JPH0631386Y2 - ポジショナの振動検出装置 - Google Patents

ポジショナの振動検出装置

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JPH0631386Y2
JPH0631386Y2 JP1990057172U JP5717290U JPH0631386Y2 JP H0631386 Y2 JPH0631386 Y2 JP H0631386Y2 JP 1990057172 U JP1990057172 U JP 1990057172U JP 5717290 U JP5717290 U JP 5717290U JP H0631386 Y2 JPH0631386 Y2 JP H0631386Y2
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JP
Japan
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positioner
transmission line
vibration
magnet
current
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JP1990057172U
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JPH0416328U (ja
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文雄 長坂
善邦 土岐
信一 赤野
Original Assignee
山武ハネウエル株式会社
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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、プロセス制御装置等に用いられるポジショ
ナの振動検出装置に関するものである。
[従来の技術] 一般に、プロセス制御装置においては、コントローラ側
から伝送路に4〜20mAの直流電流を供給し、その大
きさを制御することによってポジジョナを調整してい
る。この場合、ポジショナは調整量に応じて管路の開度
を調整し、その管路内を流れる流体の流量を調整してい
る。
しかし、管路内を通る流体の圧力変動等の原因によって
管路が振動することがあり、その振動の影響でポジショ
ナの調整位置が狂うことがある。このような状態が発生
しないように、従来は管路の振動を検出し、それを前述
の伝送路とは別に設けた伝送路でコントローラに伝送し
ていた。そして、振動が発生しないように管路の圧力を
調整していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながらこのような従来の装置は、管路の振動を検
出した情報を制御用の伝送路とは別に設けた伝送路によ
って伝送せねばならないので、工事が面倒であり、また
工事費もかさむという課題があった。
[課題を解決するための手段] このような課題を解決するためにこの考案は、伝送路の
ポジショナ側に設けたマグネットと、フラッパに設けら
れ前記マグネットに流れる電流によってその位置が制御
される磁石と、制御用の伝送路に定電流を供給する手段
と、コントローラ側の端子における交流成分を検出する
手段を設けたものである。
[作用] 振動が発生するとマクネットも振動し、そこに逆起電力
が発生する。一方マグネットに流れる電流は定電流にし
てあるので、マグネットの端子電圧が変動する。この変
動が伝送路を介してコントローラ側の伝送路端子電圧を
変動させるので、この変動を検出して振動を知る。
[実施例] 図はこの考案の一実施例を示す回路図である。図におい
て管路1にはコントロールバルブ2が取り付けられ、こ
のコントロールバルブ2がポジショナ3によって制御さ
れ、管路1の開度が調整されるようになっている。ポジ
ショナ3はマグネット4によってフラッパ3が調整さ
れることでコントロールバルブ2の開度を調整するよう
になっており、マグネット4に供給される電流はコント
ローラ側の電源5の大きさが調整され、伝送路6を介し
て4〜20mAの範囲所定の値に固定されるようになっ
ている。7は定電流装置であって、マグネット4が振動
によって逆起電力が発生したときでも、伝送路に供給さ
れる電流の値が変動しないようにしている。8は信号検
出手段であって、抵抗8、コンデンサ8,8、ダ
イオード8、端子8から構成されている。
このように構成された装置の動作は次の通りである。通
常時は管路1の開度を調整するための電源5が所定電圧
に設定され、その電圧に対応した電流がマグネット4に
供給されている。そしてその電流に対応してポジショナ
が制御され、管路の開度が所定値に調整されている。
ここで、例えば管路内に供給される流体の圧力が増えた
場合、流体の流れ方が不均一になり、振動が発生するこ
とがある。振動が発生するとフラッパ3に振動が伝わ
りマグネット4のインピーダンスが変化する。ところが
伝送路6に供給される電流は定電流装置7を介して供給
されているので、付加インピーダンスが変化しても、電
流値は変化しない。このため、その振動の影響はマグネ
ット4に逆起電力を発生させ、マグネットの端子電圧が
振動周波数に対応して変動することになる。その交流成
分は伝送路6を介してコントロール側に伝えられる。
一方、コントロール側の伝送路端には信号検出回路8が
設けられており、交流成分を検出するようになってい
る。このため、伝送路6を介して伝えられた交流成分は
信号検出回路8で整流されて、交流の大きさに対応した
直流電圧として出力される。
この直流電圧の大きさは振動の大きさに対応したもので
あるから、検出された直流電圧を基づいて管路の振動が
解消するように周知の方法によってコントロールすれば
良い。
[考案の効果] 以上説明したようにこの考案は、伝送路に定電流を供給
し、ポジショナが管路等の振動によって振動したときマ
グネットに発生し、伝送路を介してコントローラ側に伝
えられる交流成分を検出するようにしたので、振動情報
のために別途伝送路を設ける必要がなく、工事が簡単に
なり、工事費も少なくて済むという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示す回路図である。 1……管路、2……コントロールバルブ、3……ポジシ
ョナ、4……マグネット、5……電源、6……伝送路、
7……定電流装置、8……信号検出装置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コントローラ側から伝送路を介して供給さ
    れる4〜20mAの直流電流に対応してフラッパ位置が
    制御されることで管路の開度を制御するポジショナがあ
    り、そのポジショナの振動を検出するポジショナの振動
    検出装置において、 前記伝送路の前記ポジショナ側に設けたマグネットと、 前記フラッパに設けられ前記マグネットに流れる電流に
    よってその位置が制御される磁石と、 負荷の状態が変わっても管路の開度に応じて伝送路に供
    給される電流値を一定に保つ定電流装置と、 コントローラ側における伝送路端子の交流成分を検出す
    る信号検出装置とから構成されることを特徴とするポジ
    ショナの振動検出装置。
JP1990057172U 1990-06-01 1990-06-01 ポジショナの振動検出装置 Expired - Lifetime JPH0631386Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0416328U JPH0416328U (ja) 1992-02-10
JPH0631386Y2 true JPH0631386Y2 (ja) 1994-08-22

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5181781U (ja) * 1974-12-23 1976-06-30

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JPH0416328U (ja) 1992-02-10

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