JPH0631367Y2 - 照射型自動レベル用受光装置 - Google Patents

照射型自動レベル用受光装置

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JPH0631367Y2
JPH0631367Y2 JP1988130418U JP13041888U JPH0631367Y2 JP H0631367 Y2 JPH0631367 Y2 JP H0631367Y2 JP 1988130418 U JP1988130418 U JP 1988130418U JP 13041888 U JP13041888 U JP 13041888U JP H0631367 Y2 JPH0631367 Y2 JP H0631367Y2
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JP
Japan
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light
tape measure
light receiving
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irradiation type
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Inventor
英之 須藤
Original Assignee
株式会社ソキア
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、照射型自動レベル等から出射されるレーザー
光等を受光する照射型自動レベル用受光装置に関する。
[従来の技術] 一般に、照射型自動レベル、例えば回転照射型自動レベ
ルを用いて行なう水平出しは、自動レベルから赤外線レ
ーザ等の測定光を水平に回転出射させ、この測定光を、
所定の地点において受光器を備えた受光装置により受光
して行なっている。このとき受光装置は、受光装置に配
設されたロッドクランプ等の取付具を用いて、被取付部
材である単なる矩形状棒材であるばか棒等に取付け、受
光器を上下にスライドさせて受光していた。そして各測
定地点において、地面,床面或いは天井面等の基準点か
ら水平出しした水平面までの高さを知るためには、巻尺
やスタッフ等を用いて、実際にその高さを測定したり、
受光装置の被取付部材としてばか棒に代えて、目盛りの
付いた金属製の伸縮可能な棒材であるスタッフを使用
し、受光器が前記測定光を受光したときの受光点の位置
を、スタッフの目盛りで読むなどすることによって測定
していた。
[考案が解決しようとする課題] 上述のように、受光装置によって基準点から水平出しし
た水平面までの高さを測定したり、或いは測定地点間の
高低差を知るためには、巻尺や標尺等で実際にその高さ
を測定したり、或は受光装置の被取付部材を低価なばか
棒にかえて、高価なスタッフを用いなければならず、作
業の手間がかかり、しかもスタッフは巻尺よりも精度が
粗いという問題点もある。
本願考案の目的は、受光装置の配置位置から所望方向の
計測を精度良く且つ容易に測定できる照射型自動レベル
用受光装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の照射型自動レベル用受光装置は、少なくとも側
部に指標線が形成された受光器と該受光器を被取付部材
に取付ける取付具を備えた照射型自動レベル用受光装置
において、前記受光器に巻尺を可動可能に配設すると共
に前記巻尺の目盛り読取点を前記受光器に形成された受
光位置を表示する標識線と一致させたことを特徴とす
る。
[作用] 本考案に係る受光装置は、受光器に巻尺を配設してある
ので、回転照射型自動レベル等で水平出しを行なう際
に、光源から離間した受光器の高さ、位置をばか棒に沿
って上下し、レーザ等の測定光を受光器で受光する位置
に固定する。そして、光源の高さを基準に上下の計測点
までの距離を計測するときに、受光器に巻尺が配設され
ており、この巻尺の目盛り読取点が受光器に形成された
受光位置を表示する指標線と一致しているので、巻尺の
先端を基準面に位置させて、巻尺の目盛り読取点におけ
る目盛りを読み取るだけで、正確に且つ容易に測定する
ことができる。また巻尺が、可動可能に配設されている
ので、巻尺の引き出しが所望方向へ可能となり、これに
より光源の高さ,位置と同一平面を原点として、上方或
