JPH06320033A - ロッドミル - Google Patents

ロッドミル

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JPH06320033A
JPH06320033A JP14013093A JP14013093A JPH06320033A JP H06320033 A JPH06320033 A JP H06320033A JP 14013093 A JP14013093 A JP 14013093A JP 14013093 A JP14013093 A JP 14013093A JP H06320033 A JPH06320033 A JP H06320033A
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shell body
truncated cone
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rod mill
shell
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シェル本体の供給側の懐を深くして適切な粒
度に砕石できるロッドミルを提供することを目的とす
る。 【構成】 ロッドミルにおけるシェル本体3を一方の側
を円筒形状に、他方の側を端部に近いほど小径の円錐台
形状に形成した中空筒体でなる構成とし、シェル本体3
内のライナ71とロッド31との間にある程度の隙間が
できて、シェル本体3内供給口側の下部の懐を深くする
ことにより、供給口32から供給された原石G1が適度
の粒度に砕石されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、任意の原石をシェル本
体内に収納した所定数のロッドで粉砕するロッドミルに
係わり、中空筒体のシェル本体の供給側部分の任意長を
円筒形状に形成し、さらに、円錐台形状を延設すること
により、シェル本体の供給側の懐を深くして適度の粒度
に砕石できるロッドミルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロッドミルにおけるシェル本体の
構造は、本願発明者が既に提案した実願平1−2355
2に示したように、排出側ほど小径の円錐台形状の中空
筒体で形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、シェル本体内
部に収納されたロッドが該シェル本体の回転により転動
落下して原石を粉砕する際に、シェル本体において該ロ
ッドとシェル本体の間隙が一様となって供給側の懐が浅
いために、砕石の粒度がやや細かくなりすぎて適切な粒
度に砕石しにくいなどの問題を生じていることが分かっ
た。そこで、本発明は、該シェル本体の供給側の懐を深
くして適切な粒度に砕石できるロッドミルを提供するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、第一
に、ロッドミルにおいて、一方の側を円筒形状に、他方
の側を端部に近いほど小径の円錐台形状に形成した中空
筒体でなるシェル本体と、該シェル本体の円筒形状側の
側面に設けた供給口と、該シェル本体の円錐台形状側の
側面に設けた排出口と、該シェル本体、供給口および排
出口の内側に付設したライナと、該シェル本体の外周に
周設した一対の外輪体と、該外輪体を介してシェル本体
を回動させる駆動装置を有することを特徴とするもので
ある。第二に、上記第一の構成において、シェル本体の
円筒形状部分および円錐台形状部分の内側にライナを連
続して付設したことを特徴とするものである。さらに、
第三には、上記第一の構成において、シェル本体の円筒
形状部分および円錐台形状部分の内側にライナを分離し
て付設したことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】本発明においては、一方の側を円筒形状に、他
方の側を端部に近いほど小径の円錐台形状に形成した中
空筒体でなるシェル本体と、該シェル本体の円筒形状の
側面に設けた供給口と、該シェル本体の円錐台形状の側
面に設けた排出口と、該シェル本体、供給口および排出
口の内側に付設したライナと、該シェル本体の外周に配
設した一対の外輪体と、該外輪体を介してシェル本体を
回動させる駆動装置を有する構成とすることにより、該
シェル本体の供給側の懐を深くし、シェル本体内で転動
落下するロッドとシェル本体との間に原石を滞留させて
適度な粒度に砕石することが可能となる。
【0006】また、シェル本体の円筒形状部分および円
錐台形状部分の内側にライナを連続して付設することに
より、シェル本体の製造を簡単にして、製造コストを低
減させることが可能となる。さらに、シェル本体の円筒
形状部分および円錐台形状部分の内側にライナを分離し
て付設することにより、各ライナの消耗の度合に応じ別
々に取替ができて、シェル本体の保守を容易にすること
が可能となる。
【0007】
【実施例】以下引き続き、本発明のロッドミルの要旨を
さらに明確にするため、図面を利用して一実施例を説明
する。図1および図2を利用して第一実施例を説明す
る。R1は本発明によるロッドミルであり、原石G1を
供給するホッパ−1と、該ホッパー1のシュ−ト11を
介して原石G1を後記するシェル本体3に定量づつ供給
する供給装置2と、該供給装置2から供給された原石G
1を内部に収納したロッド31の転動落下により砕石し
て砕石S1とするもので、供給側部分の任意長を円筒形
状に形成し、さらに、円錐台形状を延設した中空筒体で
なるシェル本体3と、該シェル本体3における円筒形状
側および円錐台形状側の側面に設けた供給口32および
排出口33と、該シェル本体3の外周に周設した一対の
外輪体4と、該外輪体4を介してシェル本体3を回動し
うべくなした駆動装置5と、該シェル本体3から排出さ
れた砕石S1を粒度に応じて選別する分別装置6とを有
