JPH06315471A - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents
磁気共鳴イメージング装置Info
- Publication number
- JPH06315471A JPH06315471A JP5106296A JP10629693A JPH06315471A JP H06315471 A JPH06315471 A JP H06315471A JP 5106296 A JP5106296 A JP 5106296A JP 10629693 A JP10629693 A JP 10629693A JP H06315471 A JPH06315471 A JP H06315471A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設定したスライス部位（ＲＯＩ）を連続的に
撮影を行う際に、全体のうちのどの部位（ＲＯＩ）が次
にスキャンされるのかを視覚的に把握することのできる
磁気共鳴イメージング装置を提供すること。 【構成】 特定領域のスライス部位（ＲＯＩ）の位置決
めをして連続撮影するようにした磁気共鳴イメージング
装置において、位置決めのための親画像を表示する手段
と、表示された親画像に複数のスライス部位（ＲＯＩ）
が指定された撮影位置を表示する手段と、連続撮影中の
次の撮影に先立って表示されている複数のスライス部位
（ＲＯＩ）のうち次に撮影されるスライス部位（ＲＯ
Ｉ）の位置の近傍にそれを表示する手段とを具備するこ
と。
撮影を行う際に、全体のうちのどの部位（ＲＯＩ）が次
にスキャンされるのかを視覚的に把握することのできる
磁気共鳴イメージング装置を提供すること。 【構成】 特定領域のスライス部位（ＲＯＩ）の位置決
めをして連続撮影するようにした磁気共鳴イメージング
装置において、位置決めのための親画像を表示する手段
と、表示された親画像に複数のスライス部位（ＲＯＩ）
が指定された撮影位置を表示する手段と、連続撮影中の
次の撮影に先立って表示されている複数のスライス部位
（ＲＯＩ）のうち次に撮影されるスライス部位（ＲＯ
Ｉ）の位置の近傍にそれを表示する手段とを具備するこ
と。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気共鳴イメージング
装置の位置決めによる連続撮影の際の撮影部位の表示形
式の改良装置に関する。
装置の位置決めによる連続撮影の際の撮影部位の表示形
式の改良装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】核磁気共鳴現象は、静磁場中に置かれた
零でないスピンおよび磁気モーメントを持つ原子核が特
定の電磁波のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、
この原子核は下記式に示す角周波数ω0 （ω0 ＝２πν
0 ，ν0 ；ラーモア周波数）で共鳴する。
零でないスピンおよび磁気モーメントを持つ原子核が特
定の電磁波のみを共鳴的に吸収・放出する現象であり、
この原子核は下記式に示す角周波数ω0 （ω0 ＝２πν
0 ，ν0 ；ラーモア周波数）で共鳴する。
【０００３】
【数１】ω0 ＝γ・Ｈ0 ここで、γは原子核の種類に固有の磁気回転比であり、
また、Ｈ0 は静磁場強度である。以上の原理を利用して
生体診断を行う装置は、上述の共鳴吸収の後に誘起され
る上記と同じ周波数の電磁波を受信コイルで受信し信号
処理して、原子核密度，縦緩和時間Ｔ1 ，横緩和時間Ｔ
2 ，流れ，化学シフト等の情報が反映された診断情報、
例えば被検者のスライス像等を無侵襲で得るようにして
いる。そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁
場中に配置した被検者の全部位を励起し、かつ信号収集
することができるものであるが、装置構成上の制約やイ
メージング像の臨床上の要請から、実際の装置としては
特定の部位に対する励起とその信号収集とを行うように
している。この場合、イメージング対象とする特定部位
は、一般にある厚さを持ったスライス部位であるのが通
例であり、このスライス部位からのエコー信号やＦＩＤ
信号の核磁気共鳴信号（ＮＭＲ信号）を多数回のデータ
エンコード過程を実行することにより収集し、これらデ
ータ群を、例えば２次元フーリエ変換法により画像再構
