JPH063176A - 定量吐出装置 - Google Patents
定量吐出装置Info
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- JPH063176A JPH063176A JP18156192A JP18156192A JPH063176A JP H063176 A JPH063176 A JP H063176A JP 18156192 A JP18156192 A JP 18156192A JP 18156192 A JP18156192 A JP 18156192A JP H063176 A JPH063176 A JP H063176A
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- container
- compressed gas
- discharge
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内の流体量が変化した場合にも常に正確
な吐出量を安定して供給できる定量吐出装置を提供す
る。 【構成】 吐出すべき流体を内蔵しておりこの流体を加
圧するための圧縮気体が印加される容器手段(10、1
10、135)と、容器手段内の圧縮気体が占める体積
をこの容器手段内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制
御する体積制御手段(24、124)と、吐出毎の圧縮
気体の加圧時間及び圧力を容器手段内の流体の量にかか
わらずほぼ一定とする気体制御手段(24、124)と
を備えている。
な吐出量を安定して供給できる定量吐出装置を提供す
る。 【構成】 吐出すべき流体を内蔵しておりこの流体を加
圧するための圧縮気体が印加される容器手段(10、1
10、135)と、容器手段内の圧縮気体が占める体積
をこの容器手段内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制
御する体積制御手段(24、124)と、吐出毎の圧縮
気体の加圧時間及び圧力を容器手段内の流体の量にかか
わらずほぼ一定とする気体制御手段(24、124)と
を備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内の流体を加圧し
てこの流体を吐出側から所定量ずつ吐出する定量吐出装
置に係り、特に、水程度の低粘度流体からペースト状の
高粘度流体まで幅広い範囲の粘度の流体について微小量
から多量にいたるまでの任意の量を正確に吐出するため
の定量吐出装置に関する。
てこの流体を吐出側から所定量ずつ吐出する定量吐出装
置に係り、特に、水程度の低粘度流体からペースト状の
高粘度流体まで幅広い範囲の粘度の流体について微小量
から多量にいたるまでの任意の量を正確に吐出するため
の定量吐出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の定量吐出装置では、図6に示すよ
うに、圧縮気体供給口60から一定圧力の圧縮気体61
を一定時間ずつ印加して容器62内の流体63を加圧す
ることにより、所望の吐出量をその都度吐出口64から
得るように制御している。この場合、吐出作業の進行に
伴って容器62内に満たされている流体63の量がa→
b→cのごとく減少し、逆に容器62内の圧縮気体61
の体積がa’→b’→c’のごとく増加する。このた
め、容器62内の圧縮気体の圧力、換言すれば流体63
を加圧する圧力、の波形は、図7に示すように、a→b
→cのごとく変化し圧縮気体の圧力低下を招いてしま
う。その結果、容器62内の流体が減少するにつれて容
器62から吐出される流体の量が徐々に減少してしま
い、正確な量の吐出を行うことができないという不都合
が生じる。
うに、圧縮気体供給口60から一定圧力の圧縮気体61
を一定時間ずつ印加して容器62内の流体63を加圧す
ることにより、所望の吐出量をその都度吐出口64から
得るように制御している。この場合、吐出作業の進行に
伴って容器62内に満たされている流体63の量がa→
b→cのごとく減少し、逆に容器62内の圧縮気体61
の体積がa’→b’→c’のごとく増加する。このた
め、容器62内の圧縮気体の圧力、換言すれば流体63
を加圧する圧力、の波形は、図7に示すように、a→b
→cのごとく変化し圧縮気体の圧力低下を招いてしま
う。その結果、容器62内の流体が減少するにつれて容
器62から吐出される流体の量が徐々に減少してしま
い、正確な量の吐出を行うことができないという不都合
が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したごとき不都合
を解決するために、吐出される流体の減少に応じて圧縮
気体の圧力を徐々に増加する補正方法や、圧縮気体の印
加時間を徐々に増加する補正方法がある。
を解決するために、吐出される流体の減少に応じて圧縮
気体の圧力を徐々に増加する補正方法や、圧縮気体の印
加時間を徐々に増加する補正方法がある。
【0004】この圧縮気体の圧力を増加する補正方法に
よると、図8に示すように、初期設定された圧力波形a
とこれを補正した圧力波形b及びcとでは、圧縮気体の
最高圧力値及び吐出終了における容器内の排気遅れによ
