JPH06323592A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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Publication number
JPH06323592A
JPH06323592A JP11605093A JP11605093A JPH06323592A JP H06323592 A JPH06323592 A JP H06323592A JP 11605093 A JP11605093 A JP 11605093A JP 11605093 A JP11605093 A JP 11605093A JP H06323592 A JPH06323592 A JP H06323592A
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JP
Japan
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path
exhaust
concentration
air
intake
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JP11605093A
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English (en)
Inventor
Kazuya Okada
一也 岡田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH06323592A publication Critical patent/JPH06323592A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ハウジング11の送風手段13、14の運転
を制御する運転制御手段15を設ける。運転制御手段1
5は、同一のCO2 センサSで吸気経路PS1中のCO
2 濃度と排気経路PS2中のCO2 濃度とを検出可能な
検出部16を有している。さらに、運転制御手段15
は、検出された吸気経路PS1中のCO 2 濃度と排気経
路PS2中のCO2 濃度とを比較して当該排気経路PS
2中のCO2 濃度を修正すると共に、修正されたCO2
濃度に基づいて送風手段13、14に運転信号を与える
運転信号発生部17を有している。 【効果】 吸気経路PS1の検出濃度に含まれる誤差と
排気経路PS2の検出濃度に含まれる誤差を相殺して、
CO2 センサSのドリフトの影響を検出信号から除去す
ることができるので、余剰換気や換気不良を防止でき、
もって長期間にわたりCO2 センサSをメンテナンスフ
リーとすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は換気装置に関し、より詳
細には、CO2 センサによりCO2 の濃度を検出し、検
出されたCO2 濃度に基づいてファンの運転を制御する
形式の換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の換気装置は、室内の空気
中に含まれるCO2 等の有害ガスを室外に排出して室内
の空気調和を図るためのものであり、室外の空気を室内
に流通させる吸気経路と、室内の空気を室外に流通させ
る排気経路と、両経路に空気を送る送風ファンとを備え
ている。そして、近年では、室内の空気のCO2 濃度を
検出するCO2 センサを設け、このCO2 センサの出力
信号に基づいて上記送風ファンの運転を制御するように
している(例えば特開平3−102126号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の換気装置で
は、CO2 センサが専ら室内の空気中におけるCO2
度を検出する絶対値検出方式であったので、CO2 セン
サが経時劣化によりドリフトを起こした場合、実際のC
2 濃度と検出値に基づくCO2 濃度とが一致しなくな
り、ひいては余剰換気や換気不良が生じるという不具合
があった。このため、従来では、CO2 センサのメンテ
ナンス(校正や交換)を頻繁に行なう必要があった。
【0004】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であり、CO2 センサのドリフトによる余剰換気や換気
不良を防止し、もって長期間にわたりCO2 センサをメ
ンテナンスフリーとすることのできる換気装置を提供す
ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の換気装置は、室外の空気を室内に流通させ
る吸気経路及び室内の空気を室外に流通させる排気経路
を有するハウジングと、ハウジングの各経路に空気を送
る送風手段と、送風手段の運転を制御する運転制御手段
