JPH0631310Y2 - オイル瞬間給湯器 - Google Patents

オイル瞬間給湯器

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JPH0631310Y2
JPH0631310Y2 JP7662588U JP7662588U JPH0631310Y2 JP H0631310 Y2 JPH0631310 Y2 JP H0631310Y2 JP 7662588 U JP7662588 U JP 7662588U JP 7662588 U JP7662588 U JP 7662588U JP H0631310 Y2 JPH0631310 Y2 JP H0631310Y2
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JP
Japan
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burner
time
temperature
combustion cycle
water heater
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP7662588U
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English (en)
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JPH01178446U (ja
Inventor
和雄 砂川
良雄 林
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Noritz Corp
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Noritz Corp
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Publication date
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オイル瞬間給湯器に関し、特に、バーナの耐
久性に影響を与えることなく単栓シャワー使用等の低設
定温度での小流量使用時の出湯温度制御を安定させるこ
とができるようにしたオイル瞬間給湯器に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、オイル瞬間給湯器では、給湯温度を設定するため
に例えば第1図に示すように、リモートコントローラ
(以下、リモコン)(1)・(2)と、コントローラ本体
(3)とを備え、前記コントローラ本体(3)は、リモ
コン(1)・(2)により設定された設定温度Ts、入水温度セ
ンサ(4)により検出される入水温度Th、水量センサ
(5)により検出される入水量Qに基づき、次のように
してバーナ(6)をオンオフ制御するようになってい
る。
即ち、コントローラ本体(3)は、設定温度Ts、入水温
度Th、入水量Qから(1)式に従い必要号数を演算し、
予め記憶されたテーブルから必要号数と入水量Qに対応
するバーナオン時間tonを得て、このバーナオン時間ton
を(2)式に代入して燃焼サイクル時間TcycLeを演算
し、更に、この燃焼サイクル時間TcycLeを(3)式に代
入してバーナオフ時間ToFFを演算し、そのバーナオン時
間tonにバーナ(6)でオイルを燃焼させ、バーナオフ
時間ToFFにバーナ(6)でのオイルの燃焼を停止させる
ように構成されている。
toFF=tcycLe-ton…(3) (考案が解決しようとする課題) しかしながら、前記バーナオン時間tonはバーナ(6)
の性能上、例えば3秒、4秒、5秒の3段階等に設定さ
れるように3秒以上に設定されているので、制御結果と
しての出湯温度の最高値と最低値との偏差(ディファレ
ンシャル)が大きく、例えば単栓シャワー使用等の低出
湯温度での小流量使用の場合の出湯温度制御が不安定に
なり、単栓シャワー使用が困難になるという問題があ
る。
本考案は、上記の事情を考慮してなされたものであっ
て、バーナの耐久性に影響を与えることなく単栓シャワ
ー使用等の低設定温度での小流量使用時の出湯温度制御
を安定させることができるようにしたオイル瞬間給湯器
を提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案に係るオイル瞬間給湯器は、上記の目的を達成す
るために、設定温度と入水温度の偏差に入水量を乗じて
必要号数を演算する号数演算部と、予め記憶されたテー
