JPH06314980A - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

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JPH06314980A
JPH06314980A JP5103175A JP10317593A JPH06314980A JP H06314980 A JPH06314980 A JP H06314980A JP 5103175 A JP5103175 A JP 5103175A JP 10317593 A JP10317593 A JP 10317593A JP H06314980 A JPH06314980 A JP H06314980A
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pulse
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Hirohisa Suzuki
裕久 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 チューナICに外部端子を設けることなく、
ノイズ除去のためのゲート時間を正確に設定することが
できるノイズ除去回路を得る。 【構成】 減算回路32は、コンポジット信号54を遅
延回路31で遅延した遅延信号55とスイッチ36を介
して入力されるパイロットキャンセル信号56との差分
を出力する。スイッチ36はノイズ検出回路34による
パルスノイズ非検出時には閉じており、減算回路32は
コンポジット信号54からパイロットキャンセル信号5
6を除いた信号を出力する。パルスノイズ検出時にはス
イッチ36が開き、減算回路32の出力は両端子間の直
流成分に対応した一定レベルに保持され、パイロット信
号とノイズが除去される。このスイッチ36は、フリッ
プフロップ61とカウンタ62により作成されるゲート
信号82により制御される。カウンタ62の被カウント
パルスとしてチューナIC内部のPLL回路からの45
6KHzのパルス信号59を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はFMラジオ受信機のノイ
ズ除去回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、FMラジオ受信機ではノイズに
対して各種の対策が講じられ、音質向上が図られてい
る。中でも、車載用のFMラジオ受信機では、例えば自
動車から発生するイグニッションノイズが問題となる場
合が多く、これを除去するための各種のノイズ除去回路
が提案され、用いられている。以下、従来のFM受信機
の一般構成とノイズ除去回路について説明する。
【0003】図7は、従来の一般的なFMラジオ受信機
のチューナICの概略構成を表したものである。アンテ
ナ11で受信したFM波は、FMチューナIC100に
入力され、まず高周波増幅器(RF AMP)12で増
幅されたのち、混合器(MIX)14において局部発振
器(L.OSC)13の出力と混合されて10.7MH
zの中間周波信号(IF)に変換され、中間周波増幅器
(IF AMP)15で増幅される。中間周波増幅器1
5の出力は、FM検波回路(FM DET)16で検波
され、この検波出力(コンポジット信号54)がノイズ
キャンセラ17に入力される。ノイズキャンセラ17
は、FM検波回路16の検波出力からパルス状のノイズ
を除去してFMマルチプレクサ18に入力する。FMマ
ルチプレクサ18は、ノイズキャンセラ17の出力を左
チャネル(L)と右チャネル(R)のステレオ信号に分
離して出力する。
【0004】図8は、図7におけるノイズキャンセラ1
7の構成を表したものである。前段のFM検波回路16
から入力されるコンポジット信号54は、図3に示すよ
うに、Lチャネル信号とRチャネル信号との和信号(L
+R)と差信号(L−R)、及び19KHzのパイロッ
ト信号が重畳されたものである。
【0005】コンポジット信号54中の高周波成分は、
ハイパスフィルタ(HPF)33を介してノイズ検出回
路34に入力される。ノイズ検出回路34は、ハイパス
フィルタ33の出力中に含まれるパルスノイズを検出す
ると、ノイズ検出信号を出力し単安定マルチバイブレー
タ35に供給する。単安定マルチバイブレータ35は、
外部端子23を介して接続されたコンデンサ24と抵抗
25からなる時定数回路により定まるパルス幅のゲート