とを備え、上記運転制御手段は、同一のCO2 センサで
吸気経路中のCO2 濃度と排気経路中のCO2 濃度とを
検出可能な検出部と、検出された吸気経路中のCO2
度と排気経路中のCO2 濃度とを比較して当該排気経路
中のCO2 濃度を修正すると共に、修正されたCO2
度に基づいて送風手段に運転信号を与える運転信号発生
部とを有していることを特徴としている。
【0006】また、本発明の請求項2記載の換気装置
は、請求項1記載の構成に加え、上記吸気経路の一部を
構成する吸気側連通路、及び上記排気経路の一部を構成
する排気側連通路を有し、一方の連通路を流通する空気
と他方の連通路を流通する空気の間で熱交換を行なう熱
交換エレメントを備え、上記運転制御手段の検出部は、
内部にCO2 センサを収容する中空の本体と、本体に、
吸気経路の、当該熱交換エレメントの吸気側連通路より
も上流側の空気を導入する吸気側導入口と、本体に、排
気経路の、当該熱交換エレメントの排気側連通路よりも
下流側の空気を導入する排気側導入口と、排気経路の、
当該熱交換エレメントの排気側連通路よりも下流側に開
口し、本体に導入された空気を排出する排気口と、本体
の上記吸気側導入口と排気側導入口とを択一的に開閉す
るダンパ機構とを有している。
【0007】また、本発明の請求項3記載の換気装置
は、請求項1記載の構成に加え、上記検出部は、吸気経
路と排気経路とを導通する導通路と、導通路を、気密性
を保持した状態で閉塞可能に配設され、導通路の閉塞時
において吸気経路に対向する第1の端面と排気経路に対
向する第2の端面を含み、且つ、一方の端面でCO2
ンサを担持するセンサ担持板と、担持された上記CO2
センサが吸気経路側と排気経路側とに択一的に対向する
ように、上記センサ担持板を駆動する駆動機構とを備え
ている。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の構成によれば、検出さ
れた吸気経路中のCO2 濃度と排気経路中のCO2 濃度
との濃度差に基づいて送風手段が運転制御されるので、
経時劣化によってドリフトが生じた場合であっても、吸
気経路の検出濃度に含まれる誤差と排気経路の検出濃度
に含まれる誤差を相殺して、ドリフトの影響を検出信号
から除去することができる。
【0009】さらに、請求項2記載の検出部を採用した
場合には、吸気経路のCO2 濃度を検出する際に検出部
の本体内に導入した空気を熱交換エレメントの排気側連
通路よりも下流側に排出することになる。また、請求項
3記載の検出部を採用した場合には、CO2 センサを担
持しているセンサ担持板によって導通路を閉塞した状態
で、各経路中の空気のCO2 濃度を検出することができ
る。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照しつつ、本発明の好ま
しい実施例について詳述する。図1は本発明の一実施例
における換気装置の概略断面図である。同図を参照し
て、本実施例における換気装置Aは、ハウジング11を
備えている。ハウジング11は、矩形の外壁部11a
と、外壁部11aを仕切る仕切り板11bとを備えてお
り、これら外壁部11a、仕切り板11bにより、内部
に第1〜第4室C1〜C4を区画している。
【0011】第1室C1には、ダクト継手OAが取り付
けられており、このダクト継手OA及びダクト継手OA
に接続される図外の配管を介して室外と第1室C1とが
連通されている。第2室C2には、ダクト継手RAが取
り付けられており、このダクト継手RA及びダクト継手
RAに接続される図外の配管を介して第2室C2と室内
とが連通されている。第3室C3には、ダクト継手SA
が取り付けられており、このダクト継手RA及びダクト
継手SAに接続される図外の配管を介して室内と第3室
C3とが連通されている。第4室C4には、ダクト継手
EAが取り付けられており、このダクト継手EA及びダ
クト継手EAに接続される図外の配管を介して第4室C
4と室外とが連通されている。
【0012】次に、ハウジング11内には、熱交換エレ
メント12が収容されている。熱交換エレメント12
は、和紙等の熱伝導性のよいシート状の素材を所定の形
状に形成し、さらに積層することにより、室内へ導入さ
れる空気を流通させる吸気側連通路PS11と室外へ排
出される空気を流通させる排気側連通路PS21を有す
る多角柱形状に形成されている。なお、各連通路PS1
1、PS21の上流側の流通口には、除塵用のフィルタ
12a、12bが着脱自在に固定されている。
【0013】そして、上記ダクト継手OA、ハウジング
11の第1室C1、吸気側連通路PS11、第2室C
2、及びダクト継手RAにより、室外の空気を室内に流
通させる吸気経路PS1が構成されていると共に、上記
ダクト継手SA、ハウジング11の第3室C3、排気側
連通路PS21、第4室C4、及びダクト継手EAによ
