JPH06323539A - 操作レバー装置 - Google Patents
操作レバー装置Info
- Publication number
- JPH06323539A JPH06323539A JP33623993A JP33623993A JPH06323539A JP H06323539 A JPH06323539 A JP H06323539A JP 33623993 A JP33623993 A JP 33623993A JP 33623993 A JP33623993 A JP 33623993A JP H06323539 A JPH06323539 A JP H06323539A
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- JP
- Japan
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- lever
- ignition
- valve
- operating
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- Pending
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- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 操作レバーが引張ばねによって非操作位置に
設けたストッパーに受止められるとき、引張ばねが振動
することに伴う不具合を解消した操作レバー装置を得る
こと。 【構成】 非操作位置である始端位置Aから操作位置で
ある中間位置Bに押操作れ、且つ該操作位置Bに仮係止
される操作レバー(点火操作レバー1,切換操作レバー
35)を、該操作レバー(点火操作レバー1,切換操作
レバー35)と枠体22との間に張設した引張ばね2
7,35で非操作位置である始端位置A側に引張させ
る。そして操作レバー(点火操作レバー1,切換操作レ
バー35)と、これを非操作位置である始端位置Aで受
止めるストッパー40,43を設ける。そして引張ばね
27,35の中間を枠体22その他の部材に接触させ
る。
設けたストッパーに受止められるとき、引張ばねが振動
することに伴う不具合を解消した操作レバー装置を得る
こと。 【構成】 非操作位置である始端位置Aから操作位置で
ある中間位置Bに押操作れ、且つ該操作位置Bに仮係止
される操作レバー(点火操作レバー1,切換操作レバー
35)を、該操作レバー(点火操作レバー1,切換操作
レバー35)と枠体22との間に張設した引張ばね2
7,35で非操作位置である始端位置A側に引張させ
る。そして操作レバー(点火操作レバー1,切換操作レ
バー35)と、これを非操作位置である始端位置Aで受
止めるストッパー40,43を設ける。そして引張ばね
27,35の中間を枠体22その他の部材に接触させ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭で使用する器具、
例えばガス暖房器その他のガス燃焼器の点火装置等を作
動させるに使用する操作レバー装置に関する。
例えばガス暖房器その他のガス燃焼器の点火装置等を作
動させるに使用する操作レバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、非操作位置から操作位置を経て終
端位置まで押操作され、且つ操作位置に仮係止される操
作レバー装置は知られる。
端位置まで押操作され、且つ操作位置に仮係止される操
作レバー装置は知られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような操
作レバーを比較的強い引張ばねで非操作位置側に引張さ
せ、且つ該操作位置での仮係止を解いて該操作レバーを
非操作位置でストッパーで受け止めるとき、該引張ばね
が振動する不具合がある。本発明はかゝる不具合のない
操作レバー装置を得ることをその目的とする。
作レバーを比較的強い引張ばねで非操作位置側に引張さ
せ、且つ該操作位置での仮係止を解いて該操作レバーを
非操作位置でストッパーで受け止めるとき、該引張ばね
が振動する不具合がある。本発明はかゝる不具合のない
操作レバー装置を得ることをその目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はかゝる目的を達
成するため、非操作位置である始端位置から操作位置で
ある中間位置に押操作され、且つ該操作位置に仮係止さ
