JPH06325491A - 光ディスク再生装置 - Google Patents
光ディスク再生装置Info
- Publication number
- JPH06325491A JPH06325491A JP13650493A JP13650493A JPH06325491A JP H06325491 A JPH06325491 A JP H06325491A JP 13650493 A JP13650493 A JP 13650493A JP 13650493 A JP13650493 A JP 13650493A JP H06325491 A JPH06325491 A JP H06325491A
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- JP
- Japan
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- memory
- optical disk
- sub
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Abstract
(57)【要約】
【目的】耐振用のメモリが設けられた光ディスク再生装
置において、メモリへの音声データ書込み位置の誤りを
なくす。 【構成】再生信号処理回路は再生クロックによりサブコ
ードQおよび音声データを耐振用のメモリに出力する。
サブコードQのライトポインタWpがWpaにある時点
でマイクロコンピュータがトラッキング外れを検出する
とWpbの位置に書込まれたデータより少し前のデータ
を再生する位置に光ピックアップが戻され読み出し動作
が行われる。読み出されたサブコードQは順次比較用レ
ジスタに格納され、WpbからWpcまでのメモリのサ
ブコードQと比較される。比較レジスタのサブコードQ
とメモリ内のサブコードQが一致した時点でWpc以降
にサブコードQ書込みが開始され、またそのアドレスと
対応するアドレスから音声データの書込みが開始され
る。
置において、メモリへの音声データ書込み位置の誤りを
なくす。 【構成】再生信号処理回路は再生クロックによりサブコ
ードQおよび音声データを耐振用のメモリに出力する。
サブコードQのライトポインタWpがWpaにある時点
でマイクロコンピュータがトラッキング外れを検出する
とWpbの位置に書込まれたデータより少し前のデータ
を再生する位置に光ピックアップが戻され読み出し動作
が行われる。読み出されたサブコードQは順次比較用レ
ジスタに格納され、WpbからWpcまでのメモリのサ
ブコードQと比較される。比較レジスタのサブコードQ
とメモリ内のサブコードQが一致した時点でWpc以降
にサブコードQ書込みが開始され、またそのアドレスと
対応するアドレスから音声データの書込みが開始され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は振動によりトラック飛
びが生じたときの再生信号の連続性を確保するために再
生信号を一旦メモリに記憶し、メモリから連続的にデー
タを読み出す光ディスク再生装置に係わり、特に、光デ
ィスクの再生位置を戻したときの書込み開始アドレスの
決定方式に関する。
びが生じたときの再生信号の連続性を確保するために再
生信号を一旦メモリに記憶し、メモリから連続的にデー
タを読み出す光ディスク再生装置に係わり、特に、光デ
ィスクの再生位置を戻したときの書込み開始アドレスの
決定方式に関する。
【0002】
【従来の技術】耐振用のメモリが設けられた従来のCD
プレーヤの例を図3に示す。図に示す1はCD(コンパ
クトディスク)と呼ばれている光ディスクであり、音声
データとサブコードQがEFM(8−14)変調されて
螺旋トラック上にピット列として記録されている。サブ
コードQにはディスク上のアドレスを示す時間情報が含
まれている。
プレーヤの例を図3に示す。図に示す1はCD(コンパ
クトディスク)と呼ばれている光ディスクであり、音声
データとサブコードQがEFM(8−14)変調されて
螺旋トラック上にピット列として記録されている。サブ
コードQにはディスク上のアドレスを示す時間情報が含
まれている。
【0003】2は光ピックアップであり光ディスク1に
レーザスポットを照射してその反射光から記録信号を読
み取る。3はディスク回転用モータであり光ディスク1
を回転させる。4はRFアンプであり光ピックアップ2
の出力信号を増幅してEFM信号をビット同期回路6に
出力し、また、トラッキングエラー信号およびフォーカ
スエラー信号を生成してサーボ回路5に出力する。
レーザスポットを照射してその反射光から記録信号を読
み取る。3はディスク回転用モータであり光ディスク1
を回転させる。4はRFアンプであり光ピックアップ2
の出力信号を増幅してEFM信号をビット同期回路6に
出力し、また、トラッキングエラー信号およびフォーカ
