JPH0632178Y2 - 撹拌混合装置 - Google Patents

撹拌混合装置

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JPH0632178Y2
JPH0632178Y2 JP1988119797U JP11979788U JPH0632178Y2 JP H0632178 Y2 JPH0632178 Y2 JP H0632178Y2 JP 1988119797 U JP1988119797 U JP 1988119797U JP 11979788 U JP11979788 U JP 11979788U JP H0632178 Y2 JPH0632178 Y2 JP H0632178Y2
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JP
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stirring
container
box
shaft
slider
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勲 関口
信男 八木
治 深海
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協和精工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は例えば粉体を攪拌混合させて粉体を造粒する場
合等に用いる攪拌混合装置に関する。
(従来の技術その解決すべき課題) 医薬、食品、飼料、製鉄、化成肥料、農薬、触媒等の諸
分野では、それぞれ特有の機能をもった造粒物が要求さ
れている。そのような造粒物を製造するには、粉体と適
当なバインダーとを混合させることによって、適当な硬
さを有する造粒物を凝集造粒させている。造粒方式の1
つのタイプとして、自足造粒方式がある。この方式は、
粉体相互の凝集を達成するために液体バインダーが用い
られており、転動造粒法、流動層造粒法、攪拌造粒法に
分類される。更に、攪拌造粒法としては、粉体と液体バ
インダーとを混練し、フロック状の粉体凝集物を出口の
解砕機構によってほぐすようにしたバグミル式、粉体と
液体バインダーを高速で攪拌混合して細粒状の凝集造粒
物を得るようにしたヘンシル式、及び回転容器内の粉体
に液体バインダーを添加しつつ、回転混合羽根によって
攪拌して凝縮造粒を行なうアイリッヒ式がある。これら
の造粒方式は、造粒物の用途に応じて適宜選択されてい
る。
何れのタイプの造粒方式にあっても、粉体とバインダー
とが理想状態で均一に分散されていることが望ましく、
しかもその作業が迅速かつ円滑に達成され得ることが望
ましい。
そこで、本考案は粉体等の固定同志或いは固体と液体同
志等を攪拌混合物として、造粒物を製造する際にこれら
を均一に高能率で攪拌し得るようにすることを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案は、円弧状内面を有し
上部が開口された容器内に水平方向に延びる回転軸を設
け、前記回転軸に当該回転軸の径方向に突出した複数の
攪拌ピンを所定の間隔を置いて取付け、前記容器の開口
部に前記回転軸と平行な方向に往復移動するスライダー
を備え、当該スライダーの往復移動により前記回転軸の
表面に沿って移動すると共に前記攪拌ピンの両側に対し
て擦れ違い移動し、先端が前記円弧状内面近傍にまで達
するスクレーパーを前記スライダーに固着し、当該スク
レーパーを前記攪拌ピンとの干渉を避けながら往復動さ
せる同期手段を介して、前記回転軸を駆動する駆動源に
前記スライダーを連結してなる造粒機能を有する攪拌混
合装置である。
(作用) 容器内に挿入された攪拌混合物は、前記攪拌ピンによっ
て容器内に円周方向に回転されると共に、回転軸の軸方
向に往復動するスクレーパーによって攪拌混合物は軸方
向にも移動することになる。これにより、軸方向に拡散
混合がなされると共に、円周方向には移動混合がなさ
れ、充分に均一な攪拌混合物の混練が達成される。更
に、攪拌ピンとこれに干渉しないように移動するスクレ
