JPH0631789A - 複数層重合体フィルムの製造方法及び装置 - Google Patents
複数層重合体フィルムの製造方法及び装置Info
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- JPH0631789A JPH0631789A JP5121018A JP12101893A JPH0631789A JP H0631789 A JPH0631789 A JP H0631789A JP 5121018 A JP5121018 A JP 5121018A JP 12101893 A JP12101893 A JP 12101893A JP H0631789 A JPH0631789 A JP H0631789A
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の層のフィルムを層の厚さとドープの粘
性とが異なっていても高い精密さで同時成形できる方法
と装置を提供する。 【構成】 複数層の重合体フィルムが、移動基体上に、
該基板に接近しかつ離間した細孔出口に平行に延びる押
出し細孔を有する型から成形される。上流側細孔出口が
同一平面上のランドにより形成された外側及内側のリッ
プを有する。外側の上流側ランドは型の外面との交線に
より形成された接合線まで延びている。下流側細孔出口
は平らなランドにより形成されたリップを有し、下流側
細孔出口の外側ランドは他のランドよりも基体から大き
な距離で離間されている。異なる厚さの複数の均一の層
のフィルムが異なった粘性のドープから同時成形され
る。
性とが異なっていても高い精密さで同時成形できる方法
と装置を提供する。 【構成】 複数層の重合体フィルムが、移動基体上に、
該基板に接近しかつ離間した細孔出口に平行に延びる押
出し細孔を有する型から成形される。上流側細孔出口が
同一平面上のランドにより形成された外側及内側のリッ
プを有する。外側の上流側ランドは型の外面との交線に
より形成された接合線まで延びている。下流側細孔出口
は平らなランドにより形成されたリップを有し、下流側
細孔出口の外側ランドは他のランドよりも基体から大き
な距離で離間されている。異なる厚さの複数の均一の層
のフィルムが異なった粘性のドープから同時成形され
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2つ又はそれ以上の層を
有する重合体フィルムを成形する装置及び方法に関し、
さらに詳細にはこれらの層を同時に成形する上記の方法
と装置に関する。
有する重合体フィルムを成形する装置及び方法に関し、
さらに詳細にはこれらの層を同時に成形する上記の方法
と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】製造コストを減少させるためには1つ又
は複数の層をその前に成形したフィルムの上に被覆する
代わりに、複数の層のフィルムを同時成形することが望
ましい。従来の技術は溶液又は分散体の2つ又はそれ以
上の層を同時に沈積する装置を開示している。例えばバ
ートレット他への米国特許第2,932,855号は重
合体合成物の複数の層を動くドラム上に同時に成形する
多数の細孔を有する型を開示している。しかし従来の装
置は、成形溶液もしくは分散体(非水性系におけるドー
プとして知られている)の粘性又は層の厚さが著しく相
違している時に2つ又はそれ以上の層を高度の均一性を
もって成形するには満足できるものではない。
は複数の層をその前に成形したフィルムの上に被覆する
代わりに、複数の層のフィルムを同時成形することが望
ましい。従来の技術は溶液又は分散体の2つ又はそれ以
上の層を同時に沈積する装置を開示している。例えばバ
ートレット他への米国特許第2,932,855号は重
合体合成物の複数の層を動くドラム上に同時に成形する
多数の細孔を有する型を開示している。しかし従来の装
置は、成形溶液もしくは分散体(非水性系におけるドー
プとして知られている)の粘性又は層の厚さが著しく相
違している時に2つ又はそれ以上の層を高度の均一性を
もって成形するには満足できるものではない。
【0003】この種のフィルムは、例えばクロールへの
米国特許第3,782,947号に開示されているよう
な磁性記録層を有する写真フィルムを含んでいる。これ
らのフィルムは薄い磁性層とこれより著しく厚いセルロ
ース物質の支持層とを有している。さらに、これらフィ
ルムは著しく粘性が異なり従来の成形型では精密に同時
成形できないドープから被覆されている。
米国特許第3,782,947号に開示されているよう
な磁性記録層を有する写真フィルムを含んでいる。これ
らのフィルムは薄い磁性層とこれより著しく厚いセルロ
ース物質の支持層とを有している。さらに、これらフィ
ルムは著しく粘性が異なり従来の成形型では精密に同時
成形できないドープから被覆されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、複数の層の
フィルムを層の厚さとドープの粘性とが著しく異なって
いても高い精密性をもって同時成形することのできる新
規な装置と方法を提供する。例えばドープの粘性比を3
00,000対1もの高さとすることができ、また厚さ
の比を5000:1から1:1の範囲とすることができ
る。
フィルムを層の厚さとドープの粘性とが著しく異なって
いても高い精密性をもって同時成形することのできる新
規な装置と方法を提供する。例えばドープの粘性比を3
00,000対1もの高さとすることができ、また厚さ
の比を5000:1から1:1の範囲とすることができ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装置は、2つ又
はそれ以上の層を有する重合体フィルムの製造のための
新規な同時成形型を具備し、またこの新規な型と下流方
向に連続して動くようになっている成形用基体との組合
せを含んでいる。
