JPH06319515A - 非アルコール性ビールの製造方法とこの方法を実施するための装置 - Google Patents

非アルコール性ビールの製造方法とこの方法を実施するための装置

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JPH06319515A
JPH06319515A JP5319123A JP31912393A JPH06319515A JP H06319515 A JPH06319515 A JP H06319515A JP 5319123 A JP5319123 A JP 5319123A JP 31912393 A JP31912393 A JP 31912393A JP H06319515 A JPH06319515 A JP H06319515A
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bioreactor
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lactic acid
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バック ヴェルナー
Heikki Lommi
ロムミ ヘイッキ
Wilhelmus Jacobus P M Swinkels
ヤコブス ペートラス マリア スヴィンケルス ウィルヘルムス
Timo Tapio Viljava
タピオ フィルヤファ チモ
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KARUTAA Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】操作が簡単な、非アルコール性ビールの大量製
造方法とその方法を実施するための装置の提供 【構成】非アルコール性ビールの製造方法であって;ウ
ワートを、表面上に固定化した乳酸生産菌を持つ非圧縮
性担体を充填したバイオリアクター中に通過せしめ、そ
のバイオリアクターから流出するウワートを後処理容器
中に滞留させそしてそれに次いで特定のpH値に調節され
るべき非酸性化のウワートと混合させる方法により、ウ
ワートのpH値を調節することを特徴とする製造方法及び
その方法を実施するための装置。非圧縮性担体の好まし
い実施態様は、ポリスチレンにより互いに結合または集
成されている、ジエチルアミノエチレン置換セルロース
(DEAE−セルロース)のミクロファイバー又は微粒子か
らなる。固定化した乳酸生産菌によるウワートの大規模
酸性化はこの方法により可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非アルコール性ビール
の製造方法とこの方法のための装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】術語「非
アルコール性ビール」は、異なる国では異なる生産物を
意味する。かくして、例えば、スペインでは1容量%よ
り少ないアルコール含有量の生産物が非アルコール性ビ
ールとして見做されている;しかしオランダではこの数
値の範囲は0.5容量%である。アラビア諸国では、非
アルコール性ビールのアルコール含有量は0.05容量
%を超えてはいけない。米国と若干の他の国では、0.
5容量%以下のアルコール含有量の飲料にはビールであ
ると表示されない。本発明の術語では、術語「非アルコ
ール性ビール」は、通常のアルコール性ビールに関して
アルコールの含有量を大幅に減らしたことを意図するビ
ールを意味するものと理解されるべきである。
【0003】非アルコール性ビールを製造する一般的方
法は、通常のアルコール含有ビールからアルコールを除
去することにある。しかし、このための方法は非常に経
費が掛りそして蒸留と膜分離技術のような適用される段
階は芳香成分を除去することになり、その結果頻繁に水
のような味のする最終製品になる。
【0004】非アルコール性ビールを製造するための別
