JPH0632837Y2 - 背負式薬剤散布機 - Google Patents
背負式薬剤散布機Info
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- JPH0632837Y2 JPH0632837Y2 JP4043089U JP4043089U JPH0632837Y2 JP H0632837 Y2 JPH0632837 Y2 JP H0632837Y2 JP 4043089 U JP4043089 U JP 4043089U JP 4043089 U JP4043089 U JP 4043089U JP H0632837 Y2 JPH0632837 Y2 JP H0632837Y2
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- detector
- blower
- backpack
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、農作業などに使用する背負式の薬剤散布機に
関する。
関する。
(従来の技術) 従来、この種背負式の薬剤散布機は、例えば実開昭62
−170159号公報に記載されているごとく、背負枠
の上部側に薬剤タンクを支持し、下部側に送風機とエン
ジンを支持すると共に、前記背負枠の下部側で幅方向一
側に、前記薬剤タンクから送風機に供給する薬剤供給量
を調整する調量レバーと、前記エンジンの回転速度を調
整する調速レバーとをそれぞれ設け、これら各レバーの
取付位置近くに、該各レバーの操作位置を段階的に位置
決めする位置決め板を配設する一方、前記送風機の吹出
口に噴管を接続して、該噴管を前記背負枠の下部側で幅
方向他側から外方に延出させるようにしている。
−170159号公報に記載されているごとく、背負枠
の上部側に薬剤タンクを支持し、下部側に送風機とエン
ジンを支持すると共に、前記背負枠の下部側で幅方向一
側に、前記薬剤タンクから送風機に供給する薬剤供給量
を調整する調量レバーと、前記エンジンの回転速度を調
整する調速レバーとをそれぞれ設け、これら各レバーの
取付位置近くに、該各レバーの操作位置を段階的に位置
決めする位置決め板を配設する一方、前記送風機の吹出
口に噴管を接続して、該噴管を前記背負枠の下部側で幅
方向他側から外方に延出させるようにしている。
斯くして、一方側の手で前記噴管を把持して、該噴管か
らの薬剤噴射方向を確認しながら薬剤の散布作業を行
い、また、散布作業中に、前記噴管からの薬剤散布量を
調整すべく、前記薬剤タンクから送風機への薬剤供給量
を調整したり、前記噴管からの散布距離を調整すべく、
前記エンジンの回転速度を調整する場合には、他方側の
手で前記調量レバーや調速レバーを手探り状態で操作し
たり、又は前記位置決め板に設けた表示を確認して前記
各レバーの操作を行うのである。
らの薬剤噴射方向を確認しながら薬剤の散布作業を行
い、また、散布作業中に、前記噴管からの薬剤散布量を
調整すべく、前記薬剤タンクから送風機への薬剤供給量
を調整したり、前記噴管からの散布距離を調整すべく、
前記エンジンの回転速度を調整する場合には、他方側の
手で前記調量レバーや調速レバーを手探り状態で操作し
たり、又は前記位置決め板に設けた表示を確認して前記
各レバーの操作を行うのである。
(考案が解決しようとする課題) 所で、以上の背負式薬剤散布機では、散布作業中に、前
記各レバーを操作するにあたって、手探り状態で行う場
合には、これら各レバーの操作位置が不正確となり易く
て、適正な薬剤散布量や散布距離が得られないのであ
り、一方、前記位置決め板に設けた表示を確認しながら
前記各レバーの操作を行う場合には、適正な薬剤散布量
や散布距離が得られる反面、前記位置決め板は前記背負
枠の下部側で幅方向一側に配設されていることから、作
業者が振り返って前記位置決め板の表示を確認し、該表
示を見ながら前記各レバーを操作する必要があって、こ
れら各レバーの操作が非常に行い難い問題があった。
記各レバーを操作するにあたって、手探り状態で行う場
合には、これら各レバーの操作位置が不正確となり易く
て、適正な薬剤散布量や散布距離が得られないのであ
り、一方、前記位置決め板に設けた表示を確認しながら
前記各レバーの操作を行う場合には、適正な薬剤散布量