はそれ以上の層を有する重合体フィルムの製造のための
新規な同時成形型を具備し、またこの新規な型と下流方
向に連続して動くようになっている成形用基体との組合
せを含んでいる。
【0006】この同時成形型は基体に近接して配置され
2つ又はそれ以上の成形用合成物を動いている基体の上
に連続層として同時に押出すようにする。型は上流側と
下流側とを有し、また型の上流側の上流側押出し細孔と
型の下流側の下流側押出し細孔とを含むブロックを形成
する型要素の組立体からなっている。
2つ又はそれ以上の成形用合成物を動いている基体の上
に連続層として同時に押出すようにする。型は上流側と
下流側とを有し、また型の上流側の上流側押出し細孔と
型の下流側の下流側押出し細孔とを含むブロックを形成
する型要素の組立体からなっている。
【0007】型はさらに複数の分配空洞を具備し、成形
用合成物を受け入れまたこれを一定速度で各押出し細孔
に供給するようにしている。この細孔の各々は、空洞か
ら相互に平行な細長い孔出口を形成するリップへと延び
る狭く離間した平行の壁を有している。
用合成物を受け入れまたこれを一定速度で各押出し細孔
に供給するようにしている。この細孔の各々は、空洞か
ら相互に平行な細長い孔出口を形成するリップへと延び
る狭く離間した平行の壁を有している。
【0008】型は、細孔出口が基体の上方のその近くに
間隔をおいて配されこの細孔出口の長さ方向が基体の移
動方向に直角となるように位置している。
間隔をおいて配されこの細孔出口の長さ方向が基体の移
動方向に直角となるように位置している。
【0009】上流側細孔出口は細孔出口と長さ方向で同
一空間を占める第1の平坦な矩形のランドを備えた外側
リップを有し、この平坦な矩形のランドは、細孔の平坦
な上流側壁と鋭角を形成し、またランドとこのランドに
180°より大きな好ましくは200°より大きな外角
で交差する型の外面との交線によって形成された接合線
へと幅方向上流側に延びている。上流側細孔出口は、長
さ方向が第1のランドと同一平面で同一空間を占める第
2の狭い細長のランドによって形成された内側リップを
有している。
一空間を占める第1の平坦な矩形のランドを備えた外側
リップを有し、この平坦な矩形のランドは、細孔の平坦
な上流側壁と鋭角を形成し、またランドとこのランドに
180°より大きな好ましくは200°より大きな外角
で交差する型の外面との交線によって形成された接合線
へと幅方向上流側に延びている。上流側細孔出口は、長
さ方向が第1のランドと同一平面で同一空間を占める第
2の狭い細長のランドによって形成された内側リップを
有している。
【0010】型の下流側で、下流側細孔出口は、第1の
平坦なランドと同一平面のランドによって形成された第
1のリップと下流側の平坦な矩形のランドによって形成
された第2のリップとを有し、前記下流側のランドは長
さ方向が下流側細孔出口と同一空間を占めまたその幅方
向が型のもう1つの表面との交差部によって形成された
接合線へと延びている。
平坦なランドと同一平面のランドによって形成された第
1のリップと下流側の平坦な矩形のランドによって形成
された第2のリップとを有し、前記下流側のランドは長
さ方向が下流側細孔出口と同一空間を占めまたその幅方
向が型のもう1つの表面との交差部によって形成された
接合線へと延びている。
【0011】下流側ランドは基体から他方のランドより
大きな距離で離間されている。
大きな距離で離間されている。
【0012】本発明はさらに、成形用合成物が同時成形
型の接合線と接触するのを保証する、移動基体上に同時
成形するための開始工程を含んでいる。この方法は、各
々が揮発性液体と重合体とからなる第1の液体成形用合
成物と第2の液体成形用合成物を、比較的広い押出し細
孔が比較的狭い押出し細孔に対して上流方向にあるよう
に移動基体の上方に配置されている前記型の第1の狭い
方の押出し細孔と第2の広い方の押出し細孔とに、それ
ぞれ供給することからなっている。
型の接合線と接触するのを保証する、移動基体上に同時
成形するための開始工程を含んでいる。この方法は、各
々が揮発性液体と重合体とからなる第1の液体成形用合
成物と第2の液体成形用合成物を、比較的広い押出し細
孔が比較的狭い押出し細孔に対して上流方向にあるよう
に移動基体の上方に配置されている前記型の第1の狭い
方の押出し細孔と第2の広い方の押出し細孔とに、それ
ぞれ供給することからなっている。
【0013】同時成形用合成物を前記各細孔に供給する
前に、揮発性液体又はその重合体との希釈混合物が前記
各細孔に供給される。その後で第2の液体重合体合成物
がこの揮発性液体又は希釈混合物に取替えられ、そして
第2の広い方の細孔に、均一の流れを形成し前記第2の
細孔に近接するランドに沿う接合線に接触するのに十分
な時間にわたって、供給される。この後第1の液体同時
成形用合成物が、狭い方の細孔のための供給物として揮
発性液体又は希釈混合物に取替えられる。
前に、揮発性液体又はその重合体との希釈混合物が前記
各細孔に供給される。その後で第2の液体重合体合成物
がこの揮発性液体又は希釈混合物に取替えられ、そして
第2の広い方の細孔に、均一の流れを形成し前記第2の
細孔に近接するランドに沿う接合線に接触するのに十分
な時間にわたって、供給される。この後第1の液体同時
成形用合成物が、狭い方の細孔のための供給物として揮
発性液体又は希釈混合物に取替えられる。
【0014】
【実施例】図1及び2は、成形用基体12とこの基体の
上方にこれと接近して配置された新規な同時成形型2と
を具備する本発明の装置を略図式にまた比例寸法でなく
示している。基体は矢印1で示される下流方向に連続し
て動くようになっている。基体12は研磨された金属ベ
ルトもしくはドラム又は重合体のベルトとすることがで
きる。ポリエチレンテレフタレートのような重合体の連
続ベルトが好ましい。基体12は、液体の成形用合成物
又はドープが同時に成形されまた成形されたフィルムが
揮発性溶剤の蒸発後に剥がされロール21として巻かれ