る残圧(Pa 、Pb 、Pc )等が大幅に異なってしま
う。そのため、特定の流体イの粘度や流動性に合わせた
圧力増加率又は圧力補正率を用いて異なる粘度、流動性
の流体ロの圧力を補正して吐出を行うと、流体イ及びロ
間の最低吐出圧力値の相違、及び加圧値に対する吐出流
量の相違等から高精度の吐出制御を行うことができな
い。また、種々の流体に適合する正確な補正値を見いだ
そうとすると、非常に長い作業時間が必要となってしま
う。
よると、図8に示すように、初期設定された圧力波形a
とこれを補正した圧力波形b及びcとでは、圧縮気体の
最高圧力値及び吐出終了における容器内の排気遅れによ
る残圧(Pa 、Pb 、Pc )等が大幅に異なってしま
う。そのため、特定の流体イの粘度や流動性に合わせた
圧力増加率又は圧力補正率を用いて異なる粘度、流動性
の流体ロの圧力を補正して吐出を行うと、流体イ及びロ
間の最低吐出圧力値の相違、及び加圧値に対する吐出流
量の相違等から高精度の吐出制御を行うことができな
い。また、種々の流体に適合する正確な補正値を見いだ
そうとすると、非常に長い作業時間が必要となってしま
う。
【0005】一方、圧縮気体の印加時間を増加する補正
方法によると、図9に示すように、初期設定された圧力
波形aの吐出時間Ta に対して補正した圧力波形b及び
cの吐出時間Tb 及びTc が大幅に増加してしまう。一
定条件/一定時間で制御を行っている生産ラインにおい
ては、このような場合、吐出流体量の最も少ない状態、
即ち最も補正量の大きい(時間の長い)吐出時間Tc を
基準として制御系を動作させなくてはならず、極めて量
産性に欠けてしまう。しかも、排気の遅れにより残圧も
Pa からPb 及びPc へと同様に増加しているため、圧
縮気体の圧力補正を行う場合と同様に高精度の吐出制御
を行うことができないし、種々の流体に適合する正確な
補正値を見いだそうとすると、非常に長い作業時間が必
要となってしまう。
方法によると、図9に示すように、初期設定された圧力
波形aの吐出時間Ta に対して補正した圧力波形b及び
cの吐出時間Tb 及びTc が大幅に増加してしまう。一
定条件/一定時間で制御を行っている生産ラインにおい
ては、このような場合、吐出流体量の最も少ない状態、
即ち最も補正量の大きい(時間の長い)吐出時間Tc を
基準として制御系を動作させなくてはならず、極めて量
産性に欠けてしまう。しかも、排気の遅れにより残圧も
Pa からPb 及びPc へと同様に増加しているため、圧
縮気体の圧力補正を行う場合と同様に高精度の吐出制御
を行うことができないし、種々の流体に適合する正確な
補正値を見いだそうとすると、非常に長い作業時間が必
要となってしまう。
【0006】従って本発明は、従来技術の上述の不都合
を解決するものであり、容器内の流体量が変化した場合
にも常に正確な吐出量を安定して供給できる定量吐出装
置を提供することを目的としている。
を解決するものであり、容器内の流体量が変化した場合
にも常に正確な吐出量を安定して供給できる定量吐出装
置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧縮気
体の印加によって流体を所定量ずつ吐出する定量吐出装
置であって、吐出すべき流体を内蔵しておりこの流体を
加圧するための圧縮気体が印加される容器手段と、容器
手段内の圧縮気体が占める体積をこの容器手段内の流体
の量にかかわらずほぼ一定に制御する体積制御手段と、
吐出毎の圧縮気体の加圧時間及び圧力を容器手段内の流
体の量にかかわらずほぼ一定とする気体制御手段とを備
えた定量吐出装置が提供される。
体の印加によって流体を所定量ずつ吐出する定量吐出装
置であって、吐出すべき流体を内蔵しておりこの流体を
加圧するための圧縮気体が印加される容器手段と、容器
手段内の圧縮気体が占める体積をこの容器手段内の流体
の量にかかわらずほぼ一定に制御する体積制御手段と、
吐出毎の圧縮気体の加圧時間及び圧力を容器手段内の流
体の量にかかわらずほぼ一定とする気体制御手段とを備
えた定量吐出装置が提供される。
【0008】上述の容器手段が吐出すべき流体を内蔵し
ていると共にシリンダ手段を内部に一体的に備えた容器
を有しており、しかも上述の体積制御手段がシリンダ手
段を駆動することによって容器内の圧縮気体が占める体
積をこの容器内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制御
することは本発明の一実施態様である。
ていると共にシリンダ手段を内部に一体的に備えた容器
を有しており、しかも上述の体積制御手段がシリンダ手
段を駆動することによって容器内の圧縮気体が占める体
積をこの容器内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制御
することは本発明の一実施態様である。
【0009】また、上述の容器手段が吐出すべき流体を
内蔵している容器と、この容器に連通しておりこの容器
とは別個に設けられたシリンダ手段とを有しており、し
かも上述の体積制御手段がシリンダ手段を駆動すること
によって容器内及びシリンダ手段内の圧縮気体が占める
体積をこの容器内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制
御することも本発明の一実施態様である。
