JPH06327181A - 樹脂モールドモータの接続部の防水装置 - Google Patents
樹脂モールドモータの接続部の防水装置Info
- Publication number
- JPH06327181A JPH06327181A JP11459793A JP11459793A JPH06327181A JP H06327181 A JPH06327181 A JP H06327181A JP 11459793 A JP11459793 A JP 11459793A JP 11459793 A JP11459793 A JP 11459793A JP H06327181 A JPH06327181 A JP H06327181A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- waterproof
- resin
- connector
- molded motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Frames (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で電気的安全性に優れた樹脂モー
ルドモータの接続部の防水装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 コネクタ５、８の三方の側方をコ字状の防水
カバー６で、他の一方の側方をモータ取付け台３で覆
い、下方を防水壁４で覆うようにしたもので、上方、側
方、下方からの水滴を上記各部材６、３、４で遮り、防
水カバー６、モータ取付け台３から流下する水滴を防水
壁４を介して排出する。これにより、コネクタ５、８は
その全面が防水化され、電気的安全性に優れた樹脂モー
ルドモータの接続部の防水装置が得られる。
ルドモータの接続部の防水装置を得ることを目的とす
る。 【構成】 コネクタ５、８の三方の側方をコ字状の防水
カバー６で、他の一方の側方をモータ取付け台３で覆
い、下方を防水壁４で覆うようにしたもので、上方、側
方、下方からの水滴を上記各部材６、３、４で遮り、防
水カバー６、モータ取付け台３から流下する水滴を防水
壁４を介して排出する。これにより、コネクタ５、８は
その全面が防水化され、電気的安全性に優れた樹脂モー
ルドモータの接続部の防水装置が得られる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂モールドモータの
コネクタ接続部の防水装置に関する。
コネクタ接続部の防水装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、樹脂モールドモータのリード線の
接続と防水装置は図４に示したような構成であった。
接続と防水装置は図４に示したような構成であった。
【０００３】図において、１は樹脂モールドされた樹脂
モールドモータ（以下、モータという）で、モータ１の
外部で電源に接続される固定子巻線のリード線２が導出
されている。モータ１はモータ取付け台３に取付けら
れ、モータ１の下方部には、モータ１の下部との間に間
隙を有して防水壁４がモータ取付け台３から延設されて
いる。
モールドモータ（以下、モータという）で、モータ１の
外部で電源に接続される固定子巻線のリード線２が導出
されている。モータ１はモータ取付け台３に取付けら
れ、モータ１の下方部には、モータ１の下部との間に間
隙を有して防水壁４がモータ取付け台３から延設されて
いる。
【０００４】このような構成で、リード線２はモータ１
の外方で電源に接続され、モータ１に飛来する水滴や塵
埃は防水壁４で遮られてモータ１の電気的安全性が確保
されるようになっている。
の外方で電源に接続され、モータ１に飛来する水滴や塵
埃は防水壁４で遮られてモータ１の電気的安全性が確保
されるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
の樹脂モールドモータのリード線の接続と防水装置で
は、リード線２が樹脂モールド部から導出されているた
め、樹脂モールド時のリード線の処理や、リード線２と
電源の接続処理に手間を要し、作業性が悪く、自動化し
にくいという生産上の問題があった。
の樹脂モールドモータのリード線の接続と防水装置で
は、リード線２が樹脂モールド部から導出されているた
め、樹脂モールド時のリード線の処理や、リード線２と
電源の接続処理に手間を要し、作業性が悪く、自動化し
にくいという生産上の問題があった。
【０００６】また、モータ１の下方部から飛来する水滴
や塵埃は防水壁で遮られるが、側方からの飛来に対して
は無防備であるという問題もあった。
や塵埃は防水壁で遮られるが、側方からの飛来に対して
は無防備であるという問題もあった。
【０００７】このような問題に対して、たとえば、実開
昭６４−３０６５６号公報には、コネクタをエンドキャ
ップにアウトサートで一体に形成したステップモータの
構成が示されている。
昭６４−３０６５６号公報には、コネクタをエンドキャ