や散布距離が得られる反面、前記位置決め板は前記背負
枠の下部側で幅方向一側に配設されていることから、作
業者が振り返って前記位置決め板の表示を確認し、該表
示を見ながら前記各レバーを操作する必要があって、こ
れら各レバーの操作が非常に行い難い問題があった。
本考案は以上のような問題に鑑みてなしたもので、その
目的は、前記調量レバーや調速レバーの操作を行う場合
に、該各レバーの操作位置を、振り返ったりすることな
く、前記噴管又は該噴管の近くで確認できて、前記各レ
バーを適正位置に確実かつ容易にしかも迅速に操作でき
る背負式薬剤散布機を提供することにある。
目的は、前記調量レバーや調速レバーの操作を行う場合
に、該各レバーの操作位置を、振り返ったりすることな
く、前記噴管又は該噴管の近くで確認できて、前記各レ
バーを適正位置に確実かつ容易にしかも迅速に操作でき
る背負式薬剤散布機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案では、背負枠(1)
と、該背負枠(1)に支持する薬剤タンク(2)、送風
機(3)及びエンジン(4)と、前記薬剤タンク(2)
から送風機(3)側に供給する薬剤の供給量を調整する
調量レバー(7)と、前記エンジン(4)の回転速度を
調整する調速レバー(8)とを備え、前記送風機(3)
の吹出口(3a)に噴管(10)を接続するごとくした
背負式薬剤散布機において、前記各レバー(7)(8)
のうち少なくとも一方のレバーと、該レバーと相対運動
する固定側部材との間に、前記レバーの操作位置を段階
的に、かつ電気的に検出する電気的検出器(13)を設
けると共に、この検出器(13)からの出力信号で動作
し、該出力信号に対応した前記レバーの操作段位を電気
的に表示する電気的表示器(14)を、前記噴管(1
0)又は該噴管(10)の近傍に設け、この電気的表示
器(14)を前記検出器(13)と電気的に接続したこ
とを特徴とするものである。
と、該背負枠(1)に支持する薬剤タンク(2)、送風
機(3)及びエンジン(4)と、前記薬剤タンク(2)
から送風機(3)側に供給する薬剤の供給量を調整する
調量レバー(7)と、前記エンジン(4)の回転速度を
調整する調速レバー(8)とを備え、前記送風機(3)
の吹出口(3a)に噴管(10)を接続するごとくした
背負式薬剤散布機において、前記各レバー(7)(8)
のうち少なくとも一方のレバーと、該レバーと相対運動
する固定側部材との間に、前記レバーの操作位置を段階
的に、かつ電気的に検出する電気的検出器(13)を設
けると共に、この検出器(13)からの出力信号で動作
し、該出力信号に対応した前記レバーの操作段位を電気
的に表示する電気的表示器(14)を、前記噴管(1
0)又は該噴管(10)の近傍に設け、この電気的表示
器(14)を前記検出器(13)と電気的に接続したこ
とを特徴とするものである。
(作用) 以上の背負式薬剤散布機では、前記電気的検出器(1
3)でレバー操作位置が検出され、この検出器(13)
で検出された操作位置が、前記噴管(10)又は該噴管
(10)の近くに設けた前記表示器(14)で表示され
るのであり、従って、前記噴管(10)を把持して薬剤
の散布作業を行っているとき、該噴管(10)からの薬
剤散布量や散布距離を調整すべく、レバー操作を行うと
き、振り返ったりすることなく、前記噴管(10)側を
見ながら、レバー操作位置を適正位置に調整することが
できる。
3)でレバー操作位置が検出され、この検出器(13)
で検出された操作位置が、前記噴管(10)又は該噴管
(10)の近くに設けた前記表示器(14)で表示され
るのであり、従って、前記噴管(10)を把持して薬剤
の散布作業を行っているとき、該噴管(10)からの薬
剤散布量や散布距離を調整すべく、レバー操作を行うと
き、振り返ったりすることなく、前記噴管(10)側を
見ながら、レバー操作位置を適正位置に調整することが
できる。
(実施例) 第1図に示した背負式の薬剤散布機は、背負枠(1)の
上部側に薬剤タンク(2)を支持し、下部側に送風機
(3)と該送風機(3)を駆動するためのエンジン
(4)とを支持すると共に、前記タンク(2)と送風機
(3)との間に薬剤供給路(5)を設け、この供給路
(5)に調量弁(6)を配設している。
上部側に薬剤タンク(2)を支持し、下部側に送風機
(3)と該送風機(3)を駆動するためのエンジン