の方法は、特定の条件下で活性酵母とウワートを接触さ
せることを利用している。この方法は通常はバッチ反応
器中で実施されそして最近では固定化した酵母で充填し
たバイオリアクターの連続的な操作(欧州特許出願 0
424 794 A2)による。この方法のパラメー
タ、特にバイオリアクター中の温度とバイオリアクター
を通過する速度は、アルコール生成が抑制されるが、酵
母による他の代謝反応であって、重要な風味成分の生成
と異臭の減少をもたらす代謝反応が起き得るように選択
される。この場合の方法のために使用されるウワート(w
ort)は、非アルコール性ビールを製造するために適合せ
しめた普通の方法で製造される。
【0005】正常のアルコール性ビールと比較して、非
アルコール性ビールは、製造工程の間と貯蔵の間もの微
生物学的腐敗に対してより敏感である。このリスクを避
けるために、ウワート中のpH値は通常は既に下げてあ
り、その結果生成物の安定性は増加する。これをするた
めの最も簡単な方法は、ウワートに酸を添加することか
らなり、乳酸が風味があるという理由で好ましい。
【0006】或る国における法規制は、酸が工程の間の
醗酵による自然状態で形成されるものでない限り、ビー
ル製造のための工程における酸の添加を禁止している。
この場合、バッチ醗酵槽中のウワートに乳酸生産菌を添
加することにより進行させ、そしてこの方法で処理した
ウワートを、pH値が調節されるべきウワートと特定の
比率で混合する。しかし、ウワートを酸性化するための
バッチ操作は、乳酸生産菌の生長と活性を制御するのが
困難であり、その結果、生産される乳酸の量と処理した
ウワートのpH値が精密に調節できないと言う欠点があ
る。更に、バッチ反応器における乳酸生成速度は、比較
的遅いので、特に多くの醸造が毎日行われる大醸造所で
は、充分の乳酸を製造して適当なpH値を得るために、
多量のバイオマスが使用されなければならない。全体的
には、上述のバッチ操作に従う酸性化の方法は非常に時
間が掛かりそして頻繁に非常に大きい設備を必要とす
る。
【0007】いろいろの乳酸生産菌の固定化は、当技術
で知られており、固定化は細菌を担体材料中に捕捉又は
カプセル化するためのいろいろの技術により実施され、
それらは例えば、「バイオテクノロジーにおける酵素と
固定化細胞(Enzymes and Immobilized Cells in Biotec
hnology)」(ベンジャミン/クミングス・パブリッシン
グ・編集・インコーポレーション;アラン・I・レスキ
ンによる出版(1985年))に記載されているとおり
である。しかし、これらの技術には顕著な欠点があっ
て、工業的規模への変換は今日まで満足できるものでは
なかった。適用される担体材料、例えばアルギネート・
パール(alginate pearls) は、比較的軟質であって、高
流速又は大単位が使用される場合は充填床−反応器中の
不必要に高い圧損の原因になる。更に、当技術で知られ
ている方法では、担体粒子が細菌と一緒に運び去られた
時には、固定化はバイオリアクターそのものの中では行
われず、分離した装置中で行われる。最後に、担体材料
は、その系が何らかの他の理由で汚染され又は障害を受
けた場合は、再使用できない。上述の欠点は、大規模の
ビール製造における酸性化のための固定化した乳酸生産
菌の応用は成功を約束するものとは見られなかったとい
う事実を導き出す。
【0008】本発明の目的は、ウワートの酸性化のため
の固定化した乳酸生産菌が使用できそして同時に上述の
欠点を回避できる方法を提供することである。別の目的
は、そのような方法を実施するための該当する装置を提
供することである。
【0009】上の最初に述べた目的は、非アルコール性
ビールの製造のための方法であって; a)ホップとホップ抽出物の無い又は実質的に無いウワ
ートをバイオリアクターを通過せしめ、そして該バイオ
リアクターは実質的に非圧縮性の担体上に固定化された
乳酸生産菌を含有し、そして該担体は連続的な多孔性マ
トリックス、又はジムプル状(dimpled) 又は網状の多孔
性粒子からなり、その場合該多孔性マトリックス又は該
