JPH06323652A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JPH06323652A
JPH06323652A JP13908193A JP13908193A JPH06323652A JP H06323652 A JPH06323652 A JP H06323652A JP 13908193 A JP13908193 A JP 13908193A JP 13908193 A JP13908193 A JP 13908193A JP H06323652 A JPH06323652 A JP H06323652A
Authority
JP
Japan
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refrigerant
temperature side
refrigerator
condenser
evaporator
Prior art date
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Application number
JP13908193A
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English (en)
Inventor
Kensuke Oka
健助 岡
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/22Refrigeration systems for supermarkets

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 店内の温度上昇を来すこと無く、設置工事に
おける不都合の発生を防止して冷凍能力を向上させた冷
却装置を提供する。 【構成】 圧縮機2、凝縮器20、膨張弁13及び蒸発
器22等から成る低温側冷凍機60、61をショーケー
ス30、31に設ける。圧縮機2、凝縮器5、膨張弁1
3及び蒸発器10等から成る高温側冷凍機50を屋外に
設ける。低温側冷凍機60、61の凝縮器20と高温側
冷凍機50の蒸発器10の双方に交熱的に熱交換回路7
0を設ける。熱交換回路70に作動流体を封入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大型スーパーマーケッ
トに設置されるショーケース等の庫内を冷却するために
用いられる冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より大型スーパーマーケットにおい
ては、複数台のショーケース等が設置されるため、個々
のショーケースそれぞれに冷凍機を内蔵すると、冷凍機
の圧縮機や凝縮器からの排熱により店内(屋内)温度が
上昇してしまう問題があった。そのため、店内に設置さ
れるショーケースには冷却装置の冷媒回路を構成する蒸
発器や減圧装置等のみを取り付け、冷媒回路中で発熱を
伴う圧縮機や凝縮器等は、店内とは隔離された機械室や
屋外に設置されるリモート型冷凍機に設置し、前記蒸発
器と圧縮機及び凝縮器を配管接続して前記冷却装置の冷
媒回路を構成していた。
【0003】以下、図3に基づいて係る従来の冷却装置
130について説明すると、従来の冷却装置130の冷
媒回路は、スーパーマーケットの店内に設置される冷媒
回路120と、例えば屋外に設置される冷媒回路100
とから構成される。店内には複数台のショーケース11
0、111、112が設置されており、各ショーケース
110、111、112にはそれぞれ蒸発器22が取り
付けられている。各蒸発器22、22、22はそれぞれ
電磁弁9と膨張弁13が直列に接続されており、各直列
回路は相互に並列に接続されて前記店内の冷媒回路12
0を構成している。また、各ショーケース110、11
1、112にはそれぞれ冷気循環用の送風機Fが設けら
れている。
【0004】また、前記屋外の冷媒回路100は、並列
に接続された圧縮機2、2と、圧縮機2、2の出口側に
接続されたオイルセパレーター3と、このオイルセパレ
ーター3に三方弁12の一方の出口を介して接続された