(4)とを支持すると共に、前記タンク(2)と送風機
(3)との間に薬剤供給路(5)を設け、この供給路
(5)に調量弁(6)を配設している。
また、前記背負枠(1)の下部側で幅方向一側に、前記
調量弁(6)を開閉操作して前記タンク(2)から送風
機(3)への薬剤供給量を調整する調量レバー(7)
と、前記エンジン(4)の回転速度を調整する調速レバ
ー(8)とをそれぞれ揺動自由に設けると共に、これら
各レバー(7)(8)の取付位置近くに位置決め板
(9)を配設して、該位置決め板(9)に前記各レバー
(7)(8)を案内する上下方向に延びる2つの案内溝
(91)(92)を設け、この各案内溝(91)(9
2)に前記各レバー(7)(8)を段階的に位置決めす
る複数の係合部(91a)(92a)・・・を形成し
て、前記各レバー(7)(8)を前記案内溝(91)
(92)に沿って案内し、前記係合部(91a)(92
a)・・・の一つに係合することにより、前記各レバー
(7)(8)を所定の操作位置に保持するようにしてい
る。
調量弁(6)を開閉操作して前記タンク(2)から送風
機(3)への薬剤供給量を調整する調量レバー(7)
と、前記エンジン(4)の回転速度を調整する調速レバ
ー(8)とをそれぞれ揺動自由に設けると共に、これら
各レバー(7)(8)の取付位置近くに位置決め板
(9)を配設して、該位置決め板(9)に前記各レバー
(7)(8)を案内する上下方向に延びる2つの案内溝
(91)(92)を設け、この各案内溝(91)(9
2)に前記各レバー(7)(8)を段階的に位置決めす
る複数の係合部(91a)(92a)・・・を形成し
て、前記各レバー(7)(8)を前記案内溝(91)
(92)に沿って案内し、前記係合部(91a)(92
a)・・・の一つに係合することにより、前記各レバー
(7)(8)を所定の操作位置に保持するようにしてい
る。
更に、前記背負枠(1)の下部側で、前記各レバー
(7)(8)の取付側とは反対側に、前記送風機(3)
の吹出口(3a)を突設して、この吹出口(3a)に薬
剤の噴管(10)を接続し、該噴管(10)の先端から
前記タンク(2)内の薬剤を散布するようにしている。
(7)(8)の取付側とは反対側に、前記送風機(3)
の吹出口(3a)を突設して、この吹出口(3a)に薬
剤の噴管(10)を接続し、該噴管(10)の先端から
前記タンク(2)内の薬剤を散布するようにしている。
前記噴管(10)は、前記吹出口(3a)側に接続され
る可撓性パイプ(10a)と、該パイプ(10a)の先
端側に設ける接続管(10b)と、この接続管(10
b)の先端に接続される噴出管(10c)とを備え、前
記接続管(10b)を把持して薬剤の散布作業を行うの
である。
る可撓性パイプ(10a)と、該パイプ(10a)の先
端側に設ける接続管(10b)と、この接続管(10
b)の先端に接続される噴出管(10c)とを備え、前
記接続管(10b)を把持して薬剤の散布作業を行うの
である。
尚、同図中、(11)は前記調量レバー(7)を前記調
量弁(6)に連動連結させる連結杆、また、(12)は
前記調速レバー(8)を前記エンジン(4)に連動連結
させる連結杆である。
量弁(6)に連動連結させる連結杆、また、(12)は
前記調速レバー(8)を前記エンジン(4)に連動連結
させる連結杆である。
しかして、以上の背負式薬剤散布機において、前記各レ
バー(7)(8)のうち少なくとも一方側と、前記位置
決め板(9)との間に、前記レバー操作位置を段階的
に、かつ電気的に検出する電気的検出器(13)を設け
ると共に、この検出器(13)からの出力信号で動作
し、該出力信号に対応した前記レバー操作段位を電気的
に表示する電気的表示器(14)を、前記噴管(10)
又は該噴管(10)の近くに取付け、この表示器(1
4)を前記検出器(13)と電気的に接続させたのであ
る。
バー(7)(8)のうち少なくとも一方側と、前記位置
決め板(9)との間に、前記レバー操作位置を段階的
に、かつ電気的に検出する電気的検出器(13)を設け
ると共に、この検出器(13)からの出力信号で動作
し、該出力信号に対応した前記レバー操作段位を電気的
に表示する電気的表示器(14)を、前記噴管(10)
又は該噴管(10)の近くに取付け、この表示器(1
4)を前記検出器(13)と電気的に接続させたのであ
る。
具体的に説明すると、例えば、前記調量レバー(7)の