多孔性粒子は緩やかに連結した複数の微粒子又はミクロ
ファイバーからなる構造を持ち、該微粒子又はミクロフ
ァイバーは、個々の微粒子又はミクロファイバーの間の
少なくとも若干数の接触点上で化学的に、粘着的に又は
機械的に相互に連結しており、該微粒子又はミクロファ
イバーは材料、好ましくは陰イオン交換物の性能を持つ
樹脂からなり、; b)バイオリアクターから得られた酸性化されたウワー
トは後処理容器中に入れられ; c)後処理容器からのかくして処理された酸性化された
ウワートは、予定のpH値に調節されるべき未酸性化の
ウワートと混合され;及び d)次いでその混合物が非アルコール性ビールを製造す
るために夫自体知られている方法で更に処理されること
を特徴とする製造方法である。
【0010】段階a)で使用されるウワートには、ホッ
プとホップ抽出物が含有されていないか又は実質的に含
有されていない;というのは乳酸生産菌はホップ中に含
有される物質に関して極めて敏感であり、殺滅されるか
らである。
【0011】好ましくは、段階a)中で使用されるウワ
ートを不溶性の成分を除くことにより、及び好ましくは
煮沸することにより及び/又は窒素、二酸化炭素又は水
蒸気の泡でストリップすることにより及び/又は清澄化
することによっても前処理する。煮沸は通常は100−
105℃の温度で実施され、その際ストリッピングは一
般には99−102℃で起こる。煮沸又はストリッピン
グの段階はDMS及び/又はDMSOである不純物を除
くために特に実施される。清澄化は、好ましくは70な
いし80℃の温度で、特に好ましくは75℃の温度で実
施される。
【0012】好ましくは、ウワートが、それがバイオリ
アクターに移送される前に47−52℃の温度に適合さ
せられる。ウワートが48℃に適合させられるのが特に
好ましい。
【0013】温度に適合させた後且つバイオリアクター
にウワートを導入する前に、二酸化炭素を、好ましくは
ウワートの飽和迄、ウワートに直接に浸透させるか又は
直接にウワート流に添加する。それにより、ウワート中
に導入させられた二酸化炭素は代謝活動に有用になる。
その上、pH値は低下する。
【0014】好ましい実施態様によると、段階a)で、
ウワートが47ないし52℃の温度で、そして0ないし
5バールの過圧下でそして5ないし60分間の接触時間
で、バイオリアクターを通過して流れるようにする。特
に好ましい工程のパラメータは、温度は48℃、過圧は
0ないし2バール、そして接触時間は20分間である。
【0015】バイオリアクター中での固定化に使用され
る担体材料は、セルロースまたはレーヨンから誘導され
た樹脂であって、該樹脂が陰イオン交換物の性能を持つ
ように化学的に改変されている樹脂からなっているのが
好ましい。特に好ましい実施態様は、ジエチルアミノエ
チレン−置換セルロース(DEAEセルロース)のミク
ロファイバー又は微粒子からなり、そのミクロファイバ
ー又は微粒子はポリスチレンによる集成により粘着的に
連結している。ポリスチレン以外の嫌水性のポリマーは
集成のために適当であり得て、例として、メラミン−ホ
ルムアルデヒド樹脂とエポキシ樹脂が挙げられる。
【0016】別の実施態様によると、乳酸生産菌の固定
化に使用される担体材料は、多孔性の焼結ガラス又はセ
ラミックス材からなっていてもよい。
【0017】乳酸生産菌として、ホモ醗酵菌を使用する
のが好ましく、それは乳酸と、ビールの芳香に好影響を
与えるある種の風味成分を主に生産し、そしてそれは乳
酸を一定且つ充分な量で生産する。この場合に、Lactob
acillus amylovorus, plantarum 及び helveticus株の
細菌をその例として挙げることができる。
【0018】初めにバイオリアクター中に充填した担体
を固定化の前に熱苛性ソーダ溶液で滅菌し、中和し次い
で水で洗浄し、次に細菌を該担体の表面上に結合させる
ために、別に培養した細菌のけん濁液を担体床を通過し
てポンプ送りすることにより、細菌を該担体上に固定化
することができる。
【0019】担体の負荷能力は、大体(108 ないし1
