JPH063161A - レゾルバ信号の接続装置 - Google Patents
レゾルバ信号の接続装置Info
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- JPH063161A JPH063161A JP15970992A JP15970992A JPH063161A JP H063161 A JPH063161 A JP H063161A JP 15970992 A JP15970992 A JP 15970992A JP 15970992 A JP15970992 A JP 15970992A JP H063161 A JPH063161 A JP H063161A
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Abstract
ルバ用デジタル変換器で複数のレゾルバを接続する接続
装置を提供する。 【構成】 複数のレゾルバ1,2が正弦信号用及び余弦
信号用の二つのアナログスイッチ7,8に接続されてい
る。レゾルバ信号の接続装置は複数のレゾルバ1,2の
信号から所定の信号を選択してレゾルバ用デジタル変換
器17に接続する。遅延手段20,21は前記アナログ
スイッチ7,8のいずれか一方の切換位置への切り換え
を遅延させるように設けられている。
Description
めのアナログセンサであるレゾルバに関し、さらに詳述
すれば複数のレゾルバからの信号をレゾルバ用デジタル
変換器(RDC)と接続する接続装置に関するものであ
る。
センサとしてレゾルバが使用されている。このレゾルバ
はシンクロと同じような誘導素子であり、回転子、固定
子ともに直交した2組の巻き線を持ち、サーボ機構の検
出系などに用いられる。このレゾルバからの信号はアナ
ログであるため、それをデジタル信号に変換するレゾル
バ用デジタル変換器(RDC)が用意されている。
一対一の対応で使用されていたが、コストの面から1台
の変換器と複数のレゾルバを接続して使用する構成が提
案されている。
らの正弦、余弦信号がそれぞれアナログスイッチ51を
介してデジタル変換器52に接続されている。このアナ
ログスイッチ51を切り換えると希望のレゾルバ信号が
得られる。レゾルバ用デジタル変換器52においては、
図4に示すように、補償器53、電圧制御発振器54、
カウンター55、乗算型D/A変換器56から構成され
るサーボループが形成されている。カウンター55には
その値を読み取る出力データラッチ57が接続されてい
る。
れ、そのデジタル角φに対応する正弦、余弦信号がデー
タ変換用ROM58によって発生される。レゾルバ50
から入力された正弦、余弦信号は変換器52内部で生成
された正弦、余弦信号と、乗算型A/D変換器56で乗
算されACエラー信号sin(θ−φ) とに変換される。補
償器53ではこのACエラー信号sin(θ−φ) をゼロに
する偏差信号が発生されて、電圧制御発振器54に送ら
れる。この偏差信号は電圧制御発振器54によりパルス
に変換され、偏差信号が正の時にカウンター55はクロ
ック・アップされ、負の時にはクロック・ダウンされ
る。このカウンター55の値は前記デジタル角φに対応
しており、サーボループがバランスし、ACエラー信号
sin(θ−φ) がゼロに収束すると、カウンター55の値
は出力データラッチ57から読み込まれ、角度信号θの
値を検知することができる。
ゾルバからの信号を切り換える際、一方のレゾルバと他
方のレゾルバとの角度に180°の差がある場合があ
る。この時、最初のレゾルバのACエラー信号sin(θ−
φ) がゼロでサーボループがバランスしていると、18
0°位相のずれたACエラー信号sin((θ+180°)
−φ)又はsin((θ−180°)−φ)もゼロになる。
すなわち、サーボループは位相の差が180°有るにも
かかわらずバランスしてしまう。従って、デジタル角φ
の値が切り換わらず、誤った読みをしてしまうという問
題がある。
存在する問題点に着目してなされたものであって、その
目的は、データの信頼性を保ったままで、1台のレゾル
バ用デジタル変換器で複数のレゾルバを接続する装置を
提供することにある。
に、本発明では複数のレゾルバを正弦信号用及び余弦信
号用の二つのアナログスイッチに接続し、同スイッチの
切り換えにより複数のレゾルバからの信号より所定の信
号を選択してレゾルバ用デジタル変換器に入力するレゾ
ルバ信号の接続装置において、前記アナログスイッチの
いずれか一方の切換位置への切り換えを遅延させる遅延
手段を設けたことをその要旨としている。
のレゾルバの正弦信号及び余弦信号が二つのアナログス
イッチを介してレゾルバ用デジタル変換器に送られて、
デジタル信号に変換される。次に、第2のレゾルバの信
号を読み取るときには、まず正弦信号用のアナログスイ
ッチが切り換えられ、デジタル変換器には第2のレゾル
バの正弦信号と引き続き第1のレゾルバの余弦信号が送
られる。そして、一定遅延時間の後、余弦信号用のアナ
ログスイッチが切り換えられ、デジタル変換器には第2
のレゾルバの正弦信号及び余弦信号が送られる。
置に具体化した実施例について図1〜図3に従って説明
する。
は正弦信号ライン3,5及び余弦信号ライン4,6をそ
れぞれ有している。第1のレゾルバ1からの正弦信号ラ
イン3は正弦信号用アナログスイッチ7の第1の入力端
子9に接続されている。又、第1のレゾルバ1の余弦信
号ライン4は余弦用アナログスイッチ8の第1の入力端
子13に接続されている。第2のレゾルバ2の正弦信号
ライン5は正弦用アナログスイッチ7の第2の入力端子
10に、余弦信号ライン6は余弦用アナログスイッチ8
の第2の入力端子14にそれぞれ接続されている。
子12はレゾルバ用デジタル変換器17の正弦信号入力
端子18に、余弦信号用アナログスイッチ8の出力端子
16は余弦信号入力端子19にそれぞれ接続されてい
る。又、正弦信号用のアナログスイッチ7の切り換え入
力端子であるチャンネルセレクト端子11は、切換端子
22に直接接続されている。一方、余弦信号用アナログ
スイッチ8のチャンネルセレクト端子15は抵抗20及
びコンデンサ21からなる遅延手段である遅延回路を介
して切換端子22に接続されている。
続装置において、二つのレゾルバ信号が180°の位相
差を持つときの作用について説明する。切換端子22が
ローレベルに保持されると両アナログスイッチ7,8は
第1の入力端子9,13が選択され、第1のレゾルバ1