内蔵している容器と、この容器に連通しておりこの容器
とは別個に設けられたシリンダ手段とを有しており、し
かも上述の体積制御手段がシリンダ手段を駆動すること
によって容器内及びシリンダ手段内の圧縮気体が占める
体積をこの容器内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制
御することも本発明の一実施態様である。
【0010】上述の体積制御手段がシリンダ手段内に設
けられたピストンを移動させることによって圧縮気体が
占める体積を制御することも好ましい。
けられたピストンを移動させることによって圧縮気体が
占める体積を制御することも好ましい。
【0011】この場合、体積制御手段が吐出の回数に応
じた量だけピストンを移動させることによって圧縮気体
が占める体積を制御するかもしれないし、吐出によって
出力される圧縮気体の圧力波形を圧力センサを用いて検
出しその変化に応じた量だけピストンを移動させること
によって圧縮気体が占める体積を制御するかもしれな
い。
じた量だけピストンを移動させることによって圧縮気体
が占める体積を制御するかもしれないし、吐出によって
出力される圧縮気体の圧力波形を圧力センサを用いて検
出しその変化に応じた量だけピストンを移動させること
によって圧縮気体が占める体積を制御するかもしれな
い。
【0012】
【作用】体積制御手段は、容器手段内の流体の量の変化
に応じてこの容器手段内の圧縮気体が占める体積を自動
的に制御し、その体積が常にほぼ一定に保たれるように
する。これにより、吐出毎の圧縮気体の加圧時間及び圧
力を補正することなくほぼ一定に保つだけで、非常に正
確な吐出量を常に確保することができる。
に応じてこの容器手段内の圧縮気体が占める体積を自動
的に制御し、その体積が常にほぼ一定に保たれるように
する。これにより、吐出毎の圧縮気体の加圧時間及び圧
力を補正することなくほぼ一定に保つだけで、非常に正
確な吐出量を常に確保することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例として定量吐出装
置の全体の構成を概略的に示す構成図である。この定量
吐出装置は、水程度の低粘度流体からペースト状の高粘
度流体まで幅広い範囲の粘度の流体について微小量から
多量にいたるまでの任意の量を正確に吐出するためのも
のであり、例えば電子部品の製造や食品の容器ずめ等の
種々の産業において点滴、封止、塗布、充填の作業等、
定量の流体を吐出することが必要なあらゆる分野に利用
可能な定量吐出装置である。
置の全体の構成を概略的に示す構成図である。この定量
吐出装置は、水程度の低粘度流体からペースト状の高粘
度流体まで幅広い範囲の粘度の流体について微小量から
多量にいたるまでの任意の量を正確に吐出するためのも
のであり、例えば電子部品の製造や食品の容器ずめ等の
種々の産業において点滴、封止、塗布、充填の作業等、
定量の流体を吐出することが必要なあらゆる分野に利用
可能な定量吐出装置である。
【0015】図1において、10は吐出すべき流体11
が満たされている容器(本発明の容器手段に対応)であ
り、12は流体11の吐出口、13は圧縮気体の供給管
14に連通するノズルである。容器10の内壁10aは
シリンダ(本発明のシリンダ手段に対応)を構成してお
り、ピストン15がこのシリンダ内を上下に摺動できる
ように係合されている。ピストン15とシリンダとの間
にはシール性を保つためのOリング16が設けられてい
る。これにより、ピストン15の底面と流体11の上面
との間の空間17が密封され、その体積が「圧縮気体が
占める体積」となる。
が満たされている容器(本発明の容器手段に対応)であ
り、12は流体11の吐出口、13は圧縮気体の供給管
14に連通するノズルである。容器10の内壁10aは
シリンダ(本発明のシリンダ手段に対応)を構成してお
り、ピストン15がこのシリンダ内を上下に摺動できる
ように係合されている。ピストン15とシリンダとの間
にはシール性を保つためのOリング16が設けられてい
る。これにより、ピストン15の底面と流体11の上面
との間の空間17が密封され、その体積が「圧縮気体が
占める体積」となる。
【0016】ピストン15にはラックギヤ18が連結さ
れており、このラックギヤ18は駆動軸19及びカップ
リング20を介してモータ21の回転軸に連結された駆
動部ピニオンギヤ22に咬合している。モータ21はモ
ータ作業信号伝達端子23を介して制御装置(本発明の
体積制御手段及び気体制御手段に対応)24から印加さ
れるモータ作業信号に応じて回転するように構成されて
いる。圧縮気体の供給管14も圧縮気体伝達口25を介
してこの制御装置24に接続されている。
れており、このラックギヤ18は駆動軸19及びカップ
リング20を介してモータ21の回転軸に連結された駆
動部ピニオンギヤ22に咬合している。モータ21はモ
ータ作業信号伝達端子23を介して制御装置(本発明の
体積制御手段及び気体制御手段に対応)24から印加さ
れるモータ作業信号に応じて回転するように構成されて
いる。圧縮気体の供給管14も圧縮気体伝達口25を介
してこの制御装置24に接続されている。
【0017】制御装置24には、吐出信号の初期設定値
等を入力するためのキーボード26と、このキーボード