信号をスイッチ36に供給する。スイッチ36は、通常
状態でオン(閉)状態であるが、ゲート信号の入力
(“H”レベル)期間中オフ(開)状態となり、ゲート
信号が“L”レベルに戻ると再びオン状態に復帰するよ
うになっている。
【0006】一方、コンポジット信号54は、遅延回路
31により、ハイパスフィルタ33からスイッチ36ま
での動作による遅延時間と同じだけ遅延される。遅延回
路31から出力された遅延信号55は、(+)端子と
(−)端子間にコンデンサ37を接続した減算回路32
の(+)端子に入力されるとともに、図7のパイロット
信号抽出回路21に入力される。パイロット信号抽出回
路21は、遅延信号55から19KHzのパイロット信
号57を抽出してPLL(位相ロックループ)回路22
に供給し、これを基に、PLL回路22は19KHzの
パイロットキャンセル信号56や38KHzのステレオ
復調用信号58を出力する。
【0007】出力インピーダンスが低いPLL回路22
からのパイロットキャンセル信号56はスイッチ36
(図8)に供給される。上述のように、スイッチ36は
ノイズがないときには閉じているため、19KHzのパ
イロットキャンセル信号56はそのまま減算回路32の
(−)端子に与えられる。従って、この場合には、減算
回路32の出力60は、遅延回路31の出力からパイロ
ット信号57を除いたもの、すなわち和信号(L+R)
と差信号(L−R)のみとなる。
【0008】一方、ノイズが検出されたときはスイッチ
36が開きパイロットキャンセル信号56は減算回路3
2の(−)端子には入力されない。この場合、減算回路
32の(−)端子は浮いた状態となるため、減算回路3
2の両端子間に接続されたコンデンサ37の存在によ
り、(−)端子の電位は(+)端子の電位の変位量と同
じだけ変化する。従って、(+)端子にノイズが入力さ
れても、両端子間のレベル差は直流分のみとなり、その
出力は一定値を保持する。従って、遅延回路31の出力
を例えば図4(a)とし、スイッチ36のゲート開の時
間をtg とすると、減算回路32の出力60の波形は図
4(b)のようになる。すなわち、パイロット信号57
とともにノイズ成分も除去されることとなる。
【0009】なお、PLL回路22からのステレオ復調
用信号58はFMマルチプレクサ18に供給され、38
kHzサブ信号を振幅変調する差信号(L−R)の復調
に用いられる。そして、和信号(L+R)と復調された
差信号(L−R)の和及び差を取ることにより、ステレ
オ信号L及びRが出力される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のノ
イズ除去回路では、スイッチ36のゲート時間を外付け
のCR時定数回路で設定するようになっていたので、チ
ューナICに専用端子が必要になる。このため、ICの
ピン数が増加してICサイズの小型化が困難であった。
また、IC外部に外付け回路が必要なため、製造上のコ
ストアップの要因にもなっていた。
【0011】さらに、時定数回路はコンデンサと抵抗で
構成されるため、離散的な値をとる抵抗やコンデンサを
組合せても、所望の時定数を設定できない場合があり、
また、コンデンサや抵抗の温度特性、あるいは公称値か
らのばらつきにより、ゲート時間が不安定になるという
問題があった。
【0012】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので、外部端子を設けることなく、ノイズ除去
のためのゲート時間を正確に設定することができるノイ
ズ除去回路を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るノイズ除去回路は、中間周波信号をFM検波して得ら
れたコンポジット信号中に含まれるパルスノイズを、ス
イッチを開閉制御することにより除去するノイズ除去回
路において、(i) コンポジット信号からパルスノイズを
検出する検出手段と、(ii)この検出手段がパルスノイズ
を検出したときに当該ノイズ除去回路を含むチューナ回
路内部で用いられる高周波パルスの計数を開始し、所定
パルス数を計数したときにカウントアップするカウンタ
と、(iii) 検出手段がパルスノイズを検出してから前記
カウンタがカウントアップするまでの間、前記スイッチ
を遮断状態にするスイッチ制御手段と、を具備すること
を特徴とするものである。
【0014】請求項2記載の発明に係るノイズ除去回路
は、請求項1において、さらに、受信したFM波の電界
強度に応じて前記カウンタのカウントアップ値を自動設
