JPH06324366A - 光スイッチアレイ - Google Patents

光スイッチアレイ

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Publication number
JPH06324366A
JPH06324366A JP11304093A JP11304093A JPH06324366A JP H06324366 A JPH06324366 A JP H06324366A JP 11304093 A JP11304093 A JP 11304093A JP 11304093 A JP11304093 A JP 11304093A JP H06324366 A JPH06324366 A JP H06324366A
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JP
Japan
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light
output
optical switch
switch array
layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP11304093A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Matsuo
慎治 松尾
Tatsushi Nakahara
達志 中原
Seiji Fukushima
誠治 福島
Takashi Kurokawa
隆志 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Light Receiving Elements (AREA)
  • Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速な応答速度を有したままで出力光と入力
光との間にゲインを持たせることができる低消費電力の
光スイッチアレイを提供する。 【構成】 入力光強度により出力光強度を制御する光ス
イッチアレイは素子に入力光を照射することにより電気
出力が変化する受光部30と、その電気出力を増幅する
増幅部20と、その増幅された電気出力により出力光が
変化する機能を有しかつ多重量子井戸構造をi層に含む
MQW−pin構造からなる光変調部10とを備える。
受光部はMSMフォトダイオード32と負荷抵抗34と
定電圧源により構成する。増幅部は電界効果型トランジ
スタ12により構成する。増幅部としてフォトコンダク
タを使用してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光信号により駆動およ
び制御される光スイッチアレイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】光スイッチアレイは光信号処理や光情報
処理のキーデバイスとしてその開発が非常に望まれてい
る。従来この種の素子としては、例えば文献「IEEE
PHOTONICS TECHNOLOGY LET
TERS 1巻、62頁(1989)」にみられるよう
に、MQW−pinダイオードと負荷抵抗および定電圧
源からなる受光部、FETからなる増幅部、多重量子井
戸(MQW)pin型光変調器からなる光変調部により
構成され、フォトダイオードに入射する弱い入力光で、
MQW−pin型光変調器に照射された光の透過光を変
化させる機能をもつ「フィールド・エフェクト・トラン
ジスタ・シード(F−SEED)」と呼ばれる素子が提
案されている。この素子では、量子閉じ込めシュタルク
効果(QCSE)により、一定強度でバイアスされた光
の透過光をそれと同一波長の入力光により制御すること
ができる。その構成と特性を図16を使って説明する。
【0003】図16(A)に示すように、p−GaAs
基板1上にp−AlGaAs層2,i−MQW層3,n
- −GaAs層4およびn+ −GaAs層5の順に積層
されたエピ基板を図のように加工してソース6,ドレイ
ン7,ゲート8をそれぞれ形成してある。FETは右側
のMQW−pin構造の内、n- −GaAs層4をチャ
ネルとして用いている。今、左側のMQW−pin構造
に入射される光を入力光9a、右側のMQW−pin構
造に入射される光をバイアス光9b、その透過光を出力
光9cとすると、図16(B)に示す特性が現われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の素子で
は、次の問題点があった。すなわち、受光部として用い
ているMQW−pinダイオードには電流増幅作用がな
いため負荷抵抗値が大きくなりその結果CR時定数(素