いは下方等の計測が可能となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する部材,配置等は本考案を限定するも
のでなく、本考案の趣旨の範囲内で種々改変することが
できるものである。
第1A図は本考案に係る受光器1の概観を示し、第1B
図は、巻尺取付部分の拡大正面図を表わす。第2図は受
光器1及び取付具としてのクランプ部材22からなる照
射型自動レベル用受光装置Sとしての回転照射型自動レ
ベル用受光装置を、上記クランプ部材22により、被取
付部材であるばか棒20に取付けた状態を示す全体図で
ある。
先ず第1A図及び第1B図に基づいて、本考案に係る受
光装置の受光器1について説明する。符号2は、回転照
射型自動レベルから出射される赤外線レーザ等の測定光
を受光する受光部であり、符号3は受光点の位置を表示
する表示部である。
受光部2は、上下一対の受光素子(図示せず)から形成
され、両受光素子の境界線(即ち受光部のセンター位
置)が測定光の基準水平面の通過位置となっており、測
定光がここを通過したとき前記表示部3のセンターマー
ク3aが画面上に表示されるようになっている。受光器
ケーシング1aの一方の側面には、センターマーク3a
の位置を示す指標線11及び2m/m間隔のスケール10
が記されており、また受光器ケーシング1aの他方の側
面の指標線11に対向する位置には、半円形状の切欠部
6が形成され、この切欠部6に巻尺7が取着されてい
る。本例の巻尺7から引き出される目盛り付きの帯状ラ
イン9は、ロックボタン8によって引き出し位置を停止
され、その状態のまま目盛り読取点7aで帯状ライン9
の目盛りを読むことにより、帯状ライン9の引き出し長
さを知ることができる。このとき第1B図に示すよう
に、目盛り読取窓7bの透明窓板上に記されている目盛
り読取点7aは、センターマーク3a及び指標線11と
同一高さの位置(第1A図及び第1B図のK−K線位
置)にあるのが好ましい。また目盛り読取点としては、
帯状ライン9の引出し部を切欠して、この切欠部の指標
線11と同一高さ位置に、赤マークその他の目印を付し
て判読し易く形成することも出来る。なお、符号4は電
源スィッチ等のある操作部、符号5は、受光器1を水平
に設定するための気泡管である。
また第2図で示すように、受光装置Sを構成する取付具
としてのクランプ部材22には、水平なガイド突起22
aが形成されており、これが受光器ケーシング1a(第
1A図に示す)の裏面に形成されている凹溝(図示せ
ず)に係合して位置決め用ガイドとなる。符号22b
は、受光器1とクランプ部材22とを締結するための固
定ねじ(図示せず)の挿通用孔であり、この固定ねじに
より受光器1とクランプ部材22は一体に固定される。
そして本例のクランプ部材22は、被取付部材であるば
か棒20に締付けねじ21によって取付けられる。
第3図及び第4図は、巻尺7を受光器の半円形状切欠部
6(第1A図に示す)に取着する方法を示すものであ
る。第3図は予め巻尺7の裏面の目盛り読取点7aに対
応する位置に、螺合凹部7cを形成しておき、受光器ケ
ーシング1aの裏面より挿入した固定ねじ30の先端
を、上記螺合凹部7cに螺合させることにより、巻尺7
を前記半円形状切欠部6に収納さたものである。このと
き、受光器ケーシング1aの裏面で且つ固定ねじ30を
挿入する箇所に、凹溝31を形成しておき、該凹溝31
内で圧縮コイルばね32を介装して、固定ねじ30を螺
入することにより、巻尺7を半円形状切欠部6の底面6
aに、付勢させて保持することができる。なお巻尺7
は、前記固定ねじ30を中心にして回動させることが可
能である。この場合、例えば巻尺7を圧縮コイルばね3
2に抗して、第3図の上方に引き出して、回動させる。
第4図は他の取着方法を示すものであり、上記実施例と
同一部材等には同一符号を付してその説明を省略する。
本例では、先ず切欠部6の上下の側壁面に波状板ばね4
0を小ねじ41で固定しておく。また、巻尺7の波状板
ばね40と対応する側面には、縦溝7dを形成する。本
例の様にすると、巻尺7を半円形状切欠部6内へX方向
から挿入したとき、この巻尺7は前記波状板ばね40に
よって挾持されて固定される。本例の場合にも、巻尺7
は上下の向きを変えて前記半円形状切欠部6内に固定す
ることができる。
次に、第5図及び第6図に基づいて、上記構成からなる
受光装置Sを、土管の配設工事等に使用する場合につい
て説明する。
先ず、第2図に示すように、受光器1とばか棒20とを
クランプ部材22により連結しておき、第5図で示すよ
うに、土管配置場所の一地点Aに、ばか棒20を垂直に
