JP3027999B2 - 装置制御用調節器 - Google Patents

装置制御用調節器

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JP3027999B2 JP3104843A JP10484391A JP3027999B2 JP 3027999 B2 JP3027999 B2 JP 3027999B2 JP 3104843 A JP3104843 A JP 3104843A JP 10484391 A JP10484391 A JP 10484391A JP 3027999 B2 JP3027999 B2 JP 3027999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば電気炉にお
ける炉内温度を所定値に自動制御する場合などのよう
に、各種の工業用装置の制御に適用される装置制御用調
節器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の装置制御用調節器を含む制
御システム全体の概念図であり、同図において、1は電
気炉などの被制御装置で、その内部には、図示しない
が、モータ、ヒータ、バルブなどの電気部品を備えてい
る。2は調節器で、上記被制御装置1に取り付けられた
センサ3により検出されフィードバックされる調節情報
信号Sにもとづいて、上記被制御装置1に所定の制御信
号Cを出力する。4は電源で、上記被制御装置1および
調節器2へ動作電圧を供給する。
【0003】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。電源4から供給される動作電圧により被制御装置1
が稼働されると、この被制御装置1の温度等の調節対象
がセンサ3により検出され、その調節情報信号Sが調節
器2にフィードバックされ、この調節器2において、目
標値とフィードバック値との差に相当する所定の制御信
が被制御装置1の制御部(図示せず)に出力され
て、上記差をなくす方向の制御が実行される。
【0004】ここで、上記被制御装置1の稼働にともな
い装置内部のモータ等の電気部品が動作することで、多
くの電気的ノイズが発生し、このノイズが上記調節情報
信号Sに重畳して調節器2にフィードバックされること
になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の装置制
御用調節器においては、被制御装置1から調節器2へフ
ィードバックされる調節情報信号Sにノイズが重畳され
ており正確な情報を入力することができないために、こ
の調節器2から出力される制御信号に誤差を生じ、安定
な制御が乱されるという不具合があった。
【0006】この発明は上記実情に鑑みてなされたもの
で、フィードバックされる調節情報信号に重畳されてい
るノイズによる制御の乱れ、不正確さを防止することが
できる装置制御用調節器を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、請求項1の発明にる装置制御用調節器は、被制御
装置に取り付けられたセンサにより検出されフィード
バックされる調節情報信号にもとづいて上記被制御装置
に所定の制御信号を出力するように構成されている装置
制御用調節器において、消費電流を検出する検出器と、
上記センサによる調節情報信号の入力系とは別に設けら
れて上記検出器からのノイズ発生に同期する低周波情報
信号を上記調節器に入力する入力回路上記低周波
情報信号の変動が所定値を越える期間を検出する入力情
報変動期間検出回路と、上記変動が所定値を越える期間
上記センサの入力系に入力される調節情報信号をホ
ールドするサンプル・ホールド回路とを備えたことを特
徴とする。
【0008】特に、上記ノイズ発生情報にもとづいてノ
イズ発生期間を検出する回路としては、微分回路、絶対
値回路および基準信号との比較を行なう比較回路とから
なる汎用の回路を使用することが好ましい。
【0009】
【作用】この発明によれば、低周波情報信号にもとづい
検出されノイズの発生情報を調節情報入力系とは別
に設けられた入力回路を介して調節器に入力し、調節情
報信号に重畳されてフィードバックされるノイズをサン
プル・ホールド回路によるホールド動作で除去すること
ができる。とくに、上記構成によれば、サンプル・ホー
ルド回路によるホールド動作が、調節情報信号に重畳さ
れてフィードバックされる高周波情報信号でなく、これ
とは別に設けられた入力回路からの低周波情報信号にも
とづいて検出されたノイズ発生情報でもって達成される
から、ノイズの除去動作を的確かつ安価とすることがで
きる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面にもとづい
て説明する。図1は、この発明の一実施例による装置制
御用調節器を含む制御システム全体の概念図であり、同
図において、1〜4は図4に示す従来例と同一のため、
該当部分に同一の符号を付して、それらの詳しい説明を
省略する。
【0011】図1において、5は電流検出器、たとえば
変流器(カレントトランス)であり、調節器2および被
制御装置1を含むシステム全体の消費電流を検出する。
この変流器5により検出される電流の変動は被制御装置
1においてノイズが発生する時刻と一致しており、した
がって、検出消費電流がノイズ発生に同期する情報信号
で、この情報信号Dがセンサ3の入力系とは別の入力回
路6を経て上記調節器2に入力されるようになってい
る。
【0012】図2は調節器2の内部構成を示すブロック
図であり、同図において、7はセンサ入力部で、調節情
報信号Sが入力される。8はサンプル・ホールド回路
で、後述する入力情報変動期間検出回路から出力される
検出信号にもとづいて上記調節情報信号Sをホールドす
る。9は調節演算部で、上記サンプル・ホールド回路8
からの出力を調節し演算して、その出力信号、つまり、
所定の制御信号Cを出力部10を経て被制御装置1に出
力する。
【0013】11はカレントトランス入力部で、上記変
流器5により検出されたノイズ発生に同期する情報信号
Dが入力される。12は微分回路で、上記カレントトラ
ンス入力部11からの出力信号を微分する。13は絶対
値回路で、上記微分回路12から出力される微分信号の
絶対値を求める。14は比較回路で、上記絶対値回路1
3から出力される絶対値信号と基準電圧源15から入力
される基準電圧信号とを比較して絶対値信号が基準信号
よりも大きい期間を検出する。上記の微分回路12、絶
対値回路13、比較回路14により、上記カレントトラ
ンス入力部11に入力される情報信号Dの変動が所定値
を越える期間を検出する入力情報変動期間検出回路16
が構成されており、この入力情報変動期間検出回路16
における比較回路14からの出力信号が上記サンプル・
ホールド回路8に入力されて、センサ入力部7からの調
節情報信号Sがホールドされる。
【0014】つぎに、上記構成の動作について、図3に
示す信号波形図を参照しながら説明する。被制御装置1
の稼働にともないセンサ3により検出された調節情報信
号Sは調節器2のセンサ入力部7を経てサンプル・ホー
ルド回路8に入力される。この調節情報信号Sには、図
3(e)に示すように、電流の変動時刻t1,t2,…
tnと一致してノイズNが含まれている。
【0015】一方、変流器5により検出された消費電流
である情報信号Dは入力回路6から、調節器2のカレン
トトランス入力部11を経て入力情報変動期間検出回路
16における微分回路12に入力される。この情報信号
Dは図3(a)に示すように、所定の周期で立ち上りお
よび立ち下るといったような変動を示す。そして、上記
微分回路12から出力される図3(b)に示すような微
分信号が絶対値回路13に入力され、ここで、上記微分
信号の絶対値が求められて図3(c)に示すような絶対
値信号が比較回路14の一方の端子に入力されるととも
に、基準電圧源15からの基準電圧信号、つまり比較電
圧Ref.Vが上記比較回路14の他方の端子に入力さ
れ、両者の比較により上記情報信号Dの変動が所定値
(基準電圧信号)を越える期間Tを検出する。
【0016】
【作用】いで、上記入力情報変動期間検出回路16に
おける比較回路14から出力される図3(d)に示すよ
うな信号が上記サンプル・ホールド回路8に入力され、
この信号の入力される期間、つまり入力情報信号Dの変
動検出期間T中に、センサ入力部7からの図3(e)に
示す信号をホールドすることにより、図3(f)に示す
ように、調節情報信号SからノイズNが去された信号
を出力し、これを調節演算部9への入力信号とすること
により、ノイズNによる誤差のない制御信号Cを被制御
装置1に出力することができる。とくに、上記構成によ
れば、サンプル・ホールド回路8によるホールド動作
が、高周波情報信号である調節情報信号Sに重畳されて
フィードバックされるノイズ発生情報でなく、これとは
別に設けられた入力回路6からの低周波情報信号である
入力情報信号Dにもとづいて検出されたノイズ発生情報
でもって達成されるから、ノイズの除去動作を的確かつ
安価とすることができる。
【0017】なお、上記実施例では、入力情報変動期間
検出回路16が、微分回路12、絶対値回路13および
比較回路14から構成されたもので説明したが、これら
各回路の機能およびサンプル・ホールド回路8の機能を
マイクロコンピュータのソフトウェアで実現しても、同
様の効果を奏する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、セン
サにより検出される調節情報信号に含まれているノイズ
の発生情報を間接的に得て、これをセンサの入力系とは
別の入力回路から調節器に入力させて、センサによる調
節情報信号を一時的にホールドしノイズを去するこ
とができるので、ノイズによる制御の乱れ、不正確さを
防止して、精度および安定性が高く、かつ安価である
御を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の装置制御用調節器を含む制御システ
ム全体の概念図である。
【図2】調節器の内部構成を示すブロック図である。
【図3】動作を説明するための信号波形図である。
【図4】従来の装置制御用調節器を含む制御システム全
体の概念図である。
【符号の説明】
1 被制御装置 2 調節器 3 センサ 5 変流器 6 入力回路 8 サンプル・ホールド回路 12 微分回路 14 比較回路 16 入力情報変動期間検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 9/02 G05B 11/01 G05D 23/00 G05D 23/19