る表面を提供する。
上方にこれと接近して配置された新規な同時成形型2と
を具備する本発明の装置を略図式にまた比例寸法でなく
示している。基体は矢印1で示される下流方向に連続し
て動くようになっている。基体12は研磨された金属ベ
ルトもしくはドラム又は重合体のベルトとすることがで
きる。ポリエチレンテレフタレートのような重合体の連
続ベルトが好ましい。基体12は、液体の成形用合成物
又はドープが同時に成形されまた成形されたフィルムが
揮発性溶剤の蒸発後に剥がされロール21として巻かれ
る表面を提供する。
【0015】新規な型2は、2つ又はそれ以上の層の大
きく異なった厚さのフィルムを大きく異なった粘性の成
形用合成物又はドープから成形することのできる構造を
有している。この厚さと粘性の相違−これは従来の同時
成形方法にとって障害となる−にかかわらず、この新規
な装置と方法は2つ又はそれ以上の層を精密にかつ均一
の厚さに同時に成形することができる。
きく異なった厚さのフィルムを大きく異なった粘性の成
形用合成物又はドープから成形することのできる構造を
有している。この厚さと粘性の相違−これは従来の同時
成形方法にとって障害となる−にかかわらず、この新規
な装置と方法は2つ又はそれ以上の層を精密にかつ均一
の厚さに同時に成形することができる。
【0016】本発明の装置と方法によって作られたフィ
ルムは複数層重合体フィルムである。これらの層は例え
ば磁性記録フィルムと写真フィルム支持体(フィルムベ
ース)とを含んでいる。これらの層は典型的にはセルロ
ーストリアセテートのような基体層と1つ又は複数の一
定の官能層とからなっている。写真フィルムベースにお
いて官能層は例えば感光層の基体への接着を向上させる
ゼラチン下塗り層とすることができる。磁性記録フィル
ムにおいて例えばクロールへの米国特許第3,782,
947号に開示されているように、基体はまたセルロー
ストリアセテートとすることができまた官能層はセルロ
ースエステルの中の磁性粒子、例えば酸化鉄粒子の分散
体とすることができる。
ルムは複数層重合体フィルムである。これらの層は例え
ば磁性記録フィルムと写真フィルム支持体(フィルムベ
ース)とを含んでいる。これらの層は典型的にはセルロ
ーストリアセテートのような基体層と1つ又は複数の一
定の官能層とからなっている。写真フィルムベースにお
いて官能層は例えば感光層の基体への接着を向上させる
ゼラチン下塗り層とすることができる。磁性記録フィル
ムにおいて例えばクロールへの米国特許第3,782,
947号に開示されているように、基体はまたセルロー
ストリアセテートとすることができまた官能層はセルロ
ースエステルの中の磁性粒子、例えば酸化鉄粒子の分散
体とすることができる。
【0017】写真支持体フィルムは感光層の均一な塗布
にとって重要である。磁性記録フィルムにとって正確な
信号の記録作用を得ることもまた重要である。これらの
層の均一な厚さもまたフィルムの所要の物理的特性を得
るために重要である。
にとって重要である。磁性記録フィルムにとって正確な
信号の記録作用を得ることもまた重要である。これらの
層の均一な厚さもまたフィルムの所要の物理的特性を得
るために重要である。
【0018】このようなフィルムのための支持体又はベ
ースは普通には、例えば塩化メチレン又は塩化メチレ
ン、メタノール及びシクロヘキサンの混合物の揮発性溶
剤における例えばセルロースエステルの重合体の溶液を
含むドープから成形される。支持体は、溶解された染
料、分散された顔料又は流動性薬剤のような任意の添加
物を含有することができる。
ースは普通には、例えば塩化メチレン又は塩化メチレ
ン、メタノール及びシクロヘキサンの混合物の揮発性溶
剤における例えばセルロースエステルの重合体の溶液を
含むドープから成形される。支持体は、溶解された染
料、分散された顔料又は流動性薬剤のような任意の添加
物を含有することができる。
【0019】1つ又は複数の官能層もまたドープから成
形される。しかしこれらドープは支持体層として必らず
しも同一の重合体と同一の溶剤を含有する必要はない。
ドープは所要の官能価をこれらの層に与える成分をその
中に分散させるか溶解させるかして、付加的に含有する
ことができる。例えば、磁性記録層のために、ドープは
酸化鉄を含むことができる。典型的には、官能層ドープ
は支持体層ドープよりも低い重合体濃度と低い粘性とを
有している。本発明の方法と装置は、任意のこのような
重合体溶液及び分散体と本明細書に参照例として記載さ
れている上記の米国特許第3,782,947号及び第
2,932,855号に開示されている任意の成形用合
成物とを成形するのに適している。
形される。しかしこれらドープは支持体層として必らず
しも同一の重合体と同一の溶剤を含有する必要はない。
ドープは所要の官能価をこれらの層に与える成分をその
中に分散させるか溶解させるかして、付加的に含有する
ことができる。例えば、磁性記録層のために、ドープは
酸化鉄を含むことができる。典型的には、官能層ドープ
は支持体層ドープよりも低い重合体濃度と低い粘性とを
有している。本発明の方法と装置は、任意のこのような
重合体溶液及び分散体と本明細書に参照例として記載さ
れている上記の米国特許第3,782,947号及び第
2,932,855号に開示されている任意の成形用合
成物とを成形するのに適している。
【0020】図において、矢印1は下流方向を示し、こ
の方向において2つの層のフィルムが形成される。型組
立体2は3つの要素、すなわちカバー3とパイ4と本体
5とを含んでいる。カバー3、パイ4及び本体5は同一
空間を占めそして成形されているフィルムの幅によって
決まる長さを有している。これは2,3センチから1メ
ートルもしくはそれ以上までとすることができる。
の方向において2つの層のフィルムが形成される。型組
立体2は3つの要素、すなわちカバー3とパイ4と本体
5とを含んでいる。カバー3、パイ4及び本体5は同一
空間を占めそして成形されているフィルムの幅によって
