JPH06317461A - タービン振動監視システム - Google Patents

タービン振動監視システム

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JPH06317461A
JPH06317461A JP5106676A JP10667693A JPH06317461A JP H06317461 A JPH06317461 A JP H06317461A JP 5106676 A JP5106676 A JP 5106676A JP 10667693 A JP10667693 A JP 10667693A JP H06317461 A JPH06317461 A JP H06317461A
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JP
Japan
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circuit
vibration
signal
voltage
output
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JP5106676A
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English (en)
Inventor
Chiaki Okamura
千秋 岡村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は振動検出器から出力される振動速度
信号の波形などが歪んだ場合でも、誤動作しないように
し、これによって測定精度を大幅に向上させる。 【構成】 断線検出回路7によって電圧と電流とを生成
して振動検出器1を駆動するとともに、前記振動検出器
1から出力される振動速度信号の直流分および交流分と
に基づいて波形歪みに起因する直流分の変動を補償しな
がら前記振動検出器1のコイル3が断線しているかどう
かを判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタービン発電機の振動を
測定するタービン振動監視システムに係わり、特にター
ビン発電機の振動を検出する振動検出器の断線を確実に
検出するタービン振動監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】タービン発電機では、蒸気によってター
ビンを高速回転させ、このタービンに接続された発電機
を回転させて発電を行なっている。
【0003】そして、タービンを定格回転まで上昇させ
るとき、まずターニング(タービンを低速で回転させな
がら、運転を行なってロータの一時的な曲がり(偏心
量)を小さくすること)を行ない、この後各軸受台の振
動監視を行ないながらタービンを定格回転数まで上昇さ
せる。
【0004】この場合、振動監視のために行われる振動
測定には、タービンの機械的な振動を検出して振動速度
信号を生成する振動検出器(例えば、動電形検出器な
ど)と、この振動検出器から出力される振動速度信号を
取り込んで変位に比例した振動振幅信号(電気信号)に
変換して警報回路やトリップ回路などに出力する振動サ
ーキットボードとを組み合わせたタービン振動監視シス
テムを使用してタービンの振動を監視することが多い。
【0005】このように、タービンの振動測定はタービ
ン監視上、重要な監視項目となっているため、振動検出
器に断線などの異常が発生したとき、これを早期に検出
してこれに対処しなければならない。
【0006】図2はこのような振動検出器の断線検出機
能を持つ、タービン振動監視システムの一例を示す回路
図である。
【0007】この図に示すタービン振動監視システムは
監視対象となるタービンに取り付けられる振動検出器1
01と、この振動検出器101の出力を処理する振動サ
ーキットボード102とを備えており、振動サーキット
ボード102によって振動検出器101の断線有無を検
出しながら、前記振動検出器101によってタービンの
機械的な振動を電気信号に変換し、これを前記振動サー
キットボード102によって信号処理して前記タービン
の振動の大きさを示す検出信号を生成し、これを外部に
出力する。
【0008】前記振動検出器101はタービンの振動を
検出して交流信号を生成するコイル103を備えてお
り、前記振動サーキットボード102の電源端子104
から供給される電圧および電流に基づいてタービンの機
械的な振動を検出して振動速度信号を生成し、これを前