成処理することにより前記特定スライス部位の画像を生
成するようにしている。
また、Ｈ0 は静磁場強度である。以上の原理を利用して
生体診断を行う装置は、上述の共鳴吸収の後に誘起され
る上記と同じ周波数の電磁波を受信コイルで受信し信号
処理して、原子核密度，縦緩和時間Ｔ1 ，横緩和時間Ｔ
2 ，流れ，化学シフト等の情報が反映された診断情報、
例えば被検者のスライス像等を無侵襲で得るようにして
いる。そして、磁気共鳴による診断情報の収集は、静磁
場中に配置した被検者の全部位を励起し、かつ信号収集
することができるものであるが、装置構成上の制約やイ
メージング像の臨床上の要請から、実際の装置としては
特定の部位に対する励起とその信号収集とを行うように
している。この場合、イメージング対象とする特定部位
は、一般にある厚さを持ったスライス部位であるのが通
例であり、このスライス部位からのエコー信号やＦＩＤ
信号の核磁気共鳴信号（ＮＭＲ信号）を多数回のデータ
エンコード過程を実行することにより収集し、これらデ
ータ群を、例えば２次元フーリエ変換法により画像再構
成処理することにより前記特定スライス部位の画像を生
成するようにしている。
【０００４】このような磁気共鳴イメージング装置にお
いては、特定領域を位置決めして複数のスライス部位を
連続して撮影する場合がある。これは位置決めされた特
定領域に複数のスライス部位（ＲＯＩ）を設定し、この
設定計画により磁気共鳴イメージング装置を連続的に操
作して各スライス部位（ＲＯＩ）を撮影するものであ
る。この連続的（シーケンシャルな）撮影を行う際に
は、まず、図５に示すように、親画像を表示し、これに
撮影を行う領域を位置決めし、この位置決めされた特定
領域に所定の枚数のスライス部位（ＲＯＩ）が設定され
る。設定された各スライス部位（ＲＯＩ）は撮影を行う
前に図に示すように表示される。しかし、連続的（シー
ケンシャルな）撮影が始まると、各スキャンごとに表示
されるのは、図６に示すように、そのスキャンが行われ
るスライス部位（ＲＯＩ）のみが表示されていた。
いては、特定領域を位置決めして複数のスライス部位を
連続して撮影する場合がある。これは位置決めされた特
定領域に複数のスライス部位（ＲＯＩ）を設定し、この
設定計画により磁気共鳴イメージング装置を連続的に操
作して各スライス部位（ＲＯＩ）を撮影するものであ
る。この連続的（シーケンシャルな）撮影を行う際に
は、まず、図５に示すように、親画像を表示し、これに
撮影を行う領域を位置決めし、この位置決めされた特定
領域に所定の枚数のスライス部位（ＲＯＩ）が設定され
る。設定された各スライス部位（ＲＯＩ）は撮影を行う
前に図に示すように表示される。しかし、連続的（シー
ケンシャルな）撮影が始まると、各スキャンごとに表示
されるのは、図６に示すように、そのスキャンが行われ
るスライス部位（ＲＯＩ）のみが表示されていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の磁気共鳴イメージング装置では、最初に計画し
設定したスライス部位（ＲＯＩ）に対して、現在何スキ
ャン目を行っているのか、あるいは何処までスキャンが
行われているのか、視覚的に把握することが困難であっ
た。このため、設定したスライス部位（ＲＯＩ）を多め
に計画した場合などに撮影しなくてもよい部位（ＲＯ
Ｉ）まで撮影してしまう不具合があった。
この種の磁気共鳴イメージング装置では、最初に計画し
設定したスライス部位（ＲＯＩ）に対して、現在何スキ
ャン目を行っているのか、あるいは何処までスキャンが
行われているのか、視覚的に把握することが困難であっ
た。このため、設定したスライス部位（ＲＯＩ）を多め
に計画した場合などに撮影しなくてもよい部位（ＲＯ
Ｉ）まで撮影してしまう不具合があった。
【０００６】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、設定したスライス部位（ＲＯＩ）を
連続的に撮影を行う際に、全体のうちのどの部位（ＲＯ
Ｉ）が次にスキャンされるのかを視覚的に把握すること
のできる磁気共鳴イメージング装置を提供することにあ
る。
あり、その目的は、設定したスライス部位（ＲＯＩ）を
連続的に撮影を行う際に、全体のうちのどの部位（ＲＯ
Ｉ）が次にスキャンされるのかを視覚的に把握すること
のできる磁気共鳴イメージング装置を提供することにあ