立てる。このとき、受光器1の受光部2が、回転照射型
自動レベルLに対面するように受光器1の向きを決め、
操作部4を操作して受光器1を作動させる。この状態で
締付ねじ21を緩め、クランプ部材22と共に受光器1
を上下方向に移動させる。そして、受光部2が自動レベ
ルLから出射されている測定光を受光すると、内蔵され
ているブザー回路(図示せず)が作動してブザー表示し
ながらブザー音を発すると共に、表示部3の画面上には
センターマーク3aが表示される。その位置で、締付ね
じ21を締めて受光器1をばか棒20に固定し、この時
の指標線11の位置、即ちセンターマーク3aの位置
を、ばか棒20に符号1(第6図)のように記してお
く。次に、他の土管配置地点Bに、ばか棒20を直立さ
せ、地点Aにおいて行なったと同様の手順により、受光
部2が測定光を受光した位置に受光器1を固定する。そ
して第6図に示すように、巻尺7を用いて前記1まで
の距離hを測定することにより、A,B両地点の高低差
を容易に知り、或はA,B両地点の高低差が適切かどう
かを容易に調べることができる。
なお上記実施例では、巻尺を内装した例を示したが、受
光器の指標線と反対側の側部に巻尺を外装して形成する
ことも出来る。
[考案の効果] 本考案の受光装置は、受光器に巻尺を可動可能に配設す
ると共に前記巻尺の目盛り読取点が前記受光器に形成さ
れた受光位置を表示する指標線と一致させたので、回転
照射型自動レベル等で水平出しを行なう際に、光源から
離間した受光器の高さ、位置を、被取付部材として、安
価なばか棒に沿って上下させることができ、レーザ等の
測定光を受光器で受光する位置に固定できる。そして、
光源の高さを基準に上下の計測点までの距離を計測する
ときに、受光器に配設された巻尺の目盛り読取点が受光
器に形成された受光位置を表示する指標線と一致してい
るので、巻尺の先端を基準面に位置させて、巻尺の目盛
り読取点における目盛りを読み取るだけで、正確に且つ
容易に測定することができる。また巻尺が、可動可能に
配設されているので、巻尺の引き出しが所望方向へ可能
となり、受光地点において、基準点である、例えば地
面,床面或は天井面等の上方或いは下方等の任意の基準
点から測定光水平面までの高さを計測することが可能と
なる。
以上のように本考案の受光装置によれば、受光装置の配
置位置から所望方向の計測を精度良く且つ容易に測定で
きる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すものであり、第1A図は照射
型自動レベル用受光装置の斜視図、第1B図は巻尺取付
部分の拡大正面図、第2図は照射型自動レベル用受光装
置をばか棒に取付けた状態を裏側から見た斜視図、第3
図は第1B図のI−I線による巻尺取付け部分の断面
図、第4図は第1図のI−I線による巻尺取付け部分他
の例を示す断面図であり、第5図及び第6図は測定方法
の説明図である。 1…受光器、1a…受光器ケーシング、 2…受光部、3…表示部、 3a…センターマーク、7…巻尺、 7a…目盛り読取点、7b…目盛り読取窓、 11…指標線、20…被取付部材(ばか棒)、 22…取付具(クランプ部材)、 S…照射型自動レベル用受光装置、 L…回転照射型自動レベル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも側部に指標線が形成された受光
    器と、該受光器を被取付部材に取付ける取付具と、を備
    えた照射型自動レベル用受光装置において、前記受光器
    に巻尺を可動可能に配設すると共に前記巻尺の目盛り読
    取点を前記受光器に形成された受光位置を表示する指標
    線と一致させたことを特徴とする照射型自動レベル用受
    光装置。
JP1988130418U 1988-10-06 1988-10-06 照射型自動レベル用受光装置 Expired - Fee Related JPH0631367Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61191915A (ja) * 1985-02-20 1986-08-26 Nippon Power Eng Kk レ−ザ−計測装置

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JPH0252113U (ja) 1990-04-13

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