凝縮器5と、三方弁12の他方の出口と凝縮器5の入口
間に接続されたヒートリクレイムコイル4と、凝縮器5
の出口に接続された受液器6と、受液器6に接続された
ドライヤー7及びインジケーター8と、圧縮機2、2の
吸込側に接続されたアキュムレータ11とから構成され
ており、これらの機器は屋外に設置されるリモート型冷
凍機113に設置されている。また、凝縮器5及びヒー
トリクレイムコイル4にはそれぞれを冷却するための送
風機GF、GFが設けられる。
【0005】そして、各ショーケース110、111、
112及びリモート型冷凍機113はそれぞれ上記機器
が設けられた状態で工場から出荷され、スーパーマーケ
ットの設置現場において各ショーケース110、11
1、112の蒸発器22等を配管接続して冷媒回路12
0を形成すると共に、冷媒回路100のインジケーター
8の出口側と冷媒回路120の電磁弁9の入口、及びア
キュムレータ11の入口側と蒸発器22の出口とを冷媒
配管125により接続することにより、冷却装置130
の冷媒回路を形成していた。
【0006】そして、圧縮機2、2はいずれかのショー
ケース110、111、112の電磁弁9が開いている
場合に運転され、全ての電磁弁9が閉じている場合には
停止される。圧縮機2、2から吐出された高温高圧のガ
ス冷媒はオイルセパレーター3でオイルを除去され、三
方弁12を介しヒートリクレイムコイル4及び凝縮器5
で凝縮液化されると共に、冷媒は受液器6で気液分離さ
れた後、ドライヤー7で乾燥され、インジケーター8を
経て配管125を通りショーケース110、111、1
12の電磁弁9に至る。
【0007】ショーケース110、111、112に供
給された冷媒は電磁弁9を経て膨張弁13にて減圧され
た後、蒸発器22で蒸発して冷却作用を発揮し、庫内を
冷却する。蒸発器22を出た冷媒は再び配管125を通
ってリモート型冷凍機113に入り、アキュムレータ1
1を経て圧縮機2、2に吸い込まれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の冷
却装置130の冷媒回路は、設置現場において店内の冷
媒回路120と屋外の冷媒回路100とを配管125に
て接続することにより構成されており、設置現場で冷媒
回路内の真空乾燥、冷媒回路への冷媒封入を行っていた
為、冷媒配管の溶接接続時の酸化スケールの発生、或い
は真空乾燥不良による水分の混入、また、不注意による
有機系ゴミの混入や工事の際の冷媒回路内への異物の混
入等の発生が管理上避けられない問題があった。
【0009】特に、オゾンを破壊しない冷媒HFC(ハ
イドロ・フロロ・カーボン)を使用する冷凍機はオイル
としてエステル油を使用する必要があるが、係るエステ
ル油は冷媒回路中に塩素、水分或いは有機系ゴミが混入
すると、その潤滑性能が低下し、異常磨耗・スラッジ発
生の原因となる。
【0010】また、店内のショーケースと屋外のリモー
ト型冷凍機とを結ぶ配管125は、店舗が大型となれば
なる程その長さが延長されるため、封入しなければなら
ない冷媒量も多くなると共に、圧力損失も大きくなるた
め冷凍能力が減少する問題があった。
【0011】本発明は、係る従来の技術的課題を解決す
るために成されたものであり、店内(屋内)の温度上昇
を来すこと無く、設置工事における不都合の発生を防止
して冷凍能力を向上させた冷却装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却装置は、圧
縮機2、凝縮器20、減圧装置(膨張弁)13及び蒸発
器22等から成る低温側冷凍機60、61と、圧縮機
2、凝縮器5、減圧装置(膨張弁)13及び蒸発器10
等から成る高温側冷凍機50と、低温側冷凍機60、6
1の凝縮器20と高温側冷凍機50の蒸発器10の双方
に交熱的に設けられた熱交換回路70と、この熱交換回
路70に封入された作動流体とから構成したものであ
る。
【0013】
【作用】本発明の冷却装置1によれば、低温側冷凍機6
0、61を例えば店内のショーケース30、31等に設
けて置き、高温側冷凍機50を店舗の機械室或いは屋外
に設置することにより、低温側冷凍機60、61の凝縮