している。なお、該シェル本体3、供給口32、排出口
33の内側にはライナ71、72、73がそれぞれ付設
されている。
【0008】次に、本実施例の作用については、原石G
1をホッパ−1より供給すると、該原石G1はシュ−ト
11を介して供給装置2に入り、該供給装置2より供給
口32を介してシェル本体3内に定量づつ供給され、該
シェル本体3の駆動装置5による回転に伴うロッド31
の転動落下により粉砕されながら排出側に送られて砕石
S1となり、該シェル本体3の排出口33より排出され
て分別装置6において砕石S1の粒度に応じて選別され
次工程に送られる。
【0009】なお、シェル本体3の円筒形状部分の内部
下部と延設された円錐台形状部分の境界付近には、ライ
ナ71とロッド31との間には隙間ができ、いわゆる懐
の深い部分が形成されるため、砕石の粒度が細かくなり
すぎることがなく、円錐台形状の角度及び円筒形状の長
さを工夫することによりロッドミルR1の設置場所およ
び原石G1の大きさ、種類、材質等に応じた的確な粉砕
作業が可能となる。なお、砕石の滞留時間をある程度保
つためシェル本体3は円錐台形状部分を有しており、中
に流される水の排出等のため供給口32の内径は排出口
33の排出側内径よりやや小径となるようにされている
が、供給口32及び排出口33の内径は自由に変更可能
である。
【0010】次に示す第二実施例は、上記第一実施例と
略同一の構成であるが、図3に示すように、シェル本体
3の内側に付設されたライナが、シェル本体3の円筒形
状部分内側に付設されたライナ71aと円錐台形状部分
内側に付設されたライナ71bに分離されている点が特
徴である。これは、円筒形状部分内側に付設されたライ
ナ71aと円錐台形状部分内側に付設されたライナ71
bとでは消耗の度合いが異なることに基づくものであ
り、このようにシェル本体3の内側のライナを分離する
ことにより、消耗の度合いに応じてライナを別々に交
換、取替えが可能で保守を容易にすることができる。な
お、ホッパー1、シュート11、給石装置2、分別装置
6は、図3では省略されているが、上記第一実施例と同
様に設けられる。
【0011】なお、本発明に係る各構成要素の形状、大
きさ、材質および作動方法等は、前記した目的、作用お
よび後記する発明の効果が達成される範囲内においてそ
れぞれ任意に定められてよく、これらの変更はいずれも
本発明の要旨を何ら変更するものでないことは申すまで
もない。
【0012】
【発明の効果】本発明は、ロッドミルを、一方の側を円
筒形状に、他方の側を端部に近いほど小径の円錐台形状
に形成した中空筒体でなるシェル本体と、該シェル本体
の円筒形状側の側面に設けた供給口と、該シェル本体の
円錐台形状の側面に設けた排出口と、該シェル本体、供
給口および排出口の内側に付設したライナと、該シェル
本体の外周に周設した一対の外輪体と、該外輪体を介し
てシェル本体を回動させる駆動装置とを有する構成とす
ることにより、該シェル本体の供給側の懐を深くし、シ
ェル本体内で転動落下するロッドとシェル本体との間に
原石を滞留させて適度な粒度に砕石することが可能とな
る。また、シェル本体の円筒形状部分および円錐台形状
部分の内側にライナを連続して付設することにより、シ
ェル本体の製造を簡単にして、製造コストを低減させる
ことが可能となる。さらに、シェル本体の円筒形状部分
および円錐台形状部分の内側にライナを分離して付設す
ることにより、各ライナの消耗の度合に応じ別々に取替
ができて、シェル本体の保守を容易にすることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく一実施例におけるロッドミルを
示す断面図である。
【図2】本発明に基づく一実施例におけるロッドミルの
要部を示す断面図である。
【図3】本発明に基づく他の実施例におけるロッドミル
の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
3 シェル本体 31 ロッド 32 供給口 33 排出口 4 外輪体 5 駆動装置 71、71a、71b、72、73 ライナ R1 ロッドミル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の側を円筒形状に、他方の側を端部
    に近いほど小径の円錐台形状に形成した中空筒体でなる
    シェル本体と、該シェル本体の円筒形状側の側面に設け
    た供給口と、該シェル本体の円錐台形状の側面に設けた
    排出口と、該シェル本体、供給口および排出口の内側に
    付設したライナと、該シェル本体の外周に周設した一対
    の外輪体と、該外輪体を介してシェル本体を回動させる
    駆動装置とを有することを特徴とするロッドミル。
  2. 【請求項2】 シェル本体の円筒形状部分および円錐台
    形状部分の内側にライナを連続して付設したことを特徴
    とする請求項1記載のロッドミル。
  3. 【請求項3】 シェル本体の円筒形状部分および円錐台
    形状部分の内側にライナを分離して付設したことを特徴
    とする請求項1記載のロッドミル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100043855A (ko) * 2008-10-21 2010-04-29 대흥에코 주식회사 건축폐기물 파쇄기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54178286U (ja) * 1978-06-07 1979-12-17
JPS60148038U (ja) * 1984-03-12 1985-10-01 伊佐地 一利 ロツドミル
JPS6217337U (ja) * 1985-07-12 1987-02-02

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