決まる長さを有している。これは2,3センチから1メ
ートルもしくはそれ以上までとすることができる。
【0021】カバー3、パイ4及び本体5は一対の端部
プレート(図示しない)によって相互に離間した関係に
保持されている。これに代え、型要素はこの技術分野で
は周知のようなランド構造と貫通ボルトとによって離間
した関係に保持される。端部プレートは、構造的にでは
ないが、型の各端部をシールするために用いられる。こ
のように区画形成された空間は、ドープ入口6、分配空
洞7及び狭く離間された平行の壁22と23により形成
された細孔8を含んでいる。同様に、パイ4と本体5と
は離間され、ドープ入口9、分配空洞10及び狭く離間
された平行の壁24と25によって形成された細孔11
を含んでいる。入口6と9はドープを圧力下に導入す
る。分配空洞7と10は細孔8と11における薄層の流
れを保証するための流れならし器又は緩衝器として作用
をする。
プレート(図示しない)によって相互に離間した関係に
保持されている。これに代え、型要素はこの技術分野で
は周知のようなランド構造と貫通ボルトとによって離間
した関係に保持される。端部プレートは、構造的にでは
ないが、型の各端部をシールするために用いられる。こ
のように区画形成された空間は、ドープ入口6、分配空
洞7及び狭く離間された平行の壁22と23により形成
された細孔8を含んでいる。同様に、パイ4と本体5と
は離間され、ドープ入口9、分配空洞10及び狭く離間
された平行の壁24と25によって形成された細孔11
を含んでいる。入口6と9はドープを圧力下に導入す
る。分配空洞7と10は細孔8と11における薄層の流
れを保証するための流れならし器又は緩衝器として作用
をする。
【0022】成形基体12は重合体ベルト又は磨かれた
金属のベルトもしくはドラムとすることができ、この基
体から、十分な溶剤が蒸発された後に成形されたフィル
ムが剥がされ、又はこの基体は2つ又はそれ以上の追加
の層がその上に成形できるフィルムとすることができ
る。図1に示すように、型2は細孔出口が基体12の上
方にこれと接近し間隔をおくように配置される。型の成
形表面からの精密な間隔は処理条件によって変えること
ができる。これら細孔の最も低いランドの基体からの典
型的な間隔又は距離は0.1から3mmそして好ましくは
0.5から1.5mmの範囲である。
金属のベルトもしくはドラムとすることができ、この基
体から、十分な溶剤が蒸発された後に成形されたフィル
ムが剥がされ、又はこの基体は2つ又はそれ以上の追加
の層がその上に成形できるフィルムとすることができ
る。図1に示すように、型2は細孔出口が基体12の上
方にこれと接近し間隔をおくように配置される。型の成
形表面からの精密な間隔は処理条件によって変えること
ができる。これら細孔の最も低いランドの基体からの典
型的な間隔又は距離は0.1から3mmそして好ましくは
0.5から1.5mmの範囲である。
【0023】細孔8と11は空洞7と10からそれぞ
れ、細長い相互に平行な細孔27と28を形成するリッ
プへと延びている。細孔出口の長さ方向は基体12の運
動方向に直角である。上流側の細孔出口27は、この細
孔出口と同一空間を占める、すなわち細孔出口と同一長
さの平坦な矩形のランド15によって形成された外側リ
ップを有している。細孔出口27は、ランド15と同一
平面上にあり長さが同一の狭く細長いランド14によっ
て形成された内側リップを有している。ランド15の平
面は細孔11の平坦な上流側の壁24とで鋭角を形成す
る。これは均一でしかも異なった厚さの層の被覆を成功
させるのに寄与する。
れ、細長い相互に平行な細孔27と28を形成するリッ
プへと延びている。細孔出口の長さ方向は基体12の運
動方向に直角である。上流側の細孔出口27は、この細
孔出口と同一空間を占める、すなわち細孔出口と同一長
さの平坦な矩形のランド15によって形成された外側リ
ップを有している。細孔出口27は、ランド15と同一
平面上にあり長さが同一の狭く細長いランド14によっ
て形成された内側リップを有している。ランド15の平
面は細孔11の平坦な上流側の壁24とで鋭角を形成す
る。これは均一でしかも異なった厚さの層の被覆を成功
させるのに寄与する。
【0024】下流側細孔8は、細孔出口27の内側リッ
プとこれが同じランド(平面部)であるため同一平面上
にある、ランド14によって形成された第1のリップを
有する細孔出口28を有している。2つより多い細孔を
有する本発明の型においては、たとえば第1と第3の細
孔出口の最も内側のリップは同一ではないが依然として
同一平面上にある。
プとこれが同じランド(平面部)であるため同一平面上
にある、ランド14によって形成された第1のリップを
有する細孔出口28を有している。2つより多い細孔を
有する本発明の型においては、たとえば第1と第3の細
孔出口の最も内側のリップは同一ではないが依然として
同一平面上にある。
【0025】下流側細孔出口28は下流側の平坦な矩形
ランド13によって形成された第2のリップを有する。
このランドは細孔出口28と長さ方向で同一空間を占
め、またその幅方向で又は下流側方向においてランド1
3と型の下流側外面29との交線によって形成された接
合線16まで延びている。
ランド13によって形成された第2のリップを有する。
このランドは細孔出口28と長さ方向で同一空間を占
め、またその幅方向で又は下流側方向においてランド1
3と型の下流側外面29との交線によって形成された接
合線16まで延びている。
【0026】細孔8は、長さ方向で細孔8と同一空間を
占めかつ成形用表面(基体)12に平行なランド13と
14で終っている。ランド13はしかし、ランド14よ
りは成形用基体12から離れており、この余分の距離は
オフセット(偏倚)と称される。
占めかつ成形用表面(基体)12に平行なランド13と
14で終っている。ランド13はしかし、ランド14よ
りは成形用基体12から離れており、この余分の距離は