器20と高温側冷凍機50の蒸発器10の双方に交熱的
に設けられた熱交換回路70中に封入された作動流体
は、低温側冷凍機60、61の凝縮器20にて加熱さ
れ、高温側冷凍機50の蒸発器10にて冷却される循環
を行うようになる。これによって、店内のショーケース
30、31等の低温側冷凍機60、61からの排熱は、
熱交換回路70の作動流体により高温側冷凍機50に運
ばれ、高温側冷凍機50の凝縮器5より機械室或いは屋
外に排出されることになる。
【0014】このとき、低温側冷凍機60、61と高温
側冷凍機50の冷媒回路は相互に独立しており、設置現
場にて長い冷媒配管により相互に接続する必要はない。
そして、設置現場においては熱交換回路70の配管を行
い、作動流体を封入するのみで良い。
【0015】
【実施例】次に図面に基づき本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明の冷却装置1の冷媒回路図を示してい
る。尚、図中において図3と同一符号は同一のものとす
る。本発明の冷却装置1は例えば大型スーパーマーケッ
トの店内に設置されるショーケース30、31の庫内を
冷却するものであり、前記ショーケース30、31にそ
れぞれ内蔵された低温側冷凍機60、61と、例えば屋
外に設置されたチラーユニットから成るリモート型冷凍
機32に設けられた高温側冷凍機50と、これら低温側
冷凍機60、61及び高温側冷凍機50とを結ぶ熱交換
回路70とから構成される。
【0016】各ショーケース30、31に内蔵された低
温側冷凍機60、61はそれぞれ圧縮機2、凝縮器2
0、受液器21、電磁弁9、減圧装置としての膨張弁1
3、蒸発器22及びアキュムレータ11を順次環状に接
続して冷媒回路を構成されており、蒸発器22には冷気
循環用の送風機Fが設けられている。前記凝縮器20は
タンク20Aと、このタンク20A内に挿通されて圧縮
機2及び受液器21に配管接続された凝縮パイプ20B
とから構成されている。
【0017】また、リモート型冷凍機32に設けられた
高温側冷凍機50は、並列に接続された圧縮機2、2
と、圧縮機2、2の出口側に接続されたオイルセパレー
ター3と、このオイルセパレーター3に三方弁12の一
方の出口を介して接続された凝縮器5と、三方弁12の
他方の出口と凝縮器5の入口間に接続されたヒートリク
レイムコイル4と、凝縮器5の出口に接続された受液器
6と、受液器6に接続されたドライヤー7、インジケー
ター8及び電磁弁9と、電磁弁9の出口に接続された減
圧装置としての膨張弁13と、膨張弁13の出口に接続
された蒸発器10と、蒸発器10の出口に接続されたア
キュムレータ11とから成り、アキュムレータ11が前
記圧縮機2、2の吸込側に接続されている。また、前記
蒸発器10はタンク10Aと、このタンク内10A内に
挿通されて膨張弁13及びアキュムレータ11に配管接
続された蒸発パイプ10Bとから構成されている。更
に、凝縮器5及びヒートリクレイムコイル4にはそれぞ
れを冷却するための送風機GF、GFが設けられる。
【0018】前記熱交換回路70は前記タンク20A、
20A及び10Aに連通接続され、環状の閉回路を構成
する配管72と、この配管72中に介設された循環ポン
プ71と、前記配管72及びタンク20A、20A及び
10A中に封入されたエチレングリコール等の凍結温度
−40℃等の不凍液から成る作動流体により構成され
る。
【0019】以上の構成で動作を説明する。尚、ショー
ケース30は冷凍用、ショーケース31は冷蔵用のショ
ーケースであるものとする。ショーケース30、31の
圧縮機2、2が運転されると、各圧縮機2から吐出され
た高温高圧のガス冷媒は凝縮器20の凝縮パイプ20B
に流入し、そこで放熱して凝縮液化されると共に、冷媒
は受液器21で気液分離された後、電磁弁9を経て膨張
弁13に至る。膨張弁13で冷媒は減圧された後、蒸発
器22で蒸発して冷却作用を発揮し、各ショーケース3
0、31の庫内を冷却する。蒸発器22を出た冷媒はア
キュムレータ11を経て圧縮機2にそれぞれ吸い込まれ
る。
【0020】係る冷媒循環によって、ショーケース30
では凝縮パイプ20Bにおける冷媒の凝縮温度が+15
