−6−(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−(3−ピ
リジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−3,5
−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−
7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン
−2−イル)−6−(4−ピリジルメチルオキシ)ビフ
ェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプ
テン酸ナトリウム、
ロビフェニル誘導体としては、例えば(E)−7−
〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ−5−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7
−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)−6−(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−(3−ピ
リジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−3,5
−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−
7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン
−2−イル)−6−(4−ピリジルメチルオキシ)ビフ
ェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプ
テン酸ナトリウム、
【0020】(E)−7−〔4′−フルオロ−5−(2
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナ
トリウム、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキ
シ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジ
メチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラ
ン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸ナトリウム、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフ
ェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキ
シエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2
−イル)−7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6
−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔6−(4′−
フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−(プロパン−2−イル)−7−(3−ピリジ
ルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナ
トリウム、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキ
シ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジ
メチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラ
ン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸ナトリウム、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフ
ェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキ
シエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2
−イル)−7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6
−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔6−(4′−
フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−(プロパン−2−イル)−7−(3−ピリジ
ルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
【0021】(E)−7−〔5,6−ジエトキシ−4′
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナ
トリウム、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジ
(2−ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5,6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7
−〔4′−フルオロ−5,6−メチレンジオキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,
5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)
−7−〔5−(4′−フルオロフェニル)−7−(プロ
パン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメチル
メチレンジオキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム、
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナ
トリウム、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジ
(2−ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5,6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7
−〔4′−フルオロ−5,6−メチレンジオキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,
5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)
−7−〔5−(4′−フルオロフェニル)−7−(プロ
パン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメチル
メチレンジオキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム、
【0022】(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メト
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム、(E)−7−〔5−エチル−4′−フ
ルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘ
プテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′,5−ジフル
オロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル)−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプ
テン酸ナトリウム、(E)−7−〔5−クロロ−4′−
フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)
ビフェニル−2−イル)−3,5−ジヒドロキシ−6−
ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔5−ブロモ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5−ヨード−6−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロ
キシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム、(E)−7−〔5−エチル−4′−フ
ルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘ
プテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′,5−ジフル
オロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル)−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプ
テン酸ナトリウム、(E)−7−〔5−クロロ−4′−
フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)
ビフェニル−2−イル)−3,5−ジヒドロキシ−6−
ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔5−ブロモ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5−ヨード−6−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロ
キシ−6−ヘプテン酸ナトリウム、
【0023】(E)−7−〔4′−フルオロ−6−ヒド
ロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘ
プテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,
6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸エチル(E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロ
キシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)−6−(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキ
シ−3−(プロパン−2−イル)−6−(3−ピリジル
メチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′
−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)−6−(4−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、
ロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘ
プテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,
6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸エチル(E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロ
キシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)−6−(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキ
シ−3−(プロパン−2−イル)−6−(3−ピリジル
メチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′
−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)−6−(4−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、
【0024】(E)−7−〔4′−フルオロ−5−(2
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′
−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシエトキ
シ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)
−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)
−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)
ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔6−(4′
−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−4−(プロパン−2−イル)−7−(2−ピリ
ジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)
−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕
フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプ
テン酸エチル、
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′
−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシエトキ
シ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)
−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)
−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)
ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔6−(4′
−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジ
メチル−4−(プロパン−2−イル)−7−(2−ピリ
ジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)
−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕
フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプ
テン酸エチル、
【0025】(E)−7−〔5,6−ジエトキシ−4′
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジ(2−
ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘ
プテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,
6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5,6−メチレンジオキシ−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔5−(4′
−フルオロフェニル)−7−(プロパン−2−イル)−
1,4−ベンゾジオキサン−6−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′
−フルオロ−5,6−ジメチルメチレンジオキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,
5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジ(2−
ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘ
プテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,
6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5,6−メチレンジオキシ−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔5−(4′
−フルオロフェニル)−7−(プロパン−2−イル)−
1,4−ベンゾジオキサン−6−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′
−フルオロ−5,6−ジメチルメチレンジオキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,
5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル、
【0026】(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メト
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔5−エチル−4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′,5−ジフルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル)−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−ブロモ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−ヨード−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔5−エチル−4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′,5−ジフルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル)−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−ブロモ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−ヨード−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル、
【0027】トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ−5−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテ
ニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オ
ン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フ
ルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキ
シテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−
6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒド
ロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−
(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−メ
トキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4
−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス
−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−
メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−
2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)−6−(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニ
ル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒド
ロピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)
−2−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)−6−(3−ピリジルメチルオキシ)ビ
フェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテト
ラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−6−
〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)−6−(4−ピリジルメチルオ
キシ)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、
〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ−5−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテ
ニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オ
ン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フ
ルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキ
シテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−
6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒド
ロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒド
ロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−
(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−メ
トキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4
−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス
−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−
メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキ
シ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−
2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)−6−(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニ
ル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒド
ロピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)
−2−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)−6−(3−ピリジルメチルオキシ)ビ
フェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテト
ラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−6−
〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)−6−(4−ピリジルメチルオ
キシ)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、
【0028】トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−
6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロ
ピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−
2−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メト
キシエトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒド
ロピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)
−2−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−〔2−
(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−
ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−
(±)−6−〔(E)−2−〔7−ベンジルオキシ−6
−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシ
テトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−6
−〔(E)−2−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラ
ン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−
2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシ
テトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−6
−〔(E)−2−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン
−2−イル)−7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベン
ゾ〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキ
シテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−
6−〔(E)−2−〔6−(4′−フルオロフェニル)
−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパ
ン−2−イル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベ
ンゾ〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、
〔4′−フルオロ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−
6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロ
ピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−
2−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メト
キシエトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒド
ロピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)
−2−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−〔2−
(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−
ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−
(±)−6−〔(E)−2−〔7−ベンジルオキシ−6
−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−
2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシ
テトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−6
−〔(E)−2−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラ
ン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−
2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシ
テトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−6
−〔(E)−2−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン
−2−イル)−7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベン
ゾ〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキ
シテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)−
6−〔(E)−2−〔6−(4′−フルオロフェニル)
−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパ
ン−2−イル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベ
ンゾ〔b〕フラン−5−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、
【0029】トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔5,6−ジエトキシ−4′−フルオロ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4
−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス
−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,
6−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒ
ドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−
(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,6
−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,6−メチ
レンジオキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロ
ピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−
2−〔5−(4′−フルオロフェニル)−7−(プロパ
ン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−
2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメチルメチレンジオキシ
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−
オン、
〔5,6−ジエトキシ−4′−フルオロ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4
−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス
−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,
6−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒ
ドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−
(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,6
−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,6−メチ
レンジオキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロ
ピラン−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−
2−〔5−(4′−フルオロフェニル)−7−(プロパ
ン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキサン−6−イ
ル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−
2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメチルメチレンジオキシ
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−
オン、
【0030】トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メチル−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニ
ル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、
トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔5−エチル−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′,5−ジフルオロ−6−メ
トキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−
イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン
−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニ
ル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、
トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔5−ブロモ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−ヨード−
6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロ
ピラン−2−オン、(E)−7−〔4′−フルオロ−6
−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メトキ
シ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−
6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−
フルオロ−5−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエ
トキシ)エトキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−(2
−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−5
−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)−6−(3−ピリジルメチルオ
キシ)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−
フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)
−6−(4−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−
イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸
エチル、
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メチル−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニ
ル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、
トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔5−エチル−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′,5−ジフルオロ−6−メ
トキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−
イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン
−2−オン、トランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテニ
ル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン、
トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔5−ブロモ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロ
キシテトラヒドロピラン−2−オン、トランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5−ヨード−
6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロ
ピラン−2−オン、(E)−7−〔4′−フルオロ−6
−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−6−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メトキ
シ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−
6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−
フルオロ−5−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエ
トキシ)エトキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−(2
−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−5
−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)−6−(3−ピリジルメチルオ
キシ)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−
フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)
−6−(4−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−
イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸
エチル、
【0031】(E)−7−〔4′−フルオロ−5−(2
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキ
シ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メト
キシ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチ
ル、(E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−
フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン
−5−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプ
テン酸エチル、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフ
ェニル)−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2
−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕
フラン−5−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−
メトキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)
−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパ
ン−2−イル)−7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベ
ンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−7−(3
−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキ
シ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メト
キシ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチ
ル、(E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−
フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン
−5−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプ
テン酸エチル、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフ
ェニル)−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2
−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕
フラン−5−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−
メトキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)
−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパ
ン−2−イル)−7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベ
ンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−7−(3
−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、
【0032】(E)−7−〔5,6−ジエトキシ−4′
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−
ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−
フルオロ−5,6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−メチレンジオ
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−(4′−フルオロフェニル)
−7−(プロパン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキ
サン−6−イル〕−5−ジヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−
5,6−ジメチルメチレンジオキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−
3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−
ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−
フルオロ−5,6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−メチレンジオ
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−(4′−フルオロフェニル)
−7−(プロパン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキ
サン−6−イル〕−5−ジヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−
5,6−ジメチルメチレンジオキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−
3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
【0033】(E)−7−〔4′−フルオロ−〔4′−
フルオロ−6−メトキシ−5−メチル−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ
−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔5−エチル−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′,5−ジフルオロ−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−ブロモ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−ヨー
ド−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−
ヘプテン酸エチル、
フルオロ−6−メトキシ−5−メチル−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ
−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、(E)−7−
〔5−エチル−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−
ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔4′,5−ジフルオロ−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル、
(E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル、(E)−7−〔5−ブロモ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテ
ン酸エチル、(E)−7−〔4′−フルオロ−5−ヨー
ド−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−
ヘプテン酸エチル、
【0034】(E)−3−〔4′−フルオロ−6−ヒド
ロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3
−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロ
パン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペ
ナール、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナー
ル、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6
−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペナール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキ
シ−3−(プロパン−2−イル)−6−(2−ピリジル
メチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)−6−(3−ピリジルメチ
ルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナー
ル、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)−6−(4−ピリジルメチル
オキシ)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
ロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3
−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロ
パン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペ
ナール、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒ
ドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナー
ル、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6
−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペナール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキ
シ−3−(プロパン−2−イル)−6−(2−ピリジル
メチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)−6−(3−ピリジルメチ
ルオキシ)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナー
ル、(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)−6−(4−ピリジルメチル
オキシ)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
【0035】(E)−3−〔4′−フルオロ−5−(2
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−
5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペナール、(E)−3−〔7−ベンジルオキシ−6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペナール、(E)
−3−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
2−プロペナール、(E)−3−〔6−(4′−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−
(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔6−(4′−
フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−(プロパン−2−イル)−7−(2−ピリジ
ルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−2
−プロペナール、(E)−3−〔6−(4′−フルオロ
フェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)−7−(3−ピリジルメチル
オキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペ
ナール、
−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−
5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペナール、(E)−3−〔7−ベンジルオキシ−6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペナール、(E)
−3−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジ
ヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
2−プロペナール、(E)−3−〔6−(4′−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−
(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔6−(4′−
フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメ
チル−4−(プロパン−2−イル)−7−(2−ピリジ
ルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−2
−プロペナール、(E)−3−〔6−(4′−フルオロ
フェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)−7−(3−ピリジルメチル
オキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペ
ナール、
【0036】(E)−3−〔5,6−ジエトキシ−4′
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔4′−
フルオロ−5,6−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2
−プロペナール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5,
6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
(E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−メチレンジオ
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔5−(4′−
フルオロフェニル)−7−(プロパン−2−イル)−
1,4−ベンゾジオキサン−6−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメチ
ルメチレンジオキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔4′−
フルオロ−5,6−ジ(2−ヒドロキシエトキシ)−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2
−プロペナール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5,
6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
(E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−メチレンジオ
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔5−(4′−
フルオロフェニル)−7−(プロパン−2−イル)−
1,4−ベンゾジオキサン−6−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメチ
ルメチレンジオキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル〕−2−プロペナール、
【0037】(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メト
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−
〔5−エチル−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペナール、(E)−3−〔4′,5−ジフルオロ−
6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔5−
クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔5−ブロモ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔4′−
フルオロ−5−ヨード−6−メトキシ−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナー
ル、
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−
〔5−エチル−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペナール、(E)−3−〔4′,5−ジフルオロ−
6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔5−
クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール、(E)−3−〔5−ブロモ−4′−フルオロ−6
−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−2−プロペナール、(E)−3−〔4′−
フルオロ−5−ヨード−6−メトキシ−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナー
ル、
【0038】(E)−3−〔4′−フルオロ−6−ヒド
ロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)
−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオロ−6
−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオロ−5
−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペンニトリル(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メト
キシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(3−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(4−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、
ロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)
−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオロ−6
−(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオロ−5
−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペンニトリル(E)−3−〔4′−フルオロ−5−メト
キシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(3−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(4−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、
【0039】(E)−3−〔4′−フルオロ−5−(2
−ヒドロキエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕2−プロペンニト
リル、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−
5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリ
ル、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔7−ベンジルオキシ
−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベン
ゾ〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペンニトリル、
(E)−3−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−
ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フ
ラン−5−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3
−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−
7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン
−5−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−
〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−7
−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−
5−イル〕−2−プロペンニトリル、
−ヒドロキエトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパン
−2−イル)ビフェニル−2−イル〕2−プロペンニト
リル、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−
5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリ
ル、(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔7−ベンジルオキシ
−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベン
ゾ〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペンニトリル、
(E)−3−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−
ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フ
ラン−5−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3
−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒド
ロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−
7−(2−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン
−5−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−
〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−7
−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−
5−イル〕−2−プロペンニトリル、
【0040】(E)−3−〔5,6−ジエトキシ−4′
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−
〔4′−フルオロ−5,6−ジ(2−ヒドロキシエトキ
シ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フ
ルオロ−5,6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオロ−
5,6−メチレンジオキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、
(E)−3−〔5−(4′−フルオロフェニル)−7−
(プロパン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキサン−
6−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメチルメチレンジオキシ
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、
−フルオロ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−
〔4′−フルオロ−5,6−ジ(2−ヒドロキシエトキ
シ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フ
ルオロ−5,6−ジ(2−メトキシエトキシ)−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′−フルオロ−
5,6−メチレンジオキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、
(E)−3−〔5−(4′−フルオロフェニル)−7−
(プロパン−2−イル)−1,4−ベンゾジオキサン−
6−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメチルメチレンジオキシ
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペンニトリル、
【0041】(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メト
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3
−〔5−エチル−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′,5−ジフルオ
ロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3
−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔5−ブロモ−4′−
フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)
ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、
(E)−3−〔4′−フルオロ−5−ヨード−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル等を挙げることができる。
キシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3
−〔5−エチル−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔4′,5−ジフルオ
ロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、(E)−3
−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル、(E)−3−〔5−ブロモ−4′−
フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)
ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル、
(E)−3−〔4′−フルオロ−5−ヨード−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル等を挙げることができる。
【0042】本発明の前記一般式(I)で表わされる4
−フルオロビフェニル誘導体は、以下に示す反応式に従
い製造することができる。
−フルオロビフェニル誘導体は、以下に示す反応式に従
い製造することができる。
【0043】(式1)
【化17】
【0044】(式中、R1 、R2 、及びR3 は前記と同
じであり、R2 ′は置換又は無置換の炭素数1〜6の低
級アルキル基、R6 は置換又は無置換の炭素数1〜6の
低級アルキル基、R7 は水素原子、アルカリ金属原子又
はアルカリ土類金属原子であり、Bnはベンジル基であ
る。)
じであり、R2 ′は置換又は無置換の炭素数1〜6の低
級アルキル基、R6 は置換又は無置換の炭素数1〜6の
低級アルキル基、R7 は水素原子、アルカリ金属原子又
はアルカリ土類金属原子であり、Bnはベンジル基であ
る。)
【0045】〔第1工程〕本工程は、前記一般式(V)
で表わされる2−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体を
原料としてホーナー・エモンス(Horner−Emm
ons)反応、ウィティッヒ(Wittig)反応およ
びアセトニトリルとの反応により、前記一般式(I−
a)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を製造
するものである。本反応に用いるホーナー・エモンス反
応の試薬としては、例えばジエチルシアノメチルホスホ
ネートであり、ウィティッヒ反応の試薬としては、例え
ばハロゲン化シアノメチルトリフェニルホスホニウムを
挙げることができる。本反応は、アルカリの存在下行う
ことが好ましく、例えば、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、t−ブトキシカリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、ブチルリチウム等を挙げることができる。反
応は、不活性ガス雰囲気下、溶媒中実施することが好ま
しく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
(THF)、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン
(DME)等のエーテル類、酢酸エチル等のエステル類
等を単独又は混合して使用することができる。反応は0
〜80℃で行うことができる。
で表わされる2−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体を
原料としてホーナー・エモンス(Horner−Emm
ons)反応、ウィティッヒ(Wittig)反応およ
びアセトニトリルとの反応により、前記一般式(I−
a)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を製造
するものである。本反応に用いるホーナー・エモンス反
応の試薬としては、例えばジエチルシアノメチルホスホ
ネートであり、ウィティッヒ反応の試薬としては、例え
ばハロゲン化シアノメチルトリフェニルホスホニウムを
挙げることができる。本反応は、アルカリの存在下行う
ことが好ましく、例えば、水素化ナトリウム、水素化カ
リウム、t−ブトキシカリウム、炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム、ブチルリチウム等を挙げることができる。反
応は、不活性ガス雰囲気下、溶媒中実施することが好ま
しく、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン
(THF)、ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン
(DME)等のエーテル類、酢酸エチル等のエステル類
等を単独又は混合して使用することができる。反応は0
〜80℃で行うことができる。
【0046】〔第2工程〕本工程は、前記一般式(I−
a)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を還元
することにより前記一般式(I−b)で表わされる4−
フルオロビフェニル誘導体を製造するものである。本反
応に用いる還元剤としては、シアノ基をアルデヒド基に
還元するものであればよく、例えば水素化ジイソブチル
アルミニウム(DIBAL)等を用いることができる。
反応は、不活性溶媒中当業者に熟知された方法で実施す
ることができる。
a)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を還元
することにより前記一般式(I−b)で表わされる4−
フルオロビフェニル誘導体を製造するものである。本反
応に用いる還元剤としては、シアノ基をアルデヒド基に
還元するものであればよく、例えば水素化ジイソブチル
アルミニウム(DIBAL)等を用いることができる。
反応は、不活性溶媒中当業者に熟知された方法で実施す
ることができる。
【0047】また、本工程で製造された前記一般式(I
−b)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体は、
前記一般式(V)で表わされる2−ビフェニルカルボア
ルデヒド誘導体と、アセトアルデヒド又はアセトアルデ
ヒド誘導体とを反応させることにより前記一般式(V)
で表わされる2−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体か
ら直接製造することができる。
−b)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体は、
前記一般式(V)で表わされる2−ビフェニルカルボア
ルデヒド誘導体と、アセトアルデヒド又はアセトアルデ
ヒド誘導体とを反応させることにより前記一般式(V)
で表わされる2−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体か
ら直接製造することができる。
【0048】反応に用いるアセトアルデヒド誘導体とし
ては、アセトアルデヒドとアミン化合物とのシッフ塩基
であり、例えばN−エチリデンシクロヘキシルアミン、
N−エチリデンシクロペンチルアミン等を挙げることが
できる。本工程を実施するためには塩基の存在下に行う
ことが好ましく、塩基としては例えばLDA,t−ブト
キシカリウム等を挙げることができる。反応は、通常不
活性溶媒中、例えばジエチルエーテル、THF、ジオキ
サン、DME等のエーテル類を単独又は混合して用い行
なうことができる。反応を効率よく行うには、不活性ガ
ス雰囲気下−78℃〜100℃で行うことが好ましい。
ては、アセトアルデヒドとアミン化合物とのシッフ塩基
であり、例えばN−エチリデンシクロヘキシルアミン、
N−エチリデンシクロペンチルアミン等を挙げることが
できる。本工程を実施するためには塩基の存在下に行う
ことが好ましく、塩基としては例えばLDA,t−ブト
キシカリウム等を挙げることができる。反応は、通常不
活性溶媒中、例えばジエチルエーテル、THF、ジオキ
サン、DME等のエーテル類を単独又は混合して用い行
なうことができる。反応を効率よく行うには、不活性ガ
ス雰囲気下−78℃〜100℃で行うことが好ましい。
【0049】〔第3工程〕本工程は、前記第2工程で得
られる前記一般式(I−b)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体とアセト酢酸エステルとを反応させる
ことにより前記一般式(I−c)で表わされる4−フル
オロビフェニル誘導体を製造するものである。
られる前記一般式(I−b)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体とアセト酢酸エステルとを反応させる
ことにより前記一般式(I−c)で表わされる4−フル
オロビフェニル誘導体を製造するものである。
【0050】本反応に用いるアセト酢酸エステルは、例
えばアセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸
プロピル、アセト酢酸ブチル等を挙げることができる。
アセト酢酸エステルのジアニオンを誘導するための塩基
としては、例えば水素化ナトリウム、ブチルリチウム等
を挙げることができる。反応は、不活性ガス雰囲気下、
溶媒中実施することが好ましく、例えばジエチルエーテ
ル、THF、ジオキサン、DME等のエーテル類等の不
活性溶媒を単独若しくは混合して用い行うことができ
る。反応は、−78℃〜室温で行うことができる。
えばアセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸
プロピル、アセト酢酸ブチル等を挙げることができる。
アセト酢酸エステルのジアニオンを誘導するための塩基
としては、例えば水素化ナトリウム、ブチルリチウム等
を挙げることができる。反応は、不活性ガス雰囲気下、
溶媒中実施することが好ましく、例えばジエチルエーテ
ル、THF、ジオキサン、DME等のエーテル類等の不
活性溶媒を単独若しくは混合して用い行うことができ
る。反応は、−78℃〜室温で行うことができる。
【0051】〔第4工程〕本工程は、前記第3工程で得
られる前記一般式(I−c)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体を還元することにより、前記一般式
(I−d)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体
を製造するものである。本工程における還元にはカルボ
ニル基の還元に用いられる各種還元剤を使用することが
でき、例えば水素化ホウ素ナトリウムを挙げることがで
きる。本工程を実施するにあたり、還元剤の使用量は、
前記一般式(I−c)で表わされる4−フルオロビフェ
ニル誘導体に対して1〜6当量であるが、1〜4当量用
いることが効率よく合成できる点で好ましい。また、本
工程を立体選択性を高めて行うためにはトリメチルボラ
ン、トリエチルボラン又はジエチルメトキシボラン等の
ボラン化合物とピバリン酸等を加えて反応を行うことも
できる。
られる前記一般式(I−c)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体を還元することにより、前記一般式
(I−d)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体
を製造するものである。本工程における還元にはカルボ
ニル基の還元に用いられる各種還元剤を使用することが
でき、例えば水素化ホウ素ナトリウムを挙げることがで
きる。本工程を実施するにあたり、還元剤の使用量は、
前記一般式(I−c)で表わされる4−フルオロビフェ
ニル誘導体に対して1〜6当量であるが、1〜4当量用
いることが効率よく合成できる点で好ましい。また、本
工程を立体選択性を高めて行うためにはトリメチルボラ
ン、トリエチルボラン又はジエチルメトキシボラン等の
ボラン化合物とピバリン酸等を加えて反応を行うことも
できる。
【0052】反応は、通常不活性溶媒中、例えば水、メ
タノール、エタノール、ブタノール等のアルコール類、
THF、ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素を単独若しくは混
合して用い行なうことができる。反応は、通常−78℃
〜室温で行なうことができる。
タノール、エタノール、ブタノール等のアルコール類、
THF、ジオキサン等のエーテル類、ジクロロメタン、
1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、ベ
ンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素を単独若しくは混
合して用い行なうことができる。反応は、通常−78℃
〜室温で行なうことができる。
【0053】〔第5工程〕本工程は、前記第4工程で得
られる前記一般式(I−d)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体を接触還元することにより前記一般式
(I−e)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体
を製造するものである。本工程の接触還元は、二重結合
を還元しない方法が望ましく、例えばH2 /リンドラー
触媒系、HCO2 H、NEt3 /Pd−C系等の方法を
挙げることができる。
られる前記一般式(I−d)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体を接触還元することにより前記一般式
(I−e)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体
を製造するものである。本工程の接触還元は、二重結合
を還元しない方法が望ましく、例えばH2 /リンドラー
触媒系、HCO2 H、NEt3 /Pd−C系等の方法を
挙げることができる。
【0054】反応は、通常溶媒中、例えばメタノール、
エタノール、プロパノ−ル等のアルコール類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル等のエステル類、酢酸等を単独若しくは
混合して用い行うことができる。
エタノール、プロパノ−ル等のアルコール類、酢酸メチ
ル、酢酸エチル等のエステル類、酢酸等を単独若しくは
混合して用い行うことができる。
【0055】〔第6工程〕本工程は、前記第4工程で得
られる前記一般式(I−e)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体と一般式R2 ′−Xで表わされる化合
物とを反応させることにより、前記一般式(I−f)で
表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を製造するも
のである。本工程で用いる前記一般式R2 ′−Xで表わ
される化合物において、Xとしては、例えば、塩素、臭
素又はヨウ素等のハロゲン原子、メタンスルホニルオキ
シ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等の置換スルホ
ニルオキシ基を挙げることができる。R2 ′で表わされ
る置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基とし
ては前記R2 と同じ低級アルキル基又は置換低級アルキ
ル基である。本工程を実施するにあたり、前記一般式R
2 ′−Xで表わされる化合物の使用量は、前記一般式
(I−e)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体
に対して1〜10当量であるが、好ましくは1〜3当量
用いることが効率よく合成できる点で好ましい。
られる前記一般式(I−e)で表わされる4−フルオロ
ビフェニル誘導体と一般式R2 ′−Xで表わされる化合
物とを反応させることにより、前記一般式(I−f)で
表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を製造するも
のである。本工程で用いる前記一般式R2 ′−Xで表わ
される化合物において、Xとしては、例えば、塩素、臭
素又はヨウ素等のハロゲン原子、メタンスルホニルオキ
シ基、p−トルエンスルホニルオキシ基等の置換スルホ
ニルオキシ基を挙げることができる。R2 ′で表わされ
る置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基とし
ては前記R2 と同じ低級アルキル基又は置換低級アルキ
ル基である。本工程を実施するにあたり、前記一般式R
2 ′−Xで表わされる化合物の使用量は、前記一般式
(I−e)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体
に対して1〜10当量であるが、好ましくは1〜3当量
用いることが効率よく合成できる点で好ましい。
【0056】本工程を実施するためには、塩基の存在下
行なうことが好ましく、塩基として例えば炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等を挙げることができる。反応は不活性溶媒中行なう
ことが望ましく、例えばアセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、ジエチルエーテル、THF、ジオキサ
ン、DME等のエーテル類、ジメチルホルムアミド(D
MF)等を単独又は混合して使用することができる。反
応は0℃〜100℃で行うことができる。
行なうことが好ましく、塩基として例えば炭酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウ
ム等を挙げることができる。反応は不活性溶媒中行なう
ことが望ましく、例えばアセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、ジエチルエーテル、THF、ジオキサ
ン、DME等のエーテル類、ジメチルホルムアミド(D
MF)等を単独又は混合して使用することができる。反
応は0℃〜100℃で行うことができる。
【0057】〔第7工程〕本工程は、前記第6工程で得
られる前記一般式(I−f)で表される4−フルオロビ
フェニル誘導体を加水分解することにより前記一般式
(I−g)で表される4−フルオロビフェニル誘導体を
製造するものである。本工程の加水分解は、例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水
酸化バリウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の
水酸化物等の塩基を用いて実施することができる。本工
程において、塩基の使用量は、前記一般式(I−f)で
表される4−フルオロビフェニル誘導体1モル当り1〜
3当量、好ましくは1〜2当量用いることができる。反
応は、通常水中又はメタノール、エタノール等の水と混
和性の溶媒と水との混合溶媒中で、通常0〜80℃にお
いて行なうことができる。
られる前記一般式(I−f)で表される4−フルオロビ
フェニル誘導体を加水分解することにより前記一般式
(I−g)で表される4−フルオロビフェニル誘導体を
製造するものである。本工程の加水分解は、例えば水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、水
酸化バリウム等のアルカリ金属及びアルカリ土類金属の
水酸化物等の塩基を用いて実施することができる。本工
程において、塩基の使用量は、前記一般式(I−f)で
表される4−フルオロビフェニル誘導体1モル当り1〜
3当量、好ましくは1〜2当量用いることができる。反
応は、通常水中又はメタノール、エタノール等の水と混
和性の溶媒と水との混合溶媒中で、通常0〜80℃にお
いて行なうことができる。
【0058】また前記一般式(I−g)で表わされる4
−フルオロビフェニル誘導体において、R2 が水素原子
で表わされる化合物を所望のときは、前記第6工程を省
略して第7工程を実施することにより製造することがで
きる。
−フルオロビフェニル誘導体において、R2 が水素原子
で表わされる化合物を所望のときは、前記第6工程を省
略して第7工程を実施することにより製造することがで
きる。
【0059】〔第8工程〕本工程は、前記第7工程で得
られるR7 が水素原子で表わされる前記一般式(I−
g)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を閉環
させることにより前記一般式(I−h)で表わされる4
−フルオロビフェニル誘導体を製造するものである。
られるR7 が水素原子で表わされる前記一般式(I−
g)で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を閉環
させることにより前記一般式(I−h)で表わされる4
−フルオロビフェニル誘導体を製造するものである。
【0060】反応は、中性ないし酸性条件下で、不活性
溶媒中、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
等、シクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン等のハロゲン化炭化水素、又は酢酸エチル等のエ
ステル類およびこれらの混合溶媒中で行なうことができ
る。反応は、通常室温〜150℃において行なうことが
できる。なお酸性条件下で反応を実施する場合には酸と
してトリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸などを
用いることができる。また、本工程の反応は、縮合剤と
してジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)等のカ
ルボジイミド試薬を用いて行うことができる。
溶媒中、例えばトルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
等、シクロロメタン、クロロホルム、1,2−ジクロロ
エタン等のハロゲン化炭化水素、又は酢酸エチル等のエ
ステル類およびこれらの混合溶媒中で行なうことができ
る。反応は、通常室温〜150℃において行なうことが
できる。なお酸性条件下で反応を実施する場合には酸と
してトリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸などを
用いることができる。また、本工程の反応は、縮合剤と
してジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)等のカ
ルボジイミド試薬を用いて行うことができる。
【0061】さらに、前記一般式(V)で表わされる2
−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体において、ベンジ
ル基をR2 で置換した一般式
−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体において、ベンジ
ル基をR2 で置換した一般式
【化18】 (式中R1 、R2 及びR3 は前記と同じである。)で表
わされる2−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体を用い
前記式1と同様に反応を行い前記一般式(I)で表わさ
れる4−フルオロビフェニル誘導体を製造することがで
きる。前記一般式(VI)で表わされる2−ビフェニルカ
ルボアルデヒド誘導体を原料として式1に従い反応を行
うときには、第5工程及び第6工程を省略することがで
きる。
わされる2−ビフェニルカルボアルデヒド誘導体を用い
前記式1と同様に反応を行い前記一般式(I)で表わさ
れる4−フルオロビフェニル誘導体を製造することがで
きる。前記一般式(VI)で表わされる2−ビフェニルカ
ルボアルデヒド誘導体を原料として式1に従い反応を行
うときには、第5工程及び第6工程を省略することがで
きる。
【0062】
【作用】従来、HMG−CoAリダクターゼ阻害作用を
示す化合物としてビフェニル構造をもつ化合物が知られ
ている。しかしながら前記一般式(I)で表される4−
フルオロビフェニル誘導体は、5位のR1 で表わされる
置換基と6位のR2 Oで表わされるアルコキシ基をもつ
新規化合物であり、下記試験例に示される通り極めて高
いHMG−CoAリダクターゼ阻害作用を有する。
示す化合物としてビフェニル構造をもつ化合物が知られ
ている。しかしながら前記一般式(I)で表される4−
フルオロビフェニル誘導体は、5位のR1 で表わされる
置換基と6位のR2 Oで表わされるアルコキシ基をもつ
新規化合物であり、下記試験例に示される通り極めて高
いHMG−CoAリダクターゼ阻害作用を有する。
【0063】また本発明の前記一般式(I)で表わされ
る4−フルオロビフェニル誘導体を有効成分とするコレ
ステロール低下剤又は脂質低下剤は、経口投与以外に、
静脈内、皮下または筋肉内に投与し得る。そのために、
これら誘導体は、種々の投与形態、例えば錠剤、カプセ
ル、液体、坐薬等の形で使用することができる。
る4−フルオロビフェニル誘導体を有効成分とするコレ
ステロール低下剤又は脂質低下剤は、経口投与以外に、
静脈内、皮下または筋肉内に投与し得る。そのために、
これら誘導体は、種々の投与形態、例えば錠剤、カプセ
ル、液体、坐薬等の形で使用することができる。
【0064】
【実施例】本発明を以下に示す参考例、実施例及び試験
例によりさらに詳細に説明する。
例によりさらに詳細に説明する。
【0065】実施例1 (E)−3−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−〔プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−2−プロペンニトリル
5−メトキシ−3−〔プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−2−プロペンニトリル
【0066】
【化19】
【0067】水素化ナトリウム(60%)2.64g
(66.0mmol)をアルゴン雰囲気下、無水THF
100mlに懸濁した溶液に、0℃にてシアノメチルホ
スホン酸ジエチル10.7ml(66.0mmol)を
加え、6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−5−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−カ
ルバルデヒド(化合物(1))23.7g(62.8m
mol)をTHF180mlに溶かして10分間かけて
滴下した後50分間攪拌した。反応液を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液に投じ、酢酸エチルで抽出し、抽出層を
水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃
縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンより結晶化した
ところ(E)−3−〔6−ベンジルオキシ−4′−フル
オロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)〕ビ
フェニル−2−プロペンニトリル(化合物(2))を1
5.9g、収率63.0%で得た。ロ液を濃縮しシリカ
ゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの1:4で混合
溶媒で流し出したところ化合物(2)を4.50g、収
率17.9%で得た。
(66.0mmol)をアルゴン雰囲気下、無水THF
100mlに懸濁した溶液に、0℃にてシアノメチルホ
スホン酸ジエチル10.7ml(66.0mmol)を
加え、6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−5−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−カ
ルバルデヒド(化合物(1))23.7g(62.8m
mol)をTHF180mlに溶かして10分間かけて
滴下した後50分間攪拌した。反応液を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液に投じ、酢酸エチルで抽出し、抽出層を
水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃
縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンより結晶化した
ところ(E)−3−〔6−ベンジルオキシ−4′−フル
オロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)〕ビ
フェニル−2−プロペンニトリル(化合物(2))を1
5.9g、収率63.0%で得た。ロ液を濃縮しシリカ
ゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの1:4で混合
溶媒で流し出したところ化合物(2)を4.50g、収
率17.9%で得た。
【0068】融点:175.0〜175.5℃(無色針
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.28(d,J=6.8Hz,6H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.96
(s,3H),4.62(s,2H),4.90(d,J=17.0Hz,1H),6.92(s,1H),
6.90 〜6.98(m,2H),7.03 〜7.15(m,4H),7.18 〜7.25(m,
3H),7.31(d,J=17.0Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2216,1620,15
82cm-1 Mass(m/z,%):401(M+ ,52),31
0(10),268(40),253(16),91
(100) 実施例2 (E)−3−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−2−プロペナール
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.28(d,J=6.8Hz,6H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.96
(s,3H),4.62(s,2H),4.90(d,J=17.0Hz,1H),6.92(s,1H),
6.90 〜6.98(m,2H),7.03 〜7.15(m,4H),7.18 〜7.25(m,
3H),7.31(d,J=17.0Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2216,1620,15
82cm-1 Mass(m/z,%):401(M+ ,52),31
0(10),268(40),253(16),91
(100) 実施例2 (E)−3−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−2−プロペナール
【化20】
【0069】水素化ジイソブチルアルミニウム(25%
ヘキサン溶液)34.5ml(60.6mmol)を5
0mlの無水トルエン中に加えた溶液に、−78℃、ア
ルゴン雰囲気下で実施例1で合成した化合物(2)2
2.1g(55.1mmol)を250mlの無水トル
エンに溶かした溶液を50分間かけて滴下した。滴下後
20分間攪拌し、反応液にメタノールを発泡がなくなる
まで加えた。続いて1N塩酸中に室温にて反応液を投じ
た後、酢酸エチルを加えて2時間40分間攪拌した。酢
酸エチル層を水、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム
乾燥後濃縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンより結
晶化させたところ(E)−3−〔6−ベンジルオキシ−
4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール(化
合物(3))を18.77g,収率84.3%で得た。
ロ液を濃縮し、シリカゲルカラムにかけて酢酸エチルと
ヘキサンの1:3混合溶媒で流し出したところ、化合物
(3)を777mg、収率3.5%で得た。
ヘキサン溶液)34.5ml(60.6mmol)を5
0mlの無水トルエン中に加えた溶液に、−78℃、ア
ルゴン雰囲気下で実施例1で合成した化合物(2)2
2.1g(55.1mmol)を250mlの無水トル
エンに溶かした溶液を50分間かけて滴下した。滴下後
20分間攪拌し、反応液にメタノールを発泡がなくなる
まで加えた。続いて1N塩酸中に室温にて反応液を投じ
た後、酢酸エチルを加えて2時間40分間攪拌した。酢
酸エチル層を水、飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム
乾燥後濃縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンより結
晶化させたところ(E)−3−〔6−ベンジルオキシ−
4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール(化
合物(3))を18.77g,収率84.3%で得た。
ロ液を濃縮し、シリカゲルカラムにかけて酢酸エチルと
ヘキサンの1:3混合溶媒で流し出したところ、化合物
(3)を777mg、収率3.5%で得た。
【0070】融点:129.5〜130.5℃(無色針
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.31(d,J=6.8Hz,6H),3.35(hept,J=6.8Hz,1H),3.99
(s,3H),4.67(s,2H),5.71(dd,J=16.2 and 7.7Hz,1H),6.9
1 〜6.96(m,2H),7.05 〜7.22(m,8H),7.59(d,J=16.2Hz,1
H),9.34(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(KBr):3064,1688,1582cm-1 Mass(m/z,%):404(M+ ,27),36
1(100),313(16),271(26),25
3(17),91(72)
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.31(d,J=6.8Hz,6H),3.35(hept,J=6.8Hz,1H),3.99
(s,3H),4.67(s,2H),5.71(dd,J=16.2 and 7.7Hz,1H),6.9
1 〜6.96(m,2H),7.05 〜7.22(m,8H),7.59(d,J=16.2Hz,1
H),9.34(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(KBr):3064,1688,1582cm-1 Mass(m/z,%):404(M+ ,27),36
1(100),313(16),271(26),25
3(17),91(72)
【0071】実施例3 (E)−7−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプ
テン酸エチル
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプ
テン酸エチル
【化21】
【0072】水素化ナトリウム(60%)2.49g
(62.3mmol)を無水THF80mlに懸濁した
溶液に、アルゴン気流下、0℃にてアセト酢酸エチル
7.94ml(62.3mmol)を加え、35分間攪
拌した。この溶液にブチルリチウム(15%ヘキサン溶
液)39.9ml(62.3mmol)を加え、30分
間攪拌した後−78℃に冷却し、無水THF100ml
に溶解した実施例2で合成した化合物(3)19.4g
(47.9mmol)を25分間かけて滴下した。滴下
後、2時間攪拌し、反応液を1N塩酸に投じて酢酸エチ
ルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マ
グネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキ
サンとジクロロメタンの混合溶媒から結晶化させたとこ
ろ(E)−7−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ
−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘ
プテン酸エチル(化合物(4))を2.97g,収率1
1.6%で得た。ロ液を濃縮し、シリカゲルカラムにか
けて酢酸エチルとヘキサンの1:3混合溶媒で流し出し
たところ、化合物(4)を20.5g、収率80.1%
で得た。
(62.3mmol)を無水THF80mlに懸濁した
溶液に、アルゴン気流下、0℃にてアセト酢酸エチル
7.94ml(62.3mmol)を加え、35分間攪
拌した。この溶液にブチルリチウム(15%ヘキサン溶
液)39.9ml(62.3mmol)を加え、30分
間攪拌した後−78℃に冷却し、無水THF100ml
に溶解した実施例2で合成した化合物(3)19.4g
(47.9mmol)を25分間かけて滴下した。滴下
後、2時間攪拌し、反応液を1N塩酸に投じて酢酸エチ
ルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マ
グネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキ
サンとジクロロメタンの混合溶媒から結晶化させたとこ
ろ(E)−7−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ
−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘ
プテン酸エチル(化合物(4))を2.97g,収率1
1.6%で得た。ロ液を濃縮し、シリカゲルカラムにか
けて酢酸エチルとヘキサンの1:3混合溶媒で流し出し
たところ、化合物(4)を20.5g、収率80.1%
で得た。
【0073】融点:72.0〜73.0℃(無色針状
晶,酢酸エチル、ヘキサンとジクロロメタンより再結
晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.24(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),2.32〜2.48(m,2H),3.21(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.93(s,3H),4.20(q,J=7.2Hz,2H),4.44〜4.5
2(m,1H),4.64(s,2H),5.15(dd,J=16.1 and 6.2Hz,1H),6.
39(dd,J=16.1and 1.3Hz,1H),6.88(s,1H),6.93 〜7.01
(m,2H),7.01 〜7.09(m,2H),7.10 〜7.17(m,2H),7.17 〜
7.26(m,3H) ppm IR(KBr):3504,2968,2936,17
30,1708,1604cm-1 Mass(m/z,%):534(M+ ,trace ),4
04(26),361(100),271(28),2
53(19),130(13),91(74)
晶,酢酸エチル、ヘキサンとジクロロメタンより再結
晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.24(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),2.32〜2.48(m,2H),3.21(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.93(s,3H),4.20(q,J=7.2Hz,2H),4.44〜4.5
2(m,1H),4.64(s,2H),5.15(dd,J=16.1 and 6.2Hz,1H),6.
39(dd,J=16.1and 1.3Hz,1H),6.88(s,1H),6.93 〜7.01
(m,2H),7.01 〜7.09(m,2H),7.10 〜7.17(m,2H),7.17 〜
7.26(m,3H) ppm IR(KBr):3504,2968,2936,17
30,1708,1604cm-1 Mass(m/z,%):534(M+ ,trace ),4
04(26),361(100),271(28),2
53(19),130(13),91(74)
【0074】実施例4 (E)−7−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸
エチル
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸
エチル
【化22】
【0075】ピバリン酸222mg(2.18mmo
l)にトリエチルボラン(1.0Mテトラヒドロピラン
溶液)56.6ml(56.6mmol)を加え、アル
ゴン雰囲気下、室温で55分間攪拌した。この溶液に実
施例3で合成した化合物(4)23.23g(43.5
mmol)を150mlの無水THFに溶かして加え、
1時間攪拌した。反応液を−78℃に冷却し、メタノー
ル56.6mlを加えた。続いて水素化ホウ素ナトリウ
ム2.47g(65.3mmol)を数回にわけて加
え、1時間20分間攪拌した。反応液を0℃に冷却した
30%過酸化水素水180mlと水180mlの混合溶
液中に徐々に加えた後、室温で一晩攪拌した。反応液を
飽和塩化アンモニウム水溶液に投じ、酢酸エチルで抽
出、抽出層を水、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液、水お
よび飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃
縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチル
とヘキサンの1:1混合溶媒で流し出し、得られた粗結
晶をヘキサンで洗浄したところ(E)−7−〔6−ベン
ジルオキシ−4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(5))
を20.6g、収率88.4%で得た。ロ液を濃縮し、
再びシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの
1:1混合溶媒で流し出したところ、化合物(5)を9
60mg、収率4.1%で得た。
l)にトリエチルボラン(1.0Mテトラヒドロピラン
溶液)56.6ml(56.6mmol)を加え、アル
ゴン雰囲気下、室温で55分間攪拌した。この溶液に実
施例3で合成した化合物(4)23.23g(43.5
mmol)を150mlの無水THFに溶かして加え、
1時間攪拌した。反応液を−78℃に冷却し、メタノー
ル56.6mlを加えた。続いて水素化ホウ素ナトリウ
ム2.47g(65.3mmol)を数回にわけて加
え、1時間20分間攪拌した。反応液を0℃に冷却した
30%過酸化水素水180mlと水180mlの混合溶
液中に徐々に加えた後、室温で一晩攪拌した。反応液を
飽和塩化アンモニウム水溶液に投じ、酢酸エチルで抽
出、抽出層を水、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液、水お
よび飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃
縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチル
とヘキサンの1:1混合溶媒で流し出し、得られた粗結
晶をヘキサンで洗浄したところ(E)−7−〔6−ベン
ジルオキシ−4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(5))
を20.6g、収率88.4%で得た。ロ液を濃縮し、
再びシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの
1:1混合溶媒で流し出したところ、化合物(5)を9
60mg、収率4.1%で得た。
【0076】融点:99.5〜100.5℃(無色微粒
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.24(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.2Hz,3H),1.15〜1.30(m,1H),1.33 〜1.50(m,1H),2.35
〜2.47(m,2H),2.74 〜2.77(m,1H),3.24(hept,J=6.8Hz,1
H),3.57 〜3.60(m,1H),3.93(s,3H),4.00〜4.11(m,1H),
4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.21〜4.33(m,1H),4.64(s,2H),5.1
7(dd,J=16.0 and 6.8Hz,1H),6.36(d,J=16.0Hz,1H),6.89
(s,1H),6.91〜7.06(m,4H),7.10 〜7.17(m,2H),7.18 〜
7.24(m,3H)ppm IR(KBr):3536,3424,2972,17
16,1588cm-1 Mass(m/z,%):536(M+ 24),518
(36),500(36),402(36),269
(60),91(100)
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.24(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.2Hz,3H),1.15〜1.30(m,1H),1.33 〜1.50(m,1H),2.35
〜2.47(m,2H),2.74 〜2.77(m,1H),3.24(hept,J=6.8Hz,1
H),3.57 〜3.60(m,1H),3.93(s,3H),4.00〜4.11(m,1H),
4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.21〜4.33(m,1H),4.64(s,2H),5.1
7(dd,J=16.0 and 6.8Hz,1H),6.36(d,J=16.0Hz,1H),6.89
(s,1H),6.91〜7.06(m,4H),7.10 〜7.17(m,2H),7.18 〜
7.24(m,3H)ppm IR(KBr):3536,3424,2972,17
16,1588cm-1 Mass(m/z,%):536(M+ 24),518
(36),500(36),402(36),269
(60),91(100)
【0077】実施例5 (E)−7−〔6−ベンジルオキシ−4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸
ナトリウム
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸
ナトリウム
【化23】
【0078】実施例4で合成した化合物(5)5.06
g(9.44mmol)をエタノール50mlに溶か
し、2N水酸化ナトリウム水溶液4.72ml(9.4
4mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で1時間
30分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結
乾燥したところ、(E)−7−〔6−ベンジルオキシ−
4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(6))を4.8
2g、収率96.3%で無色不定形固体として得た。
g(9.44mmol)をエタノール50mlに溶か
し、2N水酸化ナトリウム水溶液4.72ml(9.4
4mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で1時間
30分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結
乾燥したところ、(E)−7−〔6−ベンジルオキシ−
4′−フルオロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(6))を4.8
2g、収率96.3%で無色不定形固体として得た。
【0079】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.25(d,J=6.9Hz,3H),1.25(d,J=6.9Hz,3H),1.20 〜1.
