JPH06318893A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JPH06318893A
JPH06318893A JP10792993A JP10792993A JPH06318893A JP H06318893 A JPH06318893 A JP H06318893A JP 10792993 A JP10792993 A JP 10792993A JP 10792993 A JP10792993 A JP 10792993A JP H06318893 A JPH06318893 A JP H06318893A
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JP
Japan
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stations
polling request
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JP10792993A
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Masahiro Iijima
雅博 飯島
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 指令局からポーリング要求を送信した時、複
数の移動局からのポーリング応答が殆どぶつかることな
く効率良く指令局で受信できるようにすること。 【構成】 指令局1は複数の移動局2に対して無線部1
1から一斉にポーリング要求を送信する際に、終話判定
時間に対応するスロット数Bよりも大きな数のスロット
数Aを移動局2側に送信する。移動局2の無線部22に
て前記ポーリング要求を受信すると、スロット数Aを抽
出し、送信すべきデータがあった場合のみ、このスロッ
ト数A以下の任意のスロット数Cを選択し、このスロッ
ト数Cに対応する時間分待った後、無線部21からポー
リング応答を指令局1に送信する。これにより、移動局
2からポーリング応答が送信される時間が分散されると
共に、移動局2の数が多い場合でも、ポーリング応答を
送信できる移動局2の数が前記終話判定時間Bに応じて
抑制され、ポーリング応答の衝突を少なくできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は親局がMCA無線回線を
介して子局から送信されるデータを収集する無線通信シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からMCA無線回線を用いて親局が
複数の子局からデータを収集する無線通信システムがあ
る。このMCA無線回線を用いたシステムとは、親局と
子局が通信する際に、これを制御局に届けて通信チャネ
ルを割り当ててもらい,割り当てられたチャネルを用い
て親局と子局が通信を行って、親局が子局からデータを
収集するシステムのことである。親局(以降この例では
指令局と称する)が特定のグループの複数の子局(以降
この例では移動局と称する)に対してポーリングにより
データを収集する場合、指令局から特定のグループの複
数の移動局に一斉にポーリング要求を送信し、複数の移
動局が一斉にポーリング応答を前記指令局に返信する
と、ポーリング応答同志がぶつかり会って、結局、電波
が強いポーリング応答のみが指令局に受信されるため、
ポーリング応答の収集効率が低下するという欠点があっ
た。又、移動局がポーリング応答送信後、指令局からの
データ送信許可信号待ちを行う。しかし、ポーリング応
答同志の衝突があって、前記ポーリング応答が指令局に
届いていない移動局は、指令局からの自己宛てのデータ
送信許可信号受信待ちのままデータを出せなくなってし
まうため、更にデータ収集効率が悪化する。
【0003】そこで、複数の移動局から送信されるポー
リング応答同士のぶつかり合いを嫌って、各移動局がラ
ンダムなスロットでポーリング応答を指令局に送信する
場合、MCA無線回線の終話判定時間以内に移動局から
ポーリング応答を送信するか、あるいは指令局からのリ
トライ(ポーリング要求再送信)を起動しないと、移動
局と親局とのMCA無線回線が終話してしまう不都合が
生じる。従って、指令局は各移動局から受信するポーリ
ング応答を待つためのスロット数を前記終話時間以内割
り当てなくてはならない。従って、多数の移動局からポ
ーリング応答を受信するような場合、前記終話判定時間
内に各移動局のスロットを割り当てられなくなって各ス
ロットでポーリング応答のぶつかり合いが生じてしま
い、上記と同様に移動局からのポーリング応答を受信で
きなくなって、データ収集効率が低下するという不都合
があった。
【0004】尚、上記スロットとはデータを送るスロッ