スエラー信号を生成してサーボ回路5に出力する。
【0004】サーボ回路5はRFアンプ4からの信号を
受けてトラッキング制御およびフォーカシング制御を行
うべく光ピックアップ2のトラッキングコイルおよびフ
ォーカシングコイルに電流を供給する。
受けてトラッキング制御およびフォーカシング制御を行
うべく光ピックアップ2のトラッキングコイルおよびフ
ォーカシングコイルに電流を供給する。
【0005】ビット同期回路6はPLL(位相同期ルー
プ)により構成されており、EFM信号を再生信号処理
回路7に出力すると共に、再生信号から再生クロックを
抽出して、モータドライブ回路11と再生信号処理回路
7に出力する。モータドライブ回路11は基準クロック
発生回路10からの基準クロックと再生クロックを比較
することによりディスク回転用モータの電流を制御して
線速度一定の回転数制御を行う。
プ)により構成されており、EFM信号を再生信号処理
回路7に出力すると共に、再生信号から再生クロックを
抽出して、モータドライブ回路11と再生信号処理回路
7に出力する。モータドライブ回路11は基準クロック
発生回路10からの基準クロックと再生クロックを比較
することによりディスク回転用モータの電流を制御して
線速度一定の回転数制御を行う。
【0006】再生信号処理回路7は再生クロックを用い
てビット同期回路6から入力されるEFM信号を復調し
てサブコードQと音声データを得る。得られたサブコー
ドQは再生クロックに同期してマイクロコンピュータ1
2に出力され、音声データは基準クロック発生回路10
からの基準クロックに同期して耐振用のメモリ8に出力
される。
てビット同期回路6から入力されるEFM信号を復調し
てサブコードQと音声データを得る。得られたサブコー
ドQは再生クロックに同期してマイクロコンピュータ1
2に出力され、音声データは基準クロック発生回路10
からの基準クロックに同期して耐振用のメモリ8に出力
される。
【0007】耐振用のメモリ8は書込みおよび読み出し
アドレスをコントロールするアドレスコントローラを有
しており、基準クロックに同期して再生信号処理回路7
から出力された音声データをループ状にアドレスが配置
されたメモリに書込みまた基準クロックを1/2分周し
た信号に同期してメモリから音声データを読み出してD
/Aコンバータ9に出力する。
アドレスをコントロールするアドレスコントローラを有
しており、基準クロックに同期して再生信号処理回路7
から出力された音声データをループ状にアドレスが配置
されたメモリに書込みまた基準クロックを1/2分周し
た信号に同期してメモリから音声データを読み出してD
/Aコンバータ9に出力する。
【0008】メモリ8に音声データが書込まれる速度す
なわち光ディスクの再生速度は音声データが読み出され
る速度の2倍であり書込みを停止しないとメモリがオー
バーフローすることになるが、書込みおよび読み出しア
ドレスはマイクロコンピュータ12に監視されておりマ
イクロコンピュータ12の指令によりオーバーフローす
る直前に書込みが停止される。また、振動によるトラッ
ク飛びが発生したときも同様にマイクロコンピュータ1
2の指令により書込みが停止される。
なわち光ディスクの再生速度は音声データが読み出され
る速度の2倍であり書込みを停止しないとメモリがオー
バーフローすることになるが、書込みおよび読み出しア
ドレスはマイクロコンピュータ12に監視されておりマ
イクロコンピュータ12の指令によりオーバーフローす
る直前に書込みが停止される。また、振動によるトラッ
ク飛びが発生したときも同様にマイクロコンピュータ1
2の指令により書込みが停止される。
【0009】D/Aコンバータ9は基準クロックを1/
2分周した信号すなわち音声データのサンプリング周波
数で出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に
変換してオーディオアンプに出力する。
2分周した信号すなわち音声データのサンプリング周波
数で出力されるデジタル音声信号をアナログ音声信号に
変換してオーディオアンプに出力する。
【0010】マイクロコンピュータ12はRAM、RO
Mおよび入出力インターフェースを内蔵しており、サー
ボ回路5、モータドライブ回路11、再生信号処理回路
7およびメモリ8を制御する。例えば、再生信号処理回
路7から出力されるサブコードQの時間情報が不連続と
なった場合、また、メモリ8の書込みスペースが所定以
下となった場合にはメモリ8に指令して音声データの書
込みを停止させ、また、サーボ回路5に指令して光ディ
スクの読み出しトラックをジャンプさせて再生位置を戻
す。
Mおよび入出力インターフェースを内蔵しており、サー
ボ回路5、モータドライブ回路11、再生信号処理回路
7およびメモリ8を制御する。例えば、再生信号処理回
路7から出力されるサブコードQの時間情報が不連続と