オフセット(偏倚)と称される。
【0027】細孔8から流れるドープはランド13を濡
らし接合線16において型から鋭く分離する。本発明の
この好適な実施態様では下流側ランド13の幅は上流側
ランド15の幅より小さく、また最も好ましくは全ての
他のランドの幅よりも小さくなっている。細孔から接合
線16までのこの短い距離は薄い頂面又は官能層の形成
に寄与する。ランド13の正確な幅と偏倚の大きさとは
ドープの粘性とドープの流速と型の成形用基体12の表
面からの間隔とによって選択される。典型的な値は後述
の実施例において示されている。
らし接合線16において型から鋭く分離する。本発明の
この好適な実施態様では下流側ランド13の幅は上流側
ランド15の幅より小さく、また最も好ましくは全ての
他のランドの幅よりも小さくなっている。細孔から接合
線16までのこの短い距離は薄い頂面又は官能層の形成
に寄与する。ランド13の正確な幅と偏倚の大きさとは
ドープの粘性とドープの流速と型の成形用基体12の表
面からの間隔とによって選択される。典型的な値は後述
の実施例において示されている。
【0028】同様に、接合線17は細孔8と11から流
れる各ドープの間の境界を区画形成する。ランド15に
おいて、ドープ圧力のため、細孔11からのドープの一
部は上流側に流れ、ランド15と型の上流側外面21と
の交線によって形成される接合線18までランド15を
濡らす。ランド15と外面21との間の外角は180度
よりは大きく、好ましくは200度よりは大きい。これ
は細孔11からのドープが接合線18を通過しないのを
保証する。任意に、溝を前記外面の接合線に設け前記1
80度より大きな外角を形成することができる。
れる各ドープの間の境界を区画形成する。ランド15に
おいて、ドープ圧力のため、細孔11からのドープの一
部は上流側に流れ、ランド15と型の上流側外面21と
の交線によって形成される接合線18までランド15を
濡らす。ランド15と外面21との間の外角は180度
よりは大きく、好ましくは200度よりは大きい。これ
は細孔11からのドープが接合線18を通過しないのを
保証する。任意に、溝を前記外面の接合線に設け前記1
80度より大きな外角を形成することができる。
【0029】図に示す構造において、高い粘性とするこ
とのできる支持体層19のドープが、入口9に導入さ
れ、空洞10の中で流動安定化され、細孔11を通って
押出される。同様に、層19のドープより著しく低い粘
性とすることのできる官能層20のドープが入口6に導
入され、空洞7の中で流動安定化され、細孔8を通って
押出される。適当な流速を保つため、細孔11を通って
流れる粘性の支持体層のドープが通常は、官能層のドー
プが細孔8を通って流れる圧力よりも高い圧力のもとに
あり、また細孔11が好ましくは細孔8より広くなって
いる。ランド13がこれに隣接する細孔8より幅が広く
またランド18がこれに隣接する細孔11と実質的に同
一の幅を有していることもまた本発明の装置の好ましい
実施態様の特徴である。
とのできる支持体層19のドープが、入口9に導入さ
れ、空洞10の中で流動安定化され、細孔11を通って
押出される。同様に、層19のドープより著しく低い粘
性とすることのできる官能層20のドープが入口6に導
入され、空洞7の中で流動安定化され、細孔8を通って
押出される。適当な流速を保つため、細孔11を通って
流れる粘性の支持体層のドープが通常は、官能層のドー
プが細孔8を通って流れる圧力よりも高い圧力のもとに
あり、また細孔11が好ましくは細孔8より広くなって
いる。ランド13がこれに隣接する細孔8より幅が広く
またランド18がこれに隣接する細孔11と実質的に同
一の幅を有していることもまた本発明の装置の好ましい
実施態様の特徴である。
【0030】支持体層19の通常は高い粘性のドープが
細孔11を通ってポンプで送られる高い圧力に耐え、ま
たそのため成形層の横方向の均一性を保つために、パイ
4と本体5は、型の端部プレートの間の細孔11の曲が
るのとこれに対応して広くなるのとに対して抵抗するの
に十分に強くなければならない。長さが1メートル又は
それ以上の長さのステンレス鋼の型について、細孔11
と8との間の角度が好ましくは少なくとも32度である
ことが見出された。同様に、型本体の面21と細孔11
との間の角が好ましくは少なくとも32度であることが
わかった。
細孔11を通ってポンプで送られる高い圧力に耐え、ま
たそのため成形層の横方向の均一性を保つために、パイ
4と本体5は、型の端部プレートの間の細孔11の曲が
るのとこれに対応して広くなるのとに対して抵抗するの
に十分に強くなければならない。長さが1メートル又は
それ以上の長さのステンレス鋼の型について、細孔11
と8との間の角度が好ましくは少なくとも32度である
ことが見出された。同様に、型本体の面21と細孔11
との間の角が好ましくは少なくとも32度であることが
わかった。
【0031】細孔8の平面と成形用表面12の下流側方
向との間の内角は90°より大きくなっている。これは
所望の均一性の層を形成するのに寄与する。
向との間の内角は90°より大きくなっている。これは
所望の均一性の層を形成するのに寄与する。
【0032】図2は型の2つの細孔だけを示している
が、本発明の装置は2つの層より多い層を同時成形する
型を含むことができる。例えば、追加の細孔とランドが
設けられ1つの支持体層と2つの官能層を同時成形し、
この官能層が支持体層の同じ側に又は支持体層の両側に
あるようにすることができる。
が、本発明の装置は2つの層より多い層を同時成形する
型を含むことができる。例えば、追加の細孔とランドが
設けられ1つの支持体層と2つの官能層を同時成形し、
この官能層が支持体層の同じ側に又は支持体層の両側に
あるようにすることができる。
【0033】ドープ押出し細孔の数が増すにつれて、そ
の余分に必要とされるパイ部材が上記の32°の規準を
保つことが困難となり、また最も下流側の細孔の平面と