ップにアウトサートで一体に形成したステップモータの
構成が示されている。
【０００８】しかし、この構成のものでは、コネクタの
ソケットをアウトサートしているため、ソケットの端子
と固定子巻線との接続構成が複雑なものとなり、また、
外部電源用のプラグとソケットとの接続部の防水、防塵
手段はソケットの外かくによるものであるため、ソケッ
トの外かく内に侵入した水滴が排出されにくく、電気的
安全性や信頼性に問題があるものであった。
ソケットをアウトサートしているため、ソケットの端子
と固定子巻線との接続構成が複雑なものとなり、また、
外部電源用のプラグとソケットとの接続部の防水、防塵
手段はソケットの外かくによるものであるため、ソケッ
トの外かく内に侵入した水滴が排出されにくく、電気的
安全性や信頼性に問題があるものであった。
【０００９】本発明は上記問題を解決するもので、簡単
な構成で電気的安全性に優れた樹脂モールドモータの接
続部の防水装置を提供することを目的としている。
な構成で電気的安全性に優れた樹脂モールドモータの接
続部の防水装置を提供することを目的としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、樹脂モールドモータの樹脂モールド部にイ
ンサートされたコネクタの一方と、前記一方のコネクタ
に接続される他方のコネクタと、前記樹脂モールドモー
タに着脱自在で前記コネクタの接続部の側方の三方を覆
うコ字状の防水カバーと、前記樹脂モールドモータが取
付けられ前記コネクタの接続部の側方の他の一方を覆う
モータ取付け台と、前記モータ取付け台から延設され前
記防水カバーの下端と間隙を有して前記コネクタの接続
部の下方を覆う防水壁とを備えた構成としたものであ
る。
するために、樹脂モールドモータの樹脂モールド部にイ
ンサートされたコネクタの一方と、前記一方のコネクタ
に接続される他方のコネクタと、前記樹脂モールドモー
タに着脱自在で前記コネクタの接続部の側方の三方を覆
うコ字状の防水カバーと、前記樹脂モールドモータが取
付けられ前記コネクタの接続部の側方の他の一方を覆う
モータ取付け台と、前記モータ取付け台から延設され前
記防水カバーの下端と間隙を有して前記コネクタの接続
部の下方を覆う防水壁とを備えた構成としたものであ
る。
【００１１】また、モータ取付け台から延設された防水
壁をその先端部を下方に向けて傾斜させたものである。
壁をその先端部を下方に向けて傾斜させたものである。
【００１２】
【作用】上記構成において、コネクタの接続部の側方の
三方を着脱自在なコ字状の防水カバーで、側方の他の一
方をモータ取付け台でそれぞれ覆い、その下方をモータ
取付け台から延設された防水壁で間隙を有して覆ったこ
とにより、上方、側方、下方からコネクタおよびその接
続部に飛来する水滴や塵埃は防水カバーとモータ取付け
台と防水壁とによって遮られ、コネクタおよびその接続
部への侵入が防止される。
三方を着脱自在なコ字状の防水カバーで、側方の他の一
方をモータ取付け台でそれぞれ覆い、その下方をモータ
取付け台から延設された防水壁で間隙を有して覆ったこ
とにより、上方、側方、下方からコネクタおよびその接
続部に飛来する水滴や塵埃は防水カバーとモータ取付け
台と防水壁とによって遮られ、コネクタおよびその接続
部への侵入が防止される。
【００１３】また、防水壁を下方に向けて傾斜させたこ
とにより、防水カバーやモータ取付け台から落下した水
滴と防水壁に付着した水滴が容易に排出される。
とにより、防水カバーやモータ取付け台から落下した水
滴と防水壁に付着した水滴が容易に排出される。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図１から図
３を参照しながら説明する。
３を参照しながら説明する。
【００１５】なお、従来例に示したものと同一部品には
同じ番号を付して説明する。図において、１は固定子、
固定子巻線等が樹脂モールドされた樹脂モールドモータ
（以下、モータという）で、固定子巻線に接続されたコ
ネクタの一方（以下、雄端子という）５が樹脂モールド
部にインサートされている。６はコ字状に形成された防
水カバーで、コ字状の開口部７をモータ取付け台３に面
させて雄端子５と他方のコネクタ（以下、雌端子とい
う）８とその接続部の側方を三方から覆うように着脱自
在にモータ１に装着されている。３はモータ１を取付け
るモータ取付け台で、縦方向に立設されている。４はモ
ータ取付け台３から側方に延設された防水壁で、水平ま
たは点線で示したように先端部が下方に傾斜するよう
に、また、防水カバー６の先端部との間に間隙ｇを有し
て雄端子５と雌端子８の接続部を下方から覆うように延
設されている。
同じ番号を付して説明する。図において、１は固定子、
固定子巻線等が樹脂モールドされた樹脂モールドモータ
（以下、モータという）で、固定子巻線に接続されたコ
ネクタの一方（以下、雄端子という）５が樹脂モールド
部にインサートされている。６はコ字状に形成された防
水カバーで、コ字状の開口部７をモータ取付け台３に面