なった場合、また、メモリ8の書込みスペースが所定以
下となった場合にはメモリ8に指令して音声データの書
込みを停止させ、また、サーボ回路5に指令して光ディ
スクの読み出しトラックをジャンプさせて再生位置を戻
す。
【0011】図4を参照し、トラックジャンプ後にメモ
リ書込みが開始される状態を説明する。リードポインタ
(Rp)によるメモリからの音声データの読み出しは標
準速度(サンプリング周波数)でRpを更新しながら行
われる。一方、ライトポインタ(Wp)によりサンプリ
ング周波数の2倍の速度でディスクから読み出され復調
された音声データが書込まれている。
リ書込みが開始される状態を説明する。リードポインタ
(Rp)によるメモリからの音声データの読み出しは標
準速度(サンプリング周波数)でRpを更新しながら行
われる。一方、ライトポインタ(Wp)によりサンプリ
ング周波数の2倍の速度でディスクから読み出され復調
された音声データが書込まれている。
【0012】WpがWpaにある時点でマイクロコンピ
ュータがトラッキング外れを検出するとWpbの位置に
書込まれたデータより少し前のデータを再生する位置に
光ピックアップが戻され読み出し動作が行われる。読み
出された音声データは順次比較用レジスタに格納され、
WpbからWpcまでのメモリ内音声データと比較され
る。比較レジスタの音声データとメモリ内の音声データ
が一致した時点でWpc以降に音声データの書込みが開
始される。
ュータがトラッキング外れを検出するとWpbの位置に
書込まれたデータより少し前のデータを再生する位置に
光ピックアップが戻され読み出し動作が行われる。読み
出された音声データは順次比較用レジスタに格納され、
WpbからWpcまでのメモリ内音声データと比較され
る。比較レジスタの音声データとメモリ内の音声データ
が一致した時点でWpc以降に音声データの書込みが開
始される。
【0013】上記した従来の光ディスク再生装置では音
声データの一致を検出することにより書込み開始タイミ
ングが決定されるが、比較される音声データは周期性波
形となることがあり、また、ミユート信号では0となり
誤検出することがあった。
声データの一致を検出することにより書込み開始タイミ
ングが決定されるが、比較される音声データは周期性波
形となることがあり、また、ミユート信号では0となり
誤検出することがあった。
【0014】これに対し、特開昭62−150560号
公報に提案された光ディスク再生装置では、光ディスク
から再生された時間データの一致を検出することにより
書込み開始タイミングが決定される。この場合は比較す
るデータ数の長さを時間情報の更新周期より長くすれば
データの一致を誤って検出することはなくなる。
公報に提案された光ディスク再生装置では、光ディスク
から再生された時間データの一致を検出することにより
書込み開始タイミングが決定される。この場合は比較す
るデータ数の長さを時間情報の更新周期より長くすれば
データの一致を誤って検出することはなくなる。
【0015】しかしながら、その光ディスク再生装置で
は、時間データは再生クロックに同期して信号処理回路
から出力されるのに対して音声データは基準クロックに
同期して信号処理回路から出力されている。従って、音
声データと時間データとの間に時間の偏差が生じ、その
偏差のために音声データの書込みの連続性が十分に保た
れないという問題があった。
は、時間データは再生クロックに同期して信号処理回路
から出力されるのに対して音声データは基準クロックに
同期して信号処理回路から出力されている。従って、音
声データと時間データとの間に時間の偏差が生じ、その
偏差のために音声データの書込みの連続性が十分に保た
れないという問題があった。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、耐振用のメモリが設けられた光ディスク再生装置に
おいて、メモリへの音声データ書込み位置の誤りをなく
すことである。
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、耐振用のメモリが設けられた光ディスク再生装置に
おいて、メモリへの音声データ書込み位置の誤りをなく
すことである。
【0017】また、上記した光ディスク再生装置ではデ
ィスク再生の時間表示をする場合、マイクロコンピュー
タに入力されるQコードを記憶しそれを処理して時間情
報を取り出して表示しているが、その処理のための手順
が複雑となるという欠点があった。従って、この発明の
他の目的は、時間情報をメモリから読み出すだけで簡単
に表示することができる光ディスク再生装置を提供する
ことである。
ィスク再生の時間表示をする場合、マイクロコンピュー
タに入力されるQコードを記憶しそれを処理して時間情
報を取り出して表示しているが、その処理のための手順
が複雑となるという欠点があった。従って、この発明の