る。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、磁気共鳴イメージング装置の構成を以下
のようにした。即ち、特定領域のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）の位置決めをして連続撮影するようにした磁気共鳴
イメージング装置において、位置決めのための親画像を
表示する手段と、表示された親画像に複数のスライス部
位（ＲＯＩ）が指定された撮影位置を表示する手段と、
連続撮影中の次の撮影に先立って表示されている複数の
スライス部位（ＲＯＩ）のうち次に撮影されるスライス
部位（ＲＯＩ）の位置の近傍にそれを表示する手段とを
具備することを特徴とする。
めに本発明は、磁気共鳴イメージング装置の構成を以下
のようにした。即ち、特定領域のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）の位置決めをして連続撮影するようにした磁気共鳴
イメージング装置において、位置決めのための親画像を
表示する手段と、表示された親画像に複数のスライス部
位（ＲＯＩ）が指定された撮影位置を表示する手段と、
連続撮影中の次の撮影に先立って表示されている複数の
スライス部位（ＲＯＩ）のうち次に撮影されるスライス
部位（ＲＯＩ）の位置の近傍にそれを表示する手段とを
具備することを特徴とする。
【０００８】この磁気共鳴イメージング装置において、
次に撮影されるスライス部位（ＲＯＩ）の位置の近傍に
矢印でもって、次に撮影されることを表示するようにし
たことを特徴とする。
次に撮影されるスライス部位（ＲＯＩ）の位置の近傍に
矢印でもって、次に撮影されることを表示するようにし
たことを特徴とする。
【０００９】また、この磁気共鳴イメージング装置にお
いて、次に撮影されるスライス部位（ＲＯＩ）の位置の
近傍に点滅または特別な表示方法で次に撮影されるスキ
ャン番号を表示するようにしたことを特徴とする。
いて、次に撮影されるスライス部位（ＲＯＩ）の位置の
近傍に点滅または特別な表示方法で次に撮影されるスキ
ャン番号を表示するようにしたことを特徴とする。
【００１０】
【作用】上記構成によれば、連続撮影中の次のスキャン
の行われる前に全スライス部位（ＲＯＩ）のうちのどの
部位（ＲＯＩ）が次にスキャンされるかが視覚的に簡単
に分かるので、スライス部位（ＲＯＩ）を多めに計画し
た場合などでも不必要なスキャンを行わなくてもよくな
る。
の行われる前に全スライス部位（ＲＯＩ）のうちのどの
部位（ＲＯＩ）が次にスキャンされるかが視覚的に簡単
に分かるので、スライス部位（ＲＯＩ）を多めに計画し
た場合などでも不必要なスキャンを行わなくてもよくな
る。
【００１１】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明の磁気共鳴イメージング装置の表
示部分の一実施例である。図１は、頭部の撮影を行う場
合であって、親画像としてサジタル面が示されており、
これに撮影領域としてアキシャル面に６枚のスライス部
位（ＲＯＩ）を位置決めして設定したものである。そし
て、この画面の表示は、各スキャンの行われる前に全ス
ライス部位（ＲＯＩ）のうちのどの部位（ＲＯＩ）が次
にスキャンされるかが矢印でもって視覚的に表示されて
いる。図１に示す例では、最初のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）の横に矢印が表示されている。この表示をして、位
置決めして設定した全スライス部位（ＲＯＩ）を連続的
（シーケンシャルな）撮影を行う場合のフローチャート
を図２に示す。このフローチャートを用いて連続的スキ
ャンを行う説明をする前に、まず、図３に基づいて、ハ
ードウェアの構成を説明しておく。磁気共鳴イメージン
グ装置であるから撮影のための主磁石、傾斜磁場コイ
ル、送信コイル、受信コイル、およびこれらを作動させ
るための各種機器や画像処理装置を含むコンピュータシ
ステムを具備しているのは、当然である。図３に示す構
成は、このような磁気共鳴イメージング装置において、
連続的スキャンを行う際の表示に関連するものを示して
いる。基本的には、画像を格納するための画像メモリ
１、画像などを表示するてめの表示装置２、撮影領域の
位置決めをしスライス部位（ＲＯＩ）を設定するための
入力装置３、および各機器を制御するＣＰＵ４で構成さ
れている。図２に基づいて、連続的スキャンを行う際の
流れを説明する。まず、オペレータが撮影を開始１０す