記振動サーキットボード102の入力端子105に供給
する。
【0009】振動サーキットボード102は振動検出回
路106と、断線検出回路107とを備えており、断線
検出回路107によって前記振動検出器101に電圧と
電流とを供給してこれを駆動しながら、振動検出回路1
06によって前記振動検出器101から出力される振動
速度信号を取り込むとともに、信号処理を行なって前記
タービンの振動値を示す直流信号(検出信号)を生成
し、これを外部に出力する。そして、前記振動検出器1
01のコイル103が断線したとき、断線検出回路10
7によってこれを検出して前記検出信号が外部に出力さ
れるのを禁止する。
【0010】振動検出回路106は前記入力端子105
をプルダウンする抵抗110および演算増幅器111と
2つの抵抗112、113とによって構成され、前記入
力端子105に入力された振動速度信号を取り込んで増
幅する増幅回路114と、この増幅回路114から出力
される振動速度信号の直流分をカットして交流成分を抽
出するコンデンサ115と、このコンデンサ115によ
って抽出された交流成分信号中の地震波成分をカットす
る地震波カットフィルタ回路116と、この地震波カッ
トフィルタ回路116から出力される交流信号を整流し
て前記タービンの振動の大きさを示す検出信号を生成す
る整流回路117とを備えている。
【0011】そして、前記振動検出器101から出力さ
れる振動速度信号を取込み、これを増幅した後、直流分
および地震波成分をカットして整流し、この整流動作に
よって得られた検出信号を外部に設けられた警報回路や
トリップ回路などに出力する。
【0012】また、断線検出回路107は3つの抵抗1
20、121、122によって構成され、電源電圧を分
圧して前記振動検出器101に電圧と電流とを供給する
とともに、基準電圧を生成する基準電圧生成回路123
と、抵抗124およびコンデンサ125、演算増幅器1
26によって構成され、前記入力端子105に入力され
る振動速度信号を取り込んでインピーダンス変換を行な
うインピーダンス変換回路127と、3つの抵抗12
8、129、130およびコンデンサ131、演算増幅
器132によって構成され前記基準電圧生成回路123
から出力される基準電圧と前記インピーダンス変換回路
127から出力される振動速度信号との差電圧を積分し
て積分信号を生成する積分回路133と、4つの抵抗1
34、135、136、137および演算増幅器13
8、ダイオード139によって構成され、前記積分回路
133から出力される積分信号の値が予め設定されてい
る値以下になったとき、これを検出して断線検出信号
(接地電圧信号)を生成する比較回路140と、この比
較回路140から断線検出信号が出力されたとき、前記
整流回路117の出力端子を接地してこの整流回路11
7から検出信号が出力されないようにするFET141
とを備えている。
【0013】そして、基準電圧生成回路123によって
電圧と電流とを生成して前記振動検出器101を駆動す
るとともに、インピーダンス変換回路127によって前
記振動検出器101から出力される振動速度信号のイン
ピーダンスを変換しながら、積分回路133によって前
記基準電圧生成回路123から出力される基準電圧と前
記インピーダンス変換回路133から出力される振動速
度信号との差を積分してマイナス電源電圧またはプラス
電源電圧となるまでこれを積分して積分信号を生成す
る。
【0014】さらに、比較回路140によって前記積分
回路133から出力される積分信号の値が予め設定され
ている電圧より高いとき、演算増幅器138からマイナ
ス電源電圧を出力し、これよってダイオード139を導
通させてFET141をカットオフ状態にし、この状態
で前記積分信号の値が予め設定されている電圧より低く
なったとき、演算増幅器138からプラス電源電圧を出
力し、これによってダイオード139を逆バイアスして
断線検出信号(接地電圧信号)を生成し、FET141
を導通させる。
【0015】この結果、前記振動検出器101のコイル
103が断線して前記入力端子105に直流成分を含む
振動速度信号が供給されなくなったとき、FET141
が導通状態にされて、整流回路117から検出信号が出
力されないようにされる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のタービン振動監視システムにおいては、振動検
出器101に微少電流を流しながら、積分回路133に
よって前記振動検出器101から出力される振動速度信