成形用表面12の下流側方向との間の90°より大きい
内角を保つことも困難となる。普通には、高い圧力のも
とにポンプで送られる1つの高い粘性のドープだけが、
すなわち支持体層のためのドープだけが存在する。した
がって、この高圧細孔を区画形成するパイとパイの部材
又はパイと本体の組合せだけが上記32°の規準を満た
すのに必要であり、そうでなければ、他の手段により型
の長さを減少しパイと本体部材の曲がるのを制限し、そ
れにより成形層の横方向の均一性を保持するようにす
る。
の余分に必要とされるパイ部材が上記の32°の規準を
保つことが困難となり、また最も下流側の細孔の平面と
成形用表面12の下流側方向との間の90°より大きい
内角を保つことも困難となる。普通には、高い圧力のも
とにポンプで送られる1つの高い粘性のドープだけが、
すなわち支持体層のためのドープだけが存在する。した
がって、この高圧細孔を区画形成するパイとパイの部材
又はパイと本体の組合せだけが上記32°の規準を満た
すのに必要であり、そうでなければ、他の手段により型
の長さを減少しパイと本体部材の曲がるのを制限し、そ
れにより成形層の横方向の均一性を保持するようにす
る。
【0034】本発明はさらに、次の比較例と本発明の実
施例とによって示される。
施例とによって示される。
【0035】比較例 この装置は、2つの細孔を有する
型において、第3のランド13が同じ幅でありまた他の
2つのランドと同一平面上にあることを除き、図2の装
置と実質的に同様のものであった。ドラムの代わりに、
成形用基体は動くプラスチック成形用ベルトであった。
さらに詳細には、この2つの細孔の型2において、細孔
8は0.127mmの幅(0.005インチ)であり、細
孔11は0.787mmの幅(0.030インチ)、ラン
ド13,14及び15は0.762mmの幅(0.030
インチ)で全てが同一平面上にあり成形用ベルトの上方
に約1.52mm(0.060インチ)の距離だけ離間さ
れていた。
型において、第3のランド13が同じ幅でありまた他の
2つのランドと同一平面上にあることを除き、図2の装
置と実質的に同様のものであった。ドラムの代わりに、
成形用基体は動くプラスチック成形用ベルトであった。
さらに詳細には、この2つの細孔の型2において、細孔
8は0.127mmの幅(0.005インチ)であり、細
孔11は0.787mmの幅(0.030インチ)、ラン
ド13,14及び15は0.762mmの幅(0.030
インチ)で全てが同一平面上にあり成形用ベルトの上方
に約1.52mm(0.060インチ)の距離だけ離間さ
れていた。
【0036】100,000ミリパスカル秒(mPa ,
S)の粘性を有する支持体層ドープが塩化メチレン、メ
チルアルコール及びブチルアルコールの溶剤ブレンドの
20%の固体濃度のセルローストリアセテートから作ら
れた。125ミリパスカル秒(mPa ,S)の粘性を有す
る官能層ドープが塩化メチレンとメチルアルコールの溶
剤ブレンドの4%濃度のセルローストリアセテートから
作られ、この官能層はまたニグロシン染料を含有し均一
性分析のための光学濃度が得られるようにした。
S)の粘性を有する支持体層ドープが塩化メチレン、メ
チルアルコール及びブチルアルコールの溶剤ブレンドの
20%の固体濃度のセルローストリアセテートから作ら
れた。125ミリパスカル秒(mPa ,S)の粘性を有す
る官能層ドープが塩化メチレンとメチルアルコールの溶
剤ブレンドの4%濃度のセルローストリアセテートから
作られ、この官能層はまたニグロシン染料を含有し均一
性分析のための光学濃度が得られるようにした。
【0037】支持体層ドープは入口9、分配空洞10及
び細孔11を通って0.102mm(0.004インチ)
の厚さの乾燥した支持体層が得られる速度でポンプによ
り送られた。同様に、官能層ドープが入口6、空洞7及
び細孔8を通って、1.27μmから3.81μmの厚
さに段階的に変化する乾燥した官能層が得られる速度で
ポンプにより送られた。
び細孔11を通って0.102mm(0.004インチ)
の厚さの乾燥した支持体層が得られる速度でポンプによ
り送られた。同様に、官能層ドープが入口6、空洞7及
び細孔8を通って、1.27μmから3.81μmの厚
さに段階的に変化する乾燥した官能層が得られる速度で
ポンプにより送られた。
【0038】マイクロデンシトメーターによる同時成形
フィルムの光学的走査は、受け容れられない“線状”模
様と5%の目標を越える光学濃度の変動の係数とを示し
た。
フィルムの光学的走査は、受け容れられない“線状”模
様と5%の目標を越える光学濃度の変動の係数とを示し
た。
【0039】この比較例は、下流側ランド13が他のラ
ンドと同じ平面上にある型により同時成形した時と成形
ドープが大きく粘性が相違し(125mPa ,Sに対して
100,000mPa ,S)また成形層の厚さが大きく相
違(1.27〜3.81μmに対し0.102mm)した
時に、受け容れられないフィルムが生産されることを実
証した。
ンドと同じ平面上にある型により同時成形した時と成形
ドープが大きく粘性が相違し(125mPa ,Sに対して
100,000mPa ,S)また成形層の厚さが大きく相
違(1.27〜3.81μmに対し0.102mm)した
時に、受け容れられないフィルムが生産されることを実
証した。
【0040】実施例1 本発明のこの実施例においては
型構造は上記比較例と同様であるが、ランド13の幅は
0.178mm、ランド14の幅は0.191mm、ランド
15の幅は0.762mmであった。ランド13は、さら
に、ランド14と15の平面の上方に0.254mmだけ
偏倚されていた。成形用合成物と成形方法は比較例と同
じであった。その乾燥したフィルムのマイクロデンシト
メーター分析は、官能層は線状模様がなくまた極めて満
足すべき1.5%の光学濃度の変動係数を有することを
示した。
型構造は上記比較例と同様であるが、ランド13の幅は
0.178mm、ランド14の幅は0.191mm、ランド