させて雄端子５と他方のコネクタ（以下、雌端子とい
う）８とその接続部の側方を三方から覆うように着脱自
在にモータ１に装着されている。３はモータ１を取付け
るモータ取付け台で、縦方向に立設されている。４はモ
ータ取付け台３から側方に延設された防水壁で、水平ま
たは点線で示したように先端部が下方に傾斜するよう
に、また、防水カバー６の先端部との間に間隙ｇを有し
て雄端子５と雌端子８の接続部を下方から覆うように延
設されている。
【００１６】雄端子５に接続される雌端子８には、図３
に示したように９本のピンが植設されてあり、その１ピ
ンおきのピンにリード線９が接続されている。そして、
雄端子５にはそれに対応する数のピンが植設されてい
る。これにより、コネクタ内での電気絶縁距離が確保さ
れている。
に示したように９本のピンが植設されてあり、その１ピ
ンおきのピンにリード線９が接続されている。そして、
雄端子５にはそれに対応する数のピンが植設されてい
る。これにより、コネクタ内での電気絶縁距離が確保さ
れている。
【００１７】上記構成において、モータ１をモータ取付
け台３に取付け、雌端子８を雄端子５に接続した後、防
水カバー６をモータ１に装着する。防水カバー６は溝嵌
合によるスライド装着でも、ねじ等による取付けでもよ
いものである。この防水カバー６の装着により、リード
線９は間隙ｇから外方に導出されるとともに、雄端子５
および雌端子８とその接続部の側方の三方は防水カバー
６により覆われ、他の一方はモータ取付け台３により覆
われて全側方が防水化される。また、下方部はモータ取
付け台から延設された防水壁４で覆われて下方も防水化
される。
け台３に取付け、雌端子８を雄端子５に接続した後、防
水カバー６をモータ１に装着する。防水カバー６は溝嵌
合によるスライド装着でも、ねじ等による取付けでもよ
いものである。この防水カバー６の装着により、リード
線９は間隙ｇから外方に導出されるとともに、雄端子５
および雌端子８とその接続部の側方の三方は防水カバー
６により覆われ、他の一方はモータ取付け台３により覆
われて全側方が防水化される。また、下方部はモータ取
付け台から延設された防水壁４で覆われて下方も防水化
される。
【００１８】このようにして全側方を防水化した防水カ
バー６とモータ取付け台３に水滴が飛来すると、水滴は
防水カバー６とモータ取付け台３とで遮られ、その外面
を流下して防水壁４上に落下し、防水壁４上を流れて下
方に落下する。このとき、防水壁４が下方に傾斜してい
ると防水壁４上の落下水は流下しやすくなり、水の排出
が容易となるものである。
バー６とモータ取付け台３に水滴が飛来すると、水滴は
防水カバー６とモータ取付け台３とで遮られ、その外面
を流下して防水壁４上に落下し、防水壁４上を流れて下
方に落下する。このとき、防水壁４が下方に傾斜してい
ると防水壁４上の落下水は流下しやすくなり、水の排出
が容易となるものである。
【００１９】一方、防水壁４の下方から飛来する水滴は
防水壁４で遮られ、その下面を流れて下方に落下する。
防水壁４で遮られ、その下面を流れて下方に落下する。
【００２０】なお、塵埃についても同様であるので説明
を省略する。
を省略する。
【００２１】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明によれば、コネクタの接続部の側方の三方を
着脱自在なコ字状の防水カバーで、側方の他の一方をモ
ータ取付け台でそれぞれ覆い、その下方をモータ取付け
台から延設された防水壁で間隙を有して覆ったことによ
り、上方、側方、下方から飛来する水滴や塵埃を防水カ
バーとモータ取付け台と防水壁とによって遮ってコネク
タおよびその接続部への侵入を防止することができる。
に、本発明によれば、コネクタの接続部の側方の三方を
着脱自在なコ字状の防水カバーで、側方の他の一方をモ
ータ取付け台でそれぞれ覆い、その下方をモータ取付け
台から延設された防水壁で間隙を有して覆ったことによ
り、上方、側方、下方から飛来する水滴や塵埃を防水カ
バーとモータ取付け台と防水壁とによって遮ってコネク
タおよびその接続部への侵入を防止することができる。
【００２２】また、防水壁を下方に向けて傾斜させたこ
とにより、防水カバーやモータ取付け台から落下した水
滴と防水壁に付着した水滴を流下しやすくして水の排出
を容易にすることができる。
とにより、防水カバーやモータ取付け台から落下した水
滴と防水壁に付着した水滴を流下しやすくして水の排出
を容易にすることができる。
【００２３】以上のように本発明によれば、簡単な構成
で電気的安全性に優れた樹脂モールドモータの接続部の
防水装置を提供することができる。
で電気的安全性に優れた樹脂モールドモータの接続部の
防水装置を提供することができる。
【図１】（ａ）は本発明の一実施例の樹脂モールドモー
タの接続部の防水装置の正面図 （ｂ）は同一部切断側面図
タの接続部の防水装置の正面図 （ｂ）は同一部切断側面図
【図２】（ａ）は同要部の一部切断正面図 （ｂ）は同要部の一部切断側面図
