JPH06323935A - センサ - Google Patents

センサ

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JPH06323935A
JPH06323935A JP11151493A JP11151493A JPH06323935A JP H06323935 A JPH06323935 A JP H06323935A JP 11151493 A JP11151493 A JP 11151493A JP 11151493 A JP11151493 A JP 11151493A JP H06323935 A JPH06323935 A JP H06323935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
displacement
oscillation coil
coil
core body
Prior art date
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Pending
Application number
JP11151493A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Miyazawa
昌三 宮澤
Masanori Tsuchiya
正則 土屋
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Techno Excel KK
Original Assignee
Techno Excel KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Techno Excel KK filed Critical Techno Excel KK
Priority to JP11151493A priority Critical patent/JPH06323935A/ja
Publication of JPH06323935A publication Critical patent/JPH06323935A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成でコア体を移動させ、発振周波数
(またはインダクタンス)の初期値の補正を行い得る初
期値調整機構を有するセンサを提供する。 【構成】 発振コイル14は、中央に孔部26が形成さ
れ、前記センサ本体10に固定されている。変位体20
は、前記センサ本体10に対して位置が変位可能であ
る。軸体24は、変位体20に立設されると共に、前記
発振コイル14の孔部26へ挿通されている。コア体3
4は、導電性を有する材料で形成されると共に、前記軸
体24の軸線方向へ移動可能に軸体24へ螺着され、前
記変位体20の変位に伴い前記発振コイル14に対して
進退動可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はセンサに関し、一層詳細
にはセンサ本体と、センサ本体に対して位置が変位可能
な変位体と、変位体の変位に伴い相対的に接離動可能な
発振コイルおよびコア体とを具備するセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、センサ本体と、センサ本体に対し
て位置が変位可能な変位体と、変位体の変位に伴い相対
的に接離動可能な発振コイルおよびコア体とを具備する
センサが知られている。この種のセンサとしては、例え
ば実開平1−120616号公報に開示される技術があ
る。このセンサは、センサ本体と、センサ本体に固定さ
れた発振コイルと、圧力を受けてセンサ本体に対する位
置が変化するダイアフラム(変位体)と、ダイアフラム
に連結され、圧力を受けたダイアフラムの変位に伴い発
振コイルに対して接離動可能なコア体を具備し、発振コ
イルに対してコア体が接離動する際の、発振コイルの発
振周波数(またはインダクタンスでもよい)を検出して
ダイアフラムの変位、ひいてはダイアフラムに作用して
いる圧力等を検知するものである。
【0003】この種のセンサにおいて、発振コイルの発
振周波数(またはインダクタンス)の初期値はセンサ毎
に大きなばらつきが有り、これを補正するために初期値
調整機構が設けられている。実開平1−120616号
公報には初期値調整機構として初期状態におけるコア体
の位置に対して発振コイルの位置を移動させる構成が開
示されている。具体的には発振コイルが取り付けられ、
または螺合された筒体を回転させて発振コイルのコア体
に対する位置を変化させて前記初期値を補正するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のセンサには次のような課題がある。実開平1−1
20616号公報に開示される初期値調整機構は、発振