℃、蒸発器22における蒸発温度が−40℃〜−30℃
となり、ショーケース30では凝縮パイプ20Bにおけ
る冷媒の凝縮温度が+15℃、蒸発器22における蒸発
温度が−17℃〜−10℃程となる。
【0021】一方、リモート型冷凍機32の圧縮機2、
2はいずれかのショーケース30、31の圧縮機2が運
転しているときに運転され、いずれも停止している場合
には停止される。そして、圧縮機2、2の運転中、圧縮
機2、2から吐出された高温高圧のガス冷媒はオイルセ
パレーター3でオイルを除去され、三方弁12を介しヒ
ートリクレイムコイル4及び凝縮器5で凝縮液化される
と共に、冷媒は受液器6で気液分離された後、ドライヤ
ー7で乾燥され、インジケーター8、電磁弁9を経て膨
張弁13に至る。
【0022】膨張弁13にて減圧された冷媒は、蒸発器
10の蒸発パイプ10Bに流入して蒸発し、冷却作用を
発揮する。蒸発パイプ10Bを出た冷媒はアキュムレー
タ11を経て圧縮機2、2に吸い込まれる。係る冷媒循
環によって、リモート型冷凍機32の凝縮器5における
冷媒の凝縮温度は+40℃、蒸発パイプ10Bにおける
蒸発温度は約0℃となる。
【0023】一方、熱交換回路70の配管72中の作動
流体は、タンク20A、20A内にて凝縮パイプ20
B、20Bからの放熱により加熱され、凝縮パイプ20
B、20B内の冷媒は逆に冷却されて凝縮する。タンク
20A、20A内にて加熱された作動流体は循環ポンプ
71により配管72内を循環してタンク10A内に入
り、そこで蒸発パイプ10Bによる吸熱作用により冷却
され、作動流体はここで放熱し、タンク10Aの出口で
は+約10℃程になる。
【0024】このように本発明の冷却装置1は、熱交換
回路70を介して低温側冷凍機60、61及び高温側冷
凍機50により所謂二元冷凍システムを構成しており、
店内に設置されたショーケース30、31に内蔵された
低温側冷凍機60、61の凝縮パイプ20B、20Bか
らの排熱は、熱交換回路70の作動流体により屋外に設
置されたリモート型冷凍機32の高温側冷凍機50の蒸
発パイプ10Bに運ばれ、高温側冷凍機50の凝縮器5
(及びヒートリクレイムコイル4)より屋外に排出され
るので、低温側冷凍機60、61の排熱により店内の温
度が上昇する不都合が解消される。特に、熱交換回路7
0を介したことにより、一台の高温側冷凍機50に対し
て複数台の、そして異なる蒸発温度の低温側冷凍機6
0、61を接続することができるようになる。
【0025】次に、ショーケース30、31及びリモー
ト型冷凍機32の据え付け時の作業について説明する。
ショーケース30、31及びリモート型冷凍機32は、
予め低温側冷凍機60、61及び高温側冷凍機50がそ
れぞれ取り付けられた状態で工場から出荷される。そし
て、ショーケース30、31を大型スーパーマーケット
の店内に据え付け、リモート型冷凍機32を屋外に据え
付ける。次に、タンク10Bと20B、20Bを配管7
2にて連通接続し、熱交換回路70の閉回路を形成する
と共に、係る閉回路内に作動流体を封入する。
【0026】このように、低温側冷凍機60、61と高
温側冷凍機50の冷媒回路は相互に独立しており、予め
完成された状態で出荷され、設置現場では長い冷媒配管
により相互に接続する必要がないので、設置現場におけ
る冷媒回路内の真空乾燥、冷媒回路への冷媒封入等の作
業が省かれ、設置現場の状況に合わせて冷媒配管を接続
する煩わしさが解消されると共に、冷媒配管の溶接接続
時の酸化スケールの発生、或いは真空乾燥不良による水
分の混入、また、不注意による有機系ゴミの混入や工事
の際の冷媒回路内への異物の混入等の発生が未然に防止
される。
【0027】従って、冷媒としてオゾンを破壊しない冷
媒HFC(ハイドロ・フロロ・カーボン)を使用し、冷
凍機オイルとしてエステル油を使用しても潤滑性能の低
下による異常磨耗・スラッジの発生が解消される。ま
た、店内のショーケース30、31と屋外のリモート型
冷凍機32とを冷媒配管では無く、作動流体を封入した
熱交換回路70にて結んでいるので、高温側冷凍機50
及び低温側冷凍機60、61に封入する冷媒量の増加
や、冷媒回路内における圧力損失も抑制されると共に、