操作位置を検出して表示する場合には、第2図及び第3
図で明らかにしたごとく、前記検出器(13)として、
1つの発光素子(13a)と、複数の受光素子(13
b)とを用い、この受光素子(13b)は、前記位置決
め板(9)の案内溝(91)に設けた調量レバー(7)
の係合部(91a)と同数個を使用し、即ち、同各図の
実施例では、前記係合部(91a)として、ニュートラ
ル位置と10段階にわたる調整段位とを備えているた
め、11個の受光素子(13b)を使用する。
操作位置を検出して表示する場合には、第2図及び第3
図で明らかにしたごとく、前記検出器(13)として、
1つの発光素子(13a)と、複数の受光素子(13
b)とを用い、この受光素子(13b)は、前記位置決
め板(9)の案内溝(91)に設けた調量レバー(7)
の係合部(91a)と同数個を使用し、即ち、同各図の
実施例では、前記係合部(91a)として、ニュートラ
ル位置と10段階にわたる調整段位とを備えているた
め、11個の受光素子(13b)を使用する。
そして、前記各受光素子(13b)をプリント基板(1
5)に、前記各受光素子(13b)が前記各係合部(9
1a)と対向するように埋込状に取付けると共に、前記
プリント基板(15)を前記位置決め板(9)における
案内溝(91)の側方内部に配設する一方、前記調量レ
バー(7)の前記プリント基板(15)との対向部位
に、支持部材(16)を介して前記発光素子(13a)
を取付け、この発光素子(13a)と前記各受光素子
(13b)とを、それぞれ前記エンジン(4)に搭載し
た電源側にリード線(L)(L)を介して接続し、前記
調量レバー(7)を前記各係合部(91a)間で移動操
作して、前記発光素子(13a)が受光素子(13b)
の1つと対向されたとき、前記表示器(14)におい
て、前記調量レバー(7)の移動操作位置を表示させる
ようになすのである。
5)に、前記各受光素子(13b)が前記各係合部(9
1a)と対向するように埋込状に取付けると共に、前記
プリント基板(15)を前記位置決め板(9)における
案内溝(91)の側方内部に配設する一方、前記調量レ
バー(7)の前記プリント基板(15)との対向部位
に、支持部材(16)を介して前記発光素子(13a)
を取付け、この発光素子(13a)と前記各受光素子
(13b)とを、それぞれ前記エンジン(4)に搭載し
た電源側にリード線(L)(L)を介して接続し、前記
調量レバー(7)を前記各係合部(91a)間で移動操
作して、前記発光素子(13a)が受光素子(13b)
の1つと対向されたとき、前記表示器(14)におい
て、前記調量レバー(7)の移動操作位置を表示させる
ようになすのである。
また、前記検出器(13)は、第4図及び第5図に示し
たごとく、筒状をなす1つのマグネット(13c)と、
複数のリードスイッチ(13d)とを用い、これら各リ
ードスイッチ(13d)を、前述した場合と同様に、プ
リント基板(15)に取付けると共に、前記マグネット
(13c)を前記調量レバー(7)に套嵌固定して、前
記調量レバー(7)を前記各係合部(91a)間で移動
操作して、前記マグネット(13c)がリードスイッチ
(13d)の1つと対向されたとき、前記表示器(1
4)において前記調量レバー(7)の移動操作位置を表
示させるようにしてもよいのであり、又、第6図及び第
7図に示した如く、複数の電気接点(13e)と、これ
ら電気接点(13e)の一つと選択的に接触する接触部
をもった導電性ゴム或いは導電性金属から成る一つの電
気的導体(13f)とを用い、前記各電気接点(13
e)を、前述した場合と同様に、プリント基板(15)
に取付けると共に、前記導体(13f)を前記調量レバ
ー(7)に套嵌固定して、この調量レバー(7)を前記
各係合部(91a)間で移動操作して、前記導体(13
f)が電気接点(13e)の一つと接触して通電された
とき、前記表示器(14)において前記調量レバー
(7)の移動操作位置を表示させるようにしてもよい。
たごとく、筒状をなす1つのマグネット(13c)と、
複数のリードスイッチ(13d)とを用い、これら各リ
ードスイッチ(13d)を、前述した場合と同様に、プ
リント基板(15)に取付けると共に、前記マグネット
(13c)を前記調量レバー(7)に套嵌固定して、前
記調量レバー(7)を前記各係合部(91a)間で移動