号の値と、基準電圧の値との差電圧を予め設定されてい
る時定数で積分し、この積分動作によって得られる積分
信号の値がプラス電源電圧からマイナス電源電圧に変化
し、これが予め設定されている電圧より低くなったと
き、比較回路140によってこれを検出して前記振動検
出器101のコイル103が断線したことを示す断線検
出信号を生成し、FET141を導通させるようにして
いるので、何らかの原因によって前記振動検出器101
から出力される振動速度信号の波形が歪んだとき、振動
検出器101のコイル103が断線していないにもかか
わらず、積分回路133から出力される積分信号の値が
プラス電源電圧からマイナス電源電圧に変化してFET
141が導通状態になってしまうことがあった。
【0017】本発明は上記の事情に鑑み、振動検出器か
ら出力される振動速度信号の波形などが歪んだ場合で
も、誤動作しないようにし、これによって測定精度を大
幅に向上させることができるタービン振動監視システム
を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、タービンの振動を測定する振動検出器の
断線を検出する断線検出回路を有するタービン振動監視
システムにおいて、微少電流によって駆動される前記振
動検出器から出力される直流電圧を抽出する直流分抽出
回路と、前記振動検出器の交流成分を抽出して直流電圧
を生成する全波整流回路と、この全波整流回路から出力
される直流電圧と前記直流分抽出回路から出力される直
流電圧とを加算する加算回路と、この加算回路から出力
される直流電圧を積分して積分信号を生成する積分回路
と、この積分回路から出力される積分信号の値が予め設
定されている断線条件を満たしているとき、前記振動検
出器が断線していることを示す断線検出信号を生成する
比較回路とを備えたことを特徴としている。
【0019】
【作用】上記の構成において、直流分抽出回路によって
振動検出器から出力される直流電圧が抽出されるととも
に、全波整流回路によって前記振動検出器の交流成分が
抽出されて直流電圧が生成される。そして、加算回路に
よって前記全波整流回路から出力される直流電圧と前記
直流分抽出回路から出力される直流電圧とが加算される
とともに、積分回路によって前記加算回路から出力され
る直流電圧が積分されて積分信号が生成された後、前記
積分回路から出力される積分信号の値が予め設定されて
いる断線条件を満たしているとき、比較回路によって前
記振動検出器が断線していることを示す断線検出信号が
生成される。
【0020】
【実施例】図1は本発明によるタービン振動監視システ
ムの一実施例を示すブロック図である。
【0021】この図に示すタービン振動監視システムは
監視対象となるタービンに取り付けられる振動検出器1
と、この振動検出器1の出力を処理する振動サーキット
ボード2とを備えており、振動サーキットボード2によ
って振動検出器1の断線有無を監視しながら、前記振動
検出器1によってタービンの機械的な振動を電気信号に
変換するとともに、これを前記振動サーキットボード2
によって信号処理して前記タービンの振動の大きさを示
す検出信号を生成し、これを外部に出力する。
【0022】前記振動検出器1はタービンの振動を検出
して交流信号を生成するコイル3を備えており、前記振
動サーキットボード2の電源端子4から供給される電圧
および電流に基づいてタービンの機械的な振動を検出し
て振動速度信号を生成し、これを前記振動サーキットボ
ード2の入力端子5に供給する。
【0023】振動サーキットボード2は振動検出回路6
と、断線検出回路7とを備えており、断線検出回路7に
よって前記振動検出器1に電圧と電流とを供給してこれ
を駆動しながら、振動検出回路6によって前記振動検出
器1から出力される振動速度信号を取り込むとともに、
信号処理を行なって前記タービンの振動値を示す直流信
号(検出信号)を生成し、これを外部に出力する。そし
て、前記振動検出器1のコイル3が断線したとき、断線
検出回路6によってこれを検出して前記検出信号が外部
に出力されるのを禁止する。
【0024】振動検出回路6は前記入力端子5をプルダ
ウンする抵抗8および演算増幅器9、2つの抵抗10、
11によって構成され、前記入力端子5に入力された振
動速度信号を取り込んで増幅する増幅回路12と、この
増幅回路12から出力される振動速度信号の直流分をカ
ットして交流成分を抽出するコンデンサ13と、このコ
ンデンサ13によって抽出された交流成分信号中の地震
波成分をカットする地震波カットフィルタ回路14と、
