JPH06322638A - 複合布帛 - Google Patents

複合布帛

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JPH06322638A
JPH06322638A JP6096026A JP9602694A JPH06322638A JP H06322638 A JPH06322638 A JP H06322638A JP 6096026 A JP6096026 A JP 6096026A JP 9602694 A JP9602694 A JP 9602694A JP H06322638 A JPH06322638 A JP H06322638A
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fabric
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warp
yarn
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JP6096026A
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Corrado Barbera
バルベラ コルラド
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Barbera Carlo & C SpA
Carlo Barbera & Co SpA
KARURO BARUBERA E CO SpA
Original Assignee
Barbera Carlo & C SpA
Carlo Barbera & Co SpA
KARURO BARUBERA E CO SpA
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Publication date
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    • D03D1/0058Electromagnetic radiation resistant
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は複合布帛に関し、その外観及びモデ
リング特性をできうる限りにおいて確保しつつ、交番電
流の存在により惹起される電界に対する遮蔽特性を持つ
ことができるようにすることを目的とする。 【構成】 天然若しくは人造を問わず任意の種類の繊維
の単一若しくはそれ以上のプライ糸よりて任意の組織で
形成された布帛に所定の交互比で少なくとも部分的に炭
素フィラメントが混合された単一若しくはプライ糸が混
合され、炭素フィラメントは布帛中で矩形若しくは長方
形メッシュ類似の直交格子を形成し、50から1000 Hz の
周波数範囲の交番電流によって惹起される電界に対する
有効なシールドが構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複合布帛に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しよとする課題】複合布帛
であって任意の種類のかつ任意の番手の通常型の繊維よ
り成る1プライ(以下単一と称する)糸と、プライ糸と
から作られるものであり、単一糸とプライ糸とは縦糸及
び緯糸中で所定の交互比率でかつ直交した特定のパター
ンで交絡され、かつ単一糸及びプライ糸は少なくとも部
分的に炭素フィラメントと混合されているものがある。
ここに、“炭素フィラメント”とは1本若しくはそれ以
上の本数のストランドにて形成される炭素フィラメント
のことである。
【0003】この発明の目的はその外観及びモデリング
特性をできうる限りにおいて確保しつつ、交番電流の存
在により惹起される電界に対する遮蔽特性を持つことが
できるようにすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、この
問題を解決するために、少なくとも部分的に炭素フィラ
メントで混合された一つ若しくはそれ以上の単一若しく
はプライ糸を、縦糸及び緯糸中に、特定の必ずしも等し
くない比率で、直交網状パターンで、所定態様で挿入
し、かつ単一糸若しくはプライ糸は布帛の基礎繊維の単
一糸若しくはプライ糸間に挿入されている。
【0005】縦糸及び横糸方向にのみ配置され、従っ
