JPH0631417B2 - 局所殺菌用洗浄剤 - Google Patents

局所殺菌用洗浄剤

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JPH0631417B2
JPH0631417B2 JP1215888A JP21588889A JPH0631417B2 JP H0631417 B2 JPH0631417 B2 JP H0631417B2 JP 1215888 A JP1215888 A JP 1215888A JP 21588889 A JP21588889 A JP 21588889A JP H0631417 B2 JPH0631417 B2 JP H0631417B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は抗菌活性に関し、さらに詳しくはクロルヘキシ
ジンと非イオン界面活性剤とを含む抗菌性洗浄剤に関す
る。
(従来の技術) ビスビグアニドの抗菌効果は以前から公知である。クロ
ルヘキシジンはこの種類の中で最も良く知られた要素で
あり、この物質は例えば抗菌性手洗い液及び外科用洗浄
剤のような種々な製剤として、数年前から市販されてい
る。これらの製剤は一般に界面活性剤と低い割合のアル
コール通常はイソプロパノールの両方を含む。
バードン(Burdon)らは、クロルヘキシジンのストック
溶液がしばしばシュードモナス(Pseudomonas)族の菌
によってしばしば汚染されるが、クロルヘキシジンと4
%v/vイソプロパノールとの組合せがこの問題を著しく
軽減することを1967年に報告している。それにも拘ら
ず、イソプロパノールの持続使用が最後にはクロルヘキ
シジン−イソプロパノール組合せに対して耐性な菌株の
淘汰を生ずると彼らは推測している。
ビラニイ(Billany)らは米国特許第3,960,745号におい
て、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン非イオ
ン界面活性剤を用いて調合したクロルヘキシジン洗浄剤
を開示している。ビラニイらの製剤はICIアメリカス
社(ICI Americas Inc.)の1部門である、スチャ
ート・ファーマス−チカルス(Stuart Pharmaceutical
s)(デラウェア州ウィルミントン)によって商品名ハ
イビクレン(Hibiclen) で販売されている。ビラニイ
らは、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤及び両
性界面活性剤の全てがクロルヘキシジンと錯体を形成す
ること及び17種類の被検非イオン界面活性剤中のわずか
4種類(全てポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレ
ン界面活性剤)がクロルヘキシジンと調合されて、クロ
ルヘキシジン・グルコネートの2%溶液の抗菌活性の70
%を保有することができたことを教えている。この特許
はさらに、この種類の全ての要素がクロルヘキシジン製
剤に等しく適していないこと、及びクロルヘキシジンの
界面活性剤による錯化がクロルヘキシジンの抗菌活性の
実質的な低下を生ずることを教えている。
ゴールマン(Gorman)らの米国特許第4,420,484号はビ
スビグアニド抗菌剤と水、アルコール及び種々の他の成
分と調合した界面活性剤の組合せとから成る皮膚洗浄剤
を開示している。ゴールマンらの特許は特許請求した組
成物中の全ての成分が先行技術で詳述されたものである
と述べている。
オーエンス(Owens)は米国特許第4,456,543号におい
て、ビスジグアニドと、オキシエチレン、オキシプロピ
レン及びオキシブチレンブロックを含む1種類以上の非
イオンポリオキシアルキレン界面活性剤とを含む抗菌洗
浄剤を示している。
オーエンスは、ビラニイらと同様に、クロルヘキシジン
と界面活性剤との錯化が抗菌活性の実質的な低下を生ず
ると述べている。
クロルヘキシジン含有組成物は商品名ハイビクレン
スチャート・ファーマス−チカルス(デラウェア州ウィ
ルミントン)から、商品名エキシジン(Exidine)
エックストリウム・ラボラトリーズ社(Xtrium Laborat
ories Inc.)(イリノイ州シカゴ)から、商品名ステリ
−スタット(Steri-Stat) でメディカル システムス
リサーチ(Medical Systems Research Inc.)(ユタ
州サルトレイクシティ)から、商品名シダ−スタッド
(Cida-Stat) でハンチントン ボラトリーズ社(Hun
tington Laboratories Inc.)(インジアナ州ハンチン
トン)から販売されている。