15の幅は0.762mmであった。ランド13は、さら
に、ランド14と15の平面の上方に0.254mmだけ
偏倚されていた。成形用合成物と成形方法は比較例と同
じであった。その乾燥したフィルムのマイクロデンシト
メーター分析は、官能層は線状模様がなくまた極めて満
足すべき1.5%の光学濃度の変動係数を有することを
示した。
【0041】実施例2 型と方法は実施例1と実質的に
同じであるが、官能層ドープは固体濃度が1%で粘性が
3.1マイクロパスカル秒(mPa ,S)であった。ラン
ド14は幅が0.165mmであった。支持体層ドープは
0.051mmの乾燥した厚さが得られる速度でポンプに
より送られ、官能層の厚さは0.025μmであった。
このフィルムのマイクロデンシトメーター分析は、線状
模様のない高度に満足すべき1.3%の光学濃度の変動
係数を示した。
同じであるが、官能層ドープは固体濃度が1%で粘性が
3.1マイクロパスカル秒(mPa ,S)であった。ラン
ド14は幅が0.165mmであった。支持体層ドープは
0.051mmの乾燥した厚さが得られる速度でポンプに
より送られ、官能層の厚さは0.025μmであった。
このフィルムのマイクロデンシトメーター分析は、線状
模様のない高度に満足すべき1.3%の光学濃度の変動
係数を示した。
【0042】実施例3 型と方法は実施例2と実質的に
同じであるが、官能層ドープは15%の固体濃度と3
8,000ミリパスカル秒(mPa ,S)の粘性を有して
いた。ランド13は0.381mmの幅でまたランド14
と15の平面から1.016mmだけ上方に偏倚してい
た。支持体層ドープはポンプで送られ厚さ0.051mm
の乾燥フィルムが得られ、官能層の厚さは0.0254
mmであった。マイクロデンシトメーター分析は、線状模
様がなく極めて満足すべき1.5%の光学濃度の変動係
数を有することを示した。
同じであるが、官能層ドープは15%の固体濃度と3
8,000ミリパスカル秒(mPa ,S)の粘性を有して
いた。ランド13は0.381mmの幅でまたランド14
と15の平面から1.016mmだけ上方に偏倚してい
た。支持体層ドープはポンプで送られ厚さ0.051mm
の乾燥フィルムが得られ、官能層の厚さは0.0254
mmであった。マイクロデンシトメーター分析は、線状模
様がなく極めて満足すべき1.5%の光学濃度の変動係
数を有することを示した。
【0043】実施例1,2及び3は、ドープの粘性と層
の厚さとが、満足できない比較例におけるように大きく
相違していても、下流側ランド13が他のランドの上方
に偏倚され上流側のランド15よりも狭い本発明の同時
成形型により、良好な品質のフィルムが得られることを
示している。
の厚さとが、満足できない比較例におけるように大きく
相違していても、下流側ランド13が他のランドの上方
に偏倚され上流側のランド15よりも狭い本発明の同時
成形型により、良好な品質のフィルムが得られることを
示している。
【0044】本発明は好適な実施態様を特に参照して詳
細に記載されてきたが、変形と変更が本発明の精神と範
囲内で行われることが理解されるであろう。
細に記載されてきたが、変形と変更が本発明の精神と範
囲内で行われることが理解されるであろう。
【図1】成形用基体と同時成形用型とを含む本発明の装
置の概略図である。
置の概略図である。
【図2】本発明の同時成形型の概略断面図である。
2…同時成形型 6…入口 7…分配空洞 8…細孔 9…入口 10…分配空洞 11…細孔 12…成形用基体 13,14,15…ランド 16,17,18…接合線 19…支持体層 20…官能層 21…型外面 27,28…細孔出口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年7月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (11)
- 【請求項1】 2つ又はそれ以上の層を有する重合体フ
ィルムの製造装置であって、 (a)下流方向に連続して動くようになっている成形用
基体と、 (b)2つ又はそれ以上の液体の成形用合成物を連続層
で前記動く基体上に同時に押出す成形用型、 とを具備し、 前記型が上流側と下流側とを有しまた型の上流側の上流
側押出し細孔と型の下流側の下流側押出し細孔とを形成
する型要素の組立体を具備し、 前記型がさらに、成形用合成物を受け入れまたこの成形
用合成物を一定速度で各押出し細孔に供給するための複
数の空洞を具備し、 前記細孔の各々が、空洞から細長い細孔出口を形成する
リップへと延びる狭く離間した平行の壁を有し、前記細
孔出口は相互に平行であり、 前記型は、細孔出口が前記基体に接近して離間され細孔
出口の長さ方向が前記基体の移動方向に直角となるよう
に、配置され、 上流側細孔出口が、長さ方向で該細孔出口と同一空間に
わたる第1の平らな矩形のランドからなる外側リップを
有し、 前記平らな矩形のランドが、細孔の平らな上流側の壁と
で鋭角を形成し、幅方向上流側に、ランドと型の上流側
外面との交線によって形成される接合線にまで180°
より大きな外角で延び、 前記上流側細孔出口が、第1のランドと同一平面上でこ
れと同一空間にわたる第2の狭く細長いランドによって
形成された内側リップを有し、 型の下流側に、下流側細孔出口が第1の平らなランドと
同一平面上のランドによって形成された第1のリップと
下流側の平らな矩形のランドによって形成された第2の
リップとを有し、前記下流側ランドが、下流側細孔出口
と長さが、同一空間にわたっておりかつその幅方向で型
の他の面との交線によって形成された接合線まで延びて
おり、 前記下流側ランドが前記基体から他のランドよりも大き
な距離で離間されている、 複数層重合体フィルムの製造装置。 - 【請求項2】 上流側細孔出口の第2のランドが下流側
細孔出口の第1のリップを構成している請求項1に記載
の装置。 - 【請求項3】 型の前記上流側の外面が前記第1の平ら