12個の細菌細胞)/(乾燥担体g)である。
【0020】バイオリアクター中の負荷された担体の量
と反応器を通過するウワートの流通の間の工程パラメー
タは、バイオリアクターからの流出物の乳酸濃度が好ま
しくは2ないし6g/l、特に好ましくは5g/lであ
るように調節されるのが好ましい。この場合の流出物の
pH値は3.3ないし4.0の間にあるのが好ましく
は、その場合3.8の値が特に有利である。
【0021】担体上に適用した乳酸生産菌は、数カ月後
には更新するのが好ましく、その場合、温度60ないし
80℃で苛性ソーダ溶液(2重量%)を反応器に数時間
にわたり通過させ、そしてその後、これの滅菌、中和、
洗浄と上述したような別に生産した細菌けん濁液による
処理をする。
【0022】担体を乳酸生産菌で非常に高く負荷させる
と、その結果反応器中に生成した乳酸の高濃度のため
に、上述の細菌が死滅するので、反応器中の細菌の高過
ぎる濃度を選択せず、そしてその代わりとして本発明の
段階b)に従って後醗酵を実施することが有用である。
この場合に、バイオリアクターにおける処理の後、ウワ
ートを後処理容器中に移動する。ウワートと同時に、担
体の表面上に吸着されている反応器中の少量の細菌を流
出物と一緒に後処理容器中へ移動する。
【0023】これらの細菌はその容器中で後醗酵をす
る;換言すれば、後処理容器中のウワートの乳酸濃度は
上昇しそしてpH値は更に下降する。
【0024】段階b)の好ましい実施態様によれば、後
処理容器中の滞留時間が、乳酸濃度が9ないし15g/
l、そして特に好ましくは10g/lの量になるように
調節される。この場合、pH値は2.8ないし3.2の
範囲に調節されるのが好ましく、最適pH値は<3であ
る。
【0025】本発明方法の段階c)では、後処理容器か
ら取り出された酸性化されたウワートが、未酸性化のウ
ワートと混合される。その混合比は、得られたpH値が
4.0ないし4.5の範囲内、そしてさらに好ましくは
4.2にあり、そしてその場合段階d)において混合ウ
ワートが固定化した酵母でバイオリアクター中で処理さ
れる。ウワートが段階d)に従って固定化されていない
酵母で処理される場合は段階c)における混合の後の好
ましいpH値は5.0ないし5.5内にある。
【0026】特定のpH値に適合されそして段階c)で
混合されるウワートは、固定化された乳酸生産菌により
酸性化されるウワートのために前述したように、不溶性
成分を除き、煮沸し及び/又は(窒素、二酸化炭素又は
水蒸気の泡で)ストリップし及び/又は清澄化すること
により前処理することが好ましい。
【0027】本発明の方法の段階d)によると、特定の
pH値に調節したウワートは、次に0ないし2℃の温度
に冷却し、ろ過しそして酵母で処理することが好まし
い。酵母による処理が固定化した酵母のある反応器中で
後から続いて起こるのが好ましい。特に好ましい実施態
様では、この場合の酵母のための担体は、乳酸生産菌の
固定化におけるのと同じ型であり、換言すれば、連続的
な多孔性マトリックス又はジムプル状(dimpled) 又は網
状の多孔性の粒子であり、マトリックス又は粒子は緩や
かに連結した複数の微粒子又はミクロファイバーからな
る構造を持ち、微粒子又はミクロファイバーは、個々の
微粒子又はミクロファイバーの間の少なくとも若干数の
接触点上で化学的に、粘着的に又は機械的に相互に連結
しており、微粒子又はミクロファイバーは材料、好まし
くは陰イオン交換物の性能を持つ樹脂からなっている。
好ましくは、担体は、セルロースまたはレーヨンから誘
導されそして陰イオン交換物の性能を持つように化学的
に改変された樹脂から形成される。特に好ましい実施態
様は、ポリスチレンにより互いに結合した又は集成され
たジエチルアミノエチレン−置換セルロース(DEAE
セルロース)のミクロファイバー又は微粒子からなる。
【0028】別の実施態様は、酵母用の担体として、焼
結ガラス又はセラミック材を含有する。
【0029】方法の段階d)の特に好ましい実施態様に
よると、バイオリアクターは若干数のカラムからなって