り、室内の空気を室外に流通させる排気経路PS2が構
成されている。
【0014】次に、ハウジング11内には、吸気経路P
S1に空気を送る、送風手段としてのシロッコファン1
3と、排気経路PS2に空気を送る、送風手段としての
シロッコファン14が配設されている。シロッコファン
13、14は、モータ13a、14aと、モータ13
a、14aにより回転駆動される図外の羽根部と、羽根
部との間で空気を圧縮するファンケーシング13b、1
4bとをそれぞれ備えており、上記モータ13a、14
aによって図外の羽根部を回転駆動することにより、対
応する経路PS1(PS2)に空気を送るためのもので
ある。そして、上記モータ13a、14aは、以下に詳
述する運転制御手段15により制御されるようになって
いる。
【0015】本実施例における上記運転制御手段15
は、同一のCO2 センサSで吸気経路PS1中のCO2
濃度と排気経路PS2中のCO2 濃度とを検出可能な検
出部16と、検出された吸気経路PS1中のCO2 濃度
と排気経路PS2中のCO2 濃度とを比較して当該排気
経路PS2中のCO2 濃度を修正すると共に、修正され
たCO2 濃度に基づいてシロッコファン13、14に運
転信号を与える運転信号発生部17とにより具体化され
ている。
【0016】先ず図2(A)(B)を参照して、上記検
出部16は、内部にCO2 センサSを収容する本体16
aを備えている。本体16aは、ハウジング11の上記
第4室C4に収容されている中空の箱体であり、第4室
C4と第1室C1を仕切っている仕切り板11b上に載
置されている。本体16aの底板部16bには、上記仕
切り板11bに穿設された導通路11c(図1のみ図
示)を介して、吸気経路PS1の空気を本体16a内に
導入する吸気側導入口16cを備えている。本実施例に
おいて、吸気側導入口16cは、吸気経路PS1の、当
該熱交換エレメント12の吸気側連通路PS11よりも
上流側、即ち、第1室C1に開口している。
【0017】次に、本体16aの一側壁16cには、排
気経路PS2の、当該熱交換エレメント12の排気側連
通路PS21よりも下流側、即ち、第4室C4の空気を
導入する排気側導入口16dが設けられている。さら
に、上記第4室C4には、本体16aに導入された空気
を排出する排気口16eが開口している。さらに本体1
6aには、ダンパ機構16fが配設されている。ダンパ
機構16fは、図外の支持部材を介して本体16aの天
板16gに固定される、例えばギヤードモータ等により
具体化される駆動部材16hと、駆動部材16hにより
駆動され、本体16aの上記吸気側導入口16cと排気
側導入口16dとを択一的に開閉するダンパ16iとに
より具体化されている。
【0018】上記駆動部材16hは、換気装置の運転初
期において、ダンパ16iを図2(B)に示す所定位置
に移動させることにより、吸気側の空気、即ち室外の空
気を本体16a内に所定時間(例えば3分)導通させ、
CO2 センサSによって室外空気のCO2 濃度を検出さ
せると共に、所定時間以降は、ダンパ16iを図2
(A)に示す状態に移動させて、排気側の空気、即ち室
内の空気を本体16a内に導通させるようにしている。
【0019】次に、上記運転信号発生部17は、CO2
センサSの出力を演算するマイクロコンピュータ及びそ
の他の電装品により具体化されている。運転信号発生部
17の上記マイクロコンピュータは、CO2 センサSが
検出した外気のCO2 濃度を記憶し、次いでCO2 セン
サSが検出した室内からの空気のCO2 濃度と上記外気
のCO2 濃度との差を演算し、演算された濃度差が予め
設定されているしきい値以上になった際に、各シロッコ
ファン13、14に運転信号を与えるためのものであ
る。本実施例では、図3に示すように、シロッコファン
13、14をそれぞれ停止、低速運転、中速運転、高速
運転できるように多段階にわたるしきい値が設定されて
いる。
【0020】次に本実施例の作用について、図1ないし
図3を参照しつつ説明する。先ず、換気装置に電源が投
入されると、駆動部材16hがダンパ16iを図2
(B)の姿勢に駆動し、第1室C1の空気を本体16の
内部に導入する。これにより、図3(A)(B)に示す
ように、室外の空気に含まれるCO2 濃度が検出され、
運転信号発生部17のマイクロコンピュータに記憶され
る(t0−t1参照)。そして、その後、駆動部材16
hがダンパ16iを図2(A)の姿勢に戻し、第3室C
3の空気を本体16内に導入して、室内の空気に含まれ
るCO2 濃度を検出する。そして、上記運転信号発生部
17のマイクロコンピュータは、既に記憶されている室
外の空気のCO2 濃度と室内の空気のCO2 濃度との差
を演算し、当該濃度差を予め記憶されているしきい値と
比較する。
【0021】ここで、図3(A)に示すように、経時劣
化によってCO2 センサSにドリフトが生じて、実際の