ブルから必要号数と入水量に対応するバーナのオン時間
を読み出すバーナオン時間読出部と、前記必要号数とバ
ーナの出力号数とバーナオン時間とから燃焼サイクル時
間を演算する燃焼サイクル時間演算部と、バーナのオフ
時間を演算するバーナオフ時間演算部とを有するコント
ローラを備えたオイル瞬間給湯器において、低設定温度
での少流量使用時に出湯温度の最高値と最低値との偏差
を演算し、この演算結果が所定値を上回る場合にバーナ
オン時間及び燃焼サイクル時間を所定量減少させる補正
バーナオン時間演算部を設けたことを特徴としている。
(作用) 本考案によれば、低設定温度での小流量使用時にバーナ
オン時間及び燃焼サイクル時間が短縮されるので、出湯
温度の最高値と最低値との偏差、即ち、ディファレンシ
ャルが減少され、低設定温度での小流量使用時の出湯温
度制御の安定化を図ることができ、例えば、最大流量の
大きいオイル瞬間給湯器におけるシャワー単栓使用が可
能になる。また、低設定温度での小流量使用時のみにバ
ーナオン時間及び燃焼サイクル時間が短縮されるので、
バーナの耐久性に影響を与えることはない。
(実施例) 以下、本考案を図例に基づき具体的に説明する。
第1図はそのコントローラ本体の構成の要部を示すブロ
ック図であり、第2図は本考案の一実施例に係るオイル
瞬間給湯器のコントローラ本体に組み込まれた制御プロ
グラムの流れを示すフロー図であり、第3図は本考案の
一実施例に係るオイル瞬間給湯器の制御装置のブロック
図である。
図において、(1)はメインリモコン、(2)はシャワ
ーリモコン、(3)はコントローラ本体、(4)は入水
温度センサ、(5)は水量センサ、(6)はバーナ、
(7)は出湯温度センサ、(8)はシャワーボタン、
(9)は号数演算部、(10)はテーブルメモリ、(11)はバ
ーナオン時間読出部、(12)は燃焼サイクル時間演算部、
(13)はバーナオフ時間演算部、(14)は運転モード判定
部、(14a)はシャワーモード判定部、(14b)は設定温度判
定部、(15)は温度メモリ、(16)はディファレンシャル演
算部、(17)はディファレンシャル比較部、(18)は補正値
設定部、(19)は補正バーナオン時間演算部、(20)はバー
ナオン時間切替スイッチ、(21)はバーナ制御回路であ
る。
このオイル瞬間給湯器においては、基本的には従来と同
じ制御プログラムが実行される。即ち、メインリモコン
(1)またはシャワーリモコン(2)によって設定され
た設定温度Ts、入水温度センサにより検出された入水温
度Th、水量センサにより検出された入水量Qから号数演
算部で(1)式に従い必要号数が演算され、バーナオン
時間読出部(11)でテーブルメモリ(10)に予め記憶さ
れたテーブルから必要号数と入水量Qに対応するバーナ
オン時間tonを読み出す(S10)。この後、燃焼サイクル時
間演算部(12)でバーナオン時間tonを(2)式に代入し
て燃焼サイクル時間TcycLeが演算され、更にバーナオフ
時間演算部(13)で燃焼サイクル時間TcycLeを(3)式に
代入してバーナオフ時間ToFFが演算される(S11)。そし
て、バーナ制御回路(21)がそのバーナオン時間tonにバ
ーナ(6)でオイルが燃焼され、バーナオフ時間ToFFに
バーナ(6)でのオイルの燃焼を停止される(S9)。
さて、シャワーボタン(8)を1回押すとシャワーモー
ドになる。シャワーリモコン(2)の図示しない温調設
定器を操作して設定温度Tsを45゜C以下に設定した場合に
は、第2図に示すように、シャワーモード判定部(14a)
でシャワーボタン(8)のオン操作(1回操作)があっ
たことが確認され(S1)、更に、設定温度判定部(14b)に
おいて設定温度Tsが45゜C以下であることが確認されると
(S2)、出湯温度センサ(7)で出湯最高温度と出湯最低
温度が検出されてそれぞれ温度メモリ(15)に記憶される
(S3)・(S4)。そして、これら出湯最高温度と出湯最低温
度との偏差(ディファレンシャル)diffをディファレン
シャル演算部(16)で演算し(S5)、ディファレンシャル比
較部(17)においてシャワー時の目標ディファレンシャル
Tdiffと比較し(S6)、ディファレンシャルdiffが目標デ
ィファレンシャルTdiff以上の場合には、補正バーナオ
ン時間演算部(19)で前記バーナオン時間tonから補正値
設定部(18)で設定された所定の補正値t1を減算してバー
ナオン時間tonを補正し(S7)、この補正されたバーナオ
ン時間tonに基づいて燃焼サイクル時間演算部(12)にお
いて(2)式を用いて補正された燃焼サイクル時間Tcyc