40(m,1H),1.45 〜1.61(m,1H),2.17(dd,J=15.4 and 7.9H
z,1H),2.28(dd,J=15.4 and 4.6Hz,1H),3.37(hept,J=6.9
Hz,1H),3.72 〜3.82(m,1H),3.93(s,3H),4.14〜4.23(m,1
H),4.59 〜4.69(m,2H),5.23(dd,J=16.1 and 6.7Hz,1H),
6.32(dd,J=16.1 and 1.0Hz,1H),6.91 〜6.97(m,2H),6.9
9(s,1H),7.03〜7.20(m,7H)ppm IR(KBr):3416,2964,2872,15
80,1512cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):529
(〔M−H〕+ ,trace),507(100)
40(m,1H),1.45 〜1.61(m,1H),2.17(dd,J=15.4 and 7.9H
z,1H),2.28(dd,J=15.4 and 4.6Hz,1H),3.37(hept,J=6.9
Hz,1H),3.72 〜3.82(m,1H),3.93(s,3H),4.14〜4.23(m,1
H),4.59 〜4.69(m,2H),5.23(dd,J=16.1 and 6.7Hz,1H),
6.32(dd,J=16.1 and 1.0Hz,1H),6.91 〜6.97(m,2H),6.9
9(s,1H),7.03〜7.20(m,7H)ppm IR(KBr):3416,2964,2872,15
80,1512cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):529
(〔M−H〕+ ,trace),507(100)
【0080】実施例6 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ−5−
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチ
ル
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチ
ル
【化24】
【0081】実施例4で合成した化合物(5)68mg
(0.127mmol)をメタノール2mlに溶かし、
トリエチルアミン0.177ml(1.27mmol)
及び10%Pd−C7mgを加えた。続いてギ酸0.0
43ml(1.14mmol)をメタノール0.5ml
に溶かして反応液に加え、アルゴン雰囲気下、室温で3
時間30分間攪拌した。反応液を希塩酸に投じ酢酸エチ
ルで抽出、抽出層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水、および飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウ
ム乾燥後濃縮したところ(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(7))の粗結晶5
5mgを得た。この粗結晶を酢酸エチルとヘキサンの混
合溶媒で洗浄したところ化合物(7)を53mg、収率
93.5%で得た。
(0.127mmol)をメタノール2mlに溶かし、
トリエチルアミン0.177ml(1.27mmol)
及び10%Pd−C7mgを加えた。続いてギ酸0.0
43ml(1.14mmol)をメタノール0.5ml
に溶かして反応液に加え、アルゴン雰囲気下、室温で3
時間30分間攪拌した。反応液を希塩酸に投じ酢酸エチ
ルで抽出、抽出層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶
液、水、および飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウ
ム乾燥後濃縮したところ(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−ヒドロキシ−5−メトキシ−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(7))の粗結晶5
5mgを得た。この粗結晶を酢酸エチルとヘキサンの混
合溶媒で洗浄したところ化合物(7)を53mg、収率
93.5%で得た。
【0082】融点:163.0〜164.0℃(無色微
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.1Hz,3H),1.18〜1.30(m,1H),1.32 〜1.50(m,1H),2.36
〜2.48(m,2H),2.75 〜2.80(m,1H),3.22(hept,J=6.8Hz,1
H),3.57 〜3.61(m,1H),3.95(s,3H),4.02〜4.12(m,1H),
4.18(q,J=7.1Hz,2H),4.25〜4.34(m,1H),5.17(dd,J=16.1
and 6.6Hz,1H),5.46(s,1H),6.38(dd,J=16.1 and 1.1H
z,1H),6.81(s,1H),7.03 〜7.10(m,2H),7.15 〜7.24(m,2
H)ppm IR(KBr):3352,2980,2940,17
18,1608cm-1 Mass(m/z,%):446(M+ ,87),42
8(96),410(45),313(67),269
(100),259(78)
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.1Hz,3H),1.18〜1.30(m,1H),1.32 〜1.50(m,1H),2.36
〜2.48(m,2H),2.75 〜2.80(m,1H),3.22(hept,J=6.8Hz,1
H),3.57 〜3.61(m,1H),3.95(s,3H),4.02〜4.12(m,1H),
4.18(q,J=7.1Hz,2H),4.25〜4.34(m,1H),5.17(dd,J=16.1
and 6.6Hz,1H),5.46(s,1H),6.38(dd,J=16.1 and 1.1H
z,1H),6.81(s,1H),7.03 〜7.10(m,2H),7.15 〜7.24(m,2
H)ppm IR(KBr):3352,2980,2940,17
18,1608cm-1 Mass(m/z,%):446(M+ ,87),42
8(96),410(45),313(67),269
(100),259(78)
【0083】実施例7 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ−5−
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム
【化25】
【0084】実施例6で合成した化合物(7)1.50
g(3.38mmol)をエタノール15mlに溶か
し、2N水酸化ナトリウム水溶液1.69ml(3.3
8mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で一晩攪
拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結乾燥したた
ところ(E)−7−〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ
−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸ナトリウム(化合物(8))を1.47g、収率9
8.8%で無色不定形固体として得た。
g(3.38mmol)をエタノール15mlに溶か
し、2N水酸化ナトリウム水溶液1.69ml(3.3
8mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で一晩攪
拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結乾燥したた
ところ(E)−7−〔4′−フルオロ−6−ヒドロキシ
−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸ナトリウム(化合物(8))を1.47g、収率9
8.8%で無色不定形固体として得た。
【0085】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.20 〜1.
36(m,1H),1.46 〜1.60(m,1H),2.17(dd,J=15.4 and 8.0H
z,1H),2.28(dd,J=15.4 and 4.5Hz,1H),3.35(hept,J=6.8
Hz,1H),3.73 〜3.84(m,1H),3.90(s,3H),4.12〜4.20(m,1
H),5.19(dd,J=16.1 and 6.7Hz,1H),6.30(dd,J=16.1 and
1.1Hz,1H),6.87(s,1H),7.02〜7.22(m,4H)ppm IR(KBr):3416,2964,1580,15
12cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):439
(〔M−H〕- ,4),417(100)
36(m,1H),1.46 〜1.60(m,1H),2.17(dd,J=15.4 and 8.0H
z,1H),2.28(dd,J=15.4 and 4.5Hz,1H),3.35(hept,J=6.8
Hz,1H),3.73 〜3.84(m,1H),3.90(s,3H),4.12〜4.20(m,1
H),5.19(dd,J=16.1 and 6.7Hz,1H),6.30(dd,J=16.1 and
1.1Hz,1H),6.87(s,1H),7.02〜7.22(m,4H)ppm IR(KBr):3416,2964,1580,15
12cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):439
(〔M−H〕- ,4),417(100)
【0086】実施例8 (E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチルトランス
−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,
6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒド
ロピラン−2−オン
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチルトランス
−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,
6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒド
ロピラン−2−オン
【化26】
【0087】実施例6で合成した化合物(7)131m
g(0.294mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、ヨウ化メチル0.055ml(0.882mmo
l)を加え、さらに炭酸カリウム122mg(0.88
2mmol)を加えてアルゴン雰囲気下、室温で一晩攪
拌した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を
飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチルとヘキサ
ンの1:1混合溶媒で流し出したところ(E)−7−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(9))を7
8mg,収率57.7%で得た。またトランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,6−ジメ
トキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−
イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン
−2−オン(化合物(10))を16mg、収率13.
1%で得た。
g(0.294mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、ヨウ化メチル0.055ml(0.882mmo
l)を加え、さらに炭酸カリウム122mg(0.88
2mmol)を加えてアルゴン雰囲気下、室温で一晩攪
拌した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を
飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチルとヘキサ
ンの1:1混合溶媒で流し出したところ(E)−7−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(9))を7
8mg,収率57.7%で得た。またトランス−(±)
−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5,6−ジメ
トキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−
イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン
−2−オン(化合物(10))を16mg、収率13.
1%で得た。
【0088】化合物(9) 融点:77.0〜78.5℃(無色針状晶,酢酸エチル
とヘキサンより再結晶) 1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.15 〜1.
30(m,1H),1.29(t,J=7.2Hz,3H),1.34〜1.49(m,1H),2.32
〜2.48(m,2H),2.75 〜2.79(m,1H),3.22(hept,J=6.8Hz,1
H),3.48(s,3H),3.58(s with fine coupling,1H),3.91
(s,3H),4.00 〜4.12(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.22〜
4.34(m,1H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.34(dd,J=
16.1 and 1.1Hz,1H),6.86(s,1H),7.00〜7.09(m,2H),7.1
0 〜7.20(m,2H)ppm IR(KBr):3432,1724cm-1 Mass(m/z,%):460(M+ ,100),4
42(88),424(41),327(51),28
5(56),273(65),243(28),183
(17)
とヘキサンより再結晶) 1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.15 〜1.
30(m,1H),1.29(t,J=7.2Hz,3H),1.34〜1.49(m,1H),2.32
〜2.48(m,2H),2.75 〜2.79(m,1H),3.22(hept,J=6.8Hz,1
H),3.48(s,3H),3.58(s with fine coupling,1H),3.91
(s,3H),4.00 〜4.12(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.22〜
4.34(m,1H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.34(dd,J=
16.1 and 1.1Hz,1H),6.86(s,1H),7.00〜7.09(m,2H),7.1
0 〜7.20(m,2H)ppm IR(KBr):3432,1724cm-1 Mass(m/z,%):460(M+ ,100),4
42(88),424(41),327(51),28
5(56),273(65),243(28),183
(17)
【0089】化合物(10) 融点:124.0〜125.5℃(無色微粒状晶,酢酸
エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,6H),1.40〜1.76(m,3H),2.54(ddd,J=
17.7,4.3 and 1.5Hz,1H),2.67(dd,J=17.7 and 5.0Hz,1
H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.48(s,3H),3.92(s,3H),4.1
0〜4.18(m,1H),5.01 〜5.10(m,1H),5.17(dd,J=16.0 and
6.5Hz,1H),6.43(dd,J=16.0 and 1.2Hz,1H),6.87(s,1
H),7.00〜7.10(m,2H),7.10 〜7.20(m,2H)ppm IR(KBr):3464,2968,1728,16
04cm-1 Mass(m/z,%):414(M+ ,100),3
96(15),285(38),283(31),25
7(16)
エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,6H),1.40〜1.76(m,3H),2.54(ddd,J=
17.7,4.3 and 1.5Hz,1H),2.67(dd,J=17.7 and 5.0Hz,1
H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.48(s,3H),3.92(s,3H),4.1
0〜4.18(m,1H),5.01 〜5.10(m,1H),5.17(dd,J=16.0 and
6.5Hz,1H),6.43(dd,J=16.0 and 1.2Hz,1H),6.87(s,1
H),7.00〜7.10(m,2H),7.10 〜7.20(m,2H)ppm IR(KBr):3464,2968,1728,16
04cm-1 Mass(m/z,%):414(M+ ,100),3
96(15),285(38),283(31),25
7(16)
【0090】実施例9 (E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
【化27】
【0091】実施例8で合成した化合物(9)122m
g(0.265mmol)をエタノール3mlに溶か
し、0.5N水酸化ナトリウム水溶液0.530ml
(0.265mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で1時間25分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶
かして凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(11))を117
mg、収率97.2%で無色不定形固体として得た。
g(0.265mmol)をエタノール3mlに溶か
し、0.5N水酸化ナトリウム水溶液0.530ml
(0.265mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で1時間25分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶
かして凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(11))を117
mg、収率97.2%で無色不定形固体として得た。
【0092】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.28(d,J=6.8Hz,6H),1.24〜1.35(m,1H),1.56(ddd,J=
13.7 ,8.9and 7.3Hz,1H),2.21(dd,J=15.4 and 7.8Hz,1
H),2.32(dd,J=15.4and4.5Hz,1H),3.38(hept,J=6.8Hz,1
H),3.48 (s,3H),3.74 〜3.86(m,1H),3.93(s,3H),4.15〜
4.25(m,1H),5.25(dd,J=16.1 and 6.7Hz,1H),6.33(dd,J=
16.1 and 1.1Hz,1H),6.99(s,1H),7.06〜7.25(m,4H)ppm IR(KBr):3456,2968,1574cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):453
(〔M−H〕- ,7),431(100)
13.7 ,8.9and 7.3Hz,1H),2.21(dd,J=15.4 and 7.8Hz,1
H),2.32(dd,J=15.4and4.5Hz,1H),3.38(hept,J=6.8Hz,1
H),3.48 (s,3H),3.74 〜3.86(m,1H),3.93(s,3H),4.15〜
4.25(m,1H),5.25(dd,J=16.1 and 6.7Hz,1H),6.33(dd,J=
16.1 and 1.1Hz,1H),6.99(s,1H),7.06〜7.25(m,4H)ppm IR(KBr):3456,2968,1574cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):453
(〔M−H〕- ,7),431(100)
【0093】実施例10 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル
エトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル
【化28】
【0094】実施例6で合成した化合物(7)178m
g(0.40mmol)を無水DMF1.5mlに溶か
し、2−ヨードエタノール0.156ml(2.0mm
ol)を加え、続いて炭酸カリウム166mg(1.2
mmol)を加えてアルゴン雰囲気下、室温で2日間攪
拌した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を
飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチルとヘキサ
ンの1:1続いて2:1の混合溶媒で流し出したとこ
ろ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒドロ
キシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸エチル(化合物(12))を25m
g,収率12.8%で無色油状物として得た。また化合
物(7)を141mg、79.2%の収率で回収した。
g(0.40mmol)を無水DMF1.5mlに溶か
し、2−ヨードエタノール0.156ml(2.0mm
ol)を加え、続いて炭酸カリウム166mg(1.2
mmol)を加えてアルゴン雰囲気下、室温で2日間攪
拌した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を
飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチルとヘキサ
ンの1:1続いて2:1の混合溶媒で流し出したとこ
ろ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒドロ
キシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸エチル(化合物(12))を25m
g,収率12.8%で無色油状物として得た。また化合
物(7)を141mg、79.2%の収率で回収した。
【0095】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.2Hz,3H),1.17〜1.32(m,1H),1.32 〜1.48(m,1H),2.33
〜2.48(m,2H),2.85(broad s,1H),3.23(hept,J=6.8Hz,1
H),3.47〜3.55(m,2H),3.59(broad s,1H),3.62〜3.69(m,
2H),3.92(s,3H),4.00〜4.11(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2
H),4.24〜4.34(m,1H),4.53(s,1H),5.17(dd,J=16.1 and
6.5Hz,1H),6.36(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),6.86(s,1H),
7.00 〜7.12(m,2H),7.15 〜7.26(m,2H)ppm IR(液膜):3460,2968,1730cm-1 Mass(m/z,%):490(M+ ,7),444
(8),426(100),341(28),271
(39)
7.2Hz,3H),1.17〜1.32(m,1H),1.32 〜1.48(m,1H),2.33
〜2.48(m,2H),2.85(broad s,1H),3.23(hept,J=6.8Hz,1
H),3.47〜3.55(m,2H),3.59(broad s,1H),3.62〜3.69(m,
2H),3.92(s,3H),4.00〜4.11(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2
H),4.24〜4.34(m,1H),4.53(s,1H),5.17(dd,J=16.1 and
6.5Hz,1H),6.36(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),6.86(s,1H),
7.00 〜7.12(m,2H),7.15 〜7.26(m,2H)ppm IR(液膜):3460,2968,1730cm-1 Mass(m/z,%):490(M+ ,7),444
(8),426(100),341(28),271
(39)
【0096】実施例11 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
エトキシ)−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
【化29】
【0097】実施例10で合成した化合物(12)18
mg(0.037mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液0.37ml
(0.037mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で40分間攪拌した。反応液を濃縮し水に溶かして凍
結乾燥したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−6−
(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(1
3))を定量的に無色不定形固体として得た。
mg(0.037mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液0.37ml
(0.037mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で40分間攪拌した。反応液を濃縮し水に溶かして凍
結乾燥したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−6−
(2−ヒドロキシエトキシ)−5−メトキシ−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(1
3))を定量的に無色不定形固体として得た。
【0098】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),1.20〜1.35(m,1H),1.47 〜1.59
(m,1H),2.16(dd,J=15.3 and 7.8Hz,1H),2.28(dd,J=15.3
and 4.4Hz,1H),3.35(hept,J=6.8Hz,1H),3.39〜3.44(m,
2H),3.64 〜3.70(m,2H),3.70 〜3.80(m,1H),3.90(s,3
H),4.12〜4.21(m,1H),5.22(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),
6.31(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),6.96(s,1H),7.05〜7.23
(m,4H)ppm IR(KBr):3448,2968,1584,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):483
(〔M−H〕- ,11),461(100)
(m,1H),2.16(dd,J=15.3 and 7.8Hz,1H),2.28(dd,J=15.3
and 4.4Hz,1H),3.35(hept,J=6.8Hz,1H),3.39〜3.44(m,
2H),3.64 〜3.70(m,2H),3.70 〜3.80(m,1H),3.90(s,3
H),4.12〜4.21(m,1H),5.22(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),
6.31(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),6.96(s,1H),7.05〜7.23
(m,4H)ppm IR(KBr):3448,2968,1584,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):483
(〔M−H〕- ,11),461(100)
【0099】実施例12 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテ
ニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシエトキシ)−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕エテ
ニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン
【化30】
【0100】実施例6で合成した化合物(7)178m
g(0.40mmol)を無水DMF1.5mlに溶か
し、1−ヨード−2−メトキシエタン372mg(2.
0mmol)、続いて炭酸カリウム166mg(1.2
mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で一晩攪拌
した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃
縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの
2:1混合溶媒で流し出したところ、(E)−7−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(化合物(14))を108mg、収率53.6%
で得た。またトランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピ
ラン−2−オン(化合物(15))を66mg、収率3
6.0%で得た。
g(0.40mmol)を無水DMF1.5mlに溶か
し、1−ヨード−2−メトキシエタン372mg(2.
0mmol)、続いて炭酸カリウム166mg(1.2
mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で一晩攪拌
した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を飽
和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃
縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの
2:1混合溶媒で流し出したところ、(E)−7−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(化合物(14))を108mg、収率53.6%
で得た。またトランス−(±)−6−〔(E)−2−
〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−(2−メトキシ
エトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピ
ラン−2−オン(化合物(15))を66mg、収率3
6.0%で得た。
【0101】化合物(14) 融点:83.0〜84.0℃(無色微粒状晶,ヘキサン
とジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.16 〜1.
33(m,1H),1.34 〜1.48(m,1H),1.28(t,J=7.2Hz,3H),2.36
〜2.47(m,2H),2.75 〜2.78(m,1H),3.19(s,3H),3.22(hep
t,J=6.8Hz,1H),3.26〜3.33(m,2H),3.58(s with fine co
upling,1H),3.73 〜3.80(m,2H),3.89(s,3H),4.00〜4.12
(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.22〜4.34(m,1H),5.16(d
d,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.35(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1
H),6.84(s,1H),6.98〜7.08(m,2H),7.12 〜7.22(m,2H)pp
m IR(KBr):3476,2968,1732cm-1 Mass(m/z,%):504(M+ ,100),4
86(55),440(36),329(42),27
1(34),59(61)
とジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.16 〜1.
33(m,1H),1.34 〜1.48(m,1H),1.28(t,J=7.2Hz,3H),2.36
〜2.47(m,2H),2.75 〜2.78(m,1H),3.19(s,3H),3.22(hep
t,J=6.8Hz,1H),3.26〜3.33(m,2H),3.58(s with fine co
upling,1H),3.73 〜3.80(m,2H),3.89(s,3H),4.00〜4.12
(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.22〜4.34(m,1H),5.16(d
d,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.35(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1
H),6.84(s,1H),6.98〜7.08(m,2H),7.12 〜7.22(m,2H)pp
m IR(KBr):3476,2968,1732cm-1 Mass(m/z,%):504(M+ ,100),4
86(55),440(36),329(42),27
1(34),59(61)
【0102】化合物(15) 融点:111.0〜112.5℃(無色微粒状晶,酢酸
エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,6H),1.40〜1.75(m,3H),2.54(ddd,J=
17.8,4.4 and 1.4Hz,1H),2.67(dd,J=17.8 and 5.0Hz,1
H),3.19(s,3H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.30(t,J=5.0H
z,1H),3.72〜3.81(m,2H),3.90(s,3H),4.08〜4.20(m,1
H),5.02 〜5.10(m,1H),5.18(dd,J=16.0 and 6.5Hz,1H),
6.44(dd,J=16.0 and 1.1Hz,1H),6.85(s,1H),7.00〜7.10
(m,2H),7.10 〜7.21(m,2H)ppm IR(KBr):3480,2968,2932,17
32,1604cm-1 Mass(m/z,%):458(M+ ,100),4
40(13),396(14),271(22),26
9(23),183(10),59(39)
エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,6H),1.40〜1.75(m,3H),2.54(ddd,J=
17.8,4.4 and 1.4Hz,1H),2.67(dd,J=17.8 and 5.0Hz,1
H),3.19(s,3H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.30(t,J=5.0H
z,1H),3.72〜3.81(m,2H),3.90(s,3H),4.08〜4.20(m,1
H),5.02 〜5.10(m,1H),5.18(dd,J=16.0 and 6.5Hz,1H),
6.44(dd,J=16.0 and 1.1Hz,1H),6.85(s,1H),7.00〜7.10
(m,2H),7.10 〜7.21(m,2H)ppm IR(KBr):3480,2968,2932,17
32,1604cm-1 Mass(m/z,%):458(M+ ,100),4
40(13),396(14),271(22),26
9(23),183(10),59(39)
【0103】実施例13 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
【化31】 実施例12で合成した化合物(14)49mg(0.0
97mmol)をエタノール1.5mlに溶かし、0.
5N水酸化ナトリウム水溶液0.194ml(0.09
7mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で25分
間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結乾燥し
たところ(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ
−6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(16))を定
量的に無色不定形固体として得た。
97mmol)をエタノール1.5mlに溶かし、0.
5N水酸化ナトリウム水溶液0.194ml(0.09
7mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で25分
間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結乾燥し
たところ(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ
−6−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2
−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキ
シ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(16))を定
量的に無色不定形固体として得た。
【0104】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.20 〜1.
32(m,1H),1.47 〜1.60(m,1H),2.16(dd,J=15.5 and 7.9H
z,1H),2.28(dd,J=15.5 and 4.7Hz,1H),3.15(s,3H),3.25
〜3.38(m,3H),3.72 〜3.82(m,3H),3.89(s,3H),4.12〜4.
22(m,1H),5.22(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.30(dd,J=1
6.1 and 1.0Hz,1H),6.95(s,1H),7.05 〜7.23(m,4H)ppm IR(KBr):3428,2968,1582,15
12cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):497
(〔M−H〕- ,4),475(100)
32(m,1H),1.47 〜1.60(m,1H),2.16(dd,J=15.5 and 7.9H
z,1H),2.28(dd,J=15.5 and 4.7Hz,1H),3.15(s,3H),3.25
〜3.38(m,3H),3.72 〜3.82(m,3H),3.89(s,3H),4.12〜4.
22(m,1H),5.22(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.30(dd,J=1
6.1 and 1.0Hz,1H),6.95(s,1H),7.05 〜7.23(m,4H)ppm IR(KBr):3428,2968,1582,15
12cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):497
(〔M−H〕- ,4),475(100)
【0105】実施例14 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル トランス−(±)−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラ
ン−2−オン
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル トランス−(±)−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラ
ン−2−オン
【化32】
【0106】実施例6で合成した化合物(7)111m
g(0.25mmol)を無水DMF2mlに溶かし、
1−ヨード−2−(2−メトキシエトキシ)エタン28
7mg(1.25mmol)を加え、続いて炭酸カリウ
ム104mg(0.75mmol)を加えてアルゴン雰
囲気下、室温で一晩攪拌した。反応液を水に投じ酢酸エ
チルで抽出、抽出量を飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシ
ウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにか
け、酢酸エチルとヘキサンの2:1混合溶媒で流し出し
たところ(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ
−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(17))を69mg、収率50.4%で得た。またト
ランス−(±)−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5
−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エト
キシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−
イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン
−2−オン(化合物(18))を41mg、収率32.
7%で無色油状物として得た。
g(0.25mmol)を無水DMF2mlに溶かし、
1−ヨード−2−(2−メトキシエトキシ)エタン28
7mg(1.25mmol)を加え、続いて炭酸カリウ
ム104mg(0.75mmol)を加えてアルゴン雰
囲気下、室温で一晩攪拌した。反応液を水に投じ酢酸エ
チルで抽出、抽出量を飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシ
ウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにか
け、酢酸エチルとヘキサンの2:1混合溶媒で流し出し
たところ(E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ
−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(17))を69mg、収率50.4%で得た。またト
ランス−(±)−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−5
−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エト
キシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−
イル〕エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン
−2−オン(化合物(18))を41mg、収率32.
7%で無色油状物として得た。
【0107】化合物(17) 融点:63.0〜65.0℃(無色微粒状晶,酢酸エチ
ルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),1.16〜1.32(m,1H),1.34 〜1.48(m,1H),2.33
〜2.48(m,2H),2.74 〜2.78(m,1H),3.15 〜3.29(m,1H),
3.34(s,3H),3.41(s,4H),3.34 〜3.44(m,2H),3.57(s wit
h fine coupling,1H),3.76 〜3.84(m,2H),3.89(s,3H),
4.00〜4.11(m,1H),4.18(q,J=7.1Hz,2H),4.20〜4.32(m,1
H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.34(dd,J=16.1 and
1.1Hz,1H),6.84(s,1H),6.96〜7.06(m,2H),7.10 〜7.20
(m,2H)ppm IR(KBr):3444,2968,1726cm-1 Mass(m/z,%):548(M+ ,21),53
0(31),484(85),271(31),269
(25),183(15),103(100),59
(87)
ルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),1.16〜1.32(m,1H),1.34 〜1.48(m,1H),2.33
〜2.48(m,2H),2.74 〜2.78(m,1H),3.15 〜3.29(m,1H),
3.34(s,3H),3.41(s,4H),3.34 〜3.44(m,2H),3.57(s wit
h fine coupling,1H),3.76 〜3.84(m,2H),3.89(s,3H),
4.00〜4.11(m,1H),4.18(q,J=7.1Hz,2H),4.20〜4.32(m,1
H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.34(dd,J=16.1 and
1.1Hz,1H),6.84(s,1H),6.96〜7.06(m,2H),7.10 〜7.20
(m,2H)ppm IR(KBr):3444,2968,1726cm-1 Mass(m/z,%):548(M+ ,21),53
0(31),484(85),271(31),269
(25),183(15),103(100),59
(87)
【0108】化合物(18)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,6H),1.41〜1.74(m,3H),2.54(ddd,J=
17.7,4.3 and 1.3Hz,1H),2.67(dd,J=17.7 and 5.0Hz,1
H),3.13〜3.28(m,1H),3.34(s,3H),3.40〜3.45(m,2H),3.
41(s,4H),3.78〜3.84(m,2H),3.89(s,3H),4.09〜4.19(m,
1H),5.00 〜5.10(m,1H),5.17(dd,J=16.0 and 6.5Hz,1
H),6.43(dd,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.85(s,1H),6.98〜
7.10(m,2H),7.10 〜7.22(m,2H)ppm IR(液膜):3480,2964,1740cm-1 Mass(m/z,%):502(M+ ,59),48
4(70),440(17),399(15),297
(25),271(25),269(27),183
(13),103(100),59(78)
17.7,4.3 and 1.3Hz,1H),2.67(dd,J=17.7 and 5.0Hz,1
H),3.13〜3.28(m,1H),3.34(s,3H),3.40〜3.45(m,2H),3.