るために、入力装置３から位置決めしようとする親画像
を指定１１する。すると、ＣＰＵ４の指示により画像メ
モリ１から親画像が表示装置２に表示される。そして、
オペレータは、表示された親画像に全スライス部位（Ｒ
ＯＩ）を設定して、撮影の実行の開始を指示する。する
と所定のプログラムにより連続的（シーケンシャルな）
撮影の実行が始まる。各スライス部位（ＲＯＩ）の撮影
の実行が行われる前に、親画像と設定された全スライス
部位（ＲＯＩ）が（再）表示１２され、次に撮影される
スライス部位（ＲＯＩ）の横に矢印を表示１３する。矢
印の表示はスキャンの終了ごとにプログラムによりスキ
ャンしたスライス部位（ＲＯＩ）が割り出されて次のス
ライス部位（ＲＯＩ）に移動してゆく。このようにして
次にスキャンされるスライス部位（ＲＯＩ）を表示した
後にそのスライス部位（ＲＯＩ）の撮影が実行１４され
る。そのスライス部位（ＲＯＩ）のスキャンが終了する
と、さらに撮影されるべきスライス部位（ＲＯＩ）が存
在するか否かを判断１５し、有る場合には、親画像と設
定された全スライス部位（ＲＯＩ）が（再）表示１２さ
れる部所に進み、無い場合には、全スライス部位（ＲＯ
Ｉ）のスキャンが終了したと判断して撮影を終了１６す
る。
明する。図１は本発明の磁気共鳴イメージング装置の表
示部分の一実施例である。図１は、頭部の撮影を行う場
合であって、親画像としてサジタル面が示されており、
これに撮影領域としてアキシャル面に６枚のスライス部
位（ＲＯＩ）を位置決めして設定したものである。そし
て、この画面の表示は、各スキャンの行われる前に全ス
ライス部位（ＲＯＩ）のうちのどの部位（ＲＯＩ）が次
にスキャンされるかが矢印でもって視覚的に表示されて
いる。図１に示す例では、最初のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）の横に矢印が表示されている。この表示をして、位
置決めして設定した全スライス部位（ＲＯＩ）を連続的
（シーケンシャルな）撮影を行う場合のフローチャート
を図２に示す。このフローチャートを用いて連続的スキ
ャンを行う説明をする前に、まず、図３に基づいて、ハ
ードウェアの構成を説明しておく。磁気共鳴イメージン
グ装置であるから撮影のための主磁石、傾斜磁場コイ
ル、送信コイル、受信コイル、およびこれらを作動させ
るための各種機器や画像処理装置を含むコンピュータシ
ステムを具備しているのは、当然である。図３に示す構
成は、このような磁気共鳴イメージング装置において、
連続的スキャンを行う際の表示に関連するものを示して
いる。基本的には、画像を格納するための画像メモリ
１、画像などを表示するてめの表示装置２、撮影領域の
位置決めをしスライス部位（ＲＯＩ）を設定するための
入力装置３、および各機器を制御するＣＰＵ４で構成さ
れている。図２に基づいて、連続的スキャンを行う際の
流れを説明する。まず、オペレータが撮影を開始１０す
るために、入力装置３から位置決めしようとする親画像
を指定１１する。すると、ＣＰＵ４の指示により画像メ
モリ１から親画像が表示装置２に表示される。そして、
オペレータは、表示された親画像に全スライス部位（Ｒ
ＯＩ）を設定して、撮影の実行の開始を指示する。する
と所定のプログラムにより連続的（シーケンシャルな）
撮影の実行が始まる。各スライス部位（ＲＯＩ）の撮影
の実行が行われる前に、親画像と設定された全スライス
部位（ＲＯＩ）が（再）表示１２され、次に撮影される
スライス部位（ＲＯＩ）の横に矢印を表示１３する。矢
印の表示はスキャンの終了ごとにプログラムによりスキ
ャンしたスライス部位（ＲＯＩ）が割り出されて次のス
ライス部位（ＲＯＩ）に移動してゆく。このようにして
次にスキャンされるスライス部位（ＲＯＩ）を表示した
後にそのスライス部位（ＲＯＩ）の撮影が実行１４され
る。そのスライス部位（ＲＯＩ）のスキャンが終了する
と、さらに撮影されるべきスライス部位（ＲＯＩ）が存
在するか否かを判断１５し、有る場合には、親画像と設
定された全スライス部位（ＲＯＩ）が（再）表示１２さ
れる部所に進み、無い場合には、全スライス部位（ＲＯ
Ｉ）のスキャンが終了したと判断して撮影を終了１６す
る。
【００１２】図４は、本発明の磁気共鳴イメージング装
置の表示部分の一実施例であり、図１の場合と同様に、
頭部の撮影を行う場合であって、親画像としてサジタル
面が示されており、これに撮影領域としてアキシャル面