周波数(またはインダクタンス)の初期値の補正という
点では極めて優れた機能を有するが、発振コイルを移動
させるための機構が複雑になり、当該機構を構成する部
品点数が多く、製造コストが高くなるという課題があ
る。また、発振コイルを移動させるため、発振コイルか
らの引き出し線の長さの調整や絡み防止の処理等が必要
となるという課題も有る。従って、本発明は簡単な構成
でコア体を移動させ、発振周波数(またはインダクタン
ス)の初期値の補正を行い得る初期値調整機構を有する
センサを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次の構成を備える。すなわち、センサ本体
と、中央に孔部が形成され、前記センサ本体に固定され
た発振コイルと、前記センサ本体に対して位置が変位可
能な変位体と、該変位体に立設されると共に、前記発振
コイルの孔部へ挿通された軸体と、導電性を有する材料
で形成されると共に、前記軸体の軸線方向へ移動可能に
軸体へ直接的または間接的に螺着され、前記変位体の変
位に伴い前記発振コイルに対して進退動可能なコア体と
を具備することを特徴とする。さらに、前記コア体を、
前記軸体の軸線に沿った所定方向へ常時付勢する付勢手
段と、該付勢手段の付勢力を調整するための調整手段と
を設けてもよい。
【0006】
【作用】作用について説明する。発振コイルをセンサ本
体に固定し、変位体に立設されると共に、発振コイルの
孔部へ挿通された軸体を設け、コア体を軸体の軸線方向
へ移動可能に軸体へ螺着したので、コア体を回転させる
だけでコア体の発振コイルに対する位置を変化させるこ
とができる。特に、付勢手段と調整手段を設けると変位
体の変位率を調整可能となるので、発振周波数(または
インダクタンス)の変化率を調整可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面と共に詳述する。なお、図1に示す実施例のセンサ
は、水圧を検出するためのセンサであり、例えば全自動
洗濯機の自動給水栓スイッチ(圧力スイッチ)に用いて
好適なセンサである。図1において、10はセンサ本体
であり、内部に水圧検出用の機構が内蔵されている。セ
ンサ本体10の下部には導水口12が設けられ、全自動
洗濯機の洗濯槽(不図示)へ連絡される。従って、洗濯
槽内に溜まった水の圧力(水圧)が導水口12から作用
する。14は発振コイルであり、センサ本体10内に固
定されている内部ケーシング16の幅狭ボビン部18に
形成されている。発振コイル14は、幅狭ボビン部18
に電線を巻回して成るため、薄型偏平コイル状に形成さ
れている。従って、従来の発振コイルと同量の電線を巻
回すると上端面および下端面の面積を広く形成すること
ができる。
【0008】20は変位体の一例であるダイアフラムで
あり、例えば薄いラバーシートで形成され、上下方向に
変位可能になっている。ダイアフラム20の周縁は、内
部ケーシング16の下端部によりセンサ本体10内に固
定されている。ダイアフラム20の下面には導水口12
を経由してセンサ本体10内に導入された水の水圧が作
用する。従って、当該水圧の大きさによりダイアフラム
20の上下方向の変位量が変化する。22はダイアフラ
ム板であり、剛性を有する材料(例えばプラスチック)
で形成されている。ダイアフラム板22は、ダイアフラ
ム20の上面に嵌着、固定されている。24は軸体であ
り、ダイアフラム板22の上面中央に立設されている。
軸体24は発振コイル14の孔部26に遊挿されてい
る。軸体24の上端部外周には雄ねじ部28aが形成さ
れている。30は初期値調整機構の一例であるコア保持
部であり、中心に雌ねじ孔32aが形成され、軸体24
の雄ねじ部28aに螺着されている。
【0009】34は第1のコア体であり、導電性を有す
る非磁性材料(例えばアルミニウム、銅、チタン、それ
らの合金)で形成されると共に、コア保持部30の下面
に貼着されている。従って、第1のコア体34は、初期
値調整機構であるコア保持部30を回転させると軸体2
4との螺合位置が変わり、発振コイル14に対する位置
を変えることが可能になっている。つまり、第1のコア
体34の発振コイル14に対する初期位置の調整を行う
ことができる。また、第1のコア体34は、ダイアフラ
ム20の変位に伴い発振コイル14の上端面に対して接
離動可能になっている。その結果、ダイアフラム20の
変位量がゼロの場合における発振コイル14の発振周波
数初期値(またはインダクタンス初期値)の調整を行う
ことができる。なお、第1のコア体34に雌ねじ孔32
aを直接設け、コア保持部30を介することなく軸体2
4の雄ねじ部28aへ螺着してもよい。35は第2のコ
ア体であり、強磁性材料(例えばフェライト、珪素鋼)
で形成されている。第2のコア体はダイアフラム板22
の上面に固定されている。第2のコア体35もダイアフ