れる操作レバーを、該操作レバーと枠体との間に張設し
た引張ばねで非操作位置側に引張させると共に、該非操
作位置に該操作レバーを受止めるストッパーを設けたも
のにおいて、該引張ばねの中間を枠体その他の部材に接
触させて成る。
成するため、非操作位置である始端位置から操作位置で
ある中間位置に押操作され、且つ該操作位置に仮係止さ
れる操作レバーを、該操作レバーと枠体との間に張設し
た引張ばねで非操作位置側に引張させると共に、該非操
作位置に該操作レバーを受止めるストッパーを設けたも
のにおいて、該引張ばねの中間を枠体その他の部材に接
触させて成る。
【0005】
【作用】上記構成を備える操作レバー装置にあっては、
操作レバーが操作位置の仮係止を解かれて非操作位置に
設けたストッパーに衝突するとき、引張ばねに生じる振
動を、引張ばねの中間と接触する部材との接触によって
押さえる。
操作レバーが操作位置の仮係止を解かれて非操作位置に
設けたストッパーに衝突するとき、引張ばねに生じる振
動を、引張ばねの中間と接触する部材との接触によって
押さえる。
【0006】
【実施例】本発明実施の1例を別紙図面につき説明す
る。
る。
【0007】図面で1は始端位置Aから中間位置Bを経
て終端位置Cまで押操作され且つ中間位置Bに仮係止さ
れる点火操作レバー、2は該点火操作レバー1の中間位
置Bから終端位置Cへの押操作に連動して圧電素子3に
ハンマー4を打付けるばね5へのエネルギーの蓄積と続
く該ばね5によるハンマー4の圧電素子3の打付けとを
行う圧電素子装置、6は主ガスバーナ7等に連なるガス
通路8を備える弁筐、9,10は該弁筐6内のガス通路8
に臨む電磁安全弁並びに点火用パイロット弁を示し、該
電磁安全弁9並びに点火用パイロット弁10は、弁杆10
aを介して該点火操作レバー1の押圧時にのみ押圧開弁
するごとく該点火操作レバー1に連動させると共に、点
火操作レバー1の支点を該点火操作レバー1の始端位置
Aから終端位置Cへの移動時の第1位置aと、中間位置
Bから終端位置Cへの移動時の第2位置bとに設定出来
るようにすると共に該支点の第2位置bを越える移動に
連動して前記圧電素子3にハンマー4を打付けるばね5
のエネルギーの蓄積と続く該ばね5によるハンマー4の
圧電素子3への打付けとを行なわせるようにした。尚、
9aは該電磁安全弁9を閉弁側に弾発するばね、34は
点火用パイロット弁10を閉弁側に弾発する閉弁ばねを
示す。
て終端位置Cまで押操作され且つ中間位置Bに仮係止さ
れる点火操作レバー、2は該点火操作レバー1の中間位
置Bから終端位置Cへの押操作に連動して圧電素子3に
ハンマー4を打付けるばね5へのエネルギーの蓄積と続
く該ばね5によるハンマー4の圧電素子3の打付けとを
行う圧電素子装置、6は主ガスバーナ7等に連なるガス
通路8を備える弁筐、9,10は該弁筐6内のガス通路8
に臨む電磁安全弁並びに点火用パイロット弁を示し、該
電磁安全弁9並びに点火用パイロット弁10は、弁杆10
aを介して該点火操作レバー1の押圧時にのみ押圧開弁
するごとく該点火操作レバー1に連動させると共に、点
火操作レバー1の支点を該点火操作レバー1の始端位置
Aから終端位置Cへの移動時の第1位置aと、中間位置
Bから終端位置Cへの移動時の第2位置bとに設定出来
るようにすると共に該支点の第2位置bを越える移動に
連動して前記圧電素子3にハンマー4を打付けるばね5
のエネルギーの蓄積と続く該ばね5によるハンマー4の
圧電素子3への打付けとを行なわせるようにした。尚、
9aは該電磁安全弁9を閉弁側に弾発するばね、34は
点火用パイロット弁10を閉弁側に弾発する閉弁ばねを
示す。
【0008】これらを更に詳細に説明すると、図示する
ものは、第10図,第11図に示すごとく上下に二段にガス
バーナ7,7を備え、下方のガスバーナを常火用の主ガ
スバーナ7とし、上方のガスバーナを能力切換用の主ガ
スバーナ7とし、更に該常火用の主ガスバーナ7に臨む
点火用パイロットバーナ11と前記電磁安全弁9を開弁保
持させるための熱電対12を臨ませた常火パイロットバー
ナ13を備える暖房器に用いる場合を示す。このため該弁
筐6には、該弁筐6のガス入口14に近い位置から第4
図,第5図に示すごとく前記電磁安全弁9、点火用パイ
ロット弁10を介在させると共に、更にその下流にガス圧
力調節弁15と主ガス弁16並びに前記能力切換用ガスバー
ナ7への供給をON,OFFする切換弁17とを備え、且つ該弁
筐6には、第3図に示すごとく該電磁安全弁9の下流側