定する設定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0015】
【作用】請求項1記載の発明に係るノイズ除去回路で
は、コンポジット信号に含まれるパルスノイズの検出と
同時にスイッチが遮断されてカウンタによる高周波パル
スの計数が開始される一方、カウンタのカウントアップ
と同時にスイッチが接続される。これにより、カウンタ
に設定されたカウントアップ値に応じた期間だけスイッ
チのゲートが開かれることとなり、この間のパルスノイ
ズがパイロットキャンセル信号とともに除去される。
【0016】請求項2記載の発明に係るノイズ除去回路
では、受信電界強度に応じてカウンタのカウントアップ
値が設定され、スイッチのゲート時間が自動可変とな
る。
【0017】
【実施例】以下図面に基づき本発明を詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例におけるノイズ除
去回路を含むチューナICの概略構成を表わしたもので
ある。この図で、従来例(図7)と同一部分には同一の
符号を付し、適宜説明を省略する。
【0019】このFMチューナIC10の全体的動作
は、従来例の場合とほぼ同様である。すなわち、アンテ
ナ11で受信したFM波はまず高周波増幅器12で増幅
されたのち、混合器14において局部発振器13の出力
と混合されて10.7MHzの中間周波信号に変換さ
れ、さらに中間周波増幅器15で増幅される。中間周波
増幅器15の出力はFM検波回路16で検波され、この
検波出力がコンポジット信号54としてノイズキャンセ
ラ19に入力される。ノイズキャンセラ19は、FM検
波回路16の検波出力からパルスノイズを除去し、さら
にFMマルチプレクサ18は、左チャネル(L)と右チ
ャネル(R)チャネルのステレオ信号を分離出力する。
【0020】図2は、図1におけるノイズキャンセラ1
9の構成を詳細に表したものである。前段のFM検波回
路16(図1)から入力されるコンポジット信号54
は、図3に示したように、L,Rチャネルの和信号(L
+R)と差信号(L−R)、及び19KHzのパイロッ
ト信号が重畳されたものであり、従来例で説明したもの
と同じである。
【0021】コンポジット信号54は、ハイパスフィル
タ(HPF)33を介してノイズ検出回路34に入力さ
れる。ノイズ検出回路34は、ハイパスフィルタ33の
出力中に含まれるパルスノイズを検出すると、図5
(a)に示すようなノイズ検出信号81をフリップフロ
ップ61のセット端子に供給する。これにより、フリッ
プフロップ61のQ出力端子からは図5(b)に示すよ
うな“H”レベルのゲート信号82が出力され、スイッ
チ36及びカウンタ62のリセット端子Rに入力され
る。
【0022】スイッチ36は、通常状態(ノイズのない
状態)で閉じているが、ゲート信号82の入力(“H”
レベル)期間中は開状態となり、ゲート信号82が
“L”レベルになると再び閉状態に戻るようになってい
る。また、カウンタ62は、リセット端子Rが“L”レ
ベルでは動作せず、“H”レベルになると入力端子IN
に供給されるパルス信号をカウントする。ここでは、入
力端子INには、図1のPLL回路22(後述)から4
56KHzのパルス信号59(図5(c))が入力され
るようになっている。
【0023】いま、カウンタ62のカウントアップ値が
“5”に設定されているものとすると、5個目のパルス
のカウント終了時(すなわち、6個目のパルスの立ち上
がり)のタイミングでカウントアップ信号83(同図
(d))が出力され、フリップフロップ61のリセット
端子Rに供給される。これにより、フリップフロップ6
1のQ出力端子は“L”レベルに復帰する。従って、こ
の場合約2μs×5=10μsの期間だけスイッチ36
が開くこととなる。
【0024】一方、コンポジット信号54は、遅延回路
31により、ハイパスフィルタ33からスイッチ36ま
での動作による遅延時間と同じだけ遅延された遅延信号
55として、(+)端子と(−)端子間にコンデンサ3
7を接続した減算回路32の(+)端子に入力されると
ともに、図1のパイロット信号抽出回路21に入力され
る。パイロット信号抽出回路21は、遅延信号55から
19KHzのパイロット信号57を抽出してPLL回路
22に供給する。
【0025】PLL回路22は、従来例(図7)のもの
と同様で、位相比較器(PC)71、ローパスフィルタ
(LPF)72、直流増幅器(DC AMP)73、電
圧制御発振器(VCO)74、1/2分周器75、1/