いてよく、加圧下に設定され及び/又は互いに並列に連
結しているのが有利である。
【0030】上述の課題の2番目の観点は、非アルコー
ル性ビールの製造のための、特に乳酸生産菌によるウワ
ートの酸性化のための装置により解決され、その装置は
図1に示した通りである。
【0031】図1について説明する。装置は、 マッシ
ュ(mash)の製造のための容器(1);不溶性成分を除去
するための容器(2);煮沸容器(3)及び/又はスト
リッピング装置(4)及び/又は清澄化のための旋回プ
ール(whirlpool) (5);熱交換器(6);ウワート中
へのCO2 導入のための装置(7);酸性化のための上
述の型の担体を充填したバイオリアクター(8);後処
理容器(9);後処理容器(9)中の温度を調節するた
めの温度調節器(10);下記で説明する装置(12)
ないし(17)の一つ又はそれ以上の中に、後処理容器
(9)からの酸性化したウワートを導入するための手段
(11);マッシュの製造のための容器(12);不溶
性成分を除去するための容器(13);煮沸容器(1
4)及び/又はストリッピング装置(15)及び/又は
清澄化のための旋回プール(whirlpool) (16);混合
槽(17);酸性化ウワートと未酸性化ウワートの混合
物のための冷却装置(18);ろ過ユニット(19);
保持タンク(20);及び固定化した又は固定化してな
い酵母を持つバイオリアクター(21)からなる。
【0032】好ましい実施態様によると、バイオリアク
ター(21)は若干数のカラムからなり、好ましくは加
圧下に設定され及び/又は互いに並列に連結していてよ
い。
【0033】
【発明の効果】上述の、非アルコール性ビールの製造方
法は、それに従うと、ウワートを酸性化するための乳酸
は固定化した乳酸生産菌により連続的に生産されるので
あるが、担体の表面上への細菌の結合のため、高いそし
て安定した菌濃度が達成され、その結果乳酸は制御され
た条件下で短時間内に充分に高い量で生産できるという
利点を持つ。連続法は、反応器中のウワートの短い滞留
時間を可能にしそしてバッチ操作と比較して反応器をよ
り小さくする結果ももたらす。処理された製品は少量の
バイオマスだけで汚染されているので、面倒な分離操作
を必要としない。特許請求される方法に特に適用される
担体は、繰り返して使用することができ、長い寿命を持
つ。最後に、実質的に非圧縮性の担体によって、反応器
内においては不必要な圧損は生じない。
【0034】本発明のバイオリアクターは、乳酸の生産
について高い能力と融通性を持つ。そのバイオリアクタ
ーは、何週間の間も待機状態に維持でき、そして非常に
容易に操業を開始できる。そのバイオリアクター中の工
程は、完全に自動的にそして閉鎖系内で実施でき、その
結果、良い生理学的条件を、外来細菌又は酵母細胞によ
る汚染なしに達成できる。本発明のバイオリアクター
は、緊密な装置とエネルギーと経費の節約を可能にす
る。
【0035】
【実施例】下記に実施例により、本発明を更に詳細に説
明する。実施例1;担体の製造 25部のセルロースを25部の酸化アルミニウムと混合
しそしてその混合物を50部のポリスチレンと共に、1
80−200℃に加熱した2連−ロールミルで約10分
間にわたり混練した。冷却後、複合体を粉砕しそして
0.420ないし0.149mmの粒径に微粉末化し
た。
【0036】220gの微粉末化した複合体を、176
gのNa2 SO4 と26.4gのNaOHを含有する6
16ml中のスラリーにした。そのスラリーを40℃に
加熱し、次いで塩酸・ジエチルアミノエチルクロライド
(DEC)の5%水溶液の57.2gを、約1時間にわ
たり0.7ml/分の速度で混合しながら、スラリーに
添加した。次いで、26mlの水に溶解した26.4g
のNaOHをそのスラリーに添加し、次いでDEC溶液
の27.25gを0.7ml/分の速度で滴下した。
【0037】スラリーの温度を60℃に上げ、そしてこ
の温度を15分間にわたり保った。スラリーとほぼ同体
積の量の水を添加しそして複合体を、0.250mmの
小メッシュの篩上で得た。複合体を、水を使用して篩上