に前記常火パイロットバーナ13へのガス流出口18と点火
用パイロット弁10の下流側に点火用パイロットバーナ11
へのガス流出口19と、該切換弁17の上流側に常火用ガス
バーナ7へのガス流出口20と、該切換弁17の上流側に能
力切換用ガスバーナ7へのガス流出口21とを備える。
ものは、第10図,第11図に示すごとく上下に二段にガス
バーナ7,7を備え、下方のガスバーナを常火用の主ガ
スバーナ7とし、上方のガスバーナを能力切換用の主ガ
スバーナ7とし、更に該常火用の主ガスバーナ7に臨む
点火用パイロットバーナ11と前記電磁安全弁9を開弁保
持させるための熱電対12を臨ませた常火パイロットバー
ナ13を備える暖房器に用いる場合を示す。このため該弁
筐6には、該弁筐6のガス入口14に近い位置から第4
図,第5図に示すごとく前記電磁安全弁9、点火用パイ
ロット弁10を介在させると共に、更にその下流にガス圧
力調節弁15と主ガス弁16並びに前記能力切換用ガスバー
ナ7への供給をON,OFFする切換弁17とを備え、且つ該弁
筐6には、第3図に示すごとく該電磁安全弁9の下流側
に前記常火パイロットバーナ13へのガス流出口18と点火
用パイロット弁10の下流側に点火用パイロットバーナ11
へのガス流出口19と、該切換弁17の上流側に常火用ガス
バーナ7へのガス流出口20と、該切換弁17の上流側に能
力切換用ガスバーナ7へのガス流出口21とを備える。
【0009】そして、前記電磁安全弁9は、第4図に示
すごとく点火用パイロット弁10の弁杆10aの延長線上に
設け、前記点火操作レバー1で該点火用パイロット弁10
を押圧開弁させるとき、その弁杆10a に押されて該電磁
安全弁9が押圧開弁されるようにした。これを更に説明
すると該点火操作レバー1は第7図、第8図に示すごと
くL字型を呈し、その1側を操作片1aとし他側を作用片
1bとして成り、該作用片1bを前記点火用パイロット弁10
の弁杆10a 側に臨むごとくして点火操作レバー1を該弁
筐6の前面に設けた枠体22に支持させて設ける。該点火
操作レバー1の枠体22への支持は、点火操作レバー1の
作用片1bに設けた環片23を枠体22に設けたピン24に遊嵌
させると共に、該点火操作レバー1の屈曲部に設けた支
点を兼ねるピン25を、枠体22に設けた前記ピン24近傍を
中心とする円弧溝26に嵌挿させて設け、該環片23を前記
弁杆10aに対向させてこれを押圧開弁させるようにし
た。尚、27は点火操作レバー1を始端位置A側に引張る
ばねを示す。
すごとく点火用パイロット弁10の弁杆10aの延長線上に
設け、前記点火操作レバー1で該点火用パイロット弁10
を押圧開弁させるとき、その弁杆10a に押されて該電磁
安全弁9が押圧開弁されるようにした。これを更に説明
すると該点火操作レバー1は第7図、第8図に示すごと
くL字型を呈し、その1側を操作片1aとし他側を作用片
1bとして成り、該作用片1bを前記点火用パイロット弁10
の弁杆10a 側に臨むごとくして点火操作レバー1を該弁
筐6の前面に設けた枠体22に支持させて設ける。該点火
操作レバー1の枠体22への支持は、点火操作レバー1の
作用片1bに設けた環片23を枠体22に設けたピン24に遊嵌
させると共に、該点火操作レバー1の屈曲部に設けた支
点を兼ねるピン25を、枠体22に設けた前記ピン24近傍を
中心とする円弧溝26に嵌挿させて設け、該環片23を前記
弁杆10aに対向させてこれを押圧開弁させるようにし
た。尚、27は点火操作レバー1を始端位置A側に引張る
ばねを示す。
【0010】而して圧電素子装置2は、第2図に示すご
とく前記ピン25の移動方向にほゞ沿ってハンマー4が移
動するように枠体22に設けた透窓22aに支持させて設
け、且つ枠体22に、根部を軸支し先端を該ハンマー4の
移動軌跡上に臨ませた揺動レバー28を設け、該揺動レバ
ー28に設けた係合溝28aに前記点火操作レバー1のピン2
5を臨ませて該点火操作レバー1の動作に該ハンマー4
を連動させるようにした。かくて第2図に示すごとく、
点火操作レバー1を始端位置Aから終端位置Cに押下げ
るとき、先ず該点火操作レバー1は、その円弧溝26の上
端位置即ち第1位置aを支点として揺動し、第3図,第
4図に示すごとく環片23で弁杆10aを介して点火用パイ
ロット弁10並びに電磁安全弁9を押圧開弁し、該弁杆10
aを押切ると、該点火操作レバー1はその環片23と弁杆1
0a との当接点即ち支点を中心に揺動する。このため前
記ピン25は円弧溝26に沿って下動し、該点火操作レバー
1が中間位置Bで該揺動レバー28の先端がハンマー4に