ーパーとの相互作用によって、攪拌混合物が相互に必要
以上に凝集されなくなることから塊状となることが防止
される。しかも、攪拌ピンの両側、スクレーパーおよび
回転軸に攪拌混合物が付着することもこれらの相互作用
によって防止されることから、造粒する際より効率の高
い攪拌混合作用が得られる。
(実施例) 図示しない基台10には第1図に示されるように、支持
部材11a、11bが立設され、これらの支持部材11
に固定された2つのブラケット12、13には水平方向
に延びる駆動軸14が回転自在に支持されている。第1
図に示すように、2つの半円形状部15、16、直線部
17、18を有する内壁19と、この内壁19に対して
隙間を隔てて一体となった外壁20と、これらの内外壁
19、20の上端に一体となった天板21、22と、第
2図に示すようにこれらの内外壁19、20の両端部に
一体となった端板23、24とにより容器25が形成さ
れている。前記端板23、24の上端面は前記それぞれ
の天板21、22の上面と同一面となっている。このよ
うにして形成された容器25内に、攪拌混合物が収容さ
れるようになっており、この容器25は前記駆動軸14
を中心として第1図において実戦で示す水平位置から、
想像線で示す垂直位置までの薬90°の範囲に亙り揺動
自在となっている。
前記内外壁19、20の間の隙間により形成されるジャ
ケット用の空間26内には、加熱流体が循環するように
なっており、この流体を加熱源として容器内の攪拌混合
物を加熱し得るようになっている。
前記駆動軸14に対して平行状態となった従動軸27が
容器25に回転自在に取付けられており、前記駆動軸1
4には、第3図に示すように、これの中心に対して円周
方向に同一の位相で軸方向に所定の間隔を置いてフィン
ガーないしパドルとも言われる攪拌ピン30aが多数固
定され、更にこれらの攪拌ピン30aに対して180°
の位相をなすと共に前記攪拌ピン30a相互間の軸方向
中間の位置に、同様の攪拌ピン30bが多数固定されて
いる。更に前記従動軸27にも同様に前記攪拌ピン30
aにそれぞれ対応させて攪拌ピン31aが多数固定され
ると共に、前記攪拌ピン30bにそれぞれ対応させて攪
拌ピン31bが多数固定されている。
前記駆動軸14は第5図に示されるように、前記基台1
0に固定された駆動源としてのモータ32によって回転
駆動されるようになっており、この駆動軸14の回転を
同期させて従動軸27に伝達するために、駆動軸14に
固着された駆動側歯車33には、従動軸27に固定され
た従動側歯車34が噛合っている。したがって、それぞ
れの歯車33、34が逆方向に回転するので、モータ3
2を作動させると、それぞれの攪拌ピン30a、30b
が駆動軸14によりこれを中心に回転すると共に、これ
らの回転角度と対称的な位相をもった回転角度を維持し
つつ、攪拌ピン31a、31bが従動軸27によってこ
れを中心に、前記攪拌ピン30a、30bと逆の方向に
回転することになる。そして、それぞれの回転方向は、
第1図において矢印で示す方向となっているので、容器
内の攪拌混合物は、それぞれ隣の半円形状部内に押し込
まれることになり、十分な攪拌が達成されることにな
る。
前記容器25の上には、この容器25の上端に形成され
た開口部を介して容器25の内部と連通する攪拌ボック
ス37が位置しており、この攪拌ボックス37は前記容
器25に密着状態となっている。この攪拌ボックス37
の両端部には、第2図に示すように、それぞれ密閉状態
となった補助ボックス38とクラッチボックス39と
が、一体に固定されている。
尚、クラッチボックス39の下方にはモータ32を含め
て図示しない制御ボックスが取付けられることになる。
このように前記容器25を中心にこれに一体となった補
助ボックス38とクラッチボックス39は、第1図、第
4図及び第5図に示されるように、前記基台10に固定
された支柱40に案内されて上下動自在となっている。
これらを上昇させた状態とすると、攪拌ボックス37と
容器25との密着が解かれて第1図において仮想線で示
すように、攪拌ボックス37等を回動させることができ
る。尚、前記支柱40は複数本、例えば2本有してお