他の目的は、時間情報をメモリから読み出すだけで簡単
に表示することができる光ディスク再生装置を提供する
ことである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク再
生装置は、音声データと時間情報が記録された光ディス
クを再生した信号をメモリに蓄え、前記メモリから音声
データを連続的に読み出して再生すると共に、光ディス
クの再生位置の連続性が失われたときまたはメモリがオ
ーバフローする直前に前記メモリへの書込みを停止し光
ディスク再生位置を戻して記録情報を再生し連続性が保
たれるようにメモリへの書込みを開始する光ディスク再
生装置において、前記メモリへ音声データと時間情報を
光ディスク再生信号から抽出した再生クロックにより書
込み、前記メモリから基準クロックにより音声データを
読み出すと共に、前記メモリへの書込みは時間情報の連
続性が保たれるように書込み開始アドレスが決められる
ものである。
生装置は、音声データと時間情報が記録された光ディス
クを再生した信号をメモリに蓄え、前記メモリから音声
データを連続的に読み出して再生すると共に、光ディス
クの再生位置の連続性が失われたときまたはメモリがオ
ーバフローする直前に前記メモリへの書込みを停止し光
ディスク再生位置を戻して記録情報を再生し連続性が保
たれるようにメモリへの書込みを開始する光ディスク再
生装置において、前記メモリへ音声データと時間情報を
光ディスク再生信号から抽出した再生クロックにより書
込み、前記メモリから基準クロックにより音声データを
読み出すと共に、前記メモリへの書込みは時間情報の連
続性が保たれるように書込み開始アドレスが決められる
ものである。
【0019】また、前記光ディスク再生装置において、
前記メモリに記憶されている時間情報により表示装置に
時間表示を行うように構成したものである。
前記メモリに記憶されている時間情報により表示装置に
時間表示を行うように構成したものである。
【0020】
【作用】この発明の光ディスク再生装置によれば、光デ
ィスクから再生された音声データと時間情報は双方とも
再生クロックによりメモリに書込まれる。一方、CDの
ような光ディスクではEFM変調された音声データと時
間情報を含むQコードは周期性を保って一定の配列に記
録されており、それから再生される音声データと時間情
報は同期した状態で出力されている。
ィスクから再生された音声データと時間情報は双方とも
再生クロックによりメモリに書込まれる。一方、CDの
ような光ディスクではEFM変調された音声データと時
間情報を含むQコードは周期性を保って一定の配列に記
録されており、それから再生される音声データと時間情
報は同期した状態で出力されている。
【0021】メモリへの音声データ書込みアドレスとQ
コードの書込みアドレスを同期して更新させることによ
り音声データの書込みアドレスとQコードの書込みアド
レスとに一定の対応が付けられる。また、時間情報の更
新周期より長いデータの数により時間情報の一致を検出
することにより誤検出をなくすことが可能であり、その
一致を検出して時間情報の連続性が保たれるようにメモ
リへの書込みを開始すれば音声データの書込みの連続性
を確保することができる。
コードの書込みアドレスを同期して更新させることによ
り音声データの書込みアドレスとQコードの書込みアド
レスとに一定の対応が付けられる。また、時間情報の更
新周期より長いデータの数により時間情報の一致を検出
することにより誤検出をなくすことが可能であり、その
一致を検出して時間情報の連続性が保たれるようにメモ
リへの書込みを開始すれば音声データの書込みの連続性
を確保することができる。
【0022】さらに、メモリに書込まれた時間情報を時
間表示に利用すれば、メモリに書かれた時間データを読
み出すだけで簡単に時間表示をすることができる。
間表示に利用すれば、メモリに書かれた時間データを読
み出すだけで簡単に時間表示をすることができる。
【0023】
【実施例】この発明の実施例であるCDプレーヤを図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施例であるC
Dプレーヤを示すブロック図である。図において、従来
例で示したものと同様の機能を有する部分は同一の符号
が付されている。実施例のCDプレーヤにおける光ディ
スク1、光ピックアップ2、ディスク回転用モータ3、
RFアンプ4、サーボ回路5、ビット同期回路6、D/
Aコンバータ9、基準クロック発振回路10およびモー
タドライブ回路11は図1に示したものと同様の機能を
有しておりその説明を省略する。
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施例であるC
Dプレーヤを示すブロック図である。図において、従来
例で示したものと同様の機能を有する部分は同一の符号