トに対応しており、1個のスロットがある単位時間に対
応しているため、ランダムなスロットで移動局からポー
リング応答を出すということは、ポーリング要求を受信
してからポーリング応答を送信するまでの時間を各移動
局でランダムに設定したことになる。更に、移動局から
のポーリング応答同士の衝突を嫌って、指令局から移動
局全てに対して個別にポーリング要求を送信すると、指
令局に渡すデータを持っていない移動局に対してまでも
ポーリング要求を送信することになるため、MCA無線
回線の使用効率が悪化してしまうという欠点が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなMCA無
線回線を用いた無線通信システムでは、指令局から特定
のグループの複数の移動局に対して一斉にポーリング要
求を送信すると、移動局からのポーリング応答同士がぶ
つかり合って、ポーリング応答の収集効率が悪化すると
いう欠点があった。そこで、指令局は各移動局に対して
個別にポーリング要求を送信すると、データが発生して
いない移動局にもポーリング要求を送信してしまい、M
CA回線の使用効率が悪化してしまうという欠点があっ
た。これを回避するために、指令局から複数の移動局に
一斉にポーリング要求を送信するが、各移動局はポーリ
ング応答をランダムなスロットで指令局に送信するよう
にすれば、前記ポーリング応答同士のぶつかり合いを避
けられる。しかし、MCA無線回線では終話判定時間
(3秒以内)があり、各移動局がこの終話判定時間以内
にポーリング応答を指令局に返送しなければ、移動局と
指令局間のMCA回線が終話してしまうことになってい
る。このため、移動局が多数あった場合、前記終話判定
時間内にポーリング応答がぶつからないようにランダム
に各移動局のスロットを割り当てることができなくなっ
て、やはりポーリング応答同士のぶつかり合いが生じ
て、データ収集効率が低下してしまうという欠点があっ
た。
【0006】そこで本発明は上記の欠点を除去し、指令
局から複数の移動局に対し一斉に送信したポーリング要
求に対して、データが発生している複数の移動局からの
ポーリング応答をMCA無線回線の終話判定時間内にポ
ーリング応答がぶつかることを少なくして、ポーリング
応答を指令局が効率よく受信することができる無線通信
システムを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にて、親局はポー
リング要求を複数の子局に一斉に無線送信した後、前記
子局から無線送信されるポーリング応答を受信し、且
つ、親局と子局間の無線回線が所定時間の期間無変調で
あった場合、前記無線回線を終話する無線通信システム
において、前記所定時間以上の長さの時間に対応する数
字Aを前記ポーリング要求に付加して子局に送信する親
側送信手段を親局に具備し、前記ポーリング要求から数
字Aを抽出する抽出手段と、この抽出手段によって抽出
された数字A以内の任意の0以上の数字Cを選択する選
択手段と、ポーリング要求を受信してから前記選択手段
によって選択された数字Cに対応する時間待った後、ポ
ーリング応答を親局に送信する子側送信手段とを子局に
具備した構成を有する。
【0008】
【作用】本発明の無線通信システムにおいて、親局の親
側送信手段は所定時間以上の長さの時間に対応する数字
Aを前記ポーリング要求に付加して子局に送信する。子
局の抽出手段は受信したポーリング要求から数字Aを抽
出する。選択手段は前記抽出手段によって抽出された数
字A以内の任意の0以上の数字Cを選択する。子側送信
手段はポーリング要求を受信してから前記選択手段によ
って選択された数字Cに対応する時間待った後,ポーリ
ング応答を親局に送信する。これにより、移動局からポ
ーリング応答が送信される時間が分散され、且つ移動局
の数が多い場合でも、ポーリング応答を送信できる移動
局の数が前記所定時間に応じて抑制されるため、ポーリ
ング応答の衝突が少なくなって、データ収集効率を向上
させることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は本発明の無線通信システムの一実施例を
示した構成図である。無線通信システムは指令局(親
局)1と複数の移動局(子局)2−1〜2−5と制御局
3から成っている。指令局1と移動局2が通信を行なう
場合、これを制御局3に届けて通信チャネルを割り当て
てもらい、この通信チャネルを介して指令局1と移動局
2間にMCA無線回線が接続される。指令局1は移動局
2から前記MCA無線回線を通してデータを収集する。
尚、本例の移動局2は無線機を積んだタクシーとする。
【0010】図2は図1に示した指令局1と移動局2の
内部構成を示したブロック図である。親局1はデータの