Leが演算され、また、この補正されたバーナオン時間to
n及び補正された燃焼サイクル時間TcycLeに基づきバー
ナオフ時間演算部(13)で(3)式を用いて補正されたバ
ーナオフ時間ToFFが演算される(S8)。そして、バーナ制
御回路(21)がこの補正されたバーナオン時間tonにバー
ナ(6)でオイルが燃焼され、補正されたバーナオフ時
間ToFFにバーナ(6)でのオイルの燃焼が停止される。
このようにして、バーナオン時間ton及び燃焼サイクル
時間TcycLeを短縮することにより、出湯最高温度と出湯
最低温度との偏差diffを小さくすることができ、低設定
温度でのシャワー使用時の出湯温度制御の安定化を図る
ことができ、シャワー単栓使用が可能になる。また、低
設定温度でのシャワー使用時のみにバーナオン時間及び
燃焼サイクル時間が短縮されるので、バーナの耐久性に
影響を与えることはない。
上記の実施例では、出湯温度センサ(7)を設けてある
が、これを省略し、シャワーモード判定部(14a)でシャ
ワーボタン(8)のオン操作(1回操作)があったこと
を確認し(S1)、更に、設定温度判定部(14b)において設
定温度Tsが45゜C以下であることが確認されると(S2)、直
ちにテーブルメモリ(10)からバーナオン時間tonを読出
し、補正バーナオン時間演算部(18)でこのバーナオン時
間tonから所定の補正値t1を減算してバーナオン時間ton
を補正し(S7)、更に、同様にして燃焼サイクル時間演算
部(12)において前記燃焼サイクル時間TcycLeが補正され
る(S8)。そして、補正されたバーナオン時間tonにバー
ナ(6)でオイルが燃焼され、補正されたバーナオフ時
間ToFFにバーナ(6)でのオイルの燃焼を停止されるよ
うに構成してもよい。
(考案の効果) 以上のように、本考案によれば、低設定温度での小流量
使用時のみにバーナオン時間及び燃焼サイクル時間が短
縮されるので、バーナの耐久性に影響を与えることなし
に、低設定温度での小流量使用時にディファレンシャル
を減少させて、低設定温度での小流量使用時の出湯温度
制御の安定化を図り、例えば、最大流量の大きいオイル
瞬間給湯器におけるシャワー単栓使用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はそのコントローラ本体の構成の要部を示すブロ
ック図であり、第2図は本考案の一実施例に係るオイル
瞬間給湯器のコントローラ本体に組み込まれた制御プロ
グラムの流れを示すフロー図であり、第3図は本考案の
一実施例に係るオイル瞬間給湯器の制御装置のブロック
図である。 (1)(2)…リモコン (3)…コントローラ (4)…入水温度センサ (5)…水量センサ (6)…バーナ (16)…ディファレンシャル演算部 (17)…ディファレンシャル比較部 (19)…補正バーナオン時間演算部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定温度と入水温度の偏差に入水量を乗じ
    て必要号数を演算する号数演算部と、予め記憶されたテ
    ーブルから必要号数と入水量に対応するバーナのオン時
    間を読み出すバーナオン時間読出部と、前記必要号数と
    バーナの出力号数とバーナオン時間とから燃焼サイクル
    時間を演算する燃焼サイクル時間演算部と、バーナのオ
    フ時間を演算するバーナオフ時間演算部とを有するコン
    トローラを備えたオイル瞬間給湯器において、低設定温
    度での少流量使用時に出湯温度の最高値と最低値との偏
    差を演算し、この演算結果が所定値を上回る場合にバー
    ナオン時間及び燃焼サイクル時間を所定量減少させる補
    正バーナオン時間演算部を設けたことを特徴とするオイ
    ル瞬間給湯器。
JP7662588U 1988-06-09 1988-06-09 オイル瞬間給湯器 Expired - Lifetime JPH0631310Y2 (ja)

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JP7662588U JPH0631310Y2 (ja) 1988-06-09 1988-06-09 オイル瞬間給湯器

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Publication Number Publication Date
JPH01178446U JPH01178446U (ja) 1989-12-20
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