この地震波カットフィルタ回路14から出力される交流
信号を整流して前記タービンの振動の大きさを示す検出
信号を生成する整流回路15とを備えている。
【0025】そして、前記振動検出器1から出力される
振動速度信号を取込み、これを増幅した後、直流分およ
び地震波成分をカットして整流し、この整流動作によっ
て得られた検出信号を外部に設けられた警報回路やトリ
ップ回路などに出力する。
【0026】また、断線検出回路7は基準電圧生成回路
16と、インピーダンス変換回路17と、全波整流回路
18と、加算回路19と、積分回路20と、比較回路2
1と、FET22とを備えており、電圧と電流とを生成
して前記振動検出器1を駆動するとともに、前記振動検
出器1から出力される振動速度信号の直流分および交流
分とに基づいて波形歪みに起因する直流分の変動を補償
しながら前記振動検出器1のコイル3が断線しているか
どうかを判定し、前記コイル3が断線しているとき、こ
れを検出して前記整流回路15の出力端子を接地して検
出信号が出力されないようにする。
【0027】基準電圧生成回路16は電源ラインと接地
点との間に接続される3つの分圧用の抵抗23、24、
25を備えており、電源電圧を分圧して前記振動検出器
1に電圧と電流とを供給するとともに、基準電圧を生成
してこれを積分回路20に供給する。
【0028】また、インピーダンス変換回路17は予め
設定されている時定数で入力信号の直流成分を抽出する
抵抗26およびコンデンサ27と、これら抵抗26およ
びコンデンサ27によって抽出された直流成分を増幅率
“1”で増幅する演算増幅器28とを備えており、前記
入力端子5に入力される振動速度信号を取り込み、この
振動速度信号の直流成分を抽出しながら、バッファリン
グし、これによってインピーダンス変換を行ない、この
変換処理によって前記振動速度信号の直流分を示す信号
を生成してこれを加算回路19に供給する。
【0029】また、全波整流回路18はブリッジ接続さ
れるダイオードなどによって構成されており、前記コン
デンサ13から出力される振動速度信号(直流分をカッ
トされた振動速度信号)を取り込むとともに、これを全
波整流して信号を生成し、これを加算回路19に供給す
る。
【0030】加算回路19は前記全波整流回路18から
出力される信号と、前記インピーダンス変換回路17か
ら出力される振動速度信号の直流分とを加算して信号波
形補償済みの振動速度信号を生成し、これを積分回路2
0に供給する。
【0031】積分回路20は2入力型の演算増幅器29
と、前記基準電圧生成回路16から出力される基準電圧
を前記演算増幅器29の反転入力端子に導く抵抗30
と、前記演算増幅器29の出力端子と接地点との間に接
続される2つの抵抗31、32と、これらの抵抗31、
32によって分圧された電圧を前記演算増幅器29の反
転入力端子に帰還する積分用のコンデンサ33とを備え
ており、前記基準電圧生成回路16から出力される基準
電圧と前記加算回路19から出力される振動速度信号と
の差電圧を積分して積分信号を生成し、これを比較回路
21に供給する。
【0032】比較回路21は2入力型の演算増幅器34
と、前記積分回路20から出力される積分信号を前記演
算増幅器34の反転入力端子に導く抵抗35と、前記演
算増幅器34の出力端子と接地点との間に接続され、前
記演算増幅器34から出力される電圧を分圧して前記演
算増幅器34の非反転入力端子に帰還する2つの抵抗3
6、37と、前記演算増幅器34から出力される電圧が
接地電圧以下になったときに導通するダイオード38
と、このダイオード38のアノード側をプルダウンする
抵抗39とを備えており、前記積分回路20から出力さ
れる積分信号の値が予め設定されている値以下になった
とき、これを検出して断線検出信号(接地電圧信号)を
生成し、これを前記FET22のゲートに供給する。
【0033】FET22は前記比較回路21から断線検
出信号が出力されたとき、前記整流回路15の出力を接
地してこの整流回路15から検出信号が出力されないよ
うにする。
【0034】次に、図1に示す回路図を参照しながら、
この実施例の断線検出動作を説明する。
【0035】まず、電源が投入されれば、断線検出回路
7の基準電圧生成回路16によって電圧と電流とを生成
して前記振動検出器1が駆動されるとともに、インピー
ダンス変換回路17によって前記振動検出器1から出力
される振動速度信号のインピーダンスが変換された後、
加算回路19に供給される。
【0036】また、この動作と並行して、断線検出回路
7の全波整流回路18によって振動検出回路6の演算増