【図３】同コネクタの側面図
【図４】（ａ）は従来例の樹脂モールドモータの接続部
の防水装置の正面図 （ｂ）は同側面図
の防水装置の正面図 （ｂ）は同側面図
１ 樹脂モールドモータ ３ モータ取付け台 ４ 防水壁 ５ コネクタ（雄端子） ６ 防水カバー ８ コネクタ（雌端子）
Claims (2)
- 【請求項１】 樹脂モールドモータの樹脂モールド部に
インサートされたコネクタの一方と、前記一方のコネク
タに接続される他方のコネクタと、前記樹脂モールドモ
ータに着脱自在で前記コネクタの接続部の側方の三方を
覆うコ字状の防水カバーと、前記樹脂モールドモータが
取付けられ前記コネクタの接続部の側方の他の一方を覆
うモータ取付け台と、前記モータ取付け台から延設され
前記防水カバーの下端と間隙を有して前記接続部の下方
を覆う防水壁とを備えたことを特徴とする樹脂モールド
モータの接続部の防水装置。 - 【請求項２】 モータ取付け台から延設された防水壁を
その先端部を下方に向けて傾斜させたことを特徴とする
請求項１記載の樹脂モールドモータの接続部の防水装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11459793A JPH06327181A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 樹脂モールドモータの接続部の防水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11459793A JPH06327181A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 樹脂モールドモータの接続部の防水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06327181A true JPH06327181A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14641852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11459793A Pending JPH06327181A (ja) | 1993-05-17 | 1993-05-17 | 樹脂モールドモータの接続部の防水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06327181A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990004905A1 (en) * | 1988-10-24 | 1990-05-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Interframe deinterleave switching circuit |
| JP2007308056A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Denso Corp | 熱交換器モジュール |
| JP2008111480A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Ntn Corp | 回転センサ付き転がり軸受 |
| JP2013000070A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Kubota Corp | 作業機 |
-
1993
- 1993-05-17 JP JP11459793A patent/JPH06327181A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1990004905A1 (en) * | 1988-10-24 | 1990-05-03 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Interframe deinterleave switching circuit |
| JP2007308056A (ja) * | 2006-05-19 | 2007-11-29 | Denso Corp | 熱交換器モジュール |
| JP2008111480A (ja) * | 2006-10-30 | 2008-05-15 | Ntn Corp | 回転センサ付き転がり軸受 |
| US8188729B2 (en) | 2006-10-30 | 2012-05-29 | Ntn Corporation | Rolling bearing with a rotation sensor |
| JP2013000070A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Kubota Corp | 作業機 |
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