送受信を行なう無線部11、無線部11の制御及びデー
タの収集制御を行なうCPU12、収集したデータを格
納するメモリ13、CPU12に各種指令やデータをオ
ペレータが入力するキー入力部14及びアンテナ15を
有している。子局2はデータの送受信を行なう無線部2
1、無線部21の制御を行なうCPU22、CPU22
が動作する上で必要なデータを記憶するメモリ23、各
種データ等を表示する表示部24、各種指令やデータを
運転手がCPU22に入力するキー入力部及びアンテナ
26を有している。
【0011】次に本実施例の動作について説明する。図
1の指令局1が移動局2と通信を行ないたい場合、指令
局1は制御局3にサービスチャネルを使用してこれを届
ける。これを受けた制御局3は指令局1に使用する通信
チャネルを割り当てる。その後、指令局1はこの通信チ
ャネルを用いて移動局2に対してポーリング要求等の通
信を開始する。このようなMCA回線を用いた無線通信
システムには終話判定時間(例えば3秒以内)があり、
無変調が3秒以上連続した場合、その無線チャネルは終
話してしまう。
【0012】上記のようにして指令局1がポーリング要
求を移動局2−1〜2−5のグループに一斉に出した
後、指令局1はデータを持っている移動局2からのポー
リング応答待ちになる。この時、指令局1のCPU12
はポーリング要求に付加して予め決められたスロット数
Aを無線部11から移動局2に送信する。以降、指令局
1のCPU12は図3のフローチャートに示した処理を
行う。CPU12はステップ301にて割り当てられた
通信チャンネルの終話を監視し、終話である場合は処理
を終了し、終話でない場合はステップ302に進む。ス
テップ302にてCPU12は移動局2からポーリング
応答を無線部11が受信したか否かを判定し、受信した
場合はステップ309に進んで、データ送信許可信号を
無線部11から送信してから、移動局2からのデータの
受信待ちを行う。その後、データの受信処理に移るが、
ポーリング処理はここで終了する。
【0013】一方、ステップ302にてポーリング応答
が受信されなかった場合、ステップ303に進んで、C
PU12は前記MCA無線回線の終話判定時間に対応す
る最終スロット待ち時間経ったか否かを判定し、経って
いない場合はステップ301に戻り、経った場合はステ
ップ304へ進む。CPU12はステップ304にてメ
モリ23上に設定したリトライカウンタ値が設定値以下
であるか否かを判定し、設定値以上の場合はステップ3
08へ進んで、リトライカウンタをクリアして処理を終
了する。ステップ304にて、前記リトライカウンタ値
が設定値以下の場合はステップ305に進み、CPU2
2は前回送信したポーリング要求に付加したスロット数
Aを減じて新たなスロット数A´(A>A´)を得る。
次にCPU12はステップ306にてポーリング要求に
前記算出した新たなスロット数A´を付加し、これを無
線部11から移動局2に再送信した後、ステップ307
にてメモリ23上のリトライカウンタのカウンタ値を+
1インクリメントしてから、ステップ301に戻る。
【0014】一方、移動局2のCPU22は指令局1か
らポーリング要求が送信された場合、図4のフローチャ
ートに従った処理を行う。CPU22はステップ401
にて通信チャネルが終話したか否かを判定し、終話した
場合は処理を終了し、終話していない場合はステップ4
02に進む。ステップ402にてCPU22は無線部2
1が指令局1からのポーリング要求を受信したか否かを
判定し、受信していない場合はステップ401に戻り、
受信した場合はステップ403に進む。CPU22はス
テップ403にて受信したポーリング要求信号からスロ
ット数Aを抽出した後、ステップ405にて、このスロ
ット数Aの範囲内で任意のスロット数Cを選択する。次
にCPU22はステップ405にて上記したMCA回線
の終話判定時間内に送信できるスロット数Bをメモリ2
3から読み出した後、ステップ406へ進んで、C<B
であるか否かを判定する。その結果、C<Bでないなら
ば処理を終了し、C<Bならばステップ407へ進む。
ステップ407にて、CPU22はポーリング要求を受
信してからスロット数Cに対応するスロット時間分待っ
た後、ポーリング応答を無線部21から指令局1に送信
して処理を終了する。尚、スロット数Bは予めメモリ2
3に設定されているものとする。
【0015】尚、最初のポーリング要求に含まれるスロ
ット数Aと終話判定時間内に送信できるスロット数Bと
の関係はA>Bとする。又、前記スロット数Bはポーリ
ング要求を移動局2が受信してからMCA回線が終話す
るまでの間に、ポーリング応答を何スロットまで受信で
きるかによって決まってくる。ポーリング応答としての
データ量が多ければスロット数Bは小さくなり、データ
量が少なくなればスロット数Bは大きくなる。又、前記