26に電気的に接続されており、設定信号等を受け取っ
て演算を行うマイクロコンピュータ27と、このマイク
ロコンピュータ27に電気的に接続されたインターフェ
イス28と、このインターフェイス28に電気的に接続
されたソレノイドバルブ29と、圧縮気体の圧力調整器
30とが設けられている。
等を入力するためのキーボード26と、このキーボード
26に電気的に接続されており、設定信号等を受け取っ
て演算を行うマイクロコンピュータ27と、このマイク
ロコンピュータ27に電気的に接続されたインターフェ
イス28と、このインターフェイス28に電気的に接続
されたソレノイドバルブ29と、圧縮気体の圧力調整器
30とが設けられている。
【0018】インターフェイス28は、マイクロコンピ
ュータ27から吐出信号等を受け取りソレノイドバルブ
29へSV作業信号を出力するソレノイドバルブドライ
バ28aと、マイクロコンピュータ27からモータ駆動
信号を受け取ってモータ作業信号伝達端子23へモータ
作業信号を出力するモータドライバ28bとを有してい
る。
ュータ27から吐出信号等を受け取りソレノイドバルブ
29へSV作業信号を出力するソレノイドバルブドライ
バ28aと、マイクロコンピュータ27からモータ駆動
信号を受け取ってモータ作業信号伝達端子23へモータ
作業信号を出力するモータドライバ28bとを有してい
る。
【0019】ソレノイドバルブ29は、ソレノイドバル
ブドライバ28aからの上述のSV作業信号によって制
御される3方弁である。このソレノイドバルブ29のP
ポートは外部から圧縮気体が供給される圧縮気体入力口
31に圧力調整器30を介して連通しており、Rポート
は圧縮気体を大気に開放するための大気開放口32に連
通しており、さらにAポートは圧縮気体伝達口25に連
通している。
ブドライバ28aからの上述のSV作業信号によって制
御される3方弁である。このソレノイドバルブ29のP
ポートは外部から圧縮気体が供給される圧縮気体入力口
31に圧力調整器30を介して連通しており、Rポート
は圧縮気体を大気に開放するための大気開放口32に連
通しており、さらにAポートは圧縮気体伝達口25に連
通している。
【0020】図2はマイクロコンピュータ27の制御プ
ログラムのフローチャートであり、以下このフローチャ
ートを合わせ用いて本実施例の動作を説明する。
ログラムのフローチャートであり、以下このフローチャ
ートを合わせ用いて本実施例の動作を説明する。
【0021】マイクロコンピュータ27は、まずステッ
プS1において、オペレータによってキーボード26か
ら入力される初期設定データを受け取り、これを記憶す
る。この初期設定データとしては、例えば、圧縮気体の
印加時間、毎回吐出されるべき流体量(圧縮気体の圧力
及び時間の制御によって定まる)、最初に容器10内に
満たされている流体全体の量等がある。このステップS
1において、圧縮気体の印加時間が与えられていないよ
うな場合には毎回吐出されるべき流体量及び圧縮気体の
圧力から圧縮気体の印加時間を必要に応じて演算するよ
うにしてもよいし、また、容器10内の流体の初期量か
らモータ21の初期位置を設定するようにしてもよい。
プS1において、オペレータによってキーボード26か
ら入力される初期設定データを受け取り、これを記憶す
る。この初期設定データとしては、例えば、圧縮気体の
印加時間、毎回吐出されるべき流体量(圧縮気体の圧力
及び時間の制御によって定まる)、最初に容器10内に
満たされている流体全体の量等がある。このステップS
1において、圧縮気体の印加時間が与えられていないよ
うな場合には毎回吐出されるべき流体量及び圧縮気体の
圧力から圧縮気体の印加時間を必要に応じて演算するよ
うにしてもよいし、また、容器10内の流体の初期量か
らモータ21の初期位置を設定するようにしてもよい。
【0022】次のステップS2では、流体11の毎回の
吐出開始時期が到来したかどうか判別し、吐出開始時期
である場合のみステップS3へ進む。この吐出開始時期
は、タイマ等の指示によって所定時間毎に現れるかもし
れないし、また、外部からその都度指示されるかもしれ
ない。
吐出開始時期が到来したかどうか判別し、吐出開始時期
である場合のみステップS3へ進む。この吐出開始時期
は、タイマ等の指示によって所定時間毎に現れるかもし
れないし、また、外部からその都度指示されるかもしれ
ない。
【0023】ステップS3では、圧縮気体の印加時間に
応じた値を有する吐出信号をソレノイドバルブドライバ
28aへ出力する。これによりソレノイドバルブドライ
バ28aが圧縮気体の印加時間に応じたパルス幅を有す
るSV作業信号を3方弁ソレノイドバルブ29へ出力
し、このソレノイドバルブ29のPポートとAポートと
が連通する。従って、圧縮気体入力口31を介して供給
され圧力調整器30によって圧力調整された圧縮気体
が、そのSV作業信号のパルス幅に応じた時間だけ、圧
縮気体伝達口25から出力される。この圧縮気体は、供
給管14及びノズル13を介して容器10内の空間17
へ印加される。その結果、容器10内の流体11は、こ
の印加された圧縮気体の圧力及び時間によって制御され
る圧力波形に加圧され、吐出口12から吐出される。S
V作業信号が反転すると、ソレノイドバルブ29のAポ
ートはRポートと連通するように切り替わり、容器10