係合し、引続く点火操作レバー1の押下げにより該ハン
マー4を介してばね5を押縮め次いでハンマー4を圧電
素子3から離反させる。そして該点火操作レバー1の終
端位置C近くで該揺動レバー28のハンマー4との係合が
解かれる。このため該ハンマー4はばね5に弾かれて圧
電素子3を打撃する。このため該圧電素子3の電極に火
花を生じてガスバーナへの着火がなされる。
とく前記ピン25の移動方向にほゞ沿ってハンマー4が移
動するように枠体22に設けた透窓22aに支持させて設
け、且つ枠体22に、根部を軸支し先端を該ハンマー4の
移動軌跡上に臨ませた揺動レバー28を設け、該揺動レバ
ー28に設けた係合溝28aに前記点火操作レバー1のピン2
5を臨ませて該点火操作レバー1の動作に該ハンマー4
を連動させるようにした。かくて第2図に示すごとく、
点火操作レバー1を始端位置Aから終端位置Cに押下げ
るとき、先ず該点火操作レバー1は、その円弧溝26の上
端位置即ち第1位置aを支点として揺動し、第3図,第
4図に示すごとく環片23で弁杆10aを介して点火用パイ
ロット弁10並びに電磁安全弁9を押圧開弁し、該弁杆10
aを押切ると、該点火操作レバー1はその環片23と弁杆1
0a との当接点即ち支点を中心に揺動する。このため前
記ピン25は円弧溝26に沿って下動し、該点火操作レバー
1が中間位置Bで該揺動レバー28の先端がハンマー4に
係合し、引続く点火操作レバー1の押下げにより該ハン
マー4を介してばね5を押縮め次いでハンマー4を圧電
素子3から離反させる。そして該点火操作レバー1の終
端位置C近くで該揺動レバー28のハンマー4との係合が
解かれる。このため該ハンマー4はばね5に弾かれて圧
電素子3を打撃する。このため該圧電素子3の電極に火
花を生じてガスバーナへの着火がなされる。
【0011】而して終端位置Cで該点火操作レバー1の
押下げを解くと該点火パイロット弁10はその押圧を解か
れて閉弁し、電磁安全弁9は閉弁可能の状態となると共
に該点火操作レバー1は中間位置Bに仮係止される。そ
してこのとき、第2図に鎖線で示すごとく前記揺動レバ
ー28はハンマー4の前端側に係止する状態となり、そし
て点火操作レバー1の支点を兼ねるピン25も、該揺動
レバー28に位置を規制される第2位置b(第2図に鎖線
で示す)に保たれる。
押下げを解くと該点火パイロット弁10はその押圧を解か
れて閉弁し、電磁安全弁9は閉弁可能の状態となると共
に該点火操作レバー1は中間位置Bに仮係止される。そ
してこのとき、第2図に鎖線で示すごとく前記揺動レバ
ー28はハンマー4の前端側に係止する状態となり、そし
て点火操作レバー1の支点を兼ねるピン25も、該揺動
レバー28に位置を規制される第2位置b(第2図に鎖線
で示す)に保たれる。
【0012】従って点火ミスのため、再び該中間位置B
から終端位置Cに点火操作レバー1を押下げるとき、該
点火操作レバー1は該第2位置bを中心にしてまず揺動
し、これに伴って環片23によって弁杆10a を押圧して点
火パイロット弁10並びに電磁安全弁9を押圧開弁し、該
弁杆10a を押切った位置で、該環片23の弁杆10aとの当
接位置を中心に該点火操作レバー1を更に揺動させる。
このため該揺動レバー28によってハンマー4をばね5を
押縮めつゝ圧電素子3から離反させ、次いで該ハンマー
4を圧電素子3に打付けて電極に火花を生じさせる点火
操作を行なうことが出来る。即ち支点を構成するピン25
が第2位置bに移動することで中間位置Bから終端位置
Cの移動時にも前述の始端位置Aから終端位置Cに押下
げるときと同様に点火パイロット弁10並びに電磁安全弁
9を押圧開弁出来、続く第2位置bを越える移動によれ
ば、ハンマー4を圧電素子3に打付け、電極間に火花を
生じさせて点火することが出来る。
から終端位置Cに点火操作レバー1を押下げるとき、該
点火操作レバー1は該第2位置bを中心にしてまず揺動
し、これに伴って環片23によって弁杆10a を押圧して点
火パイロット弁10並びに電磁安全弁9を押圧開弁し、該
弁杆10a を押切った位置で、該環片23の弁杆10aとの当
接位置を中心に該点火操作レバー1を更に揺動させる。
このため該揺動レバー28によってハンマー4をばね5を
押縮めつゝ圧電素子3から離反させ、次いで該ハンマー
4を圧電素子3に打付けて電極に火花を生じさせる点火
操作を行なうことが出来る。即ち支点を構成するピン25
が第2位置bに移動することで中間位置Bから終端位置
Cの移動時にも前述の始端位置Aから終端位置Cに押下