操作して、前記マグネット(13c)がリードスイッチ
(13d)の1つと対向されたとき、前記表示器(1
4)において前記調量レバー(7)の移動操作位置を表
示させるようにしてもよいのであり、又、第6図及び第
7図に示した如く、複数の電気接点(13e)と、これ
ら電気接点(13e)の一つと選択的に接触する接触部
をもった導電性ゴム或いは導電性金属から成る一つの電
気的導体(13f)とを用い、前記各電気接点(13
e)を、前述した場合と同様に、プリント基板(15)
に取付けると共に、前記導体(13f)を前記調量レバ
ー(7)に套嵌固定して、この調量レバー(7)を前記
各係合部(91a)間で移動操作して、前記導体(13
f)が電気接点(13e)の一つと接触して通電された
とき、前記表示器(14)において前記調量レバー
(7)の移動操作位置を表示させるようにしてもよい。
一方、前記表示器(14)としては、第8図に示したご
とく、デジタル表示部(14a)を備えたデジタル表示
器(14)を使用し、このデジタル表示器(14)を前
記検出器(13)の電気回路に組込み、前記調量レバー
(7)を前記各係合部(91a)間で移動操作したと
き、前記検出器(13)側から出力される出力信号で前
記表示部(14a)を動作させ、該表示部(14a)に
おいて、前記調量レバー(7)の操作位置を数値として
表示させるようになし、例えば、前記第2図乃至第7図
で示した実施例のように、前記調量レバー(7)が前記
各係合部(91a)の6段位置に調整された場合には、
前記表示部(14a)に数値6を表示させるのである。
とく、デジタル表示部(14a)を備えたデジタル表示
器(14)を使用し、このデジタル表示器(14)を前
記検出器(13)の電気回路に組込み、前記調量レバー
(7)を前記各係合部(91a)間で移動操作したと
き、前記検出器(13)側から出力される出力信号で前
記表示部(14a)を動作させ、該表示部(14a)に
おいて、前記調量レバー(7)の操作位置を数値として
表示させるようになし、例えば、前記第2図乃至第7図
で示した実施例のように、前記調量レバー(7)が前記
各係合部(91a)の6段位置に調整された場合には、
前記表示部(14a)に数値6を表示させるのである。
また、前記表示器(14)としては、第9図に示したご
とく、前記各係合部(91a)と対応する複数の表示ラ
ンプ(14b)を使用し、前記調量レバー(7)を前記
各係合部(91a)間で移動操作したとき、前記検出器
(13)側から出力される出力信号で、前記調量レバー
(7)の調整位置と対応する前記ランプ(14b)の1
つを点灯させるようにしてもよい。
とく、前記各係合部(91a)と対応する複数の表示ラ
ンプ(14b)を使用し、前記調量レバー(7)を前記
各係合部(91a)間で移動操作したとき、前記検出器
(13)側から出力される出力信号で、前記調量レバー
(7)の調整位置と対応する前記ランプ(14b)の1
つを点灯させるようにしてもよい。
以上のように形成した表示器(14)は、第1図で明ら
かなごとく、前記噴管(10)を把持して薬剤の散布作
業を行うとき、この噴管(10)を把持する手の近く、
つまり、該噴管(10)における接続管(10b)の先
端部位に取付バンド(17)を介して取付けるのであ
り、斯くすることにより、薬剤の散布作業時に、振り返
ったすることなく、前記噴管(10)からの薬剤噴射方
向を向いた姿勢で、前記表示器(14)に表示される前
記調量レバー(7)の操作位置を確認できるのである。
かなごとく、前記噴管(10)を把持して薬剤の散布作
業を行うとき、この噴管(10)を把持する手の近く、
つまり、該噴管(10)における接続管(10b)の先
端部位に取付バンド(17)を介して取付けるのであ
り、斯くすることにより、薬剤の散布作業時に、振り返
ったすることなく、前記噴管(10)からの薬剤噴射方
向を向いた姿勢で、前記表示器(14)に表示される前
記調量レバー(7)の操作位置を確認できるのである。
前記表示器(14)は、前記噴管(10)に限らず、例
えば作業者の衣服一部で袖部などに着脱可能に取付ける
ようにしてもよい。
えば作業者の衣服一部で袖部などに着脱可能に取付ける
ようにしてもよい。
以上の各実施例では、前記調量レバー(7)と該レバー
(7)の位置決め板(9)との間に、前記検出器(1
3)を設け、この検出器(13)で検出された前記調量