41(s,4H),3.78〜3.84(m,2H),3.89(s,3H),4.09〜4.19(m,
1H),5.00 〜5.10(m,1H),5.17(dd,J=16.0 and 6.5Hz,1
H),6.43(dd,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.85(s,1H),6.98〜
7.10(m,2H),7.10 〜7.22(m,2H)ppm IR(液膜):3480,2964,1740cm-1 Mass(m/z,%):502(M+ ,59),48
4(70),440(17),399(15),297
(25),271(25),269(27),183
(13),103(100),59(78)
【0109】実施例15 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−6−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
【化33】
【0110】実施例14で合成した化合物(17)46
mg(0.084mmol)をエタノール1.5mlに
溶かし、0.5N水酸化ナトリウム水溶液0.168m
l(0.084mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、
室温で45分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かし
て凍結乾燥したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム(化合物(19))を定量的に無色不定形固体と
して得た。
mg(0.084mmol)をエタノール1.5mlに
溶かし、0.5N水酸化ナトリウム水溶液0.168m
l(0.084mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、
室温で45分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かし
て凍結乾燥したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−6−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム(化合物(19))を定量的に無色不定形固体と
して得た。
【0111】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),1.20〜1.33(m,1H),1.46 〜1.59
(m,1H),2.16(dd,J=15.3 and 7.8Hz,1H),2.28(dd,J=15.3
and 4.4Hz,1H),3.35 〜3.45(m,7H),3.71 〜3.83(m,3
H),3.89(s,3H),4.12〜4.21(m,1H),5.22 (dd,J=16.1 and
6.6Hz,1H),6.30(dd,J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.95(s,1
H),7.05 〜7.23(m,4H)ppm IR(KBr):3428,2964,1582,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):541
(〔M−H〕- ,3),519(100)
(m,1H),2.16(dd,J=15.3 and 7.8Hz,1H),2.28(dd,J=15.3
and 4.4Hz,1H),3.35 〜3.45(m,7H),3.71 〜3.83(m,3
H),3.89(s,3H),4.12〜4.21(m,1H),5.22 (dd,J=16.1 and
6.6Hz,1H),6.30(dd,J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.95(s,1
H),7.05 〜7.23(m,4H)ppm IR(KBr):3428,2964,1582,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):541
(〔M−H〕- ,3),519(100)
【0112】実施例16 トランス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−
オン
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
エテニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−
オン
【化34】
【0113】実施例6で合成した化合物(7)141m
g(0.316mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、炭酸カリウム131mg(0.948mmol)及
び2−クロロメチルピリジン60mg(0.471mm
ol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で3日間攪拌し
た。反応液を希塩酸に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を
飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチルとヘキサ
ンの2:1、続いて酢酸エチルで流し出したところトラ
ンス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−(2
−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕エテ
ニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン
(化合物(20))を51mg、収率32.9%で得
た。
g(0.316mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、炭酸カリウム131mg(0.948mmol)及
び2−クロロメチルピリジン60mg(0.471mm
ol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で3日間攪拌し
た。反応液を希塩酸に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層を
飽和食塩水で洗浄し硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、酢酸エチルとヘキサ
ンの2:1、続いて酢酸エチルで流し出したところトラ
ンス−(±)−6−〔(E)−2−〔4′−フルオロ−
5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−(2
−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕エテ
ニル〕−4−ヒドロキシテトラヒドロピラン−2−オン
(化合物(20))を51mg、収率32.9%で得
た。
【0114】融点:148.0〜150.0℃(無色粒
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),1.40〜1.69(m,3H),2.53(ddd,J=
17.7,4.3 and 1.4Hz,1H),2.66(dd,J=17.7 and 4.9Hz,1
H),3.22(hept,J=6.8Hz,1H),3.91(s,3H),4.08 〜4.18(m,
1H),4.84(d,J=13.1Hz,1H),4.89(d,J=13.1Hz,1H),5.02
〜5.12(m,1H),5.20(dd,J=16.0 and 6.4Hz,1H),6.44(dd,
J=16.0 and 1.1Hz,1H),6.90(s,1H),6.92〜7.04(m,3H),
7.04 〜7.20(m,3H),7.52(ddd,J=7.7,7.7 and 1.7Hz,1
H),8.42(d with flne coupling,J=4.8Hz,1H)ppm IR(KBr):3460,2968,1716cm-1 Mass(m/z,%):491(M+ ,19),47
3(62),442(100),269(33),25
3(30),183(17),93(25)
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),1.40〜1.69(m,3H),2.53(ddd,J=
17.7,4.3 and 1.4Hz,1H),2.66(dd,J=17.7 and 4.9Hz,1
H),3.22(hept,J=6.8Hz,1H),3.91(s,3H),4.08 〜4.18(m,
1H),4.84(d,J=13.1Hz,1H),4.89(d,J=13.1Hz,1H),5.02
〜5.12(m,1H),5.20(dd,J=16.0 and 6.4Hz,1H),6.44(dd,
J=16.0 and 1.1Hz,1H),6.90(s,1H),6.92〜7.04(m,3H),
7.04 〜7.20(m,3H),7.52(ddd,J=7.7,7.7 and 1.7Hz,1
H),8.42(d with flne coupling,J=4.8Hz,1H)ppm IR(KBr):3460,2968,1716cm-1 Mass(m/z,%):491(M+ ,19),47
3(62),442(100),269(33),25
3(30),183(17),93(25)
【0115】実施例17 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)−6−(2−ピリジルメチルオ
キシ)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム
(プロパン−2−イル)−6−(2−ピリジルメチルオ
キシ)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム
【化35】
【0116】実施例16で合成した化合物(20)40
mg(0.082mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.5N水酸化ナトリウム水溶液0.163ml
(0.082mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で1時間55分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶
かして凍結乾燥したところ(E)−7−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
(化合物(21))を41mg、収率94.7%で無色
不定形固体として得た。
mg(0.082mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.5N水酸化ナトリウム水溶液0.163ml
(0.082mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で1時間55分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶
かして凍結乾燥したところ(E)−7−〔4′−フルオ
ロ−5−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)−6−
(2−ピリジルメチルオキシ)ビフェニル−2−イル〕
−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
(化合物(21))を41mg、収率94.7%で無色
不定形固体として得た。
【0117】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.26(d,J=6.8Hz,6H),1.15〜1.30(m,1H),1.46 〜1.58
(m,1H),2.15(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1H),2.27(dd,J=15.4
and 4.4Hz,1H),3.30 〜3.45(m,1H),3.70 〜3.80(m,1
H),3.91(s,3H),4.13〜4.22(m,1H),4.81(s with fine co
uling,2H),5.23(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.32(dd,J=1
6.1 and 1.1Hz,1H),7.00〜7.10(m,4H),7.10 〜7.20(m,2
H),7.20 〜7.30(m,1H),7.66(ddd,J=7.7,7.7 and 1.7Hz,
1H),8.32〜8.38(m,1H)ppm IR(KBr):3432,2968,1588,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):530
(〔M−H〕- ,2),508(100)
(m,1H),2.15(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1H),2.27(dd,J=15.4
and 4.4Hz,1H),3.30 〜3.45(m,1H),3.70 〜3.80(m,1
H),3.91(s,3H),4.13〜4.22(m,1H),4.81(s with fine co
uling,2H),5.23(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.32(dd,J=1
6.1 and 1.1Hz,1H),7.00〜7.10(m,4H),7.10 〜7.20(m,2
H),7.20 〜7.30(m,1H),7.66(ddd,J=7.7,7.7 and 1.7Hz,
1H),8.32〜8.38(m,1H)ppm IR(KBr):3432,2968,1588,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):530
(〔M−H〕- ,2),508(100)
【0118】実施例18 (E)−3−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−2−プロペンニトリル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−2−プロペンニトリル
【化36】
【0119】水素化ナトリウム(60%)104mg
(2.61mmol)を無水THF10mlに懸濁した
溶液に0℃にてシアノメチルホスホン酸ジエチル0.4
2ml(2.61mmol)を加え、続いて7−ベンジ
ルオキシ−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)ベンゾ〔b〕フラン−5−カルバルデヒド(化合物
(22))1.04g(2.49mmol)を無水TH
F5mlに溶かして加えた。アルゴン雰囲気下30分間
攪拌した後、反応液を1N塩酸に投じ、酢酸エチルで抽
出、抽出層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をヘキサンより結晶化したところ(E)−3−
〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
2−プロペンニトリル(化合物(23))を887m
g、収率80.8%で得た。ロ液を濃縮しシリカゲルカ
ラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの1:6混合溶媒で流
し出したところ化合物(23)を73mg、収率6.6
%で得た。 融点:162.0〜163.0℃(無色微粒状晶,ヘキ
サンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.27(d,J=7.1Hz,6H),1.55(s,6H),3.17(s,2H),3.21(h
ept,J=7.1Hz,1H),4.80(s,2H),4.86(d,J=16.9Hz,1H),6.9
3 〜7.00(m,2H),7.00 〜7.06(m,4H),7.14 〜7.24(m,3
H),7.29(d,J=16.9Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2936,2216,16
16cm-1 Mass(m/z,%):441(M+ ,92),35
0(36),308(100),291(19),91
(60)
(2.61mmol)を無水THF10mlに懸濁した
溶液に0℃にてシアノメチルホスホン酸ジエチル0.4
2ml(2.61mmol)を加え、続いて7−ベンジ
ルオキシ−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−
ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)ベンゾ〔b〕フラン−5−カルバルデヒド(化合物
(22))1.04g(2.49mmol)を無水TH
F5mlに溶かして加えた。アルゴン雰囲気下30分間
攪拌した後、反応液を1N塩酸に投じ、酢酸エチルで抽
出、抽出層を水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和
食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。
濃縮物をヘキサンより結晶化したところ(E)−3−
〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
2−プロペンニトリル(化合物(23))を887m
g、収率80.8%で得た。ロ液を濃縮しシリカゲルカ
ラムにかけ酢酸エチルとヘキサンの1:6混合溶媒で流
し出したところ化合物(23)を73mg、収率6.6
%で得た。 融点:162.0〜163.0℃(無色微粒状晶,ヘキ
サンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.27(d,J=7.1Hz,6H),1.55(s,6H),3.17(s,2H),3.21(h
ept,J=7.1Hz,1H),4.80(s,2H),4.86(d,J=16.9Hz,1H),6.9
3 〜7.00(m,2H),7.00 〜7.06(m,4H),7.14 〜7.24(m,3
H),7.29(d,J=16.9Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2936,2216,16
16cm-1 Mass(m/z,%):441(M+ ,92),35
0(36),308(100),291(19),91
(60)
【0120】実施例19 (E)−3−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−2−プロペナール
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−2−プロペナール
【化37】
【0121】実施例18で合成した化合物(23)95
3mg(2.16mmol)を無水トルエン25mlに
溶かし、−78℃にて水素化ジイソブチルアルミニウム
(25%ヘキサン溶液)1.35ml(2.38mmo
l)を加え、アルゴン雰囲気下で1時間30分間攪拌し
た。反応液を1N塩酸に投じ酢酸エチルを加えて室温で
一晩攪拌した。酢酸エチル層を1N塩酸、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムに
かけジクロロメタンとヘキサンの2:1混合溶媒で流し
出したところ(E)−3−〔7−ベンジルオキシ−6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペナール(化合物
(24))を753mg、収率78.5%で得た。
3mg(2.16mmol)を無水トルエン25mlに
溶かし、−78℃にて水素化ジイソブチルアルミニウム
(25%ヘキサン溶液)1.35ml(2.38mmo
l)を加え、アルゴン雰囲気下で1時間30分間攪拌し
た。反応液を1N塩酸に投じ酢酸エチルを加えて室温で
一晩攪拌した。酢酸エチル層を1N塩酸、飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄し硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムに
かけジクロロメタンとヘキサンの2:1混合溶媒で流し
出したところ(E)−3−〔7−ベンジルオキシ−6−
(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,
2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−2−プロペナール(化合物
(24))を753mg、収率78.5%で得た。
【0122】融点:142.0〜143.5℃(無色微
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.28(d,J=7.1Hz,6H),1.57(s,6H),3.21(s,2H),3.33(h
ept,J=7.1Hz,1H),4.82(s,2H),5.85(dd,J=16.2 and 7.8H
z,1H),6.93〜7.08(m,6H),7.17 〜7.24(m,3H),7.29(d,J=
16.2Hz,1H),9.34(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2976,2936,1674,16
22cm-1 Mass(m/z,%):444(M+ ,30),40
1(100),353(18),311(34),29
3(21),267(15),91(41)
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.28(d,J=7.1Hz,6H),1.57(s,6H),3.21(s,2H),3.33(h
ept,J=7.1Hz,1H),4.82(s,2H),5.85(dd,J=16.2 and 7.8H
z,1H),6.93〜7.08(m,6H),7.17 〜7.24(m,3H),7.29(d,J=
16.2Hz,1H),9.34(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2976,2936,1674,16
22cm-1 Mass(m/z,%):444(M+ ,30),40
1(100),353(18),311(34),29
3(21),267(15),91(41)
【0123】実施例20 (E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン
酸エチル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン
酸エチル
【化38】
【0124】水素化ナトリウム(60%)115mg
(2.88mmol)を無水THF3mlに懸濁させ、
アルゴン気流下、0℃にてアセト酢酸エチル0.367
ml(2.88mmol)を加え、40分間攪拌した。
この溶液にブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.
84ml(2.88mmol)を加え、さらに40分間
攪拌した後、−78℃に冷却した。この溶液に、実施例
19で合成した化合物(24)852mg(1.92m
mol)を5mlの無水THFに溶かして加え、50分
間攪拌した後1N塩酸に投じて酢酸エチルで抽出した。
抽出層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で
順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物を
シリカゲルカラムにかけて酢酸エチルとヘキサンの1:
3混合溶媒で流し出したところ(E)−7−〔7−ベン
ジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−
イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−5−ヒドロキ
シ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(2
5))を978mg、収率88.7%で得た。
(2.88mmol)を無水THF3mlに懸濁させ、
アルゴン気流下、0℃にてアセト酢酸エチル0.367
ml(2.88mmol)を加え、40分間攪拌した。
この溶液にブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.
84ml(2.88mmol)を加え、さらに40分間
攪拌した後、−78℃に冷却した。この溶液に、実施例
19で合成した化合物(24)852mg(1.92m
mol)を5mlの無水THFに溶かして加え、50分
間攪拌した後1N塩酸に投じて酢酸エチルで抽出した。
抽出層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で
順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物を
シリカゲルカラムにかけて酢酸エチルとヘキサンの1:
3混合溶媒で流し出したところ(E)−7−〔7−ベン
ジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3
−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−
イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−5−ヒドロキ
シ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(2
5))を978mg、収率88.7%で得た。
【0125】融点:99.5〜101.0℃(無色粒状
晶,ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.23(d,J=7.1Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.54(s,6H),2.25 〜2.42(m,2H),3.16(s,2H),
3.24(hept,J=7.1Hz,1H),3.38(s,2H),4.20(q,J=7.2Hz,2
H),4.40〜4.50(m,1H),4.81(s,2H),5.08(dd,J=16.0 and
6.4Hz,1H),6.36(dd,J=16.0 and 1.2Hz,1H),6.94〜7.07
(m,6H),7.17 〜7.23(m,3H)ppm IR(KBr):3492,2976,2936,17
34,1716,1602cm-1 Mass(m/z,%):574(M+ ,9),556
(6),401(100),311(25),293
(16),267(10),91(28)
晶,ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.23(d,J=7.1Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.54(s,6H),2.25 〜2.42(m,2H),3.16(s,2H),
3.24(hept,J=7.1Hz,1H),3.38(s,2H),4.20(q,J=7.2Hz,2
H),4.40〜4.50(m,1H),4.81(s,2H),5.08(dd,J=16.0 and
6.4Hz,1H),6.36(dd,J=16.0 and 1.2Hz,1H),6.94〜7.07
(m,6H),7.17 〜7.23(m,3H)ppm IR(KBr):3492,2976,2936,17
34,1716,1602cm-1 Mass(m/z,%):574(M+ ,9),556
(6),401(100),311(25),293
(16),267(10),91(28)
【0126】実施例21 (E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチ
ル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチ
ル
【化39】
【0127】ピバリン酸17mg(0.167mmo
l)にトリエチルボラン(1.0MTHF溶液)1.9
9ml(1.99mmol)を加え、アルゴン雰囲気
下、室温で1時間攪拌した。この溶液に実施例20で合
成した化合物(25)924mg(1.61mmol)
を無水THF10mlに溶かして加え55分間攪拌し
た。反応液を−78℃に冷却し、メタノール2.5m
l、続いて水素化ホウ素ナトリウム94mg(2.49
mmol)を加え1時間45分間攪拌した。0℃に冷却
した30%過酸化水素水7.0mlと水14mlの混合
溶液中へ反応液を注ぎ入れ、室温で一晩攪拌した。反応
液を飽和塩化アンモニウム水溶液に投じ、酢酸エチルで
抽出、抽出層を水、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮し
た。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキ
サンの1:1混合溶媒で流し出したところ(E)−7−
〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(26))を859mg、収率89.8%で得た。
l)にトリエチルボラン(1.0MTHF溶液)1.9
9ml(1.99mmol)を加え、アルゴン雰囲気
下、室温で1時間攪拌した。この溶液に実施例20で合
成した化合物(25)924mg(1.61mmol)
を無水THF10mlに溶かして加え55分間攪拌し
た。反応液を−78℃に冷却し、メタノール2.5m
l、続いて水素化ホウ素ナトリウム94mg(2.49
mmol)を加え1時間45分間攪拌した。0℃に冷却
した30%過酸化水素水7.0mlと水14mlの混合
溶液中へ反応液を注ぎ入れ、室温で一晩攪拌した。反応
液を飽和塩化アンモニウム水溶液に投じ、酢酸エチルで
抽出、抽出層を水、飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液、飽
和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮し
た。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキ
サンの1:1混合溶媒で流し出したところ(E)−7−
〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フルオロフェニ
ル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プ
ロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(26))を859mg、収率89.8%で得た。
【0128】融点:120.5〜121.5℃(無色粒
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.23(d,J=7.1Hz,3H),1.10 〜1.
43(m,2H),1.28(t,J=7.2Hz,1H),1.54(s,6H),2.30 〜2.46
(m,2H),2.65(s with fine coupling,1H),3.16(s,2H),3.
28(hept,J=7.1Hz,1H),3.57(s with fine coupling,1H),
3.98〜4.10(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.18〜4.30(m,1
H),4.81(s,2H),5.10(dd,J=16.0 and 6.6Hz,1H),6.33(d
d,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.90〜7.08(m,6H),7.16 〜7.2
4(m,3H)ppm IR(KBr):3456,2976,2936,17
30,1604cm-1 Mass(m/z,%):576(M+ ,100),5
58(61),485(23),467(27),44
2(33),311(67),269(25),91
(42)
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.23(d,J=7.1Hz,3H),1.10 〜1.
43(m,2H),1.28(t,J=7.2Hz,1H),1.54(s,6H),2.30 〜2.46
(m,2H),2.65(s with fine coupling,1H),3.16(s,2H),3.
28(hept,J=7.1Hz,1H),3.57(s with fine coupling,1H),
3.98〜4.10(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.18〜4.30(m,1
H),4.81(s,2H),5.10(dd,J=16.0 and 6.6Hz,1H),6.33(d
d,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.90〜7.08(m,6H),7.16 〜7.2
4(m,3H)ppm IR(KBr):3456,2976,2936,17
30,1604cm-1 Mass(m/z,%):576(M+ ,100),5
58(61),485(23),467(27),44
2(33),311(67),269(25),91
(42)
【0129】実施例22 (E)−7−〔7−ベンジルオキシ−6−(4′−フル
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム
オロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナト
リウム
【化40】
【0130】実施例21で合成した化合物(26)53
mg(0.092mmol)をエタノール1mlに溶か
し、1N水酸化ナトリウム水溶液0.092ml(0.
092mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で1
時間50分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして
凍結乾燥したところ(E)−7−〔7−ベンジルオキシ
−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベン
ゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(27))を定量的
に無色不定形固体として得た。
mg(0.092mmol)をエタノール1mlに溶か
し、1N水酸化ナトリウム水溶液0.092ml(0.
092mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で1
時間50分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして
凍結乾燥したところ(E)−7−〔7−ベンジルオキシ
−6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベン
ゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(27))を定量的
に無色不定形固体として得た。
【0131】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.17 〜1.38(m,1H),1.25(d,J=7.2Hz,6H),1.42〜1.53
(m,1H),1.53(s,6H),2.15(dd,J=15.4 and 7.8Hz,1H),2.2
7(dd,J=15.4 and 4.4Hz,1H),3.21(s,2H),3.43(hept,J=
7.2Hz,1H),3.68〜3.80(m,1H),4.10 〜4.19(m,1H),4.77
(s,2H),5.16(dd,J=16.0 and 6.6Hz,1H),6.29(d with fi
re coupling,J=16.0Hz,1H),6.94〜7.10(m,6H),7.14 〜
7.24(m,3H)ppm IR(KBr):3448,2976,1580,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):569
(〔M−H〕- ,8),547(100)
(m,1H),1.53(s,6H),2.15(dd,J=15.4 and 7.8Hz,1H),2.2
7(dd,J=15.4 and 4.4Hz,1H),3.21(s,2H),3.43(hept,J=
7.2Hz,1H),3.68〜3.80(m,1H),4.10 〜4.19(m,1H),4.77
(s,2H),5.16(dd,J=16.0 and 6.6Hz,1H),6.29(d with fi
re coupling,J=16.0Hz,1H),6.94〜7.10(m,6H),7.14 〜
7.24(m,3H)ppm IR(KBr):3448,2976,1580,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):569
(〔M−H〕- ,8),547(100)
【0132】実施例23 (E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化41】
【0133】実施例21で合成した化合物(26)61
6mg(1.07mmol)をメタノール4mlに溶か
し、トリエチルアミン1.49ml(10.7mmo
l)及び10%Pd−C62mgを加えた。続いて2m
lのメタノールに溶かしたギ酸0.363ml(9.6
3mmol)をアルゴン気流下、室温にて徐々に加え、
4時間20分間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、セライトろ過した後、希塩酸、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネ
シウム乾燥後濃縮した。濃縮物をヘキサンで洗浄したと
ころ(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチ
ル(化合物(28))の結晶を475mg、収率91.
3%で得た。
6mg(1.07mmol)をメタノール4mlに溶か
し、トリエチルアミン1.49ml(10.7mmo
l)及び10%Pd−C62mgを加えた。続いて2m
lのメタノールに溶かしたギ酸0.363ml(9.6
3mmol)をアルゴン気流下、室温にて徐々に加え、
4時間20分間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈
し、セライトろ過した後、希塩酸、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネ
シウム乾燥後濃縮した。濃縮物をヘキサンで洗浄したと
ころ(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル
−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5
−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチ
ル(化合物(28))の結晶を475mg、収率91.
3%で得た。
【0134】融点:174.0〜174.5℃(無色微
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=7.1Hz,3H),1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.29(t,J=
7.2Hz,3H),1.10〜1.45(m,2H),1.53(s,6H),2.32〜2.47
(m,2H),2.70 〜2.73(m,1H),3.19(s,2H),3.26(hept,J=7.
1Hz,1H),3.56〜3.60(m,1H),4.00 〜4.11(m,1H),4.18(q,
J=7.2Hz,2H),4.20〜4.31(m,1H),4.54(s,1H),5.11(dd,J=
16.0 and 6.5Hz,1H),6.36(dd,J=16.0 and1.1Hz,1H),7.0
3〜7.13(m,2H),7.14 〜7.23(m,2H)ppm IR(KBr):3432,2976,1716,16
12cm-1 Mass(m/z,%):486(M+ ,100),4
68(42),309(49),279(65),16
7(72),129(58),60(82)
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=7.1Hz,3H),1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.29(t,J=
7.2Hz,3H),1.10〜1.45(m,2H),1.53(s,6H),2.32〜2.47
(m,2H),2.70 〜2.73(m,1H),3.19(s,2H),3.26(hept,J=7.
1Hz,1H),3.56〜3.60(m,1H),4.00 〜4.11(m,1H),4.18(q,
J=7.2Hz,2H),4.20〜4.31(m,1H),4.54(s,1H),5.11(dd,J=
16.0 and 6.5Hz,1H),6.36(dd,J=16.0 and1.1Hz,1H),7.0
3〜7.13(m,2H),7.14 〜7.23(m,2H)ppm IR(KBr):3432,2976,1716,16
12cm-1 Mass(m/z,%):486(M+ ,100),4
68(42),309(49),279(65),16
7(72),129(58),60(82)
【0135】実施例24 (E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム
3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−ジメチル−4
−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム
【化42】
【0136】実施例23で合成した化合物(28)33
mg(0.068mmol)をエタノール2mlに溶か
し、1N水酸化ナトリウム水溶液0.068ml(0.
068mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で4
0分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結乾
燥したところ(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェ
ニル)−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−
ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フ
ラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム(化合物(29))を定量的に無色不定
形固体として得た。
mg(0.068mmol)をエタノール2mlに溶か
し、1N水酸化ナトリウム水溶液0.068ml(0.
068mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で4
0分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして凍結乾
燥したところ(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェ
ニル)−2,3−ジヒドロ−7−ヒドロキシ−2,2−
ジメチル−4−(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フ
ラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテ
ン酸ナトリウム(化合物(29))を定量的に無色不定
形固体として得た。
【0137】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.20 〜1.31(m,1H),1.22(d,J=7.1Hz,6H),1.50(s,6
H),1.55 〜1.66(m,1H),2.15(dd,J=15.3 and 7.9Hz,1H),
2.28(dd,J=15.3 and 4.4Hz,1H),3.19(s,2H),3.39(hept,
J=7.1Hz,1H),3.72〜3.83(m,1H),4.10 〜4.20(m,1H),5.1
3(dd,J=16.1 and6.6Hz,1H),6.28(dd,J=16.1 and 1.0Hz,
1H),7.00 〜7.18(m,4H)ppm IR(KBr):3436,2972,1580,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):479
(〔M−H〕- ,7),457(100)
H),1.55 〜1.66(m,1H),2.15(dd,J=15.3 and 7.9Hz,1H),
2.28(dd,J=15.3 and 4.4Hz,1H),3.19(s,2H),3.39(hept,
J=7.1Hz,1H),3.72〜3.83(m,1H),4.10 〜4.20(m,1H),5.1
3(dd,J=16.1 and6.6Hz,1H),6.28(dd,J=16.1 and 1.0Hz,
1H),7.00 〜7.18(m,4H)ppm IR(KBr):3436,2972,1580,15
14cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):479
(〔M−H〕- ,7),457(100)
【0138】実施例25 (E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒド
ロキシ−6−ヘプテン酸エチル
3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒド
ロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化43】
【0139】実施例23で合成した化合物(28)77
mg(0.158mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、1−ヨード−2−(2−メトキシエトキシ)エタン
255mg(1.11mmol)及び炭酸カリウム10
9mg(0.79mmol)を加え、アルゴン雰囲気
下、室温で5時間攪拌した。反応液を水に投じ酢酸エチ
ルで抽出、抽出層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ
酢酸エチルとヘキサンの2:1混合溶媒で流し出したと
ころ(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキ
シ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−
2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(3
0))を70mg、収率75.3%で得た。
mg(0.158mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、1−ヨード−2−(2−メトキシエトキシ)エタン
255mg(1.11mmol)及び炭酸カリウム10
9mg(0.79mmol)を加え、アルゴン雰囲気
下、室温で5時間攪拌した。反応液を水に投じ酢酸エチ
ルで抽出、抽出層を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシ
ウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ
酢酸エチルとヘキサンの2:1混合溶媒で流し出したと
ころ(E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−
2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキ
シ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−
2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(3
0))を70mg、収率75.3%で得た。
【0140】融点:97.5〜98.5℃(無色微粒状
晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=7.1Hz,3H),1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.10〜1.44(m,2H),1.50(s,6H),2.32〜2.46
(m,2H),2.64 〜2.68(m,1H),3.13(s,2H),3.27(hept,J=7.
1Hz,1H),3.34(s,3H),3.38(s,4H),3.45〜3.50(m,2H),3.5
5 〜3.60(m,1H),3.94 〜3.99(m,2H),3.99 〜4.10(m,1
H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.20〜4.31(m,1H),5.09(dd,J=1
6.0 and 6.6Hz,1H),6.33(dd,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.9
4〜7.04(m,2H),7.08 〜7.16(m,2H)ppm IR(KBr):3432,2972,2936,28
80,1722,1596cm-1 Mass(m/z,%):588(M+ ,100),5
70(76),454(23),413(17),31
1(17),269(11),103(36),59
(40)
晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.21(d,J=7.1Hz,3H),1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.10〜1.44(m,2H),1.50(s,6H),2.32〜2.46
(m,2H),2.64 〜2.68(m,1H),3.13(s,2H),3.27(hept,J=7.
1Hz,1H),3.34(s,3H),3.38(s,4H),3.45〜3.50(m,2H),3.5
5 〜3.60(m,1H),3.94 〜3.99(m,2H),3.99 〜4.10(m,1
H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),4.20〜4.31(m,1H),5.09(dd,J=1
6.0 and 6.6Hz,1H),6.33(dd,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.9
4〜7.04(m,2H),7.08 〜7.16(m,2H)ppm IR(KBr):3432,2972,2936,28
80,1722,1596cm-1 Mass(m/z,%):588(M+ ,100),5
70(76),454(23),413(17),31
1(17),269(11),103(36),59
(40)
【0141】実施例26 (E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒド
ロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メトキシエトキシ)エ
トキシ〕−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イ
ル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒド
ロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
【化44】
【0142】実施例25で合成した化合物(30)55
mg(0.094mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液0.94ml
(0.094mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で40分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして
凍結乾燥したところ(E)−7−〔6−(4′−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−
(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム(化合物(31))を52mg、収率95.1%で無
色不定形固体として得た。
mg(0.094mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液0.94ml
(0.094mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で40分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして
凍結乾燥したところ(E)−7−〔6−(4′−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジヒドロ−7−〔2−(2−メ
トキシエトキシ)エトキシ〕−2,2−ジメチル−4−
(プロパン−2−イル)ベンゾ〔b〕フラン−5−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム(化合物(31))を52mg、収率95.1%で無
色不定形固体として得た。
【0143】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.13(d,J=6.8Hz,6H),1.02〜1.38(m,2H),1.48(s,6H),
2.00〜2.40(m,2H),3.10(s,2H),3.19〜3.35(m,1H),3.30
(s,3H),3.39(s,4H),3.45(t,J=5.2Hz,2H),3.91(t,J=5.2H
z,2H),3.90 〜4.00(m,1H),4.03 〜4.14(m,1H),5.06(dd,
J=15.9 and 6.0Hz,1H),6.23(d,J=15.9Hz,1H),6.84〜6.9
6(m,2H),7.00 〜7.13(m,2H)ppm IR(KBr):3432,2968,2932,15
74,1514cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):581
(〔M−H〕- ,3),559(100)
2.00〜2.40(m,2H),3.10(s,2H),3.19〜3.35(m,1H),3.30
(s,3H),3.39(s,4H),3.45(t,J=5.2Hz,2H),3.91(t,J=5.2H
z,2H),3.90 〜4.00(m,1H),4.03 〜4.14(m,1H),5.06(dd,
J=15.9 and 6.0Hz,1H),6.23(d,J=15.9Hz,1H),6.84〜6.9
6(m,2H),7.00 〜7.13(m,2H)ppm IR(KBr):3432,2968,2932,15
74,1514cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):581
(〔M−H〕- ,3),559(100)
【0144】実施例27 (E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2
−イル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6
−ヘプテン酸エチル
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2
−イル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6
−ヘプテン酸エチル
【化45】
【0145】実施例23で合成した化合物(28)65
mg(0.134mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、炭酸カリウム92mg(0.67mmol)及び3
−クロロメチルピリジン171mg(1.34mmo
l)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で3時間30分間
攪拌した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮し
た。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキ
サンの2:1混合溶媒で流し出したところ(E)−7−
〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−7
−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−
5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(化合物(32))を29mg、収率37.5%で
得た。
mg(0.134mmol)を無水DMF2mlに溶か
し、炭酸カリウム92mg(0.67mmol)及び3
−クロロメチルピリジン171mg(1.34mmo
l)を加え、アルゴン雰囲気下、室温で3時間30分間
攪拌した。反応液を水に投じ酢酸エチルで抽出、抽出層
を飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮し
た。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキ
サンの2:1混合溶媒で流し出したところ(E)−7−
〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,3−ジヒドロ
−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2−イル)−7
−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−
5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(化合物(32))を29mg、収率37.5%で
得た。
【0146】融点:117.0〜117.5℃(無色粒
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.23(d,J=7.1Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),1.10〜1.43(m,2H),1.54(s,6H),2.32〜2.46
(m,2H),2.72(broad s,1H),3.16(s,2H),3.28(hept,J=7.1
Hz,1H),3.58(broad s,1H),3.98〜4.10(m,1H),4.18(q,J=
7.1Hz,2H),4.19〜4.30(m,1H),4.83(s,2H),5.09(dd,J=1
6.0 and 6.6Hz,1H),6.32(dd,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.9
2〜7.08(m,4H),7.11(dd,J=7.5 and 4.8Hz,1H),7.22 〜
7.26(m,1H),8.27(d,J=1.6Hz,1H),8.45(dd,J=4.8 and 1.
6Hz,1H)ppm IR(KBr):3448,2976,2936,17
38,1602cm-1 Mass(m/z,%):577(M+ ,11),51
3(33),469(29),368(40),311
(35),284(39),256(100),129
(43),60(47)
状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=7.1Hz,3H),1.23(d,J=7.1Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),1.10〜1.43(m,2H),1.54(s,6H),2.32〜2.46
(m,2H),2.72(broad s,1H),3.16(s,2H),3.28(hept,J=7.1
Hz,1H),3.58(broad s,1H),3.98〜4.10(m,1H),4.18(q,J=
7.1Hz,2H),4.19〜4.30(m,1H),4.83(s,2H),5.09(dd,J=1
6.0 and 6.6Hz,1H),6.32(dd,J=16.0 and 1.0Hz,1H),6.9
2〜7.08(m,4H),7.11(dd,J=7.5 and 4.8Hz,1H),7.22 〜
7.26(m,1H),8.27(d,J=1.6Hz,1H),8.45(dd,J=4.8 and 1.
6Hz,1H)ppm IR(KBr):3448,2976,2936,17
38,1602cm-1 Mass(m/z,%):577(M+ ,11),51
3(33),469(29),368(40),311
(35),284(39),256(100),129
(43),60(47)
【0147】実施例28 (E)−7−〔6−(4′−フルオロフェニル)−2,
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2
−イル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6
−ヘプテン酸ナトリウム
3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−4−(プロパン−2
−イル)−7−(3−ピリジルメチルオキシ)ベンゾ
〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6
−ヘプテン酸ナトリウム
【化46】
【0148】実施例27で合成した化合物(32)27
mg(0.047mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液0.47ml
(0.047mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で45分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして
凍結乾燥したところ(E)−7−〔6−(4′−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
4−(プロパン−2−イル)−7−(3−ピリジルメチ
ルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(3
3))を定量的に無色不定形固体として得た。
mg(0.047mmol)をエタノール1mlに溶か
し、0.1N水酸化ナトリウム水溶液0.47ml
(0.047mmol)を加え、アルゴン雰囲気下、室
温で45分間攪拌した。反応液を濃縮し、水に溶かして
凍結乾燥したところ(E)−7−〔6−(4′−フルオ
ロフェニル)−2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−
4−(プロパン−2−イル)−7−(3−ピリジルメチ
ルオキシ)ベンゾ〔b〕フラン−5−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(3
3))を定量的に無色不定形固体として得た。
【0149】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.25(d,J=7.1Hz,6H),1.13〜1.37(m,1H),1.42 〜1.55
(m,1H),1.53(s,6H),2.15(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1H),2.2
7(dd,J=15.4 and 4.5Hz,1H),3.21(s,2H),3.43(hept,J=
7.1Hz,1H),3.68〜3.79(m,1H),4.10 〜4.20(m,1H),4.85
(s,2H),5.16(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.29(dd,J=16.1
and 1.0Hz,1H),7.00〜7.10(m,4H),7.28(dd with fine
coupling,J=7.9 and 5.0Hz,1H),7.39 〜7.45(m,1H),8.1
8(d,J=1.6Hz,1H),8.38(dd,J=5.0 and 1.6Hz,1H)ppm IR(KBr):3432,2972,2932,15
80,1514cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):570
(〔M−H〕- ,trace),548(100)
(m,1H),1.53(s,6H),2.15(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1H),2.2
7(dd,J=15.4 and 4.5Hz,1H),3.21(s,2H),3.43(hept,J=
7.1Hz,1H),3.68〜3.79(m,1H),4.10 〜4.20(m,1H),4.85
(s,2H),5.16(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.29(dd,J=16.1
and 1.0Hz,1H),7.00〜7.10(m,4H),7.28(dd with fine
coupling,J=7.9 and 5.0Hz,1H),7.39 〜7.45(m,1H),8.1
8(d,J=1.6Hz,1H),8.38(dd,J=5.0 and 1.6Hz,1H)ppm IR(KBr):3432,2972,2932,15
80,1514cm-1 Mass(FAB−neg,m/z,%):570
(〔M−H〕- ,trace),548(100)
【0150】実施例29 (E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール
【化47】
【0151】4′−フルオロ−6−メトキシ−5−(2
−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−カルバルデヒド(化合物(34))、
1.0g(2.89mmol)およびN−エチリデンシ
クロヘキシルアミン590mg(3.76mmol)を
0℃、アルゴン雰囲気下で、無水THF10mlに溶解
して攪拌した溶液に、カリウムt−ブトキシド356m
g(3.2mmol)を加えて1時間30分攪拌した。
反応溶液に3N塩酸を6ml加えて、1時間加熱還流し
た。反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に投じ、
酢酸エチルで抽出した。抽出層を水、飽和食塩水で順次
洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物を
シリカゲルカラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの6:
1の混合溶媒で流したところ(E)−3−〔4′−フル
オロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシエトキシ)−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペナール(化合物(35))を976mg、収
率90.8%で得た。
−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イル)ビ
フェニル−2−カルバルデヒド(化合物(34))、
1.0g(2.89mmol)およびN−エチリデンシ
クロヘキシルアミン590mg(3.76mmol)を
0℃、アルゴン雰囲気下で、無水THF10mlに溶解
して攪拌した溶液に、カリウムt−ブトキシド356m
g(3.2mmol)を加えて1時間30分攪拌した。
反応溶液に3N塩酸を6ml加えて、1時間加熱還流し
た。反応溶液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に投じ、
酢酸エチルで抽出した。抽出層を水、飽和食塩水で順次
洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物を
シリカゲルカラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの6:
1の混合溶媒で流したところ(E)−3−〔4′−フル
オロ−6−メトキシ−5−(2−メトキシエトキシ)−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペナール(化合物(35))を976mg、収
率90.8%で得た。
【0152】融点:90.0〜90.5℃(無色柱状
晶、ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.26(d,J=6.8Hz,6H),3.27(hept,J=6.8Hz,1H),3.47
(s,3H),3.53(s,3H),3.82(t,J=4.8Hz,2H),4.26(t,J=4.8H
z,2H),5.89(dd,J=16.2 and 7.8Hz,1H),6.98(s,1H),7.05
〜7.10(m,2H),7.14 〜7.19(m,2H),7.29(d,J=16.2Hz,1
H),9.38(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2932,1688,16
22,1582cm-1 Mass(m/z,%):372(M+ ,12),32
9(100),271(31),59(12)
晶、ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.26(d,J=6.8Hz,6H),3.27(hept,J=6.8Hz,1H),3.47
(s,3H),3.53(s,3H),3.82(t,J=4.8Hz,2H),4.26(t,J=4.8H
z,2H),5.89(dd,J=16.2 and 7.8Hz,1H),6.98(s,1H),7.05
〜7.10(m,2H),7.14 〜7.19(m,2H),7.29(d,J=16.2Hz,1
H),9.38(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2932,1688,16
22,1582cm-1 Mass(m/z,%):372(M+ ,12),32
9(100),271(31),59(12)
【0153】実施例30 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル
【化48】
【0154】水素化ナトリウム(60%)145mg
(3.63mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF10mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.46ml(3.63mmol)を加え、20分間攪
拌した。この溶液にブチルリチウム(15%ヘキサン溶
液)2.27ml(3.63mmol)を加えて15分
間攪拌した。この溶液に実施例29で合成した化合物
(35)を900mg(2.42mmol)加え、0℃
で30分攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エ
チルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸
マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカ
ラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの4:1混合溶媒で
流しだしたところ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6
−メトキシ−5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒド
ロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(36))を1.09g、収率89.7%で黄色油状物
として得た。
(3.63mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF10mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.46ml(3.63mmol)を加え、20分間攪
拌した。この溶液にブチルリチウム(15%ヘキサン溶
液)2.27ml(3.63mmol)を加えて15分
間攪拌した。この溶液に実施例29で合成した化合物
(35)を900mg(2.42mmol)加え、0℃
で30分攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エ
チルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸
マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカ
ラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの4:1混合溶媒で
流しだしたところ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6
−メトキシ−5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒド
ロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(36))を1.09g、収率89.7%で黄色油状物
として得た。
【0155】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),2.38〜2.46(m,2H),3.17(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.47(s,3H),3.52(s,3H),3.80(t,J=4.9Hz,2
H),4.16 〜4.23(m,1H),4.22(q,J=7.2Hz,2H),4.42〜4.52
(m,1H),5.14(dd,J=16.2 and 6.3Hz,1H),6.37(dd,J=16.2
and 1.3Hz,1H),6.90(s,1H),7.02〜7.08(m,2H),7.14 〜
7.17(m,2H)ppm IR(液膜):3484,2968,2936,174
4,1716cm-1 Mass(m/z,%):502(M+ ,2),484
(2),372(12),329(100)、271
(31)
7.2Hz,3H),2.38〜2.46(m,2H),3.17(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.47(s,3H),3.52(s,3H),3.80(t,J=4.9Hz,2
H),4.16 〜4.23(m,1H),4.22(q,J=7.2Hz,2H),4.42〜4.52
(m,1H),5.14(dd,J=16.2 and 6.3Hz,1H),6.37(dd,J=16.2
and 1.3Hz,1H),6.90(s,1H),7.02〜7.08(m,2H),7.14 〜
7.17(m,2H)ppm IR(液膜):3484,2968,2936,174
4,1716cm-1 Mass(m/z,%):502(M+ ,2),484
(2),372(12),329(100)、271
(31)
【0156】実施例31 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル
【化49】
【0157】実施例30で合成した化合物(36)、
1.01g(2.01mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で無水THF7.2mlおよびメタノール
2.4mlの混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエ
チルメトキシボラン(1.0MTHF溶液)2.41m
l(2.41mmol)を加えた後、−78℃の冷却バ
スをはずし室温で15分間攪拌した。この溶液を再び−
78℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム114mg
(3.01mmol)を加え2時間攪拌した。反応溶液
を0℃で攪拌した30%過酸化水素水2.3mlに徐々
に加え室温で一晩攪拌した。反応溶液を飽和食塩水に投
じ酢酸エチルで抽出した。抽出層を飽和食塩水、チオ硫
酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マ
グネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
にかけヘキサンと酢酸エチルの1:1混合溶媒で流しだ
したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキ
シ−5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロ
キシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(37))を92
2mg、収率91.0%で無色油状物として得た。
1.01g(2.01mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で無水THF7.2mlおよびメタノール
2.4mlの混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエ
チルメトキシボラン(1.0MTHF溶液)2.41m
l(2.41mmol)を加えた後、−78℃の冷却バ
スをはずし室温で15分間攪拌した。この溶液を再び−
78℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム114mg
(3.01mmol)を加え2時間攪拌した。反応溶液
を0℃で攪拌した30%過酸化水素水2.3mlに徐々
に加え室温で一晩攪拌した。反応溶液を飽和食塩水に投
じ酢酸エチルで抽出した。抽出層を飽和食塩水、チオ硫
酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マ
グネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
にかけヘキサンと酢酸エチルの1:1混合溶媒で流しだ
したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキ
シ−5−(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−
2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロ
キシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(37))を92
2mg、収率91.0%で無色油状物として得た。
【0158】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.18 〜1.24(m,1H),1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=
6.8Hz,3H),1.26(t,J=7.2Hz,3H),1.34〜1.47(m,1H),2.38
〜2.42(m,2H),2.78(broad s,1H),3.20(hept,J=6.8Hz,1
H),3.46(s,3H),3.52(s,3H),3.58(s with fine couplin
g,1H),3.79(t,J=4.8Hz,2H),4.00 〜4.11(m,1H),4.19(q,
J=7.2Hz,2H),4.22(t,J=4.8Hz,2H),4.24 〜4.32(m,1H),
5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.33(dd,J=16.1 and 1.
0Hz,1H),6.90(s,1H),7.00〜7.06(m,2H),7.14 〜7.16(m,
2H)ppm. IR(液膜):3464,2964,2936,173
4,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):504(M+ ,14),48
6(43),468(48)、458(36),440
(79),371(34),59(100)
6.8Hz,3H),1.26(t,J=7.2Hz,3H),1.34〜1.47(m,1H),2.38
〜2.42(m,2H),2.78(broad s,1H),3.20(hept,J=6.8Hz,1
H),3.46(s,3H),3.52(s,3H),3.58(s with fine couplin
g,1H),3.79(t,J=4.8Hz,2H),4.00 〜4.11(m,1H),4.19(q,
J=7.2Hz,2H),4.22(t,J=4.8Hz,2H),4.24 〜4.32(m,1H),
5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.33(dd,J=16.1 and 1.
0Hz,1H),6.90(s,1H),7.00〜7.06(m,2H),7.14 〜7.16(m,
2H)ppm. IR(液膜):3464,2964,2936,173
4,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):504(M+ ,14),48
6(43),468(48)、458(36),440
(79),371(34),59(100)
【0159】実施例32 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
(2−メトキシエトキシ)−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
【化50】
【0160】実施例31で合成した化合物(37)、7
72mg(1.53mmol)をエタノール5mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液1.53ml(1.
53mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−メトキシ−5−(2−メトキシエトキシ)−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,
5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物
(38))を定量的に無色不定形固体として得た。
72mg(1.53mmol)をエタノール5mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液1.53ml(1.
53mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−メトキシ−5−(2−メトキシエトキシ)−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,
5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物
(38))を定量的に無色不定形固体として得た。
【0161】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.26(d,J=6.8Hz,6H),1.29〜1.33(m,1H),1.51 〜1.61
(m,1H),2.20(dd,J=15.4 and 7.8Hz,1H),2.32(dd,J=15.4
and 4.4Hz,1H),3.37(hept,J=6.8Hz,1H),3.48(s,3H),3.
58(s,3H),3.75 〜3.83(m,1H),3.82(t,J=4.6Hz,2H),4.17
〜4.25(m,1H),4.25(t,J=4.6Hz,2H),5.25(dd,J=16.2 and
6.7Hz 1H),6.34(dd,J=16.2 and 1.1Hz1H),7.01(s,1H),
7.09 〜7.24(m,4H)ppm IR(KBr):3420,2964,2932,15
82cm-1 Mass(FAB-negafive, m/z,%):497(〔M
−H〕- ,11),475(100)
(m,1H),2.20(dd,J=15.4 and 7.8Hz,1H),2.32(dd,J=15.4
and 4.4Hz,1H),3.37(hept,J=6.8Hz,1H),3.48(s,3H),3.
58(s,3H),3.75 〜3.83(m,1H),3.82(t,J=4.6Hz,2H),4.17
〜4.25(m,1H),4.25(t,J=4.6Hz,2H),5.25(dd,J=16.2 and
6.7Hz 1H),6.34(dd,J=16.2 and 1.1Hz1H),7.01(s,1H),
7.09 〜7.24(m,4H)ppm IR(KBr):3420,2964,2932,15
82cm-1 Mass(FAB-negafive, m/z,%):497(〔M
−H〕- ,11),475(100)
【0162】実施例33 (E)−3−〔4′−フルオロ−5−〔2−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペンニトリル
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペンニトリル
【化51】
【0163】水素化ナトリウム(60%)143mg
(3.58mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF15mlに懸濁した溶液にシアノメチルホスホ
ン酸ジエチル0.58ml(3.58mmol)を加え
20分間攪拌した。この溶液に4′−フルオロ−5−
〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕
−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−カルバルデヒド(化合物(39))、1.42
g(3.41mmol)をTHF10mlに溶かして滴
下し、さらに20分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に
投じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順
次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物を
ヘキサンから結晶化させたところ(E)−3−〔4′−
フルオロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル
(化合物(40))を1.28g、収率82.5%で得
た。ロ液を濃縮しシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢
酸エチルの4:1の混合溶媒で流し出したところ(化合
物(40))を80mg、収率5.2%で得た。
(3.58mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF15mlに懸濁した溶液にシアノメチルホスホ
ン酸ジエチル0.58ml(3.58mmol)を加え
20分間攪拌した。この溶液に4′−フルオロ−5−
〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕
−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−カルバルデヒド(化合物(39))、1.42
g(3.41mmol)をTHF10mlに溶かして滴
下し、さらに20分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に
投じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順
次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物を
ヘキサンから結晶化させたところ(E)−3−〔4′−
フルオロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル
(化合物(40))を1.28g、収率82.5%で得
た。ロ液を濃縮しシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢
酸エチルの4:1の混合溶媒で流し出したところ(化合
物(40))を80mg、収率5.2%で得た。
【0164】融点:131.5〜133.0℃(無色微
粒状晶、ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),1.47〜1.90(m.6H),3.17(hept,J
=6.8Hz,1H),3.52(s,3H),3.50〜3.58(m,1H),3.82 〜3.98
(m,2H),4.08 〜4.16(m,1H),4.27(t,J=5.0Hz,2H),4.72〜
4.75(m,1H),4.91(d,J=17.0Hz,1H),6.94(s,1H),7.04〜7.
18(m,4H),7.29(d,J=17.0 Hz 1H)ppm IR(KBr):2960,2220,1622,15
88cm-1 Mass(m/z,%):439(M+ ,64),35
6(21),355(90)、315(37),311
(15),271(31),129(100),85
(38)
粒状晶、ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),1.47〜1.90(m.6H),3.17(hept,J
=6.8Hz,1H),3.52(s,3H),3.50〜3.58(m,1H),3.82 〜3.98
(m,2H),4.08 〜4.16(m,1H),4.27(t,J=5.0Hz,2H),4.72〜
4.75(m,1H),4.91(d,J=17.0Hz,1H),6.94(s,1H),7.04〜7.
18(m,4H),7.29(d,J=17.0 Hz 1H)ppm IR(KBr):2960,2220,1622,15
88cm-1 Mass(m/z,%):439(M+ ,64),35
6(21),355(90)、315(37),311
(15),271(31),129(100),85
(38)
【0165】実施例34 (E)−3−〔4′−フルオロ−5−〔2−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペナール
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペナール
【化52】
【0166】実施例33で合成した化合物(40)、
1.34g(2.95mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で、無水トルエン10mlに溶かして攪拌し
た溶液に、アルゴン雰囲気下、−78℃で水素化ジイソ
ブチルアルミニウム(25%ヘキサン溶液)1.76m
l(3.10mmol)を加え、1時間15分間攪拌し
た。−78℃で反応溶液にメタノールを加えて攪拌し、
さらに室温で1N塩酸と酢酸エチルの混合溶媒へ投じ、
1時間30分攪拌した。酢酸エチル層を水、飽和食塩水
で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物
をシリカゲルカラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの
2:1の混合溶媒で流しだしたところ、(E)−3−
〔4′−フルオロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール(化合物(41))を1.124g、収率83.2
%で得た。
1.34g(2.95mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で、無水トルエン10mlに溶かして攪拌し
た溶液に、アルゴン雰囲気下、−78℃で水素化ジイソ
ブチルアルミニウム(25%ヘキサン溶液)1.76m
l(3.10mmol)を加え、1時間15分間攪拌し
た。−78℃で反応溶液にメタノールを加えて攪拌し、
さらに室温で1N塩酸と酢酸エチルの混合溶媒へ投じ、
1時間30分攪拌した。酢酸エチル層を水、飽和食塩水
で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物
をシリカゲルカラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの
2:1の混合溶媒で流しだしたところ、(E)−3−
〔4′−フルオロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラ
ニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナ
ール(化合物(41))を1.124g、収率83.2
%で得た。
【0167】融点:86.5〜88.0℃(無色微粒状
晶、ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.27(d,J=6.8Hz,6H),1.46〜1.90(m.6H),3.27(hept,J
=6.8Hz,1H),3.54(s,3H),3.50〜3.59(m,1H),3.82 〜3.96
(m,2H),4.09 〜4.18(m,1H),4.29(t,J=5.0Hz,2H),4.74(d
d,J=3.5 and 3.0Hz,1H),5.89(dd,J=16.3 and 7.8Hz,1
H),6.98(s,1H),7.02〜7.12(m,2H),7.13 〜7.20(m,2H),
7.29(d,J=16.3Hz,1H),9.37(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2960,1682,1622,15
84cm-1 Mass(m/z,%):442(M+ ,8),399
(57),315(100)、271(43),129
(29)
晶、ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.27(d,J=6.8Hz,6H),1.46〜1.90(m.6H),3.27(hept,J
=6.8Hz,1H),3.54(s,3H),3.50〜3.59(m,1H),3.82 〜3.96
(m,2H),4.09 〜4.18(m,1H),4.29(t,J=5.0Hz,2H),4.74(d
d,J=3.5 and 3.0Hz,1H),5.89(dd,J=16.3 and 7.8Hz,1
H),6.98(s,1H),7.02〜7.12(m,2H),7.13 〜7.20(m,2H),
7.29(d,J=16.3Hz,1H),9.37(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2960,1682,1622,15
84cm-1 Mass(m/z,%):442(M+ ,8),399
(57),315(100)、271(43),129
(29)
【0168】実施例35 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−〔2−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
【化53】
【0169】水素化ナトリウム(60%)135mg
(3.38mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF10mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.43ml(3.38mmol)を加え25分間攪拌
した後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)2.0
9ml(3.38mmol)を加えて25分間攪拌し
た。この溶液に実施例34で合成した化合物(41)、
1.19g(2.60mmol)加え、0℃で1時間3
5分攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチル
で抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
にかけ、ヘキサンと酢酸エチルの2:1から1:1の混
合溶媒で流しだしたところ、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(42))を1.
17g、収率76.5%で黄色油状物として得た。
(3.38mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF10mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.43ml(3.38mmol)を加え25分間攪拌
した後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)2.0
9ml(3.38mmol)を加えて25分間攪拌し
た。この溶液に実施例34で合成した化合物(41)、
1.19g(2.60mmol)加え、0℃で1時間3
5分攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチル
で抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
にかけ、ヘキサンと酢酸エチルの2:1から1:1の混
合溶媒で流しだしたところ、(E)−7−〔4′−フル
オロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキシ)
エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オ
キソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(42))を1.
17g、収率76.5%で黄色油状物として得た。
【0170】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,1H),1.28(t,J=
7.0Hz,3H),1.46〜1.90(m,6H),2.32 〜2.49(m,2H),3.17
(hept,J=6.8Hz,1H),3.40(s,2H),3.54(s,3H),3.50 〜3.5
8(m,1H),3.81 〜3.96(m.2H),4.06 〜4.27(m.2H),4.20
(q.J=7.0Hz,2H),4.25(t,J=5.1Hz,2H),4.43 〜4.52(m,1
H),4.74(t,J=3.3Hz,1H),5.14(dd,J=16.1 and6.2Hz,1H),
6.36(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),6.90(s,1H),7.03 〜7.1
8(m,4H)ppm IR(液膜):3476,2960,1744,171
8,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):572(M+ ,0.2),4
42(9),399(73)、315(100),27
1(59),129(34)
7.0Hz,3H),1.46〜1.90(m,6H),2.32 〜2.49(m,2H),3.17
(hept,J=6.8Hz,1H),3.40(s,2H),3.54(s,3H),3.50 〜3.5
8(m,1H),3.81 〜3.96(m.2H),4.06 〜4.27(m.2H),4.20
(q.J=7.0Hz,2H),4.25(t,J=5.1Hz,2H),4.43 〜4.52(m,1
H),4.74(t,J=3.3Hz,1H),5.14(dd,J=16.1 and6.2Hz,1H),
6.36(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),6.90(s,1H),7.03 〜7.1
8(m,4H)ppm IR(液膜):3476,2960,1744,171
8,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):572(M+ ,0.2),4
42(9),399(73)、315(100),27
1(59),129(34)
【0171】実施例36 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−〔2−(2−テト
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
ラヒドロピラニルオキシ)エトキシ〕−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化54】
【0172】実施例35で合成した化合物(42)、
1.44g(2.45mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で、無水THF9mlおよびメタノール3m
lの混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメト
キシボラン(1.0M THF溶液)2.94ml
(2.94mmol)を加えた後、−78℃の冷却バス
をはずし室温で15分間攪拌した。この溶液を再び−7
8℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム139mg(3.
68mmol)を加え55分間攪拌した。反応溶液を0
℃で攪拌した30%過酸化水素水2.8mlに徐々に加
え室温で2時間攪拌した。反応混合物を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液に投じ酢酸エチルで抽出した。抽出層を飽
和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水
で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物
をシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢酸エチルの1:
1混合溶媒で流しだしたところ(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸エチル(化合物(43))を1.34
g、収率92.7%で得た。
1.44g(2.45mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で、無水THF9mlおよびメタノール3m
lの混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメト
キシボラン(1.0M THF溶液)2.94ml
(2.94mmol)を加えた後、−78℃の冷却バス
をはずし室温で15分間攪拌した。この溶液を再び−7
8℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム139mg(3.
68mmol)を加え55分間攪拌した。反応溶液を0
℃で攪拌した30%過酸化水素水2.8mlに徐々に加
え室温で2時間攪拌した。反応混合物を飽和塩化アンモ
ニウム水溶液に投じ酢酸エチルで抽出した。抽出層を飽
和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水
で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物
をシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢酸エチルの1:
1混合溶媒で流しだしたところ(E)−7−〔4′−フ
ルオロ−5−〔2−(2−テトラヒドロピラニルオキ
シ)エトキシ〕−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸エチル(化合物(43))を1.34
g、収率92.7%で得た。
【0173】融点:64.0〜65.0℃(無色針状
晶、ヘキサンと酢酸エチルより再結晶) 1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,1H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.17〜1.30(m,1H),1.35 〜1.45(m,1H),1.50
〜1.90(m,6H),2.35 〜2.44(m,2H),2.76(d,J=1.9Hz,1H),
3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.48〜3.56(m,1H),3.54(s,3H),
3.57(d,J=2.2Hz,2H),3.82 〜3.96(m,2H),4.01 〜4.30
(m,2H),4.16(q,J=7.2Hz,2H),4.25(t,J=4.9Hz,2H),4.72
〜4.76(m,1H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.33(dd,
J=16.1 and1.0Hz,1H),6.90(s,1H),7.00〜7.08(m,2H),7.
10 〜7.20(m,2H)ppm IR(KBr):3536,3428,2964,17
16,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):574(M+ ,2),556
(4),510(49)、426(57),129(1
00)
晶、ヘキサンと酢酸エチルより再結晶) 1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,1H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.17〜1.30(m,1H),1.35 〜1.45(m,1H),1.50
〜1.90(m,6H),2.35 〜2.44(m,2H),2.76(d,J=1.9Hz,1H),
3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.48〜3.56(m,1H),3.54(s,3H),
3.57(d,J=2.2Hz,2H),3.82 〜3.96(m,2H),4.01 〜4.30
(m,2H),4.16(q,J=7.2Hz,2H),4.25(t,J=4.9Hz,2H),4.72
〜4.76(m,1H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.33(dd,
J=16.1 and1.0Hz,1H),6.90(s,1H),7.00〜7.08(m,2H),7.
10 〜7.20(m,2H)ppm IR(KBr):3536,3428,2964,17
16,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):574(M+ ,2),556
(4),510(49)、426(57),129(1
00)
【0174】実施例37 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル
エトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸エチル
【化55】
【0175】実施例36で合成した化合物(43)、
1.21g(2.05mmol)およびp−トルエンス
ルホン酸ピリジニウム103mg(0.41mmol)
をメタノール15mlに溶かし、室温で6時間25分攪
拌した。反応溶液を水に投じ酢酸エチルで抽出し、抽出
層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮し
た。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキ
サンの2:1混合溶媒で流しだしたところ、(E)−7
−〔4′−フルオロ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)
−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸エチル(化合物(44))を768mg、収率74.
0%で無色油状物として得た。
1.21g(2.05mmol)およびp−トルエンス
ルホン酸ピリジニウム103mg(0.41mmol)
をメタノール15mlに溶かし、室温で6時間25分攪
拌した。反応溶液を水に投じ酢酸エチルで抽出し、抽出
層を飽和食塩水で洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮し
た。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルとヘキ
サンの2:1混合溶媒で流しだしたところ、(E)−7
−〔4′−フルオロ−5−(2−ヒドロキシエトキシ)
−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン
酸エチル(化合物(44))を768mg、収率74.
0%で無色油状物として得た。
【0176】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,1H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),1.18〜1.32(m,1H),1.34 〜1.48(m,1H),2.33
〜2.48(m,2H),2.85(d,J=1.9Hz,1H),3.21(hept,J=6.8Hz,
1H),3.49(s,3H),3.59(d,J=2.3Hz,1H),3.92〜3.99(m,2
H),4.01 〜4.11(m,1H),4.12(q,J=7.2Hz,2H),4.13〜4.22
(m,3H),4.23 〜4.33(m,1H),5.17(dd,J=16.1 and 6.5Hz,
1H),6.34(dd,J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.90(s,1H),7.00〜
7.09(m,2H),7.12 〜7.18(m,2H)ppm IR(液膜):3424,2964,2936,173
2,1588cm-1 Mass(m/z,%):490(M+ ,27),47
3(13),472(43)、454(15),426
(100),357(33),341(36),315
(34),45(41)
7.2Hz,3H),1.18〜1.32(m,1H),1.34 〜1.48(m,1H),2.33
〜2.48(m,2H),2.85(d,J=1.9Hz,1H),3.21(hept,J=6.8Hz,
1H),3.49(s,3H),3.59(d,J=2.3Hz,1H),3.92〜3.99(m,2
H),4.01 〜4.11(m,1H),4.12(q,J=7.2Hz,2H),4.13〜4.22
(m,3H),4.23 〜4.33(m,1H),5.17(dd,J=16.1 and 6.5Hz,
1H),6.34(dd,J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.90(s,1H),7.00〜
7.09(m,2H),7.12 〜7.18(m,2H)ppm IR(液膜):3424,2964,2936,173
2,1588cm-1 Mass(m/z,%):490(M+ ,27),47
3(13),472(43)、454(15),426
(100),357(33),341(36),315
(34),45(41)
【0177】実施例38 (E)−7−〔4′−フルオロ−5−(2−ヒドロキシ
エトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
エトキシ)−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−
6−ヘプテン酸ナトリウム
【化56】
【0178】実施例37で合成した化合物(44)、6
82mg(1.39mmol)をエタノール8mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液1.39ml(1.
39mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオロ
−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化
合物(45))を664mg、収率98.7%で、無色
不定形固体として得た。
82mg(1.39mmol)をエタノール8mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液1.39ml(1.
39mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオロ
−5−(2−ヒドロキシエトキシ)−6−メトキシ−3
−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム(化
合物(45))を664mg、収率98.7%で、無色
不定形固体として得た。
【0179】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.27(d,J=6.8Hz,6H),1.26〜1.35(m,1H),1.51 〜1.62
(m,1H),2.20(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1H),2.32(dd,J=15.4
and 4.5Hz,1H),3.35(hept,J=6.8Hz,1H),3.54(s,3H),3.
76 〜3.84(m,1H),3.92 〜3.96(m,2H),4.14 〜4.26(m,3
H),5.26(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.34(dd,J=16.1 and
1.1Hz,1H),7.02(s,1H),7.08〜7.26(m,4H)ppm IR(KBr):3424,2964,1582cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):483(〔M
−H〕- ,16),461(100)
(m,1H),2.20(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1H),2.32(dd,J=15.4
and 4.5Hz,1H),3.35(hept,J=6.8Hz,1H),3.54(s,3H),3.
76 〜3.84(m,1H),3.92 〜3.96(m,2H),4.14 〜4.26(m,3
H),5.26(dd,J=16.1 and 6.6Hz,1H),6.34(dd,J=16.1 and
1.1Hz,1H),7.02(s,1H),7.08〜7.26(m,4H)ppm IR(KBr):3424,2964,1582cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):483(〔M
−H〕- ,16),461(100)
【0180】実施例39 (E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペナール
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロ
ペナール
【化57】
【0181】4′−フルオロ−6−メトキシ−5−〔2
−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−カルバルデヒド(化合
物(46)、800mg(2.05mmol)およびN
−エチリデンシクロヘキシルアミン502mg(5.0
4mmol)を、0℃、アルゴン雰囲気下で、無水TH
F10mlに溶かして攪拌した溶液に、カリウムt−ブ
トキシド242mg(2.15mmol)を加えて3時
間10分間攪拌した。反応溶液に、3N塩酸を2ml加
えて、50分間加熱還流した。反応溶液を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液に投じ、酢酸エチルで抽出した。抽出
層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム乾
燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、ヘ
キサンと酢酸エチルの2:1の混合溶媒で流しだしたと
ころ(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペナール(化合物(47))を768mg、収率9
0.1%で黄色油状物として得た。
−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−カルバルデヒド(化合
物(46)、800mg(2.05mmol)およびN
−エチリデンシクロヘキシルアミン502mg(5.0
4mmol)を、0℃、アルゴン雰囲気下で、無水TH
F10mlに溶かして攪拌した溶液に、カリウムt−ブ
トキシド242mg(2.15mmol)を加えて3時
間10分間攪拌した。反応溶液に、3N塩酸を2ml加
えて、50分間加熱還流した。反応溶液を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液に投じ、酢酸エチルで抽出した。抽出
層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、硫酸マグネシウム乾
燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ、ヘ
キサンと酢酸エチルの2:1の混合溶媒で流しだしたと
ころ(E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5
−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペナール(化合物(47))を768mg、収率9
0.1%で黄色油状物として得た。
【0182】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.26(d,J=6.8Hz,6H),3.27(hept,J=6.8Hz,1H),3.39
(s,3H),3.53(s,3H),3.53 〜3.61(m,2H),3.71 〜3.78(m,
2H),3.90 〜3.97(m,2H)4.25〜4.32(m,2H),5.88(dd,J=1
6.2 and 7.8Hz,1H),6.97(s,1H),7.02 〜7.20(m,4H),7.2
9(d,J=16.3Hz,1H),9.37(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(液膜):2964,2936,2876,167
8,1620cm-1 Mass(m/z,%):416(M+ ,10),37
3(100),271(28)、103(13),59
(20)
(s,3H),3.53(s,3H),3.53 〜3.61(m,2H),3.71 〜3.78(m,
2H),3.90 〜3.97(m,2H)4.25〜4.32(m,2H),5.88(dd,J=1
6.2 and 7.8Hz,1H),6.97(s,1H),7.02 〜7.20(m,4H),7.2
9(d,J=16.3Hz,1H),9.37(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(液膜):2964,2936,2876,167
8,1620cm-1 Mass(m/z,%):416(M+ ,10),37
3(100),271(28)、103(13),59
(20)
【0183】実施例40 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イルビフェニル−2−イル)−5−ヒドロ
キシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イルビフェニル−2−イル)−5−ヒドロ
キシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
【化58】
【0184】水素化ナトリウム(60%)88mg
(2.21mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下、無水
THF6mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル0.
28ml(2.21mmol)を加え、25分間攪拌し
た後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.36
ml(2.21mmol)を加えて25分間攪拌した。
この溶液に実施例39で合成した化合物(47)、70
7mg(1.70mmol)加え、0℃で1時間5分間
攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチルで抽
出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシ
ウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにか
け、ヘキサンと酢酸エチルの1:1混合溶媒で流しだし
たところ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキ
シ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
(化合物(48))を725mg、収率78.1%で黄
色油状物として得た。
(2.21mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下、無水
THF6mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル0.
28ml(2.21mmol)を加え、25分間攪拌し
た後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.36
ml(2.21mmol)を加えて25分間攪拌した。
この溶液に実施例39で合成した化合物(47)、70
7mg(1.70mmol)加え、0℃で1時間5分間
攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチルで抽
出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシ
ウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにか
け、ヘキサンと酢酸エチルの1:1混合溶媒で流しだし
たところ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキ
シ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
(化合物(48))を725mg、収率78.1%で黄
色油状物として得た。
【0185】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.19(d,J=6.8Hz,3H),1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),2.32〜2.48(m,2H),3.17(hept,J=6.8Hz,1H),
3.39(s,3H),3.40(s,2H),3.49 〜3.52(m,1H),3.52(s.3
H),3.56〜3.60(m.2H),3.71 〜3.76(m,2H),3.91(t,J=5.1
Hz,2H),4.20(q.J=7.1Hz,2H),4.24(t,J=5.1Hz,2H),4.44
〜4.52(m,1H),5.14(dd,J=16.1 and 6.2Hz,1H),6.36(dd,
J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.88(s,1H),7.02〜7.10(m,2H),
7.11 〜7.18(m,2H)ppm IR(液膜):3464,2964,2932,174
4,1716,16021588cm-1 Mass(m/z,%):546(M+ ,0.5),4
16(10),373(100)、103(14),5
9(18)
7.1Hz,3H),2.32〜2.48(m,2H),3.17(hept,J=6.8Hz,1H),
3.39(s,3H),3.40(s,2H),3.49 〜3.52(m,1H),3.52(s.3
H),3.56〜3.60(m.2H),3.71 〜3.76(m,2H),3.91(t,J=5.1
Hz,2H),4.20(q.J=7.1Hz,2H),4.24(t,J=5.1Hz,2H),4.44
〜4.52(m,1H),5.14(dd,J=16.1 and 6.2Hz,1H),6.36(dd,
J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.88(s,1H),7.02〜7.10(m,2H),
7.11 〜7.18(m,2H)ppm IR(液膜):3464,2964,2932,174
4,1716,16021588cm-1 Mass(m/z,%):546(M+ ,0.5),4
16(10),373(100)、103(14),5
9(18)
【0186】実施例41 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化59】
【0187】実施例40で合成した化合物(48)、6
59mg(1.21mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水THF4.5mlおよびメタノール
1.5mlの混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエ
チルメトキシボラン(1.0MTHF溶液)1.45m
l(1.45mmol)を加えた後、−78℃の冷却バ
スをはずし室温で20分間攪拌した。この溶液を再び−
78℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム69mg(1.
82mmol)を加え40分間攪拌した。反応溶液を0
℃で攪拌した30%過酸化水素水1.37mlの溶液
に、徐々に加え室温で一晩攪拌した。反応溶液を飽和食
塩水に投じ酢酸エチルで抽出した。抽出層を飽和食塩
水、チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次
洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリ
カゲルカラムにかけヘキサンと酢酸エチルの1:1混合
溶媒で流しだしたところ(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−メトキシ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)
エトキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(化合物(49))を583mg、収率88.0%
で無色油状物として得た。
59mg(1.21mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水THF4.5mlおよびメタノール
1.5mlの混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエ
チルメトキシボラン(1.0MTHF溶液)1.45m
l(1.45mmol)を加えた後、−78℃の冷却バ
スをはずし室温で20分間攪拌した。この溶液を再び−
78℃に冷却し水素化ホウ素ナトリウム69mg(1.
82mmol)を加え40分間攪拌した。反応溶液を0
℃で攪拌した30%過酸化水素水1.37mlの溶液
に、徐々に加え室温で一晩攪拌した。反応溶液を飽和食
塩水に投じ酢酸エチルで抽出した。抽出層を飽和食塩
水、チオ硫酸ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次
洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリ
カゲルカラムにかけヘキサンと酢酸エチルの1:1混合
溶媒で流しだしたところ(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−メトキシ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)
エトキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エ
チル(化合物(49))を583mg、収率88.0%
で無色油状物として得た。
【0188】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.16 〜1.48(m,2H),1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=
6.8Hz,3H),1.28(t,J=7.2Hz,3H),2.32〜2.50(m,2H),2.78
(broag s ,1H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.39(s,3H),3.5
2(s,3H),3.52 〜3.60(m,2H),3.70 〜3.78(m,2H),3.86
〜3.95(m,2H),4.00 〜4.12(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),
4.18〜4.33(m,3H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.33
(dd,J=16.1 and 1.0Hz,1H),6.89(s,1H),6.98〜7.09(m,2
H),7.09 〜7.19(m,2H)ppm IR(液膜):3468,2964,2936,173
4,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):548(M+ ,7),530
(19),512(18)、502(16),484
(100),103(71)
6.8Hz,3H),1.28(t,J=7.2Hz,3H),2.32〜2.50(m,2H),2.78
(broag s ,1H),3.20(hept,J=6.8Hz,1H),3.39(s,3H),3.5
2(s,3H),3.52 〜3.60(m,2H),3.70 〜3.78(m,2H),3.86
〜3.95(m,2H),4.00 〜4.12(m,1H),4.18(q,J=7.2Hz,2H),
4.18〜4.33(m,3H),5.16(dd,J=16.1 and 6.5Hz,1H),6.33
(dd,J=16.1 and 1.0Hz,1H),6.89(s,1H),6.98〜7.09(m,2
H),7.09 〜7.19(m,2H)ppm IR(液膜):3468,2964,2936,173
4,1602,1588cm-1 Mass(m/z,%):548(M+ ,7),530
(19),512(18)、502(16),484
(100),103(71)
【0189】実施例42 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
〔2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ〕−3−(プ
ロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−
ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウム
【化60】
【0190】実施例41で合成した化合物(49)、3
72mg(0.68mmol)をエタノール6mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液0.68ml(0.
68mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−メトキシ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)
エトキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナ
トリウム(化合物(50))を364mg、収率98.
9%で無色不定形固体として得た。
72mg(0.68mmol)をエタノール6mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液0.68ml(0.
68mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオロ
−6−メトキシ−5−〔2−(2−メトキシエトキシ)
エトキシ〕−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−
2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナ
トリウム(化合物(50))を364mg、収率98.
9%で無色不定形固体として得た。
【0191】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.25 〜1.38(m,1H),1.27(d,J=6.8Hz,6H),1.56(ddd,J
=13.7 8.9 and 7.3Hz,1H),2.20(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1
H),2.32(dd,J=15.4 and 4.4Hz,1H),3.36(hept,J=6.8Hz,
1H),3.40 (s,3H),3.54(s,3H),3.58 〜3.62(m,2H),3.74
〜3.78(m,2H),3.74 〜3.84(m,1H),3.88 〜3.93(m,2H),
4.17 〜4.30(m,1H),4.25 〜4.29(m,2H),5.25(dd,J=16.1
and 6.6Hz,1H),6.34(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),7.02
(s,1H),7.10〜7.25(m,4H)ppm IR(KBr):3404,2964,2932,15
80cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):541(〔M
−H〕- ,11),519(100)
=13.7 8.9 and 7.3Hz,1H),2.20(dd,J=15.4 and 7.9Hz,1
H),2.32(dd,J=15.4 and 4.4Hz,1H),3.36(hept,J=6.8Hz,
1H),3.40 (s,3H),3.54(s,3H),3.58 〜3.62(m,2H),3.74
〜3.78(m,2H),3.74 〜3.84(m,1H),3.88 〜3.93(m,2H),
4.17 〜4.30(m,1H),4.25 〜4.29(m,2H),5.25(dd,J=16.1
and 6.6Hz,1H),6.34(dd,J=16.1 and 1.1Hz,1H),7.02
(s,1H),7.10〜7.25(m,4H)ppm IR(KBr):3404,2964,2932,15
80cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):541(〔M
−H〕- ,11),519(100)
【0192】実施例43 (E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル
【化61】
【0193】水素化ナトリウム(60%)120mg
(3.0mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無水
THF5mlに懸濁した溶液にシアノメチルホスホン酸
ジエチル0.51ml(3.15mmol)を加え20
分攪拌した。この溶液に4′−フルオロ−6−メトキシ
−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−カルバルデヒド(化合物(51))、725mg
(2.53mmol)をTHF5mlに溶かして滴下
し、さらに20分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投
じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物を酢酸エチル
とエタノールから結晶化したところ、(E)−3−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メチル−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル(化合物(52))を510mg、収
率65.1%で得た。ロ液をシリカゲルカラムにかけジ
クロロメタンとヘキサンの2:1の混合溶媒で流し出し
たところ、化合物(52)を212mg、収率27.1
%で得た。
(3.0mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無水
THF5mlに懸濁した溶液にシアノメチルホスホン酸
ジエチル0.51ml(3.15mmol)を加え20
分攪拌した。この溶液に4′−フルオロ−6−メトキシ
−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル
−2−カルバルデヒド(化合物(51))、725mg
(2.53mmol)をTHF5mlに溶かして滴下
し、さらに20分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投
じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を飽和食塩水で洗浄、硫
酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。濃縮物を酢酸エチル
とエタノールから結晶化したところ、(E)−3−
〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メチル−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル(化合物(52))を510mg、収
率65.1%で得た。ロ液をシリカゲルカラムにかけジ
クロロメタンとヘキサンの2:1の混合溶媒で流し出し
たところ、化合物(52)を212mg、収率27.1
%で得た。
【0194】融点:176.0〜176.5℃(無色針
状晶、酢酸エチルとエタノールより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),2.34(s,3H),3.10(hept,J=6.8H
z,1H),3.27(s,3H),4.98(d,J=17.0Hz,1H),7.07〜7.23(m,
5H),7.32(d,J=17.0Hz,1H)ppm IR(KBr):2968,2936,2220,16
24,1606cm-1 Mass(m/z,%):309(M+ ,100),2
95(22),294(98)279(33)、269
(25)
状晶、酢酸エチルとエタノールより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),2.34(s,3H),3.10(hept,J=6.8H
z,1H),3.27(s,3H),4.98(d,J=17.0Hz,1H),7.07〜7.23(m,
5H),7.32(d,J=17.0Hz,1H)ppm IR(KBr):2968,2936,2220,16
24,1606cm-1 Mass(m/z,%):309(M+ ,100),2
95(22),294(98)279(33)、269
(25)
【0195】実施例44 (E)−3−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペナール
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペナール
【化62】
【0196】実施例43で合成した化合物(52)、6
92mg(2.24mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水トルエン10mlに溶かして攪拌した
溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウム(25%ヘキ
サン溶液)1.34ml(2.36mmol)を加え、
20分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じ、酢酸エ
チルで抽出した。抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、
硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲル
カラムにかけジクロロメタンとヘキサンの1:1の混合
溶媒で流しだしたところ、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−5−メチル−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール(化
合物(53)を612mg、収率87.6%で得た。
92mg(2.24mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水トルエン10mlに溶かして攪拌した
溶液に、水素化ジイソブチルアルミニウム(25%ヘキ
サン溶液)1.34ml(2.36mmol)を加え、
20分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じ、酢酸エ
チルで抽出した。抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、
硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲル
カラムにかけジクロロメタンとヘキサンの1:1の混合
溶媒で流しだしたところ、(E)−3−〔4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−5−メチル−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペナール(化
合物(53)を612mg、収率87.6%で得た。
【0197】融点:117.0〜117.5℃(無色針
状晶、ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),2.35(s,3H),3.19(hept,J=6.8H
z,1H),3.29(s,3H),5.94(dd,J=16.3 and 7.8Hz,1H),7.03
〜7.13(m,2H),7.17 〜7.25(m,2H),7.21(s,1H),7.33(d,
J=16.3Hz,1H),9.41(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2968,2936,1688,16
26cm-1 Mass(m/z,%):312(M+ ,26),26
9(100),241(12)
状晶、ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),2.35(s,3H),3.19(hept,J=6.8H
z,1H),3.29(s,3H),5.94(dd,J=16.3 and 7.8Hz,1H),7.03
〜7.13(m,2H),7.17 〜7.25(m,2H),7.21(s,1H),7.33(d,
J=16.3Hz,1H),9.41(d,J=7.8Hz,1H)ppm IR(KBr):2968,2936,1688,16
26cm-1 Mass(m/z,%):312(M+ ,26),26
9(100),241(12)
【0198】実施例45 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル
【化63】
【0199】水素化ナトリウム(60%)90mg
(2.25mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF5mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.30ml(2.25mmol)を加え、15分間攪
拌した後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.
4ml(2.25mmol)を加えて15分間攪拌し
た。この溶液に実施例44で合成した化合物(53)、
591mg(1.89mmol)を加え、0℃で15分
間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチルで
抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネ
シウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムに
かけ、ヘキサンと酢酸エチルの3:1の混合溶媒で流し
だしたところ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メ
トキシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル(化合物(54))を717mg、
収率85.6%で得た。
(2.25mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF5mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.30ml(2.25mmol)を加え、15分間攪
拌した後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.
4ml(2.25mmol)を加えて15分間攪拌し
た。この溶液に実施例44で合成した化合物(53)、
591mg(1.89mmol)を加え、0℃で15分
間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチルで
抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネ
シウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムに
かけ、ヘキサンと酢酸エチルの3:1の混合溶媒で流し
だしたところ、(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メ
トキシ−5−メチル−3−(プロパン−2−イル)ビフ
ェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6
−ヘプテン酸エチル(化合物(54))を717mg、
収率85.6%で得た。
【0200】融点:80.0〜81.0℃(無色針状
晶、ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),2.32(s,3H)2.32〜2.50(m,2H),2.48(d,J=3.8H
z,1H),3.14(hept,J=6.8Hz,1H),3.29(s,3H),3.40(s,2H),
4.20(q,J=7.2Hz,2H),4.43 〜4.53(m,1H),5.16(dd,J=16.
1 and 6.2Hz,1H),6.41(d,J=16.1Hz,1H),7.01〜7.13(m,2
H),7.11(s,1H),7.13〜7.22(m,2H)ppm IR(KBr):3460,2968,1724,17
06,1606cm-1 Mass(m/z,%):442(M+ ,5),424
(12),312(25)、270(21),269
(100),253(10)
晶、ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.2Hz,3H),2.32(s,3H)2.32〜2.50(m,2H),2.48(d,J=3.8H
z,1H),3.14(hept,J=6.8Hz,1H),3.29(s,3H),3.40(s,2H),
4.20(q,J=7.2Hz,2H),4.43 〜4.53(m,1H),5.16(dd,J=16.
1 and 6.2Hz,1H),6.41(d,J=16.1Hz,1H),7.01〜7.13(m,2
H),7.11(s,1H),7.13〜7.22(m,2H)ppm IR(KBr):3460,2968,1724,17
06,1606cm-1 Mass(m/z,%):442(M+ ,5),424
(12),312(25)、270(21),269
(100),253(10)
【0201】実施例46 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化64】
【0202】実施例45で合成した化合物(54)、6
89mg(1.56mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水THF8mlおよびメタノール2ml
の混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメトキ
シボラン(1.0M THF溶液)1.80ml(1.
80mmol)を加えた後、−78℃の冷却バスをはず
し室温で30分間攪拌した。この溶液を再び−78℃に
冷却し水素化ホウ素ナトリウム63mg(1.66mm
ol)を加え60分間攪拌した。反応溶液を0℃で攪拌
した30%過酸化水素水16gに徐々に加え室温で一晩
攪拌した。反応溶液を飽和食塩水に投じ酢酸エチルで抽
出した。抽出層を飽和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶
液および飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥
後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ,ヘキサ
ンと酢酸エチルの2:1混合溶媒で流しだしたところ
(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
(化合物(55))を、570mg、収率82.4%で
無色油状物として得た。
89mg(1.56mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水THF8mlおよびメタノール2ml
の混合溶液に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメトキ
シボラン(1.0M THF溶液)1.80ml(1.
80mmol)を加えた後、−78℃の冷却バスをはず
し室温で30分間攪拌した。この溶液を再び−78℃に
冷却し水素化ホウ素ナトリウム63mg(1.66mm
ol)を加え60分間攪拌した。反応溶液を0℃で攪拌
した30%過酸化水素水16gに徐々に加え室温で一晩
攪拌した。反応溶液を飽和食塩水に投じ酢酸エチルで抽
出した。抽出層を飽和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶
液および飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥
後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけ,ヘキサ
ンと酢酸エチルの2:1混合溶媒で流しだしたところ
(E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
(化合物(55))を、570mg、収率82.4%で
無色油状物として得た。
【0203】1HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.1Hz,3H),2.32(s,3H),2.34 〜2.48(m,2H),2.82(d,J=2.
1Hz,1H),3.17(hept,J=6.8Hz,1H),3.29(s,3H),3.58 〜3.
62(m,1H),4.01 〜4.14(m,1H),4.18(q,J=7.1Hz,2H),4.25
〜4.35(m,1H),5.18(dd,J=16.2 and 6.4Hz,1H),6.38(d,J
=16.2Hz,1H),7.00〜7.10(m,2H),7.11(s,1H),7.13〜7.23
(m,2H)ppm IR(液膜):3416,2968,1736,160
4cm-1 Mass(m/z,%):444(M+ ,15),42
7(19),426(60)、409(29),408
(100),319(50),311(73),295
(95)
7.1Hz,3H),2.32(s,3H),2.34 〜2.48(m,2H),2.82(d,J=2.
1Hz,1H),3.17(hept,J=6.8Hz,1H),3.29(s,3H),3.58 〜3.
62(m,1H),4.01 〜4.14(m,1H),4.18(q,J=7.1Hz,2H),4.25
〜4.35(m,1H),5.18(dd,J=16.2 and 6.4Hz,1H),6.38(d,J
=16.2Hz,1H),7.00〜7.10(m,2H),7.11(s,1H),7.13〜7.23
(m,2H)ppm IR(液膜):3416,2968,1736,160
4cm-1 Mass(m/z,%):444(M+ ,15),42
7(19),426(60)、409(29),408
(100),319(50),311(73),295
(95)
【0204】実施例47 (E)−7−〔4′−フルオロ−6−メトキシ−5−メ
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム
チル−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム
【化65】
【0205】実施例46で合成した化合物(55)、5
03mg(1.13mmol)をエタノール8mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液1.13ml(1.
13mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で5
0分間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解
して凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−5−メチル−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(56))を定量
的に無色不定形固体として得た。
03mg(1.13mmol)をエタノール8mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液1.13ml(1.
13mmol)を加えて、アルゴン雰囲気下、0℃で5
0分間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解
して凍結乾燥したところ、(E)−7−〔4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−5−メチル−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(56))を定量
的に無色不定形固体として得た。
【0206】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.24(d,J=6.8Hz,6H),1.20〜1.38(m,1H),1.57(ddd,J=
13.8,8.8 and 7.4Hz,1H),2.21(dd,J=15.3 and 7.8Hz,1
H),2.32(dd,J=15.3 and 4.5Hz,1H),2.33 (s,3H),3.30
(s,3H),3.25〜3.40(m,1H),3.75 〜3.88(m,1H),4.16 〜
4.28(m,1H),5.27(dd,J=16.2 and 6.5Hz,1H),6.37(d,J=1
6.2Hz,1H),7.08〜7.30(m,4H),7.18(s,1H)ppm IR(KBr):3448,2964,1574cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):437(〔M
−H〕- ,16),415(100)
13.8,8.8 and 7.4Hz,1H),2.21(dd,J=15.3 and 7.8Hz,1
H),2.32(dd,J=15.3 and 4.5Hz,1H),2.33 (s,3H),3.30
(s,3H),3.25〜3.40(m,1H),3.75 〜3.88(m,1H),4.16 〜
4.28(m,1H),5.27(dd,J=16.2 and 6.5Hz,1H),6.37(d,J=1
6.2Hz,1H),7.08〜7.30(m,4H),7.18(s,1H)ppm IR(KBr):3448,2964,1574cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):437(〔M
−H〕- ,16),415(100)
【0207】実施例48 (E)−3−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペンニトリル
【化66】
【0208】水素化ナトリウム(60%)80mg
(2.04mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF5mlに懸濁した溶液にシアノメチルホスホン
酸ジエチル0.33ml(2.04mmol)を加え2
0分攪拌した。この溶液に5−クロロ−4′−フルオロ
−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−カルバルデヒド(化合物(57))519mg
(1.69mmol)をTHF5mlに溶かして5分間
かけて滴下し、さらに20分間攪拌した。反応溶液を1
N塩酸に投じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を水、飽和食
塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢酸エチル
の8:1の混合溶媒で流しだしたところ(E)−3−
〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル(化合物(58))を511mg、収
率91.8%で得た。
(2.04mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF5mlに懸濁した溶液にシアノメチルホスホン
酸ジエチル0.33ml(2.04mmol)を加え2
0分攪拌した。この溶液に5−クロロ−4′−フルオロ
−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニ
ル−2−カルバルデヒド(化合物(57))519mg
(1.69mmol)をTHF5mlに溶かして5分間
かけて滴下し、さらに20分間攪拌した。反応溶液を1
N塩酸に投じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を水、飽和食
塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。
濃縮物をシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢酸エチル
の8:1の混合溶媒で流しだしたところ(E)−3−
〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−3−
(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−2−
プロペンニトリル(化合物(58))を511mg、収
率91.8%で得た。
【0209】融点:178.5〜179.0℃(無色針
状晶、ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),3.09(hept,J=6.8Hz,1H),3.42
(s,3H),5.02(d,J=16.9Hz,1H),7.10 〜7.20(m,4H),7.27
(d,J=16.9Hz,1H),7.37(s,1H)ppm IR(KBr):2972,2220,1624,16
04cm-1 Mass(m/z,%):331(M+ ,34),32
9(M+ ,100),316(24)、314(7
0),301(6),299(19)
状晶、ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),3.09(hept,J=6.8Hz,1H),3.42
(s,3H),5.02(d,J=16.9Hz,1H),7.10 〜7.20(m,4H),7.27
(d,J=16.9Hz,1H),7.37(s,1H)ppm IR(KBr):2972,2220,1624,16
04cm-1 Mass(m/z,%):331(M+ ,34),32
9(M+ ,100),316(24)、314(7
0),301(6),299(19)
【0210】実施例49 (E)−3−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペナール
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−2−プロペナール
【化67】
【0211】実施例48で合成した化合物(58)、4
93mg(1.5mmol)を−78℃、アルゴン雰囲
気下で、無水トルエン8mlに溶かして攪拌した溶液
に、水素化ジイソブチルアルミニウム(25%ヘキサン
溶液)0.94ml(1.65mmol)を加え、60
分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じ酢酸エチルで
抽出し、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をヘキサンから結晶化
させたところ(E)−3−〔5−クロロ−4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペナール(化合物(5
9))を491mg、収率68.9%で得た。また、ロ
液を濃縮して、シリカゲルカラムにかけヘキサンと酢酸
エチルの6:1混合溶媒で流し出したところ、化合物
(59)を127mg,収率25.5%で得た。
93mg(1.5mmol)を−78℃、アルゴン雰囲
気下で、無水トルエン8mlに溶かして攪拌した溶液
に、水素化ジイソブチルアルミニウム(25%ヘキサン
溶液)0.94ml(1.65mmol)を加え、60
分間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じ酢酸エチルで
抽出し、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグ
ネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をヘキサンから結晶化
させたところ(E)−3−〔5−クロロ−4′−フルオ
ロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェ
ニル−2−イル〕−2−プロペナール(化合物(5
9))を491mg、収率68.9%で得た。また、ロ
液を濃縮して、シリカゲルカラムにかけヘキサンと酢酸
エチルの6:1混合溶媒で流し出したところ、化合物
(59)を127mg,収率25.5%で得た。
【0212】融点:130.0〜131.0℃(無色柱
状晶,ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),3.18(hept,J=6.8Hz,1H),3.44
(s,3H),5.95(dd,J=16.3and 7.7Hz,1H),7.02〜7.15(m,2
H),7.16 〜7.24(m,2H),7.27(d,J=16.3Hz,1H),7.41(s,1
H),9.42(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2944,1686,16
28cm-1 Mass(m/z,%):334(M+ ,11),33
2(M+ ,32),291(34)、289(10
0),263(6),261(16)
状晶,ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),3.18(hept,J=6.8Hz,1H),3.44
(s,3H),5.95(dd,J=16.3and 7.7Hz,1H),7.02〜7.15(m,2
H),7.16 〜7.24(m,2H),7.27(d,J=16.3Hz,1H),7.41(s,1
H),9.42(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2944,1686,16
28cm-1 Mass(m/z,%):334(M+ ,11),33
2(M+ ,32),291(34)、289(10
0),263(6),261(16)
【0213】実施例50 (E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エ
チル
【化68】
【0214】水素化ナトリウム(60%)75mg
(1.88mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF5mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.24ml(1.88mmol)を加え、15分間攪
拌した後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.
17ml(1.88mmol)を加えて15分間攪拌し
た。この溶液に実施例49で合成した化合物(59)、
414mg(1.25mmol)を加え、0℃で30分
間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチルで
抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネ
シウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムに
かけ、ヘキサンと酢酸エチルの6:1から4:1の混合
溶媒で流しだしたところ、(E)−7−〔5−クロロ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(60))を4
37mg,収率75.9%で得た。
(1.88mmol)を0℃、アルゴン雰囲気下で、無
水THF5mlに懸濁した溶液に、アセト酢酸エチル
0.24ml(1.88mmol)を加え、15分間攪
拌した後、ブチルリチウム(15%ヘキサン溶液)1.
17ml(1.88mmol)を加えて15分間攪拌し
た。この溶液に実施例49で合成した化合物(59)、
414mg(1.25mmol)を加え、0℃で30分
間攪拌した。反応溶液を1N塩酸に投じて酢酸エチルで
抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネ
シウム乾燥後、濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラムに
かけ、ヘキサンと酢酸エチルの6:1から4:1の混合
溶媒で流しだしたところ、(E)−7−〔5−クロロ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−5−ヒドロキシ−3−
オキソ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(60))を4
37mg,収率75.9%で得た。
【0215】融点:94.0〜94.5℃(無色粒状
晶,ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.1Hz,3H),2.38〜2.56(m,2H),3.14(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.42(s,3H),4.21(q,J=7.1Hz,2H),4.45〜4.5
3(m,1H),5.19(dd,J=16.1 and 6.0Hz,1H),6.38(d with f
ine coupling,J=16.1Hz,1H),7.04 〜7.20(m,4H),7.30
(s,1H)ppm IR(KBr):3492,2968,2940,17
26,1708,1604cm-1 Mass(m/z,%):464(M+ ,0.1),4
62(M+ ,0.3),334(11)、332(3
2),291(34),289(100)
晶,ヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=6.8Hz,3H),1.29(t,J=
7.1Hz,3H),2.38〜2.56(m,2H),3.14(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.42(s,3H),4.21(q,J=7.1Hz,2H),4.45〜4.5
3(m,1H),5.19(dd,J=16.1 and 6.0Hz,1H),6.38(d with f
ine coupling,J=16.1Hz,1H),7.04 〜7.20(m,4H),7.30
(s,1H)ppm IR(KBr):3492,2968,2940,17
26,1708,1604cm-1 Mass(m/z,%):464(M+ ,0.1),4
62(M+ ,0.3),334(11)、332(3
2),291(34),289(100)
【0216】実施例51 (E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化69】
【0217】実施例50で合成した化合物(60)、4
07mg(0.88mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水THF3mlおよびメタノール1ml
の混合溶媒に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメトキ
シボラン(1.0M THF溶液)1.0ml(1.0
mmol)を加えた後、−78℃の冷却バスをはずし室
温で30分間攪拌した。この溶液を再び−78℃に冷却
し水素化ホウ素ナトリウム38mg(1.0mmol)
を加え45分間攪拌した。反応溶液を0℃で攪拌した3
0%過酸化水素水10gに徐々に加え室温で一晩攪拌し
た。反応溶液を飽和食塩水に投じ酢酸エチルで抽出し
た。抽出層を飽和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃
縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢
酸エチルの3:1の混合溶媒で流しだしたところ(E)
−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(61))を399mg、収率97.6%で得た。
07mg(0.88mmol)を、−78℃、アルゴン
雰囲気下で、無水THF3mlおよびメタノール1ml
の混合溶媒に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメトキ
シボラン(1.0M THF溶液)1.0ml(1.0
mmol)を加えた後、−78℃の冷却バスをはずし室
温で30分間攪拌した。この溶液を再び−78℃に冷却
し水素化ホウ素ナトリウム38mg(1.0mmol)
を加え45分間攪拌した。反応溶液を0℃で攪拌した3
0%過酸化水素水10gに徐々に加え室温で一晩攪拌し
た。反応溶液を飽和食塩水に投じ酢酸エチルで抽出し
た。抽出層を飽和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶液お
よび飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃
縮した。濃縮物をシリカゲルカラムにかけヘキサンと酢
酸エチルの3:1の混合溶媒で流しだしたところ(E)
−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物
(61))を399mg、収率97.6%で得た。
【0218】融点:87.5〜88.0℃(無色粒状
晶,ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.16 〜1.30(m,1H),1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=
6.8Hz,3H),1.29(t,J=7.1Hz,3H),1.31〜1.45(m,1H),2.39
〜2.42(m,2H),3.00(broad s 1H),3.17(hept,J=6.8Hz,1
H),3.42(s,3H),3.60(s with fine coupling,1H),4.02
〜4.13(m,1H),4.19(q,J=7.1Hz,2H),4.25〜4.34(m,1H),
5.20(dd,J=16.1 and 6.1Hz,1H),6.35(dd,J=16.1 and 1.
1Hz,1H),7.01 〜7.10(m,2H),7.12 〜7.20(m,2H),7.29
(s,1H)ppm IR(KBr):3428,2968,2930,17
32,1602cm-1 Mass(m/z,%):466(M+ ,5),464
(M+ ,12),44812,446(26),430
(13),428(28),420(20),418
(53),317(43),315(85),291
(52),289(100)
晶,ヘキサンとジクロロメタンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.16 〜1.30(m,1H),1.20(d,J=6.8Hz,3H),1.21(d,J=
6.8Hz,3H),1.29(t,J=7.1Hz,3H),1.31〜1.45(m,1H),2.39
〜2.42(m,2H),3.00(broad s 1H),3.17(hept,J=6.8Hz,1
H),3.42(s,3H),3.60(s with fine coupling,1H),4.02
〜4.13(m,1H),4.19(q,J=7.1Hz,2H),4.25〜4.34(m,1H),
5.20(dd,J=16.1 and 6.1Hz,1H),6.35(dd,J=16.1 and 1.
1Hz,1H),7.01 〜7.10(m,2H),7.12 〜7.20(m,2H),7.29
(s,1H)ppm IR(KBr):3428,2968,2930,17
32,1602cm-1 Mass(m/z,%):466(M+ ,5),464
(M+ ,12),44812,446(26),430
(13),428(28),420(20),418
(53),317(43),315(85),291
(52),289(100)
【0219】実施例52 (E)−7−〔5−クロロ−4′−フルオロ−6−メト
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム
キシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イ
ル〕−3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸ナトリウ
ム
【化70】
【0220】実施例51で合成した化合物(61)、3
17mg(0.68mmol)をエタノール5mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液0.68ml(0.
68mmol)を加えて、0℃、アルゴン雰囲気下で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔5−クロロ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(62))を定量
的に無色不定形固体として得た。
17mg(0.68mmol)をエタノール5mlに溶
かし、1N水酸化ナトリウム水溶液0.68ml(0.