CO2 濃度よりも検出値(図3(A)において〇印で示
す値)が小さい場合、室内の空気に含まれるCO2 濃度
の検出値が実際よりも低くなっている分だけ室外のCO
2 濃度検出値も低くなっている結果、両者の差を求める
ことによって、ドリフトによる検出誤差を相殺し、ドリ
フトの影響を検出信号から除去することができる。これ
により、本実施例では、検出されたCO2 濃度の濃度差
の値に基づいて、実際のCO2 濃度に適した運転信号を
発生することができるので、室内のCO2 濃度の検出値
が実際のCO2 濃度よりも低い場合(例えばt2の時)
においても、各シロッコファン13、14が換気不良に
なるのを防止することができる。
【0022】他方、図3(B)に示すように、CO2
ンサSにドリフトが生じて、実際のCO2 濃度よりも検
出値(図3(B)において△印で示す値)が大きい場合
にも、上記と同様に、両者の差を求めることによってド
リフトによる検出誤差を相殺し、ドリフトの影響を検出
信号から除去することができる。これにより、室内のC
2 濃度の検出値が実際よりも高い場合(例えばt3の
時)においても、各シロッコファン13、14の運転を
確実に停止させ、余剰換気になるのを防止することがで
きる。
【0023】このように、本実施例の換気装置Aによれ
ば、経時劣化によってドリフトが生じた場合であって
も、吸気経路PS1の検出濃度に含まれる誤差と排気経
路PS2の検出濃度に含まれる誤差を相殺して、ドリフ
トの影響を検出信号から除去することができるので、C
2 センサSのドリフトによる余剰換気や換気不良を防
止でき、もって長期間にわたりCO2 センサSをメンテ
ナンスフリーとすることができる。
【0024】特に本実施例では、吸気経路PS1のCO
2 濃度を検出する際に検出部16の本体16a内に導入
した空気を熱交換エレメント12の排気側連通路PS2
1よりも下流側に排出するので、検出部16の本体16
aから排出される空気によって、室内のCO2 濃度や熱
交換効率に悪影響を及ぼすことがないという利点があ
る。
【0025】図4は、本発明の別の実施例における検出
部116の概略斜視図である。同図を参照して、本実施
例の検出部116は、ハウジング仕切り板11bに設け
られた導通路111cに対し、気密性を保持した状態で
閉塞可能に配設されるセンサ担持板117を備えてい
る。このセンサ担持板117は、導通路111cの閉塞
時において吸気経路PS1に対向する第1の端面117
aと排気経路PS2に対向する第2の端面117bを含
み、且つ、一方の端面(本実施例では第1の端面117
a)でCO2 センサSを担持している。
【0026】次に、担持板117は、駆動機構118に
よって、センサSが吸気経路PS1側(図4(B)の状
態)と排気経路PS2側(図4(A)の状態)とに択一
的に対向するように、上記センサ担持板117を駆動す
るためのものであり、センサ担持板117を貫通する支
持軸118aと支持軸118aの一端を回転駆動する駆
動部材118bとを備えている。
【0027】そして、上記駆動部材118bにより、図
3(A)(B)で説明したダンパ16iと同様にセンサ
担持板117を駆動することにより、図1の実施例と同
様の作用効果を得ることができる。特に、図4の実施例
を採用した場合には、CO2 センサSを担持しているセ
ンサ担持板によって導通路111cを閉塞した状態で、
各経路PS1、PS2中の空気のCO2 濃度を検出する
ことができるので、CO2 濃度の検出中に一方の経路の
空気に他方の経路の空気が混入することを防止し、もっ
て、換気効率の低減を防止することができるという利点
がある。
【0028】なお、上述した実施例は何れも本発明の好
ましい具体例を例示したものに過ぎず、本発明の要旨を
変更しない範囲内で種々の設計変更が可能であること
は、云うまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の換気装置
によれば、経時劣化によってドリフトが生じた場合であ
っても、吸気経路の検出濃度に含まれる誤差と排気経路
の検出濃度に含まれる誤差を相殺して、ドリフトの影響
を検出信号から除去することができるので、CO2 セン
サのドリフトによる余剰換気や換気不良を防止でき、も
って長期間にわたりCO2 センサをメンテナンスフリー
とすることができるという顕著な効果を奏する。
【0030】また、請求項2記載の検出部を採用した場
合には、吸気経路のCO2 濃度を検出する際に検出部の
本体内に導入した空気を熱交換エレメントの排気側連通
路よりも下流側に排出するので、検出部の本体から排出
される空気によって、室内のCO2 濃度や熱交換効率に
悪影響を及ぼすことがないという利点がある。さらに、
請求項3記載の検出部を採用した場合には、CO2 セン
サを担持しているセンサ担持板によって導通路を閉塞し
た状態で、各経路中の空気のCO2 濃度を検出すること