12分周器76、及び1/2分周器77等から構成され
る。
【0026】ここでは、VCO74から912KHzの
パルス信号が出力されて1/2分周器75で分周され、
456KHzのパルス信号となって次段の1/12分周
器76に供給されるとともに、上記したノイズキャンセ
ラ19のカウンタ62(図2)にも供給され、スイッチ
36のゲート信号82のパルス幅の制御に用いられる。
【0027】また、1/12分周器76から出力される
38KHzのステレオ復調用信号58は、次段の1/2
分周器77に供給されるとともに、FMマルチプレクサ
18に供給され、ここで38kHzサブ信号を振幅変調
する差信号(L−R)の復調に用いられる。そして、こ
れにより分離された和信号(L+R)と差信号(L−
R)の和及び差を取ることにより、ステレオ信号L及び
Rが出力される。
【0028】さらに、1/2分周器77からは19KH
zのパルス信号が供給され、位相比較器71での位相比
較に供されるとともに、パイロットキャンセル信号56
としてノイズキャンセラ19のスイッチ36を介して減
算回路32に供給される。
【0029】この減算回路32の動作は従来の場合と同
様である。すなわち、上述のように、スイッチ36はノ
イズがないときには閉じているため、19KHzのパイ
ロットキャンセル信号56はそのまま減算回路32の
(−)端子に与えられる。従って、この場合には、減算
回路32の出力60は、遅延回路31の出力からパイロ
ット信号57を除いたもの、すなわち和信号(L+R)
と差信号(L−R)のみとなる。
【0030】一方、ノイズが検出されたときはスイッチ
36が開きパイロットキャンセル信号56は減算回路3
2の(−)端子には入力されない。この場合、減算回路
32の(−)端子は浮いた状態となるため、減算回路3
2の両端子間に接続されたコンデンサ37の存在によ
り、(−)端子の電位は(+)端子の電位の変位量と同
じだけ変化する。従って、(+)端子にノイズが入力さ
れても、両端子間のレベル差は直流分のみとなり、その
出力は一定値を保持する。従って、遅延回路31の出力
を例えば図4(a)とし、スイッチ36のゲート開の時
間をtg とすると、減算回路32の出力60の波形は図
4(b)のようになる。すなわち、パイロット信号57
とともにノイズ成分も除去されることとなる。
【0031】なお、上記実施例では、カウンタ62によ
る被カウントパルスとして1/2分周回路75の出力
(456KHz)を用いることとしたが、これに限るも
のではなく、例えばVCO74の出力(912KHz)
を用いるようにしてもよい。この場合、ゲート時間を上
記と同一の10μsにするには、カウンタ62のカウン
トアップ値を“10”に設定すればよい。また、被カウ
ントパルスとして、中間周波増幅器15の出力から抽出
した10.7MHzの中間周波パルスを用いるようにし
てもよい。
【0032】このように、チューナ回路内部に存在する
高周波信号を被カウントパルスとして用いるようにすれ
ば、ゲート時間設定用の外付け回路や特別の外部端子を
設ける必要がなくなる。
【0033】図6は、本発明の第2の実施例におけるノ
イズ除去回路を表したものである。この実施例において
は、カウンタ62のカウントアップ値を外部のマイクロ
コンピュータ63から設定可能に構成したものである。
この図に示すように、チューナIC内部にデコーダ64
を設け、マイクロコンピュータ63から3本の制御信号
線を接続する。これらの制御線は、チューナ回路の他の
機能の多様化あるいは選択的使用のために設けられた汎
用制御バスの一部であって、本実施例の目的であるゲー
ト時間設定用の外部端子を別途設けることを要求するも
のではない。
【0034】3つの制御信号のうちの2つはデコーダ6
4でデコードされ、4ビットのカウントアップ設定信号
としてカウンタ62にセットされる。残りの1つは数M
Hzのクロック信号であって、デコーダ64の動作タイ
ミングを司るために用いられるものである。本実施例で
は、このクロック信号84をカウンタ62の入力端子I
Nに入力して、被カウントパルスとして用いる。その他
の回路構成は図2の場合と同様である。
【0035】この第2の実施例では、カウンタ62のカ
ウントアップ値を外部から任意に設定することができる
ため、極めて汎用性の高いシステムを提供することがで
きる。また、例えばシグナルメータの出力を監視し、受
信FM波の電界強度に応じてカウンタ62のカウントア
ップ値を自動可変にすることも容易であり、これにより
ノイズ除去の効果を一層高めることができる。ちなみ