レバー(7)の操作位置を、前記表示器(14)で表示
させるようにしたが、本考案では、前記エンジン(4)
の回転速度を調整する調速レバー(8)と、該調速レバ
ー(8)を位置決めする前記位置決め板(9)との間
に、前記場合と同様に検出器(13)を設け、この検出
器(13)で前記調速レバー(8)の操作位置を検出
し、前記表示器(14)で表示させるようにしてもよ
い。また、前記各レバー(7)(8)と位置決め板
(9)との間に、それぞれ前記検出器(13)の2つを
個別に配設して、これら各検出器(13)で前記各レバ
ー(7)(8)の操作位置を検出し、これら各レバー
(7)(8)の操作位置を、それぞれ個別に前記表示器
(13)で表示させるようにしてもよいのである。
(7)の位置決め板(9)との間に、前記検出器(1
3)を設け、この検出器(13)で検出された前記調量
レバー(7)の操作位置を、前記表示器(14)で表示
させるようにしたが、本考案では、前記エンジン(4)
の回転速度を調整する調速レバー(8)と、該調速レバ
ー(8)を位置決めする前記位置決め板(9)との間
に、前記場合と同様に検出器(13)を設け、この検出
器(13)で前記調速レバー(8)の操作位置を検出
し、前記表示器(14)で表示させるようにしてもよ
い。また、前記各レバー(7)(8)と位置決め板
(9)との間に、それぞれ前記検出器(13)の2つを
個別に配設して、これら各検出器(13)で前記各レバ
ー(7)(8)の操作位置を検出し、これら各レバー
(7)(8)の操作位置を、それぞれ個別に前記表示器
(13)で表示させるようにしてもよいのである。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案の背負式薬剤散布機では、
薬剤タンク(2)から送風機(3)側に供給する薬剤供
給量を調整する調量レバー(7)と、前記送風機(3)
を駆動するエンジン(4)の回転速度を調整する調速レ
バー(8)とのうち、少なくとも一方のレバーと、該レ
バーと相対運動する固定側部材との間に、前記レバーの
操作位置を段階的に、かつ電気的に検出する電気的検出
器(13)を設けると共に、この検出器(13)からの
出力信号で動作し、該出力信号に対応した前記レバーの
操作段位を電気的に表示する電気的表示器(14)を、
薬剤の噴管(10)又は該噴管(10)の近傍に設け、
この表示器(14)を前記検出器(13)と電気的に接
続させたから、前記レバーの操作を行う場合に、該レバ
ーの操作位置を、振り返ったりすることなく、前記噴管
(10)又は該噴管(10)の近くで確認できて、前記
レバーを適正位置で確実かつ容易に、しかも迅速に操作
できるに至ったのである。
薬剤タンク(2)から送風機(3)側に供給する薬剤供
給量を調整する調量レバー(7)と、前記送風機(3)
を駆動するエンジン(4)の回転速度を調整する調速レ
バー(8)とのうち、少なくとも一方のレバーと、該レ
バーと相対運動する固定側部材との間に、前記レバーの
操作位置を段階的に、かつ電気的に検出する電気的検出
器(13)を設けると共に、この検出器(13)からの
出力信号で動作し、該出力信号に対応した前記レバーの
操作段位を電気的に表示する電気的表示器(14)を、
薬剤の噴管(10)又は該噴管(10)の近傍に設け、
この表示器(14)を前記検出器(13)と電気的に接
続させたから、前記レバーの操作を行う場合に、該レバ
ーの操作位置を、振り返ったりすることなく、前記噴管
(10)又は該噴管(10)の近くで確認できて、前記
レバーを適正位置で確実かつ容易に、しかも迅速に操作
できるに至ったのである。
第1図は本考案にかかる背負式薬剤散布機の一部切欠側
面図、第2図は電気的検出器を備えた位置決め板の一部
を切欠いた拡大正面図、第3図はその一部切欠側面図、
第4図〜第7図は他の検出器例を示すもので、第4図と
第6図とは第2図に対応した一部切欠正面図、第5図と
第7図とは第3図に対応した一部切欠側面図、第8図及
び第9図はそれぞれ表示器例を示す正面図である。 (1)……背負枠 (2)……薬剤タンク (3)……送風機 (4)……エンジン (7)……調量レバー (8)……調速レバー (9)……固定側部材(位置決め板) (10)……噴管 (13)……電気的検出器 (14)……電気的表示器
面図、第2図は電気的検出器を備えた位置決め板の一部