68mmol)を加えて、0℃、アルゴン雰囲気下で1
時間攪拌した。反応溶液を濃縮し、濃縮物を水に溶解し
て凍結乾燥したところ、(E)−7−〔5−クロロ−
4′−フルオロ−6−メトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒドロキシ
−6−ヘプテン酸ナトリウム(化合物(62))を定量
的に無色不定形固体として得た。
【0221】1HNMR(300MHz,CD3 OD) δ 1.25(d,J=6.8Hz,6H),1.29〜1.34(m,1H),1.50 〜1.61
(m,1H)2.20(dd,J=15.3and 7.9Hz,1H),2.31(dd,J=15.3 a
nd 4.4Hz,1H),3.32 (hept,J=6.8Hz,1H),3.43(s,3H),3.7
4〜3.85(m,1H),4.18 〜4.28(m,1H),5.33(dd,J=16.2 and
6.3Hz,1H),6.36(dd,J=16.2 and 1.1Hz,1H),7.12 〜7.2
0(m,4H),7.37(s,1H)ppm IR(KBr):3416,2968,2876,16
02,1572cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):459(〔M
−H〕- ,11),457(〔M−H〕- ,28),4
37(39),435(100)
(m,1H)2.20(dd,J=15.3and 7.9Hz,1H),2.31(dd,J=15.3 a
nd 4.4Hz,1H),3.32 (hept,J=6.8Hz,1H),3.43(s,3H),3.7
4〜3.85(m,1H),4.18 〜4.28(m,1H),5.33(dd,J=16.2 and
6.3Hz,1H),6.36(dd,J=16.2 and 1.1Hz,1H),7.12 〜7.2
0(m,4H),7.37(s,1H)ppm IR(KBr):3416,2968,2876,16
02,1572cm-1 Mass(FAB-negative, m/z,%):459(〔M
−H〕- ,11),457(〔M−H〕- ,28),4
37(39),435(100)
【0222】実施例53 (E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペンニトリル
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペンニトリル
【化71】
【0223】水素化ナトリウム(60%)3.12g
(78.1mmol)を無水THF190mlに懸濁し
た溶液に0℃にてシアノメチルホスホン酸ジエチル1
2.6ml(78.1mmol)を加え、続いて4′−
フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−カルバルデヒド(化合物(6
3))、22.5g(74.4mmol)を無水THF
110mlに溶かして10分間かけて滴下した。アルゴ
ン雰囲気下30分間攪拌した後、反応液を1N塩酸に投
じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次
洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物を酢酸
エチルより結晶化したところ(E)−3−〔4′−フル
オロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル
(化合物(64))を19.8g、収率81.9%で得
た。ロ液を濃縮しシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルと
ヘキサンの1:4混合溶媒で流し出したところ化合物
(64)を0.88g、収率3.6%で得た。
(78.1mmol)を無水THF190mlに懸濁し
た溶液に0℃にてシアノメチルホスホン酸ジエチル1
2.6ml(78.1mmol)を加え、続いて4′−
フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−
イル)ビフェニル−2−カルバルデヒド(化合物(6
3))、22.5g(74.4mmol)を無水THF
110mlに溶かして10分間かけて滴下した。アルゴ
ン雰囲気下30分間攪拌した後、反応液を1N塩酸に投
じ、酢酸エチルで抽出、抽出層を水、飽和食塩水で順次
洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物を酢酸
エチルより結晶化したところ(E)−3−〔4′−フル
オロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパン−2−イ
ル)ビフェニル−2−イル〕−2−プロペンニトリル
(化合物(64))を19.8g、収率81.9%で得
た。ロ液を濃縮しシリカゲルカラムにかけ酢酸エチルと
ヘキサンの1:4混合溶媒で流し出したところ化合物
(64)を0.88g、収率3.6%で得た。
【0224】融点:167.0〜168.0℃(無色針
状晶,酢酸エチルより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.27(d,J=6.8Hz,6H),3.19(hept,J=6.8Hz,1H),3.47
(s,3H),3.94(s,3H),4.89(d,J=17.0Hz,1H),6.90(s,1H),
7.07 〜7.19(m,4H),7.30(d,J=17.0Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2936,2212,16
18,1602,1582cm-1 Mass(m/z,%):325(M+ ,100),3
10(36),285(70),254(12)、19
6(9),183(8)
状晶,酢酸エチルより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.27(d,J=6.8Hz,6H),3.19(hept,J=6.8Hz,1H),3.47
(s,3H),3.94(s,3H),4.89(d,J=17.0Hz,1H),6.90(s,1H),
7.07 〜7.19(m,4H),7.30(d,J=17.0Hz,1H)ppm IR(KBr):2972,2936,2212,16
18,1602,1582cm-1 Mass(m/z,%):325(M+ ,100),3
10(36),285(70),254(12)、19
6(9),183(8)
【0225】実施例54 (E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペナール
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
2−プロペナール
【化72】
【0226】無水トルエン50mlに水素化ジイソブチ
ルアルミニウム(25%ヘキサン溶液)37.7ml
(66.2mmol)を加えた溶液を−78℃に冷却
し、実施例53で合成した化合物(64)、19.6g
(60.2mmol)を無水THF300mlに溶かし
てアルゴン雰囲気下40分間かけて滴下した。30分間
攪拌後、室温にもどし一晩攪拌した。反応液にメタノー
ルを少量加えた後0℃にて1N塩酸と酢酸エチルの混合
溶媒へ投じ、3時間攪拌した。酢酸エチル層を水、飽和
食塩水で順序洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮し
た。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンより結晶化したとこ
ろ(E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペナール(化合物(65))を13.6g、
収率69.1%で得た。ロ液を濃縮しシリカゲルカラム
にかけジクロロメタンとヘキサンの2:1混合溶媒、続
いてジクロロメタンで流し出したところ化合物(65)
を3.75g、収率19.0%で得た。
ルアルミニウム(25%ヘキサン溶液)37.7ml
(66.2mmol)を加えた溶液を−78℃に冷却
し、実施例53で合成した化合物(64)、19.6g
(60.2mmol)を無水THF300mlに溶かし
てアルゴン雰囲気下40分間かけて滴下した。30分間
攪拌後、室温にもどし一晩攪拌した。反応液にメタノー
ルを少量加えた後0℃にて1N塩酸と酢酸エチルの混合
溶媒へ投じ、3時間攪拌した。酢酸エチル層を水、飽和
食塩水で順序洗浄、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮し
た。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンより結晶化したとこ
ろ(E)−3−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ
−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕
−2−プロペナール(化合物(65))を13.6g、
収率69.1%で得た。ロ液を濃縮しシリカゲルカラム
にかけジクロロメタンとヘキサンの2:1混合溶媒、続
いてジクロロメタンで流し出したところ化合物(65)
を3.75g、収率19.0%で得た。
【0227】融点:138.0〜139.0℃(黄色微
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.28(d,J=6.8Hz,6H),3.29(hept,J=6.8Hz,1H),3.49
(s,3H),3.95(s,3H),5.89(dd,J=16.3 and 7.7Hz,1H),6.9
4(s,1H),7.04〜7.13(m,2H),7.13 〜7.22(m,2H),7.29(d,
J=16.3Hz,1H),9.38(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(KBr):2968,2936,1674,16
22,1584cm-1 Mass(m/z,%):328(M+ ,27),28
6(54),285(100),269(13)、25
4(10)
粒状晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.28(d,J=6.8Hz,6H),3.29(hept,J=6.8Hz,1H),3.49
(s,3H),3.95(s,3H),5.89(dd,J=16.3 and 7.7Hz,1H),6.9
4(s,1H),7.04〜7.13(m,2H),7.13 〜7.22(m,2H),7.29(d,
J=16.3Hz,1H),9.38(d,J=7.7Hz,1H)ppm IR(KBr):2968,2936,1674,16
22,1584cm-1 Mass(m/z,%):328(M+ ,27),28
6(54),285(100),269(13)、25
4(10)
【0228】実施例55 (E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン酸エチル
【化73】
【0229】水素化ナトリウム(60%)2.70g
(67.6mmol)を無水THF100ml懸濁した
溶液にアルゴン気流下0℃でアセト酢酸エチル8.62
ml(67.6mmol)を加え30分間攪拌した。こ
の溶液にブチルリチウム(1.66Mヘキサン溶液)4
3.3ml(67.6mmol)を加え35分間攪拌し
た。溶液を−78℃に冷却し、実施例54で合成した化
合物(65)、17.1g(52.0mmol)を無水
THF120mlに溶解して20分間かけて滴加し、5
5分間攪拌した。反応混合物を1N塩酸に投じ酢酸エチ
ルで抽出した。抽出層を水、飽和食塩水で洗浄、硫酸マ
グネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
にかけヘキサンと酢酸エチルの2:1混合溶媒で流し出
したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジ
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン
酸エチル(化合物(66))を19.0g、収率79.
8%で得た。
(67.6mmol)を無水THF100ml懸濁した
溶液にアルゴン気流下0℃でアセト酢酸エチル8.62
ml(67.6mmol)を加え30分間攪拌した。こ
の溶液にブチルリチウム(1.66Mヘキサン溶液)4
3.3ml(67.6mmol)を加え35分間攪拌し
た。溶液を−78℃に冷却し、実施例54で合成した化
合物(65)、17.1g(52.0mmol)を無水
THF120mlに溶解して20分間かけて滴加し、5
5分間攪拌した。反応混合物を1N塩酸に投じ酢酸エチ
ルで抽出した。抽出層を水、飽和食塩水で洗浄、硫酸マ
グネシウム乾燥後濃縮した。濃縮物をシリカゲルカラム
にかけヘキサンと酢酸エチルの2:1混合溶媒で流し出
したところ(E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジ
メトキシ−3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2
−イル〕−5−ヒドロキシ−3−オキソ−6−ヘプテン
酸エチル(化合物(66))を19.0g、収率79.
8%で得た。
【0230】融点:73.5〜74.0℃(無色微粒状
晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),2.32〜2.49(m,2H),3.19(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.48(s,3H),3.91(s,3H),4.20(q,J=7.1Hz,2
H),4.42 〜4.52(m,1H),5.14(dd,J=16.1 and 6.3Hz,1H),
6.37(dd,J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.86(s,1H),7.01〜7.10
(m,2H),7.10 〜7.19(m,2H)ppm IR(KBr):3500,2968,2940,17
26,1708cm-1 Mass(m/z,%):458(M+ ,trace ),4
40(8),328(11),285(100),18
3(9),43(11)
晶,酢酸エチルとヘキサンより再結晶)1 HNMR(300MHz,CDCl3 ) δ 1.22(d,J=6.8Hz,3H),1.23(d,J=6.8Hz,3H),1.28(t,J=
7.1Hz,3H),2.32〜2.49(m,2H),3.19(hept,J=6.8Hz,1H),
3.40(s,2H),3.48(s,3H),3.91(s,3H),4.20(q,J=7.1Hz,2
H),4.42 〜4.52(m,1H),5.14(dd,J=16.1 and 6.3Hz,1H),
6.37(dd,J=16.1 and 1.2Hz,1H),6.86(s,1H),7.01〜7.10
(m,2H),7.10 〜7.19(m,2H)ppm IR(KBr):3500,2968,2940,17
26,1708cm-1 Mass(m/z,%):458(M+ ,trace ),4
40(8),328(11),285(100),18
3(9),43(11)
【0231】実施例56 (E)−7−〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
3−(プロパン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−
3,5−ジヒドロキシ−6−ヘプテン酸エチル
【化74】
【0232】実施例55で合成した化合物(66)、
3.37g(7.36mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で無水THF20mlおよびメタノール5m
lの混合溶媒に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメト
キシボラン(1.0M THF溶液)8.1ml(8.
1mmol)を加えた後、−78℃の冷却バスをはずし
室温で15分間攪拌した。この溶液を再び−78℃に冷
却し水素化ホウ素ナトリウム300mg(7.93mm
ol)を加え50分間攪拌した。反応溶液を0℃で攪拌
した30%過酸化水素水25gに徐々に加え室温で二晩
攪拌した。反応溶液を飽和食塩水に投じ酢酸エチルで抽
出した。抽出層を飽和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶
液および飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥
後濃縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒
から結晶化したところ実施例8で製造した(E)−7−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(9))を
2.73g、収率80.3%で得た。また、ロ液を濃縮
しシリカゲルカラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの
1:1混合溶媒で流しだしたところ、化合物(9)、を
529mg、収率15.6%で得た。 試験例1 HMG−CoAリダクターゼ阻害作用の測定 実施例で合成した化合物についてジャーナル・オブ・バ
イオロジカル・ケミストリー(J.Biol.Che
m.)234巻、2835頁(1959年)記載の方法
に従い、各化合物のHMG−CoAリダクターゼ阻害作
用を測定し、阻害活性を求めた。シンバスタチンを対照
とした結果を表1に示す。
3.37g(7.36mmol)を、−78℃、アルゴ
ン雰囲気下で無水THF20mlおよびメタノール5m
lの混合溶媒に溶かして攪拌した溶液に、ジエチルメト
キシボラン(1.0M THF溶液)8.1ml(8.
1mmol)を加えた後、−78℃の冷却バスをはずし
室温で15分間攪拌した。この溶液を再び−78℃に冷
却し水素化ホウ素ナトリウム300mg(7.93mm
ol)を加え50分間攪拌した。反応溶液を0℃で攪拌
した30%過酸化水素水25gに徐々に加え室温で二晩
攪拌した。反応溶液を飽和食塩水に投じ酢酸エチルで抽
出した。抽出層を飽和食塩水、チオ硫酸ナトリウム水溶
液および飽和食塩水で順次洗浄、硫酸マグネシウム乾燥
後濃縮した。濃縮物を酢酸エチルとヘキサンの混合溶媒
から結晶化したところ実施例8で製造した(E)−7−
〔4′−フルオロ−5,6−ジメトキシ−3−(プロパ
ン−2−イル)ビフェニル−2−イル〕−3,5−ジヒ
ドロキシ−6−ヘプテン酸エチル(化合物(9))を
2.73g、収率80.3%で得た。また、ロ液を濃縮
しシリカゲルカラムにかけ、ヘキサンと酢酸エチルの
1:1混合溶媒で流しだしたところ、化合物(9)、を
529mg、収率15.6%で得た。 試験例1 HMG−CoAリダクターゼ阻害作用の測定 実施例で合成した化合物についてジャーナル・オブ・バ
イオロジカル・ケミストリー(J.Biol.Che
m.)234巻、2835頁(1959年)記載の方法
に従い、各化合物のHMG−CoAリダクターゼ阻害作
用を測定し、阻害活性を求めた。シンバスタチンを対照
とした結果を表1に示す。
【0233】
【表1】
【0234】試験例2 ラット肝ステロール合成阻害作用の測定 実施例で合成した化合物についてヨーロピアン・ジャー
ナル・バイオケミストリー(Eur.J.Bioche
m)77巻31頁(1977年)記載の方法に従い、体
重150〜200gのSD系ラットを用い、各化合物の
5%アラビアゴム懸濁溶液0.3mg/5ml/kgを
経口投与し、1時間後に14C−酢酸100μCi/kg
を腹腔内投与した。さらに1時間後、ラットを屠殺し直
ちに肝臓を取り出し測定した。シンバスタチンと比較
し、結果を表1に示す。
ナル・バイオケミストリー(Eur.J.Bioche
m)77巻31頁(1977年)記載の方法に従い、体
重150〜200gのSD系ラットを用い、各化合物の
5%アラビアゴム懸濁溶液0.3mg/5ml/kgを
経口投与し、1時間後に14C−酢酸100μCi/kg
を腹腔内投与した。さらに1時間後、ラットを屠殺し直
ちに肝臓を取り出し測定した。シンバスタチンと比較
し、結果を表1に示す。
【0235】
【発明の効果】本発明の前記一般式(I)で表わされる
4−フルオロビフェニル誘導体は、極めて高いHMG−
CoAリダクターゼ阻害作用を有する。
4−フルオロビフェニル誘導体は、極めて高いHMG−
CoAリダクターゼ阻害作用を有する。
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/34 9454−4C 31/365 ADP 9454−4C 31/44 AED 9454−4C C07C 69/732 Z 9279−4H 69/734 B 9279−4H 69/738 Z 9279−4H C07D 213/30 307/79 309/30 R 9360−4C 317/60 319/18 405/12 213 7602−4C // C12N 9/99 (72)発明者 石原 美和 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 富士 レビオ株式会社内 (72)発明者 山浦 哲明 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 富士 レビオ株式会社内 (72)発明者 青山 操 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 富士 レビオ株式会社内 (72)発明者 小林 久子 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 富士 レビオ株式会社内 (72)発明者 伊川 博 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 富士 レビオ株式会社内
Claims (40)
- 【請求項1】 一般式 【化1】 で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体(式中、A
は 【化2】 で表わされるω−オキシカルボニルジヒドロキシブチル
基(式中R4 は水素原子、置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属原子又はアルカ
リ土類金属原子である。)、 【化3】 で表わされるテトラヒドロピラニル基, 【化4】 で表されるω−オキシカルボニル−3−オキソブチル基
(式中R6 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基である。)、ホルミル基又はシアノ基、R1
は、ハロゲン原子、置換若しくは無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基又はR5 O−で表される基(R5 は水
素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級ア
ルキル基である。)、R2 は、水素原子又は置換若しく
は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基、R3 は、水
素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級ア
ルキル基であり、さらにR5 とR2 は、それぞれ結合し
ている酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成し
てもよく、またさらにR5 とR3 は、R5 と結合してい
る酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成するこ
とができる。)。 - 【請求項2】 Aが 【化5】 で表されるω−オキシカルボニルジヒドロキシブチル基
である請求項1記載の4−フルオロビフェニル誘導体
(式中、R4 は水素原子、置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属原子又はアルカ
リ土類金属原子である。)。 - 【請求項3】 R1 がR5 O−で表される基であり、R
5 は水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の
低級アルキル基である請求項1記載の4−フルオロビフ
ェニル誘導体。 - 【請求項4】 R1 がハロゲン原子である請求項1記載
の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項5】 R1 が置換若しくは無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基である請求項1記載の4−フルオロ
ビフェニル誘導体。 - 【請求項6】 R2 が水素原子である請求項1記載の4
−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項7】 R2 が置換又は無置換の炭素数1〜6の
低級アルキル基である請求項1記載の4−フルオロビフ
ェニル誘導体。 - 【請求項8】 R1 がR5 O−で表される基であり、R
5 は置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基で
あり、さらにR5 とR2 は、それぞれR5 とR2 と結合
している酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成
した請求項1記載の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項9】 R1 がR5 O−で表される基であり、R
5 は置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基で
あり、さらにR5 とR3 はR5 と結合している酸素原子
と一体となり5員環又は6員環を形成した請求項1記載
の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項10】 R3 が水素原子である請求項1記載の
4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項11】 R4 がアルカリ金属原子である請求項
2記載の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項12】 R5 が置換又は無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基である請求項3記載の4−フルオロビ
フェニル誘導体。 - 【請求項13】 R1 がR5 O−で表される基であり、
R5 は水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基、R2 が置換又は無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基であり、R4 がアルカリ金属原子で
ある請求項2記載の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項14】 R5 が置換又は無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基である請求項13記載の4−フルオロ
ビフェニル誘導体。 - 【請求項15】 R3 が水素原子である請求項13記載
の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項16】 一般式 【化6】 で表される4−フルオロビフェニル誘導体(式中R1 は
水素原子、置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級ア
ルキル基、R5 O−で表される基(式中R5 は置換又は
無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基である。)、R
2 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル
基、さらにR5 とR2 は、それぞれ結合している酸素原
子と一体となり5員環又は6員環を形成してもよく、R
4 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル
基又はアルカリ金属原子である。)。 - 【請求項17】 R1 がR5 O−で表される基であり
(式中R5 は置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アル
キル基である。)、R4 がアルカリ金属原子である請求
項16記載の4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項18】 一般式 【化7】 で表される4−フルオロビフェニル誘導体(式中R
1 は、ハロゲン原子、置換若しくは無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基又はR5 O−で表される基(R5は
水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基である。)、R2 は、水素原子又は置換若し
くは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基、R3 は、
水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基であり、さらにR5 とR2 は、それぞれ結合
している酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成
してもよく、またさらにR5 とR3 は、R5 と結合して
いる酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成する
ことができる。)。 - 【請求項19】 R1 がハロゲン原子、置換若しくは無
置換の炭素数1〜6の低級アルキル基又はR5 O−で表
される基(式中R5 は水素原子又は置換若しくは無置換
の炭素数1〜6の低級アルキル基である。)、R2 が置
換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基であり、
R3 が水素原子である請求項18記載の4−フルオロビ
フェニル誘導体。 - 【請求項20】 R5 が置換又はは無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基であり、R2 が置換又はは無置換の
炭素数1〜6の低級アルキル基である請求項18記載の
4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項21】 一般式 【化8】 で表される4−フルオロビフェニル誘導体(式中R
1 は、ハロゲン原子、置換若しくは無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基又はR5 O−で表される基(R5は
水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基である。)、R2 は、水素原子又は置換若し
くは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基、R3 は、
水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級
アルキル基であり、さらにR5 とR2 は、それぞれ結合
している酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成
してもよく、またさらにR5 とR3 は、R5 と結合して
いる酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成する
ことができる。)。 - 【請求項22】 R1 がハロゲン原子、置換若しくは無
置換の炭素数1〜6の低級アルキル基又はR5 O−で表
される基(式中R5 は水素原子又は置換若しくは無置換
の炭素数1〜6の低級アルキル基である。)、R2 が置
換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基であり、
R3 が水素原子である請求項21記載の4−フルオロビ
フェニル誘導体。 - 【請求項23】 R5 が置換又はは無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基であり、R2 が置換又はは無置換の
炭素数1〜6の低級アルキル基である請求項21記載の
4−フルオロビフェニル誘導体。 - 【請求項24】 一般式 【化9】 で表わされる4−フルオロビフェニル誘導体を有効成分
とするコレステロール低下剤又は脂質低下剤(式中、
A′は 【化10】 で表わされるω−オキシカルボニルジヒドロキシブチル
基(式中R4 は水素原子、置換若しくは無置換の炭素数
1〜6の低級アルキル基、アルカリ金属原子又はアルカ
リ土類金属である。)、 【化11】 で表わされるテトラヒドロピラニル基、R1 は、ハロゲ
ン原子、置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アル
キル基又はR5 O−で表される基(R5 は水素原子又は
置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基で
ある。)、R2 は、水素原子又は置換若しくは無置換の
炭素数1〜6の低級アルキル基、R3 は、水素原子又は
置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基で
あり、さらにR5 とR2 は、それぞれ結合している酸素
原子と一体となり5員環又は6員環を形成してもよく、
またさらにR5 とR3 は、R5 と結合している酸素原子
と一体となり5員環又は6員環を形成することができ
る。)。 - 【請求項25】 A′がω−オキシカルボニルジヒドロ
キシブチル基である請求項24記載のコレステロール低
下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項26】 R1 がR5 O−で表される基であり、
R5 は水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基である請求項24記載のコレステロー
ル低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項27】 R1 がハロゲン原子である請求項24
記載のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項28】 R1 が置換若しくは無置換の炭素数1
〜6の低級アルキル基である請求項24記載のコレステ
ロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項29】 R2 が水素原子である請求項24記載
のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項30】 R2 が置換又は無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基である請求項24記載のコレステロー
ル低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項31】 R1 がR5 O−で表される基であり、
R5 は置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基
であり、さらにR5 とR2 はそれぞれR5 とR2 と結合
している酸素原子と一体となり5員環又は6員環を形成
した請求項24記載のコレステロール低下剤又は脂質低
下剤。 - 【請求項32】 R1 がR5 O−で表される基であり、
R5 は置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基
であり、さらにR5 とR3 はR5 と結合している酸素原
子と一体となり5員環又は6員環を形成した請求項24
記載のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項33】 R3 が水素原子である請求項24記載
のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項34】 R4 がアルカリ金属原子である請求項
24記載のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項35】 R5 が置換又は無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基である請求項24記載のコレステロー
ル低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項36】 R1 がR5 O−で表される基であり、
R5 は水素原子又は置換若しくは無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基、R2 が置換又は無置換の炭素数1〜
6の低級アルキル基であり、R4 がアルカリ金属原子で
ある請求項24記載のコレステロール低下剤又は脂質低
下剤。 - 【請求項37】 R5 が置換又は無置換の炭素数1〜6
の低級アルキル基である請求項24記載のコレステロー
ル低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項38】 R3 が水素原子である請求項24記載
のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。 - 【請求項39】 一般式 【化12】 で表される4−フルオロビフェニル誘導体を有効成分と
するコレステロール低下剤又は脂質低下剤(式中R1 は
水素原子、置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級ア
ルキル基、R5 O−で表される基(式中R5 は置換又は
無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基である。)、R
2 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル
基、さらにR5 とR2 は、それぞれ結合している酸素原
子と一体となり5員環又は6員環を形成してもよく、R
4 は置換若しくは無置換の炭素数1〜6の低級アルキル
基又はアルカリ金属原子である。)。 - 【請求項40】 R1 がR5 O−で表される基で(式中
R5 は置換又は無置換の炭素数1〜6の低級アルキル基
である。)、R2 が置換又は無置換の炭素数1〜6の低
級アルキル基であり、R4 がアルカリ金属原子である請
求項39記載のコレステロール低下剤又は脂質低下剤。
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---|---|---|---|
JP07935094A JP3186419B2 (ja) | 1993-03-26 | 1994-03-25 | 4−フルオロビフェニル誘導体 |
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JP9055793 | 1993-03-26 | ||
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06329582A true JPH06329582A (ja) | 1994-11-29 |
JP3186419B2 JP3186419B2 (ja) | 2001-07-11 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014080421A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-08 | Lab Servier | 3−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)プロパンニトリルの新規合成方法、及びイバブラジン及び薬学的に許容される酸とのその付加塩の合成における適用 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP07935094A patent/JP3186419B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2014080421A (ja) * | 2012-10-12 | 2014-05-08 | Lab Servier | 3−(2−ブロモ−4,5−ジメトキシフェニル)プロパンニトリルの新規合成方法、及びイバブラジン及び薬学的に許容される酸とのその付加塩の合成における適用 |
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