スロット数Aは無線通信システムを構成する移動局2の
台数によって、システムを運用する利用者により決定さ
れるものである。
【0016】図5は上記した指令局1がポーリング要求
を出した後、複数の移動局2からポーリング応答が返送
されてくる場合のタイムチャートである。指令局1は1
回のポーリング要求で3スロットのポーリング要求を受
けられるものとすると、B=3で、3スロット分の時間
以上無変調が続くとMCA回線が終話する。指令局1か
らポーリング要求にスロット数A=6を付加して移動局
2に図5のタイミングaで送信する。その後、移動局2
−1が数字0〜Aの範囲からランダムに数字C=2を選
択し、ポーリング応答を第3スロットのタイミングbで
指令局1に返送する。この時、移動局2−2がC=1を
選択して第2スロットのタイミングcでポーリング応答
を指令局1に返送し、移動局2−4がC=0を選択して
第1スロットのタイミングdでポーリング応答を指令局
1に返送する。ところで、移動局2−3はC=4を選択
したため、第5スロットに対応するスロット待ち時間待
った後でなければ、ポーリング応答を送出できないた
め、結局、指令局1にポーリング応答を送出できない。
【0017】次に、指令局1は最初のポーリング要求を
aにて送信した後、ポーリング要求のリトライを行う場
合、指令局1から出されるポーリング要求に付加するス
ロット数Aを減じてA´とし、このA´をポーリング要
求に付加して再送信する。これにより、指令局1がポー
リング要求のリトライを重ねていくごとに、移動局2が
ポーリング応答を返す確率が高くなる。又、指令局1か
らポーリング要求を再送する場合、最初に設定したスロ
ット数B(3スロット分)に対応するスロット待ち時間
後に、ポーリング要求が再送信される。図5の例では3
スロット分待った後、指令局1からポーリング要求が再
送信される。しかし、図5の例ではポーリング応答が移
動局2−1、2−2、2−4から返送されてくるため、
指令局1はこれらの移動局2に対するデータ送信許可信
号を送信してデータを収集する動作に移行するため、ポ
ーリング要求の再送信は前記3スロット分より後になっ
ている。
【0018】ところで、移動局1がポーリング要求を再
送する際に、ポーリング要求に付加する上記スロット数
Aを減じる理由を以下に述べる。再送時に、幾つかの移
動局からは前回のポーリング要求によってポーリング応
答が返送され、且つ、データの収集が終了している。従
って、再送時にはデータ収集対象移動局の数が減少して
いる。従って、前回と同一のスロット数Aを与えると、
A>C>BとなるCを選ぶ移動局はデータを指令局に送
信できなくなってしまうため、Aを減じてA>C>Bと
なるCを選択する移動局の確率を下げて、その分、残り
の移動局2からのデータの収集率を向上させることがで
きる。尚、前記Aを減じる度合いは、最初のポーリング
要求でポーリング応答をしてきた移動局2の数に比例し
て大となる。
【0019】図6は上記した指令局1と移動局2間の通
信手順を示したシーケンス図である。このシーケンスで
は、指令局1のポーリング要求から移動局2のデータ送
信があってから、指令局1のポーリング要求リトライま
でを示している。指令局1は特定のグループの移動局
(本例では移動局2−1〜2−5)に対して(1)のタ
イミングでポーリング要求を送信する。このポーリング
要求には上述したスロット数Aが付加されている。各移
動局2は指令局1からのポーリング要求を受信し、指令
局に伝送すべきデータを持っている場合、選択したスロ
ット数C待った後、ポーリング応答を(2)のタイミン
グで行なう。指令局1は前記ポーリング応答を受信する
が、受信できた移動局2をメモリ23に記憶しておく。
指令局1は(2)のポーリング応答とは異なるスロット
で受信できた複数のポーリング応答の中から1つの移動
局2に対してデータ送信許可信号を(3)のタイミング
で送信する。この移動局2は指令局1からのデータ送信
許可信号を受信すると、データを(4)のタイミングで
指令局1に送信する。指令局1は移動局2から送信され
るデータの受信を完了すると、この移動局2に対してデ
ータ受信完了信号を(5)のタイミングで送信する。次
に移動局1は上記したようにメモリ23に記憶しておい
た移動局2に対して、データ送信許可信号を(6)のタ
イミングで送信する。これに対して移動局2は(7)の
タイミングでデータを指令局1に送信する。移動局2は
この送信データを受信すると、データ受信完了信号を
(8)のタイミングで移動局2に送信する。その後、指
令局1は前記メモリ25に記憶しておいた移動局以外の
移動局2に対して、(9)のタイミングでポーリング要
求の再送信を行なう。
【0020】本実施例によれば、指令局1は複数の移動
局2に対して一斉にポーリング要求を出す際に、MCA