幅器9から出力され、コンデンサ13によって直流分が
カットされた振動速度信号が取り込まれて整流され、こ
の整流動作によって得られた信号が加算回路19に供給
される。
【0037】そして、加算回路19によって前記インピ
ーダンス変換回路17から出力される振動速度信号の直
流分と前記全波整流回路18から出力される信号とが加
算されて前記振動速度信号の直流分の値が補償された
後、積分回路20によって前記基準電圧生成回路16か
ら出力される基準電圧と前記加算回路19から出力され
る振動速度信号の直流分との差が積分されてマイナス電
源電圧またはプラス電源電圧となるまでこれが積分され
て積分信号が生成される。
【0038】次いで、比較回路21によって前記積分回
路20から出力される積分信号の値が予め設定されてい
る電圧より高いとき、演算増幅器34からマイナス電源
電圧が出力され、これよってダイオード38が導通状態
にされてFET22がカットオフ状態にされる。
【0039】そして、この状態で、前記振動検出器1の
コイル3が断線して前記入力端子5に直流成分を含む振
動速度信号が供給されなくなり、前記積分信号の値が予
め設定されている電圧より低くなったとき、演算増幅器
34からプラス電源電圧が出力され、これによってダイ
オード38が逆バイアスされて断線検出信号(接地電圧
信号)が生成される。
【0040】この結果、FET22が導通状態にされ
て、整流回路15から検出信号が出力されるが禁止され
る。
【0041】このようにこの実施例においては、断線検
出回路7によって電圧と電流とを生成して前記振動検出
器1を駆動するとともに、前記振動検出器1から出力さ
れる振動速度信号の直流分および交流分とに基づいて波
形歪みに起因する直流分の変動を補償しながら前記振動
検出器1のコイル3が断線しているかどうかを判定する
ようにしたので、振動検出器1から出力される振動速度
信号の波形などが歪んだ場合でも、誤動作しないように
し、これによって測定精度を大幅に向上させることがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、振
動検出器から出力される振動速度信号の波形などが歪ん
だ場合でも、誤動作しないようにし、これによって測定
精度を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるタービン振動監視システムの一実
施例を示す回路図である。
【図2】従来から知られているタービン振動監視システ
ムの一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 振動検出器 2 振動サーキットボード 6 振動検出回路 7 断線検出回路 12 増幅回路 13 コンデンサ 14 地震波カットフィルタ回路 15 整流回路 16 基準電圧生成回路 17 インピーダンス変換回路(直流分抽出回路) 18 全波整流回路 19 加算回路 20 積分回路 21 比較回路 22 FET

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンの振動を測定する振動検出器の
    断線を検出する断線検出回路を有するタービン振動監視
    システムにおいて、 微少電流によって駆動される前記振動検出器から出力さ
    れる直流電圧を抽出する直流分抽出回路と、 前記振動検出器の交流成分を抽出して直流電圧を生成す
    る全波整流回路と、 この全波整流回路から出力される直流電圧と前記直流分
    抽出回路から出力される直流電圧とを加算する加算回路
    と、 この加算回路から出力される直流電圧を積分して積分信
    号を生成する積分回路と、 この積分回路から出力される積分信号の値が予め設定さ
    れている断線条件を満たしているとき、前記振動検出器
    が断線していることを示す断線検出信号を生成する比較
    回路と、 を備えたことを特徴とするタービン振動監視システム。
JP5106676A 1993-05-07 1993-05-07 タービン振動監視システム Pending JPH06317461A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012052445A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 風力発電装置の異常振動検出装置
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