げるときと同様に点火パイロット弁10並びに電磁安全弁
9を押圧開弁出来、続く第2位置bを越える移動によれ
ば、ハンマー4を圧電素子3に打付け、電極間に火花を
生じさせて点火することが出来る。
【0013】而して該点火操作レバー1には第7図並び
に第8図に示すごとくこれに伴われて移動する副レバー
29と、該操作レバー1を前記中間位置Bに仮係止するロ
ックピン30に係合するロック板31とを備え、ロックピン
30にロック板31の鉤部31aが係合するとき、該点火操
作レバー1は中間位置Bに仮係止される。そしてこれら
副レバー29とロック板31とは該点火操作レバー1に設け
た環片23が遊嵌する前記ピン24に軸支して設けた。そし
て副レバー29には、第3図に示すごとくカム29aを備
え、該カム29a に前記主ガス弁16を押圧する押片32に介
在するピン32aを係合させて、該点火操作レバー1の始
端位置Aから終端位置C側に操作するとき該押片32で前
記主ガス弁16を開弁側に移動させるようにした。
に第8図に示すごとくこれに伴われて移動する副レバー
29と、該操作レバー1を前記中間位置Bに仮係止するロ
ックピン30に係合するロック板31とを備え、ロックピン
30にロック板31の鉤部31aが係合するとき、該点火操
作レバー1は中間位置Bに仮係止される。そしてこれら
副レバー29とロック板31とは該点火操作レバー1に設け
た環片23が遊嵌する前記ピン24に軸支して設けた。そし
て副レバー29には、第3図に示すごとくカム29aを備
え、該カム29a に前記主ガス弁16を押圧する押片32に介
在するピン32aを係合させて、該点火操作レバー1の始
端位置Aから終端位置C側に操作するとき該押片32で前
記主ガス弁16を開弁側に移動させるようにした。
【0014】更に副レバー29にはロック板31に設けた鉤
部31aに重合する突片29bを備える。又ロック板31にはそ
の前端に該副レバー29の前面に臨む爪片31bを備えて、
該点火操作レバー1を終端位置C側に移動させるとき、
副レバー29に押されてロック板31が一体に移動するよう
にすると共に、該副レバー29とロック板31との間に引張
りばね33を介在させ、該点火操作レバー1を中間位置B
に仮係止される状態から点火操作レバー1を始端側にも
どす力を加えるとき、まず点火操作レバー1の作用片1b
が副レバー29の当部29cに当ってこれを始端位置A側に
僅かにもどし、このとき該突片29bが該鉤部31aに係合す
るロックピン30をばね42に抗して該鉤部31aから離脱す
る方向に押圧する。これによってロックピン30が該鉤部
31aから外れると、副レバー29は主ガス弁16に押され
てロック板31を伴って始端位置A側に復帰するようにし
た。
部31aに重合する突片29bを備える。又ロック板31にはそ
の前端に該副レバー29の前面に臨む爪片31bを備えて、
該点火操作レバー1を終端位置C側に移動させるとき、
副レバー29に押されてロック板31が一体に移動するよう
にすると共に、該副レバー29とロック板31との間に引張
りばね33を介在させ、該点火操作レバー1を中間位置B
に仮係止される状態から点火操作レバー1を始端側にも
どす力を加えるとき、まず点火操作レバー1の作用片1b
が副レバー29の当部29cに当ってこれを始端位置A側に
僅かにもどし、このとき該突片29bが該鉤部31aに係合す
るロックピン30をばね42に抗して該鉤部31aから離脱す
る方向に押圧する。これによってロックピン30が該鉤部
31aから外れると、副レバー29は主ガス弁16に押され
てロック板31を伴って始端位置A側に復帰するようにし
た。
【0015】尚前記ロックピン30は、細径の金属線をコ
字状に屈曲し、その一側30a を枠体22に軸支させると共
に、その他側遊離端30b をばね42に引張されて該鉤部31
a内に進入するように設ける。尚このばね42は、ばね性
を有する金属線42aをその両端の一部が重なり合うごと
く環状に湾曲させると共に該金属線42aの両端を内方に
折曲げてロックピン30と係合する係止部42b,42bを備え
る小型で扁平に形成した。尚35は前記切換弁17を切換操
作するL字型を呈する切換レバー、36は該切換レバー35
に伴われて移動し該切換レバー35を切換位置に係止する
切換用ロック板を示し、切換用ロック板36には一端に切
換弁17を押圧する折曲片36bを有し、他端には切換レバ
ー35の押片35bと係合する折曲部36cを備えて成り、該切
換用ロック板36は、前記ピン24に軸支させて切換レバー
35の押片35bと重なり合って動くように設ける。