子容量と抵抗の積)が大きくなり応答速度が遅くなるこ
とである。
【0005】本発明の目的は、上記の問題点を解決し、
高速な応答速度を有したままで、出力光と入力光の間に
ゲインを持たせることができる低消費電力の光スイッチ
アレイを実現することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明では、前述の問題点が以下のように解決
されている。
【0007】すなわち、本発明は、素子に入力光を照射
することにより電気出力が変化する受光部と、その電気
出力を増幅する増幅部と、その増幅された電気出力によ
り出力光強度が変化する機能を有しかつ多重量子井戸構
造をi層に含む多重量子井戸−pin構造からなる光変
調部とを備えた入力光強度により出力光強度を制御する
光スイッチアレイにおいて、前記受光部は金属−半導体
−金属フォトダイオードと負荷抵抗と定電圧源により構
成され、かつ前記増幅部は電界効果型トランジスタによ
り構成されることを特徴とする。
【0008】また、本発明は、請求項1記載の光スイッ
チアレイにおいて、受光部に金属−半導体−金属フォト
ダイオードの替わりにフォトコンダクタを設けたことを
特徴とする。
【0009】本発明においては受光部に次の二つの素子
のうちいずれかを用いるためスイッチング時間の低減が
可能となる。
【0010】(1)金属−半導体−金属(MSM)フォ
トダイオードを用いた場合 この場合、素子容量がMQW−pinダイオードに比べ
て小さくでき高速応答が可能となる。
【0011】(2)フォトコンダクタを用いた場合 この場合、電流増幅作用があるため負荷抵抗を小さくで
き高速応答が可能となる。
【0012】
【作用】まず図1から図3を用いて本発明の光スイッチ
アレイにおける素子の構造について述べた後、図4から
図9を用いてその動作原理と特性について説明する。さ
らに図10から図15を用いて、素子の層構成と光スイ
ッチ特性の具体例を示す。
【0013】図1は、請求項1記載の素子の第1の構成
例を示したものである。光変調部10としてのMQW−
pin光変調器12と光増幅部20としてのFET22
が図示しない定電圧源に直列に接続されている。このと
き、MQW−pin光変調器12は逆バイアスになるよ
うに接続されている。24,26,28はそれぞれFE
T22のソース,ドレイン,ゲートである。受光部30
は、MSM(Metal−Semiconductor
−Metal)フォトダイオード32と負荷抵抗34が
図示しない定電圧源に直列に接続されている。MSMフ
ォトダイオード32と負荷抵抗34の接点36はFET
22のゲート26に接続される。バイアス光,Pbias
MQW−pin変調器12に入射され、入力光,Pin
MSMフォトダイオード32に入射する。
【0014】図2は、請求項1記載の素子の第2の構成
例を示したものである。第1の構成例との違いはMQW
−pin光変調器12に並列に負荷抵抗14を接続する
ことによりオフ時間が高速になることである。
【0015】図3は、請求項1記載の素子の第3の構成
例を示したものである。第1の構成例との違いはMQW
−pin光変調器12とFET22が並列に接続されて
いる点である。この場合入力光が入射したときに光変調
部にかかる電圧の変化が第1の構成例と逆になりその結
果、第1,第2の構成例とは反転した論理になる。
【0016】なお図には示さなかったが、請求項2記載
の素子についても図1から図3と同様の光スイッチがM
SMフォトダイオードの代わりにフォトコンダクタを配
設することにより構成できる。
【0017】本発明素子の動作原理を説明するために、
まずMQW−pin光変調器12の動作原理を図4を用
いて説明する。
【0018】図4(A)は、光変調器、すなわちMQW
−pin構造に逆バイアス電圧Vb=V1 をかけたとき
の反射スペクトルの変化を示す。40はVb=0のとき
の特性曲線、41はVb=0のときの特性曲線である。
量子閉じ込めシュタルク効果(QCSE)により、吸収
端付近に現れる励起子吸収ピークが、電圧の増加と共に
V=0のときのλ0 から長波長側にλ1 までシフトす
る。ここで、使用波長を(A)図中のλ1 に設定した場
合の光出力強度の電圧依存性を図4(B)に示す。光出
力強度は電圧が増加するにつれて減少する。
【0019】図5(A)はゲート電圧(VG )のMSM
フォトダイオードに入射する入射光強度依存性を示して
いる。このとき、負荷抵抗はR1=60kΩ、電源電圧
はV1=5V,V2=−2Vと設定する。これはFET
22のドレイン電流のゲート電圧依存性が図5(B)に
示される特性を示すためにこのように設定する。図5
(A)に示されるように入射光強度が20μWから10
