JPH063169A - 液晶パネルの表示検査装置 - Google Patents

液晶パネルの表示検査装置

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JPH063169A
JPH063169A JP16482492A JP16482492A JPH063169A JP H063169 A JPH063169 A JP H063169A JP 16482492 A JP16482492 A JP 16482492A JP 16482492 A JP16482492 A JP 16482492A JP H063169 A JPH063169 A JP H063169A
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JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
display
crystal panel
array substrate
counter electrode
Prior art date
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Pending
Application number
JP16482492A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Watamura
茂樹 綿村
Kenichi Niki
憲一 仁木
Suekichi Hata
末吉 畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH063169A publication Critical patent/JPH063169A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶パネル組立前に表示検査が行える液晶パ
ネルの表示検査装置を得る。 【構成】 上部ステージ9と下部ステージ11にバキュ
ームで固定された、対向電極基板1とTFTアレイ基板
2の間に液晶10をはさみ、TFTアレイ基板2と対向
電極基板1の距離をセンサー14によって検知して、所
定のギャップに一時的に重ね合わせた後にバックライト
6を点灯させ表示検査を行う。 【効果】 不良のあるTFTアレイ基板を後のパネル組
立の工程に送らずに済み、コストの低下や歩留りの向上
が期待できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶パネルの表示検
査装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液晶パネルの表示検査装置では、
特開昭63−149576号公報の従来例に記載されて
いるように、液晶パネルの完成品を点灯させて、表示不
良を検出するというものである。図5に従来の液晶パネ
ルの表示検査装置を示す。図5において、1は液晶を配
向させるための配向処理した、液晶パネルの対向電極基
板、2は上部に画素毎に薄膜トランジスタ(以下、TF
Tと略称する。)が形成されているTFTアレイ基板、
3はソースパッドとゲートパッド、コモン電極とを電気
的に接続するためのプローバー、4はTFTを駆動する
ためのドライバーIC、5はドライバーIC4を制御す
るコンピュータ、6は液晶パネルに光を透過させるため
の光源であるバックライト、7は架台である。
【0003】従来の液晶パネルの表示検査装置は上記の
ように構成され、TFTアレイ基板2と対向電極基板1
のパネル組み立てが完了した後の完成品を、プローバー
3で電気的に接続して、実際に液晶パネルを点灯表示さ
せ、その表示状態を目視検査を行うことによって、液晶
パネルの表示検査を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】TFTを数万〜数十万
個用いたアクティブ・マトリクス型の液晶ディスプレイ
では多くの表示不良要因の中で、成膜、パターニング工
程におけるパターン不良などTFTアレイ基板2にその
原因があるものが多い。上記のような液晶パネルの表示
検査装置では、完成された液晶パネルの表示検査を行う
ために、表示不良原因がTFTアレイ基板2にある場合
にその後の製造工程が無駄となりコストの面やスループ
ットの面でも問題点がある。
【0005】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、液晶パネル組立工程前の
TFTアレイ基板の段階で表示検査を行え、不良のTF
Tアレイ基板を後の工程に送らずに済み、液晶ディスプ
レイの歩留り向上させることのできる液晶パネルの表示
検査装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の液晶パネルの
表示検査装置は、液晶パネルの組立てを行わずに、対向
電極基板とTFTアレイ基板を液晶を介して一時的に重
ね合わせることによって表示検査を行うものである。
【0007】
【作用】この発明における液晶パネルの表示検査装置
は、パネル組立を行わずに液晶パネルの表示検査が行え
るために、不良のあるTFTアレイをパネル組立まえに
検出でき、液晶ディスプレイの歩留りを向上させること
ができる。
【0008】
【実施例】
実施例1.図1と図2はこの発明の実施例の液晶パネル
の表示検査装置の正面断面図と側面断面図である。図1
及び図2において、9はカラーフィルター19のついた
対向電極基板1を下面の外周辺部に吸着口を有するバキ
ューム通路8の真空吸着で固定する透明な上部ステー
ジ、13は上部ステージ9と架台7とを固定するアーム
で、角度調整機構17と駆動モーター18等を介して、
上部ステージ9の上下動を可能にするアクチュレーター
20に連結されている。プローバー3、バックライト6
は従来の装置と同じものである。11は上部ステージ9
からある距離をおいたその真下で対向的に配置され、T
FTアレイ基板2を上面の外周辺部に吸着口を有するバ
キューム通路8′の真空吸着で固定する透明な下部ステ
ージ、14は対向電極基板1とTFTアレイ基板2が平
行であること、また距離を検知するセンサーである。
【0009】12は上部ステージ9上に設けられた偏光
板、12′は下部ステージ11の下面側に設けられた偏
光板、15はTFTアレイ基板2と対向電極基板1との
重ね合わせ位置の調整を行うXYステージであり、下部
ステージ11をXY方向に移動可能に設けられている。
なお、バックライト6は偏光板12′の下側に、プロー
バー3は下部ステージ11の上面上にそれぞれ設けられ
ている。図3は液晶パネルの表示検査装置の構成図で、
図3において、ドライバーIC4、表示出力の制御を行
うコンピューター5は従来と同じもので、Aは図1と図
2に示した表示検査装置、16はステージコントローラ
ー、21はセンサー14からの信号で、アクチュレータ
ー20と駆動モーター18を制御する駆動モータ制御用
コンピューターである。
【0010】図4は液晶パネルの表示検査装置の角度調
整機構を示す断面図であり、図4において、17は上部
ステージ9の角度をアーム13を介して調整する角度調
整機構、18はその駆動モーター、22は駆動モーター
18用のモーター台であり、アクチュレーター7に連結
されている。
【0011】前記のように構成された表示検査装置にお
いては配向処理を終えたTFTアレイ基板2を偏光板1
2′のついた透明な下部ステージ11上に載せてバキュ
ーム通路8′を通して真空引きすることにより真空吸着
で固定し、TFTアレイ基板2のTFTアレイ上に液晶
10を滴下した後、プローバー3で電気的に接続する。
対向電極基板1は偏光板12のついた透明な上部ステー
ジ9にバキューム通路8を通して真空引きすることによ
り真空吸着で固定し、アーム13で連結されたアクチュ
レーター20により上下に動かすことができる。
【0012】液晶10を挟む際には、気泡が発生しない
ように角度調整機構17によって気泡を逃がすために、
上部ステージ9は下部ステージ11に対して一定の角度
をもって近づき、液晶10をそれぞれ基板1,2で挟み
ながら、センサー14によって対向電極基板1とTFT
アレイ基板2が平行で、またギャップが5μmになるよ
うに、角度調整機構17、駆動モーター18を駆動モー
ター制御用コンピューター21で制御する。この際、角
度調整機構17は駆動モーター18とつながっており、
駆動モーター18が回転すると、角度調整機構17が動
き、連結されているアーム13が傾き、上部ステージ9
が傾く。なお、対向電極基板1とTFTアレイ基板2と
の重ね合わせ位置の調整はXYステージ15の調整によ
り行われる。この後、従来と同様にしてバックライト6
を点灯して、液晶パネルを透過してくる光を目視して、
表示検査を行う。
【0013】検査後は、バキューム通路8,8′に大気
圧を導入すれば、対向電極基板1とTFTアレイ基板2
を上部ステージ9と下部ステージ11からそれぞれ容易
に取外す事ができる。
【0014】実施例2.上記の装置でTFTアレイ基板
の配向処理をLB法で生成された単分子膜を用いること
によって、ラビング処理を行わないで液晶を配向させる
ことによって、検査が簡単となる。
【0015】実施例3.上記の装置で対向電極基板1に
カラーフィルター19を用いず、透明フィルターを用い
ることによって、対向電極基板1とTFTアレイ基板2
との重ね合わせ精度を厳しくしなくともよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
液晶パネルの組立てを行わずに、対向電極基板とTFT
アレイ基板を液晶を介して一時的に重ね合わせることに
よって表示検査するように構成されているので、以下に
記載されるような効果を奏する。
【0017】液晶パネルの組立を行わずに、液晶パネル
の表示検査が行えるから、不良のあるTFTアレイ基板
を後の工程に送らずに済み、コスト低下や歩留りの向上
に効果がある。
【0018】また、配向処理にラビング処理を行わなく
ても液晶パネルの表示検査が行え、検査工程にかかる時
間やコストを少なくする効果がある。
【0019】また、通常では対向電極基板につけられて
いるカラーフィルタではなく、透明フィルターを用いる
ことにより、コスト低下とTFTアレイ基板と対向電極
基板との重ね合せ精度が必要でなくなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による液晶パネルの表示検
査装置の正面断面図である。
【図2】この発明の一実施例による液晶パネルの表示検
査装置の側面断面図である。
【図3】この発明の一実施例による液晶パネルの表示検
査装置の構成図である。
【図4】この発明の一実施例による液晶パネルの表示検
査装置の角度調整機構の断面図である。
【図5】従来の液晶パネルの表示検査装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 対向電極基板 2 TFTアレイ基板 3 プローバー 4 ドライバーIC 5 コンピューター 6 バックライト 7 架台 8,8′ バキューム通路 9 上部ステージ 10 液晶 11 下部ステージ 12,12′ 偏光板 13 アーム 14 センサー 15 XYステージ 16 ステージコントローラー 17 角度調整機構 18 駆動用モーター 19 カラーフィルター 20 アクチュレーター 21 駆動モーター制御用コンピューター 22 モーター台