字状に屈曲し、その一側30a を枠体22に軸支させると共
に、その他側遊離端30b をばね42に引張されて該鉤部31
a内に進入するように設ける。尚このばね42は、ばね性
を有する金属線42aをその両端の一部が重なり合うごと
く環状に湾曲させると共に該金属線42aの両端を内方に
折曲げてロックピン30と係合する係止部42b,42bを備え
る小型で扁平に形成した。尚35は前記切換弁17を切換操
作するL字型を呈する切換レバー、36は該切換レバー35
に伴われて移動し該切換レバー35を切換位置に係止する
切換用ロック板を示し、切換用ロック板36には一端に切
換弁17を押圧する折曲片36bを有し、他端には切換レバ
ー35の押片35bと係合する折曲部36cを備えて成り、該切
換用ロック板36は、前記ピン24に軸支させて切換レバー
35の押片35bと重なり合って動くように設ける。
【0016】更に該切換用ロック板36には切換位置で前
記ロックピン30と同様の係止ピン37と係合する鉤部36a
を備える。該切換レバー35を切換位置側に揺動させると
き該折曲部36cに押片35bが当って該切換用ロック板36も
揺動し、切換位置で切換用ロック板36はその鉤部36aが
係止ピン37に係止され、これによって切換レバー35を切
換位置に保つ。
記ロックピン30と同様の係止ピン37と係合する鉤部36a
を備える。該切換レバー35を切換位置側に揺動させると
き該折曲部36cに押片35bが当って該切換用ロック板36も
揺動し、切換位置で切換用ロック板36はその鉤部36aが
係止ピン37に係止され、これによって切換レバー35を切
換位置に保つ。
【0017】そして該切換位置から元位置に該切換レバ
ー35をもどすとき、まず、押片35bで鉤部36aに係合する
係止ピン37を押し出し該鉤部36aから係止ピン37が押出
されると、該切換用ロック板36は、該切換レバー35に伴
われて元位置に復帰するようにした。
ー35をもどすとき、まず、押片35bで鉤部36aに係合する
係止ピン37を押し出し該鉤部36aから係止ピン37が押出
されると、該切換用ロック板36は、該切換レバー35に伴
われて元位置に復帰するようにした。
【0018】尚、38は該切換レバー35を元位置側に引張
る引張ばね、39は根部を枠体22に支持させその先端を前
記環片23と弁杆10aとの間に介在させて該点火操作レバ
ー1による弁杆10aの押圧を安定させるための板片、40
は切換レバー35を元位置に係止するためのストッパーを
示し、該切換レバー35の該ストッパー40と当接する位置
にはゴム材41を取付けて、当接時に生じる衝突音を柔げ
るようにした。尚前述のばね27並びに引張ばね38は、枠
体22又は切換レバー35にその中間を接触させて該ばね27
又は引張ばね38が振動するのを防ぐようにした。43は点
火操作レバー1が当接する枠体22上に設けたストッパー
を兼ねる衝突音吸収用のゴム材を示す。
る引張ばね、39は根部を枠体22に支持させその先端を前
記環片23と弁杆10aとの間に介在させて該点火操作レバ
ー1による弁杆10aの押圧を安定させるための板片、40
は切換レバー35を元位置に係止するためのストッパーを
示し、該切換レバー35の該ストッパー40と当接する位置
にはゴム材41を取付けて、当接時に生じる衝突音を柔げ
るようにした。尚前述のばね27並びに引張ばね38は、枠
体22又は切換レバー35にその中間を接触させて該ばね27
又は引張ばね38が振動するのを防ぐようにした。43は点
火操作レバー1が当接する枠体22上に設けたストッパー
を兼ねる衝突音吸収用のゴム材を示す。
【0019】次に本装置の点火動作を第9図に従って説
明する。
明する。
【0020】点火操作レバー1は第9図から明らかなご
とく始端位置Aから終端位置Cまで約60度の範囲に渡っ
て揺動するもので、今第9図aに示す始端位置にある点
火操作レバー1を押下げるとき、該点火操作レバー1
は、支点を兼ねるピン25が第1位置aを保ちつゝこれ
を中心に回動し、まず第9図b位置で点火用パイロット
弁10の弁杆10aを介して電磁安全弁9を開弁し始め、第
9図のc位置で点火用パイロット弁10を開き、第9図の
d位置で電磁安全弁9を押切った状態となり、第9図e
位置で主ガス弁16を前記した副レバー29に設けたカム面
29aによって押開いた状態に保つ。
とく始端位置Aから終端位置Cまで約60度の範囲に渡っ
て揺動するもので、今第9図aに示す始端位置にある点
火操作レバー1を押下げるとき、該点火操作レバー1