に、受信FM波の電界強度が弱い場合、ホワイトノイズ
による誤動作が多くなり、信号欠落が多くなるので、カ
ウントアップ値を小にすればよい。また、受信FM波の
電界強度が強い場合、ホワイトノイズによる誤動作が少
なくなるので、パルスノイズを確実に除去するため、カ
ウントアップ値が大のほうが望ましい。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、内部の高周波信号を被カウントパルスとし
て用い、これをカウンタでカウントしてスイッチゲート
時間を制御することとしたので、従来のような時定数設
定用の特別の外部端子を設ける必要がなく、しかも外付
け回路も不要となる。従って、チューナICの小型化、
製作上の省力化、及びコスト低減に寄与し得るという効
果がある。また、従来のような外付け回路の構成部品の
温度依存性やばらつき等に起因するゲート時間の変動も
なく、ノイズ除去のためのゲート時間の精度を向上する
ことができるという効果もある。
【0037】請求項2記載の発明によれば、受信電界強
度に応じてカウンタのカウントアップ値を自動設定して
スイッチのゲート時間を自動可変にしたので、電界強度
に応じた適切なノイズ除去が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるノイズ除去回路を適
用したチューナICの概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるノイズ除去回路の内部を詳細に示
したブロック図である。
【図3】ノイズ除去回路に入力されるコンポジット信号
の周波数特性を示す説明図である。
【図4】ノイズ除去回路に入力されるコンポジット信号
と、ノイズ除去回路からの出力信号の波形の一例を示す
説明図である。
【図5】ノイズ除去回路の各信号を示すタイミング図で
ある。
【図6】本発明の第2の実施例におけるノイズ除去回路
を示すブロック図である。
【図7】従来のノイズ除去回路を適用したチューナIC
の概略構成を示すブロック図である。
【図8】図7におけるノイズ除去回路の内部を詳細に示
したブロック図である。
【符号の説明】
10 FMチューナIC 11 アンテナ 12 高周波増幅器 13 局部発振器 14 混合器 15 中間周波増幅器 16 FM検波回路 18 FMマルチプレクサ 19 ノイズキャンセラ 22 PLL回路 31 遅延回路 32 減算回路 34 ノイズ検出回路 36 スイッチ 61 フリップフロップ 62 カウンタ 74 電圧制御発振器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間周波信号をFM検波して得られるコ
    ンポジット信号中に含まれるパルスノイズを、スイッチ
    を開閉制御することにより除去するノイズ除去回路にお
    いて、 前記コンポジット信号からパルスノイズを検出する検出
    手段と、 この検出手段がパルスノイズを検出したときに当該ノイ
    ズ除去回路を含むチューナ回路内部で用いられる高周波
    パルスの計数を開始し、所定パルス数を計数したときに
    カウントアップするカウンタと、 前記検出手段がパルスノイズを検出してから前記カウン
    タがカウントアップするまでの間、前記スイッチを遮断
    状態にするスイッチ制御手段と、 を具備することを特徴とするノイズ除去回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、受信したF
    M波の電界強度に応じて前記カウンタのカウントアップ
    値を自動設定する設定手段を設けたことを特徴とするノ
    イズ除去回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003092177A1 (fr) * 2002-04-26 2003-11-06 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Recepteur radio

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WO2003092177A1 (fr) * 2002-04-26 2003-11-06 Niigata Seimitsu Co., Ltd. Recepteur radio

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