が付されている。実施例のCDプレーヤにおける光ディ
スク1、光ピックアップ2、ディスク回転用モータ3、
RFアンプ4、サーボ回路5、ビット同期回路6、D/
Aコンバータ9、基準クロック発振回路10およびモー
タドライブ回路11は図1に示したものと同様の機能を
有しておりその説明を省略する。
【0024】実施例のCDプレーヤでは再生信号処理回
路7はビット同期回路6で抽出された再生クロックによ
り音声データとサブコードQを耐振用のメモリ8に出力
する。耐振用のメモリ8は図2に示すように、音声デー
タを記憶するループ状アドレスとサブコードQを記憶す
るループ状アドレスが設けられており、夫々のアドレス
に同期して音声データおよびサブコードQが書込まれ、
また、読み出される。
路7はビット同期回路6で抽出された再生クロックによ
り音声データとサブコードQを耐振用のメモリ8に出力
する。耐振用のメモリ8は図2に示すように、音声デー
タを記憶するループ状アドレスとサブコードQを記憶す
るループ状アドレスが設けられており、夫々のアドレス
に同期して音声データおよびサブコードQが書込まれ、
また、読み出される。
【0025】リードポインタ(Rp)によるメモリから
の音声データおよびサブコードQの読み出しは標準速度
(サンプリング周波数)でRpを更新しながら行われ
る。読み出された音声データはD/Aコンバータ9に出
力されサブコードQはマイクロコンピュータ12に出力
される。
の音声データおよびサブコードQの読み出しは標準速度
(サンプリング周波数)でRpを更新しながら行われ
る。読み出された音声データはD/Aコンバータ9に出
力されサブコードQはマイクロコンピュータ12に出力
される。
【0026】一方、ライトポインタ(Wp)によりサン
プリング周波数の略2倍の再生クロックでディスクから
読み出され復調された音声データおよびサブコードQが
書込まれている。再生信号処理回路7はマイクロコンピ
ュータ12にも再生クロックでサブコードQを出力して
いる。
プリング周波数の略2倍の再生クロックでディスクから
読み出され復調された音声データおよびサブコードQが
書込まれている。再生信号処理回路7はマイクロコンピ
ュータ12にも再生クロックでサブコードQを出力して
いる。
【0027】再生信号処理回路7から出力されるサブコ
ードQの時間情報が不連続となった場合、また、メモリ
8の書込みスペースが所定以下となった場合にはマイク
ロコンピュータ12はメモリ8に指令して音声データお
よびサブコードQの書込みを停止させ、また、サーボ回
路5に指令して光ディスクの読み出しトラックをジャン
プさせて再生位置を戻す。
ードQの時間情報が不連続となった場合、また、メモリ
8の書込みスペースが所定以下となった場合にはマイク
ロコンピュータ12はメモリ8に指令して音声データお
よびサブコードQの書込みを停止させ、また、サーボ回
路5に指令して光ディスクの読み出しトラックをジャン
プさせて再生位置を戻す。
【0028】図2を参照し、トラックジャンプ後にメモ
リ書込みが開始される状態を説明する。サブコードQの
ライトポインタWpがWpaにある時点でマイクロコン
ピュータがトラッキング外れを検出するとWpbの位置
に書込まれたデータより少し前のデータを再生する位置
に光ピックアップが戻され読み出し動作が行われる。読
み出されたサブコードQは順次比較用レジスタに格納さ
れ、WpbからWpcまでのメモリのサブコードQと比
較される。比較レジスタのサブコードQとメモリ内のサ
ブコードQが一致した時点でWpc以降にサブコードQ
書込みが開始され、またそのアドレスと対応するアドレ
スから音声データの書込みが開始される。
リ書込みが開始される状態を説明する。サブコードQの
ライトポインタWpがWpaにある時点でマイクロコン
ピュータがトラッキング外れを検出するとWpbの位置
に書込まれたデータより少し前のデータを再生する位置
に光ピックアップが戻され読み出し動作が行われる。読
み出されたサブコードQは順次比較用レジスタに格納さ
れ、WpbからWpcまでのメモリのサブコードQと比
較される。比較レジスタのサブコードQとメモリ内のサ
ブコードQが一致した時点でWpc以降にサブコードQ
書込みが開始され、またそのアドレスと対応するアドレ
スから音声データの書込みが開始される。
【0029】CDのサブコードQとしての時間情報には
分、秒、フレーム番号が含まれているがフレーム番号は
1/75秒毎に更新される。従って、WpbからWpc
までのデータ数の長さを1/75秒以上とすれば、デー
タ連続性検出における誤りが生じることはなくなる。ま
た、音声データとサブコードQは同じ再生クロックによ
りメモリに書込まれており、サブコードQの書込みの連
続性を保てば音声データ書込みの連続性も保たれる。
分、秒、フレーム番号が含まれているがフレーム番号は
1/75秒毎に更新される。従って、WpbからWpc
までのデータ数の長さを1/75秒以上とすれば、デー
タ連続性検出における誤りが生じることはなくなる。ま
た、音声データとサブコードQは同じ再生クロックによ
りメモリに書込まれており、サブコードQの書込みの連
続性を保てば音声データ書込みの連続性も保たれる。
【0030】また、メモリに書込まれているサブコード
Qをマイクロコンピュータが読み出すことにより簡単に
時間表示を行うことができる。サブコードQのデータ量
は音声データの約I/200であるので、メモリ8の記
憶用量の増加は僅かである。
Qをマイクロコンピュータが読み出すことにより簡単に
時間表示を行うことができる。サブコードQのデータ量
は音声データの約I/200であるので、メモリ8の記
憶用量の増加は僅かである。
【0031】
【発明の効果】この発明の光ディスク再生装置によれ
ば、再生音の連続性が確実に確保されるので音飛びによ
るショックノイズが発生しない。
ば、再生音の連続性が確実に確保されるので音飛びによ
るショックノイズが発生しない。
【0032】また、耐振用のメモリに記憶された時間情
報は読み出すだけで時間表示に利用できるのでソフトウ
エアによる時間生成を行う手間が省ける。
報は読み出すだけで時間表示に利用できるのでソフトウ
エアによる時間生成を行う手間が省ける。
【図1】この発明の実施例であるCDブレーヤを示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】同CDプレーヤにおける耐振用のメモリの内容
を示すメモリマップ図である。
を示すメモリマップ図である。
【図3】従来のCDブレーヤの例を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】同CDプレーヤにおける耐振用のメモリの内容
を示すメモリマップ図である。
を示すメモリマップ図である。
1 光ディスク 2 光ピックアップ 3 ディスク回転用モータ 4 RFアンプ 5 サーボ回路 6 ビット同期回路 7 再生信号処理回路 8 メモリ 9 D/Aコンバータ 10 基準クロック発振回路 11 モータドライブ回路 12 マイクロコンピュータ
Claims (2)
- 【請求項1】 音声データと時間情報が記録された光デ
ィスクを再生した信号をメモリに蓄え、前記メモリから
音声データを連続的に読み出して再生すると共に、光デ
ィスクの再生位置の連続性が失われたときまたはメモリ
がオーバフローする直前に前記メモリへの書込みを停止
し光ディスク再生位置を戻して記録情報を再生し連続性
が保たれるようにメモリへの書込みを開始する光ディス
ク再生装置において、前記メモリへ音声データと時間情
報を光ディスク再生信号から抽出した再生クロックによ
り書込み、前記メモリから基準クロックにより音声デー
タを読み出すと共に、前記メモリへの書込みは時間情報
の連続性が保たれるように書込み開始アドレスが決めら
れることを特徴とした光ディスク再生装置。 - 【請求項2】 前記メモリに記憶されている時間情報に
より表示装置に時間表示を行うように構成した請求項1
の光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13650493A JPH06325491A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 光ディスク再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13650493A JPH06325491A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 光ディスク再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325491A true JPH06325491A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=15176714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13650493A Pending JPH06325491A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | 光ディスク再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325491A (ja) |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP13650493A patent/JPH06325491A/ja active Pending
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