は、支点を兼ねるピン25が第1位置aを保ちつゝこれ
を中心に回動し、まず第9図b位置で点火用パイロット
弁10の弁杆10aを介して電磁安全弁9を開弁し始め、第
9図のc位置で点火用パイロット弁10を開き、第9図の
d位置で電磁安全弁9を押切った状態となり、第9図e
位置で主ガス弁16を前記した副レバー29に設けたカム面
29aによって押開いた状態に保つ。
【0021】即ち点火操作レバー1をその操作範囲の1/
4 程度押下げた所で点火用パイロットバーナ11と常火用
パイロットバーナ13及び少くとも常火用主ガスバーナ7
にガスが供給される。而して第9図fに示す中間位置B
を過ぎると前記支点を兼ねるピン25は円弧溝26に沿って
移動する。そしてこれに伴われて揺動する揺動レバー28
がハンマー4に係合し、ばね5を押縮めつゝハンマー4
を圧電素子3から遠ざける方向に押圧し、第9図gの位
置で該揺動レバー28とハンマー4との係合が解かれる。
このため該ハンマー4は圧電素子3を打撃し、電極に火
花を得て各バーナ11、13、7に着火させる。
4 程度押下げた所で点火用パイロットバーナ11と常火用
パイロットバーナ13及び少くとも常火用主ガスバーナ7
にガスが供給される。而して第9図fに示す中間位置B
を過ぎると前記支点を兼ねるピン25は円弧溝26に沿って
移動する。そしてこれに伴われて揺動する揺動レバー28
がハンマー4に係合し、ばね5を押縮めつゝハンマー4
を圧電素子3から遠ざける方向に押圧し、第9図gの位
置で該揺動レバー28とハンマー4との係合が解かれる。
このため該ハンマー4は圧電素子3を打撃し、電極に火
花を得て各バーナ11、13、7に着火させる。
【0022】そして第9図hに示す終端位置Cで該点火
操作レバー1の押下げを解くと、該点火操作レバー1は
始端位置A側にもどる中間でロック板31とロックピン30
とにより中間位置B(第9図iで示す位置)に係止され
る。このため該点火用パイロット弁10はその押圧を解か
れるためばね34に弾かれて閉弁位置に復帰するが、電磁
安全弁9は、前記熱電対12の起電力により開弁保持され
る。このため常火パイロットバーナ13と少くとも常火用
の主バーナ7とにはガスが供給し続けられて燃焼を持続
する。
操作レバー1の押下げを解くと、該点火操作レバー1は
始端位置A側にもどる中間でロック板31とロックピン30
とにより中間位置B(第9図iで示す位置)に係止され
る。このため該点火用パイロット弁10はその押圧を解か
れるためばね34に弾かれて閉弁位置に復帰するが、電磁
安全弁9は、前記熱電対12の起電力により開弁保持され
る。このため常火パイロットバーナ13と少くとも常火用
の主バーナ7とにはガスが供給し続けられて燃焼を持続
する。
【0023】しかし、該点火操作時に着火しないと熱電
対12に起電力を生ぜず従って電磁安全弁9が吸着保持さ
れることがないので該電磁安全弁9が閉じる。このため
全てのガスバーナ11、13、7へのガスの供給が断たれた
状態となる。
対12に起電力を生ぜず従って電磁安全弁9が吸着保持さ
れることがないので該電磁安全弁9が閉じる。このため
全てのガスバーナ11、13、7へのガスの供給が断たれた
状態となる。
【0024】このときは、中間位置Bから終端位置Cに
該点火操作レバー1を押下操作することで前述と同様に
点火用パイロット弁10と電磁安全弁9とを再び押圧開弁
すると共に該ハンマー4を圧電素子3に打付する点火動
作が行なわれる。このときの該点火操作レバー1の操作
は中間位置Bから終端位置Cまでの少ない操作範囲で良
くこのため操作性が良い。
該点火操作レバー1を押下操作することで前述と同様に
点火用パイロット弁10と電磁安全弁9とを再び押圧開弁
すると共に該ハンマー4を圧電素子3に打付する点火動
作が行なわれる。このときの該点火操作レバー1の操作
は中間位置Bから終端位置Cまでの少ない操作範囲で良
くこのため操作性が良い。
【0025】
【発明の効果】上記構成を備える操作レバー装置にあっ
ては、操作レバーが操作位置での仮係止を解かれて非操
作位置に復帰するとき、これを受止めるストッパーに突
当たるとき、引張ばねに生じる振動を、引張ばねの中間
と接触する部材との接触によって押さ得て、該振動に伴
なう不具合を解消出来る。
ては、操作レバーが操作位置での仮係止を解かれて非操
作位置に復帰するとき、これを受止めるストッパーに突
当たるとき、引張ばねに生じる振動を、引張ばねの中間
と接触する部材との接触によって押さ得て、該振動に伴
なう不具合を解消出来る。
【図1】 本発明実施の1例を示す平面図