て、1:1の交互比を有する炭素繊維フィラメントで作
られた衣料は米国における電力供給網における60Hzの
電界に対する遮蔽性有効試験を受けた。計測はNational
Institute of Standard and Technology (NIST)( 旧Na
tionalBurea of Standard) の研究所で行われた。衣料
サンプルをその一層のみを2枚の平行金属プレートで形
成された電界中に装着して行った計測値では電界は平均
的に30dBの計数で降下を示しており、また布帛を折り
畳んだ場合の電界は更に45%減少した。
【0006】同様の計測がイタリアのPublic Laborator
y で炭素繊維のみから作られた布帛についてTEM(Transv
erse Electromagnetic Mode)セルで実施された。ここ
で、同セルは試験材料の表面に直交してプレーン波電界
を形成せしめるものである。セルは無反響型のチャンバ
内に位置され、計測の精度に影響することがある反射を
除去するようになっており、50Hzで32dBの計数で電
界の減少の結果が得られ、この結果はNISTでの計測と完
全に一致が見られた。この計数は105Hz の周波数では
2.5 に減少され、106Hz の周波数では1.4 に減少さ
れ、一方、109 及び1011Hzといった高い周波数では
シールド効果は実際上はゼロであり、この後者の周波数
はマイクロ波のオーブンで存在するものである。
【0007】この種の布帛は、その炭素フィラメントは
軽量であり、かつ番手の大きい天然若しくは人造双方の
繊維からなる単一若しくはプライ糸と遜色のないフレキ
シビリティを有しており、外観、作業性及びコストの面
で日常衣料用として適している。ある比率で間隔をあけ
ることによって、炭素繊維の挿入が、基礎布帛中を占め
ている繊維の単一繊維若しくはプライ繊維と組み合せら
れ、混合エレメントを2本のうちの1本から100 本のう
ちの1本までの比例範囲内の適当な交互比で交絡させる
ことにより、任意の織り方の織物中に直交格子構造を形
成することができ、得られた布帛はオリジナルの布に対
してその外観及び風合の柔軟性が変ることがないもの。
製織時の織機や裁断時の問題は生ぜず、費用の増大は極
めて僅かであった。
【0008】この発明の布サンプルはイタリアの前記研
究機関(Public Laboratory) でシールド有効性の計測が
行われた。以下の結果はBatavia 織組織、即ち2−2の
斜紋組織の単一層布を使用して50Hzで行われた。特
に、布中に9本のうち1本に炭素フィラメントを混合し
たウール単一繊維(基礎布の8本のウール単繊維に1本
の炭素フィラメント)が挿入された。この場合、炭素フ
ィラメントで混合した糸は双方向に対称の直交格子即ち
矩形メッシュの編目を形成する。
【0009】試験設備で得られた電界の減少は次のよう
な値となっている。 サンプルがない場合の電界: E1 = 463 V/m サンプルの一層が存在する場合の電界: E2 = 2.8 V/m E1とE2との比: E1/E2 = 165.3 であり、これは計数で44.3 dB の減少に相当する。
【0010】次に、シールド有効性が誘電スタンド上に
置いて、50Hzで高圧電気配線の近くに開放して計測さ
れた。このスタンドは計測プローブをその内部に挿入せ
しめ、プローブは外部の電界から完全隔離することがで
きるようになっている。ブランク及び布のサンプルの電
界E'1 及びE'2 は: E'1 = 6000 V/m E'2 = 32 V/m E'1 とE'2 との比: E'1/E'2 = 187.5 であり、これは減少計数で45.4 dB に相当するものであ
る。
【0011】このデータはTEM セルを使用した試験設備
で実施されたシールド有効性の計測結果と一致する。電
界減少計数はその全体を炭素フィラメントにて作られた
布で得られたものと等しいかそれに優位をもっているこ
とがわかったが、これは布の内部に固定の格子若しくは
ネットワーク様の構造を作り上げる炭素繊維の直交網状
配置によってもたらされる。
【0012】この発明によれば、ネットのメッシュはそ
の側部が等しい必要はない。即ち、正方形でなく長方形
とし、その長片は縦糸方向若しくは緯糸方向のいずれに
配置してもよい。一つ若しくはそれ以上の炭素繊維と混
合される単一若しくはプライ糸の交互比は布の平方メー
トル当りの重量に応じて変化され、かくして、交互比
は、その布を形成する単一若しくはプライの糸の糸番手