ができるので、CO2 濃度の検出中に一方の経路の空気
に他方の経路の空気が混入することを防止し、もって、
換気効率の低減を防止することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における換気装置の概略断面
図である。
【図2】図1の実施例における換気装置の運転制御手段
の要部を示す斜視図である。
【図3】図1の実施例の運転制御を示すタイムチャート
である。
【図4】本発明の別の実施例を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
PS1 吸気経路 PS11 吸気側連通路 PS2 排気経路 PS21 排気側連通路 11 ハウジング 12 熱交換エレメント 13 シロッコファン(送風手段) 14 シロッコファン(送風手段) 15 運転制御手段 S CO2 センサ 16 検出部 17 運転信号発生部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室外の空気を室内に流通させる吸気経路(P
    S1) 及び室内の空気を室外に流通させる排気経路(PS2)
    を有するハウジング(11)と、 ハウジング(11)の各経路(PS1,PS2) に空気を送る送風手
    段(13,14) と、 送風手段(13,14) の運転を制御する運転制御手段(15)と
    を備え、 上記運転制御手段(15)は、同一のCO2 センサ(S) で吸
    気経路(PS1) 中のCO 2 濃度と排気経路(PS2) 中のCO
    2 濃度とを検出可能な検出部(16,116)と、 検出された吸気経路(PS1) 中のCO2 濃度と排気経路(P
    S2) 中のCO2 濃度とを比較して当該排気経路(PS2) 中
    のCO2 濃度を修正すると共に、修正されたCO2 濃度
    に基づいて送風手段(13,14) に運転信号を与える運転信
    号発生部(17)とを有していることを特徴とする換気装
    置。
  2. 【請求項2】上記吸気経路(PS1) の一部を構成する吸気
    側連通路(PS11)、及び上記排気経路(PS2) の一部を構成
    する排気側連通路(PS21)を有し、一方の連通路を流通す
    る空気と他方の連通路を流通する空気の間で熱交換を行
    なう熱交換エレメント(12)を備え、 上記運転制御手段(15)の検出部(16)は、 内部にCO2 センサ(S) を収容する中空の本体(16)と、 本体(16)に、吸気経路(PS1) の、当該熱交換エレメント
    (12)の吸気側連通路(PS11)よりも上流側の空気を導入す
    る吸気側導入口(16c) と、 本体(16)に、排気経路(PS2) の、当該熱交換エレメント
    (12)の排気側連通路(PS21)よりも下流側の空気を導入す
    る排気側導入口(16d) と、 排気経路(PS2) の、当該熱交換エレメント(12)の排気側
    連通路(PS21)よりも下流側に開口し、本体(16)に導入さ
    れた空気を排出する排気口(16e) と、 本体(16)の上記吸気側導入口(16c) と排気側導入口(16
    d) とを択一的に開閉するダンパ機構(16f) とを有して
    いる請求項1記載の換気装置。
  3. 【請求項3】上記検出部(116) は、吸気経路(PS1) と排
    気経路(PS2) とを導通する導通路(11c) と、 導通路(11c) を、気密性を保持した状態で閉塞可能に配
    設され、導通路(11c)の閉塞時において吸気経路(PS1)
    に対向する第1の端面(117a)と排気経路(PS2)に対向す
    る第2の端面(117b)を含み、且つ、一方の端面でCO2
    センサ(S) を担持するセンサ担持板(117) と、 担持された上記CO2 センサ(S) が吸気経路(PS1) 側と
    排気経路(PS2) 側とに択一的に対向するように、上記セ
    ンサ担持板(117) を駆動する駆動機構(118) とを備えて
    いる請求項1記載の換気装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09159208A (ja) * 1995-12-05 1997-06-20 Shinko Kogyo Co Ltd 空調用換気装置
JP2006098007A (ja) * 2004-09-30 2006-04-13 Daikin Ind Ltd 換気空調システムおよび換気空調制御方法
WO2020053946A1 (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 三菱電機株式会社 換気装置および換気制御方法

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