内の空間17に残った圧縮気体の残圧は、ノズル13、
供給管14、圧縮気体伝達口25、ソレノイドバルブ2
9、及び大気開放口32を介して大気に放出される。こ
れにより、容器10内の流体11のこの回の吐出が終了
する。
応じた値を有する吐出信号をソレノイドバルブドライバ
28aへ出力する。これによりソレノイドバルブドライ
バ28aが圧縮気体の印加時間に応じたパルス幅を有す
るSV作業信号を3方弁ソレノイドバルブ29へ出力
し、このソレノイドバルブ29のPポートとAポートと
が連通する。従って、圧縮気体入力口31を介して供給
され圧力調整器30によって圧力調整された圧縮気体
が、そのSV作業信号のパルス幅に応じた時間だけ、圧
縮気体伝達口25から出力される。この圧縮気体は、供
給管14及びノズル13を介して容器10内の空間17
へ印加される。その結果、容器10内の流体11は、こ
の印加された圧縮気体の圧力及び時間によって制御され
る圧力波形に加圧され、吐出口12から吐出される。S
V作業信号が反転すると、ソレノイドバルブ29のAポ
ートはRポートと連通するように切り替わり、容器10
内の空間17に残った圧縮気体の残圧は、ノズル13、
供給管14、圧縮気体伝達口25、ソレノイドバルブ2
9、及び大気開放口32を介して大気に放出される。こ
れにより、容器10内の流体11のこの回の吐出が終了
する。
【0024】一方、マイクロコンピュータ27は、ステ
ップS3で吐出信号を出力する都度、ステップS4にお
いてこのマイクロコンピュータ27内の吐出回数カウン
タの内容nを1つずつ歩進させる。即ち、n←n+1の
処理を行う。
ップS3で吐出信号を出力する都度、ステップS4にお
いてこのマイクロコンピュータ27内の吐出回数カウン
タの内容nを1つずつ歩進させる。即ち、n←n+1の
処理を行う。
【0025】そして次のステップS5において、キーボ
ード26から入力された初期設定データとこの吐出回数
カウンタの内容nとから、容器10内の流体11の減少
量を演算してその減少量を補うためにモータ21をどの
程度回動させたらよいかに対応する補正値をモータ駆動
信号値として求め、次のステップS6でこのモータ駆動
信号をモータドライバ28bへ出力する。これにより、
モータドライバ28bは、このモータ駆動信号に応じた
値を有するモータ作業信号をモータ作業信号伝達端子2
3を介してモータ21へ出力する。これにより、モータ
21は、そのモータ作業信号の値に応じた角度だけ回動
し、この回転運動が駆動軸19及びカップリング20を
介してピニオンギヤ22に伝達され、ラックギヤ18に
よって直線運動に変換されてピストン15に伝達され
る。従って、ピストン15は、マイクロコンピュータ2
7の演算した容器10内の流体11の減少量を補う量だ
け移動し、容器10内の空間17の体積、即ち圧縮気体
が占める体積を一定に保つように制御している。
ード26から入力された初期設定データとこの吐出回数
カウンタの内容nとから、容器10内の流体11の減少
量を演算してその減少量を補うためにモータ21をどの
程度回動させたらよいかに対応する補正値をモータ駆動
信号値として求め、次のステップS6でこのモータ駆動
信号をモータドライバ28bへ出力する。これにより、
モータドライバ28bは、このモータ駆動信号に応じた
値を有するモータ作業信号をモータ作業信号伝達端子2
3を介してモータ21へ出力する。これにより、モータ
21は、そのモータ作業信号の値に応じた角度だけ回動
し、この回転運動が駆動軸19及びカップリング20を
介してピニオンギヤ22に伝達され、ラックギヤ18に
よって直線運動に変換されてピストン15に伝達され
る。従って、ピストン15は、マイクロコンピュータ2
7の演算した容器10内の流体11の減少量を補う量だ
け移動し、容器10内の空間17の体積、即ち圧縮気体
が占める体積を一定に保つように制御している。
【0026】マイクロコンピュータ27は、次のステッ
プS7において、規定された回数又は時間の吐出作業が
終了したかどうか判別し、終了と判別した場合はこの処
理ルーチンを終え、終了してないと判別した場合はステ
ップS2へ戻って上述の各ステップを再度実行する。
プS7において、規定された回数又は時間の吐出作業が
終了したかどうか判別し、終了と判別した場合はこの処
理ルーチンを終え、終了してないと判別した場合はステ
ップS2へ戻って上述の各ステップを再度実行する。
【0027】その結果、圧縮気体が占める体積は、吐出
の繰り返し作業の進行と共に流体11が減少していくに
もかかわらず常に一定に保たれることとなる。従って、
一定圧力及び一定時間の圧縮気体を補正なしで印加して
も、流体を加圧する圧縮気体の圧力波形は常に同じとな
り、毎回の吐出量が安定することとなる。
の繰り返し作業の進行と共に流体11が減少していくに
もかかわらず常に一定に保たれることとなる。従って、
一定圧力及び一定時間の圧縮気体を補正なしで印加して
も、流体を加圧する圧縮気体の圧力波形は常に同じとな
り、毎回の吐出量が安定することとなる。
【0028】図3及び図4は図1の実施例の作用を説明
するための図である。図3の(A)、(B)、及び
(C)に示すように、吐出口12からの吐出により流体
11のレベルがa→b→cのように減少しても、その都
度ピストン15が矢印33、34のように移動し、容器