に依存する。ここに、交互比は前述の通り2本のうち1
本から100 本のうち1本の範囲で変化する。
【0013】例示すると、250dTex に等しい2/80の番手
の2プライウール糸からなる布の交互比の好適範囲は3
本のうち1本から16本のうち1本の範囲にあり、一
方、133dTex に等しい2/150 の番手の場合は、交互比の
好適範囲は16本のうち1本から25本のうち1本から
変化し、好ましくは2本のうち1本から8本のうち1本
まで変化し;2/200 若しくは100dTex の糸番手の場合は
交互比は好ましくは20本のうち1本から40本のうち
1本まで変化し;2/300 若しくは66dTexの糸番手の場
合は交互比は好ましくは35本のうち1本から70本の
うち1本まで変化する。
【0014】以下この発明の複合布帛の実施例を説明す
るが、その開示内容はこの発明の原理の例示であって、
この実施例に限定の意図はないしかつ発明の範囲を限定
する意図もないことに留意されたい。
【0015】
【実施例】図1はウール若しくは他の任意の繊維の単一
糸若しくはプライ糸を平織組織にて構成される織物を概
略的に表しており、炭素フィラメントと混合されたウー
ル若しくは他の任意の繊維からなる単一糸若しくはプラ
イ糸から成る要素が対称的縦糸/緯糸直交網状パターン
にてかつ10本のうち1本の交互比でウール若しくは他
の任意の繊維より成る単一糸若しくはプライ糸の9本毎
に1本交絡されている。
【0016】図2はウール若しくは他の任意の繊維から
成る単一若しくはプライ糸を斜紋組織にて構成される複
合織物を概略的に表しており、炭素フィラメントと混合
されたウール若しくは他の任意の繊維からなる単一糸若
しくはプライ糸から成る要素が対称的縦糸/緯糸直交網
状パターンにてかつ12本のうち1本の交互比でウール
若しくは他の任意の繊維より成る単一糸若しくはプライ
糸の11本毎に1本交絡されている。
【0017】図3はウール若しくは他の任意の繊維から
成る単一若しくはプライ糸をBatavia 斜紋組織にて構成
される他の複合織物を概略的に表しており、炭素フィラ
メントと混合されたウール糸からなる単一若しくはプラ
イ糸から成る要素が対称的縦糸/緯糸直交網状パターン
にてかつ9本のうち1本の交互比でウール若しくは他の
任意の繊維より成る単一糸若しくはプライ糸の8本毎に
1本交絡されている。
【0018】図4は異なった種類の繊維から構成するこ
とができる単一若しくはプライ糸をBatavia 斜紋組織に
て構成される他の複合織物を概略的に表しており、炭素
フィラメントと混合されるこれも異なった種類の繊維よ
り成るエレメントが非対称的縦糸/緯糸直交網状パター
ンにて、即ち、縦糸が緯糸に対して異なった交互比で交
絡される。
【0019】これらの図に関して、基礎繊維のみで構成
される任意の織物の構成要素は縦糸においては点にて識
別され、緯糸においては小円で識別され、一方1本若し
くはそれ以上の炭素フィラメントと少なくとも一部が混
合されたものであるときは点及び/若しくは小円の上に
×印を付している。これらの図は布の表面の一つ、即
ち、目に見える縦糸若しくは緯糸エレメント、即ち、布
の右側を表している。
【0020】この発明の布はウール、木綿、麻、粗毛(k
emp)、レーヨン、テリレン、ナイロン等、及びその混合
物等の天然若しくは人造のいかような繊維からも構成す
ることができる。織物組織は、最も単純な平織から最も
複雑な組織、例えば、Batavia 斜紋や、斜紋、朱子組織
等のどのようなものでもよい。一般的には、基礎繊維の
種々の単一若しくはプライ糸、2プライ糸、3プライ糸
等はその本数及び太さはいかなるものでも良く、かつ炭
素フィラメントの数及び太さはいかようでも良いが、太
さは通常としては細いものでたかだか20から70dTex
の範囲で変化する。
【0021】図面において、縦糸は垂直に表され、緯糸
は水平に表される。図1はウールの単一糸を縦糸及び緯
糸として平織組織で構成したこの発明の布を例示してお
り、ここに各縦糸及び緯糸要素は繰り返し的にかつ交互
に緯糸及び縦糸要素に対して上下している。この織物に
対して縦糸であると、緯糸であると、炭素フィラメント
をプライしたウール単一糸から成る混合糸を10本のう
ち1本を循環交互比で、即ち、9本の純粋ウール単一糸
毎に上述の炭素繊維含有糸を交絡させることができる。
この場合各ウール単一糸は250dTex の番手を有し、一方
炭素フィラメントは27dTexの番手を有する。
【0022】布の基礎の単一若しくはプライの繊維の種
