JPH063158B2 - 空燃比制御装置の故障検出装置 - Google Patents

空燃比制御装置の故障検出装置

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JPH063158B2
JPH063158B2 JP17499885A JP17499885A JPH063158B2 JP H063158 B2 JPH063158 B2 JP H063158B2 JP 17499885 A JP17499885 A JP 17499885A JP 17499885 A JP17499885 A JP 17499885A JP H063158 B2 JPH063158 B2 JP H063158B2
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、空燃比センサからの信号により内燃機関の空
燃比状態をフィードバック制御する空燃比制御装置に関
する。
〔従来の技術〕
空燃比がリーンのときにはリーン信号を発生し、空燃比
がリッチのときにはリッチ信号を発生する空燃比センサ
を機関排気通路内に配置し、この空燃比センサの出力信
号に基いて空燃比を目標空燃比、例えば理論空燃比に制
御するようにした空燃比制御装置が公知である。ところ
がこのような空燃比制御装置において空燃比センサが故
障し、空燃比センサが異常な出力信号を発生すると空燃
比が目標空燃比から大巾にずれてしまい、従って空燃比
センサが故障したときにはこれをできるだけ早くしかも
確実に検出することが必要となる。
そこで燃料噴射が継続して行われている機関運転中に空
燃比センサが長時間に亘ってリッチ信号を発生し続けた
場合には空燃比フィードバックシステムに故障が生じて
いると判断するようにした内燃機関が公知である(特開
昭58-65948号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながらこの内燃機関では高負荷運転状態が長く継
続すれば混合気が長期間に亘ってリッチ状態となるため
に空燃比センサが長期間に亘ってリッチ信号を発生し続
けることになり、従って空燃比センサが長期間に亘って
リッチ信号を発生し続けたから空燃比フィードバックシ
ステムに故障が生じていると判断すると誤判断をすると
いう問題を生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明によれば第1図の発
明の構成図に示されるように、排気系に設けられた空燃
比センサ2からの出力信号に基いて燃料噴射量を決定す
る空燃比制御装置であって、燃料噴射が停止されている
ことを検出する燃料噴射停止検出手段1と、空燃比セン
サ2から空燃比がリッチ状態であることを示すリッチ信
号が一定時間以上出力されていることを検出するリッチ
信号検出手段3と、燃料噴射が停止されておりかつリッ
チ信号が一定時間以上出力されているときに空燃比セン
サ2が故障していると判断する故障検出手段4とを備え
ている。
〔実施例〕
以下図示実施例により本発明を説明する。
第2図は本発明の実施例を適用した内燃機関を示す。機
関本体10に形成されたシリンダボア11内にはピスト
ン12が摺動自在に収容され、このピストン12の上方
に燃焼室13が形成される。吸気通路14は、燃焼室1
3との接続部分において吸気弁15により開閉される。
吸気通路14内において、吸気弁15のすぐ上流側には
燃料噴射弁16が配設され、図示しないエアフィルタの
すぐ下流側にはカルマン渦エアフロメータ17が設けら
れる。またエアフロメータ17と燃料噴射弁16の間に
は吸気絞り弁18が設けられ、吸気絞り弁18とエアフ
ロメータ17の間には吸気温センサ19が設けられる。
一方排気通路20は、燃焼室13との接続部分において
排気弁21により開閉され、この排気弁21より下流側
にはOセンサ22が配設される。なお、機関本体10
のウォータジャケット23には水温センサ24が設けら
れ、また点火プラグ25に接続されるディストリビュー
タ26にはエンジン回転数を検出する回転数センサ27
が設けられる。
マイクロコンピュータを備えた電子制御部(ECU)30は、
上記各センサからの信号に基き、後述するように燃料噴
射量を定めて燃料噴射弁16を制御し、また、Oセン