で洗浄し、次いで再び、前に添加した水に該当する量の
水の中のスラリーにした。このスラリーをHClで約7
のpH値に調節し、濾紙上で水を取り去りそして乾燥し
た。
【0038】実施例2:担体上の細菌の固定化 実施例1の10gの粒状のDEAE−セルロースを蒸留
水中のスラリーにし、時々攪拌しながら5時間にわたり
浸漬した。次いで、水和した担体を蒸留水で傾斜しそし
て内径15mmのガラスカラム中に移し、その中で担体
は145mmの高さの床を形成した。Lactobacillus am
ylovorus型の乳酸生産菌を、ホップとホップ抽出物を含
有しないウワート中で、46℃で48時間にわたり培養
した。50mlのその細胞のけん濁液を、25ml/時
間の流速で担体を通過してポンプ送りした;そして更に
50mlの蒸留水をポンプ送りして通過させた。カラム
の流出物は、それが清澄になるまで集め、全容積は75
mlになった。
【0039】実施例3:固定化した乳酸生産菌によるウ
ワートの処理 ウワートを、48℃の温度、0.5バールの過圧及び2
0分間の接触時間で、90cmの直径と40cmの床高
からなる実施例2の型のバイオリアクターを通過せしめ
て仕込んだ。仕込んだウワートの砂糖含有量は、ブリッ
クス(Brix)の屈折計の尺度によると15.1%になって
いて、pH値は5.50になっていた。カラム流出物の
pH値は、3.85でありそして乳酸の濃度は6g/l
であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するための装置の線図を示
す。
【符号の説明】
1───マッシュ(mash)の製造のための容器 2───不溶性成分を除去するための容器 3───煮沸容器 4───ストリッピング装置 5───清澄化のための旋回プール(whirlpool) 6───熱交換器 7───ウワート中へのCO2 導入のための装置 8───表面上に固定化した乳酸生産菌を持つ担体で充
填したバイオリアクター 9───後処理容器 10───後処理容器(9)中の温度を調節するための
温度調節器 11───下記で説明する装置(12)ないし(17)
の一つ又はそれ以上の中に、後処理容器(9)からの酸
性化したウワートを導入するための手段 12───マッシュの製造のための容器 13───不溶性成分を除去するための容器 14───煮沸容器 15───ストリッピング装置 16───清澄化のための旋回プール(whirlpool) 17───混合槽 18───酸性化ウワートと未酸性化ウワートの混合物
のための冷却装置 19───ろ過ユニット 20───保持タンク 21───固定化した又は固定化してない酵母を持つバ
イオリアクター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィルヘルムス ヤコブス ペートラス マリア スヴィンケルス オランダ国,エヌエル−5741 ゲーツェー ベーク エン ドンク,コッペルシュト ラート 8 (72)発明者 チモ タピオ フィルヤファ フィンランド国,エスエフ−02460 カン トフィク,コルザリンチー 18

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウワート(wort)のpH値を乳酸生産菌で調
    節する非アルコール性ビールの製造方法であって; a)ホップとホップ抽出物の無い又は実質的に無いウワ
    ートをバイオリアクターを通過せしめ、そして該バイオ
    リアクターは実質的に非圧縮性の担体上に固定化された
    乳酸生産菌を含有し、そして該担体は連続的な多孔性マ
    トリックス、又はジムプル状(dimpled) 又は網状の多孔
    性粒子からなり、その場合該多孔性マトリックス又は該
    多孔性粒子は緩やかに連結した複数の微粒子又はミクロ
    ファイバーからなる構造を持ち、該微粒子又はミクロフ
    ァイバーは、個々の微粒子又はミクロファイバーの間の
    少なくとも若干数の接触点上で化学的に、粘着的に又は
    機械的に相互に連結しており、該微粒子又はミクロファ