0μWの所でゲート電圧(VG )は−2Vから0Vへ変
化する。従ってドレイン電流(ID )の入力光強度依存
性は図5(C)に示されるようになる。
【0020】図6(A)は、図1のように素子を構成し
た場合の動作特性を説明する線図である。図5(C)の
ドレイン電流(ID )の入力光強度依存性を示すととも
に、バイアス光を入射した場合のMQW−pin光変調
器の電流−電圧(I−V)特性を電源電圧と合わせて考
えたときのI−V特性も示している。後者の特性曲線を
MQW で示す。まず、入力光がゼロの場合は動作点はa
にあり、MQW−pin光変調器はほとんど無電界状態
に近い。従って図4(B)から分かるように出力光強度
は大きい。入力光強度をP2 まで大きくしてもほとんど
この状態は変わらないが、入力光強度をP3 まで大きく
すると、動作点はcからdに移り光変調器にかかる電圧
が大きくなり、図4(B)から分かるように、出力光は
急激に小さくなる。さらに入力光強度を増加させても動
作点はdのままであるから出力光強度は変化しない。従
って、図6(B)のような入出力特性になる。
【0021】図7(A)は、図2のように構成した素子
の動作特性を説明する線図である。図5(C)のドレイ
ン電流(ID )の入力光強度依存性に、バイアス光を入
射した場合のMQW−pin光変調器12と負荷抵抗1
4、および電源電圧を合わせて考えたときのI−V特性
を示している。後者の特性曲線をIMQW +IR2で示す。
図6(A)との違いは負荷抵抗が光変調器に並列に接続
されているためc−e間のI−V特性の傾きが大きくな
っていることである。まず、入力光がゼロの場合は動作
点はaにあり、MQW−pin変調器はほとんど無電界
状態に近い。従って、図4(B)から分かるように出力
光強度は非常に大きい。入力光強度をP2 まで大きくし
てもほとんどこの状態は変わらないが、入力光強度をP
5 まで大きくしていくと、動作点はbからeに移り出力
光は小さくなる。さらに入力光強度を増加させても動作
点はeのままであるから出力光強度は変化しない。従っ
て、図7(B)のような入出力特性になる。
【0022】図8(A)は、図3の素子の場合の動作特
性を説明する線図である。図5(C)のドレイン電流
(ID )の入力光強度依存性に、バイアス光を入射した
場合のMQW−pin光変調器のI−V特性を足し合わ
せたものを示すとともに、負荷抵抗と電源電圧を合わせ
て考えたときのI−V特性を示している。前者の特性曲
線をID +IMQW で示し、後者の特性極性をIR2で示
す。まず、入力光がゼロの場合は動作点はaにあり、M
QW−pin変調器にほとんどの電圧が印加された状態
に近い。従って、図4(C)から分かるように出力光強
度は非常に小さい。入力光強度をP4 まで大きくしてい
くと、動作点はbからeに移り出力光は大きくなる。さ
らに入力光強度を増加させても動作点はeのままである
から出力光強度は変化しない。従って、図8(B)のよ
うな入出力特性になる。
【0023】図9(A)はゲート電圧のフォトコンダク
タに入射する入射光強度依存性を示している。このとき
負荷抵抗はR2=6kΩ、電源電圧はV1=15V,V
2=−2Vと設定した。図に示されるように入射光強度
が20μWから100μWの所でゲート電圧は−2Vか
ら0Vへ変化する。従ってドレイン電流の入力光強度依
存性は図9(B)に示されるようになる。これはMSM
フォトダイオードを用いた場合と同様の結果となるので
フォトコンダクタを用いて図1から図3までの光スイッ
チを作製した場合もそれぞれ図6から図8までと同じ入
出力特性が得られる。
【0024】
【実施例】以下、本発明と実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されないことは勿論
である。
【0025】(実施例1)本発明の光スイッチアレイの
図1の具体例を図10に示す。図10はGaAs/Al
GaAsを用いた場合の素子の断面斜視図である。
【0026】半絶縁性AlGaAs基板101(厚さ3
50μm)上に、光変調部として、p−GaAsキャッ
プ層108(厚さ0.1μm)、p−Al0.3 Ga0.7
Asクラッド層107(厚さ0.5μm)、アンドープ
GaAs井戸層(厚さ10nm)とアンドープAl0.3
Ga0.7 As障壁層(厚さ3nm)を交互に310周期
積層した構造からなるi−MQW層106、n−AlA
s層(厚さ71.5nm)とn−Al0.3 Ga0.7 As
層(厚さ62.9nm)とを交互に15周期積層した構
造からなるn−DBR(ディストリビューテッド・ブラ
ック・リフレクタ)層105からなる層、受光部、増幅
部としてn+ −GaAsコンタクト層104(厚さ0.
5μm)、n- −GaAsチャネル層103(厚さ0.