類及び番手や、織物組織のタイプや、炭素繊維と混合さ
れる交互比を変えることによって考えることができる多
くの変形のうちの一つの例が図2に示されている。この
例ではウール布は縦糸中の2/80プライ糸(250 dTex)と、
横糸中の同一数の単一糸とから作られ、かつ12本のう
ち1本の交互比で、縦糸及び緯糸中に対称パターンで、
斜紋組織をなしており、ここに緯糸は1本の縦糸の上に
次に2本の縦糸の下に配置され、これが繰り返される。
混合エレメントは緯糸中の30dTexの炭素フィラメント
とプライしたウール単一糸と、縦糸中の30dTexフィラ
メントとプライした2プライウール糸とを具備する。
【0023】図3は基礎繊維としてのウール糸からなり
Batavia 斜紋組織のこの発明の布を示しており、ここ
に、各縦糸と緯糸とは2本の充填及び縦糸エレメントの
上に次に下でなり、これが繰り返しされる。前述のよう
に、実験設備及びオープンで、電場に対するシールド有
効性について試験がされた同一の組織を有する布は、対
称直交網状パターンで、縦糸及び緯糸の双方において9
本のうち1本の交互比で、縦糸においては炭素フィラメ
ントとパイルされる2本のウール単一糸よりなる混合糸
を、緯糸においては炭素フィラメントとパイルされるウ
ール単一糸よりなる混合糸を交絡される。
【0024】図4は図3の例に既に示されるBatavia 斜
紋組織での2本の異なった種類の繊維のプライ糸から成
る布を示しており、直交編目状配置で、炭素フィラメン
トと混合したエレメントと、縦糸中では12本のうち1
本、緯糸中では16本のうち1本、即ち、縦糸中では2
本の異なった繊維のプライ糸の11本毎に1本、緯糸中
では15本のプライ糸毎に1本の交互比で、交絡されて
いる。
【0025】布の基礎的なエレメントは2プライ糸であ
り、その1本はウールの単一糸で他はテリレン糸であ
る。混合エレメントはウール単一糸とプライされた27
dTexの炭素フィラメントを含有し、このウール単一糸は
テリレン単一糸とプライされている。炭素フィラメント
と混合されたプライ糸により形成されるグリッドの直交
パターンは、この場合は、矩形メッシュを構成し、以前
の実施例における矩形メッシュの場合と比較して縦糸方
向における側面がより大きくなる。
【0026】これらの図で示された布において、各単一
基礎繊維はウールの場合は60dTexから250dTex であ
り、一方、2若しくはより多くのプライ糸の場合は糸番
手は150 から700dTex まで変化され、即ち、布の基礎繊
維(単数及び複数)の単一若しくはパイル糸に混合され
る炭素フィラメントは20から40dTexまで変化する。
既に述べたように炭素繊維と混合された単一若しくはプ
ライ繊維の交互比は2本のちう1本から100 本のうち1
本の範囲、好ましくは3本のちう1本から70本のうち
1本の範囲で変化される。
【0027】本発明は一般的には基礎繊維がウール以外
の、任意の天然繊維、人造繊維から作られる布にも、更
には、任意の種類の単一の均質な繊維からなる布だけで
なく、二つ若しくはそれ以上の異なったタイプの各組み
合せからなる種々の組織の基礎繊維の布にも適用され
る。この発明によれば特に50から1,000Hz の周波数範
囲の任意のソースにより発生される電場に対するシール
ド効果について驚異的な特性を得ることができ、生体学
的に好適な布とすることができる。
【0028】以上この発明を好ましい実施例について説
明したが、当業者によればこの発明の範囲及び趣旨を逸
脱することなく、パターンや、織布組織や、他の細かい
事項に変更を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施例における布の組織
図である。
【図2】図2はこの発明の第2実施例における布の組織
図である。
【図3】図3はこの発明の第1実施例における布の組織
図である。
【図4】図4はこの発明の第2実施例における布の組織
図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既成物品、特に、衣料物品製造用の複合
    布帛であって、その織成パターンで交絡された縦糸と緯
    糸とを具備し、該糸は天然若しくは人造を問わず任意の
    種類の繊維にて作られる単一糸若しくは2若しくはそれ
    以上のプライの糸より成る複合布帛において、基礎布帛
    の縦糸及び緯糸は予め定めた交互の比率で交絡された単
    一糸若しくはプライ糸であり、該糸は少なくとも部分的