クロルヘキシジン洗浄剤は主として手洗い液(Hand Was
h)及び外科用洗浄剤(scrub)として用いられている。
このようなものとして、皮膚上で日常的に増殖する細菌
フローラを最大に完全に殺菌することが望ましい。皮膚
に存在する主要な微生物は抗菌剤に耐性であることが周
知の微生物である黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aur
eus)である。従って、この微生物に対して特に有効な
クロルヘキシジン組成物が必要である。本発明はこの必
要性及びその他の必要性を満たすものである。
(発明の構成) 抗菌洗浄剤は水性ビヒクル中にシクロヘキシジンの塩と
ノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール界
面活性剤とを含む。好ましい塩はグルコネートであり、
約4重量%の濃度で組成物に含まれる。(本発明の開示
では、全ての%は他に記載しないかぎり重量によるもの
である。)他の界面活性剤と、例えば脂肪族のポリエチ
レングリコール(以下ではPEG)エステル、ラノリンのP
EGエステル及び脂肪酸アミドのような増粘剤を組成物に
含めることができる。組成物に好ましい色と香りを与え
るために、例えば染料及び香料のような、他の成分を加
えることもできる。最も好ましいビヒクルは水であり、
pHは酸または塩基を必要に応じて加えることによって、
好ましいレベルに調節することができる。
クロルヘキシジン組成物中の全ての界面活性剤は程度の
差こそあれクロルヘキシジンと錯体を形成することが知
られている。クロルヘキシジンは錯化によって不活化さ
れ、錯化されていないクロルヘキシジン部分のみに抗菌
活性が残留すると以前から信じられていた。本発明の組
成物はクロルヘキシジン製剤として今までに開示されて
いない界面活性剤を用いて調合される。本発明の組成物
の界面活性剤とクロルヘキシジンは高度に錯化され、し
かも、先行技術の報告に反して、この組成物は高度に効
果的であり、黄色ブドウ球菌とその他の細菌を実質的に
完全に殺滅させる。
本発明は多くの種々な形式の実施態様によって達成され
るが、ここでは本発明の好ましい実施態様について詳述
する、この開示は本発明の原理を例示するものと見なす
べきであり、ここに述べる実施態様に本発明を限定する
ことを意図しないことを理解すべきである。本発明の範
囲は特許請求の範囲等によって定められる。
本発明の洗浄剤中のクロルヘキシジンは特定の界面活性
剤によって79%錯化されているが、なお黄色ブドウ球菌
を含めた、大ていの細菌を迅速かつ実質的に完全に殺滅
する。さらに、本発明の組成物は例えば安全性、緩和
性、皮膚緩和性及び起泡性(sudsing)のような、公知
のクロルヘキシジン製剤の他の特性の全てを有する。本
発明の組成物の利点は当然、ノニルフェノキシポリ(エ
チレンオキシ)エタノール界面活性剤を組成物に加えた
ことの結果である。
本発明の組成物中のクロルヘキシジンの濃度は約1〜10
%、好ましくは2〜6%、最も好ましくは3.5%〜4.5%
である。シクロヘキシジン塩基を用いることができる
が、製剤に可溶であるクロルヘキシジンの塩が好まし
い。好ましい塩は塩酸塩、酢酸塩であり、最も好ましい
塩はグルコン酸塩である。クロルヘキシジングルコネー
トはICIアメリカス社(デラウェア州ウィルミント
ン)から市販されている。
組成物の成分と相溶性であるいかなる水性ビヒクルを用
いることもできる。好ましいビヒクルは例えばイソプロ
パノールまたはエタノールのような水性アルコール、水
と例えばジメチルスルホキシドのような溶剤との混合物
であり、最も好ましくは純粋な水である。
ノニルノェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノール型
の非イオン界面活性剤は本発明の組成物に含めることが
できる。この種類の界面活性剤はガフ社(GAF Corp
oration)(ニュージャージー州ワイネ)から商品名ア
イゲパール(Igepal) で市販されており、次式: C9H19-O-O-(CH2CH2O)n-1CH2CH2OH 〔式中、nはノニルフェノール1モルあたりのエチレン
オキシドのモル数である〕 で示される。好ましいアルゲパール 界面活性剤は約60
〜80%、好ましくは約66〜75%のエチレンオキシドを含
む。本発明による最も好ましいアイゲパール 界面活性
剤は約71%のエチレンオキシドを有するアイゲパール
CO-720である。これは組成物中に組成物の全重量を基準
として2〜10%、好ましくは4〜6%、最も好ましくは
約5%の濃度で存在しうる。
本発明の組成物はアイゲパール 界面活性剤の他に、付
加的に非イオン界面活性剤を含みうる。例えばラノリン