サ22の故障時にウォーニングランプ29を点灯させ
る。(ECU)30は、各種の演算処理等を行なう中央演算処
理装置(CPU)31と、プログラムおよび各種定数を記憶す
るリードオンメモリ(ROM)32と、データを一時的に記憶
するランダムアクセスメモリ(RAM)33と、機関停止時に
も補助電源から給電されて記憶を保持できる不揮発性メ
モリ(B-RAM)34と、クロック発生回路(CLK)35と、吸気温
センサ19等から出力されたアナログ信号をデジタル信
号に変換するA/D変換器36と、回転数センサ27等
から出力されたデジタル信号を入力するとともに燃料噴
射弁16への指令信号を出力するための入出力ポート3
7と、これらを相互に接続するバスライン38とを備え
る。
燃料噴射量TAUは、 TAU=TP×FAF×K により計算される。ここでTPは基本噴射時間を示し、
エアフロメータ17により計測された吸入空気量より求
められる。FAFは空燃比補正係数を示し、後述するよ
うに通常Oセンサ22からの信号に基いて1.0の前後
で変化する。Kは修正係数である。
センサ22からは、第5図に示されるようにリッチ
信号およびリーン信号が繰返して出力され、この信号に
従って空燃比補正係数FAFが変化して燃料噴射量が制
御される。ここで、もしOセンサ22が故障してリッ
チ信号を出力し続けるようになると、空燃比補正係数F
AFが小さくなりすぎ、燃料噴射量が減少しすぎること
になる。そこで第3図に示すプログラムによりOセン
サ22の故障を検出する。
第3図のルーチンは一定時間毎に割込み処理される。ス
テップ101では、予め初期設定されて0になっているカ
ウンタCに一定値αを加え、ステップ102,103において
このカウンタCの値を最大値以下に抑えるようにする。
ステップ104Oセンサ22の出力信号がリッチ信号か
否かを判別し、リッチ信号であればステップ105へ進
み、燃料供給が遮断されているか否か判断する。燃料遮
断中であれば、ステップ106においてカウンタCの値が
所定値以上か否か、すなわち、Oセンサ22からリッ
チ信号が出力されており、かつ燃料供給が遮断されてい
る状態になって所定時間経過したか否か判断する。しか
してステップ106において肯定判断されると、Oセン
サ22は燃料遮断にも拘らず所定時間以上リッチ信号を
出力し続けいることとなり、ステップ107へ進んでリッ
チ故障であることを示すフラグFFを“1”にしてこの
ルーチンを終了する。
ステップ104において、Oセンサ22がリッチ信号を
出力していないと判断すると、ステップ108においてフ
ラグFFを“0”にするとともにステップ109において
カウンタCを0にし、このルーチンを終了する。ステッ
プ105において、燃料供給が行なわれていると判断した
場合、ステップ109へ進んでカウンタCを0にしてこの
ルーチンを終了する。
第4図は空燃比補正係数FAFを変化させるプログラム
のフローチャートを示す。このルーチンは所定時間毎に
割込み処理される。
ステップ201ではフィードバック条件が成立しているか
否かを判断する。フィードバック条件は定常運転状態の
とき成立し、フィードバック条件が成立していなければ
ステップ216へ進んで空燃比補正係数FAFを1.0に定
めてこのルーチンを終了する。ステップ201においてフ
ィードバック条件が成立していると判断するとステップ
202へ進み、フラグFFが“1”であるか否か判断す
る。ここでフラグFFが“1”でなければステップ203
以下のフィードバック制御を実行するが、フラグFFが
“1”であれば、Oセンサ22がリッチ故障であるの
でフィードバック制御を禁止すべくステップ216におい
て空燃比補正係数FAFを1.0に定めこのルーチンを終
了する。
ステップ203では、Oセンサ22の出力信号V02
基準値V以上か否か、すなわち空燃比がリッチかリー
ンかを判断する、空燃比がリッチの場合、ステップ204
へ移ってフラグCAFが“0”か否かを判別する。この
フラグCAFは、それ以前に空燃比がリーンである場合
“0”に定められ、それ以前に空燃比がリッチである場
合“1”に定められるようになっている。したがってス
テップ104において肯定判断するということは、空燃比
がリーンからリッチに変わったことを意味し、次にステ
ップ205において空燃比補正係数FAFからある大きい
値Fを減じる。そしてステップ206において、空燃比