冷媒配管の接続不良によるガス漏れ等の心配も無くなる
ものである。
【0028】次に、図2は本発明の冷却装置1の他の実
施例を示している。尚、図中において図1と同一符号は
同一のものとする。この場合、前記冷凍機内蔵型のショ
ーケース30、31には、圧縮機等を具備しない所謂別
置型のショーケース80、81(冷凍用)及び82、8
3(冷蔵用)が接続されている。各ショーケース80〜
83も電磁弁9、膨張弁13及び蒸発器22、送風機F
を具備しており、各電磁弁9及び蒸発器22が低温側冷
凍機60或いは61の電磁弁9及び蒸発器22に並列関
係となるよう冷媒配管75、76に並列に接続され、低
温側冷凍機60、61より冷媒供給を受けて庫内を冷却
するものである。
【0029】この場合は、設置現場においてショーケー
ス30、31とショーケース80〜83との間の冷媒配
管接続は必要となるものの、離間して設置されるリモー
ト型冷凍機32の高温側冷凍機50とショーケース3
0、31の低温側冷凍機60、61間の冷媒配管による
接続は不要となる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、低温
側冷凍機を例えば店内のショーケース等に設けて置き、
高温側冷凍機を屋外等に設置することにより、低温側冷
凍機の凝縮器と高温側冷凍機の蒸発器の双方に交熱的に
設けられた熱交換回路中に封入された作動流体が、低温
側冷凍機の凝縮器からの排熱を高温側冷凍機の蒸発器に
運び高温側冷凍機の凝縮器により屋外等に放出するの
で、店内に冷凍機内蔵型ショーケース等を設置したとし
ても温度上昇等を来す不都合を防止することができる。
【0031】特に、設置現場では長い冷媒配管により店
内と屋外の機器を相互に接続する必要がなくなるので、
設置現場における冷媒回路内の真空乾燥、冷媒回路への
冷媒封入等の作業が省かれ、設置現場の状況に合わせて
冷媒配管を接続する煩わしさも解消されると共に、冷媒
配管の溶接接続時の酸化スケールの発生、或いは真空乾
燥不良による水分の混入、また、不注意による有機系ゴ
ミの混入や工事の際の冷媒回路内への異物の混入等の発
生が未然に防止される。
【0032】従って、冷媒としてオゾンを破壊しない冷
媒を使用し、冷凍機オイルとしてエステル油を使用して
も潤滑性能の低下による異常磨耗・スラッジの発生が解
消されると共に、高温側冷凍機及び低温側冷凍機に封入
する冷媒量の増加や、冷媒回路内における圧力損失も抑
制され、冷媒配管の接続不良によるガス漏れ等の危険性
も低減するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷却装置の冷媒回路図である。
【図2】本発明の冷却装置の他の実施例を示す冷媒回路
図である。
【図3】従来の冷却装置の冷媒回路図である。
【符号の説明】
1 冷却装置 2 圧縮機 5 凝縮器 6 受液器 10 蒸発器 20 凝縮器 22 蒸発器 50 高温側冷凍機 60 低温側冷凍機 61 低温側冷凍機 70 熱交換回路 72 配管

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機、凝縮器、減圧装置及び蒸発器等
    から成る低温側冷凍機と、圧縮機、凝縮器、減圧装置及
    び蒸発器等から成る高温側冷凍機と、前記低温側冷凍機
    の凝縮器と前記高温側冷凍機の蒸発器の双方に交熱的に
    設けられた熱交換回路と、この熱交換回路に封入された
    作動流体とから成る冷却装置。
JP13908193A 1993-05-17 1993-05-17 冷却装置 Pending JPH06323652A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001099514A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 蓄熱式空調冷凍装置
CN112413973A (zh) * 2020-11-25 2021-02-26 珠海格力电器股份有限公司 冷藏柜的控制方法及制冷系统

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