に６枚のスライス部位（ＲＯＩ）を位置決めして設定し
ている。そして、この画面の表示は、全スライス部位
（ＲＯＩ）の横にスキャンされる順番が番号によって表
示されており、各スキャンの行われる前に全スライス部
位（ＲＯＩ）のうちのどの部位（ＲＯＩ）が次にスキャ
ンされるかがその番号の点滅でもって視覚的に表示され
るようになっている。図４に示す例では、２が点滅して
いることから、２番目のスライス部位（ＲＯＩ）が次に
撮影されることを示している。この実施例の表示を行う
場合のハードウェアの構成は図３と同一であり、連続的
スキャンを行う際の流れもほぼ図２と同様であるので、
説明を省略する。異なるところは、親画像と設定された
全スライス部位（ＲＯＩ）が（再）表示１２される部所
において、全スライス部位（ＲＯＩ）の横にスキャンさ
れる順番を番号によって表示する点である。その他は、
図２における矢印を番号の点滅と置き換えればよい。な
お、この実施例では、番号の点滅で次にスキャンされる
スライス部位（ＲＯＩ）を表示したが、これに限定され
るものではない。他の番号と差別化できればよく、例え
ば、色を変えて表示するようにしてもよい。
置の表示部分の一実施例であり、図１の場合と同様に、
頭部の撮影を行う場合であって、親画像としてサジタル
面が示されており、これに撮影領域としてアキシャル面
に６枚のスライス部位（ＲＯＩ）を位置決めして設定し
ている。そして、この画面の表示は、全スライス部位
（ＲＯＩ）の横にスキャンされる順番が番号によって表
示されており、各スキャンの行われる前に全スライス部
位（ＲＯＩ）のうちのどの部位（ＲＯＩ）が次にスキャ
ンされるかがその番号の点滅でもって視覚的に表示され
るようになっている。図４に示す例では、２が点滅して
いることから、２番目のスライス部位（ＲＯＩ）が次に
撮影されることを示している。この実施例の表示を行う
場合のハードウェアの構成は図３と同一であり、連続的
スキャンを行う際の流れもほぼ図２と同様であるので、
説明を省略する。異なるところは、親画像と設定された
全スライス部位（ＲＯＩ）が（再）表示１２される部所
において、全スライス部位（ＲＯＩ）の横にスキャンさ
れる順番を番号によって表示する点である。その他は、
図２における矢印を番号の点滅と置き換えればよい。な
お、この実施例では、番号の点滅で次にスキャンされる
スライス部位（ＲＯＩ）を表示したが、これに限定され
るものではない。他の番号と差別化できればよく、例え
ば、色を変えて表示するようにしてもよい。
【００１３】なお、磁気共鳴イメージング装置における
連続的（シーケンシャルな）撮影方法として、シーケン
シャルスキャン方式やシーケンシャルプラン方式などが
ある。上記実施例では、主にシーケンシャルスキャン方
式の場合について説明したが、その他、シーケンシャル
プラン方式でも本発明は適用可能である。シーケンシャ
ルプラン方式の場合は、スキャンするスライス部位（Ｒ
ＯＩ）の枚数が決まっているので、撮影する特定領域に
位置決めをしてやるだけで、連続的（シーケンシャル
な）撮影が実行できる。このシーケンシャルプラン方式
で撮影する場合には、必要以上のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）が設定される可能性が多く、必要な部位（ＲＯＩ）
のスキャンが終わった段階で撮影を中止できるので、本
発明を適用すると便利である。
連続的（シーケンシャルな）撮影方法として、シーケン
シャルスキャン方式やシーケンシャルプラン方式などが
ある。上記実施例では、主にシーケンシャルスキャン方
式の場合について説明したが、その他、シーケンシャル
プラン方式でも本発明は適用可能である。シーケンシャ
ルプラン方式の場合は、スキャンするスライス部位（Ｒ
ＯＩ）の枚数が決まっているので、撮影する特定領域に
位置決めをしてやるだけで、連続的（シーケンシャル
な）撮影が実行できる。このシーケンシャルプラン方式
で撮影する場合には、必要以上のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）が設定される可能性が多く、必要な部位（ＲＯＩ）
のスキャンが終わった段階で撮影を中止できるので、本
発明を適用すると便利である。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、最
初に計画し設定したスライス部位（ＲＯＩ）に対して、