がリッチであることを示すべくフラグCAFを“1”に
し、このルーチンを終了する。一方、ステップ104にお
いて否定判断した場合、これは空燃比がリッチ状態を維
持している場合であり、ステップ207へ進んで空燃比補
正係数FAFを小さい値ΔFだけ減じる。そしてステ
ップ208,209において、空燃比補正係数FAFが下限値
よりも小さくならないようにしてこのルーチンを終
了する。
ステップ203において否定判断した場合、すなわち空燃
比がリーンの場合、ステップ210へ進み、フラグCAF
が“1”か否かを判別する。空燃比がリッチからリーン
に変わった場合、ステップ210からステップ211へ移り、
空燃比補正係数FAFにある大きな値Fを加える。そ
してステップ212において、フラグCAFを“0”にし
てこのルーチンを終了する。ステップ210において、空
燃比がリーン状態を維持している場合、ステップ213へ
移って空燃比補正係数FAFに小さい値ΔFを加え
る。そしてステップ214,215において、空燃比補正係数
FAFが上限値Hよりも大きくならないようにしてこ
のルーチンを終了する。
この空燃比補正係数FAFの変化を第5図を参照して説
明する。
センサ22がリーン信号を出力している時、第4図
のプログラムはステップ201,202,203,210,213,214
の順に実行され、空燃比補正係数FAFは、符号Aで示
すように徐々に増加する。この状態においてOセンサ
22がリッチ信号を出力すると、プログラムはステップ
201,202,203,204,205,206の順に実行され、空燃比
補正係数FAFは符号Bで示すように急に減少する。そ
の後プログラムはステップ201,202,203,204,207,2
08の順に実行されるようになり、空燃比補正係数FAF
は符号Cで示すように徐々に減少する。そしてOセン
サ22がリーン信号を出力すると、プログラムはステッ
プ201,202,203,210,211,212の順に実行され、空燃
比補正係数FAFは符号Dで示すように急に増加する。
以下同様にして、リーン信号とリッチ信号の繰返しに伴
ない、空燃比補正係数FAFは増減を繰返す。もし、O
センサ22がリッチ信号を出力し続ければ、空燃比補
正係数FAFは符号Eで示すように減少し続けるが下限
値Lにおいて制限される。一方、Oセンサ22がリ
ッチ信号を出力し続けており、しかも燃料供給が遮断さ
れている場合、この状態が所定時間以上続けば、第3図
のプログラムによりフラグFFが“1”にされ、第4図
のプログラムにより空燃比のフィードバック制御が中止
されて空燃比補正係数FAFは強制的に1.0にされる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、空燃比センサのリッチ故
障を確実に検出することができる。またこのように空燃
比センサのリッチ故障を検出することによって空燃比が
大幅にリーンになるのを未然に防止し、運転性を安定さ
せることが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成図、 第2図は本発明の一実施例を適用した内燃機関を示す断
面図、 第3図はリッチ故障を検出するプログラムのフローチャ
ート、 第4図は空燃比補正係数の制御プログラムのフローチャ
ート、 第5図は空燃比補正係数の変化の様子を示すグラフであ
る。 20…排気通路、 22…Oセンサ(空燃比センサ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気系に設けられた空燃比センサからの出
    力信号に基いて燃料噴射量を決定する空燃比制御装置で
    あって、燃料噴射が停止されていることを検出する燃料
    噴射停止検出手段と、上記空燃比センサから空燃比がリ
    ッチ状態であることを示すリッチ信号が一定時間以上出
    力されていることを検出するリッチ信号検出手段と、燃
    料噴射が停止されておりかつリッチ信号が一定時間以上
    出力されているときに上記空燃比センサが故障している
    と判断する故障検出手段とを備えることを特徴とする空
    燃比制御装置の故障検出装置。
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