JPH063166U - 枕 - Google Patents

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JPH063166U
JPH063166U JP5408591U JP5408591U JPH063166U JP H063166 U JPH063166 U JP H063166U JP 5408591 U JP5408591 U JP 5408591U JP 5408591 U JP5408591 U JP 5408591U JP H063166 U JPH063166 U JP H063166U
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JP
Japan
Prior art keywords
pillow
bag
effect
oolong tea
cloth
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Withdrawn
Application number
JP5408591U
Other languages
English (en)
Inventor
昭隆 辻井
Original Assignee
株式会社フイリング
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Publication date
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Publication of JPH063166U publication Critical patent/JPH063166U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭部を適温に保つ効果のみならず芳香により
神経を安定させる効果を持たせることにより安眠に導く
効果に優れた枕を提供すること。 【構成】 熱湯を通過させたウーロン茶殼3の乾燥物を
布製嚢体2に包蔵させた枕本体1を袋状表装カバー5内
に装脱自在に収納する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は頭部を適温に保つ効果と神経を安定させる効果を併せ持つ安眠に導く 効果に優れた枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の枕は頭部を適温に保つことによって安眠に導こうとするものであるため 、パンヤ、綿、スポンジゴムなどの外に豆、蕎麦殻などを布製嚢体に包蔵させて 枕本体としたものを普通とするが、前記のような充填物は頭部を適温に保つ効果 はあっても神経を安定させて安眠に導く効果はなく、安眠に導く効果が一段と優 れた枕の開発が強く要望されてきた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の解決しようとする課題は、前記のような要望に応え頭部を適温に保つ 効果のみならず芳香により神経を安定させる効果を持たせることにより安眠に導 く効果に優れた枕を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような課題を解決しようとする本考案の枕は、熱湯を通過させたウーロ ン茶殼の乾燥物を布製嚢体に包蔵させた枕本体を袋状表装カバー内に装脱自在に 収納したことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に基づき詳細に説明する。 1は枕本体であって、該枕本体1は木綿などの天然繊維よりなる布地をもって 縫製された布製嚢体2内に熱湯を通過させたウーロン茶殼3の熱風による乾燥物 を包蔵させたものであり、この枕本体1は透明なプラスチックス製袋4に収納密 封してある。5は枕本体1を装脱自在に収納する袋状表装カバーであって、該袋 状表装カバー5も前記布製嚢体2と同様木綿などの天然繊維よりなる布地をもっ て縫製され、開口部を通じて枕本体1は装脱自在としてある。6は布製嚢体2に 施されている防黴、防菌処理部であって、実施例では防黴、防菌剤が徐々に放散 されるように弾性多孔質体に混在させた処理材を点状模様が形成されるように布 製嚢体2の表面に印刷したものである。
【0006】 なお、実施例では布製嚢体2内にウーロン茶殼3の乾燥物を100%包蔵させ たものとしているが、他の植物繊維などを混入しておいてもよいし、防黴、防菌 剤が徐々に放散される芯材を入れておいてもよく、また、枕本体1を収納密封さ せている透明なプラスチックス製袋4は開口部をヒートシールした完全密封とし て使用時に一部または全部を破るようにしたものでも、開口部をファスナなどで 開閉できるものとして使用時にのみプラスチックス製袋4を外し、使用時以外は 枕本体1を密封しておくようにしてもよい。
【0007】
【作用】
このように構成されたものは、袋状表装カバー5よりプラスチックス製袋4に 密封されている枕本体1を取り出して該プラスチックス製袋4を外すかプラスチ ックス製袋4の一部を破ったうえ再び袋状表装カバー5内に枕本体1を収め、そ の後は従来の枕と同様使用すれば、枕本体1が布製嚢体2内に熱湯を通過させた ウーロン茶殼3の乾燥物を包蔵させたものであって、保熱力に乏しいので頭部を 適温に保つうえに頭の形状に添って使用感がよいばかりでなく、ウーロン茶殼3 の乾燥物が芳香を発散するので催眠効果にも優れたもので、また、ウーロン茶殼 3の乾燥物は吸湿性にも富んでいるので発汗にも対応でき、安眠に導く効果に優 れたものとなる外、ウーロン茶殼3の乾燥物からの発散物質により古来から中国 において伝えられている種々の薬効成分による効果も期待できる。なお、熱湯を 通過させたウーロン茶殼3の乾燥物は業務用飲料を一回だけ抽出しウーロン茶特 有の芳香と薬効成分が充分残留したものを利用できるので、廃棄物処理の面から も有意義なものがある。
【0007】 さらに、熱湯を通過させたウーロン茶殼3の乾燥物は、枕本体の芯材として多 く使用されるパンヤ、綿、豆、蕎麦殻などと比べた場合は勿論、熱湯を通過させ ていないウーロン茶葉や低温で緑茶を抽出した日本茶の茶殼の天火乾燥物と比べ ても熱湯による完全消毒がなされているので、極めて衛生的であるうえ長期間使 用しても腐敗や虫害などの起こる心配がない。さらに、枕本体(1) をプラスチッ クス製袋(4) により密封したものとしておけば、不使用時における芳香の発散が なく長期間にわたり催眠効果を持続でき、また、布製嚢体(2) に防黴、防菌処理 を施しておけば、ウーロン茶殼3の黴の発生や虫の発生を皆無とできてより衛生 的である。
【0008】
【考案の効果】
本考案は前記説明によって明らかなように、熱湯を通過させたウーロン茶殼の 乾燥物を芯材として枕本体を製造することにより、頭部を適温に保つ効果のみな らず芳香により神経を安定させる効果を持たせることにより安眠に導く効果に優 れた枕を提供できるもので、飲料業界から産出されて処理に困っていた廃棄物を 用いれば安価に提供できる利点と相俟ち実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部切欠斜視図である。
【符号の説明】
1 枕本体 2 布製嚢体 3 ウーロン茶殼 4 プラスチックス製袋 5 袋状表装カバー

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱湯を通過させたウーロン茶殼(3) の乾
    燥物を布製嚢体(2)に包蔵させた枕本体(1) を袋状表装
    カバー(5) 内に装脱自在に収納したことを特徴とする
    枕。
  2. 【請求項2】 枕本体(1) をプラスチックス製袋(4) に
    より密封してある請求項1に記載の枕。
  3. 【請求項3】 布製嚢体(2) に防黴、防菌処理が施され
    ている請求項1または2に記載の枕。
JP5408591U 1991-06-17 1991-06-17 Withdrawn JPH063166U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519192Y1 (ja) * 1969-10-15 1976-03-11
JPS5137787U (ja) * 1974-09-13 1976-03-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519192Y1 (ja) * 1969-10-15 1976-03-11
JPS5137787U (ja) * 1974-09-13 1976-03-22
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