を切欠いた拡大正面図、第3図はその一部切欠側面図、
第4図〜第7図は他の検出器例を示すもので、第4図と
第6図とは第2図に対応した一部切欠正面図、第5図と
第7図とは第3図に対応した一部切欠側面図、第8図及
び第9図はそれぞれ表示器例を示す正面図である。 (1)……背負枠 (2)……薬剤タンク (3)……送風機 (4)……エンジン (7)……調量レバー (8)……調速レバー (9)……固定側部材(位置決め板) (10)……噴管 (13)……電気的検出器 (14)……電気的表示器
Claims (1)
- 【請求項1】背負枠(1)と、該背負枠(1)に支持す
る薬剤タンク(2)、送風機(3)及びエンジン(4)
と、前記薬剤タンク(2)から送風機(3)に供給する
薬剤供給量を調整する調量レバー(7)と、前記エンジ
ン(4)の回転速度を調整する調速レバー(8)とを備
え、前記送風機(3)の吹出口(3a)に噴管(10)
を接続するごとくした背負式薬剤散布機であって、前記
各レバー(7)(8)のうち少なくとも一方のレバー
と、該レバーと相対運動する固定側部材との間に、前記
レバーの操作位置を段階的に、かつ、電気的に検出する
電気的検出器(13)を設けると共に、この検出器(1
3)からの出力信号で動作し、該出力信号に対応した前
記レバーの操作位置を電気的に表示する電気的表示器
(14)を、前記噴管(10)又は該噴管(10)の近
傍位置に設け、この電気的表示器(14)を前記検出器
(13)と電気的に接続したことを特徴とする背負式薬
剤散布機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043089U JPH0632837Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 背負式薬剤散布機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4043089U JPH0632837Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 背負式薬剤散布機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02133448U JPH02133448U (ja) | 1990-11-06 |
JPH0632837Y2 true JPH0632837Y2 (ja) | 1994-08-31 |
Family
ID=31550214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4043089U Expired - Lifetime JPH0632837Y2 (ja) | 1989-04-05 | 1989-04-05 | 背負式薬剤散布機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632837Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018105497A1 (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | ヤンマー株式会社 | トラクタ |
-
1989
- 1989-04-05 JP JP4043089U patent/JPH0632837Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2018105497A1 (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | ヤンマー株式会社 | トラクタ |
JP2018088876A (ja) * | 2016-12-05 | 2018-06-14 | ヤンマー株式会社 | トラクタ |
US11122728B2 (en) | 2016-12-05 | 2021-09-21 | Yanmar Power Technology Co., Ltd. | Tractor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02133448U (ja) | 1990-11-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |