JP2577111B2 - 光ディスク再生装置におけるピークレベル検出装置 - Google Patents

光ディスク再生装置におけるピークレベル検出装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、CDプレーヤ等の光ディスク再生装置で再生
される音楽情報等を外部のオーディオ機器を用いて録音
する際、最適録音レベルに設定に供される再生信号の最
大出力値を高速検出するピークレベル検出装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
光ディスク再生装置で再生される音楽情報等を同装置
に接続されたテープレコーダ等を用いて録音する際、光
ディスク再生装置では最適録音レベルを予め設定できる
ようになっている。この目的のために、線速度一定制御
(CLV:Constant Linear Velocity)方式の光ディスク再
生装置におけるピークレベル検出装置は、通常、光ディ
スクに対して対向配置される再生手段を内周側から外周
側にキックジャンプさせながら、ジャンプ先のトラック
で光学的に再生された再生信号の最大出力値(以下、ピ
ークレベルと称する)を検出するようになっている。
具体的には、再生手段をジャンプさせるキック量はト
ラック数十本分の一定値に設定されており、ジャンプ先
のトラックのサブコード情報が読み出されてトラック位
置が確認される。そして、ジャンプ先のトラックにおい
て、予め設定された所定時間にわたって再生信号が抽出
され、抽出された再生信号からピークレベルが検出され
る。例えば、録音時間が75分のコンパクトディスク(以
下、CDと称する)に対して、キック量がトラック30本分
に設定されている場合、ピークレベルの検出時間は1分
間程になり、接続されたテープレコーダ等の録音機器は
その間待機するようになっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の光ディスク再生装置におけるピ
ークレベルの検出装置では、キック量が一定になってい
るので、記録総量が少ない音楽情報等(例えばCDシング
ルディスクに記録された音楽情報やAPMS等でメモリされ
た音楽情報等)のピークレベルを検出する場合、実行さ
れる再生手段のキックジャンプ回数、即ち、再生信号の
抽出回数が少なくなる。このため、ピークレベルを検出
するために抽出される再生信号量がトータルして少なく
なる結果、真のピークレベルが検出される確率が低下す
るという問題点を有している。
また、このような問題点を解決するものとして、ピー
クレベル位置検索装置(特開昭64−60887)が提案され
ているが、従来と同様に、キック量は一定に設定されて
いるため、線速度一定制御方式の光ディスク再生装置に
おいて、ピークレベルの検出が高精度に行われるとはい
えない。
本発明の目的は、線速度一定に制御されている光ディ
スクに対して、ピークレベルを検出するために行われる
再生手段のキックジャンプ回数を、光ディスクに記録さ
れた連続的情報の総量に応じて設定し、検出されたピー
クレベルの信頼性を向上させることができるピークレベ
ル検出装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る光ディスク再生装置におけるピークレベ
ル検出装置は、上記の課題を解決するために、光ディス
クにディジタル記録された連続的情報たとえば音楽情報
を光学的に再生して得られた再生信号の最大出力値を検
出する線速度一定制御方式の光ディスク再生装置におけ
るピークレベル検出装置において、光ディスクに対向配
置された再生手段たとえば光ピックアップの再生位置情
報を検出する再生位置検出手段と、上記再生信号の最大
出力値を検出する指示を外部から受け、光ディスク再生
装置に検出指令を出力すると共に、再生手段がキックジ
ャンプを実行し、ジャンプ先のトラックで再生信号を抽
出するためのキックジャンプ回数を、光ディスクに記録
された連続的情報の総量によって所定の値に設定する制
御手段たとえばCDコントローラと、制御手段により設定
されたキックジャンプ回数に対して、再生手段のキック
量を連続的情報の総量と再生位置情報とに基づいて演算
するキック量演算手段たとえばキック量演算回路と、得
られたキック量に応じたパルス幅を有するキックパルス
を生成するキックパルス生成手段たとえばキックパルス
生成回路と、1回のキックジャンプ毎に、再生信号の最
大出力値データを格納する記憶手段たとえばピークデー
タメモリとを備えていることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、制御手段は再生信号の最大出力
値を検出する指示を入力すると、光ディスクに対向配置
された再生手段がキックジャンプし、ジャンプ先のトラ
ックで再生信号を抽出するためのキックジャンプ回数
を、光ディスクに記録された連続的情報の総量によって
所定の値に設定する。キック量演算手段は、制御手段の
指令によって、連続的情報の総量、これによって設定さ
れたキックジャンプ回数、および再生位置検出手段によ
って検出された再生手段の再生位置情報とに基づき、再
生手段の再生位置に応じたキック量を演算する。キック
パルス生成手段はキック量演算手段から入力するキック
量に応じたパルス幅を有するキックパルスを生成する。
生成されたキックパルスに基づいて、再生手段のキック
ジャンプが制御される。さらに、制御手段は光ディスク
再生装置にジャンプ先のトラックで所定時間の再生動作
を実行させ、記憶手段は1回のキックジャンプ毎に、再
生信号の最大出力値データを格納する。
これにより、光ディスクに記録された連続的情報の総
量によって、実行されるキックジャンプ回数が設定され
るので、連続的情報の総量が小さい場合であっても、抽
出される再生信号量を充分なものとすることができ、検
出された最大出力値の信頼性を向上させることができ
る。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
第2図に示すように、本発明に係る光ディスク再生装
置は、図示しない光ディスクに対向配置される光ピック
アップ1を再生手段として備え、光ピックアップ1は同
期検出・復調回路2に接続されると共に、サーボコント
ロール部7の指令に基づいて光ピックアップ1をトラッ
キング駆動するドライバ6に接続されている。ディジタ
ル信号処理部5は電圧制御発振子(CDクリスタル)3を
含むPLL(Phase Locked Loop)、同期検出・復調回路
2、および誤り訂正・検出回路4を備えている。光ピッ
クアップ1が出力するRF信号は同期検出・復調回路2に
供給され、電圧制御発振子3を含むPLLが生成するクロ
ックに基づいて、ビット同期が保たれる。さらに、RF信
号はEMF復調し14チャンネルビットが8データビットに
変換される。EFM復調後のデータはフレーム同期が取ら
れ、誤り訂正・検出回路4で符号誤りが訂正された後、
D/Aコンバータ8でアナログ信号に変換され音声信号と
なる。サーボコントロール部7は、所望のトラックへの
アクセス動作時、早送り再生動作時、あるいは一時停止
動作時等において、ディジタル信号処理部5で生成され
るクロックを端子9に接続されたスイッチSWを介して入
力し、クロックに基づいて生成される所定幅のキックパ
ルスをドライバ6に供給することにより光ピックアップ
1にキックジャンプ動作を行わせる。例えば、早送り再
生動作時には、光ピックアップ1はトラック本数にして
10本毎のキックジャンプを行い、ジャンプを行ったトラ
ックでわずかな所定時間の再生動作を行うように制御さ
れる。
本発明に係るピークレベル検出装置11は、再生位置検
出手段としてのトラック位置検出回路12、キック量演算
手段としてのキック量演算回路13、制御手段としてのCD
コントローラ14、キックパルス生成手段としてのキック
パルス生成回路15、A/Dコンバータ16、および記憶手段
としてのピークデータメモリ17を備えている。トラック
位置検出回路12は同期検出・復調回路2からサブコード
データを供給され、光ピックアップ1の再生位置の絶対
演奏時間Tを検出する。上記の絶対演奏時間Tとは、光
ディスクに例えば音楽情報が記録されているとすると、
最内周側の記録開始位置からの延べ演奏時間のことを示
している。CDコントローラ14は、操作キー群19から入力
される各種動作指示を受け、光ディスク再生装置に動作
指令を出力し、システム全体の制御を司る。さらに、CD
コントローラ14は操作キー群19のピークサーチキーを介
してD/Aコンバータ8から出力される音声信号のピーク
レベルをサーチ(検出)する指示があったとき、光ディ
スクから総演奏時間を読み取って、キックジャンプ回数
を所定の数値に設定する。その他、CDコントローラ14
は、ピークレベルサーチ時にスイッチSWを端子9から端
子10に切り換えて、サーボコントール部7をピークレベ
ル検出装置11に接続したり、ジャンプ先のトラックで光
ディスク再生装置に所定時間の再生動作を行わせたり、
トラック位置検出回路12を介して供給されたサブコード
情報に基づき、表示部18に絶対演奏時間Tや曲番号等を
表示させたりする。
キック量演算回路13は、本発明の最も重要な構成要件
であって、CDコントローラ14により設定された上記のキ
ックジャンプ回数に対して、光ピックアップ1のキック
量を光ピックアップ1の再生位置および総演奏時間に基
づいて演算する。キックパルス生成回路15は、キック量
演算回路13の演算結果とディジタル信号処理部5が生成
するクロックとに基づいてキックパルスを生成する。生
成されたキックパルスは端子10に接続されるスイッチSW
を介してサーボコントロール部7に供給される。サーボ
コントロール部7は供給されたキックパルスに基づいて
ドライバ6を駆動する。一方、A/Dコンバータ16はD/Aコ
ンバータ8が生成する音声信号(ジャンプ先のトラック
で所定時間、再生されたもの)を入力し、ディジタル信
号に変換する。ピークデータメモリ17はこのディジタル
信号からピークレベルを読み取り格納するようになって
いる。
キック量演算回路13で実行されるキック量の演算につ
いて詳しく説明する。
まず、絶対演奏時間T(s)はディスク半径R(m)
と以下の式で示される関係を有している。
PVT=π(R2−R0 2)…… ただし、P:トラックピッチ(m/本)、V:線速度(m/
s)、R0:最内周側の録音開始半径(m)とする。
式より、R2=PVT/π+R0 2 よって、R=(PVT/π+R0 21/2…… ディスク半径R0を基準としてディスク半径Rの位置、
即ち、絶対演奏時間Tの位置におけるトラック番号をm
(本)とすると、 R=P・m+R0…… となるから、・式より、 P・m+R0=(PVT/π+R0 21/2 従って、 m={(PVT/π+R0 21/2−R0}/P…… 式は、絶対演奏時間T(ディスク半径R)の位置に
おけるトラック番号mと絶対演奏時間Tとの関係を表し
ている。
さらに、ピークレベルサーチ1回あたりに再生信号を
抽出するのに要する所要時間をt1(s)、最内周から最
外周までの総サーチ時間をt2(s)とすると、ピークレ
ベルサーチを実行するキックジャンプ回数であるサンプ
ル数S(回)は、 S=t2/t1…… と表される。光ピックアップ1が再生することなく通過
させる1サンプルあたりの情報量(以下、1サンプルあ
たりのジャンプ情報量と称する)ΔTs(s/回)は、光デ
ィスクに記録された総演奏時間をTmとすると、 ΔTs=Tm/S…… n回目のピークレベルサーチを実行(ただし、n≦
S)したときに光ピックアップ1が再生信号を抽出する
トラック番号をmn(本)とすると、トラック番号mnにお
ける絶対演奏時間Tn(s)は、 Tn=nΔTS…… ・・各式より、 Tn=nTm/S=nTmt1/t2…… ・各式より、 mn={(PVnTmt1/πt2+R0 21/2−R0}/P (n=1.2.
……S)…… ここで、CD規格に基づいて、P=1.6×10-6(m/
本)、V=1.25(m/s)、R0=25×10-3(m)、および
π=3.14とする。
このとき、例えば記録された総演奏時間Tm=600
(s)のCDシングルディスクの場合、CDコントローラに
よって、t1=5(s)、t2=60(s)に設定されたとす
ると、サンプル数Sは、式より、S=60/5=12(回)
となる。また、1サンプルあたりのジャンプ情報量ΔTs
は、式より、ΔTs=600/12=50(s/回)という一定値
に設定される。ピークレベルサーチのために、光ピック
アップ1が再生信号を抽出するトラック番号mnを式に
各数値を代入した式、即ち、 によって演算した結果を第1表に示す。
光ピックアップ1は、ピークレベルサーチ指示が有っ
たとき、絶対演奏時間Tに換算して、T=50→100→150
→……というように、1サンプルあたりのジャンプ情報
量ΔTsを一定としながら、絶対演奏時間T(ディスク半
径R)の位置に応じたキック量Δmnでキックジャンプを
実行し、ジャンプしたトラック位置で所定時間の再生動
作を行うことができる。
第1表でキック量Δmn(本/回)は、Δmn=mn−mn-1
(n=1、2、……、12)という演算によって求めら
れ、光ピックアップ1にキックジャンプを実行させるト
ラック本数を示している。
他の例として、記録された総演奏時間Tm=3600
(s)の通常のCDの場合、同様にt1=5(s)、t2=60
(s)に設定したとすると、サンプル数Sは、式よ
り、S=60/5=12(回)となる。また、1サンプルあた
りのジャンプ情報量ΔTsは、ΔTs=3600/12=300(s/
回)という一定値に設定される。ピークレベルサーチの
ために、光ピックアップ1が再生信号を抽出するトラッ
ク番号mnをに各数値を代入した式、即ち、 によって演算した結果を同様に第2表に示す。
光ピックアップ1は、ピークレベルサーチ指示が有っ
たとき、絶対演奏時間Tに換算してT=300→600→900
→……というように、1サンプルあたりのジャンプ情報
量ΔTsを一定としながら、絶対演奏時間T(ディスク半
径R)の位置に応じたキック量Δmnでキックジャンプを
実行し、ジャンプしたトラック位置で所定時間の再生動
作を行うことができる。
本実施例では、最内周から最外周までの総サーチ時間
t2を例えば60秒としたが、光ディスクに記録された連続
的情報の総量に応じて可変であり、最適値を選択すれば
よい、キック量Δmnと総サーチ時間t2との関係の概略を
グラフ化すると、第3図に示すように、それぞれのキッ
ク量Δmnは総サーチ時間t2が増大する程、式よりサン
プル数Sが増大するので、ほぼ直線的に減少し、細かい
キックジャンプが行われるようになる。なお、グラフa1
は通常のCDの場合、グラフa2は記録総量が小さい場合
(例えばCDシングルディスク)の関係を示している。
キックパルス生成回路15が出力するキックパルス幅W
は、トラック一本分のキックジャンプを光ピックアップ
1に実行させるのに必要なキックエネルギーをkと置く
と、 Wn∝k(mn−mn-1)=kΔmn(n=1、2、…)…… と表すことができる。例えば、CDシングルディスクの場
合にピークレベルサーチが最内周側の録音開始半径R
0(絶対演奏時間T0)から行われるとき、キックパルス
生成回路15からサーボコントロール部7にW1=kΔm1
393kのパルス幅を有するキックパルスが出力されること
になる。
ピークレベルサーチの動作を第一図のフローチャート
に基づいて以下に説明する。
まず、操作キー群19から各種指示が入力される(ステ
ップ1:以下、S1のように表記する)。S2で、ピークレベ
ルサーチキーから入力された指示でなければ、CDコント
ローラ14の制御に基づいて通常の各種動作が実行される
(S3)。ピークレベルサーチ指示が入力されると、CDコ
ントローラ14の指示に基づいて、例えば光ディスクのTO
C領域から総演奏時間Tmが読み取られる(S4)。次に、
キックジャンプの実行回数であるサンプル数Sが前記の
式により設定される(S5)。それから、光ピックアッ
プ1に所定時間の再生動作を行わせ、トラック位置検出
回路12において、ディジタル信号処理部5より供給され
るサブコードデータから絶対演奏時間Tが読み出され、
光ピックアップ1のディスク位置が検出される(S6)。
キック量演算回路13では、式に示される演算が実行さ
れ、第1・2表に示したように、ディスク位置に基づく
キック量Δmnが求められる(S7)。キックパルス生成回