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素毎に薄膜トランジスタが形成されて
    いる薄膜トランジスタアレイ基板を着脱自在にする第1
    のステージと、この第1のステージに対向配置され、配
    向処理された対向電極基板を着脱自在にする第2のステ
    ージと、前記薄膜トランジスタアレイ基板と前記対向電
    極基板が平行であることとその間の距離を検出するセン
    サーと、このセンサーの出力を受けて、前記第1及び第
    2のステージの内の一方のステージの他方のステージに
    対する角度を調節する角度調整手段と、前記センサーの
    出力を受けて、前記第1及び第2のステージの一方を上
    下動させる上下動手段と、前記薄膜トランジスタアレイ
    基板の薄膜トランジスタの端子に電気的に接触して接続
    するプローバーと、このプローバーに表示検査用に表示
    制御用の信号を送出する表示制御手段と、表示検査を行
    うための光源であるバックライトと、表示用の特定の偏
    光を透過させる偏光板とを備え、液晶を前記対向電極基
    板と前記薄膜トランジスタアレイ基板で挟むことによっ
    て、液晶パネルの組立を行わずに液晶ディスプレイの表
    示検査を行うことを特徴とする液晶パネルの表示検査装
    置。
  2. 【請求項2】 対向電極基板にカラーフィルターを付
    け、前記対向電極基板と薄膜トランジスタアレイ基板の
    重ね合わせの位置決めを行うために、第1及び第2のス
    テージの一方を水平方向に2次元的に移動させるXYス
    テージを備えた事を特徴とする請求項1記載の液晶パネ
    ルの表示検査装置。
JP16482492A 1992-06-23 1992-06-23 液晶パネルの表示検査装置 Pending JPH063169A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100697369B1 (ko) * 2000-11-25 2007-03-20 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 셀 테스트 장비의 패널 설치부 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100697369B1 (ko) * 2000-11-25 2007-03-20 비오이 하이디스 테크놀로지 주식회사 셀 테스트 장비의 패널 설치부 구조

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