ラム20の変位に伴い発振コイル14の上端面に対して
接離動可能になっている。本実施例で第1のコア体34
と第2のコア体35を設けているのは、ダイアフラム2
0の上下方向の変位量が小さい場合のセンサの分解能、
感度等を向上させるためである。
【0010】なお、本実施例では、コア保持部30を介
し、導電性を有する非磁性材料で形成された第1のコア
体34の発振コイル14に対する初期位置を調整する
が、コア保持部30に強磁性材料で形成された第2のコ
ア体35を配置してもよい。また、コア体としてはコア
保持部30のみへ設け、ダイアフラム板22にはコア体
を設けなくてもよい。また、本実施例では発振コイル1
4を薄型偏平コイル状に形成して上下両端面の面積を大
きくし、第1のコア体34および/または第2のコア体
35の該端面と対向する面の面積を大きくすると、第1
のコア体34および/または第2のコア体35を通過す
る磁束数を多くすることができるので、センサの感度等
を向上させることができる。
【0011】36は付勢手段の一例であるコイルスプリ
ングであり、コア保持部30の上面を常時下方へ付勢し
ている。コイルスプリング36の上端は調整部38で規
制されている。調整手段の一例である調整部38は外周
面に雄ねじ部28bが形成され、内部ケーシング16の
上部内面に形成されている雌ねじ孔32bへ螺合してい
る。調整部38の内部ケーシング16に対する螺合位置
を調整することにより、コア保持部30、第1のコア体
34等を介してダイアフラム20への付勢圧力を加減調
整可能であり、作用する水圧に対するダイアフラム20
の変位率を調整することができる。ダイアフラム20の
変位率を調整することにより、発振コイル14の発振周
波数(またはインダクタンス)の変化率を調整可能にな
っている。40は端子であり、発振コイル14の出力信
号を出力するための端子である。端子40は不図示の検
出回路へ接続され、発振コイル14の出力信号を当該検
出回路で処理して自動給水栓スイッチの制御を行う。
【0012】図示しないが他の実施例としては、コア体
の形状をプランジャ形状とし、発振コイル14の孔部2
6内へ進退動可能にしてもよい。この場合もコア体を軸
体24へ螺着すればよい。以上、本発明の好適な実施例
について種々述べて来たが、本発明は上述の実施例に限
定されるのではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で多
くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0013】
【発明の効果】本発明に係るセンサを用いると、発振コ
イルをセンサ本体に固定し、変位体に立設されると共
に、発振コイルの孔部へ挿通された軸体を設け、コア体
を軸体の軸線方向へ移動可能に軸体へ螺着する簡単な構
造なので製造コストを削減可能となる。また、コア体を
回転させるだけで発振コイルの発振周波数初期値(また
はインダクタンス初期値)の調整が可能となるので発振
コイルの引き出し線に対する特別な処理は不要となる。
特に、付勢手段と調整手段を設けると発振周波数(また
はインダクタンス)の変化率を調整可能となる等の著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセンサの実施例を示した断面図。
【符号の説明】
10 センサ本体 14 発振コイル 20 ダイアフラム 24 軸体 26 孔部 28a 雄ねじ部 30 コア保持部 32a 雌ねじ孔 34 第1のコア体 36 コイルスプリング 38 調整部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ本体と、 中央に孔部が形成され、前記センサ本体に固定された発
    振コイルと、 前記センサ本体に対して位置が変位可能な変位体と、 該変位体に立設されると共に、前記発振コイルの孔部へ
    挿通された軸体と、 導電性を有する材料で形成されると共に、前記軸体の軸
    線方向へ移動可能に直接的または間接的に軸体へ螺着さ
    れ、前記変位体の変位に伴い前記発振コイルに対して進
    退動可能なコア体とを具備することを特徴とするセン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記コア体を、前記軸体の軸線に沿った
    所定方向へ常時付勢する付勢手段と、 該付勢手段の付勢力を調整するための調整手段とを具備
    することを特徴とする請求項1記載のセンサ。
JP11151493A 1993-05-13 1993-05-13 センサ Pending JPH06323935A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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