路15で、キック量Δmnに基づくキックパルス幅Wを有す
るキックパルスが生成され(S8)、サーボコントロール
部7に出力される(S9)。ドライバ6はサーボコントロ
ール部7の出力に基づいて光ピックアップ1を駆動し、
キックジャンプを行わせる。光ピックアップ1はジャン
プ先のトラックで所定時間の再生を行い、ディジタル信
号処理部5、D/Aコンバータ8を介して処理された音声
データはA/Dコンバータ16でディジタル信号に変換され
た後、ピークデータメモリ17で1回のキックジャンプに
ついて1つのピークレベルが読み取られ格納される(S1
0・11)。この後、途中でピークレベルサーチを停止す
る指示が挿入されなければ、S6に戻って、ディスクの内
周から外周にわたって1通りのピークレベルサーチが反
復される。必要とする音楽情報のピークレベルが検出さ
れ、ピークレベルサーチを停止する指示が入力される
と、S12からS13へ移行し、通常の記録再生動作を行うこ
とができる。
〔発明の効果〕
本発明に係る光ディスク再生装置におけるピークレベ
ル検出装置は、以上のように、光ディスクに対向配置さ
れた再生手段の再生位置情報を検出する再生位置検出手
段と、上記再生信号の最大出力値を検出する指示を外部
から受け、光ディスク再生装置に検出指令を出力すると
共に、再生手段がキックジャンプを実行し、ジャンプ先
のトラックで再生信号を抽出するためのキックジャンプ
回数を、光ディスクに記録された連続的情報の総量によ
って所定の値に設定する制御手段と、制御手段により設
定されたキックジャンプ回数に対して、再生手段のキッ
ク量を連続的情報の総量と再生位置情報とに基づいて演
算するキック量演算手段と、得られたキック量に応じた
パルス幅を有するキックパルスを生成するキックパルス
生成手段と、1回のキックジャンプ毎に、再生信号の最
大出力値データを格納する記憶手段とを備えている構成
である。
それゆえ、光ディスクに記録された連続的情報の総量
が小さい場合であっても、連続的情報の総量に応じて、
再生されずに通過する情報量を一定としながら、実行さ
れるキックジャンプ回数が設定されるので、抽出される
再生信号量を充分なものとすることができる。この結
果、本発明に係るピークレベル検出装置によれば、真の
最大出力値が検出される確率が高くなり、検出された最
大出力値の信頼性が向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
る。 第1図は、ピークレベル検出装置におけるキックジャン
プの制御動作を示すフローチャートである。 第2図は、光ディスク再生装置におけるピークレベル検
出装置の構成を示すブロック図である。 第3図は、キック量の総サーチ時間依存性を示すグラフ
である。 1は光ピックアップ(再生手段)、11はピークレベル検
出装置、12はトラック位置検出回路(再生位置検出手
段)、13はキック量演算回路(キック量演算手段)、14
はCDコントローラ(制御手段)、15はキックパルス生成
回路(キックパルス生成手段)、17はピークデータメモ
リ(記憶手段)である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクにディジタル記録された連続的
    情報を光学的に再生して得られた再生信号の最大出力値
    を検出する線速度一定制御方式の光ディスク再生装置に
    おけるピークレベル検出装置において、 光ディスクに対向配置された再生手段の再生位置情報を
    検出する再生位置検出手段と、 上記再生信号の最大出力値を検出する指示を外部から受
    け、光ディスク再生装置に検出指令を出力すると共に、
    再生手段がキックジャンプを実行し、ジャンプ先のトラ
    ックで再生信号を抽出するためのキックジャンプ回数
    を、光ディスクに記録された連続的情報の総量によって
    所定の値に設定する制御手段と、 制御手段により設定されたキックジャンプ回数に対し
    て、再生手段のキック量を連続的情報の総量と再生位置
    情報とに基づいて演算するキック量演算手段と、 得られたキック量に応じたパルス幅を有するキックパル
    スを生成するキックパルス生成手段と、 1回のキックジャンプ毎に、再生信号の最大出力値デー
    タを格納する記憶手段とを備えていることを特徴とする
    光ディスク再生装置におけるピークレベル検出装置。
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