回線の終話判定時間に対応するスロット数Bよりも大き
いスロット数Aをポーリング要求に付加して移動局2に
送信し、各移動局2はこのスロット数A以内の任意のス
ロット数Cを選択し、このスロット数C分の時間を待っ
てからポーリング応答を指令局1に返送するため、複数
の移動局から返送されるポーリング応答が分散されると
共に、移動局2の数が多い場合でも終話判定時間に応じ
てポーリング応答を送信できる移動局2の数が抑制され
るので、ポーリング応答同志のぶつかり合う確率を減ら
すことができ、指令局1によるデータの収集効率を向上
させることができる。しかも、指令局1はポーリング要
求を一斉に送信しているため、データが発生している移
動局のみがポーリング応答を返送してくるため、MCA
無線回線の利用効率を向上させることができる。
【0021】
【発明の効果】以上記述した如く本発明の無線通信シス
テムによれば、指令局から複数の移動局に対し一斉に送
信したポーリング要求に対して、データが発生している
複数の移動局からのポーリング応答をMCA無線回線の
終話判定時間内にポーリング応答がぶつかることを少な
くして、ポーリング応答を指令局が効率よく受信するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信システムの一実施例を示した
構成図。
【図2】図1に示した指令局と移動局の内部構成の一実
施例を示したブロック図。
【図3】図2に示した指令局がポーリング要求送信する
際の動作を示したフローチャート。
【図4】図2に示した移動局がポーリング要求を受信し
た際の動作を示したフローチャート。
【図5】図2に示した指令局がポーリング要求を出した
後に複数の移動局からポーリング応答が返送されてくる
場合のタイムチャート。
【図6】図2に示した指令局と移動局間の通信手順を示
したシーケンス図。
【符号の説明】
1…指令局 2−1〜2−5
…移動局 3…制御局 11…無線部 12…CPU 13、23…メ
モリ 14、25…入力部 15、26…ア
ンテナ 21…無線部 22…CPU 24…表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局はポーリング要求を複数の子局に一
    斉に無線送信した後、前記子局から無線送信されるポー
    リング応答を受信し、且つ、親局と子局間の無線回線が
    所定時間の期間無変調であった場合、前記無線回線を終
    話する無線通信システムにおいて、前記所定時間以上の
    長さの時間に対応する数字Aを前記ポーリング要求に付
    加して子局に送信する親側送信手段を親局に具備し、前
    記ポーリング要求から数字Aを抽出する抽出手段と、こ
    の抽出手段によって抽出された数字A以内の任意の0以
    上の数字Cを選択する選択手段と、ポーリング要求を受
    信してから前記選択手段によって選択された数字Cに対
    応する時間待った後、ポーリング応答を親局に送信する
    子側送信手段とを子局に具備したことを特徴とする無線
    通信システム。
  2. 【請求項2】前記親側送信手段は予め決められた時間待
    ってもポーリング応答を返送してこない移動局に対して
    前記数字Aの値を小さくした数字A´を前記ポーリング
    要求に付加して子局に再送信することを特徴とする請求
    項1記載の無線通信システム。
JP10792993A 1993-05-10 1993-05-10 無線通信システム Withdrawn JPH06318893A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10792993A JPH06318893A (ja) 1993-05-10 1993-05-10 無線通信システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10362147B2 (en) 2015-10-09 2019-07-23 Seiko Epson Corporation Network system and communication control method using calculated communication intervals
US11984541B2 (en) 2020-04-14 2024-05-14 Raysolve Optoelectronics (Suzhou) Company Limited Light emitting diode structure having resonant cavity and method for manufacturing the same

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