の正弦、余弦信号がレゾルバ用デジタル変換器17に入
力される。この時、変換器17に入力されるレゾルバ信
号23は図2(a)で示される信号となる。変換器17
ではサーボループが働きACエラー信号sin(θ1 −φ)
がゼロになり角度信号θ1 が読み込まれる。
られると正弦信号用のアナログスイッチ7のチャンネル
セレクト端子11はハイレベルにセットされ、第2の入
力端子10が選択される。一方、余弦信号用アナログス
イッチ8のチャンネルセレクト端子15は遅延回路の作
用により、所定時間だけローレベルに保持され、その間
第1の入力端子13が選択され続ける。すなわち、変換
器17に入力される信号は、第2のレゾルバ2の正弦信
号及び第1のレゾルバ1の余弦信号の合成信号25で図
2(c)に示す信号となる。
第1のレゾルバ信号23とは90°の位相差があり、デ
ジタル変換器17のサーボループはバランスせず発振を
始め、その後再びバランスしACエラー信号sin((θ1
+90°)−φ) がゼロになる。この場合の角度信号は
読み込まないようにする。
8のチャンネルセレクト端子15はハイレベルに移行し
て、第2の入力端子14が選択される。この時、変換器
17に入力されるレゾルバ信号24は図2(b)で示さ
れる信号となる。この信号24は前記図2(c)の合成
信号25とは90°の位相差があり、デジタル変換器1
7のサーボループはバランスせず発振を始め、その後再
びバランスしACエラー信号sin(θ2 −φ) がゼロにな
る。すなわち、角度信号θ2 が読み込まれることにな
る。
24が180°の位相差を持つときの信号切り換え時に
おいても、遅延回路により一旦、二つのレゾルバ1,2
の合成信号25を発生させるためサーボループはバラン
スせず、誤った読み取りをすることがない。
されるものではなく、例えば、アナログスイッチのチャ
ンネルセレクトをマイクロプロセッサで行い、タイマー
により遅れを発生させて合成信号をつくる等、この発明
の趣旨から逸脱しない範囲で、各部の構成を任意に変更
して具体化することも可能である。
チのいずれか一方の切り換え信号入力端子に遅延回路を
設けたことにより、一台のレゾルバ用デジタル変換器で
複数のレゾルバからの信号をデジタル変換することがで
き、両者のレゾルバの信号に180°の差があっても正
確な値が得られるという効果を奏する。
一実施例を示す回路図である。
明図である。 (b)第2のレゾルバのレゾルバ信号を示す説明図であ
る。 (c)第1のレゾルバ及び第2のレゾルバの切り換え途
中の合成信号を示す説明図である。
ある。
ジタル変換器の機能を示すブロック図である。
号用アナログスイッチ、8 余弦信号用アナログスイッ
チ、17 デジタル変換器、20 抵抗、21コンデン
サ。
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のレゾルバを正弦信号用及び余弦信
号用の二つのアナログスイッチに接続し、同スイッチの
切り換えにより複数のレゾルバからの信号より所定の信
号を選択してレゾルバ用デジタル変換器に入力するレゾ
ルバ信号の接続装置において、 前記アナログスイッチのいずれか一方の切換位置への切
り換えを遅延させる遅延手段を設けたことを特徴とする
レゾルバ信号の接続装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15970992A JP2606999B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | レゾルバ信号の接続装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15970992A JP2606999B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | レゾルバ信号の接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063161A true JPH063161A (ja) | 1994-01-11 |
JP2606999B2 JP2606999B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=15699582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15970992A Expired - Lifetime JP2606999B2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | レゾルバ信号の接続装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606999B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009128360A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Guilin Gemred Sensor Technology Ltd | アブソリュート型ディスク容量性センサーを備える角度測定装置 |
JP2011147254A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Panasonic Corp | サーボシステム |
-
1992
- 1992-06-18 JP JP15970992A patent/JP2606999B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009128360A (ja) * | 2007-11-26 | 2009-06-11 | Guilin Gemred Sensor Technology Ltd | アブソリュート型ディスク容量性センサーを備える角度測定装置 |
JP2011147254A (ja) * | 2010-01-14 | 2011-07-28 | Panasonic Corp | サーボシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2606999B2 (ja) | 1997-05-07 |
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