【図2】 図1その右側面図
【図3】 図1のIIIーIII線截断面図
【図4】 図1のIVーIV線截断面図
【図5】 図2のV−V線截断面図
【図6】 図1の左側面図
【図7】 図1の分解斜面図
【図8】 操作レバー部の分解斜面図
【図9】 操作レバーの作動を説明する説明図
【図10】 使用状態を示す図
【図11】 図10の一部の拡大正面図
1 点火操作レバー 22 枠体
27 引張ばね 25 引張ばね 35 切換えレバー
40 ストッパー 43 ストッパー A 始端位置
B 中間位置
27 引張ばね 25 引張ばね 35 切換えレバー
40 ストッパー 43 ストッパー A 始端位置
B 中間位置
Claims (1)
- 【請求項1】 非操作位置である始端位置から操作位置
である中間位置に押操作され、且つ該操作位置に仮係止
される操作レバーを、該操作レバーと枠体との間に張設
した引張ばねで非操作位置側に引張させると共に、該非
操作位置に該操作レバーを受止めるストッパーを設けた
ものにおいて、該引張ばねの中間を枠体その他の部材に
接触させて成る操作レバー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33623993A JPH06323539A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 操作レバー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33623993A JPH06323539A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 操作レバー装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63213351A Division JP2657529B2 (ja) | 1988-08-27 | 1988-08-27 | 点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06323539A true JPH06323539A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=18297080
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33623993A Pending JPH06323539A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 操作レバー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06323539A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013113457A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Rinnai Corp | 火力調節装置 |
CN103175212A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-06-26 | 林内株式会社 | 火力调节装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577975U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-16 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33623993A patent/JPH06323539A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS577975U (ja) * | 1980-06-17 | 1982-01-16 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013113457A (ja) * | 2011-11-25 | 2013-06-10 | Rinnai Corp | 火力調節装置 |
CN103175212A (zh) * | 2011-12-21 | 2013-06-26 | 林内株式会社 | 火力调节装置 |
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