り、それぞれの支柱40に摺動自在に金具40aが嵌合
し、この金具40aは補助ボックス38、クラッチボッ
クス39、及び攪拌ボックス37の何れかに取付けられ
ている。この金具40aにはねじ部材40bが取付けら
れており、このねじ部材40bを締付けることによっ
て、攪拌ボックス37等が固定される。
前記補助ボックス38と攪拌ボックス37とを区画する
隔壁41から、前記攪拌ボックス37と前記クラッチボ
ックス39を区画する隔壁42にまで達する2本の相互
に平行なガイドロッド43、44が、第1図、第2図及
び第4図に示すように、これらの隔壁41、42に取付
けられている。それぞれのガイドロッド43、44には
スライダー45、46が軸方向摺動自在に装着されてお
り、それぞれのスライダー45、46には、これらから
下方に向けて垂下する棒状のスクレーパー47、48
が、それぞれの下端面が容器25の内壁近傍にまで達す
るようにして取付けられている。
これらのスクレーパー47、48を前記それぞれの攪拌
ピン30a、30b、31a、31bとの干渉を避けな
がら攪拌ピンの両側を通過させると共に、対応する回転
軸に沿って相互に逆方向に往復移動させるために、前記
補助ボックス38とクラッチボックス39内にはスプロ
ケット49、50が回転自在に取付けられ、これらのス
プロケット49、50に掛け渡されたチェーン51は、
前記それぞれのスライダー45、46に設けられた止め
具52によりスライダー45、46に連結されている。
前記駆動軸14を回転するためのモータ32を、前記ス
クレーパー47、48の往復移動のための駆動源として
も利用しており、第5図に示されるように、前記モータ
32によりチェーン53を介して駆動されるスプロケッ
ト54が支持板55により回転自在に装着された駆動軸
56に固着されており、前記支持板55は更に他の支持
部材11cに取付けられている。また、この駆動軸56
に固定された歯車59と噛合うアイドル歯車57が支持
板55に取付けられ、このアイドル歯車57に歯車58
が噛合うようになっている。この歯車58の一方向の回
転を前記それぞれのスプロケット49、50の往復回転
運動に変換するために、クラッチボックス39内にはク
ラッチ機構が組込まれている。
このクラッチ機構の詳細は第2図及び第4図に示されて
いる。前記クラッチボックス39内に上下方向を向き回
転自在に取付けられた支持軸60には、前記スプロケッ
ト50が固定されており、この支持軸60には傘歯車6
1が取付けられている。この傘歯車61と噛合う傘歯車
62が固定された第1クラッチ軸63がクラッチボック
ス39内に回転自在に取付けられている。この第1クラ
ッチボックス軸63には歯車64が一体に取付けられて
おり、この歯車64と噛合う歯車65が、前記第1クラ
ッチ軸63に対して平行となって前記クラッチボックス
39内に回転自在に装着された第2クラッチ軸66に回
転自在に装着されている。この第2クラッチ軸66はそ
の端部がクラッチボックス39から外部に突出してお
り、この突出した部分には、前記歯車58が固着されて
いる。
第1クラッチ軸63には第2図に示すように軸受67を
介して回転自在にスプロケット68が設けられ、第2ク
ラッチ軸66には他のスプロケット69が固着されて、
これらのスプロケット68、69にはチェーン70が掛
け渡されている。
第1クラッチ軸63には前記スプロケット68と前記第
1クラッチ軸63とを連結状態にしたり、連結を解くた
めの第1クラッチ71が設けられ、第2クラッチ軸66
には、前記歯車65と前記スプロケット69とを連結状
態にしたり、連結を解くための第2クラッチ72が設け
られている。しかたがって、歯車58が第5図において
時計方向に回転している場合に、第1クラッチ軸63を
連結状態とし第2クラッチ軸64の連結を解くと、傘歯
車62が時計方向に回転する。一方、同方向に歯車58
が回転している場合に、第1クラッチ軸63を解き、第
2クラッチ軸66を連結状態にすると、傘歯車62が反
時計方向に回転する。2つのスライダー45、46の一
方、或いは2つのスクレーパー47、48の一方の往復
動端を検知するためにリミットスイッチLS1,LS2
等のセンサーが設けられており、これらの往復動端を検
