JPH063176B2 - スタ−タ - Google Patents

スタ−タ

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JPH063176B2
JPH063176B2 JP60224762A JP22476285A JPH063176B2 JP H063176 B2 JPH063176 B2 JP H063176B2 JP 60224762 A JP60224762 A JP 60224762A JP 22476285 A JP22476285 A JP 22476285A JP H063176 B2 JPH063176 B2 JP H063176B2
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JP
Japan
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pinion
ring gear
coil
starter
intermittently
Prior art date
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JP60224762A
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信利 長谷部
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は内燃機関の始動に用いるスタータに係り、特に
ピニオンが内燃機関のリングギヤーに噛込む衝撃力を低
減し且つ確実な噛込みを可能とするスタータに係る。
〔発明の背景〕
従来スタータは、例えば特開昭58-38556号公報に示す様
に、始動スイツチを閉じることによって、吸引コイル,
保持コイルに電圧が印加されマグネチックスイッチが動
作し、ピニオンをリングギヤーに衝突させモータの大ト
ルクによってピニオンを変位させ噛込ませるものであ
る。従ってピニオンとリングギヤーに噛込時大きな衝撃
力が働き、摩耗,損傷によって耐久性を、いちじるしく
低下させる問題があった。
〔発明の目的〕
本考案は、前記した従来技術の欠点を改良するためにな
されたものであり、その目的は噛込時の衝撃力を低減す
るスタータを提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の本発明の目的は、スタータにおいて起動時マグネ
チックスイッチのコイルに印加する電圧を、時限回路で
断続し、ピニオンをリングギヤー端面間で往復させ、ピ
ニオンを変位させピニオンをリングギヤーの歯車間に噛
込ませる。モータのトルク成分を完全に除去し、衝撃力
を低減するとにより達成できる。
〔発明の実施例〕
第1図は、本発明の一実施例を示す。1はバッテリ、2
はキースイッチでSWOの接点を有する。3はマグネチ
ックスイッチで、一重巻きの励磁コイル4を巻装してい
る。5は制御回路でトランジスタ6をON,OFFす
る。このON,OFFはSWOの信号により間欠的に作
動する。又後述するSW1のON信号により、SWOが
ONしている時は、トランジスタ6をON状態にする。
7はプランジヤでコイル4に電圧が印加されると、吸引
する。コイル4の電圧がなくなると原位置に復帰する。
8は接点で、モータ12の電圧をON,OFFする。
ギヤップGの寸法のみではONせず、ピニオン10がリ
ングギヤー11に噛込んだ寸法Lにピニオンが進んだ時
SW1の接点はONする。
9はシフトレバー、10はピニオンでギヤップGの間を
往復すると、円周方向に転位する。11はエンジンのリ
ングギヤーで、12はモーターである。
次に、第2図,第3図により動作を説明する。
キースイッチ2(SWO)を閉じると、制御回路5の中
に組込まれた発振回路により、トランジスタ6が、
,tの時間でON,OFFする。従ったコイル4
に印加される電圧も間欠的になるので、プランジヤ7は
シフトレバー9を介してピニオン10をリングギヤー1
1のギヤップGの間を往復する。
次に、ピニオン10が転位し、リングギヤー11の歯車
間にくると、ピニオン10は前進し、リングギヤー11
に噛込む。噛込みが、寸法Lに到達すると接点8(SW
1)がONする。SWOとSW1の両方がONすると発
振回路がOFFし、トランジスタ6はON状態となり、
コイル4は電圧が印加された状態となる。故にピニオン
はリングギヤーに確実に噛込んだ状態でモーター12に
電圧が印加され、モーターが回転を開始し、エンジンの
リングギヤー11に動力を伝達する。
このように本発明によれば、ピニオンが確実に噛込後、
モータのトルクが印加されるので、噛込時の衝撃力が低
減する。故にピニオン噛込みが確実で、ピニオン及びリ
ングギヤーの損傷を未然に防止できる。
更に、第4図,第5図,第6図,第7図を用いて、ピニ
オンとリングギヤーの噛込み動作について説明する。
第4図において、13はアーマチヤでモータ12の回転
出力軸である。14はリダクシヨンギヤーシャフトでこ
の一端に動力伝達回転方向と逆方向のヘリカルプライン
15が設けられている。16はピニオンクラッチで一方
向のクラッチであり、ピニオン10、クラッチスリーブ
17及び、スリーブカバー18、スリーブ19より構成
されている。スリーブカバー18とスリーブ19の間に
は、間隙L1を有する。マグネチックスイッチ3にプラ