現在何スキャン目を行っているのか、あるいは何処まで
スキャンが行われているのかを目視できるので、スライ
ス部位（ＲＯＩ）を多めに計画した場合などに撮影しな
くてもよい部位（ＲＯＩ）まで撮影してしまうようなこ
とがなくなる。
初に計画し設定したスライス部位（ＲＯＩ）に対して、
現在何スキャン目を行っているのか、あるいは何処まで
スキャンが行われているのかを目視できるので、スライ
ス部位（ＲＯＩ）を多めに計画した場合などに撮影しな
くてもよい部位（ＲＯＩ）まで撮影してしまうようなこ
とがなくなる。
【図１】本発明の磁気共鳴イメージング装置の表示部分
の一実施例である。
の一実施例である。
【図２】連続的（シーケンシャルな）撮影を行う場合の
フローチャートを示す。
フローチャートを示す。
【図３】ハードウェアの構成を説明するための図であ
る。
る。
【図４】本発明の磁気共鳴イメージング装置の表示部分
の一実施例である。
の一実施例である。
【図５】従来技術を説明するための図である。
【図６】従来技術を説明するための図である。
１ 画像メモリ ２ 表示装置 ３ 入力装置 ４ ＣＰＵ
Claims (3)
- 【請求項１】 特定領域のスライス部位（ＲＯＩ）の位
置決めをして連続撮影するようにした磁気共鳴イメージ
ング装置において、位置決めのための親画像を表示する
手段と、表示された親画像に複数のスライス部位（ＲＯ
Ｉ）が指定された撮影位置を表示する手段と、連続撮影
中の次の撮影に先立って表示されている複数のスライス
部位（ＲＯＩ）のうち次に撮影されるスライス部位（Ｒ
ＯＩ）の位置の近傍にそれを表示する手段とを具備する
ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項２】 請求項１において、次に撮影されるスラ
イス部位（ＲＯＩ）の位置の近傍に矢印でもって、次に
撮影されることを表示するようにしたことを特徴とする
磁気共鳴イメージング装置。 - 【請求項３】 請求項１において、次に撮影されるスラ
イス部位（ＲＯＩ）の位置の近傍に点滅または特別な表
示方法で次に撮影されるスキャン番号を表示するように
したことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106296A JPH06315471A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106296A JPH06315471A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06315471A true JPH06315471A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14430079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5106296A Pending JPH06315471A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | 磁気共鳴イメージング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06315471A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9658306B2 (en) | 2012-12-05 | 2017-05-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Magnetic resonance imaging method and apparatus |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP5106296A patent/JPH06315471A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9658306B2 (en) | 2012-12-05 | 2017-05-23 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Magnetic resonance imaging method and apparatus |
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