10内の空間17の体積、即ち圧縮気体が占める体積
b’及びc’が元の体積a’と等しくなるように制御さ
れる。このように圧縮気体が占める体積を流体レベルの
変化にかかわりなく一定に保つことにより、1回の吐出
を行うための圧縮気体の印加時間及び印加圧力が毎回同
じであっても、流体に印加される圧力波形は図4のa、
b、cのように常に同じとなり、その結果、正確な量を
安定して吐出することができる。
するための図である。図3の(A)、(B)、及び
(C)に示すように、吐出口12からの吐出により流体
11のレベルがa→b→cのように減少しても、その都
度ピストン15が矢印33、34のように移動し、容器
10内の空間17の体積、即ち圧縮気体が占める体積
b’及びc’が元の体積a’と等しくなるように制御さ
れる。このように圧縮気体が占める体積を流体レベルの
変化にかかわりなく一定に保つことにより、1回の吐出
を行うための圧縮気体の印加時間及び印加圧力が毎回同
じであっても、流体に印加される圧力波形は図4のa、
b、cのように常に同じとなり、その結果、正確な量を
安定して吐出することができる。
【0029】このように本実施例によれば、容器内の流
体をいつも一定の圧力波形にて加圧することができるた
め、流体の量の減少やその性質にとらわれない精度の高
い安定した定量吐出を行うことができる。また、流体を
ピストンで直接的に加圧する方式ではないので、ピスト
ンが流体に直接接触することはなく、従ってピストンと
容器との間隙から流体が吹き出す等の障害を考慮する必
要がないのでピストン形状を簡素化でき、その結果、装
置全体を安価に構成することができる。
体をいつも一定の圧力波形にて加圧することができるた
め、流体の量の減少やその性質にとらわれない精度の高
い安定した定量吐出を行うことができる。また、流体を
ピストンで直接的に加圧する方式ではないので、ピスト
ンが流体に直接接触することはなく、従ってピストンと
容器との間隙から流体が吹き出す等の障害を考慮する必
要がないのでピストン形状を簡素化でき、その結果、装
置全体を安価に構成することができる。
【0030】図5は本発明の他の実施例として定量吐出
装置の全体の構成を概略的に示す構成図である。この実
施例は、図1の実施例における容器10を互いに連通し
ている容器110とシリンダ(本発明のシリンダ手段に
対応)135とに分割し、可動機構があるシリンダ13
5を制御装置(本発明の体積制御手段及び気体制御手段
に対応)124内に取りつけることにより容器110の
重量を軽減してロボット等の可動装置に搭載しやすくし
た点のみが図1の実施例と異なっている。なお、本実施
例においては、容器110とシリンダ135とが本発明
の容器手段に対応している。
装置の全体の構成を概略的に示す構成図である。この実
施例は、図1の実施例における容器10を互いに連通し
ている容器110とシリンダ(本発明のシリンダ手段に
対応)135とに分割し、可動機構があるシリンダ13
5を制御装置(本発明の体積制御手段及び気体制御手段
に対応)124内に取りつけることにより容器110の
重量を軽減してロボット等の可動装置に搭載しやすくし
た点のみが図1の実施例と異なっている。なお、本実施
例においては、容器110とシリンダ135とが本発明
の容器手段に対応している。
【0031】図5において、110は吐出すべき流体1
11が満たされている容器であり、112は流体111
の吐出口である。容器110は、ノズル136、圧縮気
体伝達管137、圧縮気体伝達口138、及び圧縮気体
シリンダ出力口139を介してシリンダ135に密封的
に常時連通している。シリンダ135には、ピストン1
15がこのシリンダ135内を上下に摺動できるように
係合されている。ピストン115とシリンダ135の内
壁との間にはシール性を保つためのOリング116が設
けられている。これにより、ピストン115の底面から
容器110の流体111の上面までの間の空間117b
及び117aが密封され、その体積が「圧縮気体が占め
る体積」となる。
11が満たされている容器であり、112は流体111
の吐出口である。容器110は、ノズル136、圧縮気
体伝達管137、圧縮気体伝達口138、及び圧縮気体
シリンダ出力口139を介してシリンダ135に密封的
に常時連通している。シリンダ135には、ピストン1
15がこのシリンダ135内を上下に摺動できるように
係合されている。ピストン115とシリンダ135の内
壁との間にはシール性を保つためのOリング116が設
けられている。これにより、ピストン115の底面から
容器110の流体111の上面までの間の空間117b
及び117aが密封され、その体積が「圧縮気体が占め
る体積」となる。
【0032】ピストン115にはラックギヤ118が連
結されており、このラックギヤ118は駆動軸119及
びカップリング120を介してモータ121の回転軸に
連結された駆動部ピニオンギヤ122に咬合している。
モータ121は後述するモータドライバ128bから印
加されるモータ作業信号に応じて回転するように構成さ
れている。シリンダ135には、圧縮気体の供給管11
4に連通するノズル113が開口しており、この供給管
114は後述するソレノイドバルブ129のAポートに
連通している。
結されており、このラックギヤ118は駆動軸119及
