JPH06323949A - 加振装置 - Google Patents

加振装置

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JPH06323949A
JPH06323949A JP5112706A JP11270693A JPH06323949A JP H06323949 A JPH06323949 A JP H06323949A JP 5112706 A JP5112706 A JP 5112706A JP 11270693 A JP11270693 A JP 11270693A JP H06323949 A JPH06323949 A JP H06323949A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
beams
exciting
present
equation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5112706A
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English (en)
Inventor
Taichi Sato
太一 佐藤
Kihachiro Tanaka
基八郎 田中
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】簡便に、かつ、安価に構造物が加振できて、そ
の振動特性が把握できる加振装置を提供する。 【構成】複数のはり2は、突起8によりはじかれ、はり
の固有振動数で振動する。この振動は加振台5に伝達さ
れ、加振台5の加振力となる。 【効果】任意に設定した周波数範囲で精度の良い加振が
可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種構造物の振動特性
を評価するための加振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加振装置には、例えば、動電形振
動試験装置あるいはピエゾ素子がある。これらの装置に
よって構造物を加振し、構造物の振動特性を計測して、
構造物の改良等にそれを役立たせてきた。
【0003】これらの技術は、例えば、日本機械学会講
習会〔No.900−45〕の55頁から84頁の「モー
ド解析における実験技術」に記載のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のような加振装置
では、精度良く構造物の振動特性が把握できるという長
所を持つ反面、 i)加振装置本体を駆動するための増幅器ならびに信号
発生器等の周辺装置が必要なこと、 ii)加振装置を設定するのに時間がかかること、等、簡
便さという観点において欠点を持っている。
【0005】本発明の目的は、簡便にかつ安価に構造物
を加振する装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、複数のはり
とこのはりをはじく突起要素とを主たる構成部材とする
ことによって達成される。
【0007】
【作用】上記複数のはりは各々に固有振動数が異なり、
かつ、各々の固有振動数の差が等しいように設定されて
いる。このはりを突起要素ではじくことにより、任意の
周波数領域で均等な周波数間隔のピークを持つ加振力を
発生することができる。したがってこの加振装置を構造
的に接触するあるいは取付けることで正確な加振が可能
となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って説明す
る。
【0009】図1は本発明の一実施例に係る加振装置の
斜視図である。
【0010】はり要素1は長さの異なる複数のはり2と
その基礎部3とより成る。はり要素1は、加振台5にね
じ4により固定される。
【0011】突起要素6は円筒部材7とこの表面上に配
置された複数の突起8と、円筒部材7の両端から延びた
軸9とより構成される。軸9は、加振台5に設けられた
軸受10により支持される。突起要素6は軸9を介して
外部から動力が与えられ回転運動する。このとき、突起
8がはり2をはじき、はり2は各々の固有振動数で振動
する。この振動が基礎部1を介して加振台5に伝達され
る。したがって、加振台を計測したい構造物に接触すれ
ば、構造物がこれら複数のはり2の固有振動数で加振さ
れることになる。
【0012】さらに、はり要素1の詳細な図2(上面
図)とその正面図である図3とにより動作を詳しく説明
する。はり要素1におけるn本のはり2は、
【0013】
【数3】 幅b1=b2=b3…=bn=b(一定) …(数3)
【0014】
【数4】 厚みt1=t2=t3=…=tn=t(一定) …(数4) となっている。長さについては、
【0015】
【数5】
【0016】ただし、
【0017】
【数6】
【0018】ここで、f1,fnは任意に設定した周波
数、となっている。このようにn本のはりの長さを設定
することで、図4に示すように等間隔に並んだ周波数の
固有振動数を複数のはりが持つことになる。これによ
り、加振台5は、f1からfnの間において周波数的に均
等な加振を行うことが可能となる。
【0019】一方、n本のはりの長さならびに幅を一定
として、厚さを
【0020】
【数7】
【0021】ただし、 C2=定数 f2からfn-1は数6に従う と設定しても、複数のはりの固有振動数は図4のように
なり本発明の第一実施例と同様な効果が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、任意に設定した周波数
範囲で精度の良い加振が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の加振装置の斜視図。
【図2】本発明の要部の上面図。
【図3】本発明の要部の正面図。
【図4】本発明の一実施例の周波数特性図。
【符号の説明】
1…はり要素、2…はり、6…突起要素、8…突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基礎部より延びた長さの異なるn本(n≧
    2)のはりと、前記はりをはじく突起とを有する加振装
    置において、前記はりの長さL(L1,L2,…,Ln)が 【数1】 に従い、かつ、 【数2】 f2=f1+Δf f3=f2+Δf : fn=fn-1+Δf …(数2) の関係を有することを特徴とする加振装置。
JP5112706A 1993-05-14 1993-05-14 加振装置 Pending JPH06323949A (ja)

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JP5112706A JPH06323949A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 加振装置

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JP5112706A JPH06323949A (ja) 1993-05-14 1993-05-14 加振装置

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JPH06323949A true JPH06323949A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14593463

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JP (1) JPH06323949A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7122381B2 (en) 1991-09-06 2006-10-17 Magnus Glad Selective affinity material, preparation thereof by molecular imprinting, and use of the same

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7122381B2 (en) 1991-09-06 2006-10-17 Magnus Glad Selective affinity material, preparation thereof by molecular imprinting, and use of the same

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