な矩形のランドと200°より大きな外角で交差してい
る請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 前記下流側ランドの幅が他のランドの幅
より小さい請求項3に記載の装置。 - 【請求項5】 2つ又はそれ以上の液体の成形用合成物
を隣接する層で移動基体上に同時に押出す同時成形型で
あって、 前記型が上流側と下流側とを有し、型の上流側に上流側
押出し細孔と型の下流側に下流側押出し細孔とを形成す
る型要素の組立体を具備し、 前記型がさらに、成形用合成物を受け入れまた成形用合
成物を各押出し細孔に一定の速度で供給するための、複
数の空洞を具備し、 前記細孔の各々が、空洞から細長い細孔出口を形成する
リップまで延びる狭く離間された平行の壁を有し、細孔
出口は相互に平行であり、 上流側細孔出口が、細孔と長さが同一空間にわたる第1
の平らな矩形のランドからなる外側リップを有し前記平
らな矩形のランドが、細孔の平らな上流側の壁とで鋭角
を形成し、また幅方向上流側に、型の上流側外面との交
線によって形成された接合線まで180°より大きな外
角で延びており、 前記上流側細孔出口が第1のランドと同一平面上の第2
の狭く細長いランドによって形成された内側リップを有
し、 型の下流側に、下流側細孔が、第1の平らなランドと同
一平面上のランドによって形成された第1のリップと下
流側の平らな矩形のランドによって形成された第2のリ
ップとを有し、前記下流側ランドが下流側細孔出口と長
さ方向で同一空間にわたっておりかつ幅方向で型の他の
面との交線によって形成された接合線まで延び、 前記下流側ランドが他のランドに平行でしかもこの他の
ランドから偏倚している、 複数の液体成形用合成物を同時に押出す同時成形型。 - 【請求項6】 2つの細孔のみを有し、下流側細孔出口
の第1のリップが上流側細孔の第2のランドにより形成
されている請求項5に記載の同時成形型。 - 【請求項7】 型の上流側外面が前記第1の平らな矩形
のランドと200°より大きな外角で交差している請求
項6に記載の同時成形型。 - 【請求項8】 前記下流側ランドの幅が他のランドの幅
より小さい請求項7に記載の同時成形型。 - 【請求項9】 重合体と揮発性液体とを含む液体の重合
体成形用合成物を複数の押出し細孔を有する押出し型に
より、移動する基体上に隣接する層として同時に成形
し、均一でしかも厚さの異なる層を有する重合体フィル
ムを形成する方法であって、 第1及び第2の重合体の成形用合成物を、前記型の第1
の比較的広い押出し細孔と第2の比較的狭い押出し細孔
であって、前記型が移動基体に対して前記比較的狭い押
出し細孔が前記比較的広い押出し細孔の下流側にあるよ
うに配置されている、狭い押出し細孔と広い押出し細孔
とに、それぞれ供給することと、 成形用合成物を前記各細孔に供給する前に、前記揮発性
液体又はこれと重合体との希釈された混合物を前記各細
孔に流し、その後に前記第1の成形用合成物を前記比較
的広い細孔に、均一の流れを形成しかつ前記比較的広い
細孔の上流側のランドに沿った接合線と接触するのに十
分な時間供給し、その後に前記第1の成形用合成物を前
記比較的狭い細孔への供給物に変えること、 とを含んでいる液体の重合体成形用合成物を同時に成形
する方法。 - 【請求項10】 成形用合成物がセルロース重合体と揮
発性溶媒とを含み、揮発性溶剤が成形用合成物を供給す
る前に押出し細孔に供給される請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 第1の成形用合成物が高い粘性を有し
第2の成形用合成物より高い流速で供給される請求項1
0に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/890,507 US5256357A (en) | 1992-05-28 | 1992-05-28 | Apparatus and method for cocasting film layers |
US890507 | 1992-05-28 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631789A true JPH0631789A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=25396775
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5121018A Pending JPH0631789A (ja) | 1992-05-28 | 1993-05-24 | 複数層重合体フィルムの製造方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5256357A (ja) |
EP (1) | EP0572329B1 (ja) |
JP (1) | JPH0631789A (ja) |
DE (1) | DE69312172T2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9434098B2 (en) | 2014-05-29 | 2016-09-06 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Slot die for film manufacturing |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5759274A (en) * | 1994-04-29 | 1998-06-02 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Die coating apparatus with surface covering |
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