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被制御装置に取り付けられたセンサによ
    り検出されフィードバックされる調節情報信号にもと
    づいて上記被制御装置に所定の制御信号を出力するよう
    に構成されている装置制御用調節器において、消費電流
    を検出する検出器と、上記センサによる調節情報信号の
    入力系とは別に設けられて上記検出器からのノイズ発生
    に同期する低周波情報信号を上記調節器に入力する入力
    回路上記低周波情報信号の変動が所定値を越える期
    間を検出する入力情報変動期間検出回路と、上記変動が
    所定値を越える期間中上記センサの入力系に入力され
    る調節情報信号をホールドするサンプル・ホールド回路
    とを備え、上記低周波情報信号にもとづいて検出された
    ノイズ発生情報を上記調節情報入力系とは別に設けられ
    た上記入力回路を介して調節器に入力し、上記調節情報
    信号に重畳されてフィードバックされるノイズを上記サ
    ンプル・ホールド回路によるホールド動作で除去するよ
    うに構成したことを特徴とする装置制御用調節器。
  2. 【請求項2】 上記入力情報変動期間検出回路が、入力
    情報信号を微分する微分回路と、その微分信号の絶対値
    を求める絶対値回路と、その絶対値信号と基準信号とを
    比較して絶対値信号が基準信号よりも大きい期間を検出
    する比較回路とからなるものである請求項1の装置制御
    用調節器。
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