JPH0632177Y2 - 気体混合容器 - Google Patents

気体混合容器

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JPH0632177Y2
JPH0632177Y2 JP1988122093U JP12209388U JPH0632177Y2 JP H0632177 Y2 JPH0632177 Y2 JP H0632177Y2 JP 1988122093 U JP1988122093 U JP 1988122093U JP 12209388 U JP12209388 U JP 12209388U JP H0632177 Y2 JPH0632177 Y2 JP H0632177Y2
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mixing container
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哲也 三谷
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  • Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数種類の気体を混合するための容器に関
し、例えば半導体製造工程の気相成長法で使用する混合
ガスを作るのに適した気体混合容器に関する。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来、２種類以上の成分気体からなる混合気体を作るに
は、第３図に示したような円筒形状の容器１０に各成分
気体を注入して栓をし、この容器１０を、第４図に示し
たようなモータ２０で回転するローラ台３０に載置して
容器１０を回転させるようにしている。
しかしながら、上記のような従来の容器１０によれば、
注入した気体と容器１０の内壁との摩擦によって気体を
攪拌するようにしているため、成分気体を均一に混合す
るためには、かなりの時間を要していた。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
上記の課題を解決するためになした本考案の気体混合容
器は、内部に注入された複数種類の気体を混合するため
に対称軸を回転軸として回転される円筒形状の気体混合
容器であって、容器の内壁に前記回転軸に対して傾斜し
たフィンが形成され、該フィンが上記回転軸の軸方向に
略等分された２つの領域間で互いに反対方向に傾斜して
いることを特徴とする。
そして、容器内の気体をフィンによって攪拌するととも
に、互いに反対方向に傾斜したフィンの傾斜によって、
気体が容器内で回転軸方向で反対側に移動するようにし
た。
なお、容器の回転円周方向に複数の傾斜したフィンを形
成し、隣合うフィンの回転円周方向で対向する部分の幅
が互いに異なるように、該フィンを凹凸形状にすると、
隣合うフィンの凹凸によって容器内の気体の攪拌をさら
に助長することができる。
〔実施例〕
第１図および第２図はそれぞれ本考案の第１および第２
の実施例を示す図であり、各図は容器内部とともに断面
を示してある。
第１図のものは、容器２の内壁に、回転軸Ｏに対して傾
斜した複数のフィン２１を形成し、このフィン２１によ
って気体を攪拌するようにしている。この傾斜したフィ
ン２１は容器の上下半分づつで互いに反対方向に傾斜し
ており、容器２が例えば第４図に矢印で示した方向に回
転されると、注入した気体は第１図に矢印で示したよう
にフィン２１に沿って容器２の真中に移動する傾向にな
り、その際に攪拌が助長される。したがって、第１の実
施例のものより攪拌効率が高くなる。
第２図のものは、上記のような傾斜した複数のフィン３
１を内壁に形成するとともに、このフィン３１の形状を
それぞれ凹凸形状にし、例えばフィン３１１の凹部３１
ａ１とフィン３１２の凸部３１ｂ２のように、隣合うフ
ィンの容器の回転円周方向Ｌで対向する部分の幅が互い
に異なるようになっている。
このように、フィン３１は回転軸Ｏに対して傾斜してい
るとともに凹凸形状にされ、凹部と凸部が互い違いにな
っているため、容器３内で気体の乱流が発生しやすく、
攪拌効率がさらに高められる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案の気体混合容器によれば、円
筒形状の容器の内壁に容器の回転軸に対して傾斜したフ
ィンを形成するとともに、該フィンを回転軸の軸方向に
略等分された２つの領域間で互いに反対方向に傾斜さ
せ、容器内の気体をフィンによって攪拌するとともに、
互いに反対方向に傾斜したフィンの傾斜によって、気体
が容器内で回転軸方向で反対側に移動するようにしたの
で、複数種類の成分からなる混合気体を作る際に、短時
間で均一に混合することができ、混合効率が高まる。
なお、第２の実施例によれば、容器の回転円周方向に複
数の傾斜したフィンを形成し、隣合うフィンの回転円周
方向で対向する部分の幅が互いに異なるように、該フィ
ンを凹凸形状にするようにしたので、隣合うフィンの凹
凸によって容器内の気体の攪拌をさらに助長することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本考案の第１の実施例を示す図、 第２図は本考案の第２の実施例を示す図、 第３図は従来の容器を示す図、 第４図は本考案に係わる容器による混合の方法を示す図
である。 ２，３……容器、２１，３１……フィン、３１ａ……凹
部、３１ｂ……凸部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】内部に注入された複数種類の気体を混合す
    るために対称軸を回転軸として回転される円筒形状の気
    体混合容器であって、 容器の内壁に前記回転軸に対して傾斜したフィンが形成
    され、該フィンが上記回転軸の軸方向に略等分された２
    つの領域間で互いに反対方向に傾斜していることを特徴
    とする気体混合容器。
  2. 【請求項２】容器の回転円周方向に複数の前記傾斜した
    フィンを有し、隣合うフィンの回転円周方向で対向する
    部分の幅が互いに異なるように、該フィンを凹凸形状に
    してなることを特徴とする請求項１記載の気体混合容
    器。
JP1988122093U 1988-09-20 1988-09-20 気体混合容器 Expired - Fee Related JPH0632177Y2 (ja)

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JPH07204100A (ja) * 1994-01-18 1995-08-08 Kubota Corp 加熱調理器
JP5228271B2 (ja) * 2005-11-11 2013-07-03 トヨタ自動車株式会社 燃料電池システム

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JPH0245134U (ja) 1990-03-28

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