知することによって、前記それぞれのクラッチ71、7
2の切換えが自動的に行なわれ、連続的に歯車58を回
転させても、スクレーパー47、48は順次往復動する
ことになる。尚、歯車58等の回転部材を含めてそれぞ
れのボックスを図示しないカバーで覆うようにし、作業
車の安全を図るようにすることが望ましい。
第3図に示すように、モータ32に連結された駆動軸5
6と駆動軸14との間にはトルクメータ73が組込まれ
ている。このトルクメータ73は攪拌ピンに加わる負荷
を検知して攪拌混合物の攪拌状態を検知するためのもの
であり、軸の歪みによって変形し抵抗値の変化から負荷
が測定するストレインゲージによって構成されている。
前記補助ボックス38にはパイプ74が取付けられ、隔
壁41に形成されたチェーン51通過用の孔75を介し
て容器25内を負圧状態にしたり、加圧状態にすること
ができるようになっている。
また、前記攪拌ボックス37には透明部材からなる蓋7
8がヒンジ77の部分を中心に回転自在となっている。
上述した構造の本考案の攪拌混合装置を用いて、穀物
粉、医薬、肥料、鉱石、金属、石炭、プラスチック等の
粉体と所定のバインダーとを攪拌混合させる場合の手順
について説明する。
まず、容器25を第1図で実線で示す姿勢に設定した状
態で前記粉体バインダーとからなる攪拌混合物を容器2
5内に投入する。このときには、容器25を第1図にお
いて実線で示すように水平状態にするために、支柱40
に沿って補助ボックス38、攪拌ボックス37、及びク
ラッチボックス39を下降して、攪拌ボックス37の下
面に容器25の天板21、22を接触させる。これによ
り、歯車58はアイドル歯車57を噛合うことになる。
また、攪拌ボックス37と容器25は第2図に示される
シール材78により密閉される。このシール材として
は、Oリングが用いられているが、板状のものを用いて
も良い。そして、容器25の天板21を基台10に立設
された支柱79に金具80、及びねじ部品81を介して
固定する。攪拌混合物の種類によっては、容器25内を
減圧状態とする必要があれば、蓋76を用いて攪拌ボッ
クス37の上部をパッチン錠等の止め金具82で閉じ、
パイプ74に負圧源を接続して容器25内を所定の圧力
に設定することになる。加圧状態とする場合にも減圧状
態とする場合と同様であり、窒素ガス等の不活性雰囲気
内で攪拌混合する場合も同様である。また、攪拌混合物
を所定の温度に加熱する必要があれば、ジャケット用の
空間26内に、加熱空気や熱湯ないし加熱油等の加熱流
体を循環させるようにする。
攪拌混合物を攪拌するには、モータ32を起動させる。
これにより、チェーン53を介して駆動軸56が回転す
ることによって、駆動軸14と従動軸27とが回転して
攪拌ピン30a、30b、31a、31bが回転すると
共に、駆動軸56の回転がアイドル歯車57、歯車58
を介してスプロケット50に伝達されるので、攪拌ピン
の回転と同期してスクレーパー47、48が容器25内
での移動を開始する。このときには、それぞれのスクレ
ーパー47、48は、対応する回転軸に沿って移動する
と共に、前記それぞれの攪拌ピンとの干渉を避けるよう
に移動して、対応する攪拌ピンの両側に対してそれぞれ
擦れ違い、往復動端ではクラッチ71、72の切換え作
動によって往復移動することになる。
このようにすると、攪拌ピンの両側およびスクレーパー
への攪拌混合物の付着を防止することができ、さらに回
転軸への攪拌混合物の付着をも防止できる。したがっ
て、造粒の際に、均一な攪拌混合を行うことができる。
またこのようにして所定の時間攪拌操作を行なうと、そ
れぞれの攪拌ピンに加わる負荷が混合度に応じて変化す
ることになるので、この負荷をトルクメータ73によっ
て検知するようにすれば、混合状態を外部から知ること
ができる。また、内部の様子は透明の蓋76を通して目
視することができる。攪拌混合物が所定の均一度で攪拌
されたならば、ねじ部品81を外して天板21と金具8
0とを分離し、攪拌ボックス37を支柱40に沿って上
昇させれば、容器25を回動することによって、この内
の攪拌混合物を外部に排出し、次の工程に送り出するこ
とができる。ただし、支柱79を用いることなく、第5