びカップリング120を介してモータ121の回転軸に
連結された駆動部ピニオンギヤ122に咬合している。
モータ121は後述するモータドライバ128bから印
加されるモータ作業信号に応じて回転するように構成さ
れている。シリンダ135には、圧縮気体の供給管11
4に連通するノズル113が開口しており、この供給管
114は後述するソレノイドバルブ129のAポートに
連通している。
【0033】制御装置124には、さらに、吐出信号の
初期設定値等を入力するためのキーボード126と、こ
のキーボード126に電気的に接続されており、設定信
号等を受け取って演算を行うマイクロコンピュータ12
7と、このマイクロコンピュータ127に電気的に接続
されたインターフェイス128と、このインターフェイ
ス128に電気的に接続されたソレノイドバルブ129
と、圧縮気体の圧力調整器130とが設けられている。
初期設定値等を入力するためのキーボード126と、こ
のキーボード126に電気的に接続されており、設定信
号等を受け取って演算を行うマイクロコンピュータ12
7と、このマイクロコンピュータ127に電気的に接続
されたインターフェイス128と、このインターフェイ
ス128に電気的に接続されたソレノイドバルブ129
と、圧縮気体の圧力調整器130とが設けられている。
【0034】インターフェイス128は、マイクロコン
ピュータ127から吐出信号等を受け取りソレノイドバ
ルブ129へSV作業信号を出力するソレノイドバルブ
ドライバ128aと、マイクロコンピュータ127から
モータ駆動信号を受け取ってモータ121へモータ作業
信号を出力するモータドライバ128bとを有してい
る。
ピュータ127から吐出信号等を受け取りソレノイドバ
ルブ129へSV作業信号を出力するソレノイドバルブ
ドライバ128aと、マイクロコンピュータ127から
モータ駆動信号を受け取ってモータ121へモータ作業
信号を出力するモータドライバ128bとを有してい
る。
【0035】ソレノイドバルブ129は、ソレノイドバ
ルブドライバ128aからの上述のSV作業信号によっ
て制御される3方弁である。このソレノイドバルブ12
9のPポートは外部から圧縮気体が供給される圧縮気体
入力口131に圧力調整器130を介して連通してお
り、Rポートは圧縮気体を大気に開放するための大気開
放口132に連通している。
ルブドライバ128aからの上述のSV作業信号によっ
て制御される3方弁である。このソレノイドバルブ12
9のPポートは外部から圧縮気体が供給される圧縮気体
入力口131に圧力調整器130を介して連通してお
り、Rポートは圧縮気体を大気に開放するための大気開
放口132に連通している。
【0036】本実施例の動作及び作用効果は前述の図1
の実施例の場合とほぼ同様であるから説明を省略する。
の実施例の場合とほぼ同様であるから説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば、吐出すべき流体を内蔵しておりこの流体を加圧する
ための圧縮気体が印加される容器手段と、容器手段内の
圧縮気体が占める体積をこの容器手段内の流体の量にか
かわらずほぼ一定に制御する体積制御手段と、吐出毎の
圧縮気体の加圧時間及び圧力を容器手段内の流体の量に
かかわらずほぼ一定とする気体制御手段とを備えている
ため、容器内の流体量が変化した場合にも常に正確な吐
出量を安定して供給することができる。また、そのため
の装置構成が簡略化できるため、製造コストの低減化を
も図ることができる。
ば、吐出すべき流体を内蔵しておりこの流体を加圧する
ための圧縮気体が印加される容器手段と、容器手段内の
圧縮気体が占める体積をこの容器手段内の流体の量にか
かわらずほぼ一定に制御する体積制御手段と、吐出毎の
圧縮気体の加圧時間及び圧力を容器手段内の流体の量に
かかわらずほぼ一定とする気体制御手段とを備えている
ため、容器内の流体量が変化した場合にも常に正確な吐
出量を安定して供給することができる。また、そのため
の装置構成が簡略化できるため、製造コストの低減化を
も図ることができる。
【図1】本発明の一実施例として定量吐出装置の全体の
構成を概略的に示す構成図である。
構成を概略的に示す構成図である。
【図2】図1の実施例におけるマイクロコンピュータの
制御プログラムのフローチャートである。
制御プログラムのフローチャートである。
【図3】図1の実施例の作用を説明するための図であ
る。
る。
【図4】図1の実施例の作用を説明するための圧力波形
図である。
図である。
【図5】本発明の他の実施例として定量吐出装置の全体
の構成を概略的に示す構成図である。
の構成を概略的に示す構成図である。
【図6】従来の定量吐出装置を説明するための図であ
る。
る。
【図7】従来の定量吐出装置において補正を行わない場
合の圧力波形図である。
合の圧力波形図である。
【図8】従来の定量吐出装置において圧力補正を行った
場合の圧力波形図である。
場合の圧力波形図である。
【図9】従来の定量吐出装置において時間補正を行った
場合の圧力波形図である。
場合の圧力波形図である。