ンジヤ空隙L2があり、この量は、ピニオン10の移動
量と、ほぼ等しく設定されている。空隙L3は接点8の
間隙であり、L4はプランジヤ7から可動接点シヤフト
までの距離である。
寸法関係は、次の様に設定してある。
G+L1<L3+L4 G+L1+L3+L4≧L 前記の寸法関係により、ピニオン10、リングギヤー1
1の噛込みが行なわれた時のみ、接点8はOFFしてい
る。
次に動作について説明する。
コイル4に通電されると、プランジヤ7が吸引され、シ
フトレバー9を介して、スリーブ19が移動し、スリー
ブカバー18に当り、間隙L1が埋められた状態で、ピ
ニオンクラッチ16のクラッチスリーブ17は、リダク
シヨンギヤーシャフト14へのヘリカルスプライン15
を回転前進する。クラッチスリーブ17が、ヘリカルス
プライン15を摺動する時に生ずる回転力が、回転体で
あるリダクシヨンギヤーシヤフト14、アーマチヤ13
の回転抵抗を上廻ると、リダクシヨンギヤーシャフト1
4は、回転し変位する。
つまりプランジヤの吸引力、吸引速度によって、ピニオ
ン10は回転変位する。ピイオン10が、時間t1に、
リングギヤーに噛込まず、(ピニオン10が、Lの位置
まで到達しない。)コイル4が時間T2OFFされる
と、ピニオンはバネの力で元の位置に復帰する。更に、
コイル4は次にT1時に、励磁状態となり、一回目の回
転軌跡と異なったピイニオン10は、リングギヤー11
に当る。ピニオン10の前進,後退によって歯先の機転
変位は、一定の方向となる。この間欠的な繰り返しによ
った、ピニオン10はリングギヤーの歯の間の位置にく
ると、噛込みが行なわれる。
前述の噛込み動作を回転方向で示すと、第5図,第6
図,第7図のようになる。10aはピニオン平面部、1
0bはピニオン面取り部で、10aに対して20〜50
°の角度になっている。11aは、リングギヤー平面
部、11bはリングギヤー面取り部で30〜50°の角
度になっている。
第5図は、ピニオン平面部10aとリングギヤー平面部
が干渉部20aで、衝突状態となり、噛込みは行われな
い。
第6図は、t2で後退したピニオン10が再度t1で前進
したもので、ピニオン10は、X方向に回転変位し、干
渉部20aは、20a′と減少している。しかし、干渉
部20a′がある為に、ピニオン10の噛込みは、行わ
れない。
更に、時間t1,t2で間欠的に、コイル4の励磁のO
N,OFFを繰り返する。ピニオン11は、X′方向に
変位し、第7図の状態となる。この第7図では、干渉部
20a,20a′が解除され、噛込隙間20bを生じ、
ピニオン10はY方向への移動が可能となる。噛込隙間
20bを生ずると、プランジヤ7の吸引力によって、Y
方向に前進し、噛込みが行われる。ピニオン10がLの
位置になると接点8がONして、モーター12に通電さ
れる。
〔発明の効果〕
以上の述べたように本発明によれば、ピニオン噛込機構
と、モーターを分離が可能であり、相互を理想的な状態
で小形化できる。さらに、ピニオンとリングギヤーの摩
耗、損傷が防止できるので、高耐久化が可能である。
又、確実に噛込み後、モーターが作動するので、噛込衝
撃力の低減により、ピニオンクラッチ、シャフト、キー
の小形軽量化が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明になる機能回路図、第2図はマグネチ
ックスイッチコイル印加電圧と時間を示した特性図、第
3図は回路動作のタイムチヤートを示したもの、第4図
は、本発明になる噛込機構の断面図、第5図,第6図及
び第7図はピニオン,リングギヤーの操作を示した図面
を示したものである。 2…キースイッチ、3…マグネチックスイッチ、4…コ
イル、5…制御回路、6…トランジスタ、8…接点、1
0…ピニオン、11…リングギヤー、12…モーター、
L…噛込寸法、15…ヘリカルスプライン、17…クラ
ッチスリーブ、10b…,ピニオン面取り部、11b…
リングギヤー面取り部、20a…干渉部、20b…噛込
隙間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピニオンと、シフトレバーと、マグネット
    スイッチと、電動機とを有し、上記マグネットスイッチ
    により上記シフトレバーを介して上記ピニオンをシフト
    することにより内燃機関のリングギヤーに噛込ませ、上
    記電動機の発生トルクを内燃機関に伝達してその始動を
    行うスタータにおいて、上記マグネチックスイッチの励
    磁コイルに間欠的に電圧を印加する制御手段を設け、こ
    れにより上記ピニオンを間欠的に往復運動させることを
    特徴とするスタータ。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、上記ピニ
    オンがリングギヤーに噛込む位置の検出を上記マグネチ
    ックスイッチ軸で行い、前記位置検出により噛込信号が
    出たら、上記コイルの間欠的な電圧制御を行う上記手段
    を解除することを特徴とするスタータ。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第1項において、コイルの
    間欠的電圧制御手段を発振器により行うことを特徴とす
    るスタータ。
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