図に示すように、ねじ部品81を用いて攪拌ボックス3
9を天板21に直接締結するようにしても良い。
尚、前記図示実施例にあっては、駆動軸14と従動軸2
7との2本の回転軸に攪拌ピンを設けるようにしたが、
1本の回転軸としたり3本以上の回転軸とするようにし
ても良い。また、図示実施例では、容器25を回動させ
る際にこれとスクレーパー47、48との干渉を避ける
べく、攪拌ボックス37を補助ボックス38やクラッチ
ボックス39と共に上下動させるようにしたが、容器2
5を上下動するようにしても良い。また、容器25を回
動する際に、スクレーパー47,48を外すようにすれ
ば、攪拌ボックス37を上下動することなく、金具81
の反対側の部分を中心を回転することによっても、攪拌
混合物を排出することも可能である。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、円弧状内面を有し上部が
開口された容器内に水平方向に延びる回転軸を設け、前
記回転軸に当該回転軸の径方向に突出した複数の攪拌ピ
ンを所定の間隔を置いて取付け、前記容器の開口部に前
記回転軸と平行な方向に往復移動するスライダーを備
え、当該スライダーの往復移動により前記回転軸の表面
に沿って移動すると共に前記攪拌ピンの両側に対して擦
れ違い移動し、先端が前記円弧状内面近傍にまで達する
スクレーパーを前記スライダーに固着し、当該スクレー
パーを前記攪拌ピンとの干渉を避けながら往復動させる
同期手段を介して、前記回転軸を駆動する駆動源に前記
スライダーを連結したので、造粒を行う際、容器内に挿
入された攪拌混合物は、前記攪拌ピンによって容器内に
円周方向に回転されると共に、回転軸の軸方向に往復動
するスクレーパーによって攪拌混合物は軸方向にも移動
することになる。これにより、軸方向に移動混合がなさ
れると共に、円周方向には攪拌混合がなされ、充分に均
一な攪拌混合物の混練が達成されることとなった。
そして、スクレーパーを回転軸の表面に沿って移動させ
ることにより、回転軸への攪拌混合物の付着を防止で
き、またスクレーパーを攪拌ピンとの干渉を避けながら
往復動させ、攪拌ピンの両端を擦れ違うように移動させ
たため、攪拌ピンの両側への攪拌混合物の付着を防止で
きることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る攪拌混合装置を示す断
面図、第2図は第1図におけるII−II線に沿う断面図、
第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図は第
2図のIV−IV線に沿う断面図、第5図は第2図における
V−V線方向の矢視図である。 14……駆動軸、19……内壁、20……外壁、25…
…容器、27……従動軸、30a、30b、31a、3
1b……攪拌ピン、32……駆動源、45、46……ス
ライダー、47、48……スクレーパー、71、72…
…クラッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】円弧状内面を有し上部が開口された容器内
    に水平方向に延びる回転軸を設け、前記回転軸に当該回
    転軸の径方向に突出した複数の攪拌ピンを所定の間隔を
    置いて取付け、前記容器の開口部に前記回転軸と平行な
    方向に往復移動するスライダーを備え、当該スライダー
    の往復移動により前記回転軸の表面に沿って移動すると
    共に前記攪拌ピンの両側に対して擦れ違い移動し、先端
    が前記円弧状内面近傍にまで達するスクレーパーを前記
    スライダーに固着し、当該スクレーパーを前記攪拌ピン
    との干渉を避けながら往復動させる同期手段を介して、
    前記回転軸を駆動する駆動源に前記スライダーを連結し
    てなる造粒機能を有する攪拌混合装置。
JP1988119797U 1988-09-14 1988-09-14 撹拌混合装置 Expired - Lifetime JPH0632178Y2 (ja)

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