25μm)、i−GaAs層102(厚さ1.5μm)
からなる層をまた、エッチングストップ層としてInG
aP層109を104と105の間に分子線エピタキシ
ャル成長法により形成した。p型,n型ドーパントには
各々Be,Siを用いた。
【0027】この成長ウェハを図10のように加工して
図1に示す構成例の光スイッチアレイを作製した。p型
電極110としてはAuZnNi、n型電極111とし
てはAuGeNi、ショットキ電極112としてはTi
/Pt/Au、素子間の配線用金属116としてCr/
Auを用いた。FETのゲート112はn+ −GaAs
コンタクト層104をエッチングにより取り除いた後で
Ti/Pt/Au電極を蒸着することにより形成した。
このエッチングでドレイン113とソース114も形成
される。またMSMフォトダイオード115はエッチン
グによりメサを形成した後に櫛形状にTi/Pt/Au
電極を蒸着することにより作製した。117は分離領域
である。高コントラストを得るためにARコーティング
118を行っている。この場合、負荷抵抗119として
タングステンシリサイド膜を用いた(60kΩ)が、こ
れ以外の金属薄膜を用いることも可能である。
【0028】図11は、本実施例の素子の入出力特性を
測定したものである。バイアス光強度を1mW、Vbを
20V、V1を5V、V2を−2Vに設定した。しきい
入力光強度(150μW)よりも出力光強度(400μ
W)が大きいという光増幅機能を持ち、20dB以上の
高コントラストを持っている。また応答時間も300μ
Wの入力光でオン時間8nsと高速であったが、オフ時
間は60nsと遅かった。
【0029】本実施例においては、次の3つの理由によ
り高コントラストが得られている。すなわち、 a i−MQW層の厚さは、空乏化し得る限度いっぱい
まで厚くしてある。
【0030】b i−MQW層の障壁層の厚さを井戸層
の半分以下に薄くすることにより、井戸層の総厚、すな
わち実効的な吸収長を長くしている。
【0031】c ディストリビューテッド・ブラック・
レフレクタ(DBR)を用いて反射型の素子とすること
により透過型の2倍の吸収長をとることができる。
【0032】(実施例2)図12は、図2の光スイッチ
の具体例を示す断面斜視図である。図10との違いはM
QW−pin光変調器に並列に抵抗を接続するためにF
ETのドレイン電極とMQW−pin光変調器のn側電
極の間にもタングステンシリサイド薄膜により抵抗(6
kΩ)を形成したことである。
【0033】図13に測定結果を示す。実験条件は図1
1の場合と同様である。しきい入力強度は200μWと
大きくなった。この時オン時間,オフ時間共に10ns
(入力強度300μW)であり、オン時間が余り遅くな
らずにオフ時間の改善ができている。
【0034】(実施例3)図14は、図3の光スイッチ
の具体例を示す断面斜視図である。図11との違いはM
QW−pin光変調器をFETに並列に接続したことで
ある。
【0035】図15に測定結果を示す。実験条件は図1
1の場合と同様である。しきい入力強度は200μWで
あった。この場合、図11,図13とは、反転した結果
を出力している。この時オン時間,オフ時間共に10n
s(入力強度300μW)である。
【0036】MSMフォトダイオードの代わりにフォト
コンダクタを用いた請求項2記載の素子の場合は、これ
までの具体例においてMSMフォトダイオードの部分が
フォトコンダクタに変わるだけである。MSMフォトダ
イオードとフォトコンダクタの違いはMSMがショット
キ電極をi−GaAs上に形成するのに対して、フォト
コンダクタは、n−GaAs上にオーミック電極を取り
その上で電極間のn−GaAs層をi−GaAs層まで
エッチングするところである。フォトコンダクタはゲイ
ンを有するので負荷抵抗R1 は10kΩとした。この素
子によりMSMフォトダイオードと同じ特性が得られ
た。
【0037】上に述べた実施例はGaAs/AlGaA
sで光スイッチアレイを構成したが、これに限るもので
はなく、InGaAs/InP,InAlAs/InG
aAs,GaAs/InGaAs等の他の材料系にも適
用できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による光ス
イッチアレイによれば、光増幅作用をもち、低入力強度
で高速に動作することが可能になる。さらに本発明によ
る光スイッチアレイは消光比が大きなため将来の光情報
処理素子として非常に有望である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の素子の第1の構成例を示した説
明図である。
【図2】請求項1記載の素子の第2の構成例を示した説
明図である。
【図3】請求項1記載の素子の第3の構成例を示した説