    イバーは材料、好ましくは陰イオン交換物の性能を持つ
    樹脂からなり、; b)バイオリアクターから得られた酸性化されたウワー
    トは後処理容器中に入れられ; c)後処理容器からのかくして処理された酸性化された
    ウワートは、予定のpH値に調節されるべき未酸性化の
    ウワートと混合され;及び d)次いでその混合物が非アルコール性ビールを製造す
    るために夫自体知られている方法で更に処理されること
    を特徴とする製造方法。
  2. 【請求項2】段階a)中で使用されるウワートを不溶性
    の成分を除くことにより、及び好ましくは煮沸すること
    により及び/又は窒素、二酸化炭素又は水蒸気の泡でス
    トリップすることにより及び/又は清澄化することによ
    って前処理することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】ウワートが、それがバイオリアクターに移
    送される前に47−52℃の温度に適合させられること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】ウワートが、該温度に適合させられた後且
    つ該バイオリアクター中への導入の前に二酸化炭素に接
    触させられることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】段階a)で、該ウワートが47ないし52
    ℃の温度で、そして0ないし5バールの過圧下でそして
    5ないし60分間の接触時間で、該バイオリアクターを
    通過して流れるようにすることを特徴とする前出の請求
    項のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】担体が、セルロースまたはレーヨンから誘
    導された樹脂であって、該樹脂に陰イオン交換物の性能
    を与えるように化学的に改変されている樹脂であること
    を特徴とする前出の請求項のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】担体が、ポリスチレンにより互いに集成さ
    れたジエチルアミノエチレン−置換セルロース(DEA
    Eセルロース)のミクロファイバー又は微粒子からなる
    請求項6記載の方法。
  8. 【請求項8】乳酸生産菌がホモ醗酵的に醗酵する細菌で
    ある前出の請求項のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】初めにバイオリアクター中に充填した担体
    を熱苛性ソーダ溶液で滅菌し、中和し次いで水で洗浄し
    次に別に培養した細菌のけん濁液を該バイオリアクター
    床を通過して流させることにより担体上に、細菌が固定
    化されることを特徴とする前出の請求項のいずれかに記
    載の方法。
  10. 【請求項10】担体の負荷能力が(108 ないし1012
    個の細菌細胞)/(乾燥担体g)である前出の請求項の
    いずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】バイオリアクターの流出物中の乳酸濃度
    が2ないし6g/lである前出の請求項のいずれかに記
    載の方法。
  12. 【請求項12】バイオリアクターの流出物のpH値が
    3.3ないし4.0である前出の請求項のいずれかに記
    載の方法。
  13. 【請求項13】バイオリアクターを数時間にわたり60
    ないし80℃で苛性ソーダ溶液(2重量%)により洗浄
    し、そしてそれに次ぐ滅菌、中和、洗浄そして細菌けん
    濁液による担体の負荷により、細菌が数カ月後に再生さ
    せられることを特徴とする前出の請求項のいずれかに記
    載の方法。
  14. 【請求項14】後処理容器中の滞留時間が、乳酸濃度が
    9ないし15g/lであってpH値が2.8ないし3.