のPEGエーテルを用いることができる。この種類の界面
活性剤も市販されており、アマーコール社(Amerchol C
orporation)(ニュージャージー州エジソン)から商品
名ソルラン(Solulan) で得られる。好ましいソルラ
界面活性剤は約35〜75のヒドロキシル値を有する。
最も好ましいソルラン 界面活性剤はヒドロキシル値40
〜50を有するソルラン 75である。この製品は組成物に
乳化性と可塑化性とを与え、さらに水中に可溶であるの
で、組成物の他の成分の可溶化または分散を助ける。組
成物中のソルラン 界面活性剤量は好ましくは3〜7
%、さらる好ましくは4.5〜5.5%、最も好ましくは約5
%である。
種々なコスメチック組成物に通常用いられるまたは使用
が好ましい他の成分も本発明の組成物に加えることがで
きる。例えば、1種類以上の増粘剤の使用が有利であ
る。特に有用な増粘剤は分子量約200〜6000を有するPEG
脂肪酸エステルである。例えば、ラウリン酸、オレイン
酸及び最も好ましくはステアリン酸のPEGエステル、例
えばPEG-6000ジステアレートを用いることができる。こ
の製品はステパン社(Stepan CO.)(イリノイ州ノース
フィールド)からケスコ(Kessco) PEG-6000として市
販されている。例えばオレイン酸、アシ油脂肪酸または
好ましくはラウリン酸のアンモニア、エタノールアミン
またはジエタノールアミン・アミドのような、脂肪酸ア
ミド増粘剤も用いることができる。特に好ましい増粘剤
はヴィットコ・ケミカル社(Witco Chemical Corporati
on)(テキサス州ヒューストン)から商品名ヴィトカミ
ド(Witcamide) 5195で市販されているラウリン酸ジ
エタノールアミドである。これらの製品は両方とも2〜
5%、好ましくは3〜4%、最も好ましくは約3.5%の
範囲内で用いることができ、増粘剤であることに加え
て、組成物に状態調節性(conditioning)、乳化性及び
泡安定性を与える。
望ましい場合には、本発明の組成物は好ましい香りを得
るために香料を、または特徴的な色を得るために染料を
含むことができる。好ましい組成物は目的の色を得るた
めに充分なレッド(Red)#40を含むことによって、赤
色に着色される。レッド#40約0.01%濃度を組成物に加
えるのが最も好ましい。
例えば6N塩酸または50%水酸化ナトリウムのような、
適当な酸性化剤またはアルカリ性化剤の添加によって、
組成物のpHを約7.0に調節することが好ましい。
下記の例を用いて、本発明をさらに詳しく説明するが、
本発明はこれらの例に限定されるわけではない。
例I 本発明の好ましい組成物 クロルヘキシジン・グルコネート 4.1% アイゲパール CO-720 5.0% ソルラン 75 5.0% ヴィトカミド5195 3.5% PEG-6000ジステアレート 3.5% レッド#40 0.01% 水 78.89% 例II 例Iの組成物の製造方法 混合のための装備を施した、適当な大きさの容器に、精
製水61.18gとクロルヘキシジングルコネートB.P.の18.
8%水溶液21.81gとを入れた。充分に混合した後、アイ
ゲパール CO-720 5.0gを徐々に加えて充分に混合し
た。ソルラン 75 5.0gを溶融するまで55℃に加熱して
から、完全に混合しながら加えた。ヴィトカミド 5195
5.0gを40℃に加熱することによって溶融し、完全に混
合しながら加えた、PEG-6000ジステアレート3.5gを加
え、完全な均質性が得られ、フレークが残留しなくなる
まで、混合物を激しく混合した。レッド#40染料(10m
g)を加え、赤色透明なシロップ状液体が得られるま
で、混合物を攪拌した。必要ならば、6NHClまたは50
%NaOHのいずれかを加えて、混合物をpH7.0に調節し
た。
例III クロルヘキシジンと界面活性剤との錯化率の測定 この測定を上記オーエンスの方法に従って実施し、第1
表に要約したデータを得た。
例IV 効力試験 例1の組成物に放射線を照射して(3.1 Mrad)完全に滅
菌し、ハイビクレンス との効力比較を次の手順で実施
した: 全強度組成物(C)、照射組成物(C-I)及びハイビクレンス
(H)を1:10、1:100及び1:1000に順次希釈した。
各希釈物を下記第II表に記載した4微生物のコロニー形
成単位(CFU)を含む接種物0.1mで試験した。1,2,
5分間の暴露時間後に、各接種希釈物1.0mをディフ
コ ディイングレイ(Difco Dey Engley)中和ブイヨン
9mを含む管に移した。中和ブイヨン中の各希釈物サ
ンプル(1.0m)をさらに、ディフコ ディ イング
レイ中和ブイヨン・ベース9mに加えて希釈した。次