10、110 容器 11、111 流体 12、112 吐出口 13、113、136 ノズル 14、114 供給管 15、115 ピストン 16、116 Oリング 17、117a、117b 空間 18、118 ラックギヤ 19、119 駆動軸 20、120 カップリング 21、121 モータ 22、122 駆動部ピニオンギヤ 23 モータ作業信号伝達端子 24、124 制御装置 25、138 圧縮気体伝達口 26、126 キーボード 27、127 マイクロコンピュータ 28、128 インターフェイス 28a、128a ソレノイドバルブドライバ 28b、128b モータドライバ 29、129 ソレノイドバルブ 30、130 圧力調整器 31、131 圧縮気体入力口 32、132 大気開放口 135 シリンダ 137 圧縮気体伝達管 139 圧縮気体シリンダ出力口
Claims (5)
- 【請求項1】 圧縮気体の印加によって流体を所定量ず
つ吐出する定量吐出装置であって、吐出すべき流体を内
蔵しており該流体を加圧するための圧縮気体が印加され
る容器手段と、該容器手段内の圧縮気体が占める体積を
該容器手段内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制御す
る体積制御手段と、吐出毎の圧縮気体の加圧時間及び圧
力を該容器手段内の流体の量にかかわらずほぼ一定とす
る気体制御手段とを備えたことを特徴とする定量吐出装
置。 - 【請求項2】 前記容器手段が吐出すべき流体を内蔵し
ていると共にシリンダ手段を内部に一体的に備えた容器
を有しており、前記体積制御手段が該シリンダ手段を駆
動することによって前記容器内の圧縮気体が占める体積
を該容器内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の定量吐出装置。 - 【請求項3】 前記容器手段が吐出すべき流体を内蔵し
ている容器と、該容器に連通しており該容器とは別個に
設けられたシリンダ手段とを有しており、前記体積制御
手段が該シリンダ手段を駆動することによって前記容器
内及び該シリンダ手段内の圧縮気体が占める体積を該容
器内の流体の量にかかわらずほぼ一定に制御することを
特徴とする請求項1に記載の定量吐出装置。 - 【請求項4】 前記体積制御手段が前記シリンダ手段内
に設けられたピストンを移動させることによって圧縮気
体が占める体積を制御することを特徴とする請求項2又
は3に記載の定量吐出装置。 - 【請求項5】 前記体積制御手段が吐出の回数に応じた
量だけ前記ピストンを移動させることによって圧縮気体
が占める体積を制御することを特徴とする請求項4に記
載の定量吐出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18156192A JPH063176A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 定量吐出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18156192A JPH063176A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 定量吐出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063176A true JPH063176A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=16102952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18156192A Withdrawn JPH063176A (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 定量吐出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063176A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120132671A1 (en) * | 2009-06-03 | 2012-05-31 | Musashi Engineering, Inc. | Method and device for discharging a fixed amount of liquid |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP18156192A patent/JPH063176A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20120132671A1 (en) * | 2009-06-03 | 2012-05-31 | Musashi Engineering, Inc. | Method and device for discharging a fixed amount of liquid |
US8770439B2 (en) * | 2009-06-03 | 2014-07-08 | Musashi Engineering, Inc. | Method and device for discharging a fixed amount of liquid |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990831 |