明図である。
【図4】(A)はMQW−pin構造に逆バイアス電圧
1 をかけたときの反射スペクトルの変化を示す特性
図、(B)は使用波長を(A)中のλ1 に設定した場合
の光出力強度の電圧依存性を示す特性図である。
【図5】(A)はゲート電圧のMSMフォトダイオード
に入射する入射光強度依存性を示す特性図、(B)はF
ETのドレイン電流のゲート電圧依存性を示す特性図、
(C)はドレイン電流の入力光強度依存性を示す特性図
である。
【図6】(A)は図1のように素子を構成した場合の動
作特性の説明図、(B)は入出力特性を示す説明図であ
る。
【図7】(A)は図2のように構成した素子の動作特性
の説明図、(B)は入出力特性を示す説明図である。
【図8】(A)は図3の素子の場合の動作特性の説明
図、(B)は入出力特性を示す説明図である。
【図9】(A)はゲート電圧のフォトコンダクタに入射
する入射光強度依存性を示す特性図、(B)はドレイン
電流の入力光強度依存性を示す特性図である。
【図10】図1の本発明の光スイッチアレイの具体例を
示す断面斜視図である。
【図11】図10の実施例の素子の入出力特性を示した
説明図である。
【図12】図2の本発明の光スイッチアレイの具体例を
示す断面斜視図である。
【図13】図12の実施例の素子の入出力特性を示す説
明図である。
【図14】図3の本発明の光スイッチアレイの具体例を
示す断面斜視図である。
【図15】図14の実施例の素子の入出力特性を示す説
明図である。
【図16】(A)は従来例の光スイッチアレイの素子を
説明する断面図、(B)はその入出力特性を示す説明図
である。
【符号の説明】
1 p−GaAs基板 2 p−AlGaAs層 3 i−MQW層 4 n- −GaAs層 5 n+ −GaAs層 6 ソース 7 ドレイン 8 ゲート 9a 入力光 9b バイアス光 9c 出力光 10 光変調部 12 MQW光変調器 14 負荷抵抗 20 光増幅部 22 FET 24 ソース 26 ドレイン 28 ゲート 32 MSMフォトダイオード 34 負荷抵抗 36 接点 40 反射スペクトル曲線(基板印加電圧が0のとき) 41 反射スペクトル曲線(基板印加電圧がV1のと
き) 101 半絶縁性AlGaAs基板 102 i−GaAs層 103 n- −GaAsチャネル層 104 n+ −GaAsコンタクト層 105 n−DBR層 106 i−MQW層 107 p−Al0.3 Ga0.7 Asクラッド層 108 p−GaAsキャップ層 109 InGaP層 110 p型電極 111 n型電極 112 ゲート(ショットキ電極) 113 ドレイン(Cr/Au) 114 ソース 115 MSMフォトダイオード 116 配線金属 117 分離領域 119 負荷抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H01L 31/10 (72)発明者 黒川 隆志 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子に入力光を照射することにより電気
    出力が変化する受光部と、その電気出力を増幅する増幅
    部と、その増幅された電気出力により出力光強度が変化
    する機能を有しかつ多重量子井戸構造をi層に含む多重
    量子井戸−pin構造からなる光変調部とを備えた入力
    光強度により出力光強度を制御する光スイッチアレイに
    おいて、前記受光部は金属−半導体−金属フォトダイオ
    ードと負荷抵抗と定電圧源により構成され、 かつ前記増幅部は電界効果型トランジスタにより構成さ
    れることを特徴とする光スイッチアレイ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光スイッチアレイにおい
    て、受光部に金属−半導体−金属フォトダイオードの替
    わりにフォトコンダクタを設けたことを特徴とする光ス
    イッチアレイ。
JP11304093A 1993-05-14 1993-05-14 光スイッチアレイ Pending JPH06324366A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005064870A (ja) * 2003-08-12 2005-03-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光信号処理装置および光信号処理方法
JP6074014B1 (ja) * 2015-11-30 2017-02-01 日本電信電話株式会社 光クロック発生器

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