に各管を30〜35℃において48時間インキュベートした。
栄養寒天プレートを各管から調製し、最低48時間後にコ
ロニーの存在を検査した。この実験の結果は下記の第II
表に示す。
この試験は、わずか26%が錯化されているにすぎないハ
イビクレンスに比べて本発明の組成物が79%錯化されて
いるという事実にも拘らず、本発明の組成物が黄色ブド
ウ球菌に対してハイビクレンス よりも有意に効果的で
あることを実証する。他の微生物に対する結果は1:10
の希釈度では同じであり、他の希釈度においても類似し
ていた。第II表から、組成物の照射が組成物の抗菌力に
有意に影響しないこと、及び照射組成物が有効な抗菌洗
浄剤であることが分る。
従って、本発明は非イオンノニルフェノキシポリ(エチ
レンオキシ)エタノール界面活性剤によって高度に錯化
したクロルヘキシジン塩を含む洗浄剤を提供する。この
特定の界面活性剤を含む本発明の組成物は黄色ブドウ球
菌に対して、錯化度がかなり低い先行技術の組成物より
も有意に大きい活性を有する。この結果は、今まで一般
に受入れられた、活性と錯化度が逆比例の関係にあると
いう考え方からは全く予想外である。黄色ブドウ球菌は
皮膚上で一般に検出される微生物であり、完全に殺菌す
ることはしばしば困難であるので、本発明の組成物は先
行技術の洗浄剤を凌駕する予想外の顕著な改良を表すも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特表 昭62−500240(JP,A)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】次の成分: (a)約2−6%のクロルヘキシジン塩; (b)約4−6%のノニルフェノキシポリ(エチレンオキ
    シ)エタノール界面活性剤; (c)約2−5%の脂肪酸ポリエチレングリコールジエス
    テルおよび約2−5%の脂肪酸アミドからなる群から選
    択される少なくとも1種類の付加成分; (d)約3−7%の、サポニン化されていないラノリンの
    エトキシ化により誘導された、ラノリン界面活性剤のポ
    リエチレングリコールエーテル;および (e)水 からなる抗菌洗浄剤。
  2. 【請求項2】上記塩が、塩酸塩、酢酸塩およびグルコン
    酸塩からなる群から選択されたものである、請求項1記
    載の洗浄剤。
  3. 【請求項3】上記脂肪酸ポリエチレングリコールジエス
    テルがステアリン酸ポリエチレングリコールジエステル
    である、請求項1記載の洗浄剤。
  4. 【請求項4】上記脂肪酸アミドがラウリン酸アミドであ
    る、請求項1記載の洗浄剤。
  5. 【請求項5】上記アミドが、アンモニア、エタノールア
    ミンおよびジエタノールアミンのアミドからなる群から
    選択されたものである、請求項4記載の洗浄剤。
  6. 【請求項6】染料をさらに含む請求項1記載の洗浄剤。
  7. 【請求項7】酸および塩基からなる群から選択したpH
    調節剤化合物をさらに含む請求項1記載の洗浄剤。
  8. 【請求項8】次の成分: (a)約4%のクロルヘキシジングルコネート; (b)約5%のノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)
    エタノール; (c)約5%の、サポニン化されていないラノリンのエト
    キシ化により誘導された、ラノリンアルコールのポリエ
    チレングリコールエーテル; (d)約3.5%のポリエチレングリコールジステアレー
    ト; (e)約3.5%のラウリン酸ジエタノールアミド;およ
    び (f)水 からなる抗菌洗浄剤。
  9. 【請求項9】染料をさらに含む請求項8記載の洗浄剤。
  10. 【請求項10】洗浄剤のpHを約7に調節するために、
    酸および塩基からなる群から選択した、十分な量のpH
    調節化合物を含む、請求項8記載の洗浄剤。
JP1215888A 1988-08-22 1989-08-22 局所殺菌用洗浄剤 Expired - Lifetime JPH0631417B2 (ja)

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JP (1) JPH0631417B2 (ja)
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AU (1) AU616044B2 (ja)
CA (1) CA1332136C (ja)
DE (1) DE68918785T2 (ja)
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