    に炭素繊維と混合されていて、該炭素繊維は布帛内にお
    いてネットワーク様の直交格子状をなしており、交番電
    流によって特に50から1,000Hz の周波数範囲において
    惹起される電界に対するシールドを構成していることを
    特徴とする複合布帛。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の発明において、少なく
    とも部分的に炭素フィラメントと混合された前記単一若
    しくはプライの糸が、布帛の縦糸及び緯糸において2本
    のうちの1本から100 本のうちの1本までの交互の比
    率、好ましくは3本のうちの1本から70本のうちの1
    本までので交絡されており、即ち、単一若しくはプライ
    糸が炭素フィラメントに、布帛を形成する基礎繊維の単
    一若しくはプライ糸の1本に対して1本から99本に対
    して1本、好ましくは、2本に1本から69本に1本で
    混合されることを特徴とする複合布帛。
  3. 【請求項3】 請求項1若しくは2に記載の発明におい
    て、炭素フィラメントはその番手が20から70dTexの
    範囲、好ましくは20から40dTexの範囲にあることを
    特徴とする複合布帛。
  4. 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の発明
    において、少なくとも部分的に炭素フィラメントと混合
    される前記単一若しくはプライ糸は基礎布帛の縦糸及び
    緯糸と同一である交互の比率で交絡されていることを特
    徴とする複合布帛。
  5. 【請求項5】 請求項1から3のいずれかに記載の発明
    において、少なくとも部分的に炭素フィラメントと混合
    される前記単一若しくはプライ糸は基礎布帛の縦糸及び
    緯糸と異なった交互の比率で交絡されていることを特徴
    とする複合布帛。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の発明
    において、前記基礎布帛は天然若しくは人造を問わず単
    一若しくは均質なプライ糸より形成されるか、縦糸及び
    緯糸の双方における異なった種類の繊維の2若しくはそ
    れ以上のプライの糸にて作られ、この単一若しくはプラ
    イ糸に対して、炭素繊維フィラメントと混合される単一
    若しくはプライ糸が交絡されることを特徴とする複合布
    帛。
  7. 【請求項7】 請求項1若しくは5のいずれかに記載の
    発明において、基礎のウール布帛の場合は、ウール単一
    繊維はの番手が60から250dTex の範囲であり、ウール
    プライ糸はその番手が150 から700dTex の範囲にあるこ
    とを特徴とする複合布帛。
JP6096026A 1993-05-10 1994-05-10 複合布帛 Pending JPH06322638A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
IT93A000939 1993-05-10
IT93MI000939A IT1264402B1 (it) 1993-05-10 1993-05-10 Tessuto composito formato da filati semplici o filati ritorti di fibre tessili convenzionali intercalati a guisa di reticolo da filati

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6096026A Pending JPH06322638A (ja) 1993-05-10 1994-05-10 複合布帛

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EP (1) EP0624669B1 (ja)
JP (1) JPH06322638A (ja)
DE (1) DE69403274T2 (ja)
ES (1) ES2103515T3 (ja)
IL (1) IL105186A0 (ja)
IT (1) IT1264402B1 (ja)

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