    2の範囲内にあるように、段階b)において調節される
    ことを特徴とする前出の請求項のいずれかに記載の方
    法。
  15. 【請求項15】後処理容器から誘導された酸性化された
    ウワートが、混合物のpH値が4.0ないし4.5の範
    囲内にあり且つ段階d)における混合ウワートが固定化
    した酵母でバイオリアクター中で処理されるような混合
    比で段階c)において予定のpH値に調節されるべき未
    酸性化のウワートと混合されることを特徴とする前出の
    請求項のいずれかに記載の方法。
  16. 【請求項16】後処理容器から誘導された酸性化された
    ウワートが、混合物のpH値が5.0ないし5.5の範
    囲内にあり且つ段階d)において混合ウワートが固定化
    した酵母でバイオリアクター中で処理されるような混合
    比で段階c)において予定のpH値に調節されるべき未
    酸性化のウワートと混合されることを特徴とする前出の
    請求項1ないし14のいずれかに記載の方法。
  17. 【請求項17】予定のpH値に設定される未酸性化のウ
    ワートを、酸性化したウワートと混合する前に、不溶性
    成分を除き、煮沸し及び/又は窒素、二酸化炭素又は水
    蒸気の泡でストリップし及び/又は清澄化することを特
    徴とする前出の請求項のいずれかに記載の方法。
  18. 【請求項18】段階c)において混合を実施した後、ウ
    ワートを0ないし2℃の温度に冷却し、ろ過しそして酵
    母で処理することを特徴とする前出の請求項のいずれか
    に記載の方法。
  19. 【請求項19】酵母を実質的に非圧縮性の担体上に固定
    化し、そして該担体は連続的な多孔性マトリックス又は
    ジムプル状(dimpled) 又は網状の多孔性の粒子からな
    り、その場合該マトリックス又は粒子は緩やかに連結し
    た複数の微粒子又はミクロファイバーからなる構造を持
    ち、該微粒子又はミクロファイバーは、個々の微粒子又
    はミクロファイバーの間の少なくとも若干数の接触点上
    で化学的に、粘着的に又は機械的に相互に連結してお
    り、該微粒子又はミクロファイバーは材料、好ましくは
    陰イオン交換物の性能を持つ樹脂からなることを特徴と
    する請求項15,17又は18のいずれかに記載の方
    法。
  20. 【請求項20】担体が、セルロースまたはレーヨンから
    誘導されそして陰イオン交換物の性能を持つように化学
    的に改変された樹脂であることを特徴とする請求項19
    記載の方法。
  21. 【請求項21】担体が、ポリスチレンにより集成された
    ジエチルアミノエチレン−置換セルロース(DEAEセ
    ルロース)のミクロファイバー又は微粒子からなる請求
    項20記載の方法。
  22. 【請求項22】請求項1ないし21の一つに記載の方法
    を実施するための装置であって;マッシュ(mash)の製造
    のための容器(1);不溶性成分を除去するための容器
    (2);煮沸容器(3)及び/又はストリッピング装置
    (4)及び/又は清澄化のための旋回プール(whirlpoo
    l) (5);熱交換器(6);ウワート中へのCO2
    入のための装置(7);請求項1に記載のとおりの、担
    体上の表面上に固定化した乳酸生産菌を持つバイオリア
    クター(8);後処理容器(9);後処理容器(9)中
    の温度を調節するための温度調節器(10);次の装置
    (12)ないし(17)の一つ又はそれ以上の中に、後
    処理容器(9)からの酸性化したウワートを導入するた
    めの手段(11);マッシュの製造のための容器(1
    2);不溶性成分を除去するための容器(13);煮沸
    容器(14)及び/又はストリッピング装置(15)及
    び/又は清澄化のための旋回プール(whirlpool) (1
    6);混合槽(17);酸性化ウワートと未酸性化ウワ
    ートの混合物のための冷却装置(18);ろ過ユニット
    (19);保持タンク(20);及び固定化した又は固
    定化してない酵母を持つバイオリアクター(21)から
    なることを特徴とする装置。
  23. 【請求項23】バイオリアクター(21)が、好ましく
    は加圧下及び/又は互いに並列で、複数のカラムからな
    ることを特徴とする請求項22記載の装置。
JP5319123A 1992-11-25 1993-11-25 非アルコール性ビールの製造方法とこの方法を実施するための装置 Pending JPH06319515A (ja)

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